JP6166601B2 - モータ制御装置及び発電機制御装置 - Google Patents
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Description
3相モータの電機子鎖交磁束及びモータトルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、インバータによって前記3相モータに電圧ベクトルを印加するモータ制御装置であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算部と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算部と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算部と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算部は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算部と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相モータの回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算部とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失を下回るように、前記第2の磁束振幅指令演算部が構成されている、モータ制御装置を提供する。
3相モータの電機子鎖交磁束及びモータトルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、インバータによって前記3相モータに電圧ベクトルを印加するモータ制御装置であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算部と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算部と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算部と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算部は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算部と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相モータの回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算部とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失を下回るように、前記第2の磁束振幅指令演算部が構成されている、モータ制御装置を提供する。
3相発電機の電機子鎖交磁束及び発電機トルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、コンバータによって前記3相発電機に電圧ベクトルを印加する発電機制御装置であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算部と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算部と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算部と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算部は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算部と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相発電機の回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算部とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相発電機を流れる電流又は前記3相発電機で発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相発電機を流れる電流又は前記3相発電機で発生する電力損失を下回るように、前記第2の磁束振幅指令演算部が構成されている、発電機制御装置を提供する。
3相モータの電機子鎖交磁束及びモータトルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、インバータによって前記3相モータに電圧ベクトルを印加するモータ制御方法であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算工程と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算工程と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算工程と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算工程は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算工程と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相モータの回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算工程とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失を下回る、モータ制御方法を提供する。
3相モータ1は、回転子と、固定子とを有している。回転子は、永久磁石を備えている。固定子は、3相分の電機子巻線を有している。3相モータ1のU相に対応する電機子巻線をU相巻線と称することがある。3相モータ1のV相に対応する電機子巻線をV相巻線と称することがある。3相モータ1のW相に対応する電機子巻線をW相巻線と称することがある。3相モータ1は、例えば3相永久磁石同期モータである。
インバータ2は、具体的にはPWM(Pulse Width Modulation)インバータである。より具体的には、インバータ2は、直流電源と変換回路とを有している。直流電源は、直流電圧を出力する。変換回路は、PWM制御によって、直流電圧を電圧ベクトル(3相交流電圧)に変換する。インバータ2は、電圧ベクトルを3相モータ1に印加する。
図3に示すように、モータ制御装置3は、電流センサ5、3相2相座標変換部22、磁束・トルク推定部23、減算部24、第1の磁束振幅指令演算部25、第2の磁束振幅指令演算部31、磁束指令演算部26、電圧指令演算部29及び2相3相座標変換部30を備えている。
以下、モータ制御装置3の動作の概要を説明する。電流センサ5によって、U相電流iu及びV相電流ivが検出される。U相電流iuは、3相電流iのU相成分である。V相電流ivは、3相電流iのV相成分である。3相2相座標変換部22によって、U相電流iu及びV相電流ivが、2相電流iαβに変換される。磁束・トルク推定部23によって、2相電流iαβと、目標2相電圧vαβ *とから、推定磁束ψαβと、推定磁束ψαβの位相θsと、推定トルクTとが求められる。つまり、磁束・トルク推定部23によって、モータトルク及び電機子鎖交磁束が推定される。減算部24によって、推定トルクTと目標トルクT*との差(トルク誤差ΔT:T*−T)が求められる。第1の磁束振幅指令演算部25によって、目標トルクT*から、第1の目標磁束|ψS *|が特定される。第2の磁束振幅指令演算部31によって、第1の目標磁束|ψS *|と、回転数ωとから、第2の目標磁束|ψS **|が特定される。磁束指令演算部26によって、第2の目標磁束|ψS **|と、位相θsと、トルク誤差ΔTとから、目標磁束ベクトルψαβ *が特定される。電圧指令演算部29によって、目標磁束ベクトルψαβ *と、推定磁束ψαβと、2相電流iαβとから、目標2相電圧vαβ *が特定される。2相3相座標変換部30によって、目標2相電圧vαβ *が、目標3相電圧vuvw *に変換される。目標3相電圧vuvw *は、インバータ2に参照される。このような制御により、3相モータ1は、電機子鎖交磁束の振幅及びモータトルクがそれぞれ第1の目標磁束|ψS *|及び目標トルク指令T*に追従するように制御される。
電流センサ5は、3相電流iを検出する。本実施形態では、電流センサ5は、U相電流iu及びV相電流ivを検出する。電流センサ5は、U相電流iu及びV相電流ivを出力する。
3相2相変換部22は、3相電流iを2相電流iαβに変換する。本実施形態では、3相2相変換部22は、U相電流iu及びV相電流ivを、α軸電流iα及びβ軸電流iβに変換する。α軸電流iα及びβ軸電流iβは、磁束・トルク推定部23及び電圧指令演算部29に与えられる。
磁束・トルク推定部23は、2相電流iαβと、目標2相電圧vαβ *とから、モータトルク及び電機子鎖交磁束を推定する。本実施形態では、磁束・トルク推定部23は、式(1−1)、(1−2)、(1−3)及び(1−4)を用いて、推定磁束ψαβ(推定磁束ψα,ψβ)、推定磁束ψαβの位相θs及び推定トルクTを求める。式(1−1)及び(1−2)におけるRaは、3相モータ1の1相当たりの巻線抵抗である。右辺の積分は、基準時刻(t=0)から現時点までの時間積分を表す。ψα|t=0は、t=0における推定磁束ψαの値(初期値)である。ψβ|t=0は、t=0における推定磁束ψβの値(初期値)である。式(1−4)におけるPnは、3相モータ1の極対数である。推定磁束ψαβは、電圧指令演算部29に与えられる。位相θsは、磁束指令演算部26に与えられる。推定トルクTは、減算部24に与えられる。
減算部24は、推定トルクTと目標トルクT*との差(トルク誤差ΔT:T*−T)を求める。減算部24としては、公知の演算子を用いればよい。
第1の磁束振幅指令演算部25は、目標トルクT*から目標磁束としての第1の目標磁束|ψS *|を特定する。目標磁束と第1の目標磁束|ψS *|とは同じスカラーを指す。本実施形態の第1の目標磁束|ψS *|は、モータ電流を最小とするためのものである。モータトルクを目標値としつつ、モータ電流の値に対するモータトルクの値の比率が最大となるように、3相モータを制御する制御は、最大トルク/電流(MTPA:Maximum Torque Per Ampere)制御として知られてる。最大トルク/電流制御は公知であるため、最大トルク/電流制御の詳細な説明は省略する。本実施形態では、第1の磁束振幅指令演算部25は、テーブルを用いて目標トルクT*から第1の目標磁束|ψS *|を特定するように構成されている。テーブルにおける目標トルクT*と第1の目標磁束|ψS *|との対応関係は、当業者であれば適切に設定できる。第1の磁束振幅指令演算部25は、演算により第1の目標磁束|ψS *|を特定するように構成されていてもよい。
磁束指令演算部26は、第1の目標磁束|ψS *|と、位相θsとに基づいて、電機子鎖交磁束が追従するべき目標磁束ベクトルψαβ *を特定する。具体的に、磁束指令演算部26は、第2の目標磁束|ψS **|と、位相θsと、トルク誤差ΔTとから、電機子鎖交磁束が追従するべき目標磁束ベクトルψαβ *を特定する。本実施形態における磁束指令演算部26は、図4に示すブロック図に従って、目標磁束ベクトルψαβ *を特定する。具体的に、磁束指令演算部26は、PI制御部35と、加算部36と、ベクトル生成部37とを有している。PI制御部35は、ΔTをゼロに収束させるための比例積分制御により、位相補正量ΔθS *を特定する。加算部36は、位相θSと位相補正量ΔθS *との合計(θS *:θS+ΔθS *)を求める。ベクトル生成部37は、第2の目標磁束|ψS **|と合計θS *とから、目標磁束ベクトルψαβ *を特定する。具体的に、ベクトル生成部37は、式(1−5)及び(1−6)を用いて目標磁束ベクトルψαβ *を求める。目標磁束ベクトルψαβ *は、電圧指令演算部29に与えられる。
電圧指令演算部29は、目標磁束ベクトルψαβ *と推定磁束ψαβとの差と、2相電流iαβとから、目標2相電圧vαβ *を特定する。本実施形態では、電圧指令演算部29は、式(1−7)を用いて、目標α軸電圧vα *及び目標β軸電圧vβ *を求める。式(1−7)におけるTsは、制御周期(サンプリング周期)である。なお、3相モータ1が高速回転しているときは、巻線抵抗Raに基づく電圧降下が非常に小さい。このため、電圧指令演算部29は、式(1−7)の右辺第2項を無視して、目標磁束ベクトルψαβ *と推定磁束ψαβとの差から、目標2相電圧vαβ *を特定するように構成されていてもよい。目標2相電圧vαβ *は、2相3相座標変換部30に与えられる。
2相3相座標変換部30は、目標2相電圧vαβ *を、目標3相電圧vuvw *に変換する。その後、目標3相電圧vuvw *に対応する電圧ベクトルが、インバータ2によって生成され、3相モータ1に印加される。
第2の磁束振幅指令演算部31は、第1の目標磁束|ψS *|と、回転数ωとから、磁束指令演算部26に与えるべき第2の目標磁束|ψS **|を特定する。第2の目標磁束|ψS **|はスカラーである。第2の磁束振幅指令演算部31は、第2の目標磁束|ψS **|を磁束指令演算部26に与えたときに3相モータ1を流れる電流が、第2の目標磁束|ψS **|に代えて第1の目標磁束|ψS *|を磁束指令演算部26に与えたときに3相モータ1を流れる電流を下回るように構成されている。本実施形態では、第2の目標磁束|ψS **|は、以下の理論に基づいて特定される。
変形例に係るモータ制御装置は、第1の実施形態における第2の磁束振幅指令演算部31の代わりに、第2の磁束振幅指令演算部Aを備えている。
以下、第2の実施形態のモータ制御装置について、図9及び10を参照しながら説明する。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様の部分については同一符号を付し、説明を省略する。
以下、第3の実施形態のモータ制御装置について、図11及び12を参照しながら説明する。なお、第3の実施形態では、第1の実施形態と同様の部分については同一符号を付し、説明を省略する。
以下、第4の実施形態のモータ制御装置について、図13及び14を参照しながら説明する。なお、第4の実施形態では、第1の実施形態と同様の部分については同一符号を付し、説明を省略する。
以下、第5の実施形態の発電機制御装置について説明する。図15に示す発電機制御装置403は、コンバータ(電圧変換回路)2b及び3相発電機1bに接続されうる。発電機制御装置403の構成要素は、モータ制御装置3の構成要素と同じである。
1b 3相発電機
1m 永久磁石
2 インバータ
2b コンバータ
3,103,203,303 モータ制御装置
4b 電圧出力部
5 電流センサ
22 3相2相座標変換部
23,70 磁束・トルク推定部
24 減算部
25 第1の磁束振幅指令演算部
26 磁束指令演算部
29 電圧指令演算部
30 2相3相座標変換部
31,50,60 第2の磁束振幅指令演算部
35 PI制御部
36 加算部
37 ベクトル生成部
40,41,42,43,44,71 曲線
51,61 振幅演算部
52,62 PI制御部
53,63 減算部
54,64 加算部
65 MTPAブロック
403 発電機制御装置
Claims (11)
- 3相モータの電機子鎖交磁束及びモータトルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、インバータによって前記3相モータに電圧ベクトルを印加するモータ制御装置であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算部と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算部と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算部と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算部は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算部と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相モータの回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算部とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失を下回るように、前記第2の磁束振幅指令演算部が構成されており、
前記第2の磁束振幅指令演算部は、前記3相モータを流れる電流に基づいて前記第1の目標磁束を再導出し、推定された前記電機子鎖交磁束と再導出された前記第1の目標磁束とを用いて、推定された前記電機子鎖交磁束の振幅と再導出された前記第1の目標磁束との差がゼロに収束するように、前記第2の目標磁束を特定する、モータ制御装置。 - 3相モータの電機子鎖交磁束及びモータトルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、インバータによって前記3相モータに電圧ベクトルを印加するモータ制御装置であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算部と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算部と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算部と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算部は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算部と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相モータの回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算部とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失を下回るように、前記第2の磁束振幅指令演算部が構成されており、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときにおける推定される前記電機子鎖交磁束の振幅の前記第1の目標磁束からの乖離量が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときにおける推定される前記電機子鎖交磁束の振幅の前記第1の目標磁束からの乖離量に比べて縮小するように、前記モータ制御装置が構成されている、モータ制御装置。 - 前記第2の磁束振幅指令演算部は、前記回転数を用いて、推定された前記電機子鎖交磁束の振幅が前記第1の目標磁束に一致するように、前記第2の目標磁束を特定する請求項2に記載のモータ制御装置。
- 前記第2の磁束振幅指令演算部は、推定された前記電機子鎖交磁束と前記第1の磁束振幅指令演算部で特定された前記第1の目標磁束とを用いて、推定された前記電機子鎖交磁束の振幅と前記第1の目標磁束との差がゼロに収束するように、前記第2の目標磁束を特定する請求項2に記載のモータ制御装置。
- 3相モータの電機子鎖交磁束及びモータトルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、インバータによって前記3相モータに電圧ベクトルを印加するモータ制御装置であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算部と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算部と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算部と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算部は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算部と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相モータの回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算部とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相モータを流れる電流又は前記3相モータで発生する電力損失を下回るように、前記第2の磁束振幅指令演算部が構成されており、
推定される前記電機子鎖交磁束の振幅が前記第2の目標磁束よりも大きくなりかつ前記第1の目標磁束よりも小さくなるように前記モータ制御装置が構成されている、モータ制御装置。 - 前記第2の磁束振幅指令演算部は、前記第1の目標磁束よりも小さい前記第2の目標磁束を特定する請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
- 前記第2の磁束振幅指令演算部は、前記回転数が大きければ大きいほど前記第1の目標磁束と前記第2の目標磁束との差が増加するように、前記第2の目標磁束を特定する請求項1〜6のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
- 推定された前記電機子鎖交磁束及び前記3相モータを流れる電流に基づいて、前記モータトルクを推定し、前記3相モータを流れる電流及び前記回転数に基づいて、推定された前記モータトルクを補正する、トルク推定部をさらに備えた、請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
- 3相発電機の電機子鎖交磁束及び発電機トルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、コンバータによって前記3相発電機に電圧ベクトルを印加する発電機制御装置であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算部と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算部と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算部と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算部は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算部と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相発電機の回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算部とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相発電機を流れる電流又は前記3相発電機で発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相発電機を流れる電流又は前記3相発電機で発生する電力損失を下回るように、前記第2の磁束振幅指令演算部が構成されており、
前記第2の磁束振幅指令演算部は、前記3相発電機を流れる電流に基づいて前記第1の目標磁束を再導出し、推定された前記電機子鎖交磁束と再導出された前記第1の目標磁束とを用いて、推定された前記電機子鎖交磁束の振幅と再導出された前記第1の目標磁束との差がゼロに収束するように、前記第2の目標磁束を特定する、発電機制御装置。 - 3相発電機の電機子鎖交磁束及び発電機トルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、コンバータによって前記3相発電機に電圧ベクトルを印加する発電機制御装置であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算部と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算部と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算部と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算部は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算部と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相発電機の回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算部とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相発電機を流れる電流又は前記3相発電機で発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相発電機を流れる電流又は前記3相発電機で発生する電力損失を下回るように、前記第2の磁束振幅指令演算部が構成されており、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときにおける推定される前記電機子鎖交磁束の振幅の前記第1の目標磁束からの乖離量が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときにおける推定される前記電機子鎖交磁束の振幅の前記第1の目標磁束からの乖離量に比べて縮小するように、前記発電機制御装置が構成されている、発電機制御装置。 - 3相発電機の電機子鎖交磁束及び発電機トルクがそれぞれ目標磁束及び目標トルクに追従するように、コンバータによって前記3相発電機に電圧ベクトルを印加する発電機制御装置であって、
前記目標磁束を特定する磁束振幅指令演算部と、
前記目標磁束と、推定された前記電機子鎖交磁束の位相とに基づいて、目標磁束ベクトルを特定する磁束指令演算部と、
前記目標磁束ベクトルと、推定された前記電機子鎖交磁束との差から、前記電圧ベクトルを特定する電圧指令演算部と、
を備え、
前記磁束振幅指令演算部は、(i)前記目標トルクから前記目標磁束としての第1の目標磁束を特定する第1の磁束振幅指令演算部と、(ii)前記第1の目標磁束と、前記3相発電機の回転数又は推定された前記電機子鎖交磁束とから、前記磁束指令演算部に与えるべき第2の目標磁束を特定する第2の磁束振幅指令演算部とを有し、
前記第2の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相発電機を流れる電流又は前記3相発電機で発生する電力損失が、前記第2の目標磁束に代えて前記第1の目標磁束を前記磁束指令演算部に与えたときに前記3相発電機を流れる電流又は前記3相発電機で発生する電力損失を下回るように、前記第2の磁束振幅指令演算部が構成されており、
推定される前記電機子鎖交磁束の振幅が前記第2の目標磁束よりも大きくなりかつ前記第1の目標磁束よりも小さくなるように前記発電機制御装置が構成されている、発電機制御装置。
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