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JP6199174B2 - ボイラ設備 - Google Patents

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JP6199174B2 JP2013258679A JP2013258679A JP6199174B2 JP 6199174 B2 JP6199174 B2 JP 6199174B2 JP 2013258679 A JP2013258679 A JP 2013258679A JP 2013258679 A JP2013258679 A JP 2013258679A JP 6199174 B2 JP6199174 B2 JP 6199174B2
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Description

本発明は、固体燃料を燃焼・ガス化させることで一酸化炭素や水素などのガス燃料を生成し、このガス燃料と固体燃料とを併用して燃焼させ、この燃焼により発生した熱を回収することが可能なボイラ設備に関するものである。
各種の固体燃料をガス化させることで一酸化炭素や水素などを発生させ、これをガス燃料として生成するガス化炉が各種提案されている。また、石炭や油などの化石燃料を燃料として燃焼させることで熱を発生させ、この発生した熱を回収するボイラが各種提案されている。そして、ガス化炉で生成したガス燃料をボイラに供給し、このガス燃料と化石燃料とを燃料として併用して燃焼させ、熱を回収するようにした設備が、例えば、下記特許文献1に記載されている。
ところで、ガス化炉で使用する石炭は、石炭利用における不要分や不純物が多い高灰分炭などの低品位の石炭(低品位炭)が多い。この低品位炭を処理する技術として、例えば、下記特許文献2に記載されたものがある。
特開2010−220541号公報 特開2005−131526号公報
ボイラ設備にて、固体燃料を使用する際は、フライアッシュに多量の未燃分が含まれると、ボイラ効率が低下する。また、このフライアッシュは、硬質の灰分を多量に含んでいることから、燃焼バーナや伝熱部、ケーシング部などが摩耗してしまう。燃焼バーナ、伝熱部、ケーシング部の摩耗は、着火・保炎性の低下による排ガス特性の悪化、チューブリークや排ガスのリークによる連続運転時間の短縮などの不具合を引き起こすおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、ボイラ効率の向上を図るボイラ設備を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のボイラ設備は、固体燃料を燃焼・ガス化させることでガス燃料を生成するガス化炉と、前記ガス化炉で生成されたガス燃料と固体燃料を燃焼させて発生した熱を回収するボイラと、前記ボイラから排出された排ガス中の固体粒子を前記ガス化炉に搬送する固体粒子搬送装置と、を有することを特徴とするものである。
従って、ガス化炉は、固体燃料を燃焼・ガス化させることでガス燃料を生成し、ボイラは、ガス燃料と固体燃料を燃焼させて発生した熱を回収する。このとき、固体粒子搬送装置によりボイラから排出された排ガス中の固体粒子をガス化炉に搬送する。そのため、ガス化炉は、固体燃料と固体粒子を燃焼・ガス化させることでガス燃料を生成することとなる。この固体粒子は、未燃分を含有していることから、ガス化炉への固体燃料の供給量を減少することができ、ボイラ効率の向上を図ることができる。
本発明のボイラ設備では、前記固体粒子搬送装置は、前記ボイラから排出された固体粒子を前記ガス化炉に搬送する固体粒子搬送経路と、前記固体粒子搬送経路に設けられる送風機とを有することを特徴としている。
従って、固体粒子搬送経路と送風機を設けるという簡単な構成で、ボイラから排出された排ガス中の固体粒子をガス化炉に搬送することができ、構造の複雑化及び高コスト化を抑制することができる。
本発明のボイラ設備では、前記固体粒子搬送経路は、前記ボイラの煙道に排出された排ガスから分離されたフライアッシュを前記ガス化炉に供給する第1固体粒子搬送経路を有することを特徴としている。
従って、固体粒子をフライアッシュとすることで、フライアッシュに含まれる未燃分を有効利用することができると共に、フライアッシュの処理コストを低減することができる。
本発明のボイラ設備では、前記固体粒子搬送経路は、前記ボイラの火炉の下部に落下したボトムアッシュを前記ガス化炉に供給する第2固体粒子搬送経路を有することを特徴としている。
従って、固体粒子をボトムアッシュとすることで、ボトムアッシュに含まれる未燃分を有効利用することができると共に、ボトムアッシュの処理コストを低減することができる。
本発明のボイラ設備では、前記ガス化炉は、固体燃料用供給ホッパと、灰用供給ホッパとを有し、前記固体粒子搬送経路が前記灰用供給ホッパに連結されることを特徴としている。
従って、固体粒子を固体粒子搬送経路により灰用供給ホッパに搬送し、この灰用ホッパから固体粒子をガス化炉に供給することとなり、ガス化炉に供給する固体粒子の供給量を調整することができる。
本発明のボイラ設備では、固体燃料は、高灰分炭を有することを特徴としている。
従って、ガス化炉は、高灰分炭を燃焼・ガス化させることでガス燃料を生成し、ボイラは、ガス燃料と高灰分炭を燃焼させて発生した熱を回収する。このとき、固体粒子搬送装置によりボイラから排出された排ガス中の固体粒子をガス化炉に搬送することから、ガス化炉への高灰分炭の供給量を減少することができ、ボイラ内部の摩耗を低減することができる。
本発明のボイラ設備によれば、ボイラから排出された排ガス中の固体粒子をガス化炉に搬送する固体粒子搬送装置を設けるので、ガス化炉への固体燃料の供給量を減少することができ、ボイラ効率の向上を図ることができる。
図1は、第1実施形態に係るボイラ設備を表す概略構成図である。 図2は、第2実施形態に係るボイラ設備を表す概略構成図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るボイラ設備の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態のボイラ設備を表す概略構成図である。
第1実施形態のボイラ設備は、石炭やバイオマスなどの化石燃料を用いて生成したガス燃料と石炭や油やバイオマスなどの化石燃料を燃料として併用して燃焼させ、この燃焼により発生した熱を回収することが可能なボイラ設備である。
第1実施形態のボイラ設備は、図1に示すように、石炭を燃焼・ガス化させることでガス燃料を生成するガス化炉10と、このガス化炉10で生成したガス燃料と化石燃料とを燃焼することで発生した熱を回収するボイラ30を有している。ここで、使用する石炭は、不要分や不純物が多い高灰分炭などの低品位炭である。
ガス化炉10は、循環流動層形式のガス化炉であって、ガス化炉本体11を有している。この場合、循環流動層形式に限らず気泡型循環流動層形式であってもよい。このガス化炉本体11は、中空形状をなして鉛直方向に沿って設置され、上下及び周囲の各壁部が全面耐火材料により構成され、外部への放熱が防止可能な構造である。このガス化炉本体11は、流動材としての流動砂と燃料としての石炭(原炭)を供給可能となっており、内部で石炭を燃焼・ガス化することで流動砂を高温化すると共に、水素・一酸化炭素を主成分とする可燃性ガスを発生する。ここで、流動砂としては、例えば、珪砂(主成分として、SiO、Alなど)であり、また、ガス化炉本体11内で発生したガスから硫黄を除去(脱硫)するために、炭酸カルシウム(CaCO)を投入してもよい。
燃料供給系として、石炭用ホッパ12と石炭供給配管13を有している。石炭ホッパ12は、所定量の石炭を貯留可能であり、石炭供給配管13を通して側部からガス化炉本体11内に投入することができる。また、燃料供給系として、石炭灰用ホッパ14と石炭灰搬送配管15を有している。石炭灰供給ホッパ14は、所定量の石炭灰(フライアッシュ)を貯留可能であり、石炭灰搬送配管15を通して側部からガス化炉本体11内に投入することができる。ガス化炉本体11は、可燃性ガスと流動砂を分離するサイクロン17が接続されている。即ち、ガス化炉本体11は、上側部が排出配管16を介してサイクロン17の上側部に連結されており、このサイクロン17は、下部が循環配管18を介してガス化炉本体11の下側部に連結されている。
ガス化炉本体11は、内部に燃焼・ガス化用の空気を供給する空気供給系が設けられている。即ち、空気供給系を構成する空気供給配管19は、端部がガス化炉本体11の下部に連結されている。この空気供給配管19は、後述するが、200〜350℃に加熱された高温空気をガス化炉本体11の下部から内部に供給することができる。また、ガス化炉本体11は、下部に石炭に混入していた異物を除去する異物排出配管20が連結されている。
サイクロン17は、上部に生成した可燃性ガス、つまり、ガス燃料を送給するガス燃料配管21が連結されている。このガス燃料配管21は、ガス燃料をボイラ30まで搬送するためのものであり、必要に応じて、中途部に除塵装置やサイクロンなどを設けてもよく、分離したチャーをガス化炉本体11にもどしてもよい。
一方、ボイラ30は、コンベンショナルボイラであって、ガス燃料と石炭(化石燃料)とを燃焼可能な火炉31を有している。この火炉31は、四角筒の中空形状をなして鉛直方向に沿って設置され、この火炉31を構成する火炉壁が伝熱管により構成されている。そして、この火炉31は、下部に燃焼装置32が設けられている。
燃焼装置32は、火炉31を構成する火炉壁(伝熱管)の下部に設けられている。この燃焼装置32は、火炉壁に装着された複数の燃焼バーナ41,42,43,44,45を有している。本実施形態にて、この燃焼バーナ41,42,43,44,45は、周方向に沿って4個均等間隔で配設されたものが1セットとして、鉛直方向に沿って5セット、つまり、5段配置されている。なお、火炉の形状や一つの段における燃焼バーナの数、段数はこの実施形態に限定されるものではない。
ここで、最上段の燃焼バーナ41は、ガス燃料用の燃焼バーナであり、その下段の燃焼バーナ42,43,44,45は、微粉炭用の燃焼バーナである。本実施形態にて、ガス燃料用の燃焼バーナ41を最上段としたが、中段や下段に配置してもよく、また、複数段にわたって配置してもよい。また、燃焼装置は、CCF(Circular Corner Firing)燃焼方式やCUF(Circular Ultra Firing)燃焼方式の旋回燃焼式、または、各燃焼バーナを対向して配置する対向配置式としてもよい。
ガス燃料用の燃焼バーナ41は、ガス化炉10からのガス燃料配管21が連結されている。この場合、ガス燃料配管21からガス燃料用の燃焼バーナ41に供給されるガス燃料は、400℃以上に維持することが望ましい。一方、微粉炭用の燃焼バーナ42,43,44,45は、微粉炭供給管46,47,48,49を介して微粉炭機(ミル)50,51,52,53に連結されている。そのため、微粉炭機50,51,52,53は、石炭を所定の大きさまで粉砕し、搬送用空気(1次空気)により分級された微粉炭を微粉炭供給管46,47,48,49から燃焼バーナ42,43,44,45に供給することができる。
火炉31は、各燃焼バーナ41,42,43,44,45の装着位置に風箱54が設けられており、この風箱54に空気ダクト55の一端部が連結されており、この空気ダクト55は、他端部に送風機56が装着されている。従って、送風機56により送られた燃焼用空気(2次空気)を空気ダクト55から風箱54に供給し、この風箱54から各燃焼バーナ41,42,43,44,45に供給することができる。
また、火炉31は、各燃焼バーナ41,42,43,44,45の装着位置より上方に追加空気噴射装置57が設けられており、この追加空気噴射装置57に空気ダクト55から分岐した分岐空気ダクト58の端部が連結されている。従って、送風機56により送られた燃焼用空気(2次空気)を分岐空気ダクト58から追加空気噴射装置57に供給することができる。
火炉31は、上部に煙道60が連結されており、この煙道60に、対流伝熱部として排ガスの熱を回収するための過熱器(スーパーヒータ)61,62、再熱器(リヒータ)63,64、節炭器(エコノマイザ)65,66,67が設けられており、火炉31での燃焼で発生した排ガスと水との間で熱交換が行われる。
煙道60は、その下流側に熱交換を行った排ガスが排出される排ガス管68が連結されている。この排ガス管68は、空気ダクト55との間にエアヒータ69が設けられ、空気ダクト55を流れる空気と、排ガス管68を流れる排ガスとの間で熱交換を行い、燃焼バーナ41,42,43,44,45に供給する燃焼用空気を昇温することができる。この場合、エアヒータ69は、風箱54に供給する燃焼用空気を200〜350℃の範囲に昇温することが望ましい。
また、空気ダクト55は、エアヒータ69より下流側の位置から分岐して、空気供給配管19が設けられている。この空気供給配管19は、塵や埃などの粒子状物質を除去可能な除塵装置70と、高温空気を昇圧可能なブロア(送風機)71が装着されており、エアヒータ69で200〜350℃に加熱した空気をガス化炉10のガス化炉本体11内に供給することができる。
排ガス配管68は、エアヒータ69より下流側の位置に、電気集塵機72、誘引送風機73、脱硫装置74が設けられ、下流端部に煙突75が設けられている。この電気集塵機72は、排ガスからフライアッシュを除去するものであり、除去されたフライアッシュは、ホッパ76に貯留可能となっている。そして、ホッパ76は、フライアッシュをガス化炉10の石炭灰供給ホッパ14に搬送する第1石炭灰搬送配管(第1固体粒子搬送経路)77が設けられている。この第1石炭灰搬送配管77は、ホッパ76に貯留されたフライアッシュを搬送するブロア(送風機)78が装着されている。ここで、本発明の固体粒子搬送装置は、ホッパ76と第1石炭灰搬送配管77とブロア78により構成されている。なお、ホッパ76を設けずに、第1石炭灰搬送配管77をガス化炉10に直接連結してもよい。
ここで、第1実施形態のボイラ設備の作用について説明する。
ボイラ30にて、送風機56を駆動して空気を吸引すると、この空気は、空気ダクト55を通してエアヒータ69で加熱された後、風箱54に供給される。また、この加熱された空気は、その一部が空気供給配管19に取り込まれ、除塵装置70により塵や埃などの粒子状物質を除去した後、ガス化炉10のガス化炉本体11内に供給される。
ガス化炉10にて、ガス化炉本体11は、図示しない供給経路から流動砂が供給されており、石炭は、石炭用ホッパ12に貯留され、この石炭ホッパ12から石炭供給配管13を通してガス化炉本体11に投入される。また、石炭灰としてのフライアッシュは、石炭灰供給ホッパ14に貯留され、この石炭灰供給ホッパ14から石炭灰搬送配管15を通してガス化炉本体11に投入される。更に、ガス化炉本体11は、空気供給配管19により下部から燃焼・ガス化用の高温空気が供給される。すると、ガス化炉本体11内にて、流動砂と石炭とフライアッシュが流動混合すると共に、石炭及びフライアッシュの未燃分が燃焼・ガス化して可燃性ガスが発生する。
この燃焼・ガス化により発生した可燃性ガスは、流動砂と共に排出配管16を通してサイクロン17に排出され、このサイクロン17により可燃性ガスと流動砂とに分離される。そして、分離された可燃性ガスは、ガス燃料としてガス燃料配管21を通してボイラ30に供給される。このとき、サイクロン17で分離された高温の流動砂は、循環配管18によりガス化炉本体11に戻される。
ボイラ30にて、ガス化炉10から可燃性ガスがガス燃料配管21を通してガス燃料用の燃焼バーナ41に供給される。また、微粉炭機50,51,52,53が駆動すると、供給された石炭が粉砕され、生成された微粉炭が搬送用空気により微粉炭供給管46,47,48,49を通して微粉炭用の燃焼バーナ42,43,44,45に供給される。また、加熱された燃焼用空気が空気ダクト55から風箱54を介して各燃焼バーナ41,42,43,44,45に供給される。
すると、ガス燃料用の燃焼バーナ41は、燃焼用空気と可燃性ガスを火炉31の燃焼領域Aに噴射すると同時に着火する。また、微粉炭用の燃焼バーナ42,43,44,45は、燃焼用空気と微粉炭を火炉31の燃焼領域Aに噴射すると同時に着火する。そのため、火炉31では、燃焼領域Aに火炎旋回流が形成され、追加空気噴射装置57は、追加空気を火炉31における還元領域Bの上方に吹き込み、燃焼制御を行う。この火炉31では、微粉燃料混合気と燃焼用空気とが燃焼して火炎旋回流が生じ、燃焼領域Aで火炎旋回流が生じると、火炉31内を燃焼ガス(排ガス)が旋回しながら上昇して還元領域Bに至り、煙道60に排出される。
このとき、火炉31にて、燃焼バーナ41,42,43,44,45は、空気の供給量が燃料の供給量に対して理論空気量未満となるように設定されることで、燃焼領域Aの上方の還元領域Bが還元雰囲気に保持される。そのため、燃焼により発生したNOxがこの還元領域Bで還元される。そして、追加空気噴射装置57は、火炉31内における還元領域Bの上方に追加空気を吹き込む。すると、還元領域Bにて、排ガスと追加空気が反応することで微粉燃料の酸化燃焼が完結され、燃料の燃焼によるNOxの発生量が低減される。
そして、図示しない給水ポンプから供給された水は、節炭器65,66,67によって予熱された後、図示しない蒸気ドラムに供給され火炉壁の各水管(図示せず)に供給される間に加熱されて飽和蒸気となり、図示しない蒸気ドラムに送り込まれる。更に、図示しない蒸気ドラムの飽和蒸気は過熱器61,62に導入され、燃焼ガスによって過熱される。過熱器61,62で生成された過熱蒸気は、図示しない発電プラント(例えば、タービン等)に供給される。また、タービンでの膨張過程の中途で取り出した蒸気は、再熱器63,64に導入され、再度過熱されてタービンに戻される。なお、火炉31をドラム型(蒸気ドラム)として説明したが、この構造に限定されるものではない。
その後、煙道60の節炭器65,66,67を通過した排ガスは、排ガス配管68にて、電気集塵機72で固体粒子としてのフライアッシュが除去され、脱硫装置74により硫黄分が除去された後、煙突75から大気中に排出される。
また、電気集塵機72により排ガスから分離されたフライアッシュは、ホッパ76に貯留れ、ブロア78により第1石炭灰搬送配管77を通してガス化炉10の石炭灰供給ホッパ14に搬送される。そのため、前述したように、ガス化炉10は、石炭とフライアッシュの未燃分を燃料として可燃性ガスを生成することができる。
このように第1実施形態のボイラ設備にあっては、石炭を燃焼・ガス化させることで可燃性ガスを生成するガス化炉10と、ガス化炉10で生成された可燃性ガスと微粉炭を燃焼させて発生した熱を回収するボイラ30と、ボイラ30から排出された排ガス中のフライアッシュをガス化炉10に搬送する固体粒子搬送装置とを設けている。
従って、ガス化炉10は、石炭を燃焼・ガス化させることで可燃性ガスを生成し、ボイラ30は、可燃性ガスと微粉炭を燃焼させて発生した熱を回収する。このとき、固体粒子搬送装置によりボイラ30から排出された排ガス中のフライアッシュをガス化炉10に搬送する。そのため、ガス化炉10は、石炭とフライアッシュを燃焼・ガス化させることで可燃性ガスを生成することとなる。フライアッシュは、未燃炭素分を含有していることから、このフライアッシュをリサイクルすることで、未燃炭素分の損失をなくすことができる。その結果、ガス化炉10への石炭の供給量やボイラへの微粉炭の供給量を減少することができ、固体燃料の供給量を低減してボイラ効率の向上を図ることができる。
第1実施形態のボイラ設備では、固体粒子搬送装置として、ボイラ30から排出されたフライアッシュをガス化炉10に搬送する第1石炭灰搬送配管77と、第1石炭灰搬送配管77に設けられるブロア78とを設けている。従って、簡単な構成で、ボイラ30から排出された排ガス中のフライアッシュをガス化炉10に搬送することができ、構造の複雑化及び高コスト化を抑制することができる。
第1実施形態のボイラ設備では、第1石炭灰搬送配管77は、ボイラ30の煙道60に排出された排ガスから電気集塵機72により分離されたフライアッシュをガス化炉10に供給するものである。従って、フライアッシュをガス化炉10に戻すことで、フライアッシュに含まれる未燃分(未燃炭素分)を有効利用することができると共に、フライアッシュの処理コストを低減することができる。
第1実施形態のボイラ設備では、ガス化炉10は、石炭灰用ホッパ14を設け、第1石炭灰搬送配管77を石炭灰用ホッパ14に連結している。従って、フライアッシュを第1石炭灰搬送配管77により石炭灰用ホッパ14に搬送し、この石炭灰用ホッパ14からフライアッシュをガス化炉10に供給することとなり、ガス化炉10に供給するフライアッシュの供給量を調整することができる。
第1実施形態のボイラ設備では、原炭を高灰分炭としている。従って、ガス化炉10は、高灰分炭を燃焼・ガス化させることで可燃性ガスを生成し、ボイラ30は、可燃性ガスと高灰分炭を燃焼させて発生した熱を回収する。このとき、第1石炭灰搬送配管77によりボイラ30から排出された排ガス中のフライアッシュをガス化炉10に搬送することから、ガス化炉10への高灰分炭の供給量を減少することができる。そして、フライアッシュに含まれる未燃分を有効利用できることから、微粉炭機50,51,52,53の駆動力を低減し、石炭の粉砕粒径を大きくすることができる。また、ガス化炉10で生成した可燃性ガスをボイラ30に燃料として供給することから、火炉31に供給する高灰分炭の量を減少することができ、ボイラ30における燃焼バーナ41,42,43,44,45や過熱器61,62、再熱器63,64、節炭器65,66,67や火炉31の内壁面などの摩耗を低減することができる。
[第2実施形態]
図2は、第2実施形態に係るボイラ設備を表す概略構成図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態のボイラ設備は、図2に示すように、石炭を燃焼・ガス化させることでガス燃料を生成するガス化炉10と、このガス化炉10で生成したガス燃料と化石燃料とを燃焼することで発生した熱を回収するボイラ30を有している。ここで、使用する石炭は、不要分や不純物が多い高灰分炭などの低品位炭である。
ガス化炉10は、ガス化炉本体11と、石炭用ホッパ12及び石炭供給配管13と、石炭灰用ホッパ14及び石炭灰供給配管15を有している。そして、ガス化炉本体11は、上側部が排出配管16を介してサイクロン17の上側部に連結されており、このサイクロン17は、下部が循環配管18を介してガス化炉本体11の下側部に連結されている。また、ガス化炉本体11は、下部に空気供給配管19が連結されている。サイクロン17は、上部に生成した可燃性ガス、つまり、ガス燃料を送給するガス燃料配管21が連結されている。
一方、ボイラ30は、火炉31と燃焼装置32を有している。燃焼装置32は、ガス燃料用の燃焼バーナ41と、微粉炭用の燃焼バーナ42,43,44,45とを有している。ガス燃料用の燃焼バーナ41は、ガス化炉10からのガス燃料配管21が連結されている。一方、微粉炭用の燃焼バーナ42,43,44,45は、微粉炭供給管46,47,48,49を介して微粉炭機(ミル)50,51,52,53に連結されている。火炉31は、風箱54に空気ダクト55の一端部が連結されており、この空気ダクト55は、他端部に送風機56が装着されている。
火炉31は、上部に煙道60が連結されており、この煙道60に排ガスの熱を回収するための過熱器61,62、再熱器63,64、節炭器65,66,67が設けられており、火炉31での燃焼で発生した排ガスと水との間で熱交換が行われる。煙道60は、排ガス管68が連結され、空気ダクト55との間にエアヒータ69が設けられ、この空気ダクト55は、エアヒータ69より下流側の位置から分岐して、空気供給配管19が設けられている。この空気供給配管19は、塵や埃などの粒子状物質を除去可能な除塵装置70と、高温空気を昇圧可能なブロア(送風機)71が装着されており、エアヒータ69で200〜350℃に加熱した空気をガス化炉10のガス化炉本体11内に供給することができる。
排ガス配管68は、エアヒータ69より下流側の位置に、電気集塵機72、誘引送風機73、脱硫装置74が設けられ、下流端部に煙突75が設けられている。この電気集塵機72は、排ガスからフライアッシュを除去するものであり、除去されたフライアッシュは、ホッパ76に貯留可能となっている。そして、ホッパ76は、フライアッシュをガス化炉10の石炭灰供給ホッパ14に搬送する第1石炭灰搬送配管77が設けられている。この第1石炭灰搬送配管77は、ホッパ76に貯留されたフライアッシュを搬送するブロア78が装着されている。
また、火炉31は、燃焼ガス(排ガス)中の灰分が下方に落下し、下部に固体粒子としてのボトムアッシュが貯留される。火炉31は、下部に、図示しないが、このボトムアッシュを外部に排出する開口部が設けられており、下部に落下してボトムアッシュをホッパ81に貯留可能となっている。そして、ホッパ81は、ボトムアッシュをガス化炉10の石炭灰供給ホッパ14に搬送する第2石炭灰搬送配管(第2固体粒子搬送経路)82が設けられている。この第2石炭灰搬送配管82は、ホッパ81に貯留されたボトムアッシュを搬送するブロア(送風機)83が装着されている。ここで、本発明の固体粒子搬送装置は、ホッパ76,81と石炭灰搬送配管77,82とブロア78,83により構成されている。なお、ホッパ81を設けずに、第2石炭灰搬送配管82をガス化炉10に直接連結してもよい。
ここで、第2実施形態のボイラ設備の作用について説明する。
ボイラ30にて、送風機56を駆動して空気を吸引すると、この空気は、空気ダクト55を通してエアヒータ69で加熱された後、風箱54に供給される。また、この加熱された空気は、その一部が空気供給配管19に取り込まれ、除塵装置70により塵や埃などの粒子状物質を除去した後、ガス化炉10のガス化炉本体11内に供給される。
ガス化炉10にて、ガス化炉本体11は、石炭が石炭ホッパ12から石炭供給配管13を通してガス化炉本体11に投入される。また、石炭灰としてのフライアッシュとボトムアッシュが石炭灰供給ホッパ14から石炭灰搬送配管15を通してガス化炉本体11に投入される。更に、ガス化炉本体11は、空気供給配管19により下部から燃焼・ガス化用の高温空気が供給される。すると、ガス化炉本体11内にて、流動砂と石炭とフライアッシュとボトムアッシュが流動混合すると共に、石炭とフライアッシュ及びボトムアッシュの未燃分が燃焼・ガス化して可燃性ガスが発生する。そして、この燃焼・ガス化により発生した可燃性ガスは、排出配管16を通してサイクロン17に排出され、流動砂が分離された可燃性ガスは、ガス燃料としてガス燃料配管21を通してボイラ30に供給される。
ボイラ30にて、ガス化炉10から可燃性ガスがガス燃料配管21を通してガス燃料用の燃焼バーナ41に供給される。また、微粉炭機50,51,52,53から微粉炭が搬送用空気により微粉炭供給管46,47,48,49を通して微粉炭用の燃焼バーナ42,43,44,45に供給される。また、加熱された燃焼用空気が空気ダクト55から風箱54を介して各燃焼バーナ41,42,43,44,45に供給される。
すると、ガス燃料用の燃焼バーナ41は、燃焼用空気と可燃性ガスを火炉31の燃焼領域Aに噴射し、微粉炭用の燃焼バーナ42,43,44,45は、燃焼用空気と微粉炭を火炉31の燃焼領域Aに噴射する。そのため、火炉31では、燃焼領域Aに火炎旋回流が形成され、追加空気噴射装置57は、追加空気を火炉31における還元領域Bの上方に吹き込み、燃焼制御を行う。この火炉31では、微粉燃料混合気と燃焼用空気とが燃焼して火炎旋回流が生じ、燃焼領域Aで火炎旋回流が生じると、火炉31内を燃焼ガス(排ガス)が旋回しながら上昇して還元領域Bに至り、煙道60に排出される。そして、この煙道60に排出された排ガスは、過熱器61,62、再熱器63,64、節炭器65,66,67により熱が回収された後、排ガス配管68にて、電気集塵機72でフライアッシュが除去され、脱硫装置74により硫黄分が除去された後、煙突75から大気中に排出される。
また、電気集塵機72により排ガスから分離されたフライアッシュは、ホッパ76に貯留され、ブロア78により第1石炭灰搬送配管77を通してガス化炉10の石炭灰供給ホッパ14に搬送される。更に、火炉31の下部に落下したボトムアッシュは、ホッパ81に貯留され、ブロア83により第2石炭灰搬送配管82を通してガス化炉10の石炭灰供給ホッパ14に搬送される。そのため、前述したように、ガス化炉10は、石炭とフライアッシュ及びボトムアッシュの未燃分を燃料として可燃性ガスを生成することができる。
このように第2実施形態のボイラ設備にあっては、石炭を燃焼・ガス化させることで可燃性ガスを生成するガス化炉10と、ガス化炉10で生成された可燃性ガスと微粉炭を燃焼させて発生した熱を回収するボイラ30と、ボイラ30から排出された排ガス中のフライアッシュ及びボトムアッシュをガス化炉10に搬送する固体粒子搬送装置とを設けている。
従って、ガス化炉10は、石炭を燃焼・ガス化させることで可燃性ガスを生成し、ボイラ30は、可燃性ガスと微粉炭を燃焼させて発生した熱を回収する。このとき、固体粒子搬送装置によりボイラ30から排出された排ガス中のフライアッシュ及びボトムアッシュをガス化炉10に搬送する。そのため、ガス化炉10は、石炭とフライアッシュ及びボトムアッシュを燃焼・ガス化させることで可燃性ガスを生成することとなる。このフライアッシュ及びボトムアッシュは、未燃分を含有していることから、ガス化炉10への石炭の供給量やボイラへの微粉炭の供給量を減少することができ、固体燃料の供給量を低減してボイラ効率の向上を図ることができる。
第2実施形態のボイラ設備では、火炉31の下部に落下したボトムアッシュを第2石炭灰搬送配管82によりガス化炉10に搬送している。従って、ボトムアッシュに含まれる未燃分を有効利用することができると共に、ボトムアッシュの処理コストを低減することができる。
なお、上述した実施形態では、本発明の固体粒子搬送装置を石炭灰搬送配管77,82としたが、この構成に限定されるものではなく、例えば、搬送コンベアなどを適用してもよい。
10 ガス化炉
11 ガス化炉本体
12 石炭用ホッパ(固体燃料用ホッパ)
14 石炭灰用ホッパ(灰用ホッパ)
15 石炭灰搬送配管
30 ボイラ
31 火炉
32 燃焼装置
41 ガス燃料用の燃焼バーナ
42,43,44,45 微粉炭用の燃焼バーナ
60 煙道
70 除塵装置
76 ホッパ(固体粒子搬送装置)
77 第1石炭灰搬送配管(固体粒子搬送装置、第1固体粒子供給経路)
78 ブロア(送風機、固体粒子搬送装置)
81 ホッパ(固体粒子搬送装置)
82 第2石炭灰搬送配管(固体粒子搬送装置、第2固体粒子供給経路)
83 ブロア(送風機、固体粒子搬送装置)

Claims (5)

  1. 固体燃料を燃焼・ガス化させることでガス燃料を生成するガス化炉と、
    前記ガス化炉で生成されたガス燃料と固体燃料を燃焼させて発生した熱を回収するボイラと、
    前記ボイラから排出された排ガス中の固体粒子を前記ガス化炉に搬送する固体粒子搬送装置と、
    を有し、
    前記ガス化炉は、石炭を貯留可能で石炭供給配管を通して側部から前記ガス化炉に石炭を投入する固体燃料用供給ホッパと、石炭灰を貯留可能で石炭灰搬送配管を通して側部から前記ガス化炉に石炭灰を投入する灰用供給ホッパとを有し、
    前記灰用供給ホッパは、排ガスから分離された石炭灰と前記ボイラの下部に落下した石炭灰を貯留し、
    前記固体粒子搬送装置が前記灰用供給ホッパに連結される、
    ことを特徴とするボイラ設備。
  2. 前記固体粒子搬送装置は、前記ボイラから排出された固体粒子を前記ガス化炉に搬送する固体粒子搬送経路と、前記固体粒子搬送経路に設けられる送風機とを有することを特徴とする請求項1に記載のボイラ設備。
  3. 前記固体粒子搬送経路は、前記ボイラの煙道に排出された排ガスから分離されたフライアッシュを前記ガス化炉に供給する第1固体粒子搬送経路を有することを特徴とする請求項2に記載のボイラ設備。
  4. 前記固体粒子搬送経路は、前記ボイラの火炉の下部に落下したボトムアッシュを前記ガス化炉に供給する第2固体粒子搬送経路を有することを特徴とする請求項2に記載のボイラ設備。
  5. 固体燃料は、高灰分炭を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のボイラ設備。
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