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JP6102751B2 - インターフェース装置およびインターフェース装置の駆動方法 - Google Patents

インターフェース装置およびインターフェース装置の駆動方法 Download PDF

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JP6102751B2 JP2013555102A JP2013555102A JP6102751B2 JP 6102751 B2 JP6102751 B2 JP 6102751B2 JP 2013555102 A JP2013555102 A JP 2013555102A JP 2013555102 A JP2013555102 A JP 2013555102A JP 6102751 B2 JP6102751 B2 JP 6102751B2
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Description

本発明は、インターフェース装置およびインターフェース装置の駆動方法に関する。
従来、コンピュータ、デジタル機器を中心とする機械と人とのインターフェースは、ボタン、キーボード、マウスであった。近年では、インターフェースは、前述のものから、画面に直接触れるタッチインターフェースへと発展しており、さらに、ジェスチャーによる空間操作型インターフェースも開発されている。空間操作型インターフェースは、例えば、非特許文献1から3のものがあげられる。
非特許文献1には、マサチューセッツ工科大学で開発されている「SixthSense」が開示されている。「SixthSense」では、小型プロジェクタとカメラとを組み合わせたインターフェースにより、カメラが指にはめた色サックの位置を認識し、様々なインタラクティブな操作を行える。
非特許文献2には、マイクロソフト社で開発されている「Omnitouch」が開示されている。「Omnitouch」は、人の肩に装置を乗せたインターフェースであり、小型プロジェクタと物体との3次元計測を行う「Xtion」(特許文献1参照)と呼ばれる装置が組み合わされている。
非特許文献3には、マサチューセッツ工科大学で開発されている「LuminAR」が開示されている。「LuminAR」は、ライトスタンド型のインターフェースであり、ライトスタンドのライトの部分に小型プロジェクタとカメラとを設け、機械的に動くアームを備える。
米国特許出願公開第2010/0118123号明細書
Pranav Mistry, SixthSense, MIT Media Lab, [平成23年12月16日検索]、インターネット(URL:http://www.pranavmistry.com/projects/sixthsense) Hrvoje Benko and Scott Saponas, Omnitouch, Microsoft, [平成23年12月16日検索]、インターネット(URL:http://research.microsoft.com/en-us/news/features/touch-101711.aspx) Natan Linder and Pattie Maes, LuminAR, MIT Media Lab, [平成23年12月16日検索]、インターネット(URL:http://fluid.media.mit.edu/people/natan/current/luminar.html)
「SixthSense」および「Omnitouch」は、操作するために投射する画像の位置を人が制御する必要がある。また、「SixthSense」および「Omnitouch」は、肩、手等を動かして、画像がそこに投射されるようにしなければならず、インターフェースを行う装置を人が装着していなくてはならない。「LuminAR」は、人は何も装着する必要はないが、ライトスタンドのライトの下に手を持っていかなくてはならない。これらは、人が機械に合わせる旧来型のインターフェースであり、ユビキタス型と呼ばれている。これからの世界において、機械と人とのインターフェースは、アンビエント型と呼ばれる、機械が人に合わせるインターフェースに変わっていくとされている。例えば、デジタルサイネージのような大型のものから、携帯端末、携帯電話等の小型のものまで、機械が人とその動きを認識して、状況にあったインタラクションを自律的に行うようになるのである。
アンビエント型のインターフェースを実現するには、機械が人を認識するために、広い認識空間を持たなくてはならない。認識空間が狭いということは、人の動きを制限することになるからである。また、色サックのような道具を使うことも回避しなければならない。この点において、現代技術は多くの課題を抱えている。例えば、現在最も有力なジェスチャー入力装置である「Xtion」は、つぎのような課題を抱えている。
図16に、「Xtion」の基本的な原理および課題を示す。図16に示すとおり、「Xtion」は、赤外光パターン発生装置401およびカメラ403を備える。「Xtion」の基本原理は、いわゆる三角測量による3次元的な対象物認証である。赤外光パターン発生装置401から投射される赤外光パターン402が対象物(本例では、手)404に当たり、手404の形状に応じて発生する画像歪みを、カメラ403で読み取る。赤外光パターン発生装置401の投射範囲とカメラ403の画角との重複する領域が認識空間となり、この空間から外れたものは認識できない。このように、認識空間は、装置に近づくほど狭くなるため、距離が近づくにつれて、この空間から外れやすいということになる。このように、現状の技術は、認識空間の狭いものとなっている。
本発明の目的は、アンビエント型のインターフェースを実現するために、小型で、精度よく広い認識領域で人等の対象物を認識することが可能なインターフェース装置、インターフェース装置の駆動方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のインターフェース装置は、
画像投射手段と、撮像手段と、投射方向調整手段と、制御手段とを含み、
前記画像投射手段は、対象物を検出するための検出光を発する光源を含み、
前記撮像手段により、前記対象物の位置が認識され、
前記投射方向調整手段により、前記画像投射手段から投射される画像の投射方向を、前記認識された対象物の位置に応じて移動可能とし、
前記画像投射手段により、前記対象物に前記検出光の画像が投射され、
前記撮像手段により、前記検出光の画像が認識され、
前記制御手段により、前記画像投射手段と、前記撮像手段と、前記投射方向調整手段とが制御され、かつ、前記撮像手段により認識された検出光の画像の状態に応じて、予め前記状態に対し定められた所定の動作を行う信号が発せられる。
本発明のインターフェース装置の駆動方法は、
画像投射手段と、撮像手段と、投射方向調整手段と、制御手段とを含むインターフェース装置を用い、
前記撮像手段により、対象物の位置を認識する対象物認識工程と、
前記投射方向調整手段により、前記画像投射手段から投射する画像の投射方向を、前記認識された対象物の位置に応じて移動可能とする投射方向調整工程と、
前記画像投射手段により、前記対象物に前記検出光の画像を投射する検出画像投射工程と、
前記撮像手段により、前記検出光の画像を認識する画像認識工程と、
前記制御手段により、前記画像投射手段と、前記撮像手段と、前記投射方向調整手段とを制御し、かつ、前記画像認識工程において認識した画像の状態に応じて、予め前記状態に対し定められた所定の動作を行う信号を発する動作工程とを含む。
本発明によれば、アンビエント型のインターフェースを実現するための、小型で、精度よく広い認識領域で人等の対象物を認識することが可能なインターフェース装置、インターフェース装置の駆動方法を提供できる。
図1は、実施形態1のインターフェース装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態1におけるインターフェース装置を用いた駆動方法のフローチャートである。 図3は、本発明のインターフェース装置における投射方向調整手段の一例の構成を示す図である。 図4は、本発明のインターフェース装置における投射方向調整手段のその他の例の構成を示す図である。 図5は、本発明のインターフェース装置における投射方向調整手段の、さらにその他の例の構成を示す図である。 図6は、実施形態2のインターフェース装置の構成を示すブロック図である。 図7は、実施形態2のインターフェース装置を用いた駆動方法の説明図である。 図8は、本発明のインターフェース装置における画像投射手段であるレーザプロジェクタの一実施形態の構成を示した図である。 図9は、本発明のインターフェース装置における画像回転手段(回転機構)の一例の説明図である。 図10は、本発明のインターフェース装置において、画像回転手段を有していない場合の画像回転方法の一例の説明図である。 図11は、投射画像が略円形である場合を説明する図である。 図12は、実施形態5のインターフェース装置の構成を示すブロック図である。 図13は、実施形態6のインターフェース装置の構成を示すブロック図である。 図14は、実施形態7のインターフェース装置の構成を示すブロック図である。 図15は、実施形態8のインターフェース装置の構成を示すブロック図である。 図16は、Xtionの基本的な原理および課題を示す図である。 図17は、関連技術のインターフェース装置の駆動方法の一例を示す図である。
以下、本発明のインターフェース装置について、例を挙げて詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されない。なお、以下の図において、同一部分には、同一符号を付している。また、図面においては、説明の便宜上、各部の構造は適宜簡略化して示す場合があり、各部の寸法比等は、実際とは異なる場合がある。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のインターフェース装置の構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態におけるインターフェース装置を用いた駆動方法のフローチャートである。図1に示すように、本実施形態のインターフェース装置100は、画像投射手段101と、撮像手段106と、投射方向調整手段105と、制御手段107とを主要な構成要素としている。画像投射手段101は、光源102を含む。本実施形態において、光源102は、対象物を検出するための検出光を発する光源であり、赤外光光源等を好ましく用いることができる。制御手段107は、画像投射手段101、撮像手段106および投射方向調整手段105に接続されている。図1において、108は画像投射手段101から投射される画像の投射方向が、投射方向調整手段105によって変えられた検出光(検出光画像)の方向を示しており、109は検出光が対象物Xによって反射された反射光を示している。
本実施形態のインターフェース装置を用いた駆動方法は、図1のインターフェース装置を用いて、図2のフローチャートに示すように、以下のステップを実施する。
まず、撮像手段106で、対象物の位置を認識する(対象物認識工程:ステップS10)。対象物は、例えば、人や手、指、顔、胴体等の人の身体の一部である。撮像手段106は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラ等を備えている。近年では、画像認識の技術が進んできており、顔認証などは一般のデジタルカメラでも当たり前のものになってきている。前記身体の一部の認識も同様に可能である。画像認識により、例えば、一旦手を捉えれば、撮像手段106の初期の画角から出るような動作を行っても、追跡することが可能である。なお、撮像手段106の画角の位置を周期的に動かして、人や人の身体の一部の動きを見つけることも可能である。
つぎに、投射方向調整手段105により、画像投射手段101から投射される画像(検出光画像)の投射方向を、前記認識された対象物Xの位置に応じて、移動させる(投射方向調整工程:ステップS20)。対象物Xが動いている場合には、追尾させてもよい。投射方向調整手段105については、後述する。
そして、画像投射手段101から、対象物Xに、詳細な位置や動きを検出するための検出光画像を投射する(検出画像投射工程:ステップS30)。画像投射手段101は、例えば、レーザプロジェクタ等を用いることができる。
つぎに、撮像手段106により、対象物Xで反射された前記検出光の画像(反射光)を取得し、画像認識をして、対象物Xの形、動作、位置等の状態を認識する(画像認識工程:ステップS40)。本実施形態(図1)においては、対象物認識工程S10と画像認識工程S40では、同一の撮像手段106を使用しているが、本発明は、これに限定されない。前記の2つの工程において、別々の撮像手段を使用する構成とすることもできる。
画像投射手段101、撮像手段106および投射方向調整手段105の動作や作用は、制御手段107によって制御される。そして、制御手段107は、前記検出された対象物Xの形、動作、位置等の状態に対し、予め定められた所定の動作を行う信号を発する(動作工程:ステップS50)。対象物Xの形、動作、位置等の状態を入力信号とするインターフェース装置では、本実施形態の構成を含むことにより、対象物の動きに対して適切に応答することが可能である。本発明のインターフェース装置は、例えば、検出された対象物の動作に応じて、電子機器等を制御する操作信号を出力する手段を含むことができ、この場合、精度良く、広い動作範囲で前記電子機器等の操作をすることが可能となる。
本実施形態の投射方向調整手段105は、画像投射手段101から投射される画像の投射方向を調整する手段であり、以下の構成とすることができる。
図3は、本発明のインターフェース装置における、投射方向調整手段の一例である。本例の投射方向調整手段は、レンズを有し、前記レンズは、画像投射手段に対する傾斜角を調整可能であるとともに回転可能となっている。図3において、レンズ1201は、レンズホルダー1202に取り付けられている。そして、レンズホルダー1202は、レンズ1201の傾斜角を調整可能とする駆動手段(例えば、リニアモータ)1203と接続されている。駆動手段1203は、支持体1204と接続されている。支持体1204は、別の駆動手段(例えば、モータ)1205により回転可能である。駆動手段1203および1205を駆動させることにより、レンズ1201に傾きと回転を与えることができ、レンズ1201が投射方向前方に広い範囲で可動となる。レンズ1201を動かすことにより、投射レンズ813からの投射光1206の方向を、前記認識された対象物の移動に追尾して移動させることができる。
図4は、本発明のインターフェース装置における、投射方向調整手段のその他の例である。本例の投射方向調整手段は、レンズを有し、前記レンズは、画像投射手段に対する傾斜角を調整可能であるとともに回転可能となっている。図4において、レンズ1301は、球面を有するレンズ支持体1302に取り付けられている。レンズ支持体1302は、その周囲をリング状の支持部1303で支持されている。そして、支持部1303は、レンズ支持体1302が回転可能となるように、その内側に少なくとも一対の駆動手段(例えば、超音波モータ)1304および1305を有している。本例では、概略球形のレンズ支持体1302を超音波モータにより駆動する。レンズ支持体1302は透明であることが好ましい。リング状の支持部1303は、内側の所定の位置にベアリングなどが設置されているとよい。図4において、駆動手段1304および1305は、支持部1303と、レンズ支持体1302との間に形成され、それぞれ矢印の方向にレンズ支持体1302を回転させる超音波モータとすることが好ましい。駆動手段1304および1305を駆動させることにより、レンズ1301に傾きと回転を与えることができ、レンズ1301が投射方向前方に広い範囲で可動となる。レンズ1301を動かすことにより、投射レンズ813からの投射光1306の方向を、前記認識された対象物の移動に追尾して移動させることができる。また、この投射方向調整手段によれば、レンズの方向を変える機械系を平面にし、全体のサイズを更に小さくすることが可能である。また、レンズ支持体1302を球形とすることで軸が不要となる。また、モータが平面化されるため、投射方向調整手段に起因する体積増を少なくすることができ、好ましい。
図5は、本発明のインターフェース装置における、投射方向調整手段のさらにその他の例である。本例の投射方向調整手段は、ミラーを有し、前記ミラーは、前記画像投射手段に対する傾斜角を調整可能であるとともに回転可能である。図5において、ミラー1401は、傾斜角方向に回転可能な回転軸を有しており、前記回転軸に駆動手段(モータ)1402が取り付けられている。駆動手段(モータ)1402は、支持体1403を介して、別の駆動手段(モータ)1404と接続されている。駆動手段(モータ)1404は、ミラー1401が前記画像投射手段から画像が投射される方向を軸として回転可能となるように接続されている。駆動手段1402および1404を駆動させることにより、ミラー1401に傾きと回転を与えることができ、ミラー1401が投射方向前方に広い範囲で可動となる。ミラー1401を動かすことにより、投射レンズ813からの投射光1405の方向を、前記認識された対象物の移動に追尾して移動させることができる。
(実施形態2)
図6は、本実施形態のインターフェース装置の構成を示すブロック図である。図7は、本実施形態のインターフェース装置を用いた駆動方法の説明図である。図6に示すように、本実施形態のインターフェース装置600は、画像投射手段601と、光分離手段604と、投射方向調整手段605と、撮像手段606と、制御手段607とを主要な構成要素としている。画像投射手段601は、光源602および画像回転手段603を含む。光源602は、例えば、赤色光、緑色光、青色光の可視光を出力する可視光光源と、赤外光を出力する赤外光光源とを含み、前記光源は、例えば、半導体レーザである。前記赤外光光源は、対象物を検出するための検出光を発する光源とすることができる。画像投射手段601は、例えば、レーザプロジェクタを使用することができる。光分離手段604は、投射画像の反射光のうち、検出光の反射光を分離し、カメラ等の撮像手段に入射させる、撮像手段用検出光分離光学系である。投射方向調整手段605は、方向可変構造を有する光学系である。制御手段607は、画像投射手段601、撮像手段606および投射方向調整手段605に接続されている。図6において、608は画像投射手段601から投射される画像の投射方向が、投射方向調整手段605によって変えられた検出光(検出光画像)の方向を示しており、609は検出光が対象物Xによって反射された戻り光(反射光)の経路を示している。なお、図6では、投射方向調整手段605の右上方に位置する対象物Xの図示を省略している。その他の構成は、実施形態1で記載したインターフェース装置と同様である。
本実施形態においては、その内部に光源602および画像回転手段603を有する画像投射手段(レーザプロジェクタ)601が発した画像は、光分離手段604を通して投射方向調整手段605によって方向を変えられ投射される。対象物Xの3次元計測を行うためには、光源602は赤外光を発する。この際、対象物Xに当たって戻ってきた光は経路609を通り、光分離手段604を通って撮像手段606に入射する。制御手段607はこれら一連の動作の制御を行う。
図7は、本実施形態のインターフェース装置についての、基本動作を示している。図7において、701は本実施形態のインターフェース装置(ヘッド部のみを図示)、702は撮像手段(カメラ系)606の画角、703は対象物Xの例としての手、704は赤外投射光、705はその光によって投影された手の上の赤外光のパターン、706は画像回転手段603を回転させている様子、707は投射画像(可視光)を示している。
動作は以下のようになる。図7(a)に示すようにインターフェース装置701の内部の撮像手段(カメラ)606がジェスチャーを行う手や指の位置を認識する。前記認識は、例えば、投射方向調整手段605を周期的に走査することで行ってもよい。また、一旦、手や指などの対象物を認識した後は、前記認識した対象物を追跡するように、投射方向調整手段605を動作させてもよい。
次に、図7(b)に示すように、必要に応じて投射方向調整手段(方向可変構造を有する光学系)605により方向を変えた赤外投射光704を、手703に向かって投射する。認識の方式は、例えば、単眼のカメラの場合、タイムオブフライト方式、位相差方式等の方法を用いることができる。後述する別部分にカメラを設ける方式では、三角測量方式も使用することができる。
この手順で読み取った手や指の位置に応じて、操作し易い方向に向けて、操作用の画像を投射することが好ましい。そこで、図7(c)では、画像回転手段603により、つぎに投射する投射画像707の方向を最適化している。そして、図7(d)に示すように、投射画像(可視光)707を投射する。この画像に対する人のジェスチャーに応じて、何らかのアクションを行うことになる。この例では画像投射された選択肢を選ぶという動作になる。このように、本実施形態によると、インタラクティブな操作が可能となる。以上は投射画像を使ってアクションを行う例の説明であるが、単なるジェスチャーの入力で他のものをコントロールするだけでもよい。
このように、本実施形態においては、ユーザ(操作を行おうとしている人)がアクセスする方向が、例えば、装置が初期に設定する画像の方向と異なっていた場合、体や手の位置を認識することにより、画像投射の方向を回転させ最適な位置に向けることが可能である。これに対し、関連する技術では、投射画像の輝度低下を起こさずに最適な位置に向けることは難しい。図17において、501は小型プロジェクタ、502は投射画像範囲、503はその一部を使った投射画像である。このように、人の方向に合わせようとすると、関連する技術では画像の制御は投射画像の一部を使って制御せざるを得ない。アンビエント型インターフェースでは、投射対象の形や位置が一定ではないために、その形や位置に合わせて投射画像を変えねばならず、より大きな投射範囲の一部を用いてこれを実現している。投射画像の明るさは投射面積に反比例する。従って、関連する技術において、このような使用形態では、画像は不必要に暗くなってしまう。本実施形態のような動作を行えることは、機械が人とその動きを認識して自律的に働きかけるアンビエント型インターフェースには重要であり、従って、本実施形態のインターフェース装置は、アンビエント型インターフェースに好適に対応させることができる。
(実施形態3)
図8は、本発明のインターフェース装置における画像投射手段である、レーザプロジェクタ部分の一実施形態を示した図である。本発明のインターフェース装置における画像投射手段としては、例えば、小型プロジェクタを用いることができる。前記プロジェクタには、いくつか方式があるが、大別するとLEDを光源にするものと、レーザを光源にするものとに分けられる。LED型は光源自体の大きさのために、その光自体を走査することが不可能なために、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)やSiチップを画像変調に用いる反射型の小型液晶ディスプレイであるLCOS(Liquid crystal on silicon)等の面型の素子を用いて光の変調を行っている。レーザ型は前述したDMDやLCOSを用いる方式の他に小型のミラーを走査してビーム自体を走査する方式もある。LED型とレーザ型の最も大きな違いは、LED型は投射レンズによる焦点調節が必要であり、斜めや曲面になった面に投射する場合には全面で焦点を合わせることが不可能であるのに対し、レーザ型はレーザが実用的な範囲において焦点調節が不要であるということである。
図8に示すように、本実施形態のレーザプロジェクタは、緑色半導体レーザ801、青色半導体レーザ802、赤色半導体レーザ803、赤外半導体レーザ804を有している。これらのレーザから出た光はそれぞれコリメートレンズ805で整形され、ミラー806、ダイクロイックミラー807によって合成され、回転機構付きホモジナイザ808に入射する。ホモジナイザ808の役割は、後述する変調素子の形状に合わせてビームを整形することと、回転機構により、その投射画像を回転することであり、本発明の画像回転手段に相当する。ホモジナイザ808を出た光はレンズ系809に入射した後、偏光ビームスプリッタ810に入る。元々レーザから出た光は一方向に偏光されており、ここでほとんどの光が反射されて、LCOS811に入射する。LCOS811が実装されている台812は回転機構を有している。LCOS811で変調、反射された光は再び偏光ビームスプリッタ810に入射し、投射レンズ813を通して投射される。814がその投射光を表している。
LCOS811は、時分割で駆動される素子であり、この場合、緑、青、赤、赤外の光はそれぞれ時間を区切って投射される。また、光源がレーザという点光源であるので、投射レンズはあるものの、実用的な範囲で焦点調節の必要のない画像が得られる。また、走査素子を使ってレーザビームを振る方式と異なり、レーザ光に対する法的規制が低減されるため、より明るい光を投射することが可能である。条件にもよるが、数百ルーメンの明るさを得ることが可能であり、ビームを走査する方式より、1桁程度明るい画像の表示が可能である。
本発明における画像回転手段である前記回転機構について、図9を用いて更に詳細に説明する。図9(a)は、回転機構付きホモジナイザ808、LCOS811とそれが実装された回転機構付き台812、偏光ビームスプリッタ810、投射レンズ813の部分のみを示す斜視図である。図9(b)において、901は回転機構付き台812の最初の位置、902は回転機構付きホモジナイザ808によって回転して投射された照明光の位置を示している。回転機構付きホモジナイザ808と回転機構付き台812が協調して回転することにより、このように、LCOS811の回転に合わせて投射光も形を維持しながら回転し、画像を投射レンズ813を通して投射できる。これにより画像の回転がなされる。
(実施形態4)
図10に回転機構を設けなくても画像の回転ができる方式の一例を示す。図10(a)は、ホモジナイザ1001、LCOS811とそれが実装された台1002、偏光ビームスプリッタ810、投射レンズ813の部分のみを示す斜視図である。図9に示した方式との違いは、ホモジナイザ1001が略円形の光を形成し回転機構がないこと、および、LCOS811の台1002に回転機構がないことである。これにより、図10(b)に示すように、LCOS811上の照明光1003が略円形となり、必然的に投射画像も略円形となる。このように、一部照射がなされない領域はでるものの、光のロスは、投射画像が長方形や正方形である場合に比べて小さく、明るい投射が可能である。
投射画像が略円形である場合のメリットを、図11を用いて説明する。図11(a)に示すように、最初の投射画像1101が人の手1102に対して適切でない方向を向いていたとしても、機械的な回転を用いずに、画像データのみを適切な形に変換することにより、最適な方向への画像投射が可能となる(投射画像1103)。これも、アンビエント型の表示として好ましい態様である。
(実施形態5)
図12に、実施形態5のインターフェース装置を示す。本実施形態は、図6に示す実施形態2のインターフェース装置の構成に沿ったものである。図12に示すように、本実施形態のインターフェース装置は、画像投射手段、撮像手段、光分離手段、および、投射方向調整手段(方向可変機構付きレンズ1513)を有している。1514は投射光である。前記画像投射手段は、青、緑、赤、赤外のレーザを光源要素とする光源1501、ミラー1502、レーザプロジェクタの課題の一つであるスペックルノイズを低減するための振動板からなるデスペックラ1503、回転機構付きホモジナイザ1504、レンズ系1505、偏光ビームスプリッタ1506、LCOS1507、および、回転機構付き台1508を有している。前記撮像手段は、カメラ1511およびカメラのレンズ系1510を有している。物体からの反射信号光を撮像手段(カメラ1511、カメラのレンズ系1510)に導く偏光ビームスプリッタ1509は、前記光分離手段である。投射レンズ1512の位置は、2つの偏光ビームスプリッタ1506と1509の間であってもよい。全体がコンパクトにまとまるように、構成要素を配置してある。この場合、カメラ1511は最初の物体の画像認識とその物体の赤外パターン認識の両方に用いられる。デスペックラ1503はあれば好ましいが、必須の構成要素ではなく、これは、以下の実施形態でも同様である。また、前記画像投射手段と前記撮像手段とは、光学的に同一軸上にあることが好ましい。本実施形態のインターフェース装置では、例えば、方向可変機構付きレンズ1513を周期的に走査することにより、前記物体の画像認識を行ってもよい。また、一旦、前記物体を認識した後は、前記認識した物体を追跡するように、方向可変機構付きレンズ1513を動作させてもよい。
(実施形態6)
図13に、実施形態6のインターフェース装置を示す。図13に示すように、本実施形態のインターフェース装置は、画像投射手段、撮像手段、および、投射方向調整手段(方向可変機構付きレンズ1613)を有している。1614は投射光である。前記画像投射手段は、青、緑、赤、赤外のレーザを光源要素とする光源1601、ミラー1602、レーザプロジェクタの課題の一つであるスペックルノイズを低減するための振動板からなるデスペックラ1603、回転機構付きホモジナイザ1604、レンズ系1605、偏光ビームスプリッタ1606、LCOS1607、回転機構付き台1608、および、投射レンズ1609を有している。前記撮像手段は、カメラ1612およびカメラ用広角レンズ1610を有しており、1611は画角を示す。実施形態5と異なる点は、撮像手段(カメラ系)が分離されていることである。投射系の場合、先に述べたように方向をしぼらなければ非常に暗くなるため広角にはできないが、カメラ系では広角にすることは可能である。この例では、投射系とカメラ系の位置の違いを利用して、三角測量を応用した3次元測量も可能である。
(実施形態7)
図14に、実施形態7のインターフェース装置を示す。図14に示すように、本実施形態のインターフェース装置は、画像投射手段、撮像手段、および、投射方向調整手段(方向可変機構付きミラー1713)を有している。1714は投射光である。前記画像投射手段は、青、緑、赤、赤外のレーザを光源要素とする光源1701、ミラー1702、レーザプロジェクタの課題の一つであるスペックルノイズを低減するための振動板からなるデスペックラ1703、回転機構付きホモジナイザ1704、レンズ系1705、偏光ビームスプリッタ1706、LCOS1707、回転機構付き台1708、および、投射レンズ1719を有している。前記撮像手段は、カメラ1712およびカメラ用広角レンズ1710を有しており、1711は画角を示す。本実施形態は、投射方向調整手段(方向可変光学系)の主要素が、ミラーである場合の形態の一例である。他の基本的構成要素は図13に示す例と同様である。
(実施形態8)
以上の実施形態においては、画像を形成する素子にLCOSを用いるものについて説明したが、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)型でも、前述の実施形態と同様なことが可能である。また、前述したように明るさは劣るものの、走査型のプロジェクタにおいても、前述の実施形態と同様の投射方向調整手段(方向可変光学系)の適用が可能である。図15に、その実施形態の一例を示す。図15に示すように、本実施形態のインターフェース装置は、画像投射手段、撮像手段、および、投射方向調整手段(方向可変機構付きミラー1806)を有している。1807は投射光である。前記画像投射手段は、青、緑、赤、赤外のレーザを光源要素とする光源1801、および、水平、垂直にビームを走査する能力を有し、少なくとも画像を回転させる機構を有する走査系1802を有している。走査系1802は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)などで形成される。前記撮像手段は、カメラ1805およびカメラ用広角レンズ1803を有しており、1804は画角を示す。前述したように走査素子型の場合、走査素子が小さいため、それ自体の方向を変える機構を設けることも可能であるが、ミラーやレンズ単体の方が小型かつ質量が小さいため、より小型化することが可能である。
また、以上の実施形態では、プロジェクタは全てレーザプロジェクタであったが、非常に狭い範囲だけでしか動作させないのであれば、LED型のプロジェクタも実用に供する。その際でも画像の方向を変えることのできる機能は、機械が自律的に人に働きかけるアンビエント型の特性を有することになる。
以上、実施形態を例示して説明したとおり、本発明のインターフェース装置は、動作範囲を広くすることが可能である。対象物となるもの、例えば、手がカメラの画角から外れるような動きをする場合、手の動く方向に投射方向調整手段を制御して向けて、追跡することにより、幅広い領域での動作をカバーすることができる。また、3次元的に対象を計測してジェスチャーを認識する際に投射する認識用のパターンを対象の位置によって可変できるため、常に最適なパターンを投射することが可能で、奥行き方向の動作範囲も拡大できる。
また、装置の小型化が容易である。投射方向調整手段の主たる部分は、例えば、ミラーやレンズのような、小型かつ質量が小さい部材を使用可能であるので、これを駆動する機械系も非常に小さくて済む。従来のように、プロジェクタとカメラとの組合せそのものの方向を可変する機構を考えれば、その差は明らかである。
さらに、人の動作に対しての追随性を良好にすることが可能である。前述した投射方向調整手段により、速い応答性を持たせることが容易である。特に装置に対して対象物となる手などが近くにある場合、この高速応答性は大きな効果となる。
また、認識精度を向上することも可能である。本発明では対象物を正面でとらえ、かつ認識パターンを奥行きに対して動的に変化させることが可能であり、常に最適な密度のパターンを投射することができる。これにより、対象物の3次元的測定精度を一定に保つことが可能であり、距離に対する精度劣化を防ぐことができる。
さらにまた、投射画像を提示する態様においては、明るい投射画像を適切な方向に投射することが可能である。対象物の動く方向に投射方向調整手段を制御して向けて、追跡することが可能であり、不必要な部分に画像を投射することがないため、高輝度とすることができる。また、画像回転手段を有することで、人に対して適切な方向に画像を投射することが可能である。
以上説明したように、本発明のインターフェース装置およびインターフェース装置の駆動方法は、小型で、精度よく広い認識領域で人等の対象物を認識することが可能なインターフェースを提供可能である。すなわち、本発明によれば人の動作を機械が認識し、自律的かつ的確に情報を映像として伝えることが可能なアンビエント型のインターフェースを提供することができる。本発明のインターフェース装置およびインターフェース装置の駆動方法の用途としては、これに限られず、例えば、デジタルサイネージ、PC、タブレット端末、会議室や家庭での機器制御等があげられる。ただし、その用途は限定されず、広い分野に適用可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載しうるが、以下には限定されない。
(付記1)
画像投射手段と、撮像手段と、投射方向調整手段と、制御手段とを含み、
前記画像投射手段は、対象物を検出するための検出光を発する光源を含み、
前記撮像手段により、前記対象物の位置が認識され、
前記投射方向調整手段により、前記画像投射手段から投射される画像の投射方向を、前記認識された対象物の位置に応じて移動可能とし、
前記画像投射手段により、前記対象物に前記検出光の画像が投射され、
前記撮像手段により、前記検出光の画像が認識され、
前記制御手段により、前記画像投射手段と、前記撮像手段と、前記投射方向調整手段とが制御され、かつ、前記撮像手段により認識された検出光の画像の状態に応じて、予め前記状態に対し定められた所定の動作を行う信号が発せられる、インターフェース装置。
(付記2)
前記画像投射手段は、さらに、可視光を発する光源を有している、付記1記載のインターフェース装置。
(付記3)
前記撮像手段は、前記画像投射手段からの投射画像の反射光のうち、前記検出光の反射光を分離する光分離手段を有し、前記画像投射手段と前記撮像手段とが光学的に同一軸上にある、付記2記載のインターフェース装置。
(付記4)
前記撮像手段は、広角のレンズ系を有し、前記画像投射手段と分離された位置に設置されている、付記1または2記載のインターフェース装置。
(付記5)
前記画像投射手段は、画像回転手段を有している、付記1から4のいずれかに記載のインターフェース装置。
(付記6)
さらに、画像を変調する変調素子を有し、
前記変調素子は、面型の素子であって、
前記画像回転手段は、前記変調素子の面と照射面積が略同一の大きさの照射光を導くホモジナイザを有し、
前記変調素子を実装した台の回転に同期して、前記ホモジナイザが前記変調素子に同一面積の照射光を照射可能となるように回転する、
付記5記載のインターフェース装置。
(付記7)
さらに、画像を変調する変調素子を有し、
前記変調素子は、面型の素子であって、
前記画像投射手段は、略円形の照射光を前記変調素子に照射可能なホモジナイザを有し、
画像信号の変換により、画像の回転が行われる、
付記1から4のいずれかに記載のインターフェース装置。
(付記8)
前記投射方向調整手段は、レンズを有し、
前記レンズは、前記画像投射手段に対する傾斜角を調整可能であるとともに、回転可能である、
付記1から7のいずれかに記載のインターフェース装置。
(付記9)
前記レンズは、球面を有するレンズ支持体に取り付けられ、
前記レンズ支持体は、その周囲をリング状の支持部で支持され、
前記支持部は、前記レンズ支持体が回転可能となるように、その内側に少なくとも一対の駆動手段を有している、
付記8記載のインターフェース装置。
(付記10)
前記投射方向調整手段は、ミラーを有し、
前記ミラーは、前記画像投射手段に対する傾斜角を調整可能であるとともに、回転可能である、
付記1から7のいずれかに記載のインターフェース装置。
(付記11)
前記光源が、青色光、緑色光、赤色光の可視光を出力する可視光光源と、赤外光を出力する赤外光光源とを含み、
前記可視光光源および前記赤外光光源が半導体レーザである、
付記1から10のいずれかに記載のインターフェース装置。
(付記12)
前記画像投射手段が、走査素子による走査型である、
付記1から11のいずれかに記載のインターフェース装置。
(付記13)
画像投射手段と、撮像手段と、投射方向調整手段と、制御手段とを含むインターフェース装置を用い、
前記撮像手段により、対象物の位置を認識する対象物認識工程と、
前記投射方向調整手段により、前記画像投射手段から投射する画像の投射方向を、前記認識された対象物の位置に応じて移動可能とする投射方向調整工程と、
前記画像投射手段により、前記対象物に前記検出光の画像を投射する検出画像投射工程と、
前記撮像手段により、前記検出光の画像を認識する画像認識工程と、
前記制御手段により、前記画像投射手段と、前記撮像手段と、前記投射方向調整手段とを制御し、かつ、前記画像認識工程において認識した画像の状態に応じて、予め前記状態に対し定められた所定の動作を行う信号を発する動作工程とを含む、インターフェース装置の駆動方法。
(付記14)
前記対象物が、人の部位の一部であり、
前記対象物認識工程において、前記撮像手段により、前記対象物の動きを認識し、
前記投射方向調整工程は、前記対象物認識工程において、前記対象物が前記撮像手段の画角から外れるように動くと予測される場合、前記撮像手段の画角から外れないように、前記対象物の動く方向に投射方向調整手段を制御して向ける工程を含み、
前記画像認識工程は、前記対象物に対して投射された検出光の画像の、前記対象物からの反射パターンを前記撮像手段で読み取ることにより、前記対象物の3次元計測を行う3次元計測工程を含み、
さらに、
前記対象物の状態を認識して、前記人の位置を感知し、前記人の位置に応じた最適な方向に画像を回転させる画像回転工程と、
前記画像投射手段から可視光の画像を投射する可視光画像投射工程とを含む、付記13記載のインターフェース装置の駆動方法。
(付記15)
前記対象物認識工程は、前記投射方向調整手段を周期的に走査して行い、一旦、対象物を認識した後は、前記認識した対象物を追跡するように動作する、
付記13または14記載のインターフェース装置の駆動方法。
(付記16)
前記対象物認識工程は、広角のレンズを具備した撮像手段によって行われる、
付記13から15のいずれかに記載のインターフェース装置の駆動方法。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
この出願は、2012年1月24日に出願された日本出願特願2012−12159を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、600、701 インターフェース装置
101、601 画像投射手段
102、602、1501、1601、1701、1801 光源
105、605、1513、1613、1713、1806 投射方向調整手段
106、606 撮像手段
107、607 制御手段
108、608、1514、1614、1714、1807 投射光
109、609 反射光
401 赤外光パターン発生装置
402 赤外光パターン
403 カメラ
404、703、1102 対象物(手)
501 小型プロジェクタ
502 投射画像範囲
503、1101、1103 投射画像(可視光)
603 画像回転手段
604 光分離手段
702 画角
704 赤外投射光
705 赤外光パターン
706 画像回転手段の回転
707 投射画像(可視光)
801 緑色半導体レーザ
802 青色半導体レーザ
803 赤色半導体レーザ
804 赤外半導体レーザ
805 コリメートレンズ
806、1502、1602、1702 ミラー
807 ダイクロイックミラー
808、1504、1604、1704 回転機構付きホモジナイザ
809、1505、1605、1705 レンズ系
810、1506、1509、1606、1706 偏光ビームスプリッタ
811、1507、1607、1707 LCOS
812、1508、1608、1708 回転機構付き台
813、1512、1609、1719 投射レンズ
814 投射光
902、1003 照明光
1001 ホモジナイザ
1002 台
1201、1301 レンズ(投射方向調整手段)
1202 レンズホルダー
1203、1205、1304、1305、1402、1404 駆動手段
1204、1403 支持体
1206、1306、1405 投射光
1302 レンズ支持体
1303 支持部
1401 ミラー(投射方向調整手段)
1503、1603、1703 デスペックラ
1510 カメラのレンズ系
1511、1612、1712、1805 カメラ
1610、1710、1803 カメラ用広角レンズ
1611、1711、1804 画角
1802 走査系

Claims (11)

  1. 画像投射手段と、撮像手段と、投射方向調整手段と、制御手段とを含み、
    前記画像投射手段は、対象物を検出するための検出光を発する光源を含み、
    前記撮像手段により、前記対象物の位置が認識され、
    前記投射方向調整手段により、前記画像投射手段から投射される画像の投射方向を、前記認識された対象物の位置に応じて移動可能とし、
    前記画像投射手段により、前記対象物に前記検出光の画像が投射され、
    前記撮像手段により、前記検出光の画像が認識され、
    前記制御手段により、前記画像投射手段と、前記撮像手段と、前記投射方向調整手段とが制御され、かつ、前記撮像手段により認識された検出光の画像の状態に応じて、予め前記状態に対し定められた所定の動作を行う信号が発せられ
    記条件(2)を満たす、インターフェース装置

    件(2):さらに、画像を変調する変調素子を有し、
    前記変調素子は、面型の素子であって、
    前記画像投射手段は、略円形の照射光を前記変調素子に照射可能なホモジナイザを有し、画像信号の変換により、画像の回転が行われる。
  2. 前記画像投射手段は、さらに、可視光を発する光源を有している、請求項1記載のインターフェース装置。
  3. 前記撮像手段は、前記画像投射手段からの投射画像の反射光のうち、前記検出光の反射光を分離する光分離手段を有し、前記画像投射手段と前記撮像手段とが光学的に同一軸上にある、請求項2記載のインターフェース装置。
  4. 前記撮像手段は、広角のレンズ系を有し、前記画像投射手段と分離された位置に設置されている、請求項1または2記載のインターフェース装置。
  5. 前記投射方向調整手段は、レンズを有し、
    前記レンズは、前記画像投射手段に対する傾斜角を調整可能であるとともに、回転可能である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のインターフェース装置。
  6. 前記レンズは、球面を有するレンズ支持体に取り付けられ、
    前記レンズ支持体は、その周囲をリング状の支持部で支持され、
    前記支持部は、前記レンズ支持体が回転可能となるように、その内側に少なくとも一対の駆動手段を有している、
    請求項5記載のインターフェース装置。
  7. 前記投射方向調整手段は、ミラーを有し、
    前記ミラーは、前記画像投射手段に対する傾斜角を調整可能であるとともに、回転可能である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のインターフェース装置。
  8. 画像投射手段と、撮像手段と、投射方向調整手段と、制御手段とを含むインターフェース装置を用い、
    前記撮像手段により、対象物の位置を認識する対象物認識工程と、
    前記投射方向調整手段により、前記画像投射手段から投射する画像の投射方向を、前記認識された対象物の位置に応じて移動可能とする投射方向調整工程と、
    前記画像投射手段により、前記対象物に前記検出光の画像を投射する検出画像投射工程と、
    前記撮像手段により、前記検出光の画像を認識する画像認識工程と、
    前記制御手段により、前記画像投射手段と、前記撮像手段と、前記投射方向調整手段とを制御し、かつ、前記画像認識工程において認識した画像の状態に応じて、予め前記状態に対し定められた所定の動作を行う信号を発する動作工程とを含み
    記条件(2)を満たす、インターフェース装置の駆動方法

    件(2):前記インターフェース装置は、さらに、画像を変調する変調素子を有し、
    前記変調素子は、面型の素子であって、
    前記画像投射手段は、略円形の照射光を前記変調素子に照射可能なホモジナイザを有し、画像信号の変換により、画像の回転が行われる。
  9. 前記対象物が、人の部位の一部であり、
    前記対象物認識工程において、前記撮像手段により、前記対象物の動きを認識し、
    前記投射方向調整工程は、前記対象物認識工程において、前記対象物が前記撮像手段の画角から外れるように動くと予測される場合、前記撮像手段の画角から外れないように、前記対象物の動く方向に投射方向調整手段を制御して向ける工程を含み、
    前記画像認識工程は、前記対象物に対して投射された検出光の画像の、前記対象物からの反射パターンを前記撮像手段で読み取ることにより、前記対象物の3次元計測を行う3次元計測工程を含み、
    さらに、
    前記対象物の状態を認識して、前記人の位置を感知し、前記人の位置に応じた最適な方向に画像を回転させる画像回転工程と、
    前記画像投射手段から可視光の画像を投射する可視光画像投射工程とを含む、請求項8記載のインターフェース装置の駆動方法。
  10. 画像投射手段と、撮像手段と、投射方向調整手段と、制御手段とを含み、
    前記画像投射手段は、対象物を検出するための検出光を発する光源を含み、
    前記撮像手段により、前記対象物の位置が認識され、
    前記投射方向調整手段により、前記画像投射手段から投射される画像の投射方向を、前記 認識された対象物の位置に応じて移動可能とし、
    前記画像投射手段により、前記対象物に前記検出光の画像が投射され、
    前記撮像手段により、前記検出光の画像が認識され、
    前記制御手段により、前記画像投射手段と、前記撮像手段と、前記投射方向調整手段とが 制御され、かつ、前記撮像手段により認識された検出光の画像の状態に応じて、予め前記 状態に対し定められた所定の動作を行う信号が発せられ、
    前記投射方向調整手段は、レンズを有し、
    前記レンズは、前記画像投射手段に対する傾斜角を調整可能であるとともに、回転可能で あり、
    前記レンズは、球面を有するレンズ支持体に取り付けられ、
    前記レンズ支持体は、その周囲をリング状の支持部で支持され、
    前記支持部は、前記レンズ支持体が回転可能となるように、その内側に少なくとも一対の 駆動手段を有しており、
    下記条件(1)を満たす、インターフェース装置。

    条件(1):前記画像投射手段が、画像回転手段を有している。
  11. 画像投射手段と、撮像手段と、投射方向調整手段と、制御手段とを含むインターフェース 装置を用い、
    前記撮像手段により、対象物の位置を認識する対象物認識工程と、
    前記投射方向調整手段により、前記画像投射手段から投射する画像の投射方向を、前記認 識された対象物の位置に応じて移動可能とする投射方向調整工程と、
    前記画像投射手段により、前記対象物に前記検出光の画像を投射する検出画像投射工程と
    前記撮像手段により、前記検出光の画像を認識する画像認識工程と、
    前記制御手段により、前記画像投射手段と、前記撮像手段と、前記投射方向調整手段とを 制御し、かつ、前記画像認識工程において認識した画像の状態に応じて、予め前記状態に 対し定められた所定の動作を行う信号を発する動作工程とを含み、
    前記投射方向調整手段は、レンズを有し、
    前記レンズは、前記画像投射手段に対する傾斜角を調整可能であるとともに、回転可能で あり、
    前記レンズは、球面を有するレンズ支持体に取り付けられ、
    前記レンズ支持体は、その周囲をリング状の支持部で支持され、
    前記支持部は、前記レンズ支持体が回転可能となるように、その内側に少なくとも一対の 駆動手段を有しており、
    下記条件(1)を満たす、インターフェース装置の駆動方法。

    条件(1):前記画像投射手段が、画像回転手段を有している。
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