JP6164918B2 - レーダ装置 - Google Patents
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レーダ装置では、同じ送信周波数の受信信号に対して、パルスヒット方向にFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)処理を実施して、周波数領域の信号に変換した後、周波数領域の信号の強度に基づいて目標を検出することで、目標のドップラ周波数を算出するようにしている。
また、目標のドップラ周波数を用いて、周波数領域の信号に対して、ドップラ補正を実施した後、異なる送信周波数のドップラ補正後の周波数領域の信号に対して、MUSIC(MUltiple SIgnal Classification)処理を適用して測距を行うようにしている。
図1はこの発明の実施の形態1によるレーダ装置を示す構成図である。
図1において、信号送信処理部1は多周波局部発振器2、パルス変調器3及び送信機4から構成されており、所定の間隔で送信RF信号(送信信号)の周波数を変化させながら、その送信RF信号を送受切替部5を介して空中線6に出力する処理を実施する。
信号送信処理部1の多周波局部発振器2は局部発振信号L0(t,n,m)を生成する信号源であり、所定の間隔で局部発振信号L0(t,n,m)の周波数を変化させる処理を実施する。
この実施の形態1では、多周波局部発振器2が、所定の間隔で局部発振信号L0(t,n,m)の周波数を昇順又は降順に変化させる例を説明する。
送信機4はパルス変調器3から出力されたパルス変調後の局部発振信号L’0(t,n,m)を送信RF信号Tx(t,n,m)として送受切替部5に出力することにより、空中線6から送信RF信号Tx(t,n,m)を空中に放射させる処理を実施する。
空中線6は送受切替部5から出力された送信RF信号Tx(t,n,m)を空中に放射する一方、送信RF信号Tx(t,n,m)が目標に反射されて戻ってきた反射RF信号を入射する送受信アンテナである。
なお、信号送信処理部1、送受切替部5及び空中線6から信号送信手段が構成されている。
なお、送受切替部5、空中線6及び信号受信処理部7から信号受信手段が構成されている。
ここでは、信号処理器8の構成要素である周波数領域変換部9、速度補償処理部10、コヒーレント積分処理部11、目標候補検出部12及び目標候補相対速度・相対距離算出部13のそれぞれが専用のハードウェア(例えば、CPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなど)で構成されているものを想定しているが、信号処理器8がコンピュータで構成されていてもよい。
信号処理器8がコンピュータで構成されている場合、周波数領域変換部9、速度補償処理部10、コヒーレント積分処理部11、目標候補検出部12及び目標候補相対速度・相対距離算出部13の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
速度補償処理部10は周波数領域変換部9により変換された周波数領域の信号FCZT(n,k)に対する速度補償処理を実施し、速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)をコヒーレント積分処理部11に出力する処理を実施する。なお、速度補償処理部10は速度補償手段を構成している。
目標候補検出部12はコヒーレント積分処理部11から出力されたコヒーレント積分後の信号FFFT(l,k)の信号強度に基づいて目標候補を検出し、その目標候補の速度方向のサンプリング番号k’と、距離方向のサンプリング番号l’とを目標候補相対速度・相対距離算出部13に出力する処理を実施する。なお、目標候補検出部12は目標候補検出手段を構成している。
表示器14は例えば液晶ディスプレイなどから構成されており、目標候補相対速度・相対距離算出部13により算出された目標候補の相対距離R’tgtや相対距離R’tgtなどを画面に表示する。
図2において、f0は送信最小周波数、fnは送信周波数、nは送信周波数番号、Nは送信周波数の数、mは同一送信周波数のヒット番号、Mは同一送信周波数のヒット数、Δfは送信周波数間隔、Tfは送信周波数切替間隔、Tpriはパルス繰り返し周期(PRI:Pulse Repetition Interval)、Tpはパルス幅、Δtは同一送信周波数のパルス繰り返し間隔、Tcpiは観測時間である。
この実施の形態1では、送信周波数fnを送信周波数間隔Δfで昇順に変化させた送信RF信号を空中に放射するものを示すが、送信周波数fnを送信周波数間隔Δfで降順に変化させた送信RF信号を空中に放射するものであってもよい。
信号送信処理部1の多周波局部発振器2は、図2に示す送信周波数切替間隔Tfで周波数が変化する局部発振信号L0(t,n,m)を生成する。
即ち、多周波局部発振器2は、下記の式(1)で表される局部発振信号L0(t,n,m)を生成し、その局部発振信号L0(t,n,m)をパルス変調器3及び信号受信処理部7に出力する。
式(1)において、ALは局部発振信号の振幅、φ0は局部発振信号の初期位相である。
送受切替部5は、送信機4から送信RF信号Tx(t,n,m)を受けると、その送信RF信号Tx(t,n,m)を空中線6に出力する。
これにより、空中線6から送信RF信号Tx(t,n,m)が空中に放射される。
式(3)において、ARは反射RF信号の振幅、R0は初期目標相対距離、vは目標相対速度、cは光速である。
信号受信処理部7は、送受切替部5から受信RF信号Rx(t,n,m)を受けると、多周波局部発振器2により生成された局部発振信号L0(t,n,m)を用いて、その受信RF信号Rx(t,n,m)をダウンコンバートする。
また、信号受信処理部7は、ダウンコンバート後の信号を狭帯域フィルタに通してから、増幅処理や位相検波処理を実施することで、下記の式(4)で表される受信ビデオ信号V(n,m)を生成し、その受信ビデオ信号V(n,m)を信号処理器8に出力する。
式(4)において、AVは受信ビデオ信号の振幅である。
ここでは、信号受信処理部7が狭帯域フィルタを用いている例を示しているが、PRI内をサンプリングした受信ビデオ信号を生成するようにしてもよい。
以下、信号処理器8の処理内容を具体的に説明する。
図4はFFTとCZTによる同一送信周波数の受信ビデオ信号に対する周波数領域変換結果を示す説明図である。
周波数領域変換部9は、信号受信処理部7から出力された受信ビデオ信号V(n,m)を入力するが、目標相対速度vに対する送信周波数fnのドップラ周波数fd(n,v)は下記の式(5)で表されるため、ドップラ周波数fd(n,v)は、送信周波数fnによって変化することが分かる。
その結果、送信RF信号Tx(t,n,m)の送信周波数fnが変化すると、図3(a)及び図4(a)に示すように、同一目標のドップラ周波数が異なるビン番号に属するようになるため、目標をコヒーレントに積分することができない。また、ノンコヒーレント積分することも困難である。
即ち、周波数領域変換部9は、送信周波数fnに応じてCZTの変換関数を変化させることで、図3(b)及び図4(b)に示すように、送信RF信号Tx(t,n,m)の送信周波数fnが変化しても、同一目標のドップラ周波数が同一のビン番号に属するように、信号受信処理部7により生成された受信ビデオ信号V(n,m)を周波数領域の信号FCZT(n,k)に変換している。
具体的には、周波数領域変換部9は、下記の式(6)に示すように、信号受信処理部7により生成された受信ビデオ信号V(n,m)をチャープz変換(CZT)処理で周波数領域の信号FCZT(n,k)に変換し、周波数領域の信号FCZT(n,k)を速度補償部10に出力する。
ここで、zn −mは送信周波数fnに対応するCZTの変換関数、Anは送信周波数fnに対応する変換開始位相(式(7)を参照)、Wn −kは送信周波数fnに対応するCZTの変換範囲関数(式(8)を参照)である。
また、vstは変換開始速度、venは変換終了速度、Mcztはチャープz変換後のサンプリング数、fsampはサンプリング周波数(式(9)を参照)である。
また、チャープz変換後のサンプリング数Mcztを任意に設定することができ、所望のサンプリング間隔にすることが可能になる。変換開始速度vstや変換終了速度venは、想定される相対速度を任意に設定することが可能になる。
したがって、特許文献1に開示されているレーダ装置が行うパルスヒット方向のFFTと比べて、容易に高サンプリングすることが可能になる。
ただし、式(6)で表わされるチャープz変換(CZT)を、下記の式(10)で表わされる高速フーリエ変換(FFT)と高速フーリエ逆変換(IFFT:Inverse FFT)を用いた周波数領域での畳み込み積分で実現することで、離散フーリエ変換(DFT)よりも、高速に処理することが可能になる。
式(10)において、*は畳み込みを表わす記号である。
このような場合には、周波数領域変換部9は、その受信ビデオ信号V(n,m)を周波数領域の信号FCZT(n,k)に変換する前に、下記の式(11)に示すように、その受信ビデオ信号V(n,m)に対する窓関数処理を実施し、窓関数処理後の受信ビデオ信号V’(n,m)を生成する。
この窓関数処理で使用する窓関数としては、下記の式(12)で表されるハミング窓wham(m)が考えられる。
周波数領域変換部9は、受信ビデオ信号V(n,m)に対する窓関数処理を実施した場合、受信ビデオ信号V(n,m)の代わりに、窓関数処理後の受信ビデオ信号V’(n,m)を式(6)又は式(10)に代入することで、周波数領域の信号FCZT(n,k)に変換する。
式(13)において、vczt(k)は下記の式(14)で表わされる速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)のドップラ速度ビンkに対応する相対速度である。
式(14)において、Δvcztは下記の式(15)で表わされる速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)の速度サンプリング間隔である。
ここでは、位相差を無視することができない場合に行う速度補償処理の効果について説明する。
図4(b)に示すように、周波数領域変換部9のチャープz変換によって、同一目標のドップラ速度ビンが同じになるように周波数領域に変換しているため(異なる送信周波数の周波数領域変換後の目標が同じドップラ速度ビンに存在しているため)、速度補償処理前に目標候補を検出して、目標候補の相対速度を算出する必要がない。したがって、速度補償処理を実施して、コヒーレント積分を実施してから、目標候補の検出処理を行うことができるため、目標の検出性能が向上したレーダ装置を得ることが可能になる。
また、周波数領域の信号FCZT(n,k)を送信周波数方向にコヒーレント積分を実施した後、測距処理を実施する場合、目標相対速度の影響によって、測距性能が劣化することが懸念されるが、速度補償処理部10が速度補償処理を実施することで、目標相対速度の影響が低減されて、測距性能が向上する。図6は目標相対速度の影響によるコヒーレント積分後の測距性能を示している。
式(16)において、NFFTは送信周波数方向のFFT点数、Rambは式(17)で表わされるコヒーレント積分後の信号FFFT(l,k)の曖昧さなく計測が可能な距離である。
また、ΔRは式(18)で表わされるコヒーレント積分後の信号FFFT(l,k)の距離分解能、ΔRFFTは式(19)で表わされるコヒーレント積分後の信号FFFT(l,k)の距離方向のサンプリング間隔である。
式(16)は離散フーリエ変換で説明しているが、高速フーリエ変換処理で速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)をコヒーレントに積分するようにしてもよい。
また、目標数が既知の場合や、目標数が算出できる程度のSNRの場合には、MUSIC処理で速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)をコヒーレントに積分するようにしてもよい。
図7はこの実施の形態1のコヒーレント積分処理部11によるコヒーレント積分後の信号FFFT(l,k)を示す説明図である。
コヒーレント積分後の信号FFFT(l,k)は、図7に示すように、目標候補を検出する信号のSNRが入力SNRと比べて、下記の式(20)で表わされるSNR改善度SNR_impczt+fftだけ改善する。
さらに、N個の送信周波数のパルスヒット方向FFT後の信号をノンコヒーレント積分(平均処理、あるいは、PDI(Post Detection Integration))を実施した後のSNRは、入力SNRと比べて、下記の式(22)で表わされるSNR改善度SNR_impfft+pdiだけ改善する。
図8は特許文献1に開示されているレーダ装置によるパルスヒット方向FFT後の信号と、この実施の形態1によるコヒーレント積分後の信号FFFT(l,k)の検出性能を示す説明図である。
このような場合には、コヒーレント積分処理部11は、速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)をコヒーレントに積分する前に、下記の式(24)に示すように、速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)に対する窓関数処理を実施し、窓関数処理後の信号F”CZT(n,k)を生成する。
この窓関数処理で使用する窓関数としては、下記の式(25)で表されるハミング窓wham(n)が考えられる。
コヒーレント積分処理部11は、速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)に対する窓関数処理を実施した場合、速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)の代わりに、窓関数処理後の信号F”CZT(n,k)を式(16)に代入することで、コヒーレントに積分する。
目標候補の検出処理としては、例えば、CA−CFAR(Cell Average Constant False Alarm Rate)処理が考えられる。
また、下記の式(27)に示すように、目標候補の距離方向のサンプリング番号l’から目標候補の相対距離R’tgtを算出する。
表示器14は、信号処理の結果として、目標候補相対速度・相対距離算出部13により算出された目標候補の相対距離R’tgtや相対距離R’tgtを画面上に表示する。
また、送信周波数間隔Δfで昇順に変化している受信ビデオ信号V(n,m)をコヒーレントに積分することで、受信機の帯域が小さくても、広帯域の受信機を用いるのと等価になり、距離高分解能を得るのに要するハードウェア規模を小さくできる効果を奏する。
図9はこの発明の実施の形態2によるレーダ装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
多周波局部発振器2aは局部発振信号L0(t,n,m)を生成する信号源であり、所定の間隔で局部発振信号L0(t,n,m)の周波数を変化させる処理を実施する。
上記実施の形態1では、多周波局部発振器2が、所定の間隔で局部発振信号L0(t,n,m)の周波数を昇順又は降順に変化させるようにしているが、この実施の形態2では、多周波局部発振器2aが、例えば、同一送信周波数のパルス繰り返し間隔Δt中の送信周波数fnが昇順と降順が交互に変化するなど、所定の間隔で局部発振信号L0(t,n,m)の周波数を所定の規則にしたがって変化させるようにしている。
多周波局部発振器2a及び速度補償処理部10a以外は、上記実施の形態1と同様であるため、ここでは、多周波局部発振器2a及び速度補償処理部10aの処理内容だけを説明する。
図10はこの発明の実施の形態2によるレーダ装置の送受信シーケンスを示す説明図である。
図10は、送信周波数数N=8の場合について例示している。
多周波局部発振器2aによる局部発振信号L0(t,n,m)の生成処理は、昇順と降順を組み合わせているため、上記実施の形態1のように、昇順又は降順のいずれか一方に変化させる場合と比べて、より複雑になっている。また、連続したパルスの送信周波数fnがより大きく変化する。このため、上記実施の形態1よりも、2次クラッタの影響の低減効果や、レーダ装置の使用周波数を秘匿する効果が向上する。
多周波局部発振器2aにより生成される局部発振信号L0(t,n,m)は、図11に示すような送信周波数fnの並びになる。
速度補償処理部10aは、周波数領域変換部9から周波数領域の信号FCZT(n,k)を受けると、下記の式(29)に示すように、周波数領域の信号FCZT(n,k)に対する速度補償処理を実施し、速度補償処理後の信号F’CZT(n,k)をコヒーレント積分処理部11に出力する。
Claims (13)
- 所定の間隔で送信信号の周波数を変化させながら、上記送信信号を空中に放射する信号送信手段と、
上記信号送信手段から空中に放射されたのち、目標に反射されて戻ってきた上記送信信号を受信して、その受信信号を受信ビデオ信号に変換する信号受信手段と、
上記送信信号の周波数が変化しても、同一目標のドップラ周波数が同一のビン番号に属するように、上記信号受信手段により変換された受信ビデオ信号を周波数領域の信号に変換する周波数領域変換手段と、
上記周波数領域のビン番号に基づいて、上記周波数領域変換手段により変換された周波数領域の信号に対する速度補償処理を実施する速度補償手段と、
上記速度補償手段による速度補償処理後の信号をコヒーレントに積分するコヒーレント積分手段と、
上記コヒーレント積分手段によるコヒーレント積分後の信号から目標の候補を検出する目標候補検出手段と
を備えたレーダ装置。 - 上記目標候補検出手段により検出された目標の候補の相対速度及び相対距離を算出する目標相対速度相対距離算出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記信号送信手段は、所定の間隔で送信信号の周波数を昇順又は降順に変化させることを特徴とする請求項1または請求項2記載のレーダ装置。
- 上記信号送信手段は、所定の間隔で送信信号の周波数を所定の規則にしたがって変化させることを特徴とする請求項1または請求項2記載のレーダ装置。
- 上記周波数領域変換手段は、上記信号受信手段により変換された受信ビデオ信号をチャープz変換処理で周波数領域の信号に変換することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のレーダ装置。
- 上記周波数領域変換手段は、上記信号受信手段により変換された受信ビデオ信号を離散フーリエ変換処理で周波数領域の信号に変換することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のレーダ装置。
- 上記周波数領域変換手段は、上記信号受信手段により変換された受信ビデオ信号に対する窓関数処理を実施し、窓関数処理後の受信ビデオ信号を周波数領域の信号に変換することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のレーダ装置。
- 上記コヒーレント積分手段は、上記速度補償手段による速度補償処理後の信号を離散フーリエ変換処理でコヒーレントに積分することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のレーダ装置。
- 上記コヒーレント積分手段は、上記速度補償手段による速度補償処理後の信号を高速フーリエ変換処理でコヒーレントに積分することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のレーダ装置。
- 上記コヒーレント積分手段は、上記周波数領域変換手段により変換された周波数領域の信号の送信周波数数よりも大きい点数でコヒーレント積分を行うことを特徴とする請求項8または請求項9記載のレーダ装置。
- 上記コヒーレント積分手段は、上記速度補償手段による速度補償処理後の信号をチャープz変換処理でコヒーレントに積分することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のレーダ装置。
- 上記コヒーレント積分手段は、上記速度補償手段による速度補償処理後の信号をMUSIC処理でコヒーレントに積分することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のレーダ装置。
- 上記コヒーレント積分手段は、上記速度補償手段による速度補償処理後の信号に対する窓関数処理を実施し、窓関数処理後の信号をコヒーレントに積分することを特徴とする請求項1から請求項12のうちのいずれか1項記載のレーダ装置。
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