JPH0514806B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514806B2 JPH0514806B2 JP62282740A JP28274087A JPH0514806B2 JP H0514806 B2 JPH0514806 B2 JP H0514806B2 JP 62282740 A JP62282740 A JP 62282740A JP 28274087 A JP28274087 A JP 28274087A JP H0514806 B2 JPH0514806 B2 JP H0514806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- cylindrical
- resin material
- resin
- weld line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C7/00—Connecting-rods or like links pivoted at both ends; Construction of connecting-rod heads
- F16C7/02—Constructions of connecting-rods with constant length
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、自動車におけるエンジンの車体に対
する過大な変位を規制するバツフアーロツドや或
いはサスペンシヨンロツド等として好適に用いら
れる樹脂製連結ロツドの製造方法に係り、特に荷
重強度の向上によつて、その樹脂化を有利に達成
せしめ得る技術に関するものである。
する過大な変位を規制するバツフアーロツドや或
いはサスペンシヨンロツド等として好適に用いら
れる樹脂製連結ロツドの製造方法に係り、特に荷
重強度の向上によつて、その樹脂化を有利に達成
せしめ得る技術に関するものである。
(従来技術)
横置型自動車エンジンにおいて、エンジンの車
体に対する過大な変位を規制するバツフアーロツ
ドや、或いは自動車のサスペンシヨンに用いられ
るリンクやロツド等の如く、所定の取付部材間に
介装されて、主として軸方向の引張乃至は圧縮荷
重が作用せしめられる連結ロツドにあつては、一
般に、長手状ロツド部の軸方向両端部において、
略平行な軸心をもつて形成された二つの筒状部が
一体的に設けられてなる構造とされ、それぞれの
筒状部内に配されるゴムブツシユを介して、相互
に連結されるべき所定の取付部材間に取り付けら
れて介装せしめられることにより、それらの取付
部材を弾性的に連結するようになつている。
体に対する過大な変位を規制するバツフアーロツ
ドや、或いは自動車のサスペンシヨンに用いられ
るリンクやロツド等の如く、所定の取付部材間に
介装されて、主として軸方向の引張乃至は圧縮荷
重が作用せしめられる連結ロツドにあつては、一
般に、長手状ロツド部の軸方向両端部において、
略平行な軸心をもつて形成された二つの筒状部が
一体的に設けられてなる構造とされ、それぞれの
筒状部内に配されるゴムブツシユを介して、相互
に連結されるべき所定の取付部材間に取り付けら
れて介装せしめられることにより、それらの取付
部材を弾性的に連結するようになつている。
ところで、このような連結ロツドは、従来、金
属材料にて形成されていたが、近年、車両の軽量
化や耐腐食性の向上等を図るべく、樹脂材料にて
形成することが考えられている。そして、このよ
うに連結ロツドを樹脂製とすれば、車両の軽量化
や耐腐食性の向上が図れることは勿論、樹脂の有
する制振性の点から振動抑制効果も期待できるの
であり、更にはその筒状部内へのゴムブツシユの
挿入、配設を、連結ロツドの成形と同時に行なう
ことが可能となることから、生産性の向上をも期
待することができるのである。
属材料にて形成されていたが、近年、車両の軽量
化や耐腐食性の向上等を図るべく、樹脂材料にて
形成することが考えられている。そして、このよ
うに連結ロツドを樹脂製とすれば、車両の軽量化
や耐腐食性の向上が図れることは勿論、樹脂の有
する制振性の点から振動抑制効果も期待できるの
であり、更にはその筒状部内へのゴムブツシユの
挿入、配設を、連結ロツドの成形と同時に行なう
ことが可能となることから、生産性の向上をも期
待することができるのである。
ところが、このような連結ロツドの樹脂化に際
しては、荷重強度の確保が難しく、特に、両側筒
状部における、ロツド部軸方向の最外側位置付近
において、強度が不足して破壊が生じ易いため
に、その実用化に問題があつたのである。
しては、荷重強度の確保が難しく、特に、両側筒
状部における、ロツド部軸方向の最外側位置付近
において、強度が不足して破壊が生じ易いため
に、その実用化に問題があつたのである。
(解決課題)
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背
景として為されたものであつて、その解決課題と
するところは、筒状部における、ロツド部軸方向
の最外側位置付近の強度を向上させるため、通常
かかる筒状部の最外側位置付近に発生するウエル
ドラインを、容易に周方向にずらせることのでき
る樹脂製連結ロツドの製造方法を提供することに
ある。
景として為されたものであつて、その解決課題と
するところは、筒状部における、ロツド部軸方向
の最外側位置付近の強度を向上させるため、通常
かかる筒状部の最外側位置付近に発生するウエル
ドラインを、容易に周方向にずらせることのでき
る樹脂製連結ロツドの製造方法を提供することに
ある。
(解決手段)
そして、かかる課題を解決するために、本発明
にあつては、長手状ロツド部の軸方向両端部にお
いて、略平行な軸心をもつて形成された二つの筒
状部を一体的に有し、それぞれの筒状部内に配さ
れるゴムブツシユを介して、相互に連結されるべ
き所定の取付部材にそれぞれ取り付けられること
により、それらの取付部材を弾性的に連結せしめ
る連結ロツドを、所定の樹脂材料の射出成形操作
によつて製造するに際して、前記ロツド部の成形
キヤビテイを、その長手方向両端部に設けられる
前記二つの筒状部の成形キヤビテイにおける両軸
心を含む平面を挟んで両側に位置する部分が相互
に異なる面積を与える軸直角方向の断面形状をも
つて形成し、前記樹脂材料を、かかるロツド部の
成形キヤビテイを通じて、前記筒状部の成形キヤ
ビテイに導くことにより、該筒状部に形成される
ウエルドラインを、該筒状部の最外側位置から周
方向にずらせる樹脂製連結ロツドの製造方法を、
その特徴とするものである。
にあつては、長手状ロツド部の軸方向両端部にお
いて、略平行な軸心をもつて形成された二つの筒
状部を一体的に有し、それぞれの筒状部内に配さ
れるゴムブツシユを介して、相互に連結されるべ
き所定の取付部材にそれぞれ取り付けられること
により、それらの取付部材を弾性的に連結せしめ
る連結ロツドを、所定の樹脂材料の射出成形操作
によつて製造するに際して、前記ロツド部の成形
キヤビテイを、その長手方向両端部に設けられる
前記二つの筒状部の成形キヤビテイにおける両軸
心を含む平面を挟んで両側に位置する部分が相互
に異なる面積を与える軸直角方向の断面形状をも
つて形成し、前記樹脂材料を、かかるロツド部の
成形キヤビテイを通じて、前記筒状部の成形キヤ
ビテイに導くことにより、該筒状部に形成される
ウエルドラインを、該筒状部の最外側位置から周
方向にずらせる樹脂製連結ロツドの製造方法を、
その特徴とするものである。
(実施例)
以下、本発明を更に具体的に明らかにするため
に、本発明の実施例について、図面を参照しつ
つ、詳細に説明することとする。
に、本発明の実施例について、図面を参照しつ
つ、詳細に説明することとする。
先ず、第1図及び第2図には、エンジンユニツ
トと車体フレームとの間に介装され、それらを連
結せしめることにより、該エンジンユニツトの車
体に対する過大な変位を規制するバツフアーロツ
ドであつて、本発明に従う製造方法によつて製造
されたものの一例が示されている。
トと車体フレームとの間に介装され、それらを連
結せしめることにより、該エンジンユニツトの車
体に対する過大な変位を規制するバツフアーロツ
ドであつて、本発明に従う製造方法によつて製造
されたものの一例が示されている。
かかるバツフアーロツド10にあつては、長手
形状を呈するロツド部12と、該ロツド部12の
軸方向両端部において、それぞれ、互いに平行な
軸心をもつて一体的に形成された筒状部14,1
6とから構成されている。
形状を呈するロツド部12と、該ロツド部12の
軸方向両端部において、それぞれ、互いに平行な
軸心をもつて一体的に形成された筒状部14,1
6とから構成されている。
そして、かかるロツド部12は、第3図に断面
図が示されているように、板状部18の両面上の
幅方向両側縁部及び中央部に、それぞれ、長手方
向全長に亘つて延びる側縁補強リブ20,22及
び中央補強リブ24が、一体的に突出形成されて
いる略王字型断面形状をもつて形成されている。
なお、かかるロツド部12の長手方向中央部に
は、幅方向に延びて、それら側縁及び中央の補強
リブ20,22及び24を相互に連結する連結リ
ブ26が設けられている。
図が示されているように、板状部18の両面上の
幅方向両側縁部及び中央部に、それぞれ、長手方
向全長に亘つて延びる側縁補強リブ20,22及
び中央補強リブ24が、一体的に突出形成されて
いる略王字型断面形状をもつて形成されている。
なお、かかるロツド部12の長手方向中央部に
は、幅方向に延びて、それら側縁及び中央の補強
リブ20,22及び24を相互に連結する連結リ
ブ26が設けられている。
また、このようなロツド部12の軸方向両端部
に形成された筒状部14,16にあつては、異な
る内径を有する円筒形状をもつて、小径筒状部1
4と大径筒状部16として形成されている。
に形成された筒状部14,16にあつては、異な
る内径を有する円筒形状をもつて、小径筒状部1
4と大径筒状部16として形成されている。
ところで、このようなバツフアーロツド10
は、金型にて形成される成形キヤビテイ内に、所
定の樹脂材料を射出操作によつて充填せしめるこ
とにより、即ち通常の樹脂材料の射出成形手法に
従つて成形され、それによつて一体的な樹脂製部
材として形成される。なお、かかる樹脂材料とし
ては、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂が何れも採
用可能であるが、特に、各部の機械的強度を確保
する上から、ガラス繊維や炭素繊維、芳香族ポリ
アミド(ケブラー)繊維等の繊維補強材などが配
合された強化材配合樹脂が好適に用いられること
となる。
は、金型にて形成される成形キヤビテイ内に、所
定の樹脂材料を射出操作によつて充填せしめるこ
とにより、即ち通常の樹脂材料の射出成形手法に
従つて成形され、それによつて一体的な樹脂製部
材として形成される。なお、かかる樹脂材料とし
ては、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂が何れも採
用可能であるが、特に、各部の機械的強度を確保
する上から、ガラス繊維や炭素繊維、芳香族ポリ
アミド(ケブラー)繊維等の繊維補強材などが配
合された強化材配合樹脂が好適に用いられること
となる。
ここにおいて、上記バツフアーロツド10は、
そのロツド部12における、成形時の樹脂材料の
注入口としてのゲート部が設けられることとなる
側の側縁補強リブ20の肉厚:t1が、他方の側縁
補強リブ22の肉厚:t2に比して、所定寸法厚肉
とされており(第3図参照)、それによつて該ロ
ツド部12の軸直角方向断面を、二つの筒状部1
4,16の軸心を含む平面:x−x(第1図及び
第3図参照)にて分断した際、該平面:x−xを
挟んで両側に位置する二つの断面部分において、
異なる断面積が設定されている。
そのロツド部12における、成形時の樹脂材料の
注入口としてのゲート部が設けられることとなる
側の側縁補強リブ20の肉厚:t1が、他方の側縁
補強リブ22の肉厚:t2に比して、所定寸法厚肉
とされており(第3図参照)、それによつて該ロ
ツド部12の軸直角方向断面を、二つの筒状部1
4,16の軸心を含む平面:x−x(第1図及び
第3図参照)にて分断した際、該平面:x−xを
挟んで両側に位置する二つの断面部分において、
異なる断面積が設定されている。
すなわち、このような断面形状が設定されたロ
ツド部12にあつては、その成形に際して、通
常、該ロツド部12の長手方向中央位置:A(第
1図参照)に設定されることとなる金型のゲート
部を通じて、成形キヤビテイ内に注入される樹脂
材料の流動量が、ロツド部12における、前記二
つの筒状部14,16の軸心を含む平面:x−x
を挟んだ両側において異ならしめられることとな
る。そして、それ故ロツド部12の成形キヤビテ
イを通じて筒状部14,16の成形キヤビテイ内
に注入される樹脂材料にあつては、かかるロツド
部12の成形キヤビテイに連結された部位から、
周方向両方向に分流されて充填されることとなる
が、かかる分流中央点が、ロツド部12の長手方
向端部と前記平面:x−xとの交点付近とされる
ことから、それぞれの筒状部14,16の成形キ
ヤビテイにおける樹脂材料の周方向両方向の分流
速度が、互いに異ならしめられることとなる。よ
り具体的には、それぞれの筒状部14,16の成
形キヤビテイにおいて、前記平面:x−xを挟ん
で、ロツド部12に厚肉の側縁補強リブ20が形
成される側における周方向の樹脂材料の分流速度
が、他方の周方向の樹脂材料の分流速度よりも、
ロツド部12の成形キヤビテイを通じて導かれる
樹脂材料の流動量が多いことによつて、大きく設
定されることとなるのである。
ツド部12にあつては、その成形に際して、通
常、該ロツド部12の長手方向中央位置:A(第
1図参照)に設定されることとなる金型のゲート
部を通じて、成形キヤビテイ内に注入される樹脂
材料の流動量が、ロツド部12における、前記二
つの筒状部14,16の軸心を含む平面:x−x
を挟んだ両側において異ならしめられることとな
る。そして、それ故ロツド部12の成形キヤビテ
イを通じて筒状部14,16の成形キヤビテイ内
に注入される樹脂材料にあつては、かかるロツド
部12の成形キヤビテイに連結された部位から、
周方向両方向に分流されて充填されることとなる
が、かかる分流中央点が、ロツド部12の長手方
向端部と前記平面:x−xとの交点付近とされる
ことから、それぞれの筒状部14,16の成形キ
ヤビテイにおける樹脂材料の周方向両方向の分流
速度が、互いに異ならしめられることとなる。よ
り具体的には、それぞれの筒状部14,16の成
形キヤビテイにおいて、前記平面:x−xを挟ん
で、ロツド部12に厚肉の側縁補強リブ20が形
成される側における周方向の樹脂材料の分流速度
が、他方の周方向の樹脂材料の分流速度よりも、
ロツド部12の成形キヤビテイを通じて導かれる
樹脂材料の流動量が多いことによつて、大きく設
定されることとなるのである。
また、それによつて、かかる筒状部14,16
の成形キヤビテイにおける、樹脂材料の周方向両
方向からの注入速度の違いから、それぞれの筒状
部14,16の成形キヤビテイの周上における注
入樹脂材料の合流点、即ちウエルドラインが、成
形品たる前述の如きバツフアーロツド10におけ
る筒状部14,16の周方向中間位置、即ち前記
ロツド部12の軸方向における最外側位置より
も、薄肉の側縁補強リブ22側の周方向に所定寸
法ずれた位置(第1図中、O1P1及びO2P2上)に
おいて生ぜしめられるのである。
の成形キヤビテイにおける、樹脂材料の周方向両
方向からの注入速度の違いから、それぞれの筒状
部14,16の成形キヤビテイの周上における注
入樹脂材料の合流点、即ちウエルドラインが、成
形品たる前述の如きバツフアーロツド10におけ
る筒状部14,16の周方向中間位置、即ち前記
ロツド部12の軸方向における最外側位置より
も、薄肉の側縁補強リブ22側の周方向に所定寸
法ずれた位置(第1図中、O1P1及びO2P2上)に
おいて生ぜしめられるのである。
そして、このような構造とされたバツフアーロ
ツド10は、図示はされていないが、良く知られ
ているように、その小径筒部14及び大径筒部1
6に対して、それぞれ、中央部内周面に軸金具が
一体的に固着された円筒形状のゴム弾性体からな
るゴムブツシユが、圧入等によつて配設せしめら
れ、かかる小径筒部14側に配されたゴムブツシ
ユにおける軸金具にて車体フレーム側に取り付け
られる一方、大径筒部16側に配されたゴムブツ
シユにおける軸金具にてエンジンユニツト側に取
り付けられることにより、それらエンジンユニツ
トと車体との間に介装せしめられることとなる。
ツド10は、図示はされていないが、良く知られ
ているように、その小径筒部14及び大径筒部1
6に対して、それぞれ、中央部内周面に軸金具が
一体的に固着された円筒形状のゴム弾性体からな
るゴムブツシユが、圧入等によつて配設せしめら
れ、かかる小径筒部14側に配されたゴムブツシ
ユにおける軸金具にて車体フレーム側に取り付け
られる一方、大径筒部16側に配されたゴムブツ
シユにおける軸金具にてエンジンユニツト側に取
り付けられることにより、それらエンジンユニツ
トと車体との間に介装せしめられることとなる。
ところで、上述の如くして製造されたバツフア
ーロツド10にあつては、主として軸方向荷重、
なかでも引張荷重が作用せしめられることとなる
が、本発明者らが、かかる引張荷重作用時におけ
る応力分布を測定したところ、このようなバツフ
アーロツド10の両側筒状部14,16における
引張荷重作用時の応力度は、従来のバツフアーロ
ツドにおけるウエルドラインの発生位置たる、ロ
ツド部12の軸方向最外側位置、即ちバツフアー
ロツド10における軸方向両側の最外側位置にお
いて、最も大きな値を示し、且つ該最外側位置を
中心として、その両側に、それぞれ略45度乃至は
135度の中心角をもつて変位した部位、換言すれ
ばロツド部12の軸心線に対する、筒状部14,
16の軸心とその周上の点とを結ぶ直線の交角
(第1図中、α及びβ)が、略45度または135度と
なる部位に、それぞれ、応力度が0となる位置が
存在することが明らかとなつた。
ーロツド10にあつては、主として軸方向荷重、
なかでも引張荷重が作用せしめられることとなる
が、本発明者らが、かかる引張荷重作用時におけ
る応力分布を測定したところ、このようなバツフ
アーロツド10の両側筒状部14,16における
引張荷重作用時の応力度は、従来のバツフアーロ
ツドにおけるウエルドラインの発生位置たる、ロ
ツド部12の軸方向最外側位置、即ちバツフアー
ロツド10における軸方向両側の最外側位置にお
いて、最も大きな値を示し、且つ該最外側位置を
中心として、その両側に、それぞれ略45度乃至は
135度の中心角をもつて変位した部位、換言すれ
ばロツド部12の軸心線に対する、筒状部14,
16の軸心とその周上の点とを結ぶ直線の交角
(第1図中、α及びβ)が、略45度または135度と
なる部位に、それぞれ、応力度が0となる位置が
存在することが明らかとなつた。
従つて、上述の如き製造方法により、小径筒状
部14及び大径筒状部16におけるウエルドライ
ンの発生位置を、筒状部14,16の最外側位置
から周方向に所定寸法ずらせたバツフアーロツド
10にあつては、その荷重強度が有効に向上せし
められ得るのである。
部14及び大径筒状部16におけるウエルドライ
ンの発生位置を、筒状部14,16の最外側位置
から周方向に所定寸法ずらせたバツフアーロツド
10にあつては、その荷重強度が有効に向上せし
められ得るのである。
そして、特に、上述の如き製造方法に従えば、
ロツド部12における一方の側縁補強リブ20と
他方の側縁補強リブ22との肉厚の差を変更する
こと等によつて、ウエルドラインの発生位置を、
容易に調節することが可能であることから、ウエ
ルドラインを、応力度の小さな部位に設定するこ
とによつて、該ウエルドラインによる耐荷重強度
の低下が効果的に回避され、樹脂本来の強度が有
効に発揮され得ることとなるのである。
ロツド部12における一方の側縁補強リブ20と
他方の側縁補強リブ22との肉厚の差を変更する
こと等によつて、ウエルドラインの発生位置を、
容易に調節することが可能であることから、ウエ
ルドラインを、応力度の小さな部位に設定するこ
とによつて、該ウエルドラインによる耐荷重強度
の低下が効果的に回避され、樹脂本来の強度が有
効に発揮され得ることとなるのである。
なお、ここにおいて、かかるウエルドラインを
ずらせる具体的寸法としては、好ましくは、ロツ
ド部12の軸心線に対する、それぞれの筒状部1
4,16の軸心とウエルドラインとを結ぶ直線
(O1P1,O2P2)との交角:α,βが、それぞれ、
20度〜160度程度、特には、30度〜60度または110
度〜150度程度が望ましく、一般には、かかるα
及びβが、それぞれ、略45度を目標として設定さ
れることとなる。
ずらせる具体的寸法としては、好ましくは、ロツ
ド部12の軸心線に対する、それぞれの筒状部1
4,16の軸心とウエルドラインとを結ぶ直線
(O1P1,O2P2)との交角:α,βが、それぞれ、
20度〜160度程度、特には、30度〜60度または110
度〜150度程度が望ましく、一般には、かかるα
及びβが、それぞれ、略45度を目標として設定さ
れることとなる。
すなわち、上述の如き製造方法に従えば、通
常、このようなバツフアーロツドに及ぼされる
1500Kg程度の引張荷重に対して充分に耐え得るだ
けの荷重強度を有するバツフアーロツドを容易に
製造することができるのであり、それによつてバ
ツフアーロツドの樹脂化が有利に達成せしめられ
得ることとなるのである。
常、このようなバツフアーロツドに及ぼされる
1500Kg程度の引張荷重に対して充分に耐え得るだ
けの荷重強度を有するバツフアーロツドを容易に
製造することができるのであり、それによつてバ
ツフアーロツドの樹脂化が有利に達成せしめられ
得ることとなるのである。
また、それによつて、前述のことき、軽量化及
び耐腐食性の向上等の、ロツドの樹脂化による優
れた効果が有効に奏せしめられ得るのであり、ま
た、従来、圧入及び絞り加工等によつて行なつて
いた、該バツフアーロツド10の筒状部14,1
6内へのゴムブツシユの配設を、かかるバツフア
ーロツド10の成形キヤビテイ内にゴムブツシユ
を配置せしめた状態下で、該成形キヤビテイ内に
所定の樹脂材料を充填することにより、該バツフ
アーロツド10の成形と同時に行なうことが可能
となり、製造性が極めて有利に向上され得るとい
つた優れた効果をも発揮され得るのである。
び耐腐食性の向上等の、ロツドの樹脂化による優
れた効果が有効に奏せしめられ得るのであり、ま
た、従来、圧入及び絞り加工等によつて行なつて
いた、該バツフアーロツド10の筒状部14,1
6内へのゴムブツシユの配設を、かかるバツフア
ーロツド10の成形キヤビテイ内にゴムブツシユ
を配置せしめた状態下で、該成形キヤビテイ内に
所定の樹脂材料を充填することにより、該バツフ
アーロツド10の成形と同時に行なうことが可能
となり、製造性が極めて有利に向上され得るとい
つた優れた効果をも発揮され得るのである。
ところで、上述の如きバツフアーロツド10に
おいて、大径筒状部16と小径筒状部14との径
の差が著しい場合には、小径筒状部14に比し
て、大径筒状部16側におけるウエルドラインの
ずれ角度(交角:β)が小さくなり易い。
おいて、大径筒状部16と小径筒状部14との径
の差が著しい場合には、小径筒状部14に比し
て、大径筒状部16側におけるウエルドラインの
ずれ角度(交角:β)が小さくなり易い。
そこで、そのような場合には、ロツド部12に
おける樹脂材料の注入位置、即ち金型のゲート部
位置を、該ロツド部12の長手方向において、大
径筒状部16側に所定寸法偏倚した位置:B(第
1図参照)に設定することが望ましい。このよう
なゲート部の位置の変更(偏倚寸法:l)によつ
ても、筒状部14,16におけるウエルドライン
の発生位置を調節することができることは、本発
明者らによつて確認されているところである。
おける樹脂材料の注入位置、即ち金型のゲート部
位置を、該ロツド部12の長手方向において、大
径筒状部16側に所定寸法偏倚した位置:B(第
1図参照)に設定することが望ましい。このよう
なゲート部の位置の変更(偏倚寸法:l)によつ
ても、筒状部14,16におけるウエルドライン
の発生位置を調節することができることは、本発
明者らによつて確認されているところである。
また、かかる金型のゲート部は、必ずしもロツ
ド部12に設定する必要はなく、第4図に示され
ているように、小径筒状部14乃至は大径筒状部
16の何れか一方の周上にゲート部:Cを設定す
ることによつても、該筒状部14乃至は16に生
ずるウエルドラインを、その最外側部位よりも所
定寸法、周方向にずらせることが可能である。な
お、かかる手法においては、ウエルドラインは、
ゲート部が設けられた側とは反対側の筒状部14
乃至は16側にのみ生じることとなる。
ド部12に設定する必要はなく、第4図に示され
ているように、小径筒状部14乃至は大径筒状部
16の何れか一方の周上にゲート部:Cを設定す
ることによつても、該筒状部14乃至は16に生
ずるウエルドラインを、その最外側部位よりも所
定寸法、周方向にずらせることが可能である。な
お、かかる手法においては、ウエルドラインは、
ゲート部が設けられた側とは反対側の筒状部14
乃至は16側にのみ生じることとなる。
ところで、このように一方の筒状部、例えば大
径筒状部16にゲート部:Cを設定する場合、他
方の小径筒状部14に生じるウエルドラインの位
置が、前述の如く、最外側部位よりも所定寸法だ
けずれるように、ロツド部12の断面形状、及び
必要に応じて大径筒状部16におけるゲート部の
位置が調節、設定されることとなるが、特に、か
かる樹脂材料注入口としてのゲート部も、通常、
他の部位に比して、強度が劣るために、ウエルド
ラインと同様、発生応力が最大となる最外側部位
を避け、周方向に所定距離だけずれた位置に設定
することが望ましい。なお、かかる第4図におい
ては、その理解を容易とするために、上記具体例
と同一の構造とされた部位に対して、それぞれ、
同一の符号を付しておくこととする。
径筒状部16にゲート部:Cを設定する場合、他
方の小径筒状部14に生じるウエルドラインの位
置が、前述の如く、最外側部位よりも所定寸法だ
けずれるように、ロツド部12の断面形状、及び
必要に応じて大径筒状部16におけるゲート部の
位置が調節、設定されることとなるが、特に、か
かる樹脂材料注入口としてのゲート部も、通常、
他の部位に比して、強度が劣るために、ウエルド
ラインと同様、発生応力が最大となる最外側部位
を避け、周方向に所定距離だけずれた位置に設定
することが望ましい。なお、かかる第4図におい
ては、その理解を容易とするために、上記具体例
と同一の構造とされた部位に対して、それぞれ、
同一の符号を付しておくこととする。
また、かかるゲート部:Cの具体的な位置とし
ては、第4図において、γが20度〜70度程度、好
ましくは30度〜60程度となるように、通常、45度
程度に設定されることとなる。
ては、第4図において、γが20度〜70度程度、好
ましくは30度〜60程度となるように、通常、45度
程度に設定されることとなる。
以上、本発明の実施例について詳述してきた
が、これらは文字通りの例示であつて、本発明
は、かかる具体例にのみ限定して解釈されるもの
ではない。
が、これらは文字通りの例示であつて、本発明
は、かかる具体例にのみ限定して解釈されるもの
ではない。
例えば、前記実施例においては、そのロツド部
12が、複数の補強リブ20,22,24を有す
る略王字型断面形状をもつて形成されていたが、
その形状は限定されるものではなく、要求される
強度及び経済性等を考慮して適宜決定されるもの
であり、コ字型断面やI字型断面、或いは中実矩
形断面等の形状が、その軸直角方向断面を二つの
筒状部14,16の軸心を含む平面:x−xにて
分断した際に生ずる二つの断面部分が互いに異な
る面積を与えるものである限り、何れも採用され
得るものである。
12が、複数の補強リブ20,22,24を有す
る略王字型断面形状をもつて形成されていたが、
その形状は限定されるものではなく、要求される
強度及び経済性等を考慮して適宜決定されるもの
であり、コ字型断面やI字型断面、或いは中実矩
形断面等の形状が、その軸直角方向断面を二つの
筒状部14,16の軸心を含む平面:x−xにて
分断した際に生ずる二つの断面部分が互いに異な
る面積を与えるものである限り、何れも採用され
得るものである。
また、前記第一の実施例においては、ロツド部
12の成形キヤビテイにおける、その軸直角方向
断面を二つの筒状部14,16の成形キヤビテイ
の軸心を含む平面にて分断した際に生ずる二つの
断面部分のうち、断面積が大なる側に、ゲート部
が設けられていたが、それとは逆に、かかるゲー
ト部を、断面積が小なる側に設けることによつて
も、或いは二つの筒状部14,16の成形キヤビ
テイの軸心を含む平面上に設けることによつて
も、前記実施例と同様な効果が発揮され得るもの
である。
12の成形キヤビテイにおける、その軸直角方向
断面を二つの筒状部14,16の成形キヤビテイ
の軸心を含む平面にて分断した際に生ずる二つの
断面部分のうち、断面積が大なる側に、ゲート部
が設けられていたが、それとは逆に、かかるゲー
ト部を、断面積が小なる側に設けることによつて
も、或いは二つの筒状部14,16の成形キヤビ
テイの軸心を含む平面上に設けることによつて
も、前記実施例と同様な効果が発揮され得るもの
である。
さらに、前記実施例においては、二つの筒状部
14,16が、互いに異なる径寸法をもつて形成
されていたが、それらが同寸法のものであつて
も、本発明が良好に適用されることは勿論であ
る。
14,16が、互いに異なる径寸法をもつて形成
されていたが、それらが同寸法のものであつて
も、本発明が良好に適用されることは勿論であ
る。
加えて、前記実施例においては、本発明を自動
車のバツフアーロツドの製造方法に対して適用し
たものの一例を示したが、本発明は、その他、サ
スペンシヨンにおける各種ロツドやリンク等の製
造方法に対しても、有効に適用され得るものであ
る。
車のバツフアーロツドの製造方法に対して適用し
たものの一例を示したが、本発明は、その他、サ
スペンシヨンにおける各種ロツドやリンク等の製
造方法に対しても、有効に適用され得るものであ
る。
その他、一々列挙はしないが、本発明は当業者
の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、ま
たそのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱し
ない限り、何れも本発明の範囲内に含まれるもの
であることは、言うまでもないところである。
の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、ま
たそのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱し
ない限り、何れも本発明の範囲内に含まれるもの
であることは、言うまでもないところである。
(発明の効果)
上述の説明から明らかなように、本発明方法に
従えば、強度低下の生じ易いウエルドラインを、
最大応力発生部位からずれた位置に、容易に設定
することができるのであり、しかも、かかるウエ
ルドラインの発生位置を調節することも可能とな
るのである。
従えば、強度低下の生じ易いウエルドラインを、
最大応力発生部位からずれた位置に、容易に設定
することができるのであり、しかも、かかるウエ
ルドラインの発生位置を調節することも可能とな
るのである。
それ故、本発明方法に従えば、得られる連結ロ
ツドにおいて、樹脂材料本来の設計強度が有効に
発揮され得ることとなり、以て、連結ロツドの樹
脂化が有利に達成され得ることとなるのである。
ツドにおいて、樹脂材料本来の設計強度が有効に
発揮され得ることとなり、以て、連結ロツドの樹
脂化が有利に達成され得ることとなるのである。
第1図は本発明方法によつて製造された連結ロ
ツドの一具体例としてのバツフアーロツドを示す
平面図であり、第2図は第1図における−断
面図であり、第3図は第2図における−断面
図である。また、第4図は本発明方法に従つて製
造された連結ロツドの別の具体例としてのバツフ
アーロツドを示す、第1図に相当する平面図であ
る。 10……バツフアーロツド、12……ロツド
部、14……小径筒状部、16……大径筒状部。
ツドの一具体例としてのバツフアーロツドを示す
平面図であり、第2図は第1図における−断
面図であり、第3図は第2図における−断面
図である。また、第4図は本発明方法に従つて製
造された連結ロツドの別の具体例としてのバツフ
アーロツドを示す、第1図に相当する平面図であ
る。 10……バツフアーロツド、12……ロツド
部、14……小径筒状部、16……大径筒状部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 長手状ロツド部の軸方向両端部において、略
平行な軸心をもつて形成された二つの筒状部を一
体的に有し、それぞれの筒状部内に配されるゴム
ブツシユを介して、相互に連結されるべき所定の
取付部材にそれぞれ取り付けられることにより、
それらの取付部材を弾性的に連結せしめる連結ロ
ツドを、所定の樹脂材料の射出成形操作によつて
製造するに際して、 前記ロツド部の成形キヤビテイを、その長手方
向両端部に設けられる前記二つの筒状部の成形キ
ヤビテイにおける両軸心を含む平面を挟んで両側
に位置する部分が相互に異なる面積を与える軸直
角方向の断面形状をもつて形成し、前記樹脂材料
を、かかるロツド部の成形キヤビテイを通じて、
前記筒状部の成形キヤビテイに導くことにより、
該筒状部に形成されるウエルドラインを、該筒状
部の最外側位置から周方向にずらせることを特徴
とする樹脂製連結ロツドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28274087A JPH01126413A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 樹脂製連結ロッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28274087A JPH01126413A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 樹脂製連結ロッドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01126413A JPH01126413A (ja) | 1989-05-18 |
JPH0514806B2 true JPH0514806B2 (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=17656431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28274087A Granted JPH01126413A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 樹脂製連結ロッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01126413A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7350778B2 (en) | 2004-03-19 | 2008-04-01 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Torque rod |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10299805A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-13 | Bridgestone Corp | 連結装置 |
JP4436103B2 (ja) * | 2003-10-03 | 2010-03-24 | 株式会社ブリヂストン | トルクロッド構造 |
JP4607938B2 (ja) * | 2007-11-01 | 2011-01-05 | 東洋ゴム工業株式会社 | 防振連結ロッド |
JP4933476B2 (ja) * | 2008-04-18 | 2012-05-16 | 日本発條株式会社 | ボールジョイント |
JP2011083986A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Kojima Press Industry Co Ltd | 車両用樹脂部品及びその射出成形用型 |
JP5468644B2 (ja) * | 2012-06-15 | 2014-04-09 | 日本発條株式会社 | スタビリンク |
JP5916552B2 (ja) * | 2012-07-26 | 2016-05-11 | 住友理工株式会社 | 防振連結ロッドとその製造方法 |
JP6189672B2 (ja) * | 2013-08-14 | 2017-08-30 | 山下ゴム株式会社 | 樹脂トルクロッド |
JP6562764B2 (ja) * | 2015-08-10 | 2019-08-21 | 株式会社ブリヂストン | 防振部材及び防振部材の製造方法 |
JP6943796B2 (ja) * | 2018-03-19 | 2021-10-06 | フタバ産業株式会社 | サスペンションアーム及びサスペンションアームの製造方法 |
Citations (6)
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JPS58188712A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-04 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用リンク及びその製造方法 |
JPS59246U (ja) * | 1982-06-24 | 1984-01-05 | 株式会社東芝 | 陰極構体 |
EP0176934A1 (en) * | 1984-10-04 | 1986-04-09 | INDUSTRIE PIRELLI S.p.A. | Anchoring connecting rod in an engine suspension |
JPS61287807A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-18 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両サスペンシヨン機構におけるサスペンシヨンブツシユ組立体構造 |
JPS628805A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-16 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両サスペンシヨン機構におけるサスペンシヨンブツシユ組立体及びその製造方法 |
JPS62104717A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | Tokai Rubber Ind Ltd | ゴムブツシユ付プラスチツクロツドの製法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503217U (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-14 |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP28274087A patent/JPH01126413A/ja active Granted
Patent Citations (6)
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US7350778B2 (en) | 2004-03-19 | 2008-04-01 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Torque rod |
CN100381298C (zh) * | 2004-03-19 | 2008-04-16 | 东海橡胶工业株式会社 | 扭转杆 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01126413A (ja) | 1989-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |