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JP6064240B2 - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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JP6064240B2 JP2012181157A JP2012181157A JP6064240B2 JP 6064240 B2 JP6064240 B2 JP 6064240B2 JP 2012181157 A JP2012181157 A JP 2012181157A JP 2012181157 A JP2012181157 A JP 2012181157A JP 6064240 B2 JP6064240 B2 JP 6064240B2
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Description

本発明は、高耐圧DMOSトランジスタと、高耐圧CMOSトランジスタと、低耐圧CMOSトランジスタとを共通の半導体基板上に備える半導体装置およびその製造方法に関する。
従来、高耐圧電界効果トランジスタ(DMOSFET)と、相補型電界効果トランジスタ(CMOSFET)とを共通の半導体基板に備える半導体装置が知られている。
たとえば、特許文献1の半導体装置は、半導体基板と、半導体基板上に形成されたエピタキシャル層とを含む。エピタキシャル層は、DMOSFET形成領域と、CMOSFET形成領域とに分離されている。
DMOSFET形成領域には、第1のDMOS用ボディ層と、DMOS用ボディ層に隣接して形成されたDMOS用ソース層および第2のDMOS用ボディ層と、第3のウェル層と、第3のウェル層に形成されたDMOS用ドレイン層とが形成されている。
CMOS形成領域には、第1のウェル層および第2のウェル層が互いに隣接して形成されている。第1のウェル層には、第1のCMOS用ソース・ドレイン層が形成され、第2のウェル層には、第2のCMOS用ソース・ドレイン層が形成されている。
特開2000−232224号公報
特許文献1の半導体装置のように、DMOSFETとCMOSFETとを共通の半導体基板に備える場合、製造工程の簡略化のために、各MOSFETのプロセスフローをできる限り並行して行うことが求められる。
ところで、DMOSFETを、パネルコントローラ用ICやLCDドライバ用IC等に使用する場合には、高電圧に耐えることが可能な仕様にする必要がある。しかしながら、上記のようにDMOSFETおよびCMOSFETのプロセスフローを同一にすると、CMOSFETのウェルの不純物濃度が高いために、その濃度に制約されたウェル上のDMOSFETに、十分な耐圧を持たせることが困難であるという不具合がある。その結果、特許文献1のように、CMOS形成領域の第1のウェル層および第2のウェル層の形成工程と、DMOSFET形成領域の第1のDMOS用ボディ層の形成工程との分離を余儀なくされる。
本発明の目的は、製造工程の工程数を増やすことなく、高耐圧DMOSトランジスタを簡単に製造することができる半導体装置およびその製造方法を提供することである。
本発明の半導体装置は、高耐圧DMOSトランジスタと、高耐圧CMOSトランジスタと、低耐圧CMOSトランジスタとを共通の第1導電型の半導体基板上に備える半導体装置であって、前記半導体基板の前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域に、互いに間隔を空けて形成された高耐圧第1導電型ウェルおよび高耐圧第2導電型ウェルと、前記半導体基板の前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域に、互いに間隔を空けて形成され、それぞれが前記高耐圧第1導電型ウェルおよび前記高耐圧第2導電型ウェルよりも不純物濃度が高く、かつ、前記高耐圧第1導電型ウェルおよび前記高耐圧第2導電型ウェルよりも浅く形成された低耐圧第1導電型ウェルおよび低耐圧第2導電型ウェルと、前記半導体基板の前記高耐圧DMOSトランジスタ用の領域に形成され、前記高耐圧第2導電型ウェルと同じ不純物濃度および同じ深さのDMOS第2導電型ウェルと、前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に形成されたDMOS第1導電型ボディ領域と、前記DMOS第1導電型ボディ領域の内方領域に形成されたDMOS第2導電型ソース領域と、前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に、前記DMOS第1導電型ボディ領域とは間隔を空けて形成されたDMOS第2導電型ドレイン領域と、前記DMOS第2導電型ソース領域と前記DMOS第2導電型ウェルとの間のDMOSチャネル領域上にDMOSゲート絶縁膜を介して形成されたDMOSゲート電極とを含み、前記DMOS第1導電型ボディ領域は、前記高耐圧第1導電型ウェルと同じ不純物濃度および同じ深さの低濃度領域と、当該低濃度領域の内方領域に形成され、前記低耐圧第1導電型ウェルと同じ不純物濃度および同じ深さの高濃度領域とを含む2重ウェル構造を有している(請求項1)。
この構成によれば、DMOS第1導電型ボディ領域のDMOS第2導電型ウェルに接する領域が低濃度領域であるため、DMOS第2導電型ウェルに対するDMOS第1導電型ボディ領域の接合耐圧を向上させることができる。これにより、ドレイン−ウェル間の耐圧を向上させることができる。さらに、高濃度領域が低濃度領域の内方に配置されているため、低濃度領域とDMOS第2導電型ウェルとのpn接合部から発生する空乏層を伸び難くすることができる。これにより、ソース−ドレイン間のパンチスルー耐圧を向上させることができる。
そして、本発明の半導体装置は、高耐圧DMOSトランジスタと、高耐圧CMOSトランジスタと、低耐圧CMOSトランジスタとを共通の第1導電型の半導体基板上に備える半導体装置の製造方法であって、前記半導体基板の前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域および前記高耐圧DMOSトランジスタ用の領域に第2導電型の不純物を選択的に導入することによって、前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域に高耐圧第2導電型ウェルを形成し、同時に、前記高耐圧DMOSトランジスタ用の領域にDMOS第2導電型ウェルを形成する工程と、前記半導体基板の前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域および前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に第1導電型の不純物を選択的に導入することによって、前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域に高耐圧第1導電型ウェルを形成し、同時に、前記DMOS第2導電型ウェルに低濃度領域を形成する工程と、前記半導体基板の前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域および前記低濃度領域の内方領域に第1導電型の不純物を選択的に導入することによって、前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域に低耐圧第1導電型ウェルを形成し、同時に、前記低濃度領域に前記低濃度領域よりも不純物濃度が高く、かつ、前記低濃度領域よりも浅い高濃度領域を形成して、前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に前記低濃度領域と前記高濃度領域とを含む2重ウェル構造を有するDMOS第1導電型ボディ領域を形成する工程と、前記半導体基板の前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域に第2導電型の不純物を選択的に導入することによって、低耐圧第2導電型ウェルを形成する工程と、前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に第2導電型の不純物を選択的に導入することによって、DMOS第2導電型ドレイン領域を形成する工程と、前記DMOS第1導電型ボディ領域の内方領域に第2導電型の不純物を選択的に導入することによって、DMOS第2導電型ソース領域を形成する工程と、前記DMOS第2導電型ソース領域と前記DMOS第2導電型ウェルとの間のDMOSチャネル領域上に、DMOSゲート絶縁膜を介してDMOSゲート電極を形成する工程とを含む、半導体装置の製造方法(請求項9)によって製造することができる。
この方法によれば、DMOS第1導電型ボディ領域の低濃度領域を、高耐圧CMOSトランジスタの高耐圧第1導電型ウェルと同一工程で形成することができ、DMOS第1導電型ボディ領域の高濃度領域を、低耐圧CMOSトランジスタの低耐圧第1導電型ウェルと同一工程で形成することができる。つまり、前述の高耐圧DMOSトランジスタを、工程数を増やすことなく、マスクレイアウトの変更によって簡単に製造することができる。したがって、この方法によって、パネルコントローラ用ICやLCDドライバ用IC等に必要な高耐圧DMOSトランジスタを、簡単に製造することができる。
前記低濃度領域は、前記半導体基板を表面側から見た平面視において、丸みを帯びた形状の複数の角部を有する多角形状に形成されていることが好ましい(請求項2)。
この構成によれば、DMOS第1導電型ボディ領域の外形をなす低濃度領域に丸みを持たせることによって、DMOS第1導電型ボディ領域の角部への電界集中を緩和することができる。その結果、半導体装置の耐圧を一層向上させることができる。
この場合、前記高濃度領域も、前記半導体基板を表面側から見た平面視において、丸みを帯びた形状の複数の角部を有する多角形状に形成されていることが好ましい(請求項3)。この構成により、半導体装置の耐圧をより一層向上させることができる。
前記DMOSチャネル領域は、前記低濃度領域および前記高濃度領域に跨って形成され、前記DMOSゲート電極は、当該DMOSチャネル領域における前記低濃度領域と前記高濃度領域との境界を横切るように配置されていることが好ましい(請求項4)。
この場合、前記低濃度領域は、前記半導体基板を表面側から見た平面視において、前記DMOSチャネル領域を形成する部分が他の部分よりも選択的に広い幅で形成されていることが好ましい(請求項5)。
前記DMOS第2導電型ドレイン領域は、前記低耐圧第2導電型ウェルと同じ不純物濃度および同じ深さで形成されていることが好ましい(請求項6)。
この構成は、前記半導体装置の製造方法において、前記低耐圧第2導電型ウェルを形成する工程と、前記DMOS第2導電型ドレイン領域を形成する工程とが同時に実行されることによって得られる(請求項10)。この方法により、半導体装置の製造工程を一層簡略化することができる。
前記半導体装置は、前記半導体基板の表面から掘り下がった溝に絶縁体が埋め込まれたSTI(Shallow Trench Isolation)構造を有し、前記高耐圧DMOSトランジスタ、前記高耐圧CMOSトランジスタおよび前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域をそれぞれ区画する素子分離部を含んでいてもよい(請求項7)。
前記低耐圧第1導電型ウェルおよび前記低耐圧第2導電型ウェルは、それぞれ、前記素子分離部によって取り囲まれて区画されており、前記素子分離部で取り囲まれた前記低耐圧第1導電型ウェルのサイズが1μm〜5μmであり、前記素子分離部で取り囲まれた前記低耐圧第2導電型ウェルのサイズが1μm〜10μmであってもよい(請求項8)。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の模式図であって、図1(a)は全体の断面図、図1(b)はHV−DMOS領域の平面図をそれぞれ示す。 図2は、前記半導体装置の製造工程の一部を示す模式図である。 図3は、図2の次の工程を示す模式図である。 図4は、図3の次の工程を示す模式図である。 図5は、図4の次の工程を示す模式図である。 図6は、図5の次の工程を示す模式図である。 図7は、図6の次の工程を示す模式図である。 図8は、図7の次の工程を示す模式図である。 図9は、図8の次の工程を示す模式図である。 図10は、図9の次の工程を示す模式図である。 図11は、図10の次の工程を示す模式図である。 図12は、図11の次の工程を示す模式図である。 図13は、図12の次の工程を示す模式図である。 図14は、図13の次の工程を示す模式図である。 図15は、図14の次の工程を示す模式図である。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の模式図であって、図1(a)は全体の断面図、図1(b)はHV−DMOSの平面図をそれぞれ示す。
半導体装置1は、本発明の高耐圧DMOSトランジスタの一例としてのHV−DMOS(High Voltage−double Diffused Metal Oxide Semiconductor)2と、本発明の高耐圧CMOSトランジスタの一例としてのHV−CMOS(High Voltage−Complementary Metal Oxide Semiconductor)3と、本発明の低耐圧CMOSトランジスタの一例としてのLV−CMOS4とを、共通のp型の半導体基板(たとえば、シリコン基板)5上に備えている。HV−CMOS3は、HV−nMOS6およびHV−pMOS7を含み、LV−CMOS4は、LV−nMOS8およびLV−pMOS9を含む。
半導体基板5の表面部には、HV−DMOS2、HV−nMOS6、HV−pMOS7、LV−nMOS8およびLV−pMOS9を互いに分離するための素子分離部10が形成されている。素子分離部10は、HV−DMOS2、HV−nMOS6、HV−pMOS7、LV−nMOS8およびLV−pMOS9がそれぞれ形成される領域を矩形状に取り囲んでいる。そして、素子分離部10は、半導体基板5の表面から比較的浅く掘り下がった溝(たとえば、深さ0.2μm〜0.5μmのシャロートレンチ)に、酸化シリコン(SiO)等の絶縁物が埋め込まれた構造(STI構造)を有している。
この素子分離部10によって区画されたHV−DMOS2用の領域のサイズは、たとえば、20μm〜40μmである。
また、HV−CMOS3用の領域のサイズは、たとえば、20μm〜100μmである。さらに具体的には、HV−nMOS6用の領域のサイズが、20μm〜60μmであり、HV−pMOS7用の領域のサイズが、20μm〜100μmである。
また、LV−CMOS4用の領域のサイズは、たとえば、1μm〜10μmである。さらに具体的には、LV−nMOS8用の領域のサイズが、1μm〜5μmであり、LV−pMOS9用の領域のサイズが、1μm〜10μmである。
HV−DMOS2用の領域には、この領域を矩形状に取り囲む素子分離部10の辺に沿って、本発明のDMOS第2導電型ウェルの一例としてのディープn型ウェル11が形成されている。
ディープn型ウェル11の内方領域には、本発明のDMOS第1導電型ボディ領域の一例としてのDMOS−p型ボディ領域12と、本発明のDMOS第2導電型ドレイン領域の一例としてのDMOS−n型ドレイン領域13とが、半導体基板5の表面に沿って互いに間隔を空けて形成されている。
DMOS−p型ボディ領域12は、ディープn型ウェル11にウェル状に形成され、相対的に不純物濃度が低い低濃度領域14と、当該低濃度領域14の内方領域にウェル状に形成され、低濃度領域14に比べて相対的に不純物濃度が高い高濃度領域15とを含む2重ウェル構造を有している。
低濃度領域14および高濃度領域15はいずれも、図1(b)に示すように、半導体基板5を表面側から見た平面視において、丸みを帯びた形状の角部を有する四角形状に形成されている。なお、低濃度領域14および高濃度領域15は、丸みを帯びた形状の複数の角部を有する三角形状、五角形状、六角形状等の他の多角形状であってもよいし、円形、楕円形等であってもよい。また、複数の角部の全部が丸みを帯びている必要はなく、一部の角部のみが丸みを帯びていてもよい。
高濃度領域15の内方領域には、高濃度領域15と低濃度領域14との境界に対してDMOS−n型ドレイン領域13から離れる側に間隔を隔てて、本発明のDMOS第2導電型ソース領域の一例としてのDMOS−n型ソース領域16が形成されている。このDMOS−n型ソース領域16とディープn型ウェル11との間の領域が、DMOS−p型ボディ領域12のチャネル領域(DMOSチャネル領域17)である。この実施形態では、DMOSチャネル領域17(図1(b)のハッチング部)は、低濃度領域14および高濃度領域15に跨って形成されている。
また、高濃度領域15は、前記平面視において、低濃度領域14の互いに対向するDMOS−n型ドレイン領域13に近い側および遠い側の辺のうち、遠い側の辺に片寄って配置されている。これにより、DMOSチャネル領域17を形成する低濃度領域14が、他の領域の低濃度領域14よりも選択的に広い幅となっている。
半導体基板5の表面には、DMOS−n型ドレイン領域13に対して、DMOS−p型ボディ領域12およびその反対側の両側からDMOS−n型ドレイン領域13を挟むように、LOCOS酸化膜18が形成されている。各LOCOS酸化膜18の下方には、LOCOS酸化膜18に接するように、DMOS−n型ドリフト領域19が形成されている。DMOS−n型ドリフト領域19は、DMOS−n型ドレイン領域13よりも浅く形成されている。
DMOS−p型ボディ領域12およびDMOS−n型ドレイン領域13の表面部には、それぞれ不純物を高濃度に拡散して形成されたDMOSボディコンタクト領域20およびDMOSドレインコンタクト領域21が形成されている。DMOSボディコンタクト領域20は、DMOS−n型ソース領域16に対してDMOSチャネル領域17の反対側に、DMOS−n型ソース領域16に接して形成されている。
HV-DMOS2用の領域において半導体基板5の表面には、DMOSゲート絶縁膜22が形成されている。そして、DMOSチャネル領域17に対向するように、DMOSゲート絶縁膜22を挟んでDMOSゲート電極23が形成されている。
DMOSゲート電極23は、この実施形態では、LOCOS酸化膜18およびDMOSゲート絶縁膜22に跨って形成され、さらにDMOSチャネル領域17における低濃度領域14と高濃度領域15との境界を横切るように配置されている。DMOSゲート電極23のドレイン側の端部(エッジ部分)は、DMOS−n型ドレイン領域13とは間隔を隔ててLOCOS酸化膜18上に配置されている。一方、DMOSゲート電極23のソース側の端部(エッジ部分)は、DMOS−n型ソース領域16とは間隔を隔てて高濃度領域15上に配置されている。
また、DMOSゲート電極23の両側面は、酸化シリコン(SiO)等の絶縁物からなるサイドウォール24で覆われている。DMOS−n型ソース領域16とDMOSゲート電極23との間、すなわち、サイドウォール24の直下の領域には、n型低濃度層25が形成されている。こうして、LDD構造が形成されている。n型低濃度層25は、DMOS−n型ソース領域16よりも低濃度に形成され、かつ、これらよりも浅く不純物イオンを注入して形成された領域である。n型低濃度層25は、DMOSゲート電極23に対して自己整合的に形成されており、DMOS−n型ソース領域16は、サイドウォール24に対して自己整合的に形成されている。
HV−CMOS3のHV−nMOS6用の領域には、この領域を矩形状に取り囲む素子分離部10の辺に沿って、本発明の高耐圧第1導電型ウェルの一例としてのディープp型ウェル26が形成されている。ディープp型ウェル26は、DMOS−p型ボディ領域12の低濃度領域14と同じ不純物濃度および同じ深さで形成されている。
ディープp型ウェル26の内方領域には、HV−n型ソース領域27およびHV−n型ドレイン領域28が、半導体基板5の表面に沿って互いに間隔を空けて形成されている。このHV−n型ソース領域27とHV−n型ドレイン領域28との間の領域が、ディープp型ウェル26のチャネル領域(HV−n型チャネル領域29)である。また、HV−n型ソース領域27およびHV−n型ドレイン領域28は、DMOS−n型ドレイン領域13と同じ不純物濃度および同じ深さで形成されている。
HV−n型ソース領域27およびHV−n型ドレイン領域28の表面部には、それぞれ不純物を高濃度に拡散して形成されたHV−n型ソースコンタクト領域30およびHV−n型ドレインコンタクト領域31が形成されている。
半導体基板5の表面には、HV−n型ソース領域27に対して、HV−n型ドレイン領域28およびその反対側の両側からHV−n型ソース領域27を挟むように、LOCOS酸化膜32が形成されている。また、HV−n型ドレイン領域28に対して、HV−n型ソース領域27およびその反対側の両側からHV−n型ドレイン領域28を挟むように、LOCOS酸化膜33が形成されている。各LOCOS酸化膜32,33の下方には、LOCOS酸化膜32,33に接するように、HV−n型ドリフト領域34が形成されている。HV−n型ドリフト領域34は、HV−n型ソース領域27およびHV−n型ドレイン領域28よりも浅く形成されている。
HV−nMOS6用の領域において半導体基板5の表面には、HV−nMOSゲート絶縁膜35が形成されている。そして、HV−n型チャネル領域29に対向するように、HV−nMOSゲート絶縁膜35を挟んでHV−nMOSゲート電極36が形成されている。
HV−nMOSゲート電極36は、この実施形態では、LOCOS酸化膜32およびLOCOS酸化膜33に跨って形成されている。HV−nMOSゲート電極36のドレイン側の端部(エッジ部分)は、HV−n型ドレイン領域28とは間隔を隔ててLOCOS酸化膜33上に配置されている。一方、HV−nMOSゲート電極36のソース側の端部(エッジ部分)は、HV−n型ソース領域27とは間隔を隔ててLOCOS酸化膜32上に配置されている。また、HV−nMOSゲート電極36の両側面は、酸化シリコン(SiO)等の絶縁物からなるサイドウォール37で覆われている。
HV−CMOS3のHV−pMOS7用の領域には、この領域を矩形状に取り囲む素子分離部10の辺に沿って、本発明の高耐圧第2導電型ウェルの一例としてのディープn型ウェル38が形成されている。ディープn型ウェル38は、HV−DMOS2のディープn型ウェル11と同じ不純物濃度および同じ深さで形成されている。
ディープn型ウェル38の内方領域には、HV−p型ソース領域39およびHV−p型ドレイン領域40が、半導体基板5の表面に沿って互いに間隔を空けて形成されている。このHV−p型ソース領域39とHV−p型ドレイン領域40との間の領域が、ディープn型ウェル38のチャネル領域(HV−p型チャネル領域41)である。また、HV−p型ソース領域39およびHV−p型ドレイン領域40は、DMOS−p型ボディ領域12の高濃度領域15と同じ不純物濃度および同じ深さで形成されている。
HV−p型ソース領域39およびHV−p型ドレイン領域40の表面部には、それぞれ不純物を高濃度に拡散して形成されたHV−p型ソースコンタクト領域42およびHV−p型ドレインコンタクト領域43が形成されている。
半導体基板5の表面には、HV−p型ソース領域39に対して、HV−p型ドレイン領域40およびその反対側の両側からHV−p型ソース領域39を挟むように、LOCOS酸化膜44が形成されている。また、HV−p型ドレイン領域40に対して、HV−p型ソース領域39およびその反対側の両側からHV−p型ドレイン領域40を挟むように、LOCOS酸化膜45が形成されている。各LOCOS酸化膜44,45の下方には、LOCOS酸化膜44,45に接するように、HV−p型ドリフト領域46が形成されている。HV−p型ドリフト領域46は、HV−p型ソース領域39およびHV−p型ドレイン領域40よりも浅く形成されている。
HV−pMOS7用の領域において半導体基板5の表面には、HV−pMOSゲート絶縁膜47が形成されている。そして、HV−p型チャネル領域41に対向するように、HV−pMOSゲート絶縁膜47を挟んでHV−pMOSゲート電極48が形成されている。
HV−pMOSゲート電極48は、この実施形態では、LOCOS酸化膜44およびLOCOS酸化膜45に跨って形成されている。HV−pMOSゲート電極48のドレイン側の端部(エッジ部分)は、HV−p型ドレイン領域40とは間隔を隔ててLOCOS酸化膜45上に配置されている。一方、HV−pMOSゲート電極48のソース側の端部(エッジ部分)は、HV−p型ソース領域39とは間隔を隔ててLOCOS酸化膜44上に配置されている。また、HV−pMOSゲート電極48の両側面は、酸化シリコン(SiO)等の絶縁物からなるサイドウォール49で覆われている。
LV−CMOS4のLV−nMOS8用の領域には、この領域を矩形状に取り囲む素子分離部10の辺に沿って、本発明の低耐圧第1導電型ウェルの一例としてのp型ウェル50が形成されている。p型ウェル50は、DMOS−p型ボディ領域12の低濃度領域14およびディープp型ウェル26よりも不純物濃度が高く、かつ、低濃度領域14およびディープp型ウェル26よりも浅く形成されている。また、p型ウェル50は、DMOS−p型ボディ領域12の高濃度領域15、HV−p型ソース領域39およびHV−p型ドレイン領域40と同じ不純物濃度および同じ深さで形成されている。
p型ウェル50の内方領域には、LV−n型ソース領域51およびLV−n型ドレイン領域52が、半導体基板5の表面に沿って互いに間隔を空けて形成されている。このLV−n型ソース領域51とLV−n型ドレイン領域52との間の領域が、p型ウェル50のチャネル領域(LV−n型チャネル領域53)である。
LV−nMOS8用の領域において半導体基板5の表面には、LV−nMOSゲート絶縁膜54が形成されている。そして、LV−n型チャネル領域53に対向するように、LV−nMOSゲート絶縁膜54を挟んでLV−nMOSゲート電極55が形成されている。
LV−nMOSゲート電極55の両側面は、酸化シリコン(SiO)等の絶縁物からなるサイドウォール56で覆われている。LV−n型ソース領域51およびLV−n型ドレイン領域52とLV−nMOSゲート電極55との間、すなわち、サイドウォール56の直下の領域には、n型低濃度層57,58が形成されている。こうして、LDD構造が形成されている。n型低濃度層57,58は、LV−n型ソース・ドレイン領域51,52よりも低濃度に形成され、かつ、これらよりも浅く不純物イオンを注入して形成された領域である。n型低濃度層57,58は、LV−nMOSゲート電極55に対して自己整合的に形成されており、LV−n型ソース・ドレイン領域51,52は、サイドウォール56に対して自己整合的に形成されている。
LV−CMOS4のLV−pMOS9用の領域には、この領域を矩形状に取り囲む素子分離部10の辺に沿って、本発明の低耐圧第2導電型ウェルの一例としてのn型ウェル59が形成されている。n型ウェル59は、ディープn型ウェル11およびディープn型ウェル38よりも不純物濃度が高く、かつ、ディープn型ウェル11およびディープn型ウェル38よりも浅く形成されている。また、n型ウェル59は、DMOS−n型ドレイン領域13、HV−n型ソース領域27およびHV−n型ドレイン領域28と同じ不純物濃度および同じ深さで形成されている。
n型ウェル59の内方領域には、LV−p型ソース領域60およびLV−p型ドレイン領域61が、半導体基板5の表面に沿って互いに間隔を空けて形成されている。このLV−p型ソース領域60とLV−p型ドレイン領域61との間の領域が、n型ウェル59のチャネル領域(LV−p型チャネル領域62)である。
LV−pMOS9用の領域において半導体基板5の表面には、LV−pMOSゲート絶縁膜63が形成されている。そして、LV−p型チャネル領域62に対向するように、LV−pMOSゲート絶縁膜63を挟んでLV−pMOSゲート電極64が形成されている。
LV−pMOSゲート電極64の両側面は、酸化シリコン(SiO)等の絶縁物からなるサイドウォール65で覆われている。LV−p型ソース領域60およびLV−p型ドレイン領域61とLV−pMOSゲート電極64との間、すなわち、サイドウォール65の直下の領域には、p型低濃度層66,67が形成されている。こうして、LDD構造が形成されている。p型低濃度層66,67は、LV−p型ソース・ドレイン領域60,61よりも低濃度に形成され、かつ、これらよりも浅く不純物イオンを注入して形成された領域である。p型低濃度層66,67は、LV−pMOSゲート電極64に対して自己整合的に形成されており、LV−p型ソース・ドレイン領域60,61は、サイドウォール65に対して自己整合的に形成されている。
半導体基板6上には、酸化シリコン(SiO)等の絶縁物からなる層間膜68が積層されている。層間膜68上には、アルミニウム(Al)等の導電物からなるソース配線69〜73、ドレイン配線74〜78およびゲート配線79〜83が形成されている。
ソース配線69〜73は、層間膜68を貫通するコンタクトプラグを介して、DMOS−n型ソース領域16、DMOSボディコンタクト領域20、HV−n型ソースコンタクト領域30、HV−p型ソースコンタクト領域42、LV−n型ソース領域51およびLV−p型ソース領域60にそれぞれ接続されている。
ドレイン配線74〜78は、層間膜68を貫通するコンタクトプラグを介して、DMOSドレインコンタクト領域21、HV−n型ドレインコンタクト領域31、HV−p型ドレインコンタクト領域43、LV−n型ドレイン領域52およびLV−p型ドレイン領域61にそれぞれ接続されている。
ゲート配線79〜83は、層間膜68を貫通するコンタクトプラグを介して、DMOSゲート電極23、HV−nMOSゲート電極36、HV−pMOSゲート電極48、LV−nMOSゲート電極55およびLV−pMOSゲート電極64にそれぞれ接続されている。
半導体装置1の各部の詳細について以下に説明を加える。
半導体基板5は、たとえば、1×1013cm−3〜1×1015cm−3の不純物濃度を有するp型である。半導体基板5の厚さは、たとえば、600μm〜900μmである。
ディープn型ウェル11、ディープn型ウェル38は、たとえば、5×1014cm−3〜3×1015cm−3の不純物濃度を有するn型である。半導体基板5の表面からディープn型ウェル11,38の最深部までの深さは、たとえば、2μm〜3μmである。
DMOS−n型ドレイン領域13、HV−n型ソース領域27、HV−n型ドレイン領域28およびn型ウェル59は、たとえば、5×1015cm−3〜2×1016cm−3の不純物濃度を有するn型である。半導体基板5の表面からDMOS−n型ドレイン領域13、HV−n型ソース領域27、HV−n型ドレイン領域28およびn型ウェル59の最深部までの深さは、たとえば、1μm〜1.5μmである。
低濃度領域14、ディープp型ウェル26は、たとえば、1×1015cm−3〜5×1015cm−3の不純物濃度を有するp型である。半導体基板5の表面から低濃度領域14、ディープp型ウェル26の最深部までの深さは、たとえば、1.5μm〜2μmである。
高濃度領域15、HV−p型ソース領域39、HV−p型ドレイン領域40およびp型ウェル50は、たとえば、5×1015cm−3〜2×1016cm−3の不純物濃度を有するp型である。半導体基板5の表面から高濃度領域15、HV−p型ソース領域39、HV−p型ドレイン領域40およびp型ウェル50の最深部までの深さは、たとえば、0.8μm〜1.2μmである。
DMOS−n型ソース領域16、DMOSドレインコンタクト領域21、HV−n型ソースコンタクト領域30、HV−n型ドレインコンタクト領域31、LV−n型ソース領域51およびLV−n型ドレイン領域52は、たとえば、1×1018cm−3〜5×1018cm−3の不純物濃度を有するn型である。
DMOSボディコンタクト領域20、HV−p型ソースコンタクト領域42、HV−p型ドレインコンタクト領域43、LV−p型ソース領域60およびLV−p型ドレイン領域61は、たとえば、1×1018cm−3〜3×1018cm−3の不純物濃度を有するp型である。
DMOS−n型ドリフト領域19、HV−n型ドリフト領域34は、たとえば、1×1015cm−3〜1×1016cm−3の不純物濃度を有するn型である。
HV−p型ドリフト領域46は、たとえば、1×1016cm−3〜5×1016cm−3の不純物濃度を有するp型である。
LOCOS酸化膜18,32,33,44,45の厚さは、たとえば、2000Å〜3000Åである。
DMOSゲート絶縁膜22、HV−nMOSゲート絶縁膜35およびHV−pMOSゲート絶縁膜47の厚さは、たとえば、1000Å〜1500Åである。
LV−nMOSゲート絶縁膜54、LV−pMOSゲート絶縁膜63の厚さは、たとえば、80Å〜150Åである。
DMOSゲート電極23、HV−nMOSゲート電極36、HV−pMOSゲート電極48、LV−nMOSゲート電極55およびLV−pMOSゲート電極64の厚さは、たとえば、2000Å〜3000Åである。
図2〜図15は、図1の半導体装置1の製造工程の一部を工程順に説明するための模式図である。図2〜図15では、(a)が図1(a)に対応し、(b)が図1(b)に対応している。
まず、図2に示すように、STI法により、半導体基板5に素子分離部10が形成される。これにより、HV−DMOS2、HV−nMOS6、HV−pMOS7、LV−nMOS8およびLV−pMOS9用の各アクティブ領域がそれぞれ確保される。
次に、図3に示すように、ディープn型ウェル11およびディープn型ウェル38の形成工程が行われる。具体的には、半導体基板5上に所定のパターンのレジスト膜(図示せず)が形成され、当該レジスト膜をマスクとして、ディープn型ウェル11およびディープn型ウェル38を形成すべき領域にn型不純物イオンが半導体基板5に選択的に注入される。たとえば、n型不純物イオンとしてAsイオンまたはPイオンが用いられる(以下、同じ)。こうして、ディープn型ウェル11およびディープn型ウェル38が同時に形成される。
次に、図4に示すように、低濃度領域14およびディープp型ウェル26の形成工程が行われる。具体的には、半導体基板5上に所定のパターンのレジスト膜84が形成され、当該レジスト膜84をマスクとして、低濃度領域14およびディープp型ウェル26を形成すべき領域にp型不純物イオンが半導体基板5に選択的に注入される。たとえば、p型不純物としてBイオンが用いられる(以下、同じ)。この際、注入の加速度および熱拡散条件を制御することによって、ディープn型ウェル11およびディープn型ウェル38よりも、低濃度領域14およびディープp型ウェル26を浅く形成する。こうして、低濃度領域14およびディープp型ウェル26が同時に形成される。
次に、図5に示すように、半導体基板5上にハードマスク85(たとえば、1000Å程度のSiN膜)が積層され(図5(b)のハッチング部分)、パターニングすることによって、ハードマスク85のLOCOS酸化膜18,32,33,44,45を形成すべき部分が選択的に除去される。
次に、図6に示すように、HV−DMOS2用の領域、HV−nMOS6用の領域およびLV−CMOS4用の領域を選択的に覆う所定パターンのレジスト膜(図示せず)が半導体基板5上に形成され、当該レジスト膜およびハードマスク85をマスクとして、ハードマスク85から選択的に露出している半導体基板5にp型不純物イオンが選択的に注入される。こうして、HV−p型ドリフト領域46が形成される。
同様に、低濃度領域14、HV−pMOS7用の領域およびLV−CMOS4用の領域を選択的に覆う所定パターンのレジスト膜86が半導体基板5上に形成され、当該レジスト膜86およびハードマスク85をマスクとして、ハードマスク85から露出している半導体基板5にn型不純物イオンが選択的に注入される。こうして、DMOS−n型ドリフト領域19およびHV−n型ドリフト領域34が形成される。
次に、図7に示すように、ハードマスク85から露出している半導体基板5を選択的に熱酸化することによって、LOCOS酸化膜18,32,33,44,45が同時に形成される。
次に、図8に示すように、半導体基板5上にレジスト膜87が積層され、パターニングすることによって、レジスト膜87のHV−nMOSゲート絶縁膜35およびHV−pMOSゲート絶縁膜47を形成すべき部分が選択的に除去される。そして、レジスト膜87をマスクとして、レジスト膜87から露出しているハードマスク85が選択的に除去される。
次に、図9に示すように、ハードマスク85から露出している半導体基板5を選択的に熱酸化することによって、HV−nMOSゲート絶縁膜35およびHV−pMOSゲート絶縁膜47が同時に形成される。その後、ハードマスク85が除去される。
次に、図10に示すように、DMOS−n型ドレイン領域13、HV−n型ソース領域27、HV−n型ドレイン領域28およびn型ウェル59を同時に形成する工程と、高濃度領域15、HV−p型ソース領域39、HV−p型ドレイン領域40およびp型ウェル50を同時に形成する工程とが行われる。
具体的には、半導体基板5上に所定のパターンのレジスト膜(図示せず)が形成され、当該レジスト膜をマスクとして、DMOS−n型ドレイン領域13、HV−n型ソース領域27、HV−n型ドレイン領域28およびn型ウェル59を形成すべき領域にn型不純物イオンが半導体基板5に選択的に注入される。こうして、DMOS−n型ドレイン領域13、HV−n型ソース領域27、HV−n型ドレイン領域28およびn型ウェル59が同時に形成される。
同様に、半導体基板5上に所定のパターンのレジスト膜88が形成され、当該レジスト膜88をマスクとして、高濃度領域15、HV−p型ソース領域39、HV−p型ドレイン領域40およびp型ウェル50を形成すべき領域にp型不純物イオンが半導体基板5に選択的に注入される。この際、注入の加速度および熱拡散条件を制御することによって、低濃度領域14よりも高濃度領域15を浅く形成する。こうして、高濃度領域15、HV−p型ソース領域39、HV−p型ドレイン領域40およびp型ウェル50が同時に形成される。
次に、図11に示すように、半導体基板5を選択的に熱酸化することによって、DMOSゲート絶縁膜22、LV−nMOSゲート絶縁膜54およびLV−pMOSゲート絶縁膜63が同時に形成される。そして、半導体基板5上にポリシリコン材料89が堆積される。
次に、図12に示すように、ポリシリコン材料89上に所定のパターンのレジスト膜90が形成され、当該レジスト膜90をマスクとして、ポリシリコン材料89が選択的に除去される。こうして、DMOSゲート電極23、HV−nMOSゲート電極36、HV−pMOSゲート電極48、LV−nMOSゲート電極55およびLV−pMOSゲート電極64が同時に形成される。
次に、図13に示すように、半導体基板5上に所定のパターンのレジスト膜(図示せず)が形成され、当該レジスト膜をマスクとして、p型低濃度層66,67を形成すべき領域にp型不純物イオンが半導体基板5に選択的に注入される。こうして、p型低濃度層66,67が同時に形成される。
同様に、半導体基板5上に所定のパターンのレジスト膜91が形成され、当該レジスト膜91をマスクとして、n型低濃度層25,57,58を形成すべき領域にn型不純物イオンが半導体基板5に選択的に注入される。こうして、n型低濃度層25,57,58が同時に形成される。
次に、図14に示すように、CVD法によって、半導体基板5の全面に酸化シリコン(SiO)膜や窒化シリコン(SiN)膜等の絶縁膜が1000Å〜3000Å堆積された後、その絶縁膜がドライエッチングによってエッチバックされる。このエッチバックを、各ゲート電極23,36,48,55,64が露出するまで行うと、それらの各両側面にサイドウォール24,37,49,56,65が同時に形成される。
次に、図15に示すように、半導体基板5上に所定のパターンのレジスト膜(図示せず)が形成され、当該レジスト膜をマスクとして、DMOS−n型ソース領域16、DMOSドレインコンタクト領域21、HV−n型ソースコンタクト領域30、HV−n型ドレインコンタクト領域31、LV−n型ソース領域51およびLV−n型ドレイン領域52を形成すべき領域にn型不純物イオンが半導体基板5に選択的に注入される。こうして、DMOS−n型ソース領域16、DMOSドレインコンタクト領域21、HV−n型ソースコンタクト領域30、HV−n型ドレインコンタクト領域31、LV−n型ソース領域51およびLV−n型ドレイン領域52が同時に形成される。
同様に、半導体基板5上に所定のパターンのレジスト膜92が形成され、当該レジスト膜92をマスクとして、DMOSボディコンタクト領域20、HV−p型ソースコンタクト領域42、HV−p型ドレインコンタクト領域43、LV−p型ソース領域60およびLV−p型ドレイン領域61を形成すべき領域にp型不純物イオンが半導体基板5に選択的に注入される。こうして、DMOSボディコンタクト領域20、HV−p型ソースコンタクト領域42、HV−p型ドレインコンタクト領域43、LV−p型ソース領域60およびLV−p型ドレイン領域61が同時に形成される。
この後は、半導体基板5の全面を覆う層間膜68が形成され、層間膜68に複数のコンタクトホールがエッチングにより形成され、これらのコンタクトホールにコンタクトプラグが埋め込まれる。そして、層間膜68上に、ソース配線69〜73、ドレイン配線74〜78およびゲート配線79〜83が形成される以上の工程を経て、図1の半導体装置1が得られる。
以上、この半導体装置1によれば、DMOS−p型ボディ領域12において、HV−DMOS2のディープn型ウェル11に接する領域が低濃度領域14である。このように、比較的濃度の低い低濃度領域14およびディープn型ウェル11同士を接触させることによって、ディープn型ウェル11に対するDMOS−p型ボディ領域12の接合耐圧を向上させることができる。これにより、ドレイン−ウェル間の耐圧を向上させることができる。
さらに、高濃度領域15が低濃度領域14の内方に配置されているため、低濃度領域14とディープn型ウェル11とのpn接合部から発生する空乏層を伸び難くすることができる。これにより、ソース−ドレイン間のパンチスルー耐圧を向上させることができる。
また、DMOS−p型ボディ領域12の外形をなす低濃度領域14に丸みを持たせることによって、DMOS−p型ボディ領域12の角部への電界集中を緩和することができる。その結果、半導体装置1の耐圧を一層向上させることができる。
そして、図2〜図15に示す方法によれば、DMOS−p型ボディ領域12の低濃度領域14を、HV−CMOS3のディープp型ウェル26と同一工程で形成することができ(図4参照)、DMOS−p型ボディ領域12の高濃度領域15を、LV−CMOS4のp型ウェル50と同一工程で形成することができる(図10参照)。つまり、HV−DMOS2を、工程数を増やすことなく、マスクレイアウトの変更によって簡単に製造することができる。したがって、この方法によって、パネルコントローラ用ICやLCDドライバ用IC等に必要な高耐圧DMOSトランジスタを、簡単に製造することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、半導体装置1の各半導体部分の導電型を反転した構成が採用されてもよい。たとえば、半導体装置1において、p型の部分がn型であり、n型の部分がp型であってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 半導体装置
2 HV−DMOS
3 HV−CMOS
4 LV−CMOS
5 半導体基板
6 HV−nMOS
7 HV−pMOS
8 LV−nMOS
9 LV−pMOS
10 素子分離部
11 ディープn型ウェル
12 DMOS−p型ボディ領域
13 DMOS−n型ドレイン領域
14 低濃度領域
15 高濃度領域
16 DMOS−n型ソース領域
17 DMOSチャネル領域
19 DMOS−n型ドリフト領域
22 DMOSゲート絶縁膜
23 DMOSゲート電極
26 ディープp型ウェル
27 HV−n型ソース領域
28 HV−n型ドレイン領域
29 HV−n型チャネル領域
34 HV−n型ドリフト領域
35 HV−nMOSゲート絶縁膜
36 HV−nMOSゲート電極
38 ディープn型ウェル
39 HV−p型ソース領域
40 HV−p型ドレイン領域
41 HV−p型チャネル領域
46 HV−p型ドリフト領域
47 HV−pMOSゲート絶縁膜
48 HV−pMOSゲート電極
50 p型ウェル
51 LV−n型ソース領域
52 LV−n型ドレイン領域
53 LV−n型チャネル領域
54 LV−nMOSゲート絶縁膜
55 LV−nMOSゲート電極
59 n型ウェル
60 LV−p型ソース領域
61 LV−p型ドレイン領域
62 LV−p型チャネル領域
63 LV−pMOSゲート絶縁膜
64 LV−pMOSゲート電極

Claims (10)

  1. 高耐圧DMOSトランジスタと、高耐圧CMOSトランジスタと、低耐圧CMOSトランジスタとを共通の第1導電型の半導体基板上に備える半導体装置であって、
    前記半導体基板の前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域に、互いに間隔を空けて形成された高耐圧第1導電型ウェルおよび高耐圧第2導電型ウェルと、
    前記半導体基板の前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域に、互いに間隔を空けて形成され、それぞれが前記高耐圧第1導電型ウェルおよび前記高耐圧第2導電型ウェルよりも不純物濃度が高く、かつ、前記高耐圧第1導電型ウェルおよび前記高耐圧第2導電型ウェルよりも浅く形成された低耐圧第1導電型ウェルおよび低耐圧第2導電型ウェルと、
    前記半導体基板の前記高耐圧DMOSトランジスタ用の領域に形成され、前記高耐圧第2導電型ウェルと同じ不純物濃度および同じ深さのDMOS第2導電型ウェルと、
    前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に形成されたDMOS第1導電型ボディ領域と、
    前記DMOS第1導電型ボディ領域の内方領域に形成されたDMOS第2導電型ソース領域と、
    前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に、前記DMOS第1導電型ボディ領域とは間隔を空けて形成されたDMOS第2導電型ドレイン領域と、
    前記DMOS第2導電型ソース領域と前記DMOS第2導電型ウェルとの間のDMOSチャネル領域上にDMOSゲート絶縁膜を介して形成されたDMOSゲート電極とを含み、
    前記DMOS第1導電型ボディ領域は、前記高耐圧第1導電型ウェルと同じ不純物濃度および同じ深さの低濃度領域と、当該低濃度領域の内方領域に形成され、前記低耐圧第1導電型ウェルと同じ不純物濃度および同じ深さの高濃度領域とを含む2重ウェル構造を有している、半導体装置。
  2. 前記低濃度領域は、前記半導体基板を表面側から見た平面視において、丸みを帯びた形状の複数の角部を有する多角形状に形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記高濃度領域は、前記半導体基板を表面側から見た平面視において、丸みを帯びた形状の複数の角部を有する多角形状に形成されている、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記DMOSチャネル領域は、前記低濃度領域および前記高濃度領域に跨って形成され、
    前記DMOSゲート電極は、当該DMOSチャネル領域における前記低濃度領域と前記高濃度領域との境界を横切るように配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記低濃度領域は、前記半導体基板を表面側から見た平面視において、前記DMOSチャネル領域を形成する部分が他の部分よりも選択的に広い幅で形成されている、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記DMOS第2導電型ドレイン領域は、前記低耐圧第2導電型ウェルと同じ不純物濃度および同じ深さで形成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記半導体装置は、前記半導体基板の表面から掘り下がった溝に絶縁体が埋め込まれたSTI(Shallow Trench Isolation)構造を有し、前記高耐圧DMOSトランジスタ、前記高耐圧CMOSトランジスタおよび前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域をそれぞれ区画する素子分離部を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記低耐圧第1導電型ウェルおよび前記低耐圧第2導電型ウェルは、それぞれ、前記素子分離部によって取り囲まれて区画されており、
    前記素子分離部で取り囲まれた前記低耐圧第1導電型ウェルのサイズが1μm〜5μmであり、前記素子分離部で取り囲まれた前記低耐圧第2導電型ウェルのサイズが1μm〜10μmである、請求項7に記載の半導体装置。
  9. 高耐圧DMOSトランジスタと、高耐圧CMOSトランジスタと、低耐圧CMOSトランジスタとを共通の第1導電型の半導体基板上に備える半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体基板の前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域および前記高耐圧DMOSトランジスタ用の領域に第2導電型の不純物を選択的に導入することによって、前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域に高耐圧第2導電型ウェルを形成し、同時に、前記高耐圧DMOSトランジスタ用の領域にDMOS第2導電型ウェルを形成する工程と、
    前記半導体基板の前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域および前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に第1導電型の不純物を選択的に導入することによって、前記高耐圧CMOSトランジスタ用の領域に高耐圧第1導電型ウェルを形成し、同時に、前記DMOS第2導電型ウェルに低濃度領域を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域および前記低濃度領域の内方領域に第1導電型の不純物を選択的に導入することによって、前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域に低耐圧第1導電型ウェルを形成し、同時に、前記低濃度領域に前記低濃度領域よりも不純物濃度が高く、かつ、前記低濃度領域よりも浅い高濃度領域を形成して、前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に前記低濃度領域と前記高濃度領域とを含む2重ウェル構造を有するDMOS第1導電型ボディ領域を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記低耐圧CMOSトランジスタ用の領域に第2導電型の不純物を選択的に導入することによって、低耐圧第2導電型ウェルを形成する工程と、
    前記DMOS第2導電型ウェルの内方領域に第2導電型の不純物を選択的に導入することによって、DMOS第2導電型ドレイン領域を形成する工程と、
    前記DMOS第1導電型ボディ領域の内方領域に第2導電型の不純物を選択的に導入することによって、DMOS第2導電型ソース領域を形成する工程と、
    前記DMOS第2導電型ソース領域と前記DMOS第2導電型ウェルとの間のDMOSチャネル領域上に、DMOSゲート絶縁膜を介してDMOSゲート電極を形成する工程とを含む、半導体装置の製造方法。
  10. 前記低耐圧第2導電型ウェルを形成する工程と、前記DMOS第2導電型ドレイン領域を形成する工程とが同時に実行される、請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
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