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JP6196934B2 - 表示方法及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示方法及び表示装置に関するものである。
従来、映像や文字を表示する表示装置(ディスプレイ)として、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイがある。これらの表示装置は、視度の調節が出来ない。
高齢化社会の進展に伴って老眼(老視)の高齢者が増えている。このため、視度調節が可能な表示装置、特にフラットパネルディスプレイ(以下、適宜「FPD」という。)が望まれている。
以下、理解を容易にするために、老眼視を例にして説明をする。携帯電話の普及やデジタルカメラの普及により、屋外でFPDによる表示を見る機会が増えている。更に本の代わりに電子ブックの利用も増加している。このように携帯電話やデジタルカメラ等のモバイル機器のFPDを見るときに、例えば、その都度、老眼鏡を掛け外しするのは非常に煩わしい。
携帯電話は、電話として使用するよりも、メールの使用、ゲーム等の場面でFPDを見る機会が多い。また、デジタル一眼レフカメラには、ライブビューモニターとしてFPDが用いられている。
このデジタル一眼レフカメラにおいて、遠方の被写体を見つつ、ライブビューモニターを見るのに、いちいち老眼鏡を掛けたり外したりするのは、実際的ではない。さらに、撮影モードの変更等、モニターを利用したGUI(グラフィカルユーザインターフェイス)を使用することが多くモニターを見る必要性は高い。
また、カーナビゲーションシステムのモニターを見るときは、観察者は運転中である。このため、前方からモニターを見るときに、老眼鏡を掛け外しするのは危険である。老眼鏡の掛け外しは事実上不可能である。
さらに他の場面として、パーソナルコンピュータ(PC)の液晶画面を観察する時も、そのたび、老眼鏡を掛けるのは観察者にとって煩わしい。したがって、老眼鏡を掛け外しすることなくモニターを見ることのできる電子機器が望まれている。
例えば、特許文献1に、レンズアレイと表示デバイスを組み合わせて、虚像を表示させる表示装置が開示されている。
また、特許文献2には、自動車用のヘッドアップディスプレイ(HUD)が開示されている。半透過反射部の先250mm程度に虚像を表示する装置が開示されている。
国際公開第2013/118328号
Douglas Lanman and David Luebke, Proc. SIGGRAPH ’13 Article No.10 ‘Near−Eye Light Field Displays’ (2013)
特許文献1に開示されている構成においては、レンズアレイの各レンズに対応する表示デバイスの各表示領域に同じ画像を表示する必要がある。このため、虚像として表示される画素数は表示デバイスに表示できる画素数を表示領域の数で割った画素数に制限される。従って、高解像の画像を表示するためには、非常に膨大な画素数の表示デバイスが必要になり、実用的ではない。
非特許文献1に記載されている構成においては、レンズアレイの各レンズに対応する表示デバイスの各領域に表示する画像は、眼の位置を想定したアイボックスからの光線追跡で求めている。また、非特許文献1の装置は、表示装置の直近から観察するHMD用のディスプレイであり、大きなアイボックスが確保できない。即ち、観察者は、通常のFPDのように離れた位置から表示を見ることはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、焦点が容易に合う実用的な薄型の表示方法及び表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、1つの側面において、本発明に従う虚像を表示する表示方法は、
複数のレンズからなるレンズアレイを供給する工程と、
複数のレンズにそれぞれ対応する少なくとも一つの表示領域を供給する工程と、
少なくとも一つの表示領域にそれぞれ原画像の部分画像を表示する工程と、
部分画像はそれぞれ一部が同じ画像部分を含みそれぞれ異なっており、
複数のレンズから射出するそれぞれの光束が合わさって等価的に一つの光束となる工程と、
それぞれのレンズがそれぞれの表示領域に表示された部分画像の虚像をそれぞれ形成する工程と、
複数のレンズによってそれぞれ形成される対応した表示領域に表示された部分画像の複数の虚像が重なって、一つの虚像を形成する工程と、を有することを特徴とする。
また、他の側面において、本発明に従う虚像を表示する表示装置は、
画素で構成された表示デバイスと、
複数のレンズからなるレンズアレイと、
表示デバイスに複数のレンズにそれぞれ対応する少なくとも一つの表示領域と、を有し、
少なくとも一つの表示領域にそれぞれ原画像の部分画像を表示し、
部分画像はそれぞれ一部が同じ画像部分を含みそれぞれ異なっており、
複数のレンズから射出するそれぞれの光束が合わさって等価的に一つの光束となり、
それぞれのレンズがそれぞれの表示領域に表示された部分画像の虚像をそれぞれ形成し、
複数のレンズによってそれぞれ形成される対応した表示領域に表示された部分画像の複数の虚像が重なって、一つの虚像を形成することを特徴とする。
本発明は、焦点が容易に合う実用的な薄型の表示方法及び表示装置を提供できるという効果を奏する。
第1実施形態による表示方法の基本的な考え方と作用を説明する図である。 レンズアレイの各レンズによって形成される光束について詳述する図である。 表示の一例を示す図である。 第1実施形態の表示方法に基づく表示装置の例を示す図である。 第2実施形態による表示装置の基本構成と作用を説明する図である。 第4実施形態の原理を説明する図である。 第5実施形態の表示装置について説明する図である。 シフト機能について詳説する図である。 第7実施形態の表示装置を示す図である。 表示領域に表示する部分画像を説明する図である。 各表示の重なりを説明する図である。
以下に、本発明の表示方法及び表示装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態による表示方法及び表示装置の基本的な考え方と作用を説明する図である。
本実施形態の表示方法は、レンズアレイ1の各レンズ、例えば、レンズ1a、1b、1cに対応する表示デバイス2の各表示領域、例えば、表示領域2a、2b、2cに、それぞれ原画像(例えば、図中矢印)の部分画像3a、3b、3cの実線部分を表示する。
部分画像は、原画像のそれぞれ異なる部分を表示している。それぞれのレンズ1a、1b、1cによって、それぞれの表示領域2a、2b、2cに表示された部分画像3a、3b、3cの実線部分の虚像4a、4b、4cがそれぞれ形成される。
それらの複数のレンズ1a、1b、1cによって部分画像の虚像が重なって、一つの虚像4を形成する。言い換えれば、各部分画像3a、3b、3cの実線部分がレンズアレイ1の各レンズ1a、1b、1cにより一つの虚像として形成されるように、各部分画像の画像を配置する。
なお、各表示領域2a等と、対応する各レンズ1a等との位置関係は、1対1の対応であるが、表示領域と対応するレンズの位置は相互に少しシフトしている。各表示領域と各レンズのシフトの程度は、表示装置の中心付近から周辺に向かうに従って大きくなっている。
(不図示の)観察者が観察する場合、観察者の眼のレンズ5によって、網膜上に像6が形成される。その像6は、各部分画像の像6a、6b、6cで成り立っている。ここで、レンズアレイ1は3つに限らないことは言うまでもない。実際は二次元に配列されている。
図2は、レンズアレイ1の各レンズによって形成される光束について詳述する図である。各表示領域に表示された部分画像3d、3e、3f、3g、3hは、それぞれ各レンズ1d、1e、1f、1g、1hによって虚像4となる。虚像4の下端7からレンズ1d、1e、1fを通過する光は一つの光束9を形成する。
また、虚像4の上端8からレンズ1f、1g、1hを通過する光は一つの光束10を形成する。画像を表示する光束が大きくなるので表示装置に対して眼の位置を固定しなくても容易に表示される虚像を観察できる。
レンズアレイ1と表示デバイス2が本実施形態による表示装置の虚像表示光学系を構成している。レンズアレイ1が表示装置の虚像表示光学系の瞳になっていると考えることができる。よく知られているように、顕微鏡は接眼レンズを覗くことが必要である。接眼レンズの近傍にのみ光学系の瞳が形成されるためである。
観察する為には前述の瞳の位置に眼のレンズを合わせる必要がある。従って、顕微鏡を代表とする光学機器では覗き込む動作が必要になる。これに対して、本実施形態による表示装置は、光束が大きいので観察者は覗く必要がなく、通常のFPDのように明視距離から観察が可能である。これは、レンズアレイ1の各レンズ1a、1b、1cによって小さな瞳が合成され大きな瞳を形成したと考えることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、表示デバイス2が一体的に一つの素子で構成されていることが望ましい。これにより、装置の小型化を達成できる。具体的には、複数の表示デバイス(各々の表示デバイスに、複数の領域に対応した文字「A」を表示できる)を集積させて、一つの表示デバイスとしたものである。言い換えると、一つの通常の表示デバイスの表示領域を複数に分けてそれぞれの表示領域として使う。
なお、図2において、下端7を表示する画像は、部分画像3g、3hには含まれないからレンズ1g、1hからの光束は光束9を形成しない。同様に上端8を表示する画像は部分画像3d、3eには含まれないからレンズ3d、3eからの光束は光束10を形成しない。
このように全てのレンズで全画像(原画像)を表示するのではなく、画像表示を部分的に分担することにより、表示デバイスに必要とされる画素数を低減させることができる。ここで、表示装置の中心付近の画像は中心近傍のレンズで、表示装置の周辺の画像は周辺のレンズで表示するので容易に全体の画像が観察できる。
図3に表示の一例を示す。図3(b)に示す原画像11(「YZABCDE」の7文字)を表示する場合に、表示デバイス2の各表示領域2´に表示される画像を図3(a)に示す。
図3(a)から明らかなように、中心部分の表示領域には「ABC」のみが表示され、左右の表示領域には「YZAB」、「BCDE」のみが表示される。すなわち、原画像の一部の画像を表示することで、必要な表示のための画素数を減らすことができる。
図4は、本実施形態の表示方法に基づく表示装置100の例を示している。表示装置100は、レンズアレイ1と表示デバイス2で構成されている。表示デバイス2には、通常用いられている液晶ディスプレイ(LCD)や有機ELディスプレイ(OLED)などを使用できる。
ここで、レンズアレイ1を構成する複数のレンズの数を増やすほど、厚さを薄くできる。
即ち、本実施形態は、
画素で構成された表示デバイス2と、
複数のレンズ1´からなるレンズアレイ1と、
表示デバイス2に複数のレンズ1´にそれぞれ対応する少なくとも一つの表示領域2´と、を有し、
少なくとも一つの表示領域2´にそれぞれ原画像の部分画像を表示し、
部分画像はそれぞれ一部が同じ画像部分を含みそれぞれ異なっており、
複数のレンズ1´から射出するそれぞれの光束が合わさって等価的に一つの光束となり、
それぞれのレンズ1´がそれぞれの表示領域2´に表示された部分画像の虚像をそれぞれ形成し、
複数のレンズ1´によってそれぞれ形成される対応した表示領域2´に表示された部分画像の複数の虚像が重なって、一つの虚像を形成することを特徴とする。
ここで、「部分画像」とは、原画像の一部の画像をいう。
また、本発明の好ましい態様によれば、表示領域は複数の画素から構成されており、虚像が重なる工程において、複数の表示領域の画素が重なることが望ましい。これにより、観察者は、焦点の合った虚像を観察できる。
表示デバイス2には、レンズアレイ1の各レンズ1´に対応した位置の破線で囲われた表示領域2´に表示3´が行われる。表示3´は、表示すべき全画像である原画像の部分画像である。
それぞれの部分画像は異なっており、各レンズで合成された虚像を観察する時に一つの虚像、すなわち原画像の虚像となるように選択されている。なお、図中表示デバイス2の中で一つの表示領域2´を示す破線は、理解を助ける為の記載で実際には存在しない。
図4において、観察者の眼のレンズ5、及び、眼の網膜上に映った像6を示している。眼のレンズ5は老眼や遠視の人のように遠方にピントが合っており、遠方に表示される虚像からの光束を網膜上に集光することができる。すなわち、焦点の合った像を観察できる。
上述の表示装置100により、表示方法を説明する。
本表示方法は、複数のレンズ1´からなるレンズアレイ1を供給する工程と、
複数のレンズ1´にそれぞれ対応する少なくとも一つの表示領域2´を供給する工程と、
少なくとも一つの表示領域2´にそれぞれ原画像の部分画像3´(文字「A」)を表示する工程と、
部分画像はそれぞれ一部が同じ画像部分を含みそれぞれ異なっており、
複数のレンズ1´から射出するそれぞれの光束が合わさって等価的に一つの光束となる工程と、
それぞれのレンズ1´がそれぞれの表示領域2´に表示された部分画像の虚像をそれぞれ形成する工程と、
複数のレンズ1´によってそれぞれ形成される対応した表示領域に表示された部分画像の複数の虚像が重なって、一つの虚像6を形成する工程と、を有することを特徴とする。
図4に示すように本実施形態による虚像表示可能な表示装置100は、レンズアレイ1と表示デバイス2で構成されており薄型の表示装置100を提供できる。
なお、各レンズ1´の大きさが小さいと回折の影響で、レンズ1´から射出する光束が広がり虚像を遠方に表示できない。例えば、老眼の人は眼の調整能力が低下しており、近点に焦点を合わせることができない。
老眼の人は、2mまで焦点を合わせられると仮定すると、眼のレンズ径を3mmとして、3mm/2m(rad)の広がり角まで許容できることになる。回折による広がり角θは、一般にレンズ口径(直径)D、光の波長λとして、θ=λ/Dと表される。波長を可視光である0.5μm、θ=3/2000、とするとD=0.3mmとなる。
すなわち、各レンズの口径が0.3mm以上あれば、光束の広がりを抑えることができる。これにより、例えば、老眼の人でも焦点のあった像が観察できる。また、レンズ径は0.3mm以上が好ましい。
0.3mmは、レンズによる光の回折広がりを考慮した場合、最適な値である。
各レンズの口径の上限は10mmが望ましい。口径が10mmを超えると、NAが大きくなり、レンズが厚くなってしまう。
更には、視力0.5の人の各解像力は約2分である。この解像力を得るには、D=λ/θ=0.55μm/2分=0.9mm、すなわち、0.9mm以上のレンズ口径であることが好ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、表示デバイス2から虚像までの距離が2m以上であることが望ましい。一方、表示デバイス2から虚像までの距離が10m以上の距離であると、画素が多く必要となってしまうので、表示デバイス2から虚像までの距離を10m未満とすることが好ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、観察者からレンズアレイ1までの距離が3cm以上であることが望ましい。また、上限値は2m以内であることが望ましい。2m以上であると、通常の観察との相違が少なくなってしまう。
また、本発明の好ましい態様によれば、観察者の位置においてアイボックスの幅が11mm以上であることが望ましい。アイボックスは、観察者の眼球の幅方向の長さをいう。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態による表示装置200の基本構成と作用を説明する図である。表示装置200を観察する観察距離を仮定する。そして、観察距離の位置に表示装置200の虚像表示光学系の瞳が位置する構成とする。この時、レンズアレイ1の一番外側のレンズ1outで観察できる半画角φnmaxを表示する表示デバイスの高さHをレンズの数で割った大きさを表示領域の大きさとする例を示す。
レンズは代表して1j、1k、1outの三つが描かれている。観察できる半画角φnmaxを表示する表示デバイスの高さHをレンズの数nで割った大きさが表示デバイス2上の表示領域2j、2k、2outの大きさであり、その大きさはすべて等しい。
表示する原画像の部分画像は、それぞれ矢印3j、3k、3outであり、矢印の実線部分が表示される。矢印の点線部分は隣の表示領域に入るので表示されない。網膜上に像6が形成され、虚像4が観察される。
以下、各表示領域に表示すべき部分画像の求め方の一例を示す。
レンズの直径(ピッチ)をD、
焦点距離をf、
観察距離をf
表示デバイスから虚像までの距離をfとする。ただし、fは有限である。このとき、後側焦点位置fは式(1)で示される。
Figure 0006196934
観察距離fを設定し、最大半画角φnxmax、φnymaxを設定する。ここで、xは横、yは縦横を示すが、検討は縦横どちらかでよい。従って、図5から、式(2)の関係が得られる。
Figure 0006196934
式(2)を満たすように、φnmax、D、fe、の大きさを決定する。
max番目の表示領域の軸位置は、光軸から式(3)で示される。
Figure 0006196934
また、nmax番目の表示領域の画像inmax(x)の表示デバイス2上の描画範囲は、範囲(a)で示される。
Figure 0006196934
max番目の表示領域の軸位置は、光軸から値(b)により示される。
Figure 0006196934
ここで、原画像の表示範囲の座標を0〜1、すなわちi(x):x=−1〜1とすると、nmax番目の表示領域に表示する部分画像の座標は、次式(4)で示される。
Figure 0006196934
n番目の表示領域の画像in(x)の描画範囲は、範囲(c)で示される。
Figure 0006196934
n番目の表示領域に表示する部分画像の座標は、式(5)となる。
Figure 0006196934
以下に、本実施形態の数値例を示す。
使用する表示デバイスを対角11.9cm(4.7型)の画素数1080×(RGB)×1920、画素間隔54μmのFPDとする。表示領域の大きさは58.32×103.68mmである。D=1mm、f=54mm、f=200mm、f=2000mmとする。
式(1)より、f=52.68mmとなる。式(2)を満たすように、nmaxとφnmaxを決定する。以下画像の片半分で計算する。縦方向はH=51.84mm、横方向はH=29.16であり、縦方向はφnmax=11.56°、nmax=41、横方向はφnmax=6.59°、nmax=24となる。
n番目の表示領域に表示する部分画像の範囲は、式(5)より、以下の範囲(d)となる。
Figure 0006196934
代表的なnについて部分画像の範囲を以下に示す。

n=41: 0.899〜1.000 範囲:0.101 重複範囲0.078
n=40: 0.876〜0.977 0.101
n=24: 0.500〜0.602 0.102 重複範囲0.078
n=23: 0.477〜0.578 0.101
n=2: -0.016〜0.085 0.101 重複範囲0.078
n=1: -0.039〜0.062 0.101
原画像の1割の像高の範囲が各部分画像に表示されることがわかる。また、その内の約8割が隣の表示領域に表示される部分画像を重複していることがわかる。画素に割り振ると、画素間隔54μmより、原画像の画素数は12.405/0.054=230となる。
従って、以下に示す状態となる。

n=41: 0.899〜1.000 表示画素番号 207〜230 (1表示領域に24画素)
n=40: 0.876〜0.977 201〜225
n=24: 0.500〜0.602 115〜138
n=23: 0.477〜0.578 110〜133
n=2: -0.016〜0.085 -4〜20
n=1: -0.039〜0.062 -9〜14
表示画素数は全画素で276×460となる。これは、表示デバイスの画素数1080×1920の縦横それぞれ4分の一であるが、同じ画像を各表示領域に表示する先行例に比べて大幅に解像力を向上できる。レンズアレイのレンズ数は48×82であり、先行例の場合、表示できる画素数は、1080/48×1920/82=22.5×23.4となる。
なお、表示領域とレンズアレイの相対的位置を、レンズの光軸に垂直な方向に画素間隔の半分の距離だけ移動させるシフト機能を設けることができる、これにより、原画像の表示を画素間隔の半分の距離に相当する分だけずらして表示する。この結果、表示する画素数を一方向当たり倍にすることができる。
通常毎秒60フレームの表示をする場合、表示速度を毎秒240フレームと4倍にし、4フレーム当たり図8(b)で示すように横縦交互に原画像の画素間隔の半分の距離ずれた画像を表示デバイスに表示する。これにより、表示する総画素数が4倍になる。552×920の画素数を表示できる。
図8(a)、(b)、(c)を用いてシフト機能について詳説する。図8(a)において、複屈折効果を有する液晶を、透明電極で挟んで複屈折板14を作成する。作成された複屈折板14に光線15を透過させ、透明電極(不図示)に電圧を加えると異常光線17が射出する。また、透明電極に電圧を加えない場合、常光線16が射出している。
このように、電圧の印加によって図8(a)のように光線をシフト(移動)させることができる。さらに、複屈折板を複数枚用いることで光線を二次元方向にシフト(移動)させることができる。図8(b)は、4つの画素18で構成される表示デバイスを示す。
実際には多くの画素があるのは言うまでもない。この表示デバイスの前面に複屈折板14を設け、印加電圧を制御すると横方向に画素間隔の半分だけ表示画素を移動できる。また、同様に縦方向にも表示画素を移動できる。
このように印加電圧を順に制御することにより、図8(b)に示すように、時計回りに順に、矢印Y1方向の「右」、矢印Y2方向の「右下」、矢印Y3方向の「左下」、矢印Y4方向の「左上」(元の位置)と表示デバイスの画素を移動できる。その移動と同期して、画素に表示する画像を、ACIK、BDJL、FHNP、EGMOと順次表示することができる。これにより、図8(c)に示す高解像な画像を表示することができる。
また、シフト機能は、上述の構成に限られず、機械的機構であること、または液晶を用いた光スイッチであることが好ましい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る表示装置を説明する。使用する表示デバイスは、対角30.7cm(12.1型)の画素数3840×(RGB)×2160、画素間隔70μmのFPDとする。表示領域の大きさは268.8×151.2mmである。
D=1.72mm、f=70mm、f=300mm、f=2000mmとする。式(1)より、f=67.63mmである。式(2)を満たすように、nmaxとφnmaxを決定する。
以下画像の片半分で計算する。横方向はH=134.4mm、縦方向はH=75.6であり、縦方向はφnmax=20.4°、nmax=64、横方向はφnmax=11.8°、nmax=36となる。n番目の表示領域に表示する部分画像の範囲は、上述した式(5)より、以下の範囲となる。
Figure 0006196934
代表的なnについて求める値を以下に示す。

n=64: 0.927〜1.000 範囲:0.073 重複範囲0.058
n=63: 0.912〜0.985 0.073
n=36: 0.502〜0.575 0.073 重複範囲0.058
n=35: 0.487〜0.560 0.073
n=2 :-0.014〜0.059 0.073 重複範囲0.058
n=1 :-0.029〜0.044 0.073
原画像の0.7割の像高の範囲が各部分画像に表示されることがわかる。また、その内の約8割が隣の表示領域に表示される部分画像を重複していることがわかる。画素に割り振ると、画素間隔70μmより、原画像の画素数は28.8733/0.070=412となる。
従って、以下のようになる。

n=64: 0.927〜1.000 表示画素番号 382〜412 (1表示領域に30画素)
n=63: 0.912〜0.985 376〜406
n=36: 0.502〜0.575 207〜237
n=35: 0.487〜0.560 201〜231
n=2 :-0.014〜0.059 -6〜24
n=1 :-0.029〜0.044 -12〜18
表示画素数は、全画素で824×474となる。これは、表示デバイスの画素数3840×2160の縦横それぞれ4分の一である。本実施形態では、同じ画像を各表示領域に表示する先行例に比べて大幅に解像力を向上できる。レンズアレイのレンズ数は128×72である。先行例の場合、表示できる画素数は、3840/128×2160/72=30×30となる。
なお、表示領域とレンズアレイの相対的位置をレンズの光軸に垂直な方向に画素間隔の半分の距離移動させるシフト機能を設けることが望ましい。これにより、原画像の表示を画素間隔の半分の距離に相当する分だけずらして表示することができる。この結果、本実施形態では、表示する画素数を一方向当たり倍にすることができる。
通常毎秒60フレームの表示をする場合、表示速度を毎秒240フレームとし、4フレームごとに縦横交互に原画像の画素間隔の半分の距離ずれた画像を表示デバイスに表示する。これにより、表示する総画素数が4倍になる。即ち、1648×948の画素数を表示できる。
(第4実施形態)
次に第4実施形態に係る表示装置を説明する。各実施形態の技術的な説明において、レンズアレイの各レンズにより各表示領域に表示される部分画像を、虚像になるときに重畳して、一つの原画像の虚像を形成することは、すでに述べてきた。
ここでは、虚像として表示するときに画素がずれて重なるように表示デバイスとレンズアレイの関係を調整することにより、画素間補完を行うことにより表示画素数を増加させる実施形態について説明する。
図6(a)、6(b)は、本実施形態の原理を説明する図である。図6(a)は、第1実施形態で示した図1の像6の近傍を示した図である。図6(a)は、画素が画素間隔の半分の距離ずれて重なる場合を示している。
部分画像の各虚像6a、6b、6cは、それぞれ画素12で構成されている。虚像6aと6bで画素間隔の半分の距離ずれている。虚像6bと6cも同様である。この場合、虚像6aと6cは重なって表示される。なお、像高の高いところは虚像が重ならないが、画像の端でその範囲も非常に小さいので問題はない。また、図6(b)は、画素が画素間隔の3分の一の距離ずれて重なる場合を示している。
なお、画素をずらす距離は、厳密に画素間隔の半分、3分の一とする必要は無く、滑らかに画素をつなげることが出来るその付近(略半分や略3分の一)のずらし量とすればよい。
以下、各虚像が画素間隔の半分の距離ずれる場合の数値例を示す。
使用する表示デバイスを対角11.9cm(4.7型)の画素数1080×(RGB)×1920、画素間隔54μmのFPDとする。表示領域の大きさは58.32×103.68mmである。
D=1mm、f=18mm、f=200mm、f=2000mmとする。式(1)より、f=17.84mmとなる。式(2)を満たすように、nmaxとφnmaxを決定する。以下画像の片半分で計算する。縦方向はH=51.84mm、横方向はH=29.16であり、縦方向はφnmax=13.7°、nmax=48、横方向はφnmax=7。8°、nmax=27となる。
n番目の表示領域に表示する部分画像の範囲は、上述した式(5)より、以下のように示される。
Figure 0006196934
代表的なnについて、以下に示す。

n=48:0.773〜1.000 範囲:0.227 重複範囲0.208
n=47:0.755〜0.981 0.226
n=27:0.381〜0.608 0.227 重複範囲0.208
n=26:0.363〜0.589 0.226
n=2:-0.085〜0.141 0.226 重複範囲0.208
n=1:-0.104〜0.123 0.227
原画像の2.2割の像高の範囲が各部分画像に表示されている。また、その内の約9割が隣の表示領域に表示される部分画像を重複している。画素に割り振ると、画素間隔54μmより、原画像の画素数は4.7637/0.054=88となる。
従って、以下に示す状態となる。

n=48:0.773〜1.000 表示画素番号 68.2〜88.2
n=47:0.755〜0.981 66.6〜86.5
n=46:0.736〜0.963 64.9〜85.0
n=27:0.381〜0.608 33.6〜53.6
n=26:0.363〜0.589 32.0〜52.0
n=2:-0.085〜0.141 -7.5〜12.4
n=1:-0.104〜0.123 -9.2〜10.9
画素が0.5画素ずれて虚像表示されることが分かる。従って、ここで原画像の情報を、画素間隔の距離の半分に相当する量だけずらして表示領域に表示させれば、実質的な画素数を倍にできる。
すなわち、表示画素数は全画素で108×176となる。これは、表示デバイスの画素数1080×1920の縦横それぞれ10分の一である。このように、レンズアレイのレンズの焦点距離を短くでき、より薄型の表示装置を構成できる。さらに、同じ画像を各表示領域に表示する先行例に比べて大幅に解像力を向上できる。レンズアレイのレンズ数は54×96である。先行例の場合、表示できる画素数は、1080/54×1920/96=20×20となる。
また、観察距離200mmでの光束の大きさを評価すると、虚像の重なりは12個であり、虚像位置2000mmから12×1×2200/2000=13.2mmとなる。非特許文献のアイボックスの幅に相当する光束径は13.2mmである。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係る表示装置500について説明する。
図7は、表示装置500の斜視構成を示している。レンズアレイ1の前側或いは後側に凸(正の屈折力)レンズ効果を有する光学系13を設ける。ここで、「後側」は、レンズアレイ1の表示デバイス2側をいう。また、「前側」は、レンズアレイ1から光が射出する側をいう。
これにより、レンズアレイ1で形成する虚像の位置を近点に持ってくることを可能にする。この結果、表示デバイスに表示する画像の大きさを大きくすることができ、解像力を向上できる。なお、式(5)の分母が表示画像の大きさに対応する。
さらに、レンズアレイ1を構成するレンズは、非球面レンズ、特に、両面非球面レンズが好ましい。
表示領域の中に表示できる部分画像の原画像に対する比は減ることになる。
図7は、凸レンズ効果光学系13をレンズアレイ1の前側(光が射出する側)に設けている。凸レンズ効果光学系13として、フレネルレンズ1を用いることができる。これにより、通常のレンズに対して薄く表示装置500を構成できるという効果を奏する。レンズアレイ1によって近点に形成された虚像の位置を、凸レンズ効果光学系13で遠方に移動すれば、例えば、老眼の方でも焦点を合わせることができる。
次に、本実施形態の数値例を示す。
使用する表示デバイスを対角11.9cm(4.7型)の画素数1080×(RGB)×1920、画素間隔54μmのFPDとする。表示領域の大きさは58.32×103.68mmである。D=1mm、f=18mm、f=300mm、f=300mmとする。
式(1)より、f=16.98mmとなる。式(2)を満たすように、nmaxとφnmaxを決定する。以下画像の片半分で計算する。縦方向はH=51.84mm、横方向はH=29.16であり、縦方向はφnmax=8.9°、nmax=49、横方向はφnmax=5.0°、nmax=28となる。
n番目の表示領域に表示する部分画像の範囲は、式(5)より、以下のようになる。
Figure 0006196934
代表的なnについて求めた結果を以下に示す。

n=49:0.807〜1.000 範囲:0.193 重複範囲0.175
n=48:0.788〜0.982 0.194
n=28:0.416〜0.609 0.193 重複範囲0.174
n=27:0.397〜0.590 0.193
n=2:-0.069〜0.125 0.194 重複範囲0.175
n=1:-0.087〜0.106 0.193
原画像の2割の像高の範囲が各部分画像に表示されている。また、その内の約9割が隣の表示領域に表示される部分画像を重複している。画素に割り振ると、画素間隔54μmより、原画像の画素数は5.4051/0.054=100となる。
従って、以下に示すようになる。

n=49: 0.807〜1.000 表示画素番号 80.7〜100 画素数19.3 重複画素数17.5
n=48: 0.788〜0.982 78.8〜98.2 画素数19.4
n=28: 0.416〜0.609 41.6〜60.9 画素数19.3 重複画素数17.4
n=27: 0.397〜0.590 39.7〜59.0 画素数19.3
n=2 :-0.069〜0.125 -6.9〜12.5 画素数19.4 重複画素数17.5
n=1 :-0.087〜0.106 -8.7〜10.6 画素数19.3
画素が3分の一画素ずれて虚像表示されることが分かる。従って、ここで原画像の情報を画素間隔の距離の3分の一に相当する量だけずらして表示領域に表示させれば、実質的な画素数を3倍にできる。
すなわち、表示画素数は全画素で336×600となる。これは、表示デバイス2の画素数1080×1920の縦横それぞれ3分の一である。また、レンズアレイ1のレンズの焦点距離を短くでき薄型の表示装置を構成できる。また、同じ画像を各表示領域に表示すると、先行例に比べて大幅に解像力を向上できる。
レンズアレイ1のレンズ数は56×98である。先行例の場合、表示できる画素数は、1080/56×1920/98=19×19.5となる。なお、焦点距離300mmの凸レンズ効果光学系13を用いると、虚像の位置を無限遠まで遠方にすることができる。このため、例えば、近点にピントを合わせることができない老眼の方でも容易に焦点の合った表示を見ることができる。
また、観察距離300mmでの光束の大きさを評価すると、虚像の重なりは11個であり、虚像位置2000mmから11×1×2300/2000=12.7mmとなる。非特許文献のアイボックスの幅に相当する光束径は12.7mmである。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態に係る表示装置について説明する。使用する表示デバイスを対角12.3cm(4.9型)の画素数7680×(RGB)×4320、画素間隔14μmのFPDとする。表示領域の大きさは107.52×60.48mmである。D=1mm、f=14mm、f=200mm、f=2000mmとする。
式(1)より、f=13.90mmとなる。式(2)を満たすように、nmaxとφnmaxを決定する。以下画像の片半分で計算する。横方向はH=53.76mm、縦方向はH=30.24であり、横方向はφnmax=13.2°、nmax=51、縦方向はφnmax=7.5°、nmax=29となる。n番目の表示領域に表示する部分画像の範囲は、上述の式(5)より、以下のようになる。
Figure 0006196934
代表的なnについて求めると、以下のようになる。

n=51: 0.844〜1.000 範囲:0.156 重複範囲0.138
n=50: 0.826〜0.982 0.156
n=29: 0.442〜0.598 0.156 重複範囲0.138
n=28: 0.424〜0.580 0.156
n=2 :-0.050〜0.105 0.155 重複範囲0.137
n=1 :-0.069〜0.087 0.156
原画像の1.5割の像高の範囲が各部分画像に表示されることがわかる。また、その内の約9割が隣の表示領域に表示される部分画像を重複していることがわかる。画素に割り振ると、画素間隔14μmより、原画像の画素数は6.770/0.054=483.6となる。
従って、nについて求めると、以下のようになる。

n=51:0.844〜1.000 表示画素番号 408.1〜483.6 75.5画素 重複画素66.8画素
n=50:0.826〜0.982 399.5〜474.9 75.4画素
n=29:0.442〜0.598 213.8〜289.2 75.4画素
n=28:0.424〜0.580 205.0〜280.5 75.5画素
n=2:-0.050〜0.105 -24.2〜50.8 75.0画素
n=1:-0.069〜0.087 -33.4〜42.1 75.5画素
これにより、画素が半画素分だけずれて虚像表示されることが分かる。従って、ここで原画像の情報を画素間隔の距離の半分に相当する量だけずらして表示領域に表示させる。これにより、実質的な画素数を一方向当たり倍にできる(総画素数は4倍)。
すなわち、表示画素数は全画素で967×578となる。これは、表示デバイスの画素数7680×4320の縦横それぞれ8分の一である。また、レンズアレイのレンズの焦点距離を短くでき薄型の表示装置を構成できる。また、同じ画像を各表示領域に表示する先行例に比べて大幅に解像力を向上できる。
レンズアレイのレンズ数は102×58であり、先行例の場合、表示できる画素数は、7680/102×4320/58=75×74.5となる。虚像の位置を2mまで遠方にすることができる。これにより、例えば、近点にピントを合わせることができない老眼の方でも容易に焦点の合った表示を見ることができる。
(第7実施形態)
図9は、第7実施形態の表示装置700を示す図である。本実施形態における表示方法は、レンズアレイ1の例えば各レンズ1a、1b、1cに対応する表示デバイス2の例えば、各表示領域2a、2b、2cに、それぞれ、図中矢印で示す原画像の部分画像3a、3b、3c(実線部分で示す)を表示する。
部分画像は、原画像のそれぞれ異なる部分を表示している。それぞれのレンズ1a、1b、1cによって、それぞれの表示領域2a、2b、2cに表示された部分画像である3a、3b、3cの実線部分の虚像(図示せず)がそれぞれ形成される。
それらの複数のレンズ1a、1b、1cによって部分画像の虚像が重なって、一つの虚像(図示せず)を形成する。言い換えれば、各部分画像3a、3b、3c(実線部分)がレンズアレイの各レンズ1a、1b、1cにより一つの虚像として形成されるように、各部分画像の画像を配置する。
本実施形態の場合、各表示領域2a、2b、2cも大きさは各レンズ1a、1b、1cの大きさと同じである。ここで、レンズアレイは3つに限らないことは言うまでもない。実際は二次元に配列されている。
各表示領域に表示すべき部分画像の求め方の一例を示す。レンズの直径(ピッチ)をD、焦点距離をf、表示デバイスから虚像までの距離をfとする。fは有限である。すると後側焦点位置fは式(6)で算出できる。
Figure 0006196934
また、n番目レンズの表示原点の像高(角度)θは、式(7)で示される。
Figure 0006196934
また、各レンズに対応する表示の最大像高(角度)θmaxは、式(8)で示される。
Figure 0006196934
従って、中心よりn番目のレンズの下にあるn番目の表示領域に表示する部分画像の表示原点は図10(a)において示す位置19となる。
以下数値例を示す。f=3mm、D=1mm、f=250mmとする。式(6)よりf=2.964mmである。代表的なn番目の表示領域に表示する部分画像の座標を、以下に示す。
Figure 0006196934
図10(b)、(c)、(d)は、それぞれ0番目表示の原点20、10番目表示の原点21、100番目表示の原点22をそれぞれに示す。
図11は、各表示の重なりを示している。レンズアレイの片側のレンズ数を100個とすると、±31.38°の画角の表示が出来る。
1mm角の表示領域±9.58°の表示となる。眼の分解能を1′とすると、1150個の画素が必要となる。すると画素ピッチは約1μmピッチとなる。ここでの説明は縦方向であるが、横方向も同様である。
レンズアレイの前後どちらかに凸(正の屈折力)レンズ効果のある光学素子を用いることで虚像を250mmよりも遠方に表示できる。焦点距離250mmのフレネルレンズを用いた場合には、無限遠に表示できる。これにより、例えば、近点にしか焦点を合わせることができない老眼の方でも、近距離にある表示装置の焦点の合った画像を見ることが可能になる。
なお、本実施形態では、図1で示した構成と異なり、各レンズ1a等と、表示領域2aとの位置関係が相対的にシフトしていない。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態の表示装置に関して説明する。使用する表示デバイスを対角11.9cm(4.7型)の画素数29610×(RGB)×51840、画素間隔2μmのFPDとする。表示領域の大きさは58.32×103.68mmである。D=1mm、f=3.3mm、f=250mm、f=250mmとする。式(1)より、f=3.26mmとなる。式(2)を満たすように、nmaxとφnmaxを決定する。以下画像の片半分で計算する。縦方向はH=51.84mm、縦方向はH=29.16であり、横方向はφnmax=11.6°、nmax=52、縦方向はnmax=6.5°、nmax=29となる。n番目の表示領域に表示する部分画像の範囲は、上述した式(5)より、以下のように示される。
Figure 0006196934
代表的なnについて求めた結果を以下に示す。

n=52: 0.014〜1.000 範囲:0.986 重複範囲0.976
n=51: 0.004〜0.990 0.986
n=29:-0.213〜0.774 0.987 重複範囲0.977
n=28:-0.222〜0.764 0.986
n=2 :-0.478〜0.508 0.986 重複範囲0.976
n=1 :-0.488〜0.498 0.986
原画像の9.9割の像高の範囲が各部分画像に表示されることがわかる。また、その内の約9.9割が隣の表示領域に表示される部分画像を重複していることがわかる。画素に割り振ると、画素間隔2μmより、原画像の画素数は1.01/0.002=505となる。
従って、以下に示すように表示画素数は782×1010となる。

n=52: 0.014〜1.000 表示画素番号 7〜505 498画素 重複画素493画素
n=51: 0.004〜0.990 2〜500 498画素
n=29:-0.213〜0.774 -108〜391 499画素
n=28:-0.222〜0.764 -112〜386 498画素
n=2 :-0.478〜0.508 -241〜257 498画素
n=1 :-0.488〜0.498 -246〜251 497画素
ここで、第2実施形態で説明したシフト機能を用いると、表示画素数は全画素で1564×2020とすることができる。これは、表示デバイスの画素数29610×51840の縦横それぞれ20分の一である。
また、レンズアレイのレンズの焦点距離を短くでき薄型の表示装置を構成できる。また、同じ画像を各表示領域に表示する従来技術に比べて大幅に解像力を向上できる。レンズアレイのレンズ数は58×104である。
従来技術の場合、表示できる画素数は、29610/58×51840/104=510×498となる。凸(正の屈折力)レンズ光学系を用いることにより虚像を遠方にすることができる。これにより、例えば、近点にピントを合わせることができない老眼の方でも容易に焦点の合った表示を見ることができる。焦点距離250mmのフレネルレンズを用いると無限遠に虚像を表示できる。
また、観察距離250mmでの光束の太さを評価すると、虚像の重なりは99個である。虚像位置2000mmから、99×1×2250/2000=111mmとなる。上述した非特許文献に開示されているアイボックスの幅に相当する光束径は111mmである。
上述した各実施形態において、レンズアレイの各レンズに対応する表示デバイスの各表示領域に、それぞれ原画像の部分画像を表示する。この部分画像は、それぞれ異なっており、それぞれのレンズがそれぞれの表示領域に表示された部分画像の虚像をそれぞれ形成する。複数のレンズによってそれぞれ形成される対応した表示領域に表示された部分画像の複数の虚像が重なる。そして、一つの虚像を形成することにより、高解像の画像を表示できる効果がある。
言い換えれば、各部分画像が該レンズアレイの各レンズにより一つの虚像として形成されるように、各部分画像の画像を配置する。これにより、高解像の画像を虚像として表示できる効果がある。虚像として表示される画素数が表示デバイスに表示できる画素数を表示領域の数で割った画素数に制限されることなく、より多くの画素数を表示できる。
また、複数のレンズから射出するそれぞれの光束が合わさって等価的に一つの大きな光束となることにより、表示装置より離れた距離でも眼の位置を気にすることなく、すなわち表示装置を覗き込むことなく表示を見ることができる効果を奏する。
画像を虚像として遠方に表示することにより、通常表示装置が存在する近点に焦点を合わせることのできない人でも焦点の合った表示を見ることができる効果がある。本発明各実施形態の表示装置を用いれば、例えば、老眼の人でも老眼鏡を掛ける(或いは外す)ことなく、焦点の合った表示を見ることが出来る。
さらに、各実施形態の表示装置は、観察者の眼の負担を軽減し、老眼鏡その他の光学部材を追加することなく観察することができる。更に、遠視の人でもメガネを用いることなく、焦点の合った画像(絵だけでなく文字など、表示される全ての情報のこと)を見ることが出来る。
以上のように、本発明は、焦点が容易に合う実用的な薄型の表示方法及び表示装置に適している。
1 レンズアレイ
1a、1b、1c、1d、1e、1f 各レンズ
2 表示デバイス
2a、2b、2c 表示領域
3a、3b、3c 部分画像
4a、4b、4c 虚像
6a、6b、6c 部分画像の像
7 下端
8 上端
9、10 光束
100、200、500、700 表示装置

Claims (22)

  1. 複数のレンズからなるレンズアレイを供給する工程と、
    前記複数のレンズにそれぞれ対応する少なくとも一つの表示領域を供給する工程と、
    前記少なくとも一つの表示領域にそれぞれ原画像の部分画像を表示する工程と、
    前記部分画像はそれぞれ一部が同じ画像部分を含みそれぞれ異なっており、
    前記複数のレンズから射出するそれぞれの光束が合わさって等価的に一つの光束となる工程と、
    それぞれの前記レンズがそれぞれの前記表示領域に表示された前記部分画像の虚像をそれぞれ形成する工程と、
    前記複数のレンズによってそれぞれ形成される前記対応した表示領域に表示された部分画像の複数の前記虚像が重なって、一つの虚像を形成する工程と、を有することを特徴とする虚像を表示する表示方法。
  2. 前記部分画像は、前記原画像の一部の画像をいうことを特徴とする請求項1に記載の表示方法。
  3. 前記レンズアレイの前側或いは後側に凸レンズ効果を有する光学系を設ける工程を有することを特徴とする請求項1または2に記載の表示方法。
  4. 前記表示領域は複数の画素から構成されており、
    前記虚像が重なる工程において、複数の前記表示領域の画素が重なることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示方法。
  5. 前記表示領域は複数の画素から構成されており、
    前記虚像が重なる工程において、複数の前記表示領域の画素が前記表示領域毎にその画素間隔の半分の距離ずれて重なることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示方法。
  6. 前記表示領域は複数の画素から構成されており、
    前記虚像が重なる工程において、複数の前記表示領域の画素が前記表示領域毎に順にその画素間隔の3分の一の距離ずれて重なることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示方法。
  7. 画素で構成された表示デバイスと、
    複数のレンズからなるレンズアレイと、
    前記表示デバイスに前記複数のレンズにそれぞれ対応する少なくとも一つの表示領域と、を有し、
    前記少なくとも一つの表示領域にそれぞれ原画像の部分画像を表示し、
    前記部分画像はそれぞれ一部が同じ画像部分を含みそれぞれ異なっており、
    前記複数のレンズから射出するそれぞれの光束が合わさって等価的に一つの光束となり、
    それぞれの前記レンズがそれぞれの前記表示領域に表示された前記部分画像の虚像をそれぞれ形成し、
    前記複数のレンズによってそれぞれ形成される前記対応した表示領域に表示された部分画像の複数の前記虚像が重なって、一つの虚像を形成することを特徴とする虚像を表示する表示装置。
  8. 前記部分画像は、前記原画像の一部の画像をいうことを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記レンズアレイの前側或いは後側に凸レンズ効果の光学系を設けることを特徴とする請求項7または8に記載の表示装置。
  10. 前記表示デバイスが一体的に一つの素子で構成されていることを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の表示装置。
  11. 前記虚像が重なるときに、複数の前記表示領域の画素が重なることを特徴とする請求項7〜10の何れか1項に記載の表示装置。
  12. 前記虚像が重なるときに、複数の前記表示領域の画素が前記表示領域毎にその画素間隔の半分の距離ずれて重なることを特徴とする請求項7〜11の何れか1項に記載の表示装置。
  13. 前記虚像が重なるときに、複数の前記表示領域の画素が前記表示領域毎に順にその画素間隔の3分の一の距離ずれて重なることを特徴とする請求項7〜11の何れか1項に記載の表示装置。
  14. 前記表示領域と前記レンズアレイの相対的位置を前記レンズの光軸に垂直な方向に画素間隔の半分の距離移動させるシフト機能を有することを特徴とする請求項7〜13の何れか1項に記載の表示装置。
  15. 前記シフト機能が表示画像の横及び縦方向の二次元方向に行われることを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
  16. 前記シフト機能が機械的機構であることを特徴とする請求項14または15に記載の表示装置。
  17. 前記シフト機能が液晶を用いた光スイッチであることを特徴とする請求項14または15に記載の表示装置。
  18. 前記表示領域に表示する前記部分画像の表示部分が前記原画像の以下の条件式を満たす部分であることを特徴とする請求項7〜17の何れか1項に記載の表示装置。
    Figure 0006196934
    ここで、xnb〜xneは部分画像の表示範囲、Hは前記表示デバイスに設けられた前記表示領域の光軸からの表示高、nmaxは光軸から表示高方向に設けられる前記表示領域の数、nは前記表示領域の光軸から数えた番号、Dは前記レンズの直径、fは前記レンズの焦点距離、fは前記表示デバイスから前記虚像までの距離である。
  19. 前記レンズの口径(直径)が0.3mm以上であることを特徴とする請求項7〜18の何れか1項に記載の表示装置。
  20. 前記表示デバイスから前記虚像までの距離が2m以上であることを特徴とする請求項7〜19の何れか1項に記載の表示装置。
  21. 観察者から前記レンズアレイまでの距離が3cm以上であることを特徴とする請求項7〜20の何れか1項に記載の表示装置。
  22. 観察者の位置においてアイボックスの幅が11mm以上であることを特徴とする請求項7〜21の何れか1項に記載の表示装置。
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