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JP6101766B2 - 複数ローラー式波動ドライバのソケット輪郭、ソケットホイール輪郭及びカム輪郭の設計方法 - Google Patents

複数ローラー式波動ドライバのソケット輪郭、ソケットホイール輪郭及びカム輪郭の設計方法 Download PDF

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JP6101766B2 JP2015180318A JP2015180318A JP6101766B2 JP 6101766 B2 JP6101766 B2 JP 6101766B2 JP 2015180318 A JP2015180318 A JP 2015180318A JP 2015180318 A JP2015180318 A JP 2015180318A JP 6101766 B2 JP6101766 B2 JP 6101766B2
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健騰精密機電股▲ふん▼有限公司
梁嘉生
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Description

本発明は、複数ローラー式波動ドライバのソケット輪郭、ソケットホイール輪郭及びカム輪郭の設計方法に関する。
従来の技術では本発明に係る波動式ドライバ(wave-motion)は公開されておらず、従来の技術で相似しているのは、正弦或いは余弦の伝動波形を発生させるスピン波ドライバ(spin-wave driver)である。
従来のスピン波ドライバ及び遊星歯車組は典型的な減速ドライバ機構である。スピン波ドライバはスピン波を発生させる減速機構である。スピン波ドライバの原理は、初期はアメリカ合衆国C.W.Musserが1955年に提唱し、例えば、特許文献1に記載されている高調波ドライバ(harmonic driver)がある。その後、不断の進化を遂げ、例えば、特許文献2に記載されているスピン波ドライバ(或いは、スピン波減速と称される)機構の部材がある。従来の遊星歯車に比べ、従来のスピン波ドライバ機構はより多くの噛合歯数及びより大きな伝動範囲を提供することで、全体の減速比の出力値では、従来のスピン波ドライバは相対的に好ましい伝動精度及び伝動効率を有する。
従って、一般的な従来のスピン波ドライバの構成では、内から外にかけて、同軸で配置されるカム(cam)(或いは波形発生器wave generatorと称される)と、複数のローラー(rollers)と、ソケットホイール(特殊な内歯型スプラインホイールcircular spline wheelを有する)等を備える。前記カムは通常入力軸となり、前記複数のローラーはカムとソケットホイールとの間に包囲するように配置され、且つソケットホイールにはローラーに噛み合わされて収納される複数のソケットが環状を呈して敷設され、カムにより入力されて複数のローラー中の一部のローラーが駆動されてソケットホイールの対応するソケットに噛み合わされ、ベアリングが駆動されて減速比を発生させて出力回転する。
さらに、上述の特許に記載される技術から分かるように、従来のスピン波ドライバの各ソケットは、歯底の二側からそれぞれ延伸されて形成される傾斜状の歯面を備え、且つ二側の歯面は延伸されて二側の歯先面に連接され、各ソケットの輪郭形状は概ねV字型を呈する。従来のスピン波ドライバの過程では前記複数のローラーの中の一部のローラーのみがカム面により駆動されてソケットの歯面に噛み合わされ、これによりソケットの歯面がローラーの駆動力を伝動させる有効接触面となる。次に、例えば、特許文献2に示すように、前記カムとソケットホイールとの間には複数のローラーが載設されるベアリング(rollers ring)がさらに配置され、一部の実施において前記ベアリングが出力端となり、カムの駆動力がソケットの歯面を経由して伝動されてローラーにより分力が提供されてベアリングを推進させ減速比を発生させて出力回転させる。
そこで、上述のように、ソケットの歯面は作用力を伝動させる有効接触面となるのみならず、ローラーにカムが発生させる分力を提供する有効接触面となる。このほか、スピン波ドライバの過程では、さらに、カム面がローラーを引っ張りソケット歯面に接触させる過程において、引っ張られる前記ローラーは、カムのカム軸の径方向及び円周角方向に向けて変移させて前記歯面が充分或いは実際に伝動されるか否かに影響を与える作用力、及びカムが発生させる分力を提供する有効接触面を備える。全体の減速比の出力値では、従来のスピン波ドライバは良好な伝動精度及び伝動効率を維持させる。
アメリカ特許出願公開第2906143号明細書 アメリカ特許出願公開第5643128号明細書
しかしながら、前述した従来の技術では、記載されているソケットの輪郭は概ねV字型を呈するもののみであり、前記ソケット及びカムの輪郭の形成技術が有効的に作用力を伝動させる否かは検討或いは教示されておらず、例えば、入力軸が半周回転するとローラーが次のソケット位置に進入する過程での速度がV字型のために定義が不明になり、ローラーが次のソケットに進入する速度が不安定になり、従来のスピン波ドライバの出力端が微細回転角度で伝動する精度に影響を与える。そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に到った。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本発明の目的は、従来のスピン波ドライバのV字型ソケットの歯面輪郭の形成を改善させ、ローラーのソケット中での移動方式は考慮せず、ローラーの駆動力の伝動させてローラーに対してカムが発生させる分力を提供するための有効接触面とならず、出力端の微細回転角度での伝動精度に影響を与える。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る複数ローラー式波動ドライバのソケット輪郭の設計方法は、単位時間の等比例に基づいてローラーがカムとソケットとの間の径方向移動軌跡及び円周回転軌跡に分割され、ローラーの移動過程での複数の軌跡円の円心及び円面切点を順に取得する工程と、前記複数の円面切点が連接されてソケットの歯先面と歯底との間の片側歯車歯面輪が形成される工程と、歯底の中心線により前記片側歯車歯面輪が鏡映されて対応辺歯車歯面輪となり、片側歯車歯面輪と対応辺歯車歯面輪との間に歯底部輪に連結されて前記ソケット輪が構成される工程とを含む。前記複数の軌跡円の円面切点(X’n,Y’n)は、以下の式で表される:
ここでは、nはローラーが移動する軌跡円の番号を表し、nは>0の自然数であり、Rはローラーの直径を表し、Xn−1及びYn−1は第n号軌跡円の円心座標を表し、n−1は第n号ローラーの軌跡円の番号を表す。
また、好ましい実施形態では、特に前記複数の軌跡円の円面切点の取得前に、以下の式により円心座標(X,Y)が取得される:
ここでは、Lはカムのカム軸のローラーの軌跡円の円心とカムのカム軸との間の最も離れる距離を表し、Nはソケットの片側歯車歯面輪郭が分割される等分量を表し、△yは各ローラーの軌跡円の有効径方向変移量のN等分の変移量を表し、△θは各ローラーの軌跡円の有効回転角度のN等分の回転角度を表す。
本発明の他の目的は、従来のスピン波ドライバの複数のV字型ソケットが包囲させることで形成されるソケットホイール輪郭の形成を改善させ、ローラーのソケット中での移動方式が考慮されず、伝動精度及び伝動効率に影響するという技術的課題を解決させる。
従って、本発明の複数ローラー式波動ドライバのソケットホイール輪郭の設計方法は、上述のソケット輪郭の設計方法が応用され、且つカムのカム軸が回転中心となり、前記ソケット輪が等円周間隔で配列されてソケットホイールの内面を包囲させ、前記ソケットホイール輪が形成される工程を含む。
本発明のさらなる他の目的は、従来のスピン波ドライバのカム面輪郭の形成を改善させ、ローラーのソケット中での移動方式が考慮されず、伝動精度及び伝動効率に影響を及ぼすという技術的課題を解決させる。
さらに、本発明の複数ローラー式波動ドライバのカム輪郭の設計方法は、単位時間の等比例に基づいてローラーがカムとソケットとの間の径方向移動軌跡及び円周回転軌跡に分割され、ローラーの移動過程での複数の軌跡円の円心及び円面切点が順に取得される工程と、前記複数の円面切点が連接されてカム輪中の単位カム面輪となる工程と、カムのカム軸のX軸線及びY軸線により前記単位カム面輪がそれぞれ鏡映されて前記カム輪が構成される工程とを含む。前記複数の軌跡円の円面切点(X’m,Y’m)は、以下の式で表示される:
これにより、第一点の円心座標[X0,Y0]=[0、Lf]=[0、14.6]及び第二点の円心座標[X1、Y1]=[0.005188 、 14.594799]が順に取得され、且つここから第n+1号軌跡円の円心座標[Xn,Yn]=[0.500433,14.071104] (n=N=100の等比例
分割の場合)が取得される。
ここでは、mはローラーが移動する軌跡円の番号を表し、mは>0の自然数であり、Rはローラーの直径を表し、Xm−1及びYm−1は第m号軌跡円の円心座標を表し、m−1は第m号ローラーの軌跡円の番号を表す。
また、好ましい実施形態では、特に前記複数の軌跡円の円面切点の取得前に、以下の式により円心座標(X,Y)が取得される:
ここでは、Lはカムのカム軸のローラーの軌跡円の円心とカムのカム軸との間の最も離れる距離を表し、Mはローラーの複数の軌跡円が分割される等分量を表し、△y’は各ローラーの軌跡円の有効径方向変移量のM等分の変移量を表し、△αは各ローラーの軌跡円の有効回転角度のM等分の回転角度を表す。
上述の技術手段により、本発明の技術効果は、複数ローラー式波動ドライバのローラーの理想的な移動方式に基づいて、V字型ソケットの歯面輪郭を設計し、ソケットホイールのカム面輪郭をさらに設計する。また、複数ローラー式波動ドライバのローラーの理想的な移動方式に基づいて、ソケットホイールのソケットに対応するカム面を設計し、カム面がローラーを引っ張りソケット歯面に接触させる過程で、前記歯面により充分に且つ実際にローラーが発生させる駆動力を伝動させる。また、前記歯面はローラーに対してカムが発生させる分力を提供させるための有効接触面となり、複数ローラー式波動ドライバの全体の減速比の出力値の伝動精度及び伝動効率を維持させつつ、複数ローラー式波動ドライバの出力端の伝動精度をさらに高める。
本発明の一実施形態に係る複数ローラー式波動ドライバを示す展開図である。 図1に示す断面模式図である。 図2に示すソケット、カム及びロ−ラ−の間を説明する拡大図である。 本発明のソケット輪郭の設計工程を示すフローチャートである。 本発明のソケット輪郭及びカム輪郭の設計を説明する図である。 図4に示すソケットにおけるロ−ラ−による円形軌の有効移動範囲を説明する拡大図である。 図5に示すロ−ラ−による円形軌の有効移動範囲の等比例描画の展開図で、ソケット輪郭の設計を説明する。 本発明のソケットホイール輪郭の設計工程を示すフローチャートである。 本発明のカム輪郭の設計工程を示すフローチャートである。 本発明のカム周囲のロ−ラ−による円形軌跡の効果的な移動範囲を説明する図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1及び図2は、それぞれ本発明に係る複数ローラー式波動ドライバの構成部材及びその配置の設計を図示し、前記波動式ドライバの台座5とカバー6との間には同心円が採用されて内から外に配置され、カム1と、複数のローラー2と、ベアリング4と、ソケットホイール3とを備える。前記カム1のカム軸の位置には入力軸14が形成されて波動式ドライバの入力端となり、前記入力軸14は動力源に接続されて入力を行ってカム1を駆動させて自転させ、前記カム1のカム面10は、カム軸11に対して離れると共にスプライン曲線(spline)で構成される少なくとも1つの弧凸部12を備え、前記弧凸部12は力を掛けてローラーを押して伝動させる動力の有効作用区となり、包囲することでカム輪郭13がさらに構成される。前記ローラー2は本実施形態ではローラピンであり、但し、ボール等のローラー部材の使用も排除しない。前記ソケットホイール3は環体状を呈し、カム1のカム面10の外囲に同軸で配置され、且つソケットホイール3の内環壁面には複数のソケット30が周設され、前記複数のローラー2はカム1のカム面10とソケットホイール3のソケット30との間に周設される。前記ベアリング4はカム1とソケットホイール3との間に配置され、ベアリング4のカム軸の位置には出力軸41が形成されて波動式ドライバの出力端となる。また、前記ベアリング4の四周には複数のベアリング溝40が等間隔で周設され、ローラー2の形状に対応してローラー2の一部が内部に可動に収納される。ベアリングの強度を維持させるために、実施においては、ローラー2の数量は実際のベアリング溝40の数量の1/2で実施される。
図2aは上述のソケット30、カム1及びローラー2の間の拡大配置概略図である。本実施では、カム面10の弧凸部12により一部のローラー2が駆動されて対応するソケット30内まで移動してソケット輪郭31に接触され、駆動の作用力が伝動されてベアリング4が連動されて既定の減速比の出力回転が発生する。
説明のために、本発明では以下の実施の仔細においては、カム1の入力軸14が入力端となり、且つソケットホイール3が固定されてベアリング4のカム軸の位置に形成される出力軸41が出力端となる方式について解説する。但し、本発明が包括する範囲は、ベアリング4が固定されてソケットホイール3が出力端となる実施方式をさらに含む。説明が必要な点は、ソケットホイール3或いはベアリング4のどちらを出力端としても、本発明の下述するソケット輪郭、ソケットホイール輪郭及びカム輪郭の形成結果に影響を与えない点である。
上述の前記ソケット輪郭31は片側歯車歯面輪郭31a及びそれが鏡映される対応端に形成される対応辺歯車歯面輪郭31bを備え、且つ片側歯車歯面輪郭31aと対応辺歯車歯面輪郭31bとの間には歯底部輪郭33が連結される。配列されるソケット輪郭31により包囲されることでソケットホイール輪郭34が構成される(図1参照)。ソケットホイール輪郭34が形成された後、各ソケット輪郭31の片側歯車歯面輪郭31a及び対応辺歯車歯面輪郭31bの互いから離れる端部は歯先面輪郭32にそれぞれ連接され、完全な前記ソケットホイール輪郭34が形成される。また、本発明の前記ソケットホイール輪郭34は前記ソケットホイール3の内環壁面の特徴的な輪郭を指す。
図1及図2に示す配置を実際に明確に実施するため、まず、本発明では上述のソケット輪郭31に対して好ましい設計方法を提供し、下述の工程S1乃至S5の実施を含む(図3参照)。
工程S1:ローラーの移動軌跡の分析。
カム輪郭13及びソケット輪郭31が判明する前に、本発明では先にローラー2の移動軌跡に対して分析を行う。より具体的には、ローラー2がカム面10の弧凸部12に漸近されて押されると、対応するソケット30内に同時に2つの移動速度が発生し、前述の2つの移動速度は、カムのカム軸11の径方向に向けて発生する径方向移動速度v及びカム1の円周方向に向けて発生する角速度ωを含む(図2aに図示する)。本発明の具体的な手段は単位時間tにより前記径方向変移量Lが等比例で分割されて径方向変移速度v(△L=ν×△t)となり、同時に前記単位時間tにより前記円周方向の有効的回転角度θが等比例で分割されて円周方向の角速度ω(△θ=ω×△t)となる。これにより、ソケット30内にローラー2の移動経路が模擬されて複数の軌跡円が描画される(詳しくは後述の工程2乃至工程4)。
工程S2:初期設定。
本発明は減速比及び配置サイズの需要に応じて、以下の例の設定データに基づいて徐々に描画されて図4のように形成される。図4はX−Y座標系の4つの象限中に作図され、特に以下の設定データに従って第二象限中にローラー2の複数の軌跡円が描画され、前記設定データは、以下を含む。
1. 前記複数のローラーの数量はR=40に予め設定され、ベアリング4の各ベアリング溝40の剛性を確保させるため、実際のローラー及びベアリング溝の数量は共に1/2になる。
2.カム1のカム面の弧凸部12の数量がC=2に予め設定される。
3.ソケットの数量はS=R−C=40−2=38である。
4.ローラーの直径はR=2.0mmである。
5.ローラーの有効作用数量は非整数に設定され、例えばE=5.3である。
工程S3:ソケットのローラーの軌跡円の描画。
工程2に基づいて設定された後、本発明はさらに以下の例のパラメータの定義に基づいて図5に示すローラーの軌跡円の有効移動範囲図面が描画される(図4参照)。
6.カムのカム軸11のローラーの軌跡円の円心とカムのカム軸11との間の最も離れる距離はLfであり、座標(0、Lf)が予め設定され、Lf=14.6mmである。
7.本実施形態では、初期の2つの軌跡円の間の切線角度は44.5°〜45.5°に設定される。
8.ローラーの有効作用変移は0.52 mmである。
9.ローラーの有効作用円周角度は
である(図3参照)。
10.上述からソケット及びローラーの対応する角度差△β即ち
が算出される(図示せず)。
11.さらにソケット30の片側歯車歯面輪郭31aの有効作用範囲の移動回転角度がδθに設定され、即ち、
となる。
続いて、本発明はローラー2の有効移動範囲内(有効径方向変移量δy及び有効円周移動回転角度δθを含む)から適合する等分量Nが分割され、前記等分量Nがソケットの片側歯車歯面輪郭31aが分割される等分量となり、図6に示すように、前記等分量N(例えばN=100)により有効径方向変移量の各軌跡円の径方向変移量
が等比例分割され、発生する弧線は外から内にかけてL、L、.....、Lと順に番号が付けられ、その後設定される等分量Nにより有効回転角の各ローラーの軌跡円の回転角度
が等比例分割され、発生する放射状の線は左から右にかけてA、A、.....、Aと順に番号が付けられる。
次に、上述の弧線L、L、.....、L及びその番号が対応する同じ放射状の線A、A、.....、Aの各交点(例えばL及びAの交点等)がローラーの軌跡円の円心となり、複数の軌跡円(ローラーの直径R=2.0 mm)が順に描画される。前記複数の軌跡円の円心座標(X,Y)は式(一)により取得される:
ここでは、nはローラーが移動する軌跡円の番号を表し、nは>0の自然数である。
これにより、第一点の円心座標[X,Y]=[0、L]=[0、14.6]及び第二点の円心座標[X、Y]=[0.005188 、 14.594799]が順に取得され、且つここから第n+1号軌跡円の円心座標
[X,Y]=[0.500433,14.071104] (n=N=100の等比例分割の場合)が取得される。
工程S4:ソケットの片側歯車歯面輪郭の描画。
上述の工程S3に続いて、隣接する2つの各軌跡円の間は切線Tとなり、その後各切線Tの最初の円面切点が選択されて取得され、以下の式により各円面切点座標[X ,Y ]が計算され、式(二)に示す:
ここでは、Xn−1及びYn−1は第n号軌跡円の円心座標を表し、n−1は第n号ローラーの軌跡円の番号を表す。
これにより、第一軌跡円の切点座標[X ,Y ]=[0.707959、 15.306254]及び第二軌跡円の切点座標[X ,Y ]=[ 0.713524、 15.300675]が順に取得され、且つここから第n+1号軌跡円の切点座標[X ,Y ] =[1.245266、14.738354] (n=N=100の等比例分割の場合)が取得される。
その後、スプライン曲線 (spline)が前記複数の円面切点に連接されて一体となり、即ち、ソケット30の歯先面と歯底との間の片側歯車歯面輪郭31aが形成される。ちなみに、このさい、歯先面及び歯底とは保留空間であるが実際の輪郭線が未形成である仮想部位を指し、通常知識を有する者ならば一般的なソケット歯面の二端は共に歯先面及び歯底を有することは承知しており、且つ前述の工程S2の初期設定のソケット数量Sn、ローラーの数量Rn及びローラーの直径Rd等のデータに基づいて、ソケットホイール3の保留される歯先面及び歯底の距離を知ることができ、片側歯車歯面輪郭31a及び対応辺歯車歯面輪郭31bが形成された後に歯先面及び歯底の輪郭が形成される(後述する)。
工程S5:ソケット輪郭の描画。
工程S4に続いて、図2に示すように、仮想の歯底の中心線Y(実質上は図6に示す第0号軌跡円の円心とカムのカム軸11との間の連接線)により前記片側歯車歯面輪郭31aが鏡映されて対応辺歯車歯面輪郭31bとなる。
次に、片側歯車歯面輪郭31aと対応辺歯車歯面輪郭31bとの間の最も近接する2つの軌跡円の円面切点が連接され、仮想の歯底位置には実際の歯底部輪郭33が形成され、前記歯底部輪郭33は前記複数の軌跡円のカム面に干渉しないため、例えば、凹型或いは弧凹型の輪郭線が連接されて形成される。これにより、片側歯車歯面輪郭31aと対応辺歯車歯面輪郭31bとの間に歯底部輪郭33が連結されて完全なソケット輪郭31が構成される。このほか、上述の仮想の歯先面部位はソケットホイール輪郭34全体が形成された後に描画される(後述する)。
本発明の他の設計方法は、ソケットホイール輪郭34の描画の実施について、具体的には、本発明は上述の工程S5に従ってソケット輪郭31が描画された後、下述の工程S6がさらに実施される(図7参照)。
工程S6:ソケットホイール輪郭の描画。
上述の工程S5の後、本発明はカムのカム軸11を回転中心とし(図4参照)、前記ソケット輪郭31は上述の既定のソケット数量Snに基づいてソケットホイール3の内面に等円周間隔で配列されて包囲させ、前記ソケットホイール輪郭34が形成される。前記等円周間隔は、上述の仮想の歯先面に保留されて形成される距離を指す。
さらに、前記歯先面部位には実際の歯先面輪郭32が描画されて形成され、各ソケット輪郭31の片側歯車歯面輪郭31a及び対応辺歯車歯面輪郭31bの互いから離れる端部の間が逆円角方式で連接され、実際の歯先面輪郭32が形成されることを含む(図2参照)。前記互いから離れる端部の間は逆円角で連接され、各ソケット輪郭31の片側歯車歯面輪郭31aと対応辺歯車歯面輪郭31bとの間の最も離れる対応する2つの軌跡円の円面切点が円角で連接され、各ソケット輪郭31の間に連接される歯先面輪郭32が形成され、完全な前記ソケットホイール輪郭34が形成される。前記歯先面輪郭32は前記ローラー2を案内して隣接するソケット30内に移動させてソケット輪郭31に接触させるために用いられる。前述の案内は、持続接触式の案内及び非持続接触或いは非接触式の護持を含む。
本発明の他の設計方法は、カム輪郭13の描画の実施について、具体的には、上述の工程S1乃至S2の後に工程S30乃至工程S50を実施することを含む(図8参照):
工程S30:カムのローラーの軌跡円の描画。
上述の工程2に基づいて設定された後、本発明はさらに以下のパラメータの定義に基づいて図9に示すカム1の外囲のローラーの軌跡円の有効移動範囲の図面の描画を行う。
図9では、本発明はX−Y座標系の第二象限中に作図され、ローラー2の有効移動範囲内(有効径方向変移量δy及び有効円周移動回転角度δθを含む)に適合する等分量Mが分割され、且つ前記等分量Mはカム輪郭13が分割される等分量となり、例えばM=300で有効径方向変移量の各軌跡円変移量△y’が等比例分割され、
となり、且つ発生する弧線は外から内にかけてL’、L’、.....、L’(M=300)と順に番号が付けられ、その後設定される等分量Mに基づいて有効回転角の各ローラーの軌跡円の回転角Δαが等比例分割され、
となり、発生する放射状の線は右から左にかけてA’、A’、.....、A’(M=300)と順に番号が付けられる。
続いて、上述の弧線L’、L’、.....、L’及びその番号が対応する同じ放射状の線A’、A’、.....、A’の各交点(例えばL’及びA’の交点等)がローラーの軌跡円の円心となり、複数の軌跡円(ローラーの直径R=2.0 mm)が順に描画される。ローラー2とカム面10との間の裕度を考慮し、例えば、本案はローラーの直径R+予め設定される裕度=2.0+0.04=2.04 mmとなり、複数の軌跡円の円心座標[Xm’]が描画され、前記円心座標[X,Y]が以下の式(三)により取得される:
これにより、第一点円心座標[X,Y]=[0、Lf]=[0,14.6]及び第二点円心座標[X,Y]=[−0.032868 、 14.598230]が順に取得され、且つここから第m+1号軌跡円の円心座標
[X,Y]=[−8.8034166,10.988460] (m=M=300の等比例分割の場合)が取得される。
工程S40:カムの単位カム面輪郭の描画。
その後、上述の隣接する2つの各軌跡円の間に切線T’が形成され、各切線T’の最初の円面切点が選択されて取得され、以下の式により各円面切点座標[X ,Y ]が算出され、以下の式(四)で表す:
ここでは、Xm−1及びYm−1は第m号軌跡円の円心座標を表し、m−1は第m号ローラーの軌跡円の番号を表す。
これにより、第一軌跡円の切点座標[X ,Y ] =[0.053785、13.601447]及び第二軌跡円の切点座標[X ,Y ]=[0.023171、 13.599801]が順に取得され、且つここから第m+1号軌跡円の切点座標[X ,Y m]=[−8.135657、10.244083](m=M=300の等比例分割の場合)が取得される。そして、スプライン曲線が第二象限中の前記複数の円面切点に連接されて一体となり、即ち、カム輪郭13の単位カム面輪郭13aが形成される。切線T’が連接されて包括される複数の切点位置は、即ち、カム1が第二象限の一部の弧凸部12のスプライン曲線輪郭位置に形成され、スプライン曲線が連接されて形成される単位カム面輪郭13aの範囲は、前記一部の弧凸部12のスプライン曲線輪郭及び他の弧凸部12に属しないカム面輪郭を含む。
工程S50:カム輪郭の描画。
図2及び図9に示すように、工程S40では第二象限の単位カム面輪郭13aが描画されて形成され(図9参照)、カムのカム軸11のX軸線及びY軸線が他の3つの象限(第一象限と、第三象限と、第四象限とを含む)にそれぞれ鏡映されて前記カム輪郭13が構成される。前述のそれぞれの鏡映は、先にX軸線に対して鏡映が行われた後にY軸線に対して鏡映が行われ、或いは先にY軸線に対して鏡映が行われた後にX軸線に対して鏡映が行われ、X−Y座標の4つの象限の内の何れか1つの象限に存在する単位カム面輪郭13aを含み、他の3つの象限に順に鏡映され、X−Y座標の4つの象限を満たし、完全なカム輪郭13が包囲されて構成される(図2参照)。各単位カム面輪郭13aはY軸線の交点(即ち、弧凸部位置)に発生する余剰の線段及び尖点に、逆円角処理或いは小円弧のトリミングが施される。
上述の実施方式の前述の有効とは、ローラー2、ソケット3、カム1及びベアリング4が同時に接触するさいの角度範囲が有効であることを指し、この範囲以外の角度は無効となる。
上述の実施形態は複数ローラー式波動ドライバのローラーの理想的な移動方式に基づいて設計されて形成され、これにより入力端のカム面10が前記複数のローラー2の一部のローラーを対応するソケット30内に引っ張り、同時に径方向及び円周方向の移動が発生すると、上述の描画により形成されるソケット輪郭31、ソケットホイール輪郭34及びカム輪郭13により動力が充分且つ実際に伝動され、既定の減速比が維持される伝動を含む。さらには、入力軸が半周回転するとローラーが次のソケット位置に進入し、この過程での速度は等速であり、本発明の方法で設計されて形成される波動式ドライバは、従来のスピン波ドライバに比べて伝動精度がさらに向上する。
従って、本明細書に開示された実施形態は、本発明を限定するものではなく、説明するためのものであり、このような実施形態によって本発明の思想と範囲が限定されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲により解釈すべきであり、それと同等の範囲内にある全ての技術は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈すべきである。
11 カム
10 カム面
11 カム軸
12 弧凸部
13 カム輪
13a 単位カム面輪
14 入力軸
2 ローラー
3 ソケットホイール
30 ソケット
31 ソケット輪
31a 片側歯車歯面輪
31b 対応辺歯車歯面輪
32 歯先面輪
33 歯底部輪
34 ソケットホイール輪
4 ベアリング
40 ベアリング溝
41 出力軸
5 台座
6 カバー
S1乃至S5 ソケット輪設計プロセスの工程説明
S5乃至S6 ソケットホイール輪設計プロセスの工程説明
S1、S2及びS30乃至S50 カム輪設計プロセスの工程説明

Claims (11)

  1. 単位時間の等比例に基づいてローラーの移動軌跡がカムとソケットとの間の径方向移動軌跡及び円周回転軌跡に分割され、ローラーの移動過程での複数の軌跡円の円心及び円面切点を順に取得する工程と、前記複数の円面切点が連接されてソケットの歯先面と歯底との間の片側歯車歯面輪が形成される工程と、歯底の中心線により前記片側歯車歯面輪が鏡映されて対応辺歯車歯面輪となり、片側歯車歯面輪と対応辺歯車歯面輪との間に歯底部輪に連結されて前記ソケット輪が構成される工程とを含むことを特徴とする複数ローラー式波動ドライバのソケット輪の設計方法。
  2. 前記複数の軌跡円の円心は、以下の式により円心座標(Xn,Yn)が取得され:
    ここでは、Lfはカムのカム軸のローラーの軌跡円の円心とカムのカム軸との間の最も離れる距離を表し、Nはソケットの片側歯車歯面輪が分割される等分量を表し、△yは有効径方向変移量が等分される各ローラーの軌跡円の径方向変移量を表し、△θは有効移動回転角度が等分される各ローラーの軌跡円の移動回転角度を表すことを特徴とする、請求項1に記載の複数ローラー式波動ドライバのソケット輪の設計方法。
  3. 前記複数の軌跡円の円面切点(X’n’Y’n)は、以下の下式で表され:
    ここでは、nはローラー移動の軌跡円の番号を表し、nは>0の自然数であり、Rdはローラーの直径を表し、Xn−1、Yn−1は第n号軌跡円の円心座標を表し、n−1は第n号ローラーの軌跡円の番号を表すことを特徴とする、請求項1または2の何れか1項に記載の複数ローラー式波動ドライバのソケット輪の設計方法。
  4. スプライン曲線が前記複数の円面切点に連接されることで片側歯車歯面輪が形成されることを特徴とする、請求項3に記載の複数ローラー式波動ドライバのソケット輪の設計方法。
  5. 前記歯底部輪は片側歯車歯面輪と対応辺歯車歯面輪との間の最も近接する2つの軌跡円の円面切点が連接されることで形成され、前記歯底部輪は前記複数の軌跡円のカム面に干渉しないことを特徴とする、請求項1に記載の複数ローラー式波動ドライバのソケット輪の設計方法。
  6. 請求項1或いは2の前記ソケット輪の設計方法が応用され、且つカムのカム軸が回転中心となり、前記ソケット輪の等円周間隔で配列されてソケットホイールの内面を包囲させ、前記ソケットホイール輪が形成される工程を含むことを特徴とする複数ローラー式波動ドライバのソケットホイール輪の設計方法。
  7. 前記歯先面は片側歯車歯面輪と対応辺歯車歯面輪との間の最も離れる2つの対応し合う軌跡円の円面切点の円角が連接され、歯先面輪が形成され、前記歯先面輪により前記ローラーが案内されて隣接するソケット内に移動されてソケット輪に接触されることを特徴とする、請求項6に記載の複数ローラー式波動ドライバのソケットホイール輪の設計方法。
  8. 単位時間の等比例に基づいてローラーの移動軌跡がカムとソケットとの間の径方向移動軌跡及び円周回転軌跡に分割され、ローラーの移動過程での複数の軌跡円の円心及び円面切点が順に取得される工程と、前記複数の円面切点が連接されてカム輪中の単位カム面輪となる工程と、カムのカム軸のX軸線及びY軸線により前記単位カム面輪がそれぞれ鏡映されて前記カム輪が構成される工程とを含むことを特徴とする複数ローラー式波動ドライバのカム輪の設計方法。
  9. 前記複数の軌跡円の円心は、以下の式により円心座標(Xm,Ym)が取得され:
    ここでは、Lfはカムのカム軸のローラーの軌跡円の円心とカムのカム軸との間の最も離れる距離を表し、Mはローラーの複数の軌跡円が分割される等分量を表し、△y’は有効径方向変移量が等分される各ローラーの軌跡円の径方向変移量を表し、△αは有効移動回転角度が等分される各ローラーの軌跡円の移動回転角度を表すことを特徴とする、請求項8に記載の複数ローラー式波動ドライバのカム輪の設計方法。
  10. 前記複数の軌跡円の円面切点(X’m,Y’m)は以下の式で表し:
    ここでは、mはローラー移動の軌跡円の番号を表し、mは>0の自然数であり、Rdはローラーの直径を表し、Xm−1及びYm−1は第m号軌跡円の円心座標を表し、m−1は第m号ローラーの軌跡円の番号を表すことを特徴とする、請求項8または9の何れか1項に記載の複数ローラー式波動ドライバのカム輪の設計方法。
  11. スプライン曲線が前記複数の円面切点に連接されることで単位カム面輪が形成されることを特徴とする、請求項10に記載の複数ローラー式波動ドライバのカム輪の設計方法。
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