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JP6075533B2 - 成型装置 - Google Patents

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JP6075533B2
JP6075533B2 JP2012224690A JP2012224690A JP6075533B2 JP 6075533 B2 JP6075533 B2 JP 6075533B2 JP 2012224690 A JP2012224690 A JP 2012224690A JP 2012224690 A JP2012224690 A JP 2012224690A JP 6075533 B2 JP6075533 B2 JP 6075533B2
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Description

本発明は、形状が複雑で、かつ、欠陥のないアルミニウム合金などの各種合金製品をキャビティ内で成型するための成型装置に関するものである。
アルミニウム合金などの合金製品を成型する製法として、鋳造法、ダイキャスト法(例えば、特許文献1参照)、および押出成型材に機械加工を施す製法が存在する。
特開2005−305466号公報
しかし、鋳造法によるものは、合金製品の隅部分や角部分が鈍角に形成されると共に、肉厚を薄く形成することが困難であり、また、金型からの抜き勾配を大きく設定する必要があるため、複雑な形状を備えた合金製品の製造には適さない。また、金型内で溶湯が冷却されて収縮する際に発生する鋳巣(収縮巣)を防ぐために押湯を設ける必要があり、後からの該押湯の除去が大変である。さらに、凝固させるまでの時間が多くかかるという問題もある。
ダイキャスト法によるものは、合金製品の隅部分、角部分及び抜き勾配を小さくでき、肉厚も薄く形成することができるため、他の製法よりも複雑な形状を備えた合金製品の製造に対応することができる。しかし、キャビティに溶湯を高速充填する際に外気などのガスがピンホールとなって合金製品の内部に封じ込まれる場合があり、さらに収縮巣の発生防止のために厚肉部位に凝固中に油圧機構によりピンを押し込むという局部加圧を行うが、該ピンの摺動部は断層になるため該断層部位を製品として使用できないという問題がある。
また、通常、湯だまりに供給した溶湯をシリンダーによってキャビティに高速充填するが、この湯だまりにおいて金型面と接触している溶湯が凝固してしまい、その凝固物が異物としてキャビティに送られてしまうといった問題もある。
また、特許文献1に記載の技術は、上下方向に作動する第一加圧ピストンからの力をキャビティの左右面の一方の壁面に設けた狭い湯道を通じてかける圧力と、水平方向に作動する第二加圧ピストンからの力をキャビティの湯道側に対向する左右方向の壁面に設けた孔部から突出したピストンロッドでかける圧力を、キャビティ内の溶湯にかけているので、加圧力がキャビティ内に均等にかからないため金属組織や機械的特性が不均一になるという問題がある。さらに、特に狭い湯道を通じた圧力は湯道の周壁との摩擦により圧力の低下が生じ圧力損失が生じるという問題もある。
また、特許文献1に記載の技術は、狭い湯道からの圧力をかけることから、湯道やキャビティ内の溶湯が凝固し始める前に圧力を加えることが示唆されていることから、凝固された金属組織の結晶粒の方向がさまざまであり、従来よりも高い強度を有する合金を製造することに問題があった。
押出成型材に機械加工を施す製法は、上記二つの製法によるもののような問題は発生しないものの、作業が厄介であると共に多大な製造時間を要するため、生産性が極めて悪いといった問題がある。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、形状が複雑で、欠陥のないアルミニウム合金などの各種合金製品をキャビティ内で成型することができ、かつ高い生産性で製造することのできる成型装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の成型装置1は、成型用のキャビティCを形成可能な下型ユニット10と上型ユニット30とを備える成型装置1であって、前記下型ユニット10が、少なくとも、所定位置に保持された下ダイベース20と、該下ダイベース20に立設された下型受け台19と、該下型受け台19に載設し固定され、2つの上下方向の貫通孔を設けた下型主型18と、該下型主型18内に嵌設した、上面を開口部とする凹部及び下型主型18と同軸の2つの貫通孔を設けた下型入子17とを備え、該下型主型18より下方に設置されたプランジャーチップ用シリンダー16のピストンロッド22上端に連結され、該下型主型18及び下型入子17に設けた上下方向の一方の貫通孔内を昇降するプランジャーチップ13の上面と、該下型入子17に形成した上面が開口部を有する凹部とにより溶湯Mの湯だまり部11を形成し、かつ、下ダイベース20の下方に設けた形状加圧シリンダー15の形状加圧ピンロッド14上端に連結され、該下型主型18及び下型入子17に設けた他方の貫通孔内を昇降する形状加圧ピン12の上部に下型キャビティC1を形成し、該下型キャビティC1と該湯だまり部11とを連通させるように設けた下型ランナーR1と、下型キャビティC1の該湯だまり部11には接しない側に平面視でキャビティを囲繞するように設けた略環状の湯口ゲートEと、該湯口ゲートEの下流側に設けた、押圧により流出した形状加圧断層部を貯留する平面視でキャビティを囲繞するように設けた略環状の貯留部Dとを含む構成からなり、前記上型ユニット30が、少なくとも、前記下型部の真上に昇降動自在に設けられ、下降移動して前記湯だまり部11の上端開口部11aを閉鎖し、前記下型キャビティC1と対向状態で接合してキャビティCを形成する上型キャビティC2を備えるとともに、前記下型ランナーR1と対向状態で接合してランナー部Rを形成する上型ランナーR2を備える上型入子31と、該上型入子31の上方に設けられた型締めラム加圧機構32と、該上型入子31の内部に設けられた上下方向の貫通孔に昇降自在に設けられ、下端面が該上型キャビティC2又は該湯だまり部11に当接する押出ピン33、34と、上型ユニット30を昇降動させる昇降用サーボ機構35とを含む構成からなり、該昇降用サーボ機構35により上型ユニット30が下降して下型ユニット10と当接し、型締めラム加圧機構32による加圧で上下型ユニット10を乖離できないようにし、前記プランジャーチップ13による上昇の圧力で溶湯MをキャビティC内に侵入させてさらに溶湯Mに圧力を加えた状態で、前記キャビティC内に充満した溶湯Mに対して溶湯Mの凝固が始まったタイミングで形状加圧ピン12が上昇して溶湯M全域に亘り加圧することを特徴とする。
請求項2に記載の成型装置1は、請求項1に記載の発明において、溶湯Mが湯だまり部11に貯留された後に上型ユニット30が昇降用サーボ機構35で高速降下し上下型ユニット10、30が当接して型締めされる過程の中で、前記型締め前の段階から前記プランジャーチップ13を上昇させて溶湯Mを流動させることを特徴とする。
請求項3に記載の成型装置1は、請求項1又は2に記載の発明において、前記キャビティC内に溶湯Mが充満した後に形状加圧ピン12を上昇させて湯口ゲートEの断面積及びランナーRの断面積を小さくすることを特徴とする。
請求項1に記載の成型装置1は、キャビティC内に充満した溶湯Mが凝固し始めたタイミングで、形状加圧ピン12を上昇移動させることによってキャビティCに供給された溶湯Mを全体に亘って均等に高い加圧を行うことができる。これにより、凝固し始めたときに金属組織の結晶粒の方向が定まる段階で一定方向から高圧を加圧するので指向性加圧ができ金属組織の結晶粒の方向が一定方向に揃い均一な金属組織を有する合金が得られるとともに、凝固し始めたときに高圧力を加圧するので溶湯Mを鍛錬する効果が生じ従来よりも金属組織が高密度になり高強度を有する合金を得ることができる。
また、プランジャーチップ13による加圧及び形状加圧ピン12による加圧によって、キャビティC内の複雑な形状にも隙間なく溶湯Mを充填でき、キャビティCの周辺部に設けたランナー部Rや形状加圧断層部貯留部Dに、溶湯Mの収縮巣や、摺動部により生じる断層部を浸入させることができる。これにより、複雑な形状でありながらも高精度の製品が得られ、かつ品質欠陥がない製品を得ることができる。
請求項2に記載の成型装置1は、請求項1に記載の効果を奏するとともに、さらに溶湯Mが湯だまり部11に注湯され始めて注湯完了までの間で型に接した部位は温度が低下して型から乖離した部位との金属組織が変わってくるので、これを防止するために溶湯Mが注湯されると型締めが完了する前の段階で、プランジャーチップ13を上昇させて湯だまり部11の溶湯Mを流動させる。これによって、湯だまり部11の溶湯Mの温度の均一化を図り温度低下を防止して、注湯後の溶湯Mの凝固が始まる前にキャビティCへの充填が実現でき、酸化物などの異物の発生防止を図り金属組織の均一化を実現できる。また、上下型の接合を高速作動が可能な昇降用サーボ機構35で行うので溶湯Mの温度が低下しにくい。
請求項3に記載の成型装置1は、請求項1又は2に記載の効果を奏するとともに、さらにキャビティCで成型される製品の周囲に付設されるランナーRや湯口ゲートEの断面積を溶湯MのキャビティCへの侵入時は大きくして侵入しやすくし、キャビティC内に溶湯Mを充満させたときに前記断面積を小さくし薄肉化することができる。これにより、ランナーRや湯口ゲートEの除去が容易にできるので、生産性が向上する。
本発明に係る成型装置の一実施形態を示す縦断面図である。(注湯前の状態を示す。) 図1におけるキャビティ周辺の上下型ユニットの拡大図で、(a)はイ部の、(b)はロ部の各拡大図である。 本発明に係る成型装置の一実施形態を示す縦断面図である(注湯ロボットで溶湯を湯だまり部に充填する状態を示す)。 本発明に係る成型装置の一実施形態を示す要部縦断面図である(溶湯が湯だまり部に充填された状態を示す)。 本発明に係る成型装置の一実施形態を示す要部縦断面図である(型締めし、溶湯をプランジャーチップで加圧して湯だまり部からキャビティに供給する状態を示す)。 本発明に係る成型装置の一実施形態を示す要部縦断面図である(形状加圧ピンを上昇させて、指向性加圧及び、ランナーと湯口ゲートを薄肉化している)。 本発明に係る成型装置の一実施形態を示す縦断面図である(半製品等を取り出す状態を示す)。
本発明に係る成型装置1の実施形態を、図1乃至図7に示す。この成型装置1は、アルミニウム合金製等の複雑な形状を持つ鋳造製品(例えば自動車部品)を製造するためのものであり、下型ユニット10と上型ユニット30とを備える。
下型ユニット10は、少なくとも、平板状の下ダイベース20と、該下ダイベース20上面に立設させた複数本の柱状の下型受け台19と、該下ダイベース20上面に設けたプランジャーチップ用シリンダー16と、該下ダイベース20下面に接して垂設させた形状加圧シリンダー15と、前記下型受け台19上端に設置し、垂直断面が略凹型形状を有し、該略凹型形状部の底壁に、前記プランジャーチップ用シリンダー16の上端に連結させたピストンロッド22を貫通させる孔と、前記形状加圧シリンダー15の上端に連結させた形状加圧ピンロッド14を貫通させる孔とが穿孔され、該凹型形状部の中央部に上部が開口した空洞部を有する下型主型18と、前記ピストンロッド22の上端に連結され、該ピストンロッドの外径と同じ外径を有するプランジャーチップ13と、前記形状加圧ピンロッド14の上端に連結され、該形状加圧ピンロッド14の外径と同じ外径を有し、上端面に形成した形状部と上型ユニット30に設けた上型入子31の形状部とで上下型ユニット10、30による型締めによってキャビティCとなる下型キャビティC1を形成する形状加圧ピン12と、該下型主型18の略凹型形状部の空洞部に嵌設され上方に開口部を有する凹部を複数設け、該プランジャーチップ13が昇降する側に形成させた凹部は湯だまり部11を形成し、該形状加圧ピン12が昇降する側に形成させた凹部は、キャビティCから溢れる溶湯Mを貯留する形状加圧断層部貯留部D、その溶湯Mの該貯留部Dへの流出路である湯口ゲートE、及び該湯だまり部11から該キャビティCへの溶湯Mの流入路である下型ランナーR1を形成した下型入子17と、下型主型18の上端部の両側に設けた、上方を開口部とする上下方向のガイドブッシュ21とを含む構成からなる。
下ダイベース20は、下型ユニット10の一部であり、鋳造装置(図示せず)にクランプ(図示せず)で固定されている。そして、プランジャーチップ13と連結したプランジャーチップ用シリンダー16を固定して設け、昇降動する形状加圧シリンダー15を垂設し該形状加圧シリンダー15より上方へ形状加圧ピンロッド14を上下動可能なように該形状加圧ピンロッド14を貫通させる孔を設けている。該プランジャーロッド13の上方に湯だまり部11を設け、該形状加圧シリンダー15の上方にキャビティCが形成される。
形状加圧シリンダー15は、鋳造装置の一部であり、該形状加圧シリンダー15とその上部に接続させて昇降動する形状加圧ピンロッド14とはカップリング(図示せず)で取り付けてある。さらに、該形状加圧ピンロッド14の上部に接続させて一体となって昇降動する形状加圧ピン12が、該形状加圧ピンロッド14に対してねじ込み式(図示せず)に取り付けられ、かつ下型入子17の廻り止め(図示せず)にて水平方向における回転方向の位置が定めっている。そして、該形状加圧ピン12の上部には、下型キャビティC1が形成されている。
プランジャーチップ用シリンダー16は、金型の一部であり、プランジャーチップ13にカップリング(図示せず)にて取り付けてある。該プランジャーチップ13は、プランジャーチップ用シリンダー16の昇降動により下型入子17及び下型主型18に設けられた孔部を上下方向に摺動しながら昇降動する。そして、該プランジャーチップ13の上部は上昇時には湯だまり部11に対して下方から突出しながら圧力を加える。
下型受け台19は、下ダイベース20の上面に立設されてボルト(図示せず)で固定され、下型主型18を載設して該下型主型18とはボルト(図示せず)で固定している。
下型主型18は、下型受け台19とはボルト(図示せず)で固定されており、垂直方向の断面が上方に開口部を有する空洞部を構成する凹型形状であって、該凹型形状の中央部の空洞部には下型入子17が嵌設されている。そして、該下型主型18の周壁の上端には上下方向に設けたガイドブッシュ21が内設されており、該ガイドブッシュ21は、上下型ユニット10、30を合わせて型締めするときのガイド用に使用され上型ユニット30のガイドピン42を嵌入させる。
下型入子17は、2つの孔が設けてあり、一つはプランジャーチップ13の昇降時のガイドの役割を担う孔であり、もう一つは形状加圧ピンロッド14及び形状加圧ピン12の昇降時のガイドの役割を担う孔である。そして、各孔部の周辺には凹部がそれぞれ形成されている。また、該下型入子17の上端面と、該下型主型18の上端面とは高さ方向で同一な高さを有するようにしている。これにより、上型ユニット30が下降して下型ユニット10と接したときに上下型を密着させることができる。
プランジャーチップ13が昇降する孔の周囲には、湯だまり部11となる凹部が形成されている。溶湯Mが未注入の状態では該プランジャーチップ13の上端部は、下型入子17の凹部の底面高さよりさらに低い位置まで下降しており、溶湯Mを可能な限り多くの量を貯留可能としている。一方、溶湯Mが湯だまり部11に充満され出したら、該プランジャーチップ13はプランジャーチップ用シリンダー16の上昇と一体的に上昇し、湯だまり部11内の溶湯Mに圧力をかけることができる。該圧力によって、湯だまり部11内の溶湯Mは該形状加圧ピン12の上部に形成されるキャビティCに送り込まれ、キャビティC内に充満した後も圧力をかけ続ける。
そして、前記形状加圧ピン12の孔の周囲の凹部は、浅底の凹部であり、前記プランジャーチップ13側の凹部は湯だまり部11と連通している下型ランナーR1で、該形状加圧ピン12が下降端にある時は該下型ランナーR1が該湯だまりからの押し出された溶湯Mの侵入路として使用され、該形状加圧ピン12が凝固しつつある溶湯Mに加圧をかけながら上昇してきて最後に上昇端である上型ユニット30の下面に該形状加圧ピン12の上端面が到達したときに該下型ランナーR1の縦断面は消滅する。
一方、平面視で湯だまり部11側とは直接には接しない側については、該形状加圧ピン12の上部に形成されたキャビティC内から溢れた溶湯Mを貯留する形状加圧断層部貯留部Dが設けられ、該貯留部DとキャビティCとを連通させた湯口ゲートEが形成されている。該形状加圧ピン12が下降端にある時は該湯口ゲートEが該キャビティCからの押し出された溶湯Mの流動路として使用され、該形状加圧ピン12が凝固しつつある溶湯Mに加圧をかけながら上昇してきて最後に上昇端である上型ユニット30の下面に該形状加圧ピン12の上端面が到達したときに下型ユニット10側の該湯口ゲートEの縦断面は消滅する。なお、該形状加圧ピン12が上昇してきて最後に上昇端である上型ユニット30の下面に該形状加圧ピン12の上端面が到達したときにおいても、上型ユニット30側の上型ランナーR2及び上型側の湯口ゲートEは連通状態を維持している。ここで、湯口ゲートEは上型ユニット30側の湯口ゲートと下型ユニット10側の湯口ゲートが上下方向で合わさって形成されている。
下型キャビティC1は、下型入子17内に穿孔された孔部を上下方向で摺動する形状加圧ピン12の上端面を底面とし、下型入子17に穿孔された該孔部の内周壁面を内周壁として形成されている。下型キャビティC1は複雑な形状から形成されていてもよい。また、該内周壁面には下型ランナーR1や湯口ゲートEが形成されている。
次に、上型ユニット30は、少なくとも、筒状の上ダイベース40と、該上ダイベース40の周壁上端部に固設し、上面に型締めラム加圧機構32を設置し、該型締めラム加圧機構32の周囲に穿孔した昇降するノックアウトピン37用の少なくとも左右2箇所の孔を有し、上型ユニット30を昇降させる昇降用サーボ機構35と連結した上ダイプレート36と、全てのノックアウトピン37の下端に水平状態になるように固設された平板状の上押出板38と、該上押出板38の下面に密着させて固設した下押出板39と、該下押出板39から垂設させた、上型ユニット30側に着接した半製品を突き放して落下させる複数の押出ピン33、34と、該上ダイベース40の下端に固設され、垂直断面で上下逆凹型形状の底壁に該押出ピン33、34が昇降するときに摺動する孔、及び垂直断面で上下逆凹型形状の中央部で下方が開口部となる空洞部を形成する上型主型41と、該上型主型41の該空洞部に嵌設され、該押出ピン33、34が昇降するときに摺動する、該上型主型41に穿孔した孔と同軸の孔を穿孔し、下型の前記形状加圧ピン12の上端面に対向する部分に上型キャビティC2、溶湯Mが湯だまり部11からキャビティCへ向かって流動する経路であるランナーRを形成する上型ランナーR2、及びキャビティCから溢れ出た溶湯Mが流動する湯口ゲートEを形成する上型側湯口ゲートを設け、前記下型ユニット10の湯だまり部11に対向する部分は該上型主型41の下端面と同じ下面位置となるようにした上型入子31とを含む構成からなる。
上ダイプレート36は鋳造装置(図示せず)の一部であり、上ダイベース40は該上ダイプレート36にクランプ(図示せず)されている。上ダイベース40と上型主型41とはボルト(図示せず)で固定してされている。上ダイプレート36には、上面に上型ユニット30を昇降動させる昇降用サーボ機構35が接続され、型締めラム加圧機構32が接続されており、下面には上昇時の上押出板38及び下押出板39を下方から当接させている。
該昇降用サーボ機構35は、上ダイプレート36と接続され、昇降用サーボモータ(図示せず)が回転するとボールネジ軸(図示せず)が回転し該ボールネジ軸に螺合されたボールナット(図示せず)が昇降する機構となっている。これによって、上ダイプレート36を含む上型ユニット30を高速で昇降動させることができる。
該型締めラム加圧機構32は、前面視でほぼ中央に配設した上型ユニット30のラムシリンダーと、補助シリンダー(図示せず)と油圧回路(図示せず)から構成されている。上型ユニット30が昇降用サーボ機構35により下降し下型ユニット10に当接した後に、下型ユニット10に対して上型ユニット30を強く密着させるように上方から押圧をかけるときに該型締めラム加圧機構32を使用する。
押出板38、39は上下方向で2枚の板が密着した形態をしており、下押出板39には垂直方向に柱状の押出ピン33、34が複数本垂設されている。該垂設された押出ピン33、34は上型主型41の孔を貫通し、該押出ピン33の下端部は上型キャビティC2の上端部、該押出ピン34の下端部は湯だまり部11の上面に当接するように延設されている。
上押出板38の上面には少なくとも左右1つずつのノックアウトピン37が垂直方向に立設されており、該ノックアウトピン37は上ダイプレート36に穿設されたガイド孔44に挿通している。ノックアウトピン37は、昇降機構(図示せず)によって昇降動する。該ノックアウトピン37を下降させることによって、上押出板38及び下押出板39が上ダイプレート36から下方に向けて離隔し、上型主型41の上面に近接する。これによって、下押出板39の下面に垂設されている押出ピン33、34が上型入子31の下面から突出するので、溶湯Mが凝固してできて上型入子31に付着していた半製品を上型入子31から分離させる。
上型主型41は、垂直方向の断面が下方に開口部を有する空洞部を構成する上下逆凹型形状であって、該上下逆凹型形状の内部の空洞部には上型入子31が嵌設されている。そして、該上型主型41の周壁の下端には下方向に向けたガイドピン42が突設されており、該ガイドピン42は、上下型ユニット10、30を合わせて型締めするときのガイド用に使用され下型ユニット10のガイドブッシュ21に嵌入される。
上型入子31は、上型主型41内の空洞部に嵌設され上型主型41とボルト(図示せず)で締結されており、下型ユニット10の下型キャビティC1又は下型ランナーR1に上下方向で対向する位置に、それぞれ上型キャビティC2又は上型ランナーR2なる凹部を設けている。そして、上型キャビティC2は、下型キャビティC1と上下方向で合わさって空洞部となるキャビティCを形成し、上型ランナーR2は、下型ランナーR1と上下方向で合わさってランナーRを形成する。
また、本実施形態においては、押出ピン32と上型入子31との間に、キャビティCのガスを抜くためのガス抜き通路43を設けている。このガス抜き通路43は、湯だまり部11側に設けた押出ピン32に設けることもできる。
次に、本実施形態に係る成型装置1の作用を説明する。
まず、溶湯Mを、注湯ロボット2によって湯だまり部11に充填する(図3)。また、溶湯Mを充填後、昇降用サーボ機構35により上下型ユニット10、30が閉じられる前に、直ちにプランジャーチップ用シリンダー16を駆動してプランジャーチップ13用のプランジャーチップ用シリンダー16を上昇移動させる(図4)。これにより、溶湯Mを流動させ、それより低温の下型入子17に接触し続けることによって凝固物が発生するのを防止する。
また、これと同時に、昇降用サーボ機構35を駆動して上型ユニット30を下降移動させる。この下降移動により、上型主型41のガイドピン42が下型主型18のガイドブッシュ21に嵌入すると共に、上型ユニット30と下型ユニット10とが対向して型締めされた状態となって上下型ユニット10、30が閉じられ、上型キャビティC2と下型キャビティC1とでキャビティCが形成され、上型ランナーR2と下型ランナー部R1とでランナー部Rが形成され、上型側と下型側の湯口ゲートで湯口ゲートEが形成される(図5)。
なお、昇降用サーボ機構35を使用したことにより、上型ユニット30の下降移動を高速で行い、湯だまり部11を短時間で塞ぐことができる。その結果、湯だまり部11に充填された溶湯Mが外気に触れて温度低下が早まり凝固が開始されるのを防止することができる。
上型ユニット30と下型ユニット10との型締めが完了した後、型締めラム加圧機構32を駆動して上型ユニット30を下方に押圧し、下型ユニット10との型締めをより強固なものとし高い内圧が生じても上下型が開かないようにする。また、プランジャーチップ13の上昇移動を継続して行い、湯だまり部11の溶湯Mを、ランナー部Rを通してキャビティCに供給する。注湯後の溶湯Mの凝固が始まる前にキャビティC内への充填が可能になり、下型入子17などとの摺動部近傍の温度低下によって生ずる異物の発生をなくすことができる。
所定量の溶湯MがキャビティCに充満されプランジャーチップ13による加圧が設定圧に到達した時点から0〜5秒内のいずれかの経過後に、溶湯Mの凝固が開始されるタイミングに合わせて、形状加圧シリンダー15を駆動して形状加圧ピン12を上昇移動させる(図6)。この状態で、キャビティCの溶湯Mは、プランジャーチップ13上昇による横方向への圧力と、形状加圧ピン12による上方向への全域に亘って均一な圧力と、型締めラム加圧機構32による反力とを受ける。
溶湯Mは、温度が低下してきて凝固が開始されたときの結晶の粒子の方向性が定まる段階において、特にキャビティCの下面全域に亘って均一な高圧力を加圧するので、複雑な形状の製品に対しても高精度の製品を造ることができ、また指向性に富んだ加圧をすることになるので、溶湯M中の収縮巣の発生を阻止できる。なお、この際、キャビティCに存在するガスは、ガス抜き通路43を通って排出されるので、ピンホールの発生も阻止される。以上の凝固が始まる前にキャビティC内に溶湯Mを充満させることと、キャビティC内の溶湯Mの凝固が開始されたタイミングでキャビティC内の溶湯Mに全面に亘って均一に高圧力をかけるので、指向性のある加圧ができることもあり、欠陥がないアルミニウム合金などの合金を造ることができる。
また、形状加圧ピン12が上昇移動することによって、前記したように、ランナーR及び湯口ゲートEの上下寸法が狭くなり、必然的にランナーRや湯口ゲートEに残存した溶湯Mで形成されるランナーR及び湯口ゲートE等の肉厚が薄くなる。これにより、ランナーRや湯口ゲートEの除去作業が容易となる。
また、形状加圧ピン12を上昇移動させることによってキャビティCに供給された溶湯Mの全体を下から均一に高圧力で加圧することができ、キャビティCの周囲には形状加圧断層部貯留部Dを設けたので、摺動部によって生じた断層を形状加圧断層部貯留部Dに流動させることができ、キャビティCで形成される半製品Sに断層が残存することがない。従って、品質欠陥のない製品を造ることができる。
上記の工程を完了後、キャビティCの溶湯Mを所定温度まで冷却する。この際、押出ピン33、34の下端が、キャビティCで冷却されて形成された半製品Sの上端や、湯だまり部11で冷却した湯だまり残存材F2の上端に固着する。
この状態から、昇降用サーボ機構35を駆動して上型ユニット30を上昇移動させて下型ユニット10から離脱させる共に、昇降機構によってノックアウトピン37を下降移動させる(図7)。これにより、キャビティCから取り出された半製品Sが押出ピン32によって保持され、湯だまり部11から取り出された湯だまり残存材F2も押出ピン32に保持された状態で、一体的に露出する。この半製品Sと湯だまり残存材F2を押出ピン33、34から取り外した後、所定の後工程を加えて鋳造製品とする。
このように本実施形態に係る成型装置1は、湯だまり部11に充填された溶湯Mを、充填直後からプランジャーチップ13を上昇させて移動させるので凝固物の発生を防止することができる。従って、鋳造製品の品質の向上を図ることができる。
また、キャビティ内の溶湯Mに、主に下面からの全域にわたる均一で高圧力を、溶湯Mの凝固開始のタイミングで加圧開始することによって、指向性のある加圧をすることができるので、組織は緻密で高強度の製品を造ることができる。
該指向性のある加圧による効果としては、材質AC4C(アルミニウム合金鋳物)の破断強度を特許文献1に記載の製法と同様な機構による鋳造と比較すると、特許文献1に記載の製法による場合は33.4N・mであるのに対し、本願発明による製法の場合は37.5N・mの破断強度が得られ、特許文献1に記載の製法と同様な機構による鋳造と比較して、約11%の破断強度向上が得られた。
また、形状加圧ピン12を上昇移動させることによって、ランナー部Rに残存したランナー残存材F1や湯口の残存材を肉薄とすることができる。これにより、ランナーや湯口の残存材の除去を容易化でき生産性を高めることができる。
さらに、押出ピン33と上型入子31との間にガス抜き通路43を形成することによってキャビティCに存在するガスを排出し、鋳造製品にピンホールが形成されるのを防止している。これにより、鋳造製品の品質欠陥をなくすことができる。
1 成型装置
2 注湯ロボット
10 下型ユニット
11 湯だまり部
11a 上端開口部
12 形状加圧ピン
13 プランジャーチップ
14 形状加圧ピンロッド
15 形状加圧シリンダー
16 プランジャーチップ用シリンダー
17 下型入子
18 下型主型
19 下型受け台
20 下ダイベース
21 ガイドブッシュ
22 ピストンロッド
30 上型ユニット
31 上型入子
32 型締めラム加圧機構
33 押出ピン
34 押出ピン
35 昇降用サーボ機構
36 上ダイプレート
37 ノックアウトピン
38 上押出板
39 下押出板
40 上ダイベース
41 上型主型
42 ガイドピン
43 ガス抜き通路
44 ガイド孔
C キャビティ
C1 下型キャビティ
C2 上型キャビティ
D 形状加圧断層部貯留部
E 湯口ゲート
F1 ランナー残存材
F2 湯だまり残存材
M 溶湯
R ランナー
R1 下型ランナー
R2 上型ランナー
S 半製品

Claims (3)

  1. 成型用のキャビティを形成可能な下型ユニットと上型ユニットとを備える成型装置であって、
    前記下型ユニットが、少なくとも、所定位置に保持された下ダイベースと、該下ダイベースに立設された下型受け台と、該下型受け台に載設し固定され、2つの上下方向の貫通孔を設けた下型主型と、該下型主型内に嵌設した、上面を開口部とする凹部及び下型主型と同軸の2つの貫通孔を設けた下型入子とを備え、該下型主型より下方に設置されたプランジャーチップ用シリンダーのピストンロッド上端に連結され、該下型主型及び下型入子に設けた上下方向の一方の貫通孔内を昇降するプランジャーチップの上面と、該下型入子に形成した上面が開口部を有する凹部とにより溶湯の湯だまり部を形成し、かつ、下ダイベースの下方に設けた形状加圧シリンダーの形状加圧ピンロッド上端に連結され、該下型主型及び下型入子に設けた他方の貫通孔内を昇降する形状加圧ピンの上部に下型キャビティを形成し、該下型キャビティと該湯だまり部とを連通させるように設けた下型ランナーと、下型キャビティの該湯だまり部には接しない側に平面視でキャビティを囲繞するように設けた略環状の湯口ゲートと、該湯口ゲートの下流側に設けた、押圧により流出した形状加圧断層部を貯留する平面視でキャビティを囲繞するように設けた略環状の貯留部とを含む構成からなり、
    前記上型ユニットが、少なくとも、前記下型部の真上に昇降動自在に設けられ、下降移動して前記湯だまり部の上端開口部を閉鎖し、前記下型キャビティと対向状態で接合してキャビティを形成する上型キャビティを備えるとともに、前記下型ランナーと対向状態で接合してランナー部を形成する上型ランナーを備える上型入子と、該上型入子の上方に設けられた型締めラム加圧機構と、該上型入子の内部に設けられた上下方向の貫通孔に昇降自在に設けられ、下端面が該上型キャビティ又は該湯だまり部に当接する押出ピンと、上型ユニットを昇降動させる昇降用サーボ機構とを含む構成からなり、
    該昇降用サーボ機構により上型ユニットが下降して下型ユニットと当接し、型締めラム加圧機構による加圧で上下型ユニットを乖離できないようにし、前記プランジャーチップによる上昇の圧力で溶湯をキャビティ内に侵入させてさらに溶湯に圧力を加えた状態で、前記キャビティ内に充満した溶湯に対して溶湯の凝固が始まったタイミングで形状加圧ピンが上昇して溶湯全域に亘り加圧することを特徴とする成型装置。
  2. 溶湯が湯だまり部に貯留された後に上型ユニットが昇降用サーボ機構で高速降下し上下型ユニットが当接して型締めされる過程の中で、前記型締め前の段階から前記プランジャーチップを上昇させて溶湯を流動させることを特徴とする請求項1に記載の成型装置。
  3. 前記キャビティ内に溶湯が充満した後に形状加圧ピンを上昇させて湯口ゲートの断面積及びランナーの断面積を小さくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の成型装置。
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