[go: up one dir, main page]

JP6109310B2 - 試料観察装置用のテンプレート作成装置及び試料観察装置 - Google Patents

試料観察装置用のテンプレート作成装置及び試料観察装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6109310B2
JP6109310B2 JP2015523918A JP2015523918A JP6109310B2 JP 6109310 B2 JP6109310 B2 JP 6109310B2 JP 2015523918 A JP2015523918 A JP 2015523918A JP 2015523918 A JP2015523918 A JP 2015523918A JP 6109310 B2 JP6109310 B2 JP 6109310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
template
information
sample observation
design data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015523918A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014208216A1 (ja
Inventor
雄樹 小嶋
雄樹 小嶋
茂樹 助川
茂樹 助川
安部 雄一
雄一 安部
敏一 川原
敏一 川原
渉 長友
渉 長友
真二 久保
真二 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Publication of JPWO2014208216A1 publication Critical patent/JPWO2014208216A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6109310B2 publication Critical patent/JP6109310B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • G06F30/398Design verification or optimisation, e.g. using design rule check [DRC], layout versus schematics [LVS] or finite element methods [FEM]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/0002Inspection of images, e.g. flaw detection
    • G06T7/0004Industrial image inspection
    • G06T7/001Industrial image inspection using an image reference approach
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10056Microscopic image
    • G06T2207/10061Microscopic image from scanning electron microscope
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30108Industrial image inspection
    • G06T2207/30148Semiconductor; IC; Wafer
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/10Measuring as part of the manufacturing process
    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、試料観察装置用のテンプレート作成装置及び試料観察装置に関する。
測長SEM(Scanning Electron Microscope)などの試料観察装置を用いた半導体デバイスのパターンの寸法計測では、自動測定を行う際に、装置で取得した画像に対して、テンプレートを使用して画像処理によるパターン検出を行うことにより、測定箇所を特定している。
パターン検出用のテンプレートとして、SEM画像などの実際の測定パターンの画像を登録する方法がある。SEM画像を登録する方法では、一度試料観察装置で画像を取得する必要があり、測定対象であるウェーハと、画像を取得する試料観察装置とを使用する必要がある。
また、SEM画像の代わりにCADなどの設計データを使用して画像処理用のテンプレートを作成することもできる。CADなどの設計データを加工してテンプレートとして登録し、試料観察装置で画像を取得してパターン検出を行う。このパターン検出の際に、テンプレートとして登録したパターンを変形処理して、計測するパターンの画像と比較することでパターン検出を行うことができる。また、設計データをテンプレートとして用いることにより、ウェーハを使用することなく、テンプレートの作成が可能となる。
特許文献1は、パターン検出を行うためのテンプレート画像を設計データから作成する手法を開示している。特許文献1では、パターンのサイズや、コーナー部の丸め処理量、エッジサイズの情報を用いてパターンを変形させることにより、パターン検出用のテンプレート画像を実際のパターン形状に近づけることができると記載されている。
特開2011−154223号公報 国際公開第2007/094439号パンフレット
特許文献1の手法では、単純なプロセス処理のレジストパターンやエッチングパターンであれば、パターンのサイズ、コーナーやエッジの形状を変形させる処理でだけでテンプレートの作成が可能である。
しかしながら、半導体デバイスの微細化とプロセスの複雑化により、特許文献1のような単層の加工を行う場合でも、複数のプロセス処理による加工が必要となってきている。例えば、(1)複数回のエッチング処理でパターンの端などを除去したパターン、(2)複数回スペーサを堆積したパターン、(3)スペーサプロセスのSADP(Self-Aligned Double Patterning)やSAQP(Self-Aligned Quadruple Patterning)などのMultiple Patterningで作成されたパターン、(4)DSA(Directed-self assembly)のガイドパターンの中のブロックポリマー(BCP)のパターンなどがある。特に複数のプロセス処理を行って追加したスペーサやBCPなどのパターンは、それらのパターンについての設計データが存在しない場合があり、従来の特許文献1の手法では対応することができない。
本発明は、複数のプロセス処理を行ったパターンに関して、それらのプロセス処理を考慮した画像処理を実行することにより、画像処理用のテンプレートを適切に作成する技術を提供する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、設計データを用いて画像処理用のテンプレートを作成する試料観察装置用のテンプレート作成装置であって、複数のプロセス処理に関する情報を定義したプロセス情報を格納する記憶部と、前記プロセス情報を用いて前記設計データを加工処理し、前記画像処理用のテンプレートを作成するテンプレート作成部と、を備えるテンプレート作成装置が提供される。
また、他の例として、前記テンプレート作成装置を備える試料観察装置が提供される。当該試料観察装置は、前記テンプレートを用いて前記試料観察装置で取得した画像に対して画像認識処理を実行するパターン検出部を備える。前記パターン検出部は、前記テンプレート作成装置から取得した前記テンプレートに対して、パターンの変形、パターンの追加、及び、パターンの削除の少なくとも1つの処理を実行してもよい。
本発明によれば、複数のプロセス処理を行ったパターンに対して適切なテンプレートを作成することができる。これにより、複数のプロセス処理を行ったパターンに対してパターン検出を安定して行うことが可能となる。
本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明に係る試料観察装置用のテンプレート作成装置の構成を示す図である。 画像処理用のテンプレートの作成と、テンプレートの使用方法を説明するフローである。 設計データ及びプロセス情報の登録フローである。 設計データの登録画面の一例である。 テンプレート作成装置における設計データの表示例である。 プロセス情報の一例である。 プロセス情報の一例である。 プロセス情報の一例である。 プロセス情報の一例である。 パラメータ情報の一例である。 パラメータ情報の一例である。 パラメータ情報の一例である。 パラメータ情報の一例である。 パラメータ情報の一例であり、1つのパラメータを設定した例である。 パラメータ情報の一例であり、複数のパラメータを設定した例である。 パラメータ情報の一例であり、ばらつき値を考慮してパラメータを設定した例である。 パラメータ情報の一例であり、自動変形モードでパラメータを設定した例である。 エッチング処理を2回行う場合の設計データの登録例である。 エッチング処理を2回行う場合のプロセス情報の登録例である。 エッチング処理を2回行う場合のパラメータ情報の登録例である。 エッチング処理を2回行う場合のテンプレート作成処理の一例である。 エッチング処理を2回行う場合のテンプレート作成処理の別の例である。 スペーサを2回追加する場合の設計データの登録例である。 スペーサを2回追加する場合のプロセス情報の登録例である。 スペーサを2回追加する場合のパラメータ情報の登録例である。 スペーサを2回追加する場合のテンプレート作成処理の一例である。 SAQPの場合の設計データの登録例である。 SAQPの場合のプロセス情報の登録例である。 SAQPの場合のパラメータ情報の登録例である。 SAQPの場合のテンプレート作成処理の一例である。 DSAの場合の設計データの登録例である。 DSAの場合のプロセス情報の登録例である。 DSAの場合のパラメータ情報の登録例である。 DSAの場合のテンプレート作成処理の一例である。 複数の層に対して加工処理を実行してテンプレートを作成する一例である。 エッチング処理を2回行うときのテンプレート作成処理の別の例である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明する。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
試料観察装置としては、荷電粒子線(例えば、電子)を試料表面で走査して、二次的に発生する電子を用いる荷電粒子線装置がある。以下で説明する実施例は、荷電粒子線装置に適用可能である。荷電粒子線装置の代表的な例として、電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)がある。
[第1実施例]
図1Aは、試料観察装置用のテンプレート作成装置の構成を示す図である。本実施例のテンプレート作成装置120は、試料観察装置110に接続されている。試料観察装置110は、パターン計測部111を備える。また、テンプレート作成装置120は、テンプレート作成部121と、記憶部122とを備える。
テンプレート作成装置120は、汎用のコンピュータを用いた画像処理装置として実現することができる。テンプレート作成部121は、設計データ及びプロセス情報からテンプレートを作成するものである。また、パターン計測部111は、作成されたテンプレートを用いて試料観察装置で取得した画像に対して画像認識処理を実行することにより、パターンの検出及び計測などを行うものである。また、記憶部122は、以下で説明する設計データ、プロセス情報、及びテンプレートを格納するものである。
テンプレート作成装置120は、中央演算処理装置と、補助記憶装置と、主記憶装置と、入出力装置とを備えている。例えば、中央演算処理装置は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ(又は演算部ともいう)で構成されている。例えば、補助記憶装置はハードディスクであり、主記憶装置はメモリである。また、入出力装置は、キーボード、ポインティングデバイス(マウスなど)、ディスプレイ等である。
テンプレート作成装置120のテンプレート作成部121及び試料観察装置110のパターン計測部111は、コンピュータ上で実行されるプログラムの機能として実現してもよい。すなわち、以下で説明する処理を、プログラムコードとしてメモリに格納して、CPUが各プログラムコードを実行することによって実現されてもよい。また、テンプレート作成部121及びパターン計測部111を例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。なお、記憶部122は、上述の補助記憶装置あるいは主記憶装置で実現される。
なお、図1Aでは、試料観察装置110とテンプレート作成装置120とは別々の装置で構成しているが、試料観察装置110にテンプレート作成装置120の機能を搭載してもよい。
本実施例では、設計データ及びプロセス情報を用いたテンプレートの作成及びテンプレートの使用方法の例を説明する。図1Bは、画像処理用のテンプレートの作成と、テンプレートの使用方法を説明するフローである。
上述した記憶部122には、CADなどの設計データ101が格納されている。設計データ101は、図形の頂点の情報で構成されているGDSIIフォーマットやOASISフォーマットが一般的である。テンプレート作成装置120では、設計データにおける頂点間を線分でつないで図形を表示したり、図形を任意の色で塗り潰して表示するなど、設計データ101を入出力装置の画面等に表示することが可能である。なお、テンプレート作成に用いる設計データ101は、GDSIIフォーマット、OASISフォーマット以外のデータでも構わない。
また、記憶部122には、プロセス情報102も格納されている。ここで、「プロセス情報」とは、パターンを作成する際に実行される複数のプロセス処理の内容を定義したものである。プロセス情報102は、設計データ101には含まれない情報であり、内容については後述する。
テンプレート作成部121は、設計データ101及びプロセス情報102を取得する。そして、テンプレート作成部121は、プロセス情報102を用いて設計データ101に対して加工処理を実行する(103)。テンプレート作成部121は、加工処理された設計データをテンプレートとして記憶部122に登録する(104)。
試料観察装置110は、試料上のパターンの撮影画像105を取得する。パターン計測部111は、作成されたテンプレートを用いて、試料観察装置110で取得した撮影画像105に対して画像認識処理を実行することにより、パターン検出及び計測を行う(106)。
本実施例では、複数のプロセス処理の内容を定義したプロセス情報102を登録しておき、そのプロセス情報102を用いて設計データ101を加工することにより、プロセスに応じたテンプレートを作成することが可能となる。
なお、上述の例では、全ての処理をあらかじめ実行することによりテンプレートを登録しているが、この例に限定されない。たとえば、パターン検出に必要な情報をテンプレートとして登録しておき、パターン検出及び計測(106)の前処理において全ての加工処理を実行することによりテンプレートを作成してもよい。例えば、試料観察装置110のパターン計測部111が、前処理として、パターンの変形、パターンの追加、及び、パターンの削除の少なくとも1つのプロセスを実行して、最終的なテンプレートを作成してもよい。テンプレートの作成処理は、テンプレート作成装置120で実行することに限定されず、テンプレート作成処理の一部を試料観察装置110で実行するようにしてもよい。
また、試料観察装置110の撮影画像105からテンプレート作成に使用するパラメータを自動で抽出し、記憶部122にデータベースとして登録してもよい。そして、テンプレート作成装置120は、このデータベースの情報を用いてテンプレートの作成処理を実行してもよい。また、テンプレートは測長点の位置情報などと組み合わせて使用されてもよい。
図2は、設計データ101及びプロセス情報102の登録フローである。以下の各種情報の登録は、テンプレート作成装置120の入力装置を介して入力されてもよいし、所定の形式のファイルなどによって入力されてもよい。
まず、テンプレート作成装置120の記憶部122に設計データ101を登録する(201)。その後、テンプレート作成装置120の記憶部122にプロセス(ここでは、図5A〜図5Dのプロセス502に対応)を登録する(202)。次に、登録したプロセスに対応した処理内容及び処理順序を登録する(203)。そして、処理内容に関するパラメータを設定する(204)。次に、全てのプロセスについて入力が終了していない場合、ステップ202に戻る(205のNo)。全てのプロセスについて入力が完了したら(205のYes)、テンプレートの作成処理を実行する(206)。
以上のプロセス情報102の登録により各プロセスが処理順序に従って登録されるため、設計データ101を指定した順序で加工することが可能となる。設計データ101の加工の順序が異なると、作成されるテンプレートは異なる形状になる。したがって、プロセスの処理順序を指定することにより、適切な変形が可能となる。
なお、プロセスに対応した処理内容、処理順序、パラメータの情報があれば、テンプレート作成は可能であり、プロセスの登録(202)は必須ではない。また、予め作成されたデータベースなどからプロセス情報、処理内容、処理順序、及びパラメータを選択して一括で登録してもよい。また、テンプレート作成に不要なプロセス情報を除いて必要な情報だけをプロセス情報102として登録しても構わない。
図3は、設計データの登録画面の一例である。設計データ101は、テンプレート作成装置120の記憶部122に格納されている。なお、設計データ101は、必ずしもテンプレート作成装置120に格納されている必要はなく、ネットワークを介して別の装置から取得するようにしてもよい。
なお、以後の説明では「テーブル」構造を用いて本実施例の情報について説明するが、これら情報は必ずしもテーブルによるデータ構造で表現されていなくても良く、リスト、キュー等のデータ構造やそれ以外で表現されていても良い。そのため、データ構造に依存しないことを示すために「テーブル」、「リスト」、「キュー」等について単に「情報」と呼ぶことがある。
図3に示すように、設計データ300は、「Layer No.」(301)、「Data Type」(302)、「Status」(303)、「Tone」(304)、及び「Process」(305)を構成項目として含む。CADなどの設計データ300では、「Layer No.」(301)、「Data Type」(302)ごとにデータが分かれていて、測定で使用する「Layer No.」(301)、「Data Type」(302)に対して、「Status(状態)」(303)が指定されている。
例えば、Layer No.=1がウェーハ最表面のパターンである場合は、Layer No.=1の「Status」(303)に上層(Target)を指定する。また、Layer No.=11が上層の下にある層である場合は、Layer No.=11の「Status」(303)を下層(Lower)に指定する。なお、下層(Lower)に関しては、複数の層を指定することも可能である。その場合は、「Status」(303)に「Lower1」、「Lower2」、・・・と指定し、Lower1の下にある層を「Lower2」として設定することが可能である。
また、設計データのパターンに対して、凹凸情報の指定も可能である。設計データの閉じている部分を残す場合(凸部分)は「Clear」として「Tone」(304)に設定し、設計データの閉じている部分を抜く場合(凹部分)は、「Dark」として「Tone」(304)に設定する。また、テンプレート作成に使用しない「Layer No.」(301)については、「Status」(303)に「None」を設定する。
また、設計データの登録において、エッチング等でパターンを除去する部分は、「Cut Mask」として「Status」(303)に設定することが可能であり、加工する部分は、「Area」として「Status」(303)に設定することが可能である。
なお、「Cut Mask」の場合、「Tone」(304)の設定で除去する領域を反転させることが可能である。例えば、「Tone」(304)の設定を「Clear」に設定すると、設計データの閉じている部分を除去し、「Dark」に設定すると、設計データの閉じている部分以外を除去することが可能である。
また、本実施例では、図3の設計データ300に「Process」(305)の項目を追加している。「Process」(305)の項目を「有」の状態に設定して、プロセス情報102を登録する層(「Layer No.」、「Data Type」、複数選択可能)を指定することができる。プロセス情報102は、別画面にて登録を行うことが可能である。プロセス情報102の詳細については後述する。なお、プロセス処理の内容及びパラメータは、測定点全点に同じパラメータを使用しても良いし、測定点、パターン、領域に応じてパラメータを変更して複数の条件を登録しても良い。
また、上層(Target)と下層(Lower)は、異なるプロセス情報102を登録することが可能である。この場合、上層(Target)と下層(Lower)は、別々に加工処理を行って、上層及び下層の情報をテンプレートとして登録することが可能である。なお、加工処理は、基本的には下層→上層の順に行うが、プロセス処理の登録状況(処理順序など)に従って加工することが可能である。
また、下層のパターン形状にあわせて、上層のパターンの加工処理(変形処理)を変えても良い。例えば、上層と下層のパターンが重なっている場合に重なっている部分に対して、上層のパターンの変形パラメータを変更しても良い。
また、スペーサプロセスのSADP及びSAQPの場合は、上層(Target)のコアのパターンにスペーサを付けた後にコアのパターンは除去されるため、コアの層の「Status」(303)を「Target(Core)」として設定して区別しても良い。また、DSAのプロセスは、上層(Target)のガイドパターンの中にBCPのパターンを追加して形成するため、ガイドパターンの「Status」(303)を「Target(Guide)」として設定して区別しても良い。なお、プロセス情報102においてプロセスの内容を登録するため、「Target(Core)」、「Target(Guide)」としないで、「Status」(303)を単に「Target」として登録しても構わない。
また、「Target(Core)」を選んだときは、SADP、SAQPなどのスペーサプロセスの中から「Process」(305)の設定を自動的に選択し、「Target(Guide)」を選んだときは、DSAのプロセスの中から「Process」(305)の設定を自動的に選択するようにしてもよい。これにより、プロセス情報102の登録が容易になる。
図4は、テンプレート作成装置120における設計データの表示例である。ここでは、上層(Target)の設計データ401、下層(Lower)の設計データ402、除去領域(Cut Mask)の設計データ403を設定して表示した例である。設計データを加工する順序が異なると、画像処理のテンプレートは異なるものになる。そのため、プロセス情報102として、プロセス処理の処理順序を登録し、設計データを加工する順序を設定する。
図5A〜図5Dは、プロセス情報の登録例である。図5A〜図5Dのプロセス情報は、図3の設計データの「Process」(305)の項目を「有」に指定した場合に設定するデータである。図5A〜図5Dのプロセス情報は、図3の設計データ300の「Layer No.」(301)に関連付けられて登録される。
図5A〜図5Dのプロセス情報は、テンプレート作成装置120のディスプレイなどにおいて一括で表示して登録するようにしてもよいし、個別に表示及び設定してもよい。なお、登録されたプロセス情報は、テンプレート作成装置120の記憶部122に格納される。
図5Aは、「エッチング2回」の場合のプロセス情報の一例である。また、図5Bは、「スペーサ追加2回」の場合のプロセス情報の一例である。また、図5Cは、SAQPの場合のプロセス情報の一例である。また、図5Dは、DSAの場合のプロセス情報の一例である。
図5A〜図5Dに示すように、プロセス情報500は、プロセス順序501と、プロセス502と、処理順序503と、処理内容504と、パラメータ505とを構成項目として含む。例えば、プロセス情報500は、処理内容504として、パターンの変形、パターンの追加、パターンの削除の少なくとも1つを含む。
プロセス情報500の登録では、プロセス順序501及びプロセス502を登録して、さらにテンプレート作成に必要な処理順序503、処理内容504、パラメータ505などの情報を設定する。テンプレートは、処理順序503、処理内容504、パラメータ505に従って処理することにより作成される。このような構成によれば、プロセスの順序を考慮した設計データの加工が可能になる。また、プロセス毎にパラメータを設定し、プロセス毎に異なる加工処理を行うことが可能となる。
なお、本実施例では、プロセス502と処理内容504を関連付けて登録しているが、プロセス順序501とプロセス502を登録しないで、処理順序503と処理内容504とパラメータ505のみを複数設定して対応しても構わない。例えば、処理順序503と処理内容504を設定して、処理内容504に対してプロセスに関する情報をコメント等でわかるようにしても良い。
なお、エッチングパターンの場合、レジストの設計データからレジストパターンの変形を行わないで、直接エッチングパターンの形状に変形することも可能である。例えば、レジストパターンの設計データを使用して、エッチング処理後のパターンに対応するテンプレートを作成する場合には、レジストパターンの設計データから、レジストパターンの変形処理を除いて、1回の変形処理でエッチング処理後の形状になるように変形処理を実施しても良い。なお、図5Aの例では、変形の処理の設定は、レジストパターンの変形を行わないでエッチング処理で変形処理を実施する設定になっているが、「レジスト及びエッチング」の処理として登録しても良い。
また、OPC(Optical Proximity Correction:近接効果補正)が付いた設計データを用いる場合、レジストパターンの変形の処理として、シミュレーション等でレジストパターンの形状に変形処理を実施し、その後、エッチングによる変形処理を行うことも可能である。
図6A〜図6Dは、図5A〜図5Dで設定されているプロセス及び処理内容に対して、パラメータ情報を登録した例である。図6A〜図6Dのパラメータ情報は、図5A〜図5Dのプロセス情報500のパラメータ505の項目を「有」に指定した場合に設定するデータである。図6A〜図6Dのパラメータ情報は、図5A〜図5Dのプロセス502に関連付けられて登録される。
図6A〜図6Dのパラメータ情報は、テンプレート作成装置120のディスプレイなどにおいて一括で表示して登録するようにしてもよいし、個別に表示及び設定してもよい。なお、登録されたパラメータ情報は、テンプレート作成装置120の記憶部122に格納される。
図6Aは、「エッチング2回」の場合のパラメータ情報の一例である。また、図6Bは、「スペーサ追加2回」の場合のパラメータ情報の一例である。また、図6Cは、SAQPの場合のパラメータ情報の一例である。また、図6Dは、DSAの場合のパラメータ情報の一例である。
図6A〜図6Dに示すように、パラメータ情報600は、処理順序601と、処理内容602と、パラメータ603とを構成項目として含む。したがって、パターンの変形、除去、追加などの処理内容に応じて異なるパラメータを設定することが可能であり、すなわち、プロセスの処理内容に応じたパラメータの設定が可能である。パラメータの入力値に従ってテンプレートが作成されるため、パターン形状との乖離が少ないテンプレートの作成が可能である。また、処理内容602及びパラメータ603は、プロセスや設計データに応じて、拡充して対応することが可能である。
図7A〜図7Dは、図5Aで設定されているプロセス及び処理内容に対して、パラメータ情報を登録した別の例である。パターンのサイズや形状にばらつきがある場合は、図7Bに示すようにパラメータの値を複数設定したり、図7Dに示すように自動(Auto)で値を変更してテンプレートの作成を行うことも可能である。例えば、自動(Auto)の場合、所定の数値幅でパラメータを変化させてもよい。また、図7Cに示すように、プロセスの影響によるパターンの形、サイズ、位置などのばらつきの値(例えば、設計データの寸法や目的の寸法に対して±10%、あるいは±10nmなど)を設定して、ばらつきを考慮して複数枚のテンプレートの作成及び画像処理を行っても良い。
なお、テンプレート作成装置120は、変形処理などのパラメータ情報を、試料観察装置110等で取得した画像と、テンプレートに使用した設計データ101とから自動で抽出するように構成されてもよい。テンプレート作成装置120は、自動で抽出したパラメータ情報をデータベースとして記憶部122に予め格納しておいてもよい。これにより、同様な形状のパターンに対するテンプレートを作成する際、パラメータの設定が容易になる。
また、複数のプロセス情報を1個ずつ登録することは煩雑なため、プロセス情報102(プロセスの処理内容、及び、それに応じたパラメータ)の設定が容易となるように、いくつかの種類のプロセス処理に対して予めデータベース化しておいてもよい。例えば、テンプレート作成装置120の記憶部122には、(1)エッチング2回、(2)スペーサ2回追加、(3)SADP、(4)SAQP、(5)DSA(シュリンクプロセス)、(6)DSA(細分化プロセス)、などプロセスに応じたプロセス情報及びこれらのプロセス情報の組み合わせが、データベースの形式で格納されていてもよい。オペレータは、データベースから適宜パラメータを選択して、登録しても良い。
また、SADPやSAQPなどプロセスに関しては、処理内容をパターン化しておいて、最終的に形成されるパターンの寸法や間隔、形状情報を処理内容及びパラメータに設定して対応しても良い。
以下では、第1実施例として、エッチング処理を2回実施して作成したパターンのテンプレートを作成する例を説明する。本実施例は、レジストのパターンをエッチング処理して加工する際に、1回目のエッチング処理でエッチングパターンを作成した後、2回目のエッチング処理でパターンの端を除去する例を示す。
図8Aは、エッチング処理を2回行うときの設計データ300の登録例である。また、図8Bは、エッチング処理を2回行うときのプロセス情報500の登録例である。プロセス情報500では、設計データ300に対して、「エッチング(1回目)」、及び「エッチング(2回目)」を当該順で実行することが設定されている。
また、図8Cは、エッチング処理を2回行うときのパラメータ情報600の登録例である。「パターン変形」のパラメータ603において、「Resize」にはサイズ変形の量が設定され、「Smoothing」にはコーナーの丸め量が設定され、「Edge Width」にはエッジ幅の値が設定され、「Edge Shape」にはエッジ形状が設定されている。また、「パターン除去」のパラメータ603において、「データ1(対象)」には対象となるデータが設定され、「データ2(除去)」には除去のために使用するデータが設定され、「Edge Width」にはエッジ幅の値が設定され、「Edge Shape」にはエッジ形状が設定されている。
図9は、エッチング処理を2回行う場合のテンプレートの作成例である。以下の処理の主体は、テンプレート作成装置120のテンプレート作成部121である。テンプレート作成部121は、変形処理により、レジストパターンの設計データ901に対して変形処理を実行し、1回目のエッチング処理で作成される形状のパターン911を作成する。その後、テンプレート作成部121は、2回目のエッチング処理でCut Mask(902)の部分を除去して、2回目のエッチング後のパターン912の画像を作成する。
1回目のエッチング処理に関する変形処理は、特許文献1と同様な手法でサイズ、コーナー、エッジの変形を行うことにより実行される。なお、本実施例では、図8Cに示すように、パラメータ603では、「Resize」にサイズ変形の量が設定され、「Smoothing」にコーナーの丸め量が設定され、「Edge Width」にエッジ幅の値が設定され、「Edge Shape」にエッジ形状が設定されている。テンプレート作成部121は、これらのパラメータ情報を用いて変形処理を実行する。
本実施例では、1回目のエッチングによる変形後のパターン911に対して、2回目のエッチングでCut Maskの部分のパターンを除去したパターン912の画像を作成する。したがって、図9の例では、1回目のエッチング後の「Target (Layer No.=1)」のパターンに対して、「Cut Mask (Layer No.=50)」の部分を除去する処理となる。ここで、2回目のエッチングで除去されて生成したエッジ912aは、パターン除去のパラメータの「Edge Width」と「Edge Shape」を設定することにより、1回目のエッチング処理後のエッジ912bと異なる形状に加工することが可能である。すなわち、複数のプロセスに応じたエッジ形状の加工が可能となる。
図10は、エッチング処理を2回行う場合のテンプレート作成の別の例である。図10に示すように、1回目のエッチングで作成したパターン911に対して、2回目のエッチングで除去される部分を除去せずに、2回目のエッチングで除去される部分913を情報として保持しておいてもよい。この場合、例えば、パターン計測部111が、パターン911に対して部分913をマスクすることにより、パターン検出(画像認識処理)を行ってもよい。すなわち、パターン検出用のテンプレートとしては、1回目のエッチング後のパターン形状911の情報と、2回目のエッチングで除去する「Cut Mask」の部分913の情報とを保持してもよく、1回目のエッチング状況に応じてパターン検出用画像の作成を調整しても良い。これにより、パターン検出の直前に適宜テンプレートを調節し、パターンを検出することが可能となる。
なお、上述では、パターン計測部111が、パターン検出の直前で、パターン911に対して部分913をマスクする例を説明したが、この処理に限定されない。例えば、テンプレートの情報として、パターンの変形、パターンの追加、及び、パターンの削除の少なくとも1つの情報がパターン計測部11に送信されてもよい。この場合、パターン計測部111が、パターン検出の直前に、パターンの変形、パターンの追加、及び、パターンの削除の少なくとも1つのプロセスを実行して、最終的なテンプレートを作成することができる。
パターンの形を意図的に変えて作成する場合や、プロセス変動による寸法や形状の変化に対応する場合は、変形のパラメータを任意(Auto)に設定して自動で変更してもよい。この場合、パターン検出時に自動でサイズを変更してパターンを検出することが可能となる。また、予めパラメータを複数設定したり、ばらつき幅を入力しておくことで、テンプレートとして複数のテンプレートのデータを作成し、複数のテンプレートを用いてパターン検出を行っても良い。
また、図18は、エッチング処理を2回行う場合のテンプレート作成の別の例である。上記以外の方法として、レジストパターンの設計データ1801から、2回目のエッチングで除去されるパターン1802を除去して作成した設計データ1803を用いてもよい。この場合、設計データ1803に対して、1回目のエッチング処理に対応する変形処理を実行することにより、最終的なパターン1813を作成することができる。ここで、1回目と2回目のエッチングされるパターンの位置に応じて変形する条件を変更して対応しても良い。例えば、2回目のエッチングされる部分は変形処理しないなどの設定を行ってもよい。また、パターンの部位ごとに変形処理のパラメータを変更しても良い。
このように、プロセス情報102が、1回目のエッチング処理の情報と、2回目のエッチング処理の情報とを含む場合、テンプレート作成部121は、1回目のエッチング処理(変形処理)の後に2回目のエッチング処理(削除処理)を行う第1の処理、あるいは、2回目のエッチング処理(削除処理)の後に1回目のエッチング処理(変形処理)を行う第2の処理を実行することが可能である。この例では、変形処理と削除処理の組み合わせであるが、例えば、パターンの追加処理とパターンの削除処理との組み合わせでも同様に、プロセスの処理順序を入れ替えてテンプレートの作成が可能である。
以上から、本実施例では、複数のプロセス処理(エッチング処理を2回実施)を行ったパターンに対して、プロセスを考慮して適切にパターンの追加、除去、変形等の処理を行って画像処理用のテンプレートを作成することができる。これにより、パターン検出を安定に行うことができる。
[第2実施例]
本実施例では、複数回スペーサを堆積したパターンのテンプレートを作成する例を説明する。図11Aは、スペーサを2回堆積させた場合の設計データ300の登録例である。また、図11Bは、スペーサを2回堆積させた場合のプロセス情報500の登録例である。プロセス情報500では、設計データ300に対して、「エッチング」、「スペーサ1追加」、及び「スペーサ2追加」を当該順で実行することが設定されている。
また、図11Cは、スペーサを2回堆積させた場合のパラメータ情報600の登録例である。すでに説明したパラメータ情報については説明を省略する。「スペーサ1追加」のパラメータ603において、「Spacer Width」にはスペーサの幅が設定され、「Boundary(I:Inside)」にはパターンとスペーサ1の境界情報が設定され、「Edge Width(O:Outside)」にはスペーサの外側のエッジ幅が設定され、「Edge Shape(O:Outside)」にはスペーサの外側のエッジ形状が設定されている。「スペーサ2追加」のパラメータ603についても同様である。
また、図12は、スペーサを2回堆積させたときのテンプレートの作成例である。以下の処理の主体は、テンプレート作成装置120のテンプレート作成部121である。図12のテンプレート作成では、まず、レジストパターンの設計データ1201に対して変形処理を実行し、エッチング処理で加工したときのパターン1202を作成する。次に、エッチング処理後のパターン1202に対して、スペーサ1(1203)を付加する加工処理を実行する。その後、スペーサ1(1203)の外側にスペーサ2(1204)を付加した画像を作成する。ここで、スペーサ1(1203)とスペーサ2(1204)とが接触している場合、パラメータ603の設定などにより、スペーサ1(1203)の形状に合わせてスペーサ2(1204)の形状も変形させることが可能である。最終的には、スペーサ2を付加した画像に対してエッジ抽出を行った画像をテンプレートとして作成する。
「スペーサ1追加」のパラメータ603として、「Boundary(I)」にはパターン1202とスペーサ1(1203)の境界情報が設定され、「スペーサ2追加」のパラメータ603として、「Boundary(I)」にはスペーサ1(1203)とスペーサ2(1204)の境界の情報が設定されている。
パターン検出用のテンプレートの画像を作成する場合、テンプレート作成部121は、「Boundary(I)」のパラメータを用いて、スペーサを付加する前のパターンと、スペーサ部分のコントラスト(グレーレベル)が異なるようにパターン検出用のテンプレートを作成することができる。これにより、パターンとスペーサの境界を認識してパターン検出を行うことができる。
例えば、パターン1202とスペーサ1(1203)との間の境界や、スペーサ1(1203)とスペーサ2(1204)との間の境界が、段差や材質の違いで明瞭に判別できる場合は、「Boundary(I)」に「Clear」を設定する。図12に示すように、「スペーサ2追加」のBoundary(I)に「Clear」が設定されている場合、スペーサ1(1203)とはコントラストが異なるスペーサ2(1204)を追加することにより画像が作成される。
一方、境界が判別できないパターンでは、「Boundary (I)」に「None」を設定する。図12に示すように、「スペーサ2追加」のBoundary(I)に「None」が設定されている場合、スペーサ1(1203)とコントラストが同じスペーサ2(1204)を追加することにより画像が作成される。
また、パターン1202とスペーサ1(1203)との間の境界の状態、及び、スペーサ1(1203)とスペーサ2(1204)との間の境界の状態が不明な場合は、「Boundary(I)」を「Auto」を設定してもよい。この場合、テンプレート作成部121は、境界を区別したテンプレートと、境界を区別しないテンプレートの複数のテンプレートを作成する。これにより、複数のテンプレートを用いてパターン検出することが可能となる。
なお、試料観察装置110からの撮像画像を用いて、スペーサ部分の境界(Boundary)やエッジの形状(Edge Shape)などの見え方の情報を、データベースとして記憶部122に予め格納しておいてもよい。これにより、パラメータの設定を容易に行うことが可能となる。
なお、テンプレートの画像を使用してパターン検出する方法以外に、画像の信号を波形にして、信号波形の形状やピーク位置、幅から、パターン検出を行っても良い。この場合は、予め取得した撮像画像から波形の情報をデータベースとして記憶部122に格納しておいてもよい。このデータベースを使用することにより、パターン検出が可能となる。
本実施例によれば、CADなどの設計データに無い情報である、スペーサなどに関するプロセス情報を登録し、そのプロセス情報を用いてテンプレートを作成する。このテンプレートを用いてパターン検出を行うことにより、設計データの変形だけでは対応できないパターンでもパターン検出が安定して行えるようになる。
[第3実施例]
本実施例では、スペーサプロセスのSAQPのテンプレートを作成する例を説明する。図13Aは、SAQPの設計データ300の登録例である。また、図13Bは、SAQPのプロセス情報500の登録例である。プロセス情報500では、設計データ300に対して、「エッチング」、「スペーサ1追加」、「パターン除去」、「スペーサ2追加」、及び「スペーサ1除去」を当該順で実行することが設定されている。また、図13Cは、SAQPのパラメータ情報600の登録例である。パラメータの内容については上述した実施例と同様である。
図14は、SAQPの場合のテンプレートの作成例である。本実施例では、SAQPのコアのパターンの設計データ1401をもとに、SAQPのパターン検出用のテンプレートを作成する。以下の処理の主体は、テンプレート作成装置120のテンプレート作成部121である。
まず、スペーサをつけるコアのパターンを作成する。レジストパターンの設計データ1401を変形処理し、エッチング処理で加工したときのパターン1402を作成する。次に、エッチング処理後のパターン1402に対して、スペーサ1(1403)を付加する。
次に、パターン除去の処理によって、スペーサ1(1403)が付加されたコアのパターン1402が除去される。なお、コアのパターン1402とスペーサ1(1403)が接していた部分のエッジは、「パターン除去」のパラメータ603の情報によってエッジ幅や形状を設定することができる。SADPの場合は、スペーサ1の追加及びコアのパターンを除去する処理で完了であるが、SAQPではコアのパターン1402を除去した後、スペーサ1(1403)にスペーサ2(1404)を付加する。スペーサ1(1403)とスペーサ2(1404)の境界のパラメータや、スペーサ2(1404)のエッジの情報もパラメータ情報600のパラメータ603として設定することが可能である。
そして最終的に、スペーサ1(1403)を除去してスペーサ2(1404)のみのパターンを作成し、作成された画像をテンプレートとして登録する。なお、スペーサ1(1403)を除去したときにスペーサ2(1404)と接していた部分のエッジ幅や形状情報は、「スペーサ1除去」のパラメータ603で設定が可能である。
本実施例では、ラインパターンにスペーサを付加した場合に、スペーサのエッジ情報として、ライン側のエッジ形状とスペース側のエッジ形状との違いを区別することができる。なお、エッジ形状の違いをデータベースとして記憶部122に予め格納しておいてもよい。このデータベースをテンプレート作成に使用することにより、パターン検出においてスペーサのエッジ情報を反映したテンプレートを用いることができ、結果として、安定してパターン検出を行うことが可能となる。
なお、スペーサの左右のエッジ形状が異なる場合では、画像の信号から作成した波形は非対称になるため、波形情報を用いたパターン検出も有効である。テンプレートの画像を使用してパターン検出する方法以外に、画像の信号を波形にして、信号波形の形状やピーク位置、幅から、パターン検出を行っても良い。
また、プロセス及び処理内容の登録に関して、SADP、SAQPなどでは、コアのパターンが基準となるため、中間の処理で生成するパターンの寸法を入力しないで、プロセスに応じて最終的な仕上がりのパターンのピッチ幅、ライン幅、スペース幅、エッジ情報などを登録する方法で対応することも可能である。
本実施例によれば、CADなどの設計データに無い情報である、コアのパターン及びスペーサ部分などに関するプロセス情報を登録し、そのプロセス情報を用いてテンプレートを作成する。これにより、SADP及びSAQP用のテンプレートを作成することが可能である。
[第4実施例]
本実施例では、DSA(Directed-self assembly)で作成したパターンのテンプレートを作成する例を説明する。図15Aは、DSAの設計データ300の登録例である。また、図15Bは、DSAのプロセス情報500の登録例である。プロセス情報500では、設計データ300に対して、「エッチング」、及び「BCP追加」を当該順で実行することが設定されている。
また、図15Cは、DSAのパラメータ情報600の登録例である。パラメータの内容については上述した実施例と同様である。すでに説明したパラメータ情報については説明を省略する。「BCP追加」のパラメータ603において、「データ1(対象)」には対象となるデータが設定され、「Type」にはパターンのタイプ(ここでは、縮小パターン(Shrink))が設定され、「Resize」にサイズ変形の量が設定され、「Boundary」にはガイドパターンとBCPパターンとの間の境界情報が設定されている。
図16は、DSAの場合のテンプレートの作成例である。DSA(Directed-self assembly)で作成したパターンでは、ガイドパターンの中にブロックポリマー(BCP)を入れてパターンを形成する。ガイドパターンの中のBCP部分は設計データとして存在しないことが多い。ガイドパターン内にBCP部分で形成されたパターンの情報を追加することでパターン検出を行う。
本実施例では、ホールのガイドパターンにBCPを入れて作成したホールのシュリンクプロセスの設定例を示す。以下の処理の主体は、テンプレート作成装置120のテンプレート作成部121である。
まず、ガイドパターンの設計データ1601に対して変形処理を実行して、エッチング後のガイドパターン1602を作成する。その後、変形処理したガイドパターン1602の中にBCPパターン1603を追加する。図16の例では、変形処理したガイドパターン1602から、さらに50%縮小したパターンをBCPパターン1603として追加する。
なお、「BCP追加」のパラメータ603において、「Boundary」にガイドパターン1602とBCPパターン1603との間の境界1604が明瞭に区別できる場合に「Boundary」に「Clear」と設定され、区別できない場合は「Boundary」に「None」が設定される。これにより、境界の見え方の指定が可能である。図16の例では、図15Cのパラメータ603の設定に従って、境界1604が明瞭に区別できるように画像が作成される。なお、BCP部分のパターンの情報は、データベースとして記憶部122に予め格納しておき、データベースから選択できるようにしてもよい。
最終的には、BCPパターン1603を追加した画像に対してエッジ抽出を行った画像をテンプレートとして作成する。本実施例は、ホールのシュリンクプロセスの例であるが、ラインパターンなどの細分化プロセスに対して同様に適用可能である。例えば、「BCP追加」のパラメータ603の設定において、「Type」を「細分化」に設定することにより、ガイドパターン内にBCPの細分化プロセスのパターンを追加することも可能である。
本実施例によれば、CADなどの設計データに無い情報である、DCP部分に関するプロセス情報を登録し、そのプロセス情報を用いてテンプレートを作成する。これにより、DSA用のテンプレートを作成することが可能である。
[第5実施例]
本実施例では、複数の層に対して加工処理を実行してテンプレートを作成する例について説明する。図17は、上層(Target)と下層(Lower)とを個別に加工処理を行う例である。前提として、上層(Target)と下層(Lower)とに対して、異なるプロセス情報500が登録されているとする。
この場合、まず、上層(Target)の設計データ1701に対して変形処理を実行し、変形後のパターン1711を作成する。その後、パターン1711に対してエッジ抽出処理を実行し、エッジ抽出後のパターン1721を作成する。
次に、下層(Lower)の設計データ1702に対して変形処理を実行し、変形後のパターン1712を作成する。その後、パターン1712に対してエッジ抽出処理を実行し、エッジ抽出後のパターン1722を作成する。最終的に、上層(Target)のパターン1721と下層(Lower)のパターン1722とを重ね合わせることにより、テンプレートを作成する。本実施例によれば、上層(Target)と下層(Lower)を別々に加工処理し、上層及び下層の情報をテンプレートとして登録することが可能である。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることがあり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
上述したように、本発明は、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードで実現してもよい。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータなどの情報処理装置に提供し、その情報処理装置(又はCPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。また、実施例の構成は、それらの一部や全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。
さらに、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することにより、それを情報処理装置の記憶装置又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納し、使用時にその情報処理装置のCPUが当該記憶装置や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
本分野にスキルのある者には、本発明を実施するのに相応しいハードウェア、ソフトウェア、及びファームウエアの多数の組み合わせがあることが解るであろう。例えば、本実施例に記載の機能を実現するプログラムコードは、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
また、図面における制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
101 設計データ
102 プロセス情報
103 加工
104 画像認識用テンプレート作成
105 撮影画像
106 画像認識
110 試料観察装置
111 パターン計測部
120 テンプレート作成装置
121 テンプレート作成部
122 記憶部
300 設計データ
401 上層(Target)の設計データ
402 下層(Lower)の設計データ
403 除去領域(Cut Mask)の設計データ
500 プロセス情報
600 パラメータ情報
901 設計データのパターン
902 除去領域(Cut Mask)の設計データ
911 変形後のパターン
912 一部パターン除去後のパターン
913 除去領域(Cut Mask)の情報
1201 設計データのパターン
1202 変形後のパターン
1203 スペーサ1
1204 スペーサ2
1401 設計データのコアのパターン
1402 変形後のコアのパターン
1403 スペーサ1
1404 スペーサ2
1601 設計データのガイドパターン
1602 変形後のガイドパターン
1603 BCPパターン
1604 ガイドパターンとBCPパターンの境界

Claims (15)

  1. 設計データを用いて画像処理用のテンプレートを作成する試料観察装置用のテンプレート作成装置であって、
    ロセス情報を格納する記憶部であって、前記プロセス情報は、複数のプロセス処理に関する情報を定義したものである、記憶部と、
    前記プロセス情報を用いて前記設計データを加工処理し、前記画像処理用のテンプレートを作成するテンプレート作成部と、
    を備え
    前記複数のプロセス処理に関する情報は、プロセスの処理順序に関する情報と、プロセスの処理内容に関する情報と、プロセスのパラメータに関する情報とを含むことを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  2. 設計データを用いて画像処理用のテンプレートを作成する試料観察装置用のテンプレート作成装置であって、
    プロセス情報を格納する記憶部であって、前記プロセス情報は、複数のプロセス処理に関する情報を定義したものである、記憶部と、
    前記プロセス情報を用いて前記設計データを加工処理し、前記画像処理用のテンプレートを作成するテンプレート作成部と、
    を備え、
    前記複数のプロセス処理に関する情報は、パターンの変形、パターンの追加、及び、パターンの削除の少なくとも1つのプロセスの情報を含むことを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  3. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記複数のプロセス処理に関する情報は、第1のパターンに対して第2のパターンを追加するプロセスの情報を含み、
    前記テンプレート作成部は、前記第1のパターンと前記第2のパターンとを区別可能な形式で前記テンプレートを作成することを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  4. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記テンプレート作成部は、前記第1のパターンと前記第2のパターンとが異なるコントラストになるように前記テンプレートを作成することを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  5. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記複数のプロセス処理に関する情報は、第1のパターンに対して第2のパターンを追加するプロセスの情報を含み、
    前記テンプレート作成部は、前記加工処理として第1のパターンに接触するように第2のパターンを追加する場合、前記第1のパターンの形状に合わせて前記第2のパターンを変形させることを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  6. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記複数のプロセス処理に関する情報は、第1のパターンを変形あるいは追加するプロセスの情報と、第2のパターンを削除するプロセスの情報とを含み、
    前記テンプレート作成部は、前記第1のパターンを変形あるいは追加した後に前記第2のパターンを削除する第1の処理、あるいは、前記第2のパターンを削除した後に第1のパターンを変形あるいは追加する第2の処理のいずれかを実行することを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  7. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記複数のプロセス処理に関する情報は、第1のパターンに対して第2のパターンを削除するプロセスの情報を含み、
    前記テンプレート作成部は、前記第1のパターンにおいてパターンが削除された領域と、前記第1のパターンにおいてパターンが削除されない領域とで異なる変形処理を実行することを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  8. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記パターンが削除された領域は、前記第1のパターンにおいてパターンが削除されたエッジであり、前記パターンが削除されない領域は、前記第1のパターンにおいてパターンが削除されないエッジであることを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  9. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記複数のプロセス処理に関する情報は、第1の層に関するプロセスの情報と、前記第1の層の下にある第2の層に関するプロセスの情報とを含み、
    前記テンプレート作成部は、前記第1の層と前記第2の層とを個別に加工処理し、前記加工処理された前記第1の層の画像と前記第2の層の画像を重ね合わせることにより、前記テンプレートを作成することを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  10. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記プロセスのパラメータに関する情報は、1つのパラメータについて複数のパラメータの情報を含むか、あるいは、1つのパラメータについてばらつきに関する情報を含み、
    前記テンプレート作成部は、前記複数のパラメータ、あるいは、前記パラメータのばらつきに関する情報を用いて、前記テンプレートを複数作成することを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  11. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記テンプレート作成部は、前記プロセスのパラメータに関する情報を所定の幅で自動的に変更することにより、前記テンプレートを複数作成することを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  12. 請求項に記載の試料観察装置用のテンプレート作成装置において、
    前記プロセスのパラメータに関する情報は、前記試料観察装置の撮像画像及び前記設計データから抽出した情報であることを特徴とする試料観察装置用のテンプレート作成装置。
  13. 請求項1に記載のテンプレート作成装置を備える試料観察装置であって、
    前記テンプレートを用いて前記試料観察装置で取得した画像に対して画像認識処理を実行するパターン検出部を備えることを特徴とする試料観察装置。
  14. 請求項13に記載の試料観察装置において、
    前記パターン検出部は、前記テンプレート作成装置から取得した前記テンプレートに対して、パターンの変形、パターンの追加、及び、パターンの削除の少なくとも1つの処理を実行することを特徴とする試料観察装置。
  15. 設計データを用いて画像処理用のテンプレートを作成する試料観察装置用のテンプレート作成装置であって、
    プロセス情報を格納する記憶部であって、前記プロセス情報は、複数のプロセス処理に関する情報を定義したものである、記憶部と、
    前記プロセス情報を用いて前記設計データを加工処理し、前記画像処理用のテンプレートを作成するテンプレート作成部と、
    前記テンプレートを用いて前記試料観察装置で取得した画像に対して画像認識処理を実行するパターン検出部と
    を備え、
    前記複数のプロセス処理に関する情報は、第1のパターンに対して第2のパターンを削除するプロセスの情報を含み、
    前記テンプレート作成部は、前記テンプレートとして、前記第1のパターンの画像と、前記第2のパターンに関する情報とを作成し、
    前記パターン検出部は、前記第1のパターンの画像から前記第2のパターンを削除したテンプレートを用いて、前記画像認識処理を実行することを特徴とする試料観察装置。
JP2015523918A 2013-06-25 2014-05-19 試料観察装置用のテンプレート作成装置及び試料観察装置 Active JP6109310B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013132829 2013-06-25
JP2013132829 2013-06-25
PCT/JP2014/063208 WO2014208216A1 (ja) 2013-06-25 2014-05-19 試料観察装置用のテンプレート作成装置及び試料観察装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014208216A1 JPWO2014208216A1 (ja) 2017-02-23
JP6109310B2 true JP6109310B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=52141568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015523918A Active JP6109310B2 (ja) 2013-06-25 2014-05-19 試料観察装置用のテンプレート作成装置及び試料観察装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20160140287A1 (ja)
JP (1) JP6109310B2 (ja)
TW (1) TWI544452B (ja)
WO (1) WO2014208216A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3862814A1 (en) * 2020-02-10 2021-08-11 ASML Netherlands B.V. Multi-step process inspection method

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7149340B2 (en) * 2002-09-20 2006-12-12 Lsi Logic Corporation Mask defect analysis for both horizontal and vertical processing effects
JP4357287B2 (ja) * 2003-12-18 2009-11-04 株式会社東芝 修正指針の発生方法、パターン作成方法、マスクの製造方法、半導体装置の製造方法及びプログラム
KR101056142B1 (ko) * 2004-01-29 2011-08-10 케이엘에이-텐코 코포레이션 레티클 설계 데이터의 결함을 검출하기 위한 컴퓨터로구현되는 방법
JP4904034B2 (ja) * 2004-09-14 2012-03-28 ケーエルエー−テンカー コーポレイション レチクル・レイアウト・データを評価するための方法、システム及び搬送媒体
US7642019B2 (en) * 2005-04-15 2010-01-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods for monitoring and adjusting focus variation in a photolithographic process using test features printed from photomask test pattern images; and machine readable program storage device having instructions therefore
US7695876B2 (en) * 2005-08-31 2010-04-13 Brion Technologies, Inc. Method for identifying and using process window signature patterns for lithography process control
JP4634289B2 (ja) * 2005-11-25 2011-02-16 株式会社日立ハイテクノロジーズ 半導体パターン形状評価装置および形状評価方法
JP2007218711A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Hitachi High-Technologies Corp 電子顕微鏡装置を用いた計測対象パターンの計測方法
US8102408B2 (en) * 2006-06-29 2012-01-24 Kla-Tencor Technologies Corp. Computer-implemented methods and systems for determining different process windows for a wafer printing process for different reticle designs
US8566754B2 (en) * 2008-04-24 2013-10-22 Synopsys, Inc. Dual-purpose perturbation engine for automatically processing pattern-clip-based manufacturing hotspots
JP2010032312A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Toshiba Corp パターン評価装置、パターン評価方法およびプログラム
JP5500858B2 (ja) * 2009-04-14 2014-05-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ パターン測定装置
JP5604067B2 (ja) * 2009-07-31 2014-10-08 株式会社日立ハイテクノロジーズ マッチング用テンプレートの作成方法、及びテンプレート作成装置
US8336003B2 (en) * 2010-02-19 2012-12-18 International Business Machines Corporation Method for designing optical lithography masks for directed self-assembly
JP5529965B2 (ja) * 2010-06-29 2014-06-25 株式会社日立ハイテクノロジーズ パターンマッチング用テンプレートの作成方法、及び画像処理装置
US10283437B2 (en) * 2012-11-27 2019-05-07 Advanced Micro Devices, Inc. Metal density distribution for double pattern lithography

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2014208216A1 (ja) 2017-02-23
TW201510938A (zh) 2015-03-16
US20160140287A1 (en) 2016-05-19
TWI544452B (zh) 2016-08-01
WO2014208216A1 (ja) 2014-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6599057B1 (ja) 設計支援装置、設計支援方法および機械学習装置
JP2013229394A (ja) パターンマッチング方法及び装置
TWI398906B (zh) 用於半導體裝置之資料產生方法、及電子束曝光系統
US20150205501A1 (en) Image processing device, method, and program
JP2011197520A (ja) フォトマスク製造方法
JP2007121147A (ja) パターンマッチング装置およびそれを用いた半導体検査システム
JP2007256305A (ja) 回路パターンデータ補正方法及び半導体装置の製造方法
JP2017037441A (ja) プロセスシミュレータ、レイアウトエディタ及びシミュレーションシステム
JP6109310B2 (ja) 試料観察装置用のテンプレート作成装置及び試料観察装置
JP2006145687A (ja) 露光用マスクとその製造方法
CN111523531B (zh) 文字处理方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
JP4260806B2 (ja) ダミーパターンを考慮した光近接効果補正処理方法
JP2015010925A (ja) 検査ポイント設定装置、及びプログラム
US20130083050A1 (en) Image display device for direct drawing apparatus, and recording medium
JP2005157043A (ja) マスクパターン補正結果検証方法およびマスクパターン補正結果検証装置
JP2011099864A (ja) パターンマッチング装置およびそれを用いた半導体検査システム
EP3153926B1 (en) A method of reducing shot count in direct writing by a particle or photon beam
JP6647729B2 (ja) テストケース抽出装置、テストケース抽出方法及びプログラム
US9454635B2 (en) Virtual layer generation during failure analysis
KR100815953B1 (ko) 오프 그리드 방지를 위한 opc 처리방법
KR20220169005A (ko) 컴퓨터 시스템, 치수 계측 방법, 및 기억 매체
CN116057350A (zh) 轮廓线解析装置、加工尺寸提取系统、处理条件决定系统、半导体装置制造系统以及数据结构
US20190219933A1 (en) System and method for analyzing printed masks for lithography based on representative contours
JP7512532B1 (ja) コンピュータシステム、寸法計測方法、および半導体装置製造システム
JP2005079112A (ja) 電子線描画データ編集方法、編集装置及び編集プログラム並びに電子線描画装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6109310

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350