JP6121895B2 - 電解セル、電解セルスタック装置および電解モジュールならびに電解装置 - Google Patents
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Description
支持体1は、燃料ガスを燃料極層3まで透過させるためにガス透過性であること、及びインターコネクタ8を介しての集電を行うために導電性であることが要求されるが、このような要求を満たすと同時に、同時焼成により生じる不都合を回避するために、Niとセラミック粒子、例えば特定の希土類酸化物とから支持体1を構成するのがよい。特にこれに限定されるものではなく、導電性材料であれば良い。
燃料極層3は、電極反応を生じせしめるものであり、それ自体公知の多孔質のサーメットから形成される。例えば、希土類元素を含有しているZrO2或いはCeO2と、Ni及び/またはNiOとから形成される。
固体電解質層4は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有すると同時に、燃料ガスと空気等の酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有していることが必要である。従って、この固体電解質層4の形成に用いる固体電解質としては、このような特性を備えている緻密質な酸化物セラミックス、例えば、3〜15モル%の希土類元素が固溶した安定化ジルコニアを用いるのが好ましい。この安定化ジルコニア中の希土類元素としては、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Td、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luを例示することができるが、安価であるという点で、Y、Ybが好適である。
およびMgを有するものであり、例えば下記一般式:(La1−xSrx)(Ga1−yMgy)O3(式中、xは、0<x<0.3の数であり、yは、0<y<0.3の数である)で表される組成を有していることが望ましい。このような組成の複合酸化物を固体電解質として使用することによっても、高い発電性能を発揮させることができる。
固体電解質層4に形成される酸素極層6は、前述した電極反応を生じせしめるものであり、図1に示されているように、固体電解質層4を間に挟んで、前述した燃料極層3と対面するような位置に配置されている。即ち、少なくとも支持体1の一方の平坦面n上に位置する部分に配置される。
支持体1上の平坦面nに設けられているインターコネクタ8は、導電性セラミックスからなるが、燃料ガス(水素)及び酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、かかる導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO3系酸化物)が使用される。インターコネクタ8としては、Tiを含有する、例えばLaSrTiO3系のペロブスカイト形複合酸化物等であっても良く、特に限定されるものではない。また、支持体1の内部を通る燃料ガス及び支持体1の外部を通る酸素含有ガスのリークを防止するため、かかる導電性セラミックスは緻密質でなければならず、例えば93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好適である。
上述した構造を有する燃料電池セル10は、例えば、前述した支持体1を形成するための混合粉末(Niもしくはその酸化物粉末と希土類酸化物粉末との混合粉末)に、有機バインダーと、溶媒、及び必要によりメチルセルロース等の分散剤とを混合してスラリーを調製し、このスラリーを押出成形して、燃料ガス通路を有する柱状の支持体用成形体を作製し、これを乾燥し、800〜1100℃の温度域で仮焼する。
ク装置11の一部拡大断面図であり、(a)で示した破線で囲った部分を抜粋して示している。なお、(b)において(a)で示した破線で囲った部分に対応する部分を明確とするために矢印にて示しており、(b)で示す燃料電池セル10においては、上述した反応防止層5等の一部の部材を省略して示している。
)の上方に配置された改質器20を温めることができる。それにより、改質器20で効率よく改質反応を行うことができる。
体の所定位置に積層した。
3:燃料極層
4:固体電解質層
6:酸素極層
7:中間層
7a:複合酸化物
8:インターコネクタ
10:固体酸化物形燃料電池セル
11:燃料電池セルスタック装置
17:La拡散促進層
18:燃料電池モジュール
23:燃料電池装置
Claims (7)
- 固体電解質層と、該固体電解質層の対向する一方の主面に順次設けられたNiを含有する第1電極層およびNiを含有する導電性支持体と、前記固体電解質層の他方の主面に設けられた第2電極層と、前記導電性支持体に設けられ前記第1電極層に電気的に接続されたLaを含有するインターコネクタと、前記導電性支持体と前記インターコネクタとの間に形成されたZrおよびNiを含有する中間層とを具備し、該中間層に、LaとZrとを含有する複合酸化物が存在するとともに、該複合酸化物が前記中間層に分散して存在することを特徴とする電解セル。
- 前記中間層と前記導電性支持体との間には、前記Laの前記導電性支持体への拡散を促進するLa拡散促進層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電解セル。
- 前記導電性支持体および前記La拡散促進層が、Niおよびセラミック粒子を含有するとともに、前記La拡散促進層のセラミック粒子の平均粒径が、前記導電性支持体のセラミック粒子の平均粒径よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の電解セル。
- 前記中間層の厚みが15μm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の電解セル。
- 請求項1乃至4のうちいずれかに記載の電解セルを複数電気的に接続してなることを特徴とする電解セルスタック装置。
- 請求項5に記載の電解セルスタック装置を収納容器内に収納してなることを特徴とする電解モジュール。
- 請求項6に記載の電解モジュールと、該電解モジュールを動作させるための補機とを外装ケース内に収納してなることを特徴とする電解装置。
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