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JP6181473B2 - 密封装置 - Google Patents

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JP6181473B2 JP2013175943A JP2013175943A JP6181473B2 JP 6181473 B2 JP6181473 B2 JP 6181473B2 JP 2013175943 A JP2013175943 A JP 2013175943A JP 2013175943 A JP2013175943 A JP 2013175943A JP 6181473 B2 JP6181473 B2 JP 6181473B2
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Description

本発明は、例えば、自動車のトランスファ装置等の出力軸部分の密封に用いられる密封装置に関する。
例えば、自動車のトランスファ装置には、駆動機構を収容しているケースと、そのケースに形成されたハウジングから突出して駆動力を出力する出力軸(回転軸)との間に、ケース内に泥水や塵埃が浸入するのを防止するとともにケース内の潤滑油が大気側に漏れるのを防止するための密封装置が設けられている。
上記密封装置は、図5に示すように、ハウジング101に設けられた第1シール部材102と、水平軸線回りに回転可能な回転軸103に設けられた第2シール部材104とを組み合わせて構成されている。
第1シール部材102は、ハウジング101に固定される第1金属環105と、この第1金属環105に設けられ回転軸103の外周面に摺接するシールリップ106とを有している。
第2シール部材104は、回転軸103に嵌合して固定される第2金属環107と、この第2金属環107に設けられた円環状のダストリップ108及びサイドリップ109とを有し、これら両リップ108,109が第1シール部材102の第1金属環105に摺接することで、ハウジング101と回転軸103との間の環状空間を密封するようになっている。ダストリップ108は、サイドリップ109の径方向外方に配置され、主としてハウジング101内に泥水が浸入するのを防止している。サイドリップ109は、主としてダストリップ108を通過した泥水がハウジング101内に侵入するのを防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−17212号公報
前記密封装置にあっては、回転軸103を低速回転しているときに、大気側の泥水がダストリップ108とサイドリップ109との間に浸入する場合がある。この浸入した泥水は、回転軸103の回転に伴う遠心力によって、ダストリップ108付近で連れ回っているが、回転軸103の回転が停止すると、前記浸入した泥水は重力によってダストリップ108の周面や第1金属環の周面を伝って、図5のクロスハッチング部分で示すように、第1金属環105の下側に堆積し、その堆積した泥水がサイドリップ109の径方向内方に浸入するという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、回転軸の回転を停止させたときに、泥水がサイドリップの径方向内方に浸入するのを抑制することができる密封装置を提供することを目的とする。
本発明のシール部材は、ハウジングに設けられる第1シール部材と、外径が40mm以上かつ45mm以下の回転軸に対してその水平軸線回りに一体回転可能に設けられる第2シール部材とを備え、前記第1シール部材は、前記ハウジングに固定される第1金属環と、前記第1金属環に設けられ前記回転軸の外周面に摺接するシールリップとを有し、前記第2シール部材は、前記回転軸に固定される第2金属環と、前記第2金属環に設けられ前記第1金属環に摺接するサイドリップと、前記サイドリップの径方向外方において前記第1金属環に摺接するダストリップとを有する密封装置であって、前記サイドリップにおける前記第1金属環との摺接部分と、前記ダストリップにおける前記第1金属環との摺接部分との径方向の離反距離が、2.5mm以上かつ5.0mm以下に設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、ダストリップの摺接部分をサイドリップの摺接部分に対して径方向外方に離反させることができるため、回転軸の回転中にダストリップとサイドリップとの間に浸入した泥水が、回転軸の回転を停止させたときに、重力によって第1金属環の下側に堆積しても、その堆積した泥水がサイドリップの径方向内方に浸入するのを抑制することができる。
本発明によれば、回転軸の回転を停止させたときに、泥水がサイドリップの径方向内方に浸入するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る密封装置を用いた自動車用トランスファ装置を示す断面図である。 上記密封装置の要部を示す拡大断面図である。 上記密封装置の耐泥水性の試験結果を示すグラフである。 上記密封装置の下側に泥水が堆積した状態を示す断面図である。 従来の密封装置を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の一実施形態に係る密封装置を用いた自動車用トランスファ装置を示す断面図である。図1に示すように、トランスファ装置1は、エンジン(図示省略)の駆動力を後輪側と前輪側とに分配するための装置である。このトランスファ装置1は、一端部2aがエンジン側に接続されるとともに他端部2bが後輪側デファレンシャル装置(図示省略)に接続されるメインシャフト2と、動力伝達チェーン3を介してメインシャフト2の駆動力が伝達されるとともに前輪側デファレンシャル装置(図示省略)に接続されるアウトプットシャフト4と、これらを収容するトランスファケース5とを備えている。
メインシャフト2は、動力伝達チェーン3が巻き掛けられるスプロケット2cや、このスプロケット2cをメインシャフト2に断続可能に接続する接続手段2d等を有している。
トランスファケース5内には、内部に収容している各部を潤滑するための潤滑油が所定量貯留されている。本実施形態のトランスファ装置1には、比較的低粘度(例えば、SAE粘度番号75W−90)の潤滑油が用いられている。
トランスファ装置1は、メインシャフト2の一端部2aから入力される前記エンジンの駆動力を、他端部2bに接続される前記後輪側デファレンシャル装置に伝達する。また、前記前輪側デファレンシャル装置に対しては、接続手段2dによってスプロケット2cをメインシャフト2に接続することで、当該メインシャフト2に入力される駆動力を動力伝達チェーン3を介してアウトプットシャフト4に分配する。これによって、トランスファ装置1は、アウトプットシャフト4に接続される前輪側デファレンシャル装置及びメインシャフト2の他端部2bに接続される後輪側デファレンシャル装置の双方に対してエンジンの駆動力を分配する。
また、トランスファ装置1は、当該トランスファ装置1が搭載される自動車の車体下側に配置される。トランスファ装置1のメインシャフト2及びアウトプットシャフト4は、平行に配置されている。この内、メインシャフト2は、その両端がエンジン側及び後輪側に接続されるため、トランスファ装置1は、メインシャフト2がエンジンと後輪側デファレンシャル装置との間に配置される。このため、アウトプットシャフト4は、メインシャフト2よりもさらに車体下側にオフセットして配置される。従って、トランスファ装置1は、アウトプットシャフト4側が車体下側に突出するように車体に配置される。
アウトプットシャフト4は、動力伝達チェーン3が巻き掛けられたスプロケット6が設けられた本体部4aと、本体部4aの一端に固定されたフランジ部材4bとを有しており、トランスファケース5内に設けられた軸受8によって水平軸線X回りに回転可能に支持されている。また、アウトプットシャフト4は、トランスファケース5に形成されケース内外を連通するハウジング7から、フランジ部材4bがケース外部に突出するように配置されている。アウトプットシャフト4の本体部4aの外径Dは、40mm以上かつ45mm以下に設定されている。本実施形態の外径Dは、41mmに設定されている。
上記のように、トランスファケース5内には潤滑油が貯留されているので、この潤滑油がケース外部(大気側)に漏洩するのを防止すると同時にケース内部に大気側の泥水や塵埃が浸入するのを防止するために、回転軸としてのアウトプットシャフト4とハウジング7との間に形成される環状空間には、アウトプットシャフト4とハウジング7との間の環状空間を密封する密封装置10が設けられている。
図2は、密封装置10の要部を示す図1の拡大断面図である。図2において、密封装置10は、ハウジング7の端部に固定された第1シール部材20と、ハウジング7に対して相対回転するアウトプットシャフト4に一体回転可能に固定された第2シール部材30とを組み合わせて構成されている。
第1シール部材20は、ハウジング7に固定された第1金属環21と、この第1金属環21に設けられた第1シール本体22とを有している。第1金属環21は、ハウジング7の内周面7aに嵌合固定されている第1円筒部21aと、第1円筒部21aの一端部から径方向内方に延びる環状の固定部21bとを有している。また、第1金属環21は、第1円筒部21aの他端部から径方向外方に延びハウジング7の端面7bに当接している円環部21cと、円環部21cの外周端部から軸方向外方に延びる第2円筒部21dと、第2円筒部21dの軸方向端部から径方向外方に延びる環状部21eとを有している。
なお、本明細書では、軸方向においてトランスファケース5から見てケース外部側に向く方向を軸方向外方、ケース内部側に向く方向を軸方向内方ともいう。
第1金属環21とハウジング7との間は、第1円筒部21aを内周面7aに嵌合固定されることで互いに密接しており、密封性を有している。第1金属環21は、SUS304やSUS430といったステンレス鋼板をプレス加工することによって形成された環状の部材である。このため、例えばSPCC等の冷延鋼板と比較して、耐食性に優れるとともに、材質としての硬さも高いため、後述する各リップが摺接したとしても、第1金属環21自体が早期に摩耗してシール性を低下させることがない。
第1シール本体22は、合成ゴムを用いて形成されており、第1金属環21の固定部21bに加硫接着されている。第1シール本体22は、固定部21bの内側側面に沿う基部22aを有している。この基部22aには、固定部21bの先端側から軸方向内方に延びてアウトプットシャフト4の本体部4aの外周面4cに摺接する環状の主リップ(シールリップ)22bと、固定部21bの先端側から軸方向斜め外方に延びてアウトプットシャフト4の外周面4cとの間で隙間を形成する環状の補助リップ22cと、固定部21bから軸方向外方(第2シール部材30側)に延びる環状突起部22dとが形成されている。
主リップ22bの外周面には周溝22b1が形成されており、この周溝22b1には、主リップ22bを外周側から緊迫している環状のばね部材23が装着されている。主リップ22bは、ばね部材23によって緊迫されることで、アウトプットシャフト4の外周面4cに押圧されており、その外周面4cと第1金属環21との間を密封している。
また、主リップ22bは、アウトプットシャフト4の外周面4cに対して比較的高い速度で摺接するため、その摩擦によって生じる熱によって劣化するおそれがある。また、トランスファ装置1に用いられる潤滑油は、比較的低粘度であるため、低温下でリップの偏心追随性が低下すると当該リップから潤滑油が漏れ易くなるおそれがある。上記の点を考慮すると、第1シール本体22は、アクリルゴムを用いて形成することが好ましい。アクリルゴムを用いることで、各リップの耐熱性を高めることができることに加え、低温下における偏心追随性を高めることができるからである。
第1シール本体22の環状突起部22dは、その先端部22d1が、後述する突出部32cの内周面32c1及びその径方向内方の側壁面32c2との間で僅かな隙間となるように形成されており、環状突起部22dと突出部32cとによりラビリンスシールが構成されている。
第1シール本体22の基部22aの外周側には、ハウジング7の内周面7aに沿って形成され、内周面7aに密接している密接部22eが形成されている。この密接部22eは、内周面7aに密接することで、その内周面7aと第1金属環21の第1円筒部21aとの間における嵌合による密封性が低下したとしても、ケース内部に泥水が浸入したり、ケース内部の潤滑油が大気側に漏洩したりするのを防止することができる。
第2シール部材30は、アウトプットシャフト4に固定された第2金属環31と、この第2金属環31に設けられた第2シール本体32とを有している。第2金属環31は、冷延鋼板をプレス加工することによって形成された環状の部材である。第2金属環31は、アウトプットシャフト4のフランジ部材4bの外周面に一体回転可能に外嵌固定された円筒部31aと、円筒部31aから径方向外方に延び第1金属環21の円環部21cに対向配置された円環状の本体部31bと、本体部31bの外周端部から第1金属環21側に延びて第1金属環21の第2円筒部21dの外周側を覆う外覆部31cとを有している。
第2金属環31の外覆部31cは、第1金属環21の環状部21eの外周端部との間で僅かな隙間を置いて、第2円筒部21dの外周側を覆っている。これにより、外覆部31cは、環状部21eとの間でラビリンスシールを構成している。
第2金属環31とアウトプットシャフト4との間は、円筒部31aをフランジ部材4bの外周面に外嵌固定させることで互いに密接しており、密封性を有している。第2金属環31は、比較的加工性のよいSPCC等の冷延鋼板を用いて形成されているが、第1金属環21と同様にSUS304やSUS430といった耐食性の高いステンレス鋼板を用いることもできる。
第2シール本体32は、合成ゴム(例えば、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、水素添加ニトリルゴム(H−NBR))を用いて形成された部材であり、第2金属環31の本体部31bに加硫接着されている。第2シール本体32は、本体部31bの内側面及び円筒部31aの外周面に沿う厚肉の基部32aを有している。この基部32aには、その外周端部から軸方向内方へ径方向斜め外方に延びて第1金属環21の第2円筒部21dの内周面に摺接する環状のダストリップ32bと、基部32aの側面から軸方向内方に環状に突出した突出部32cと、この突出部32cの先端部からさらに軸方向内方へ径方向斜め外方に延び第1金属環21の円環部21cの外側面に摺接する環状のサイドリップ32dとが形成されている。これにより、ダストリップ32b及びサイドリップ32dは、第1金属環21と第2金属環31との間を密封している。
ダストリップ32bは、基部32aの外周端部から軸方向内方へ径方向斜め外方に延び、さらにその先端部が軸方向外方に向くように折り返すことで断面C形に形成されて、第1金属環21の第2円筒部21dの内周面に摺接している。このようにダストリップ32bを断面C形に形成することで、ハウジング7に対するアウトプットシャフト4の偏心量が過大になったとしても、ダストリップ32bによるアウトプットシャフト4に対する反力を低く抑えることができ、当該密封装置10の回転抵抗が増加するのを抑えることができるとともに、ダストリップ32bが過度に摩耗するのを防止することができる。
ダストリップ32bは、サイドリップ32dよりも径方向外方に離反して配置されている。具体的には、サイドリップ32dにおける第1金属環21の円環部21cとの摺接部分と、ダストリップ32bにおける第1金属環21の第2円筒部21dとの摺接部分との径方向の離反距離Lが、2.5mm以上かつ5.0mm以下に設定されている。本実施形態における離反距離Lは、5.0mmに設定されている。
なお、前記離反距離Lを、2.5mm以上かつ5.0mm以下に設定したのは、2.5mm未満であれば、泥水がサイドリップ32dの径方向内方に浸入するのを防止するという効果が低下するためであり、5.0mmを超えると、第2金属環31の外覆部31cの外周端が他部材であるトランスファケース5に当接する場合があるためである。
次に、上記実施形態に係る密封装置10の効果を検証するために、本発明者らが行った検証試験の結果について説明する。
本試験に供した密封装置としては、図2に示した密封装置において第1シール部材20を取り除いた状態、つまり第2シール部材30のみとした状態を実施例品として用い、比較例品としては、図5に示す従来の密封装置を用いた。
試験方法としては、所定の混合比で水と試験用ダスト(JIS規格品)とを混合した泥水を泥水槽に貯留し、その泥水槽内において回転軸(アウトプットシャフト4)を低速(回転速度=560回転/分)で回転させる。そして、密封装置10のサイドリップ32dの径方向内方に泥水が浸入するまでの時間を泥水密封時間として測定し、その泥水密封時間を実施例品と比較例品とで比較することにより耐泥水性の評価を行った。
図3は、耐泥水性の試験結果を示すグラフである。図において、比較例品では72時間で泥水が浸入したのに対して、実施例品では680時間を経過しても泥水が浸入することはなかった。この結果より、実施例品の耐泥水性が飛躍的に向上していることが分かる。
以上、本実施形態の密封装置10によれば、サイドリップ32dにおける第1金属環21との摺接部分と、ダストリップ32bにおける第1金属環21との摺接部分との径方向の離反距離Lを2.5mm以上かつ5.0mm以下に設定しているため、第2シール部材30が他部材であるトランスファケース5と干渉することなく、ダストリップ32bの摺接部分をサイドリップ32dの摺接部分に対して径方向外方に離反させることができる。
これにより、アウトプットシャフト4の回転中にダストリップ32bとサイドリップ32dとの間に浸入した泥水が、アウトプットシャフト4の回転を停止させたときに、重力によってダストリップ32bの周面等を伝って、図4のクロスハッチング部分で示すように、第1金属環21におけるサイドリップ32dとの摺接部分よりも下側で堆積する。したがって、アウトプットシャフト4の回転を停止させたときに泥水が重力によって第1金属環21の下側に堆積しても、その堆積した泥水がサイドリップ32dの径方向内方に浸入するのを抑制することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。上記実施形態の密封装置10は、トランスファ装置1のアウトプットシャフト4とハウジング7との間を密封するものとして例示したが、メインシャフト2の両端側とトランスファケース5との間を密封するものに適用することもできるし、デファレンシャル装置のインプットシャフトやアウトプットシャフトとデファレンシャルケースとの間を密封するものに適用することもできる。
4:アウトプットシャフト(回転軸)、7:ハウジング、10:密封装置、21:第1金属環、22:第1シール部材、22b:主リップ(シールリップ)、30:第2シール部材、31:第2金属環、32b:ダストリップ、32d:サイドリップ、D:外径、L:離反距離、X:水平軸線

Claims (1)

  1. ハウジングに設けられる第1シール部材と、外径が40mm以上かつ45mm以下の回転軸に対してその水平軸線回りに一体回転可能に設けられる第2シール部材とを備え、
    前記第1シール部材は、前記ハウジングに固定される第1金属環と、前記第1金属環に設けられ前記回転軸の外周面に摺接するシールリップとを有し、
    前記第2シール部材は、前記回転軸に固定される第2金属環と、前記第2金属環に設けられ前記第1金属環に摺接するサイドリップと、前記サイドリップの径方向外方において前記第1金属環に摺接するダストリップとを有する密封装置であって、
    前記サイドリップにおける前記第1金属環との摺接部分と、前記ダストリップにおける前記第1金属環との摺接部分との径方向の離反距離が、2.5mm以上かつ5.0mm以下に設定されていることを特徴とする密封装置。
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