JP6151369B2 - サスペンション用アーム部材 - Google Patents
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Description
その中間室は、プラスチック揺動支持体の前側側面の中央部下側に配置した一対の前側面中央部の中間室と、その一対の前側面中央部の中間室に対して左右外側の上側の線対称な位置にそれぞれ配置した一対の前側面外側の中間室と、後側側面の中央部上側に配置した一対の後側面上側中央部の中間室と、その一対の後側面上側中央部の中間室に対して左右外側の下側の線対称な位置にそれぞれ配置した一対の後側面外側上部の中間室と、から成る。
なお、ここで上下方向、上部及び下部は、任意の方向であって、肉抜部が形成されている面に対する短手方向を上下方向とする。また、前後方向、前側及び後側は、任意の方向であって、凹部状の肉抜部が形成されている深さ方向を前後方向とする。
また、かかる構成によれば、サポートバーは、肉抜部が形成されている部位が、短手方向に断面視して略S字状または略逆S字状に形成されていることによって、肉抜部の剛性を向上させることができる。
なお、図1に示すサスペンション用アーム部材Sは、設置する車両に設置状態や、取付位置によってその向きが変化する。このため、便宜上、サスペンション用アーム部材Sにおいて、サポートバー1を長手方向に配置した場合を基準として、サポートバー1に形成された肉抜部10の深さ方向を前後方向、サポートバー1の肉抜部10の短手方向を上下方向、連結部2,2が配置されている側を左右として以下説明する。
まず、本発明の実施形態に係るサスペンション用アーム部材Sを説明する前に、本発明が適用されるサスペンション(図示省略)について説明する。
サスペンション(図示省略)は、例えば、自動車や二輪車や電車等の車両で、車体をその上に載せて、車輪からの振動を緩衝させる装置であって、サスペンション用アーム部材Sを備えている。
サスペンション用アーム部材Sは、車両に搭載されたサスペンション(図示省略)に備えられたアーム形状の部材であり、このほかリンクあるいはロッドといわれている部材も含む。サスペンション用アーム部材Sは、例えば、サスペンションアームあるいはスタビライザリンク等である。サスペンション用アーム部材Sは、後記するサポートバー1を有してサスペンション(図示省略)に使用される部材であればよく、サスペンションの形式、種類、使用される箇所等は特に限定されない。以下、スタビライザリンクの場合を例に挙げて本発明を説明する。
図4(a)、(b)に示すように、サポートバー1は、左右端部の連結部2,2間に設けられたロッド形状の部位であり、樹脂材料によって連結部2,2に一体形成されている。サポートバー1は、長手方向(左右方向)に直交する方向(前後方向)に向けて凹部状に形成され、上下二段に配置された複数の肉抜部10と、正面視して肉抜部10の左右両側から左右端部の連結部2に亘って一列に形成された端部側肉抜部15と、を有している。
サポートバー1は、例えば、平面視して、中央部の前後方向の長さL2が26.2mm程度で最も長く、連結部2寄りの端部(首部1e)の前後方向の長さL3が20.83mmで最も細く形成されて、中央部から両端部側に亘って段々と縮小するように形成されている。サポートバー1は、例えば、側面視して、中央部の上下方向の高さH1が19.6mm程度で最も長く、左右端の上下方向の高さH2が15.40mmで最も細く形成されて、中央部から両端に亘って段々と細くなるように形成されている。また、図5(a)〜(c)に示すように、サポートバー1は、肉抜部10等の平面が交差する全ての各角部10dに、それぞれ後記するアールRa,Rb、または、球アール面Rcが形成されて、所定の曲率半径で丸められている。
図1に示すように、肉抜部10は、サポートバー1の前面及び後面と、連結部2,2の外周面とにそれぞれ形成された断面視して凹部形状の空間であり、サスペンション用アーム部材Sの軽量化を目的として形成されている。肉抜部10は、前側上部肉抜部11と、前側下部肉抜部12と、後側上部肉抜部13と、後側下部肉抜部14と、端部側肉抜部15と、を備えて構成されている。
図3(b)に示すように、肉抜部10は、この肉抜部10の開口部10aから内底部10bに向けて形成された側壁10cが、断面視してハの字状に開口部10aに向けて拡開する傾斜角度θをつけて形成されている。その傾斜角度θは、サポートバー1の左右(長手)方向の中心線に対して91度から100度の範囲内のいずれかの角度に形成されている。このため、肉抜部10は、内底部10bから開口部10aに向けて口径が徐々に大きくなるように拡開して形成されている。
なお、図1、図3(b)及び図4(b)では、便宜上、開口部10a及び側壁10cを直線で表現して省略しているが、実際は、開口部10aの開口端と底端とにズレ(段差)がある。
図3(a)に示すように、前側上部肉抜部11は、サポートバー1の前面上部1aに長手方向に、後側上部肉抜部13(図1参照)を形成することが可能な設置間隔を介して一列に形成された4つの肉抜部10から構成されている。前側上部肉抜部11は、左右(長手)方向の中央部を中心として、その左右の中央部寄りの位置に配置された一対の第1前側上部肉抜部11aと、この一対の第1前側上部肉抜部11aの連結部2,2寄りの位置に配置された一対の第2前側上部肉抜部11bと、を左右対称に配置して構成されている。4つの前側上部肉抜部11の左右方向の長さL11は、全て同じ長さであり、例えば、20mmである。
図3(a)、(b)に示すように、前側下部肉抜部12は、サポートバー1の前面下部1bに長手方向に形成され、前側上部肉抜部11に対して上下方向に互い違いに配置された5つの肉抜部10から構成されている。この前側下部肉抜部12は、サポートバー1の長手方向の中央部から後側下部肉抜部14(図4(a)参照)を形成することが可能な設置間隔を介して横一列に形成されている。前側下部肉抜部12は、長手方向の中央部を中心として、その中央部に配置された第1前側下部肉抜部12aと、第1前側下部肉抜部12aの左右の連結部2,2寄りの位置に配置された一対の第2前側下部肉抜部12bと、第2前側下部肉抜部12bの左右の連結部2,2寄りの位置に配置された一対の第3前側下部肉抜部12cと、を左右対称に配置して構成されている。5つの前側下部肉抜部12は、中央部寄りの位置に配置された第1前側下部肉抜部12a及び第2前側下部肉抜部12bの左右方向の長さが、前記前側上部肉抜部11と同じ長さL11であり、最も連結部2,2寄りに配置された第3前側下部肉抜部12cの長さが、長さL11よりも長い長さL12(例えば、30mm)に形成されている。
図3(b)に示すように、後側上部肉抜部13は、サポートバー1の後面上部1cに長手方向に形成され、前側上部肉抜部11に対して前後方向に互い違いに連続配置された複数の肉抜部10から成る。この後側上部肉抜部13(13a〜13c)は、図4(b)に示すように、横断面視して、その前側下側に配置される前記した前側下部肉抜部12(図4(a)参照)と対称に形成されている。このため、詳しい説明は、省略する。
図4(a)に示すように、後側下部肉抜部14は、サポートバー1の後面下部1dに長手方向に形成され、後側上部肉抜部13(図4(b)参照)及び前側下部肉抜部12に対して互い違いに配置された複数の肉抜部10から成る。この後側下部肉抜部14(14a,14b)は、横断面視して、その前側上側に配置される前記した前側上部肉抜部11(図3(b)参照)と対称に形成されている。このため、詳しい説明は、省略する。
図1に示すように、各側壁10cは、肉抜部10を前後方向から見て、左右の内側面に形成された仕切り壁であり、上下方向に向けて形成されている。図3(b)に示すように、側壁10cは、隣接する肉抜部10に対して逆方向に拡開して形成されている(図4(a)参照)。側壁10cの板厚は、後記するリブ部10fの板厚T2と同様に、2mm程度の厚さに形成されている。
図5(a)〜(c)に示すように、サポートバー1において、各角部10dには、アールRa,Rb、または、球アール面Rcが必ず形成されている。サポートバー1は、角部10dにアールRa,Rb、または、球アール面Rc(図6参照)が形成されていることにより、外力が角部10dに負荷された際に、応力が局部的に集中するのを防止している。
肉抜部10のウイング部10gの辺、及び、リブ部10f(内底部10b)の辺を形成する角部10dには、例えば、アールRaよりも大きいR=1mmあるいはR=1mm以上(好ましくはR=1mm〜3mm)の曲率半径からなるアールRbが形成されている。
また、図6に示すように、肉抜部10のリブ部10f(内底部10b)と側壁10cと中間板部10eとが交差する角部10dと、リブ部10f(内底部10b)とリブ部10fとウイング部10gとが交差する角部10dとは、アール面の曲率半径をR=1mmあるいはR=1mm以上(好ましくはR=1mm〜3mm)からなる球アール面Rcが形成されている。
図2(a)に示すように、中間板部10eは、短手方向に断面視して略S字状または略逆S字状に形成されたサポートバー1の上下方向の中央部に水平に配置された厚板状の部位である。この中間板部10eは、サポートバー1おいて、縦断面視して中央部に配置されていることにより、外力が負荷された際に、大きなモーメントが負荷されない位置に配置されているので、厚さを薄くすることが可能になっている。このため、中間板部10eは、2mm以上の板厚T1に形成されて、ウイング部10gよりも薄く形成されている。中間板部10eは、更に具体的には、例えば、2.1mm程度の板厚T1で形成されている。
図5(a)〜(c)に示すように、リブ部10fは、中間板部10eの両端部からその中間板部10eに対して直交する方向で相互に反対方向(上方向または下方向)に向けて形成された厚板状の部位であり、中間板部10eとウイング部10gとの間に形成されている。リブ部10fは、中間板部10eよりも薄く、例えば、2.0mm程度の板厚T2に形成されている。
図5(a)〜(c)に示すように、ウイング部10gは、リブ部10fの先端部からそのリブ部10fに対して直交する方向に形成され、中間板部10eに対して平行に形成された厚板状の部位である。ウイング部10gは、外力が負荷された場合、中心部から離れている分だけ中間板部10eよりも大きなモーメントがかかるため、中間板部10eよりも厚く形成されている。ウイング部10gは、具体的な一例を挙げると、3.0mmの板厚T3で形成されている。
T1<T3<T2
になるように形成されている。
図1及び図3(a)、(b)に示すように、端部側肉抜部15は、前記肉抜部10と同様に、サスペンション用アーム部材Sの軽量化を目的として形成された窪みである。端部側肉抜部15は、サポートバー1の両端部の首部1e近傍から連結部2の外周に形成されたフランジ部2dに亘って左右仕切壁15aを介して形成されている。凹部形状に形成された端部側肉抜部15は、左右方向の仕切りを形成する左右仕切壁15aと、上下方向の壁を形成する上下壁部15bと、前後方向の仕切りを形成する前後仕切壁15cと、から形成されている。
端部側肉抜部15において、左右仕切壁15aと前後仕切壁15cとは略同一な厚さ(例えば2mm程度の厚さ)に形成されて、上下壁部15bの厚さ(例えば3mm程度)よりも薄く形成されている。
上下壁部15bは、サポートバー1の首部1e及び連結部2のフランジ部2dの上下表面を形成する横壁であり、前記したウイング部10gから左右方向に連続して形成されている。
前後仕切壁15cは、前後方向に背中合わせの状態で形成された端部側肉抜部15を前後に区画する縦壁であり、平面視してサポートバー1の中心線に沿って形成されている。
図1に示すように、連結部2,2は、サスペンション部材を連結する部位であり、サポートバー1の両端部にそれぞれ形成されている。連結部2は、サポートバー1の両端部に一体形成された略容器形状のハウジング部2aと、ハウジング部2a内に形成された凹状部2bと、凹状部2bの内底に形成された取付孔2cと、ハウジング部2aの外周部に形成されたフランジ部2dと、を有している。例えば、右側の連結部2は、左側の連結部2に対して対称な形状に形成されている。
凹状部2bは、円柱形状の窪みから成り、サポートバー1が延設されている方向に対して直交する方向に形成されている。
取付孔2cは、ボールシート3の下端面に突出形成されたリベット状の熱加締部3aが挿入されて取り付けられる貫通孔であり、複数形成されている。
フランジ部2dは、ハウジング部2aの外周部に形成された略厚板状の補強部位であり、平面視して略Cリング状に形成されている。フランジ部2dは、ハウジング部2aの外周部に形成されていることにより、連結部2の強度を保っている。フランジ部2dには、端部側肉抜部15(図5(d)参照)が前後方向に開口した状態に形成されている。
ボールシート3は、スタッドボルト4のボール部4aを回動自在に軸支するビボット軸受を形成する軸受部材である。ボールシート3は、リベット形状の複数の熱加締部3aと、潤滑油を溜めるための油溜部3bと、ボール部4aの形状に合わせて形成された球面部3cと、凹状部2bの開口縁部に配置される鍔部3dと、を有している。
スタッドボルト4は、連結部2に回動自在に配置される軸部と、連結用ボルトの機能を果たす金属製ボルトである。このスタッドボルト4は、基端側に形成されてボールジョイントを形成するボール部4aと、ダストブーツ5の先端側開口部5aが嵌合されるブーツ係合溝4bと、不図示のサスペンション部材の雌ねじ部が螺着される雄ねじ部4cと、を有している。なお、雄ねじ部4cの基端部には、連結したサスペンション部材が緩むのを防止する回り止め突起(図示省略)が形成されている。
ダストブーツ5は、ボール部4aの上部外周部位を覆うゴム製ブーツであり、上下左右方向へ収縮自在にボールシート3とスタッドボルト4とに設けられている。ダストブーツ5は、先端側に形成された先端側開口部5aと、基端側に形成された基端側開口部5bと、先端側開口部5aと基端側開口部5bとの間に形成された変形可能なカバー部5cと、を有している。ダストブーツ5内には、ボール部4aを潤滑させるためのボールジョイント用のグリスが注入されている。
次に、各図を参照して、本発明の実施形態に係るサスペンション用アーム部材Sの作用を説明する。
このため、サスペンション用アーム部材Sは、サポートバー1の前面及び後面に、上下方向及び長手方向に互い違いに肉抜部10を配置しているので、肉抜きした分だけサポートバー1を形成する樹脂材料を削減してコストダウンと軽量化を図ることができる。
また、サポートバー1は、多数形成された肉抜部10及び端部側肉抜部15が、上下及び左右方向に中心線を中心として対称に配置されていることにより、外力が負荷させた場合、その外力をサポートバー1全体でバランスよく吸収させることができる。
また、側壁10cは、隣接する肉抜部10に対して逆方向に拡開して形成されていることにより、開口端側のウイング部10gが倒れるのをトラス効果によって抑制するように樹脂成形することができると共に、軸回り方向の強度の均等化を図ることができる。
また、図3(b)に示すように、各肉抜部10の各角部10dは、それぞれ所定の曲率半径(アールRa,Rb、球アール面Rc)で丸められていることによって、自動車走行中に角部10dに他の部材等が衝突した際に、角部10dに応力が集中して破損するのを抑制することができる。
前記実施形態では、サスペンション用アーム部材Sの一例としてスタビライザリンクを例に挙げて説明したが、サスペンションに使用されるアーム形状のものであればよく、用途や設置箇所等は特に限定されない。
例えば、肉抜部10は、サポートバー1が大きい場合、その大きさに応じて、肉抜部10の左右方向の数を増やしたり、肉抜部10を上下方向に三段、四段、五段等に適宜増設したりしても構わない。
1a 前面上部
1b 前面下部
1c 後面上部
1d 後面下部
2 連結部
10 肉抜部
10a 開口部
10b 内底部
10c 側壁
10d 角部
10e 中間板部
10f リブ部
10g ウイング部
11 前側上部肉抜部
12 前側下部肉抜部
13 後側上部肉抜部
14 後側下部肉抜部
Ra,Rb アール
Rc 球アール面
S サスペンション用アーム部材
T1 中間板部の板厚
T2 リブ部の板厚
T3 ウイング部の板厚
θ 傾斜角度
Claims (9)
- 車両に搭載されるサスペンションの複数の部材を連結する連結部と、
当該連結部を両端部にそれぞれに設け長手方向に延設されたサポートバーと、を有するサスペンション用アーム部材であって、
前記サポートバーは、長手方向に直交する方向に向けて凹部状に形成された複数の肉抜部を有し、樹脂材料で形成され、
前記肉抜部は、前記サポートバーの前面上部に長手方向に形成された複数の前側上部肉抜部と、
前記サポートバーの前面下部に長手方向に形成され、前記前側上部肉抜部に対して上下方向に互い違いに配置された複数の前側下部肉抜部と、
前記サポートバーの後面上部に長手方向に形成され、前記前側上部肉抜部に対して前後方向に互い違いに配置された複数の後側上部肉抜部と、
前記サポートバーの後面下部に長手方向に形成され、前記後側上部肉抜部及び前記前側下部肉抜部に対して互い違いに配置された複数の後側下部肉抜部と、
を備え、
前記サポートバーの前記肉抜部が形成されている部位は、短手方向に断面視して略S字状または略逆S字状に形成されているサスペンション用アーム部材。 - 車両に搭載されるサスペンションの複数の部材を連結する連結部と、
当該連結部を両端部にそれぞれに設け長手方向に延設されたサポートバーと、を有するサスペンション用アーム部材であって、
前記サポートバーは、長手方向に直交する方向に向けて凹部状に形成された複数の肉抜部を有し、樹脂材料で形成され、
前記肉抜部は、前記サポートバーの前面上部に長手方向に形成された複数の前側上部肉抜部と、
前記サポートバーの前面下部に長手方向に形成され、前記前側上部肉抜部に対して上下方向に互い違いに配置された複数の前側下部肉抜部と、
前記サポートバーの後面上部に長手方向に形成され、前記前側上部肉抜部に対して前後方向に互い違いに配置された複数の後側上部肉抜部と、
前記サポートバーの後面下部に長手方向に形成され、前記後側上部肉抜部及び前記前側下部肉抜部に対して互い違いに配置された複数の後側下部肉抜部と、
を備え、
前記肉抜部が形成されている部位は、短手方向に断面視して中央部に配置された中間板部と、
前記中間板部の両端部から当該中間板部に対して直交する方向で相互に反対方向に向けて形成されたリブ部と、
前記リブ部の先端部から当該リブ部に対して直交する方向に平行に形成されたウイング部と、を有し、
前記中間板部の板厚をT1、前記リブ部の板厚をT2、前記ウイング部の板厚をT3とすると、前記肉抜部は、
T1<T3<T2
になるように形成されているサスペンション用アーム部材。 - 前記肉抜部が形成されている部位は、短手方向に断面視して中央部に配置された中間板部と、
前記中間板部の両端部から当該中間板部に対して直交する方向で相互に反対方向に向けて形成されたリブ部と、
前記リブ部の先端部から当該リブ部に対して直交する方向に平行に形成されたウイング部と、を有し、
前記中間板部の板厚をT1、前記リブ部の板厚をT2、前記ウイング部の板厚をT3とすると、前記肉抜部は、
T1<T3<T2
になるように形成されている請求項1に記載のサスペンション用アーム部材。 - 前記肉抜部は、当該肉抜部の開口部から内底部に向けて形成された側壁が、前記開口部に対して拡開する傾斜角度をつけて形成されている請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のサスペンション用アーム部材。
- 前記側壁は、隣接する肉抜部に対して逆方向に拡開して形成されている請求項4に記載のサスペンション用アーム部材。
- 前記傾斜角度は、前記サポートバーの長手方向の中心線に対して91度から100度の範囲内のいずれかの角度からなる請求項4または請求項5に記載のサスペンション用アーム部材。
- 前記肉抜部の各角部は、それぞれ所定の曲率半径で丸められている請求項1または請求項2に記載のサスペンション用アーム部材。
- 前記樹脂材料は、PA66、PA6、PPS、POMのいずれかを含むエンプラまたはスーパーエンプラからなる請求項1または請求項2に記載のサスペンション用アーム部材。
- 前記樹脂材料には、繊維強化材が添加されている請求項8に記載のサスペンション用アーム部材。
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