JP6073739B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6073739B2 JP6073739B2 JP2013096585A JP2013096585A JP6073739B2 JP 6073739 B2 JP6073739 B2 JP 6073739B2 JP 2013096585 A JP2013096585 A JP 2013096585A JP 2013096585 A JP2013096585 A JP 2013096585A JP 6073739 B2 JP6073739 B2 JP 6073739B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- tire
- circumferential
- land portion
- extending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
本発明の請求項2に記載の空気入りタイヤは、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部と隣り合う前記第1の溝の溝延在方向の中間部とを連結している。
本発明の請求項3に記載の空気入りタイヤは、請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部から隣り合う前記第1の溝の中間部に向かって開口幅が狭くなっている。
以下、本発明の第1実施形態の空気入りタイヤについて説明する。
第1実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」と記載する。)10は、主に乗用車に用いられるタイヤである。なお、本発明は、乗用車用の空気入りタイヤに限定されるものではなく、その他の用途の空気入りタイヤに用いてもよい。例えば、ライトトラック用、航空機用、及び、建築車両用などの空気入りタイヤなどに用いてもよい。
また、図1の符号CLは、タイヤ10のタイヤ赤道面を示している。本実施形態では、タイヤ軸方向に沿ってタイヤ赤道面CLに近い側を「タイヤ軸方向内側」、タイヤ軸方向に沿ってタイヤ赤道面CLから遠い側を「タイヤ軸方向外側」と記載する。
さらに、図1中の符号12Eは、トレッド12の接地端を示している。なお、ここでいう「接地端」とは、タイヤ10をJATMA YEAR BOOK(日本自動車タイヤ協会規格、2013年度版)に規定されている標準リムに装着し、JATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)の100%の内圧を充填し、最大負荷能力を負荷したときの接地面のタイヤ軸方向外側端を指している。また、タイヤ10の使用地又は製造地においては、JATMA規格に代わりTRA規格またはETRTO規格が適用される。
なお、本実施形態の周方向溝14、16、20は、本発明の周方向溝の一例であり、本実施形態のセンター陸部18は、本発明の陸部の一例である。
また、本実施形態では、第1溝30がタイヤ周方向に対して斜めに延びているが、本発明はこの構成に限定されず、第1溝30はタイヤ周方向に対して直交する方向、すなわちタイヤ軸方向に沿って延びていてもよい。
また、本実施形態の「溝延在方向」とは、溝底が平面状の場合にはその溝底の中央線(溝底の溝幅中央を通る線)に沿った方向を指し、溝底が線状の場合にはその溝底の延びている方向を指す。また、ここでいう「溝底」とは、溝の最深部を指している。
なお、第1溝30は、溝底30Dが平面状のため、溝底30Dの中央線L1(図1では、一点鎖線L1)に沿った方向が溝延在方向となっている。
なお、本発明は上記構成に限定されず、第2溝32は、一方の第1溝30の終端部30Bと他方の第1溝30の終端部30Bとを連結してもよく、一方の第1溝30の中間部30Cと他方の第1溝30の中間部30Cとを連結してもよい。
また、第2溝32は、第1溝30に対して傾斜する方向に延び、かつ、タイヤ周方向に対する傾きが第1溝30よりも小さくなっている。
また、他方の溝壁32F(周方向溝16側の溝壁)は、センター陸部18の踏面18A(後述するブロック部19Bの踏面)に対する角度θ2が90度以上でかつ他端部32B側よりも一端部32A側で大きくなっている。より詳細には、溝壁32Fは、一端部32Aから接続部33Cまでの範囲において、接続部33Cから他端部32Bまでの範囲よりも角度θ2が大きくなっている。さらに、溝壁32Fは、上記一端部32Aから接続部33Cに向かって角度θ2が次第に小さくなるように傾斜している。なお、本実施形態では、溝壁32F全体が傾斜しているが、本発明はこの構成に限定されず、溝壁32Fの溝深さ方向の一部分(例えば、踏面18A側)が傾斜する構成としてもよい。
図1、図5に示すように、センター陸部18は、第1溝30、及び第2溝32によって陸部本体19Aからブロック部19Bが分断されている。
一方、ショルダー陸部26には、周方向溝16からタイヤ軸方向外側へ延びて接地端12Eを越える横溝46が第1溝30の延長線上に形成されている。またショルダー陸部26には、周方向溝16からタイヤ軸方向外側へ延びて接地端12Eに至る前に終端する横溝48がタイヤ周方向に隣り合う横溝46間に形成されている。この横溝48の延長線上には、切欠き36が配置されている。
タイヤ10では、隣り合う第1溝30どうしを第2溝32で連結していることから、排水性が向上する。
一方、第1溝30と第2溝32によってセンター陸部18の陸部本体19Aから一部(ブロック部19B)が分断されることから、センター陸部18の剛性が低下してセンター陸部18の路面に対する接地性が向上する。
ここで、第2溝32の溝深さを一端部32A及び他端部32Bよりも中間部32Cで深くしていることから、例えば、第2溝32の溝深さを一定としたものと比べて、陸部本体19A及びブロック部19Bの剛性低下を抑制することができる。
上記により、センター陸部18の剛性を適正化することができる。
さらに、第2溝32の溝深さを一端部32A及び他端部32Bよりも中間部32Cで深くするため、第2溝32の溝容積を確保することもできる。
また、タイヤ10では、溝壁32Eの角度θ1を一端部32A側よりも他端部32B側で大きくし、溝壁32Fの角度θ2を他端部32B側よりも一端部32A側で大きくしていることから、例えば、溝壁32E、32Fの角度θ1、θ2を他端部32B側よりも一端部32A側で大きくしたものと比べて、一端部32Aから他端部32Bに亘って第2溝32の溝容積を確保しつつ、陸部本体19A及びブロック部19Bの剛性低下を抑制することができる。
特に、溝壁32Fは、一端部32Aから他端部32Bに向かって(具体的には、接続部33Cまで)角度θ2が次第に小さくなるように傾斜していることから、溝容積の確保と陸部本体19A及びブロック部19Bの剛性低下の抑制をバランスよくとることができる。また、溝壁32E、32Fの角度θ1、θ2が大きい部分(90度よりも大きい部分)では、踏面18Aから第2溝32へスムーズに排水が流れ込むため、排水性が向上する。
以上のように、センター陸部18に第1溝30及び第2溝32を設けることで、センター陸部18の剛性を適正化して操縦安定性を確保しつつ、排水性を向上させることができる。
Claims (3)
- トレッドに設けられたタイヤ周方向に延びる複数の周方向溝によって形成された陸部と、
前記陸部にタイヤ周方向に間隔をあけて複数設けられ、前記周方向溝からタイヤ周方向に対して交差する方向に延びて前記陸部内で終端する第1の溝と、
一方の前記第1の溝から他方の前記第1の溝へ延びて隣り合う前記第1の溝どうしを連結し、溝深さが溝延在方向の両端部よりも中間部で深くなり、一方の溝壁の陸部踏面に対する角度が溝延在方向の一端部側よりも他端部側で大きく、他方の溝壁の陸部踏面に対する角度が溝延在方向の他端部側よりも一端部側で大きい第2の溝と、
を有する空気入りタイヤ。 - 前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部と隣り合う前記第1の溝の溝延在方向の中間部とを連結している、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部から隣り合う前記第1の溝の中間部に向かって開口幅が狭くなっている、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013096585A JP6073739B2 (ja) | 2013-05-01 | 2013-05-01 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013096585A JP6073739B2 (ja) | 2013-05-01 | 2013-05-01 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014218099A JP2014218099A (ja) | 2014-11-20 |
JP6073739B2 true JP6073739B2 (ja) | 2017-02-01 |
Family
ID=51937012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013096585A Expired - Fee Related JP6073739B2 (ja) | 2013-05-01 | 2013-05-01 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6073739B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6445916B2 (ja) | 2015-04-01 | 2018-12-26 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3182344B2 (ja) * | 1996-07-17 | 2001-07-03 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP4122179B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2008-07-23 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP4776152B2 (ja) * | 2003-08-05 | 2011-09-21 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
US7849895B2 (en) * | 2004-05-27 | 2010-12-14 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire having directional tread pattern |
-
2013
- 2013-05-01 JP JP2013096585A patent/JP6073739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014218099A (ja) | 2014-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5715655B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
EP3308980B1 (en) | Tire | |
JP5802243B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4428466B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5391262B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5658728B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6293610B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5947824B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2010058781A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2017124712A (ja) | タイヤ | |
EP3130480B1 (en) | Pneumatic tire | |
JP6121143B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2011105281A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2013015346A1 (ja) | タイヤ | |
JP6211354B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5419752B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2015178152A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2017128269A (ja) | 空気入りタイヤ | |
KR102554146B1 (ko) | 공기 타이어 | |
JP5890192B2 (ja) | 自動二輪車用空気入りタイヤ | |
JP5685841B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2017124713A (ja) | タイヤ | |
JP6073739B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6138567B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5461233B2 (ja) | 空気入りタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6073739 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |