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JP6087110B2 - リレー固定構造 - Google Patents

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JP6087110B2
JP6087110B2 JP2012242228A JP2012242228A JP6087110B2 JP 6087110 B2 JP6087110 B2 JP 6087110B2 JP 2012242228 A JP2012242228 A JP 2012242228A JP 2012242228 A JP2012242228 A JP 2012242228A JP 6087110 B2 JP6087110 B2 JP 6087110B2
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Description

本発明は、リレーをハウジングに固定するための構造に関する。
一般に、自動車などの車両には、電源装置と負荷(一例として、電池集合体と電動モータ)との接続を制御するためにリレーが搭載されている。例えば、電動モータを用いて走行する電気自動車やエンジンと電動モータを併用して走行するハイブリッド自動車等において、リレーは、インバータを介して電動モータに電力を供給しており、インバータに供給する電池集合体の出力を投入遮断するメインリレーを含んで構成される。かかるメインリレーは、一対のリレー端子を有しており、一方のリレー端子は、回路を介して電池集合体の総正極に接続され、他方のリレー端子は、回路を介して電池集合体の総負極に接続される。
この場合、リレーは、電池集合体と電動モータとの間に備えられた電気接続箱(ジャンクションボックス)の構成部材の一つとなっており、かかる電気接続箱のハウジングに固定されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示された構成において、ハウジングには、リレーの水平方向の移動を規制する第1の規制部と、垂直方向の移動を規制する第2の規制部が設けられている。また、リレーには、下部の全周に亘って鍔部が形成されている。このような構成とすることで、ハウジングへの固定時、リレーは、鍔部の底面が第1の規制部に当接され、固定面に沿った水平方向の移動が規制される。また、その際、鍔部は、第2の規制部に形成された係止片に当接し、該係止片の先端部を押圧して弾性撓み変形させる。そして、鍔部の底面が第1の規制部に当接されると、係止片は、弾性撓み復帰変形して先端部が鍔部の上面に係止される。これにより、リレーは、固定面に対して垂直方向への移動が規制される。
特開2006−288190号公報
このように、特許文献1に開示された構成においては、ハウジングに第1の規制部と第2の規制部を設けることで、リレーの水平方向及び垂直方向の移動を規制しつつ、該リレーをハウジングに固定することを可能としている。しかしながら、かかる構成では、ハウジングへの固定時、リレーを第2の規制部に押圧して該第2の規制部を弾性撓み変形させつつ、第1の規制部と当接するまで圧入する必要があり、組付性が悪い。また、リレーの下部(鍔部の形成位置)のみが第1の規制部及び第2の規制部によって保持されるに過ぎず、上部に重心があるリレーの場合には、車両の振動などによるリレーの振れやガタつきを抑えられないおそれがある。
本発明はこれを踏まえてなされたものであり、その解決しようとする課題は、ハウジングへの組み付けが容易で、上下前後左右の全方向に対する移動を規制することが可能なリレー固定構造を実現することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、電気回路の開閉を制御するリレーをハウジングに固定するためのリレー固定構造であって、前記リレーが載置される底部と、前記リレーの外側部を包囲させて前記底部から立設された壁部を有するハウジングベースと、前記リレーに被冠される蓋部と、前記ハウジングベースの壁部へ向けて前記蓋部の周縁から垂設された縁部を有するハウジングカバーとを備え、前記ハウジングベースには、前記ハウジングカバーを係止する係止部が設けられ、前記ハウジングカバーには、前記係止部と係合可能な被係止部と、前記リレーの移動を規制するリブ部と、前記リレーを押圧する弾性変形可能な押圧部が設けられ、前記リブ部は、前記外側部と当接する第1のリブ部と前記壁部と当接する第2のリブ部を有し、前記第1のリブ部と前記第2のリブ部は、前記縁部の全周に亘って複数形成され、前記押圧部は、前記リレーと対向させて前記蓋部に設けられ、前記係止部と前記被係止部が係合した状態で弾性変形して前記リレーを前記底部へ押圧することを特徴とする。
これによれば、リレーをハウジングベース(ベースプレート)の底部へ載置するとともに、壁部内に収容した状態とし、かかるリレーに被冠させたカバーをハウジングベースに係止させるだけで、リレーをハウジングに対して容易に組み付けることができる。また、かかる組み付け状態においては、ハウジングの上下前後左右の全方向(つまり、水平方向及び垂直方向)に対するリレーの移動を規制することができる。
この場合、前記リレーは、前記底部への載置側の前記外側部から突出させて全周に亘って形成された鍔部を有する構成とし、前記鍔部は、前記リレーが前記底部に載置された状態で前記壁部と干渉させればよい。これにより、鍔部の配設側、つまり底部への載置側において、リレーの水平方向への移動を有効に規制することができる。
本発明によれば、リレーをハウジングに対して容易に組み付けることができるとともに、上下前後左右の全方向に対するリレーの移動を規制することができる。
本発明の一実施形態に係るリレー固定構造の分解斜視図である。 ハウジングベース(ベースプレート)にリレーを載置する前の状態を示す平面図である。 ハウジングベースにリレーを載置した後の状態を示す平面図である。 ハウジングカバーの内側平面図である。
以下、本発明のリレー固定構造について、添付図面を参照して説明する。本発明に係るリレー固定構造は、電気回路の開閉を制御するリレーをハウジングに固定するための構造である。リレーは、電源及び前記電源と接続された負荷の間に設けられ、前記電源と前記負荷との電気的な接続の制御を行う。この場合、電源としては、例えば、電動モータを用いて走行する電気自動車やエンジンと電動モータを併用して走行するハイブリッド自動車等に搭載され、前記電動モータに電力を供給する電源装置(バッテリ)を想定することができる。また、負荷としては、かかる電源装置から電力を供給される電動モータを一例として想定することができる。ただし、本発明に係るリレーが接続制御する電源と負荷の組み合わせは、これらに特に限定されるものではない。
かかる電源装置は、二次電池が複数直列接続された電池集合体と、前記電池集合体を互いの間に挟持する一対のエンドプレートと、前記電池集合体と前記電動モータとの間に配される電気接続箱(ジャンクションボックス)を備えて構成することができる。また、電気接続箱は、電池集合体と電動モータとの接続をオン・オフ制御するリレー及び回路を備えた構成とすることができる。その際には、例えば、リレーをアッパーカバー(後述するハウジングに相当)で保持するとともに、回路をロアカバーで保持し、これらのアッパーカバー及びロアカバーを相互に組み付けて電気接続箱を構成すればよい。
図1〜図4には、本発明の一実施形態に係るリレー固定構造の全体構成を示す。図1は、本発明の一実施形態に係るリレー固定構造の分解斜視図、図2は、後述するハウジングベースにリレーを載置する前の状態を示す平面図、図3は、前記ハウジングベースにリレーを載置した後の状態を示す平面図、図4は、後述するハウジングカバーの内側平面図である。
本実施形態において、リレー2は、インバータを介して電動モータ(図示しない)に電力を供給しており、インバータに供給する電池集合体(図示しない)の出力を投入遮断するメインリレーを含んで構成されている。かかるメインリレーは、一対のリレー端子を有しており、一方のリレー端子は、回路を介して電池集合体の総正極に接続され、他方のリレー端子は、回路を介して電池集合体の総負極に接続されている。これにより、リレー2は、電池集合体から電動モータへの電気出力を投入遮断することで、電池集合体と電動モータとの電気的な接続を制御する。図1には、全体の外観形状を略直方体状としたリレー2の構成を一例として示す。この場合、リレー2は、後述するハウジングベース(ベースプレート)6の底部61への載置側(図1においては下側)の外側部21から突出させて全周に亘って形成された鍔部22を有している。なお、かかる鍔部22は、前記底部61に対するリレー2の載置部位となっている。
図1に示すように、本実施形態に係るリレー固定構造は、リレー2をハウジング4に固定するものであり、ハウジング4には、ハウジングベース(以下、ベースプレートという。)6とハウジングカバー(以下、単にカバーという。)8が備えられている。なお、ベースプレート6及びカバー8は、いずれも弾性材(一例として、樹脂材)で形成されている。
ベースプレート6は、リレー2が載置される底部61と、リレー2の外側部21を包囲させて底部61から立設された壁部62を有している。底部61には、リレー2の端子(一例として、雄端子(図示しない))が挿入される挿入穴64を有する端子接続部63が立設されている。挿入穴64内には、リレー2の端子と接続される端子(一例として、雌端子)65が形成されている。これにより、リレー2をその端子が端子接続部63の挿入穴64へ挿入されるように底部61へ載置することで、かかるリレー2の端子を挿入穴64の端子65と電気的に接続させることができる。なお、図2には、底部61から4つの端子接続部63を立設させ、各端子接続部63の挿入穴64に1つずつ、4つの端子65を形成した構成を示しているが、端子接続部63(端的には、端子65)の数は、リレー2の端子数に対応していれば特に限定されない。また、端子接続部63(端的には、端子65)の配置も、リレー2の端子配置に対応していれば任意として構わない。
壁部62は、略直方体状をなすリレー2の4つの外側部21を包囲するように、各外側部21と対向して底部61から4つ立設されている。これにより、ベースプレート6は、底部61に載置されたリレー2を4つの壁部62に囲まれた空間内に収容可能な構成をなす。この場合、図3に示すように、壁部62は、リレー2が底部61に載置された際、鍔部22の外側部21からの突出寸法よりも僅かに大寸の間隔を空けてかかる外側部21と対向している。すなわち、壁部62は、かかる間隔を空けてリレー2の外側部21と対向可能となるように、底部61から立設されている。したがって、鍔部22は、リレー2が底部61に載置された状態で、壁部62と干渉することが可能な構成となっている。鍔部22が壁部62と干渉することで、ベースプレート6の底部61に載置されるとともに、壁部62内に収容されたリレー2(以下、リレー2のこの状態を位置決め状態という。)の水平方向(底部61に沿った前後左右方向)への移動を規制することができる。特に、鍔部22の配設側、つまり底部61への載置側(図1においては下側)において、リレー2の水平方向への移動を有効に規制することができる。なお、壁部62には、補強リブ66が適宜設けられており、壁部62内にリレー2を収容した際における剛性の向上が図られている。また、壁部62の底部61からの立設高さは、壁部62内にリレー2を収容可能で、かつ、後述する係止部67が被係止部84を係合可能な高さに設定されている。
カバー8は、リレー2に被冠される蓋部81と、ベースプレート6の壁部62へ向けて蓋部81の周縁から垂設された縁部82を有している。蓋部81は、リレー2の上端部23よりも一回り大きな略矩形の平板状をなし、かかる上端部23の全体を被覆可能に構成されている。また、蓋部81には、図4に示すように、補強リブ83が格子状に設けられており、リレー2に被冠された際における剛性の向上が図られている。
縁部82は、略直方体状をなすリレー2の外側部21を包囲させて底部61から立設されたベースプレート6の壁部62に外挿されるように、各壁部62と対向して蓋部81の周縁から垂設されている。これにより、カバー8は、縁部82を壁部62に外挿させることで、位置決め状態にあるリレー2の上端部23に蓋部81を被覆させた状態で、かかるリレー2に被冠される構成をなす。
本実施形態において、ベースプレート6には、カバー8を係止する係止部67が設けられ、カバー8には、係止部67を係合可能な被係止部84が設けられている。図1及び図3に示すように、係止部67は、底部61の長手方向(図3においては、左右方向)に対向する2つの壁部62にそれぞれ2つずつ、合計4つ設けられている。この場合、これらの係止部67は、2つの壁部62に対称をなして位置付けられている。また、係止部67は、壁部62の上縁部近傍から外側へ向けて突出するように形成されている。そして、係止部67は、外側から内側へ徐々に傾斜する傾斜面68を有し、壁部62の立設方向(図1における上方向及び図3における表方向。換言すれば、カバー8方向)へ向かうに従って先細りとなるように構成されている。つまり、係止部67は、いわゆる返しに相当する構成となっている。これにより、係止部67を後述する被係止部84と係合させる際、係止部67を傾斜面68に沿ってスムーズに被係止部84へガイドしてこれらを容易に係合させることができるとともに、係合状態を保つことができる。
一方、図1及び図4に示すように、被係止部84は、蓋部81の長手方向(図4においては、左右方向)の両端部を縁部82のさらに外側へ該縁部82と所定間隔を空けて対向するように垂設されている。この場合、被係止部84は、蓋部81と面一に長手方向の縁部82を越えて延設された後、下方へ略直角に屈曲させて垂設されている。被係止部84には、かかる屈曲部分に2つずつ、合計4つの開口85が対称をなして形成されている。なお、開口85は、壁部62に設けた係止部67の数及び配置に対応して形成すればよい。また、被係止部84と縁部82との対向間隔は、係止部67の壁部62からの突出長さよりも大寸となるように設定すればよい。これにより、被係止部84と縁部82の間の空隙に係止部67を介挿させることができる。
カバー8とベースプレート6を相互に係止させる場合、被係止部84の開口85の位置を係止部67の位置と対応させて被係止部84を係止部67の傾斜面68と当接させつつ、該被係止部84が傾斜面68に沿うようにカバー8をベースプレート6側(図1においては、下側)へ押圧力を加えて移動させる。その際、被係止部84は、傾斜面68から押圧力の反力を受けて外側へ弾性撓み変形した状態となる。そして、被係止部84が係止部67を乗り越えるまでカバー8をベースプレート6側へ移動させると、被係止部84は、弾性撓み復帰変形する。このように被係止部84が弾性撓み復帰変形すると、係止部67が開口85の下縁86と係合した状態となる。この結果、カバー8とベースプレート6を相互に係止された状態とすることができる。
また、図4に示すように、カバー8には、リレー2の移動を規制するリブ部87が設けられている。リブ部87は、リレー2の外側部21と当接する第1のリブ部87aと、ベースプレート6の壁部62と当接する第2のリブ部87bを有しており、第1のリブ部87aと第2のリブ部87bは、縁部82の全周に亘って複数形成されている。これにより、リブ部87(第1のリブ部87a及び第2のリブ部87b)は、位置決め状態にあるリレー2の水平方向(底部61に沿った前後左右方向)への移動を規制している。
第1のリブ部87aは、縁部82の内周面82aから該内周面82aと略直交するように突出された突出片として構成されている。図4には、内周面82aのうち、カバー8の長手方向(同図においては、左右方向)に対向する部位からそれぞれ対称をなして3つずつ突出片を配するとともに、前記長手方向と交差する方向(同図においては、上下方向)に対向する部位からそれぞれ対称をなして2つずつ突出片を配した第1のリブ部87aの構成を一例として示している。なお、リレー2の4つの外側部21に対して均等に当接することが可能であれば、第1のリブ部87aを構成する突出片の数は特に限定されない。
第2のリブ部87bは、縁部82の外周面82bから該外周面82bと略直交するように突出された突出片として構成されている。図4には、外周面82bのうち、カバー8の長手方向(同図においては、左右方向)に対向する部位からそれぞれ対称をなして2つずつ突出片を配するとともに、前記長手方向と交差する方向(同図においては、上下方向)に対向する部位からそれぞれ対称をなして2つずつ突出片を配した第2のリブ部87bの構成を一例として示している。なお、リレー2の4つの外側部21と対向する4つの壁部62に対して均等に当接することが可能であれば、第2のリブ部87bを構成する突出片の数は特に限定されない。
このように、第1のリブ部87aと第2のリブ部87bは、縁部82を挟んで互いに反対側の2つのリブ部87の間に配されるように、略互い違い(千鳥状)に突出する構成となっている。なお、図4では、カバー8の長手方向(同図においては、左右方向)に対向する縁部82の部位(内周面82a及び外周面82b)において、第1のリブ部87aと第2のリブ部87bが縁部82を挟んで互い違い(千鳥状)に突出する構成とはなっていない部位が存在するが、これらを互い違いに、つまり交互に突出させた構成としても構わない。このような構成とすることで、リレー2の位置決め状態、別の捉え方をすれば、係止部67が被係止部84と係合してカバー8とベースプレート6が相互に係止された状態で、第1のリブ部87aがリレー2の外側部21と当接するとともに、第2のリブ部87bがベースプレート6の壁部62と当接する。したがって、第1のリブ部87a及び第2のリブ部87bの縁部82の内周面82a及び外周面82bからの突出長さは、縁部82を挟んで反対方向へ突出する第1のリブ部87aの突出端から第2のリブ部87bの突出端までの距離が壁部62とリレー2の外側部21との対向間隔(別の捉え方をすれば、リレー2の鍔部22の突出寸法)と略同寸となるように設定すればよい。例えば、図4に示すように、第1のリブ部87a及び第2のリブ部87bの縁部82からの突出長さを略同寸に設定した場合、リレー2の位置決め状態において、縁部82は、壁部62とリレー2の外側部21との対向間隔の略中間に位置付けられることとなる。これにより、位置決め状態にあるリレー2にカバー8を被冠させることで、第1のリブ部87aをリレー2の外側部21と当接させることができるとともに、第2のリブ部87bをベースプレート6の壁部62と当接させることができる。この結果、リレー2の水平方向(底部61に沿った前後左右方向)への移動を規制することができる。特に、カバー8が被冠される上端部23側において、リレー2の水平方向への移動を有効に規制することができる。
また、図4に示すように、カバー8には、リレー2を押圧する弾性変形可能な押圧部88が設けられている。押圧部88は、リレー2と対向させて蓋部81に設けられ、係止部67と被係止部84が係合した状態で弾性変形してリレー2を底部61へ押圧する。これにより、押圧部88は、位置決め状態にあるリレー2の垂直方向(底部61に対して上下方向)への移動を規制している。
この場合、押圧部88は、蓋部81の略中央部に2つ、一対をなして設けられている。これにより、押圧部88は、位置決め状態にあるリレー2の上端部23と当接し、かかるリレー2を底部61に対して均等に押圧することが可能な構成となっている。一対の押圧部88は、蓋部81との連続部分を基端部88aとし、該基端部88aから蓋部81の長手方向(図4においては、左右方向)の外側へ向けて延設された板状部88bを基端部88aに対して弾性撓み変形可能に構成されている。図4に示す構成においては、板状部88bの周縁に沿って切り欠き89を形成することで、板状部88bを蓋部81と連続された基端部88aに対して垂直方向へ弾性撓み変形可能な構成としている。すなわち、位置決め状態にあるリレー2の上端部23へ向けて、一対の板状部88bが徐々に傾斜しつつ、互いに離間しながら基端部88aから突出する(換言すれば、内側から外側へ徐々に傾斜して広がる)ように、押圧部88が構成されている。これにより、板状部88bに対して垂直方向への押圧力を作用させると、かかる押圧力に抗して板状部88bを弾性撓み変形させることができる。
なお、押圧部88の数や配設位置、形状等は、位置決め状態にあるリレー2を底部61へ均等に押圧することが可能であれば図示構成には限定されず、任意の構成であって構わない。例えば、図4には、板状部88bを略台形状とし、その長辺部分を基端部88aとした押圧部88の構成を一例として示しているが、板状部を略半円形状や略半楕円形状などとすることも可能である。これらの場合、かかる板状部の周縁に沿って切り欠きを形成するとともに、該板状部の直径部分、長径部分もしくは短径部分を基端部として蓋部81と連続させた構成とすればよい。また、例えば、基端部から蓋部81の長手方向(図4においては、左右方向)の内側へ向けて板状部を延設し、該板状部を前記基端部に対して弾性撓み変形可能な構成とすることも想定可能である。この場合には、位置決め状態にあるリレー2の上端部23へ向けて、一対の板状部が徐々に傾斜しつつ、互いに近接しながら基端部から突出する(換言すれば、外側から内側へ徐々に傾斜して狭まる)ように、押圧部を構成すればよい。
したがって、カバー8とベースプレート6を相互に係止させる際、被係止部84を係止部67の傾斜面68と当接させつつ、該被係止部84が傾斜面68に沿うようにカバー8をベースプレート6側(図1においては、下側)へ押圧力を加えて移動させると、押圧部88の板状部88bが位置決め状態にあるリレー2の上端部23に当接される。そのまま、係止部67が被係止部84と係合するまでカバー8をさらに移動させると、板状部88bは、かかる押圧力を受けて垂直方向の上向き(換言すれば、リレー2の上端部23から離間する方向)へ弾性撓み変形した状態となる。そして、係止部67と被係止部84が係合してカバー8とベースプレート6が相互に係止された状態となり、カバー8に加えられていた押圧力が解除されると、板状部88bは、弾性撓み復帰変形し、その復帰力を当接する上端部23を介してリレー2に作用させる。この結果、位置決め状態にあるリレー2をかかる復帰力により底部61へ押圧することができる。その際、リレー2には前記復帰力からの反力が底部61から作用され、かかる反力により、リレー2は、板状部88bを介してカバー8の蓋部81へも押圧される。したがって、リレー2は、ベースプレート6の底部61とカバー8の蓋部81との間で挟持された状態、つまり、垂直方向の両側から挟み付けられた状態となる。これにより、リレー2の垂直方向(底部61に対して上下方向)への移動を有効に規制することができる。
このように、本実施形態に係るリレー固定構造によれば、リレー2を位置決め状態とし、かかるリレー2に被冠させたカバー8をベースプレート6に係止させるだけで、リレー2をハウジング4に対して容易に組み付けることができる。すなわち、リレー2のハウジングに対する組付性の向上を図ることができる。そして、かかる組み付け状態においては、ハウジング4の上下前後左右の全方向(つまり、水平方向及び垂直方向)に対するリレー2の移動を規制することができる。その際、本実施形態に係るリレー固定構造では、カバー8が被冠される上端部23側において、リレー2の水平方向(底部61に沿った前後左右方向)への移動をリブ部87(第1のリブ部87a及び第2のリブ部87b)によって有効に規制することができるとともに、上端部23側から作用させた押圧部88の押圧力(弾性撓み復帰変形による復帰力)によって垂直方向の両側から挟み付けた状態で、リレー2の垂直方向(底部61に対して上下方向)への移動を有効に規制することができる。このため、例えば、上部に重心があるリレー2を固定するような場合であっても、車両の振動などによるリレー2の振れやガタつきを確実に抑えることが可能となる。なお、この場合であっても、リレー2の底部61への載置側においては、鍔部22によってリレー2の水平方向への移動を有効に規制することができる。
2 リレー
6 ハウジングベース(ベースプレート)
8 ハウジングカバー(カバー)
21 外側部
61 底部
62 壁部
67 係止部
81 蓋部
82 縁部
84 被係止部
87 リブ部
87a 第1のリブ部
87b 第2のリブ部
88 押圧部

Claims (2)

  1. 電気回路の開閉を制御するリレーをハウジングに固定するためのリレー固定構造であって、
    前記リレーが載置される底部と、前記リレーの外側部を包囲させて前記底部から立設された壁部を有するハウジングベースと、
    前記リレーに被冠される蓋部と、前記ハウジングベースの壁部へ向けて前記蓋部の周縁から垂設された縁部を有するハウジングカバーとを備え、
    前記ハウジングベースには、前記ハウジングカバーを係止する係止部が設けられ、
    前記ハウジングカバーには、前記係止部と係合可能な被係止部と、前記リレーの移動を規制するリブ部と、前記リレーを押圧する弾性変形可能な押圧部が設けられ、
    前記リブ部は、前記外側部と当接する第1のリブ部と前記壁部と当接する第2のリブ部を有し、前記第1のリブ部と前記第2のリブ部は、前記縁部の全周に亘って複数形成され、
    前記押圧部は、前記リレーと対向させて前記蓋部に設けられ、前記係止部と前記被係止部が係合した状態で弾性変形して前記リレーを前記底部へ押圧することを特徴とするリレー固定構造。
  2. 前記リレーは、前記底部への載置側の前記外側部から突出させて全周に亘って形成された鍔部を有し、
    前記鍔部は、前記リレーが前記底部に載置された状態で前記壁部と干渉することを特徴とする請求項1に記載のリレー固定構造。
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