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JP6066641B2 - データ送信装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

データ送信装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ送信装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、データの送信履歴に含まれる宛先を呼び出し、データの送信先として設定する際に好適な宛先を選択することが可能なデータ送信装置及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
従来のデジタル複合機等の情報処理装置には、実行されたジョブ(コピー、印刷、送信など)の結果をジョブの実行履歴(以下、「ジョブ履歴」と称する)として一覧表示することが可能なものがある。ユーザは、ジョブ履歴の一覧表示により、過去に実行した送信ジョブ等の結果や送信宛先を確認することができる。また、このような情報処理装置には、例えば、送信ジョブを実行した結果から送信エラーとなった送信宛先をジョブ履歴として記録することが可能なものがある。
一方、ユーザがアドレス帳を用いて送信宛先を設定する際に、過去に送信エラーとなった宛先と同じ宛先を設定した場合には、送信宛先の設定内容の確認をユーザに促すことが可能な情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−81056号公報
しかしながら、以下に説明する課題については上記特許文献1の技術では解決できない。
情報処理装置は、送信宛先を管理するアドレス帳を備えている。そのアドレス帳に、例えば「月報提出フォルダ」という名称の送信宛先があったとする。そして、この「月報提出フォルダ」は2011年8月には“¥¥server102¥201108”だが、2011年9月には“¥¥server102¥201109”となるように、毎月フォルダのパスが更新されている。このような運用形態をとっている場合、ユーザが2011年9月に月報を提出するときは、本来は“¥¥server102¥201109”に送信する必要がある。しかしながら、2011年8月に実行されたジョブ履歴を利用して送信を行うと、“¥¥server102¥201108”に送信されてしまい、本来の宛先“¥¥server102¥201109”とは異なる宛先に送信されてしまう。このように、送信ジョブの実行結果がジョブ履歴として記録された後に、該送信ジョブで利用されたアドレス帳の送信宛先が更新された場合、ユーザが該ジョブ履歴を利用して送信ジョブを実行すると、所望の送信宛先に送信されないという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、データの送信履歴として記憶された宛先を呼び出し、データの送信先として設定する際に、アドレス帳において当該呼び出された宛先に対応する宛先が、当該送信履歴に対応するデータの送信が行われた後に更新された場合に、呼び出された宛先と、アドレス帳における更新済みの宛先のいずれかをユーザに選択させる仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のデータ送信装置は、アドレス帳に含まれる宛先に基づいてデータを送信する送信手段と、少なくとも前記宛先を含む前記データの送信履歴を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された送信履歴に含まれる宛先を呼び出し、データの送信先として設定する設定手段と、前記アドレス帳において前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先に対応する宛先が、当該送信履歴に対応する前記データの送信が行われた後に更新されたことに基づいて、少なくとも、前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先、及び前記アドレス帳における前記更新済みの宛先を選択可能な選択画面を表示部に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、データの送信履歴として記憶された宛先を呼び出し、データの送信先として設定する際に、アドレス帳において当該呼び出された宛先に対応する宛先が、当該送信履歴に対応するデータの送信が行われた後に更新された場合に、呼び出された宛先と、アドレス帳における更新済みの宛先のいずれかをユーザに選択させることができる
本発明の実施形態に係る情報処理装置(データ送信装置)を含む画像形成システムの全体構成図である。 図1における情報処理装置としての画像形成装置101のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。 画像形成装置101のソフトウェア構成の概略を示す図である。 (a)アドレス帳記憶部307に格納された送信宛先情報の構成例を示す図、(b)ジョブ履歴情報記憶部308に格納されたジョブ履歴情報の構成例を示す図である。 操作部207に表示されるジョブ履歴画面の一例を示す図である。 操作部207に表示される再送信時宛先選択画面の一例を示す図である。 操作部207に表示される再送信時宛先選択設定画面の一例を示す図である。 画像形成装置101におけるジョブ履歴情報を利用した送信ジョブの実行処理の一例を示すフローチャートである(その1)。 画像形成装置101におけるジョブ履歴情報を利用した送信ジョブの実行処理の一例を示すフローチャートである(その2)。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置(データ送信装置)としての画像形成装置を含む画像形成システムの全体構成図である。
図1において、画像形成装置101は、スキャン、印刷、コピー、送受信など様々な機能を有するMFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)である。この画像形成装置101は、ネットワーク100に接続して各種データのやり取りを行うネットワーク・インターフェースを有し、ネットワーク100を介して画像ファイルをファイルサーバ102やPC103に送信することが可能である。
ファイルサーバ102は、CPU、ROM、RAM、HDD、ネットワーク・インターフェース等を具備するサーバ装置であるが、いわゆるファイルサーバとしての機能を有する。例えば、ファイルサーバ102内のHDDに格納されたファイルやフォルダに対して、画像形成装置101からネットワーク100を介してアクセスすることが可能である。
PC103は、CPU、ROM、RAM、HDD、ネットワーク・インターフェース等を具備する一般的なパーソナル・コンピュータである。このPC103は、ネットワーク100を介してファイルサーバ102上のファイルやフォルダを閲覧する一般的な閲覧プログラムや、電子メールを送受信する一般的なメールアプリケーションや、一般的なWebブラウザアプリケーションを有する。
また、PC103は、ユーザからの操作により、ネットワーク100を介して画像形成装置101に対する印刷指示や、画像形成装置101からの送信データの受け取りや、ファイルサーバ102上のファイルの閲覧などの操作が可能である。例えば、ユーザは、PC103のWebブラウザアプリケーションを用いてネットワーク100を介して画像形成装置101に接続して画像形成装置101の操作指示を行うこともできる。
ネットワーク100は、LAN(Local Area Network)やインターネットに代表されるネットワークシステムである。なお、画像形成装置101、ファイルサーバ102、及びPC103の数は、図示例に限定されるものではない。
図2は、図1における画像形成装置101のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。なお、同図では、主要な構成部品のみが図示されている。
画像形成装置101は、CPU201、メモリ202、外部インターフェース203、記憶部204、スキャナ部205、プリンタ部206、及び操作部207などから構成される。これらの各部は後述するMFP制御部300により制御される。
CPU201は、画像形成装置101の全体の動作を制御し、メモリ202や記憶部204に格納されているプログラムを読み出して実行して各部に指示する。これにより、画像形成装置101におけるスキャン、印刷、送受信などの動作が実行される。メモリ202は、CPU201が実行する各種プログラムを記憶するROMや、制御などに必要なデータを一時的に格納するRAM等を有している。CPU201がメモリ202に記憶された各種プログラムやデータを利用して、後述する操作制御部301〜ジョブ再利用制御部306等の処理モジュールを実現する。
外部インターフェース203は、ネットワーク100などに接続し、ファイルサーバ102やPC103などとの間で情報をやりとりする。記憶部204は、ハードディスクなどの不揮発性のメモリで構成され、各種処理にて生成された画像データファイルなどを格納したり、各種処理で用いる制御情報や設定情報を格納する。記憶部204は、後述するアドレス帳記憶部307、ジョブ履歴情報記憶部308、ジョブ再利用設定情報記憶部309などを実現するためのハードウェアである。この記憶部204に対してデータの読み書きを行う場合は、メモリ202を介して行われる。なお、メモリ202のROMの代わりに各種プログラムを記憶部204に記憶してもよい。
スキャナ部205は、原稿台(不図示)に置かれた原稿に対して、照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、その像を電気信号に変換して画像データを生成する。プリンタ部206は、不図示のレーザ露光部、作像部、定着部、及び給紙/搬送部等が連携することにより画像データを記録紙上に形成する。
操作部207は、ユーザによる操作を受け付けて各種動作指示等を行うために使用されるタッチパネルや各種キー、表示部などを有する。内部バス208は、上述した各部を互いに接続するためのバスであり、この内部バス208を介して画像データの転送や各部に対する指示や設定値などの送受信が行われる。
図3は、画像形成装置101のソフトウェア構成の概略を示す図である。なお、図示の矢印はデータや処理の流れを示している。
図3において、操作制御部301、アドレス帳管理部302、送信制御部303、ジョブ再利用設定管理部304、ジョブ履歴情報管理部305、及びジョブ再利用制御部306は、画像形成装置101のMFP制御部300を構成する処理モジュールである。これらの処理モジュールは、CPU201が実行するアプリケーションプログラム又はプログラムの一部として動作する。
アドレス帳記憶部307、ジョブ履歴情報記憶部308、及びジョブ再利用設定情報記憶部309は、画像形成装置101の記憶部204を構成する情報格納装置である。情報格納装置は、ファイルシステム又はデータベースシステムを用いて不揮発性のハードディスクやメモリなどを用いて情報を格納する。また、記憶部204とその一部であるアドレス帳記憶部307、ジョブ履歴情報記憶部308、ジョブ再利用設定情報記憶部309に格納された情報へは、特定のキーや条件で直接特定の情報へのアクセスが可能である。
操作制御部301は操作部207を制御する。操作部207をユーザが操作することにより発せられた指示情報が操作制御部301を介して各部に伝えられ、画像形成装置101が稼動する。一方、PC103等からネットワーク100を介して外部インターフェース203で受信した指示情報が操作制御部301を介して各部に伝えられ、画像形成装置101が稼働する。
アドレス帳管理部302は、アドレス帳記憶部307に格納された送信宛先情報を管理する。例えば、アドレス帳管理部302は、送信制御部303に対して送信宛先情報を渡す。送信制御部303は、送信宛先情報を送信時に用いる。送信宛先情報には、FAX番号やメールアドレス等が含まれる。
なお、本実施形態では、画像形成装置101内の記憶部204にアドレス帳記憶部307が設定されている場合について説明するが、例えば、ファイルサーバ102内のHDD内に設定されていてもよい。この場合、画像形成装置101のアドレス帳管理部302がネットワーク100を介してファイルサーバ102内のアドレス帳記憶部307に格納された送信宛先情報を管理する構成となる。また、アドレス帳記憶部307が、ネットワーク100上の他の画像形成装置の記憶部内に設定されていてもよい。この場合でも、アドレス帳管理部302が、ネットワーク100を介して他の画像形成装置内のアドレス帳記憶部307に格納された送信宛先情報を管理する構成となる。
送信制御部303は、送信ジョブの制御を行う。ユーザが操作部207などを介してファクシミリや電子メールなどのアプリケーションを操作すると、スキャナ部205にて原稿がスキャンされて画像データが生成され、メモリ202や記憶部204に該画像データが記録される。そして、送信制御部303は、該画像データをPDFやJPEGやTIFFなどの所定のデータフォーマットに変換し、ネットワーク100を介してファイルサーバ102やPC103などの送信宛先に送信する。このとき、送信制御部303は、アドレス帳管理部302から渡された送信宛先情報を参照して、操作部207でユーザから指示された所定の宛先に送信するか、または操作部207でユーザから指定された新規宛先に送信する。
送信制御部303が制御して実行された送信ジョブの結果は、記憶部204中のジョブ履歴情報記憶部308にジョブ履歴情報として記録される。送信制御部303が送信ジョブの結果をジョブ履歴情報記憶部308に記録する際には、記憶部204に該画像データを格納しておくことにより、再送信処理などにおいて該画像データを再利用することが可能となる。
ジョブ再利用設定管理部304は、再印刷や再送信などのジョブの再利用に関する設定を管理する。具体的には、ジョブ再利用設定管理部304は、管理者により、操作部207上に表示される画面で入力されたジョブ再利用に関する設定を、記憶部204中のジョブ再利用設定情報記憶部309に格納して管理する。なお、管理者は、画像形成装置101を含むシステム全体を管理する者であり、単に画像形成装置101を利用するユーザとは異なる。
ジョブ履歴情報管理部305は、画像形成装置101にて実行された印刷、コピー、送信、受信などのジョブの履歴の管理を行う。また、ジョブ履歴情報管理部305は、図5に示すジョブ履歴画面600を操作部207上に表示することにより、ジョブ履歴情報の表示を行う。送信ジョブ履歴の場合、ジョブ履歴情報管理部305は、操作部207を操作しているユーザが閲覧可能な送信ジョブ履歴の一覧をジョブ履歴情報記憶部308より抽出し、抽出した該送信ジョブ履歴一覧をジョブ履歴画面600に表示する。
ジョブ再利用制御部306は、操作部207に表示されたジョブ履歴画面600上でユーザにより選択されたジョブ履歴の再利用に関する制御を行う。具体的には、ジョブ再利用制御部306は、ジョブ再利用設定情報記憶部309より、再実行が許可されているジョブの種類(印刷、送信など)や、ジョブの再実行を許可するユーザの情報などを取得する。そして、それらの情報に基づいて該ユーザがジョブ履歴の再利用が許可されているか否かを判断する。
まず、ジョブ再利用制御部306は、該ジョブ履歴に関する情報(ジョブ履歴情報)を、ジョブ履歴情報管理部305を介してジョブ履歴情報記憶部308から取得する。具体的には、ジョブ再利用制御部306は、ジョブ履歴画面600上でユーザに選択されたジョブ履歴に対する操作として送信が選ばれた場合、ジョブ再利用設定情報記憶部309よりジョブの再利用に関する設定を取得する。そして、ジョブ再利用制御部306は、管理者により設定されたジョブの再利用に関する設定に従い、再送信の指示を送信制御部303に対して行う。ジョブの再利用に関する設定は、図7に示す再送信時宛先選択設定画面800上で管理者により設定されたものであり、例えば、再送信時に、ジョブ履歴情報記憶部308に格納されているジョブ履歴情報の宛先情報の利用を許可するか否かの情報などである。
図4(a)は、アドレス帳記憶部307に格納された送信宛先情報の構成例を示す図である。
宛先情報テーブル400には、いわゆるアドレス帳として以下の情報が含まれる。
宛先ID401は、宛先情報テーブル400を構成する宛先情報レコードを識別するための識別子である。宛先名称402は、送信宛先に対して任意に設定される名称であり、操作部207に表示されるジョブ履歴画面600等で名称表示に利用される。
送信種別403は、送信方法の種別であり、例えば、電子メール送信、SMB送信、FTP送信、WebDAV送信、ファクシミリ送信、I−FAX送信などが挙げられる。
送信宛先アドレス404は、送信種別403の種別に応じた具体的な送信宛先の情報である。例えば、送信種別403が電子メール送信であれば電子メールアドレス、SMB送信やFTP送信、WebDAV送信であれば、送信先となるファイルサーバ102のフォルダパスである。
宛先詳細情報405は、送信宛先アドレス404に格納された送信宛先に送信する際に必要な詳細な設定情報である。例えば、送信宛先アドレス404が電子メールアドレスであった場合には、送信時にデータを分割して送信するか否かの設定情報である。また、SMB送信、FTP送信、WebDAV送信であった場合には、送信先への接続に必要な認証情報である。
自動更新宛先フラグ406は、送信宛先アドレス404に格納された送信宛先のアドレスが自動更新される宛先であるか否かを示す識別情報である。自動更新宛先フラグ406が「YES」の場合には、送信宛先アドレス404に格納された文字列が自動更新される宛先であることを示す。自動更新宛先フラグ406が「NO」の場合には、送信宛先アドレス404に格納された文字列が自動更新されない宛先であることを示す。
自動更新されるアドレスの具体例を説明する。送信宛先アドレス404に、ファイルサーバ102上のフォルダを指す“¥¥server102¥[yyyyMM]”という文字列が格納されていたとする。2011年8月に該送信宛先アドレスが使用される場合には、時刻情報が適用されて送信宛先アドレス404が“¥¥server102¥201108”に自動更新される。そして、2011年9月に該送信宛先アドレスが使用されると時刻情報が適用されて送信宛先アドレス404が“¥¥server102¥201109”に自動更新される。なお、アドレスの手動による更新も可能である。
登録日時407は、宛先ID401で一意に決まる宛先情報レコードの登録日時情報である。更新日時408は、宛先ID401で一意に決まる宛先情報レコードの最新の更新日時情報である。
図4(b)は、ジョブ履歴情報記憶部308に格納されたジョブ履歴情報の構成例を示す図である。
ジョブ履歴情報テーブル500には、ジョブ履歴情報として以下の情報が登録(格納)される。
ジョブID501は、ジョブ履歴情報テーブル500を構成するジョブ履歴情報レコードを識別するための識別子である。ジョブ実行日時502は、ジョブが実行された日時の情報である。ユーザ情報503は、ジョブを実行したユーザを特定するためのユーザIDなどである。
画像情報504は、該ジョブの実行時に用いられた画像に関する情報である。送信制御部303が制御することによる送信ジョブの実行時には、スキャナ部205にて原稿を読み取ることにより生成された画像データと画像データの情報が記憶部204に格納される。そして、送信制御部303により、該画像データを所定の宛先に送信する送信ジョブの結果がジョブ履歴情報テーブル500に追加される際に、該画像データに関する情報が画像情報504に格納される。
実行結果505には、ジョブの実行結果が成功だったのか、エラーだったのか、キャンセルされたのかを示す識別情報と、その理由を示す終了コードが格納される。ジョブ名称506は、ジョブにて用いられた名称である。例えば、印刷ジョブの場合の印刷対象のファイル名称や、送信ジョブの場合の送信ファイルの名称などが含まれる。
ジョブ種類507は、実行されたジョブの種類である。ジョブの種類とは、具体的には、コピー、印刷、送信、保存などである。ジョブ詳細情報508は、ジョブ種類ごとに異なるジョブの詳細情報である。本実施形態では、送信ジョブに関するジョブ詳細情報について説明する。
送信者情報5081は、送信ジョブの実行を指示したユーザの送信者名称や送信元アドレスなどの情報である。送信種別5082は、送信ジョブの送信種別の情報である。送信種別とは、例えば、電子メール送信、SMB送信、FTP送信、WebDAV送信、ファクシミリ送信、IFAX送信など送信方法を示す情報である。送信宛先名称5083は、送信ジョブの送信宛先として使用された送信宛先の名称の情報である。
送信宛先アドレス5084は、送信ジョブにて送信宛先として使用された送信宛先アドレスと、該送信宛先アドレスに付随する情報である。送信宛先アドレスとは、例えば、電子メール送信の場合の宛先のメールアドレス、SMB送信の場合の送信先フォルダパス、ファクシミリ送信の場合の電話番号などである。送信宛先アドレスに付随する情報とは、送信宛先に接続する際に必要となる認証情報などである。
アドレス帳ID5085(アドレス帳識別子)には、例えば、送信ジョブの送信宛先として使用された宛先がアドレス帳記憶部307に格納された宛先であった場合に、該宛先を示す宛先ID401の情報である。送信時間5086は、送信ジョブの開始時間と完了時間の情報である。送信画像データ情報5087は、送信宛先アドレス5084に送信した際に、画像情報504に示す画像データを変換して生成した送信画像データに関する、カラーや白黒の色区分、JpegやTiff、PDF等の画像フォーマットやデータサイズ等の情報である。
図3に戻り、ジョブ再利用設定情報記憶部309は、ジョブ履歴として記録されている実行済みの印刷ジョブや送信ジョブの再利用に関する設定情報を格納する。ジョブ再利用設定情報記憶部309にて管理される設定項目は、操作部207上に表示された図7に示す再送信時宛先選択設定画面800などを管理者が操作することにより入力された情報を元にして、ジョブ再利用設定管理部304により設定される。該設定項目は、ジョブの再利用に際して、予め管理者が定義設定しておく情報である。
ジョブ履歴情報管理部305は、ジョブ履歴情報記憶部308からジョブ履歴情報を取得し、操作部207上のジョブ履歴画面600でジョブ履歴一覧を表示する。そして、ジョブ再利用制御部306が、ジョブ再利用設定情報記憶部309に格納された情報から、ジョブの再利用の許可/拒否に関するジョブ再利用許可条件情報を取得する。次に、ジョブ再利用制御部306とジョブ履歴情報管理部305が制御することにより、該ジョブ再利用許可条件情報を用いて、該ジョブ履歴情報の一覧よりユーザ操作により選択されたジョブ履歴が、再利用可能なジョブであるか否か判断する。
ジョブ再利用設定情報記憶部309に格納される情報には、例えば、ジョブ履歴情報テーブル500のジョブ履歴情報を用いた再送信時に、送信宛先アドレス5084に格納された宛先情報の利用を許可するか否かの情報を含む。
また、ジョブ再利用設定情報記憶部309には、送信ジョブの履歴情報を利用して再送信する際に、当該送信ジョブの送信時に利用された宛先情報テーブル400の送信宛先アドレスが更新されていた場合に利用される既定の送信先設定情報が格納される。既定の送信先設定情報には、再送信時の既定の宛先として、更新された宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404を利用するか、ジョブ履歴情報テーブル500の送信宛先アドレス5084を利用するか、ユーザに送信宛先を確認するかが含まれる。既定の送信先設定情報の設定方法の詳細については後述する。
図5に示すジョブ履歴画面600は、ユーザが、画像形成装置101にて実行された各種ジョブの履歴情報を確認するための画面である。このジョブ履歴画面600は、ジョブ履歴情報管理部305が制御して操作制御部301が仲介することにより操作部207上に表示される。なお、ジョブ履歴画面600は、ジョブ履歴情報管理部305が制御して操作制御部301が仲介することにより、ネットワーク100を介して接続するPC103のWebブラウザ画面上に表示されても構わない。
ジョブ状況/履歴表示切り替えボタン601は、ジョブ履歴画面600に、実行中のジョブのジョブ状況の一覧を表示するか、実行済みのジョブのジョブ履歴の一覧を表示するかを切り替えるボタンである。本実施形態では、ジョブ履歴の一覧を表示するよう設定されているものとして説明する。
ジョブ種類選択ボタン602は、ジョブ履歴画面600の一覧画面に表示するジョブの種類を選択するためのボタンである。ユーザは、コピー、印刷、送信、受信、保存などのジョブ種から一覧に表示するジョブ種を選択する。本実施形態では、ジョブ種として送信が選択されたものとして説明する。
宛先表示欄603には、各送信ジョブの送信先として指定された宛先情報が表示される。この宛先表示欄603に表示される宛先情報は、ジョブ履歴情報管理部305がジョブ履歴情報記憶部308に格納されたジョブ履歴情報テーブル500の送信宛先名称5083と送信宛先アドレス5084から取得されたものである。送信宛先名称5083から取得した情報が“月報フォルダ”で、送信宛先アドレス5084から取得した情報が“¥¥server102¥201108”である場合、宛先表示欄603には“月報フォルダ:¥¥server102¥201108”が表示される。
再実行ボタン604は、選択されたジョブ履歴を再利用して送信ジョブの再実行するためのボタンである。このボタンは、ジョブ履歴画面600のジョブ履歴一覧より1つのジョブ履歴が選択され、該ジョブ履歴を再利用して該ユーザが送信ジョブの再実行が可能な場合にのみ押下可能となる。再実行ボタン604が押下されると、不図示の履歴ジョブ再実行画面が表示される。そして、履歴ジョブ再実行画面に対するユーザからの指示に応じて、ジョブ履歴情報記憶部308から取得されたジョブ履歴を再利用した再送信や印刷などの実行が可能となる。
図6に示す再送信時宛先選択画面700は、ユーザがジョブ履歴画面600上のジョブ履歴一覧より1つの送信ジョブ履歴を選択して再実行ボタン604を押下し、履歴ジョブ再実行画面にて再送信を指示した際に一定の条件によって表示される画面である。再送信時宛先選択画面700が表示される一定の条件については後述する。
再送信時宛先選択画面700は、ジョブ再利用制御部306が制御して操作制御部301が仲介することにより操作部207上に表示される。なお、再送信時宛先選択画面700は、ジョブ再利用制御部306が制御して操作制御部301が仲介することにより、ネットワーク100を介して接続するPC103のWebブラウザ画面上に表示されても構わない。
再送信時宛先選択画面700では、再送信時に指定する送信宛先をユーザが選択することが可能である。アドレス帳情報利用選択701には、該当のジョブ履歴に関するジョブ履歴情報テーブル500のアドレス帳ID5085が指す宛先情報テーブル400に格納された送信宛先に関する情報が表示される。
送信履歴情報利用選択702には、該当のジョブ履歴に関するジョブ履歴情報テーブル500に格納された送信宛先名称5083や送信宛先アドレス5084の情報が表示される。新規アドレス選択703には、新規の送信宛先の入力欄が表示される。
ユーザによりアドレス帳情報利用選択701が選択されると、再送信の宛先として、該当のジョブ履歴に関するジョブ履歴情報テーブル500のアドレス帳ID5085が指す宛先情報テーブル400の送信宛先に関する情報が使用される。つまり、宛先情報テーブル400に登録された送信宛先アドレス404が再送信の宛先となる。ユーザにより送信履歴情報利用選択702が選択されると、再送信の宛先として、該当のジョブ履歴に関するジョブ履歴情報テーブル500の送信宛先名称5083や送信宛先アドレス5084の情報が使用される。つまり、該当のジョブ履歴で用いられた送信宛先が再送信の宛先として使用される。
ユーザにより新規アドレス選択703が選択されると、再送信時宛先選択画面700の新規アドレス選択703にて任意の新規送信宛先が入力可能となり、そこで入力された新規送信宛先が再送信の宛先として使用される。
再送信時宛先選択画面700にてユーザにより設定された再送信に用いられる宛先情報は、OKボタンが押下されることにより反映され、再送信時に利用される。
図7に示す再送信時宛先選択設定画面800は、ジョブ履歴を利用して再送信を行う際に、ジョブ履歴情報テーブル500に登録された送信宛先アドレスの使用をユーザに許可するか否かについて管理者が設定するための画面である。
再送信時宛先選択設定画面800は、ジョブ再利用設定管理部304が制御して操作制御部301が仲介することにより操作部207上に表示される。なお、再送信時宛先選択設定画面800は、ジョブ再利用設定管理部304が制御して操作制御部301が仲介することにより、ネットワーク100を介して接続するPC103のWebブラウザ画面上に表示されても構わない。
再送信時宛先再使用許可ボタン801は、ユーザによるジョブ履歴の再利用による再送信時に、該当のジョブ履歴に関するジョブ履歴情報テーブル500にて管理する送信宛先の情報を使用させる設定とする場合に管理者が押下する。
再送信時宛先再使用不許可ボタン802は、ユーザによるジョブ履歴の再利用による再送信時に、該当のジョブ履歴に関するジョブ履歴情報テーブル500にて管理する送信宛先の情報を使用させない設定とする場合に管理者が押下する。再送信時宛先再使用不許可ボタン802が選択された場合には、ユーザによるジョブ履歴の再利用による再送信時には、新規の送信宛先を設定することとなる。
管理者が再送信時宛先再使用許可ボタン801を押下すると、チェックボックス8011,8012,8013のいずれかを選択することができる。これにより、宛先情報テーブル更新時の送信宛先設定が可能となる。管理者は、宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404が更新されていた場合であっても、再送信に用いる既定の送信宛先アドレスをチェックボックス8011〜8013にて選択可能である。
ユーザが、ジョブ履歴画面600に表示されたジョブ履歴一覧より1つの送信ジョブ履歴を選択して再実行ボタン604を押下して履歴ジョブ再実行画面(不図示)にて再送信を指示した場合、管理者により設定された送信宛先に基づいて
ジョブ実行日時502の日時より以降に送信宛先アドレス5084の送信宛先アドレスに対応する宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404が更新され、更新日時408の日時がジョブ実行日時502の日時よりも新しい場合がある。このとき、ジョブ再利用制御部306は宛先情報テーブル400の宛先情報が更新されたと判断する。
また、送信宛先アドレス5084の送信宛先アドレスに対応する宛先情報テーブル400の自動更新宛先フラグ406が「YES」であり、送信宛先アドレス404が自動更新される宛先である場合がある。このときも、ジョブ再利用制御部306は宛先情報テーブル400の宛先情報が更新されたと判断する。
管理者が宛先情報テーブル400における、更新された送信宛先アドレス404を既定の宛先にしたい場合にチェックボックス8011を選択する。一方、管理者がジョブ履歴情報テーブル500の送信宛先アドレス5084で記録された送信宛先を既定の宛先としたい場合には、チェックボックス8012を選択する。他方、管理者が再送信時の宛先をユーザに指定させたい場合には、チェックボックス8013を選択する。
再送信時宛先選択設定画面800にて管理者により設定された情報は、OKボタンが押下されることにより反映され、ジョブ再利用設定管理部304によりジョブ再利用設定情報記憶部309に登録される。
チェックボックス8013が管理者により設定されており、かつユーザによる履歴ジョブを用いた再送信時に該当の宛先情報が更新されているという条件に合致した場合に、再送信時宛先選択画面700が表示される。再送信時宛先選択設定画面800により、管理者が宛先の再利用を制限することが可能となる。
履歴情報を利用して再送信した後に宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404が更新された場合、ジョブ履歴を利用した再送信時にユーザの送信したい宛先を、前回の送信先か、宛先情報テーブル400にて管理される最新の宛先のいずれかに選択できる。
また、画像形成装置101の用いられる環境には、元の宛先に再送信するユースケースが殆どなのか、宛先情報テーブル400にて管理される最新の宛先に再送信するユースケースが殆どなのか、傾向がみられる場合もある。その様な場合、再送信時に表示する宛先として望ましい宛先を表示することで、多くのユーザにとって再設定の手間を省くことが可能となる。
また、再送信時に誤送信を防ぐことを優先するため、再送信時にはユーザに宛先を明示的に再設定させることも可能となる。
次に、ジョブ履歴情報を利用した送信ジョブの実行処理において、再送信前に宛先情報テーブル400に登録されている該当の送信宛先アドレス404が更新された場合の再送信の処理について説明する。
図8及び図9は、画像形成装置101におけるジョブ履歴情報を利用した送信ジョブの実行処理の一例を示すフローチャートである。
図8において、ステップS901では、操作制御部301は、図5に示すジョブ履歴画面600にて送信ジョブ履歴の一覧表示の要求を受け付ける。具体的には、ジョブ履歴画面600のジョブ種類選択ボタン602で「送信」が選択され、ジョブ状況/履歴表示切り替えボタン601で「ジョブ履歴」が選択されると、操作制御部301からジョブ履歴情報管理部305に送信ジョブ履歴の一覧表示を要求する。
ステップS902では、操作制御部301から要求を受けたジョブ履歴情報管理部305は、記憶部204中のジョブ履歴情報記憶部308よりユーザが閲覧可能な送信ジョブ履歴の一覧を取得する。そして、ジョブ履歴情報管理部305により、操作制御部301を介してジョブ履歴画面600に送信ジョブ履歴の一覧が表示される。ジョブ履歴情報管理部305が、ユーザが閲覧可能な送信ジョブ履歴の一覧を取得する際には、送信ジョブの再利用が許可されているかの判断や、ジョブ履歴情報テーブル500のユーザ情報503がユーザと一致しているかなどの処理が行われる。
ステップS903では、操作制御部301は、ユーザの操作によりジョブ履歴画面600上の送信ジョブ履歴一覧から1件のジョブ履歴が選択されて再実行ボタン604が押下されか否かを判定する。送信ジョブ履歴一覧から1件選択された状態になると、操作制御部301から指示を受けたジョブ再利用制御部306は、ジョブ再利用設定情報記憶部309より取得した情報により、該送信ジョブの再実行が許可されているか否かを判断する。そして、ジョブ再利用制御部306が該送信ジョブの再実行が許可されていると判断した場合には、操作制御部301が再実行ボタン604を押下可能状態にする。再実行ボタン604が押下されるとステップS914へ移行する。
ステップS904では、ジョブ再利用制御部306が、ジョブ履歴情報管理部305を介してジョブ履歴情報記憶部308より取得した該送信ジョブ履歴の情報を元にして、再送信の設定を行う再送信設定画面を、操作制御部301を介して操作部207に表示する。操作部207上に表示される該再送信設定画面には、該送信ジョブ履歴の情報が表示され、ユーザは該ジョブが再送信対象として正しいか否かの確認が可能となる。再送信設定画面に対するユーザの入力を受けた操作制御部301は、ジョブ再利用制御部306に指示することにより、再送信の際に送信する画像データを新規に選択することも可能である。
ステップS905では、ジョブ再利用制御部306は、ジョブ再利用設定情報記憶部309より、再送信時に該当のジョブ履歴に関するジョブ履歴情報テーブル500にて管理する送信宛先情報を使用するか否かの設定情報を取得する。該設定情報は、図7に示す再送信時宛先選択設定画面800にて管理者の入力を受けて、ジョブ再利用設定管理部304によりジョブ再利用設定情報記憶部309に設定されている情報である。再送信時に該当のジョブ履歴に関するジョブ履歴情報テーブル500にて管理する送信宛先情報の使用が許可されている場合にはステップS907へと進み、該送信宛先情報の使用が許可されていない場合にはステップS906へと進む。
ステップS906では、ユーザにより再送信設定画面にて新規の送信宛先情報が入力されたことを操作制御部301が検知してジョブ再利用制御部306に通知する。ジョブ再利用制御部306は、新規の送信宛先情報を再送信用の宛先とする。
ステップS907では、ジョブ再利用制御部306は、送信ジョブの送信後に、該当の宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404が更新されているか否かを判断する。ジョブ再利用制御部306は、ジョブ実行日時502のジョブ実行日時以降に、該当の送信宛先アドレス5084の指すアドレス帳記憶部307の宛先情報テーブル400の該当レコードが更新されているか確認する。そして、ジョブ再利用制御部306は、更新日時408に格納される日時がジョブ実行日時502の日時よりも新しい日時になっていた場合、該当の宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404が更新されていると判断する。例えば、該当のジョブ履歴情報テーブル500の送信宛先アドレス5084は“¥¥server102¥201108”、ジョブ実行日時502は“2011年8月20日15時50分”だったとする。一方、該当のアドレス帳ID5085が指す宛先情報テーブル400の該当レコードの更新日時が“2011年9月1日9時0分”であった場合、ジョブ再利用制御部306は該当の宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404が更新されていると判断する。
また、ジョブ再利用制御部306は、送信宛先アドレス5084の指す宛先情報テーブル400の自動更新宛先フラグ406が「YES」であり、送信宛先アドレス404が自動更新される宛先であると判断できる場合にも、宛先情報は更新されていると判断する。自動更新される宛先の具体例を挙げる。宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404に“¥¥server102¥[yyyyMM]”という文字列が指定されていた場合、2011年8月に該送信宛先アドレスが使用される場合には“¥¥server102¥201108”に自動変換される。そして、2011年9月に該送信宛先アドレスが使用されると“¥¥server102¥201109”に自動変換される。
ジョブ再利用制御部306の判断により、ジョブ実行後に、該当の宛先情報テーブル400の送信宛先アドレスが更新されていると判断した場合には、図9のステップS909へと進む。ジョブ再利用制御部306の判断により、該送信ジョブ履歴のジョブ実行後に、該当する宛先情報が更新されていないと判断した場合には、ステップS908へと進む。
ステップS908で、ジョブ再利用制御部306は、該送信ジョブ履歴の送信宛先アドレス5084に格納される送信宛先情報を再送信用の宛先とする。
図9において、ステップS909では、ジョブ再利用制御部306は、ジョブ再利用設定情報記憶部309より、上述した既定の送信宛先設定情報を取得する。この既定の送信宛先設定情報は、管理者が図7に示す再送信時宛先選択設定画面800上のチェックボックス8011〜8013にて設定した情報を、ジョブ再利用設定管理部304がジョブ再利用設定情報記憶部309に格納した情報である。ジョブ再利用制御部306がジョブ再利用設定情報記憶部309より取得した送信後宛先情報更新時の既定の送信宛先設定情報が、「アドレス帳の情報を利用」であった場合にはステップS910へと進む。一方、ジョブ再利用制御部306がジョブ再利用設定情報記憶部309より取得した送信後宛先情報更新時の既定の送信宛先設定情報が、「送信履歴の情報を利用」であった場合にはステップS911へと進む。他方、ジョブ再利用制御部306がジョブ再利用設定情報記憶部309より取得した送信後宛先情報更新時の既定の送信宛先設定情報が、「ユーザに確認を求める」であった場合にはステップS912へと進む。
ステップS910では、ジョブ再利用制御部306は、該送信ジョブ履歴のアドレス帳ID5085が指すアドレス帳記憶部307の該当の宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404に格納される送信宛先情報を再送信用の既定の宛先とする。そして、操作部207上の履歴ジョブ再実行画面に該再送信用の既定の宛先を表示するように操作制御部301に指示する。
ステップS911では、ジョブ再利用制御部306は、該送信ジョブ履歴の送信宛先アドレス5084に格納される送信宛先情報を再送信用の既定の宛先として、操作部207上の履歴ジョブ再実行画面に表示するように操作制御部301に指示する。
ステップS912では、ジョブ再利用制御部306は、操作制御部301を介して操作部207上に図6に示す再送信時宛先選択画面700を表示させる。
ステップS913では、操作制御部301は、再送信時宛先選択画面700に対するユーザの選択操作をジョブ再利用制御部306に通知する。ユーザの操作により再送信時宛先選択画面700でアドレス帳情報利用選択701が選択されたことを操作制御部301からジョブ再利用制御部306が通知を受けた場合、ステップS914へと進む。一方、ユーザの操作により再送信時宛先選択画面700で送信履歴情報利用選択702が選択されたことを操作制御部301からジョブ再利用制御部306が通知を受けた場合、ステップS915へと進む。他方、ユーザの操作により再送信時宛先選択画面700で新規アドレス選択703が選択され任意の新規送信宛先が入力されたことを操作制御部301からジョブ再利用制御部306が通知を受けた場合、ステップS916へと進む。
ステップS914では、ジョブ再利用制御部306は、該送信ジョブ履歴のアドレス帳ID5085が指すアドレス帳記憶部307の該当の宛先情報テーブル400の送信宛先アドレス404に格納される送信宛先情報を再送信用の宛先とする。
ステップS915では、ジョブ再利用制御部306は、該送信ジョブ履歴の送信宛先アドレス5084に格納される送信宛先情報を再送信用の宛先とする。
ステップS916では、ジョブ再利用制御部306は、ステップS913にて通知を受けた該新規送信宛先を再送信用の宛先とする。
図8において、ステップS917では、ジョブ再利用制御部306は、再送信用の宛先として指定された宛先に対して送信処理を実施するよう送信制御部303に対して指示し、指示を受けた送信制御部303は送信処理を実施する。ステップS918では、送信制御部303は、該送信処理のジョブの結果(成功/失敗、終了コード)の情報を、ジョブ履歴情報記憶部308のジョブ履歴情報テーブル500に追加して、本処理を終了する。
以上説明したように、本発明によれば、ジョブ履歴を利用して再送信する際に、送信ジョブの実行日時以降に、該送信ジョブの送信時に利用された、アドレス帳にて管理されている送信宛先の情報が更新されていた場合には、以下の選択が可能となる。すなわち、送信ジョブの履歴情報を利用して再送信する際に、該送信ジョブの送信時に利用した送信先アドレスに送信するか、アドレス帳に登録された更新済みの送信宛先に送信するのかを、選択することが可能となる。これにより、再送信時に、ユーザが意図しない宛先に送信せずに所望の宛先に送信することが可能となる。
例えば、2011年8月に「月報提出フォルダ」(“¥¥server102¥201108”)に送信された履歴情報を再利用する送信ジョブでは、アドレス帳の「月報提出フォルダ」が“¥¥server102¥201109”に更新されていたとする。その場合、再送信の宛先を、“¥¥server102¥201108”にするのか、“¥¥server102¥201109”にするのか選択できる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 画像形成装置
201 CPU
204 記憶部
302 アドレス帳管理部
304 ジョブ再利用設定管理部
305 ジョブ履歴情報管理部
306 ジョブ再利用制御部
307 アドレス帳記憶部
308 ジョブ履歴情報記憶部
309 ジョブ再利用設定情報記憶部

Claims (7)

  1. アドレス帳に含まれる宛先に基づいてデータを送信する送信手段と、
    少なくとも前記宛先を含む前記データの送信履歴を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された送信履歴に含まれる宛先を呼び出し、データの送信先として設定する設定手段と、
    前記アドレス帳において前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先に対応する宛先が、当該送信履歴に対応する前記データの送信が行われた後に更新されたことに基づいて、少なくとも、前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先、及び前記アドレス帳における前記更新済みの宛先を選択可能な選択画面を表示部に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記アドレス帳において前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先に対応する前記宛先が、当該送信履歴に対応する前記データの送信が行われた後に更新されたことに基づいて、前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先、前記アドレス帳における前記更新済みの宛先、及び新規宛先のいずれかを選択可能選択画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 前記アドレス帳において前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先に対応する前記宛先が、当該送信履歴に対応する前記データの送信が行われた後に更新されていないことに基づいて、前記設定手段は、前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先をデータの送信先として設定することを特徴とする請求項に記載のデータ送信装置。
  4. 前記送信履歴として前記記憶手段に記憶された宛先を呼び出し、データの送信先として設定することを許可するか否かを設定する第2の設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータ送信装置。
  5. 原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって前記原稿の画像を読み取ることによってデータを生成する生成手段とをさらに備え、
    前記送信手段によって送信されるデータは、前記生成手段によって生成されるデータであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータ送信装置。
  6. アドレス帳に含まれる宛先に基づいてデータを送信する送信工程と、
    少なくとも前記宛先を含む前記データの送信履歴を記憶する記憶工程と、
    前記記憶工程において記憶された送信履歴に含まれる宛先を呼び出し、データの送信先として設定する設定工程と、
    前記アドレス帳において前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先に対応する宛先が、当該送信履歴に対応する前記データの送信が行われた後に更新されたことに基づいて、少なくとも、前記送信履歴に含まれる前記呼び出された宛先、及び前記アドレス帳における更新済みの宛先を選択可能な選択画面を表示部に表示させる表示制御工程とを備えることを特徴とするデータ送信装置の制御方法
  7. 請求項に記載の制御方法をデータ送信装置に実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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