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JP6045456B2 - 熱交換器固定板及び空気調和機 - Google Patents

熱交換器固定板及び空気調和機 Download PDF

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Description

本発明は、空気調和機の熱交換器を筐体に固定するための熱交換器固定板及び空気調和機に関するものである。
従来より、空気調和機では、熱交換器を背面筐体に固定すると共に、吸い込み空気が熱交換器を通らずに風路内を通過してしまわないようにするための熱交換器固定板を用いている。そして、熱交換器として主熱交換器及び補助熱交換器を用いる仕様と、補助熱交換器を用いずに主熱交換器のみを用いる仕様とで共通に使用可能とした熱交換器固定板がある(例えば、特許文献1参照)。
補助熱交換器を用いる仕様に合わせて補助熱交換器のヘアピン部を通すための挿入穴を熱交換器固定板に設けた構造とすると、補助熱交換器を用いない仕様で熱交換器固定板を使用する際に、その挿入穴から、フィルターを通過しない空気が主熱交換器に流れ込んでフィンや冷媒管が汚れる。このため、特許文献1では、補助熱交換器のヘアピン部が挿入される挿入部を設け、その挿入部でヘアピン部を実質的に閉塞するようにしている。
特許第5029544号公報(第6頁、図6)
特許文献1では、補助熱交換器を主熱交換器の外側に設けているが、補助熱交換器を主熱交換器の内側に設ける場合もある。言い換えれば、主熱交換器を通過する吸い込み空気の流れ方向下流である「風路内側」に補助熱交換器を設ける場合もある。この場合、補助熱交換器のヘアピン部が通される挿入穴を熱交換器固定板に開けた構成とすると、補助熱交換器を用いない仕様で用いた際にその挿入穴から流入した空気は、熱交換器を通らずに風路内を通過することになり、以下のような問題が生じる。
まず、熱交換器を通った空気と熱交換器を通らない空気とで温度差が生じ、風路内に着露が発生する。通常、熱交換器部分で発生した露はドレンパンで回収するようにしているが、熱交換器部分以外の風路内で発生した露は回収できない。また、回収されなかった露は、空気調和機の室内機筐体下部から筐体外部に垂れたり、風路から露が飛んだりして、ユニット外部周辺を濡らしてしまうという問題がある。
特許文献1では、補助熱交換器を主熱交換器の外側に設けることを前提としているため、補助熱交換器を風路内側に設ける場合の上記の露の問題について全く把握しておらず、その対策について何ら検討されていない。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、風路内側に補助熱交換器を設ける仕様と設けない仕様で共通に用いることが可能で、且つ、補助熱交換器のヘアピン部の挿入箇所部分で発生した露を排水可能な熱交換器固定板及び空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る熱交換器固定板は、放熱フィンと伝熱管とを有する熱交換器の側面部を空気調和機の筐体に固定する熱交換器固定板であって、熱交換器の側面部に裏面が対向する板状基部と、板状基部に形成され、熱交換器の主熱交換器の伝熱管のヘアピン部が挿入される挿入穴と、板状基部の裏面に主熱交換器の側面形状に沿うように延びて形成され、熱交換器を通過する空気の下流である風路内側に配置される内側補助熱交換器の各ヘアピン部がまとめて挿入される一つの溝とを有し、溝は、板状基部の裏面において主熱交換器と内側補助熱交換器との間に立設された第1露受けリブと、その更に内側に立設された第2露受けリブと、ヘアピン部の挿入方向端部となる板状基部とにより形成され、ヘアピン部の挿入方向端部が閉塞されていると共に、溝により露回収路が形成されているものである。
本発明によれば、主熱交換器の内側に補助熱交換器を設ける仕様と設けない仕様とで共通に用いることが可能で、且つ、補助熱交換器のヘアピン部の挿入箇所部分で発生した露を排水可能な熱交換器固定板を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の断面図である。 図2の室内機から前面筐体及び熱交換器固定板を取り外した状態の室内機の左側端部を示す斜視図である。 図2の室内機から前面筐体を取り外し、熱交換器固定板が取り付けられた状態の室内機の左側端部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の主熱交換器の取付パターンの説明図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機に設けられた熱交換器のヘアピン部の構造説明図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の補助熱交換器の取付パターンの説明図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の補助熱交換器の他の取付パターンの説明図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を裏面側から見た斜視図である。 図7Bの熱交換器のヘアピン部に熱交換器固定板を取り付けた状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板の風路内側における露の流れの説明図である。 図9をA−Aで切断した斜視図である。 図9のA−A断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各図において同一の構成には同一の符号を付している。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の全体斜視図(前面意匠パネル開状態)である。図2は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の断面図(前面意匠パネル閉状態)である。図3は、図2の室内機から前面筐体及び熱交換器固定板を取り外した状態の室内機の左側端部を示す斜視図である。図4は、図2の室内機から前面筐体を取り外し、熱交換器固定板が取り付けられた状態の室内機の左側端部を示す斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の主熱交換器の取付パターンの説明図である。図5(a)は、熱交換器の左側面部に熱交換器固定板を取り付けた状態を、熱交換器を中央付近で切断した状態の右側面部側から見た図である。図5(b)は、図5(a)を、熱交換器の右側面部側から見た斜視図である。図5(c)は、図5(a)を、熱交換器の左側面部側から見た斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機に設けられた熱交換器のヘアピン部の構造説明図である。
空気調和機の室内機は、壁面に取り付けられる背面筐体1と、背面筐体1の前面に取り付けられた前面筐体2とを備えた略箱状の筐体3を有し、前面筐体2には開閉可能な意匠パネル4が取り付けられている。そして、前面筐体2の上面には吸込口3Aが設けられ、また、前面筐体2の下部には吹出口3Bが設けられており、吹出口3Bには吹き出し風の風向を制御する風向上下変更板5が設けられている。
筐体3内には、送風を行う送風機6と熱交換器10とを備えている。筐体3内には更に、熱交換器10の前面に設けられ、熱交換器10に流入する空気から塵埃等を除去するフィルター7と、熱交換器10の下部に設けられ、熱交換器10の結露水を回収するドレンパン8とを備えている。
熱交換器10は、図6に示すように放熱フィン10aと、内部に作動冷媒(以下、冷媒という)が通過する伝熱管10bとを備えた構成である。放熱フィン10aは複数並設され、その放熱フィン10aに対して伝熱管10bが垂直に挿入されている。伝熱管10bは、吸い込み空気通過方向に対して直角方向である段方向(図2の上下方向)へ複数段設けられていると共に、吸い込み空気通過方向である列方向に複数列設けられている。伝熱管10bは180°曲げられたヘアピン部10baが、並設された放熱フィン10aの端部から突出している。また、伝熱管10bのヘアピン部10baと反対側の端部(図示の例では右側端部)は開口しているが、隣接する伝熱管10b同士の開口部は、別のU字状に曲げた接続配管(図示せず)で連結されている。
熱交換器10は、前面側に配置された主熱交換器20と、背面側に配置された背面熱交換器21とを備えている。主熱交換器20と背面熱交換器21とは一体でもよいし別体でもよい。以下では、吸い込み空気の流れ方向下流を「風路内側11」、吸い込み空気の流れ方向上流を「風路外側12」という。具体的には、主熱交換器20、背面熱交換器21の送風機6側の端面20a、21a(図2参照)を境として内側(送風機6側)が風路内側11、外側が風路外側12となっている。点線はその境界線(以下、風路内外境界線という)13を示している。
熱交換器10は、基本構成として主熱交換器20を備え、空気調和機の室内機が必要とする能力に応じて適宜、背面熱交換器21、補助熱交換器30(30A〜30C)が取り付けられる。補助熱交換器30の取付パターンは空気調和機の室内機が必要とする能力に応じて数種類あり、以下の図7A、図7Bに取付パターンの例を示す。なお、「熱交換器10」とは、主熱交換器20のみの構成や、取付パターンに応じて更に背面熱交換器21や補助熱交換器30が備えられた構成の総称を指すものとする。
図7Aは、本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の補助熱交換器の取付パターンの説明図である。図7A(a)は、熱交換器の左側面部に熱交換器固定板を取り付けた状態を、熱交換器を中央付近で切断した状態の右側面部側から見た図である。図7A(b)は、図7A(a)を、熱交換器の右側面部側から見た斜視図である。図7A(c)は、図7A(a)を、熱交換器の左側面部側から見た斜視図である。
図7Aの熱交換器10では、背面熱交換器21が配置され、更に、補助熱交換器30として、主熱交換器20の外側上部に外側補助熱交換器30Aが配置され、主熱交換器20の外側下部に外側補助熱交換器30Bが配置されている。そして、更に、背面熱交換器21の外側上部に外側補助熱交換器30Cが配置されている。
図7Bは、本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を用いる空気調和機の室内機の補助熱交換器の他の取付パターンの説明図である。図7B(a)は、熱交換器の左側面部に熱交換器固定板を取り付けた状態を、熱交換器を中央付近で切断した状態の右側面部側から見た図である。図7B(b)は、図7B(a)を、熱交換器の右側面部側から見た斜視図である。図7B(c)は、図7B(a)を、熱交換器の左側面部側から見た斜視図である。
図7Bの熱交換器10では、図7Aに示した背面熱交換器21及び外側補助熱交換器30A〜30Cに加えて更に、主熱交換器20の内側上部に内側補助熱交換器31Aが配置され、主熱交換器20の内側下部に内側補助熱交換器31Bが配置されている。
なお、補助熱交換器30の取付パターンは、上記の図に示したパターン以外にも、外側補助熱交換器30A〜30C、内側補助熱交換器31A、31Bの有無により数種類、構成できる。
このように数種類の補助熱交換器30の取付パターンのある熱交換器10は、この例ではその左側面部が熱交換器固定板40に係止固定されて背面筐体1に固定され、熱交換器10の右側面部は、ネジ留め等により背面筐体1に固定される。熱交換器10と熱交換器固定板40との固定方法の詳細は後述するが、熱交換器固定板40の板状基部40a(図4参照)の裏面側(熱交換器との対向面側)から熱交換器10のヘアピン部10ba(図6参照)が挿入され、後述の係止構造によってヘアピン部10baが係止される。
図8は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を示す図で、図8(a)は、熱交換器固定板を裏面側から見た図、図8(b)は熱交換器固定板を表面側から見た図である。図9は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板を裏面側から見た斜視図である。図10は、図7Bの熱交換器のヘアピン部に熱交換器固定板を取り付けた状態の斜視図である。
熱交換器固定板40は樹脂製であり、熱交換器10の側面部に裏面が対向する板状基部40aには、主熱交換器20のヘアピン部20A〜20Lが挿入される挿入穴41A〜41Lと、背面熱交換器21のヘアピン部21A〜21Fが挿入される挿入穴42A〜42Fとが形成されている。熱交換器固定板40の板状基部40aには更に、外側補助熱交換器30Aのヘアピン部22A〜22Cが挿入される挿入穴43A〜43Cと、外側補助熱交換器30Bのヘアピン部23A〜23Cが挿入される挿入穴44A〜44Cと、外側補助熱交換器30Cのヘアピン部24A、24Bが挿入される挿入穴45A、45Bとが形成されている。
また、板状基部40aの表面側には、各挿入穴41A〜41L、42A〜42F、43A〜43C、44A〜44C、45A、45Bのうちの少なくとも一部の挿入穴のそれぞれに対応して1又は2つの係止片50が立設されている。係止片50の構造については改めて詳述する。
熱交換器10が外側補助熱交換器30A〜30Cを備えていない構成の場合、これらの外側補助熱交換器30A〜30Cのヘアピン部22A〜22C、23A〜23C、24A、24Bに対応する熱交換器固定板40の挿入穴43A〜43C、44A〜44C、45A、45Bにはヘアピン部22A〜22C、23A〜23C、24A、24Bが挿入されないため、開放された状態となる。
挿入穴43A〜43C、44A〜44C、45A、45Bは主熱交換器20、背面熱交換器21の空気上流であるため、挿入穴43A〜43C、44A〜44C、45A、45Bから空気の出入りがあっても、その空気は主熱交換器20、背面熱交換器21を通過する。このため、主熱交換器20、背面熱交換器21で冷却後の空気が風路内側11に流入する。このため、熱交換器固定板40の挿入穴43A〜43C、44A〜44C、45A、45Bにヘアピン部が挿入されずに開放されていても、そこから流入する空気に温度差はなく、室内機の性能に影響はない。
一方、熱交換器固定板40の風路内側11には結露対策が必要であり、その点について以下に説明する。
図11は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器固定板の風路内側における露の流れの説明図である。図11の矢印70A、70Bは熱交換器固定板の風路内側における露回収路を示している。
本実施の形態1は、熱交換器固定板40の風路内側11の構造に特徴がある。以下、図9〜図11を参照して熱交換器固定板40の風路内側11の構造について説明する。
板状基部40aの裏面側には、風路外側12の熱交換器(主熱交換器20、背面熱交換器21、外側補助熱交換器30A〜30C)からの露を受ける第1露受けリブ60が立設している。第1露受けリブ60は、風路内側11と風路外側12との風路内外境界線13部分に、風路内外境界線13に沿うように延びて形成されている(主熱交換器20、背面熱交換器21の側面形状に沿うように延びて形成されている)。そして、第1露受けリブ60の内側に間隔を空けて第1露受けリブ60の形状に沿うように第2露受けリブ61が立設している。この第1露受けリブ60と第2露受けリブ61と板状基部40aとにより、内側補助熱交換器31A、31Bのヘアピン部が挿入される溝63が形成されている。
溝63を形成している板状基部40a部分には穴は設けられておらず、つまり溝63においてヘアピン部の挿入方向端部は閉塞されている。よって、内側補助熱交換器31A、31Bを使用しない取付パターンで熱交換器固定板40が使用されても、熱交換器10を通過しない空気が風路内に侵入することはない。したがって、風路内において熱交換器10を通った空気と熱交換器10を通っていない空気に温度差が生じることによる結露を抑制できる。
そして、溝63内には、内側補助熱交換器31Aの3つのヘアピン部と、内側補助熱交換器31Bの2つのヘアピン部とのそれぞれを支持する支持部63A〜63Eが形成されている。支持部63A〜63Eはガタ抑制リブ63aを有し、各ヘアピン部のガタを抑制した状態で支持している。
溝63内には、ヘアピン部の挿入方向端部を閉塞してもなお結露は生じ、また、取付パターンによっては内側補助熱交換器31A、31Bのヘアピン部が位置するため、溝63には露を排出できる構成が求められる。このため、溝63には上述したように支持部63A〜63Eが形成されているものの、その支持部63A〜63Eによって溝63内が完全に仕切られているわけではなく、溝63内の露をドレンパン8(図2参照)に向けて排出できるよう、溝63内に図11の矢印70Aに示す露回収路が確保されている。
また、第2露受けリブ61の更に内側にも、間隔を空けて第3露受けリブ62が立設しており、第2露受けリブ61と第3露受けリブ62と板状基部40aとにより溝64が形成されている。そして、この溝64内の露をドレンパン8(図2参照)に向けて排出できるよう、溝64内に図11の矢印70Bに示す露回収路が確保されている。
次に、熱交換器10の主熱交換器20、背面熱交換器21と、熱交換器固定板40との固定構造について説明する。
図12は、図9をA−Aで切断した斜視図である。図13は、図9のA−A断面図である。
板状基部40aの表面側には、上述したように各挿入穴41A〜41L、42A〜42F、43A〜43C、44A〜44C、45A、45Bのそれぞれに対応して係止片50が立設されている。係止片50は、ヘアピン部を係止するために用いられるが、風路外側12の熱交換器固定板40周辺で発生した露が伝熱管10bを伝って流れる時の露受けの役割も兼ねている。なお、図12には、1つの挿入穴に対して1つ又は2つの係止片50が設けられていたり、係止片50が設けられていなかったりする例を示している。以下では、説明の便宜上、複数の係止片50のうち、図12の切断面部分に示された係止片50を係止片50A、50B、50Cとして区別し、これらを代表して係止片50によるヘアピン部の係止構造について説明する。なお、各係止片50は何れも同様の構造であり、ヘアピン部を係止する際の挙動も同様である。
以下、挿入穴41Kにおけるヘアピン部の係止構造について説明する。
板状基部40aの表面には壁部40d(図10参照)が立設されており、その壁部40dに係止片50Aが片持ち梁状に形成されている。挿入穴41Kは長穴状に形成されており、係止片50Aは挿入穴41Kの内周形状の一部に沿うように形成されている。具体的には、係止片50Aは、長穴状の挿入穴41Kの両端湾曲部の一方から他方に向けて挿入穴41Kの内周形状に沿い、挿入穴41Kの長手方向の中央付近まで延びるように形成されている。そして、係止片50Aの基部51の先端部の熱交換器10側(図13の上側)には、挿入穴41Kの内側に向けて突出したフック部52が形成されており、フック部52の熱交換器10側の端面には、挿入穴41Kの内側に向かうにしたがってヘアピン部20Kの挿入方向(図13の白抜き矢印)に向けて傾斜する傾斜面52aが形成されている。そして、フック部52の傾斜面52aと反対側の端面は挿入方向に直交するフラット面52b(図13参照)を有している。また、挿入穴41Kの両端湾曲部の他方には、図11〜図13に示すように係止片50Aと同様の構成の係止片50Bが、フック部52同士が対向するように設けられている。
そして、主熱交換器20のヘアピン部20Kが図13の白抜き矢印方向に挿入穴41Kに挿入されると、ヘアピン部20Kは係止片50A、50Bのそれぞれのフック部52の傾斜面52aに沿って挿入方向の奥側(図13の下側)に向けて案内される。係止片50A、50Bは片持ち梁状であり可撓性を有しているため、ヘアピン部20Kが挿入されると、その挿入する際の力で互いに離れる方向に撓む。そして、ヘアピン部20Kがフック部52を乗り越えると、係止片50A、50Bの形状が元に戻ってヘアピン部20Kを両側から抱え込んだ状態となる。すなわち、係止片50A、50Bのフック部52のフラット面52bが、釣り針の“返し”の役割を担い、ヘアピン部20Kが抜けないように係止される。
また、ヘアピン部20Kを挿入穴41Kから抜く方向に力がかかった際には、まずは係止片50A、50Bのそれぞれのフック部52が互いに離れる方向(白抜き矢印と垂直な方向)に真横に移動する(フラット面52bで真横にしなる)。なお、フック部52の熱交換器10側の端面の一部(具体的にはフック部52の熱交換器10側の端面のうち、傾斜面52aを除く部分)52cは、板状基部40aにおける挿入穴41Kの形成面の表面40eと面一に形成されている。このため、ヘアピン部20Kが挿入穴41Kから抜ける時に、係止片50A、50Bのそれぞれのフック部52が互いに離れる方向に真横に移動すると、フック部52の一部52cが表面40eに当たる。これにより、白抜き矢印と反対方向への係止片50A、50Bの撓みが抑制され、係止片50A、50Bが折れるのを防ぐことができる。
また、ヘアピン部20Kを挿入穴41Kから抜く動作が急速の場合等には、白抜き矢印と反対方向へのヘアピン部20Kの移動に伴い、係止片50A、50Bのフック部52が図13において上方側へ引き上げられるように係止片50A、50Bが板状基部40aとの接続部分を支点として撓む。この場合、フック部52において傾斜面52aと反対側(図13の左右方向に反対側)の面52dが挿入穴41Kの内周面40bに当たり、白抜き矢印と垂直方向の撓みが抑制され、ヘアピン部20Kはフラット面52bに引っ掛かり、係止片50A、50Bが折れない限り、挿入穴41Kからは抜けない。
なお、挿入穴41Kにおいては係止片が2つ設けられているが、上述したように全ての挿入穴に必ずしも係止片を2つずつ設ける必要はなく、例えば挿入穴44Bでは1つの係止片50Cが設けられている。係止片50Cにおいても、フック部52によってヘアピン部23Bが抜けないように係止することができる。また、挿入穴41Eのように係止片50が設けられていない部分があってもよい。なお、図示の例では、主熱交換器20、背面熱交換器21の内側列に対応する挿入穴41A〜41F、42A〜42Cには係止片50は設けられておらず、外側列に対応する挿入穴41G〜41L、42D〜42Fに設けた係止片50で主熱交換器20、背面熱交換器21を熱交換器固定板40に係止固定するようにしている。
以上説明したように、風路外側12の主熱交換器20、背面熱交換器21及び補助熱交換器30は、係止片50によって熱交換器固定板40に係止固定される。なお、風路内側11の内側補助熱交換器31A、31Bは、上述したように各ヘアピン部が溝63内の各支持部63A〜63Eによってガタが抑えられた状態で支持される。
熱交換器10から熱交換器固定板40を取り外す方向に力がかかった際には、係止片50は、その先端部にあるフック部52が図13の白抜き矢印と垂直な方向に移動して撓むが、その撓んだ先には板状基部40aにおける挿入穴41Kの形成面の表面40eが位置しており、フック部52の一部52cが表面40eに当接する。このため、熱交換器の挿入方向(図13の白抜き矢印方向)と逆方向の係止片50の撓みは抑制される。よって、一度挿入された伝熱管10bは抜け難い。
以上のようにして熱交換器10のヘアピン部が挿入された熱交換器固定板40の貫通穴40c(図10参照)にネジ(図示せず)を通して背面筐体1に螺合することで、熱交換器10が熱交換器固定板40により背面筐体1に固定される。
また、熱交換器10から熱交換器固定板40を取り外す際には、係止片50A、50Bにおいては、それぞれのフック部52同士の間隔を伝熱管10bの管径以上に広げればよい。また、係止片50Cにおいても係止片50Cをフック部52が伝熱管10bから離れる方向に撓ませることで、熱交換器固定板40を取り外すことができる。
以上説明したように、本実施の形態1では、内側補助熱交換器31A、31Bのヘアピン部が挿入される溝であって、挿入方向端部が閉塞された溝63を熱交換器固定板40に設け、その溝63内に露回収路を確保した。これにより、主熱交換器20、背面熱交換器21の内側に内側補助熱交換器31A、31Bを設ける仕様と設けない仕様とで共通に用いることが可能で、且つ、内側補助熱交換器31A、31Bのヘアピン部の挿入箇所部分で発生した露を排水可能な熱交換器固定板40を得ることができる。よって、取付パターンに合わせて複数の熱交換器固定板を設計する必要がない。
ところで、従来、ヘアピン部を、熱交換器固定板に設けた挿入穴の周囲を囲む筒状の壁面に突出させた係合爪に係止させて熱交換器を熱交換器固定板に取り付ける構造がある。この構造では壁面が筒状であるため、撓み難く、それ故、熱交換器固定板の取付時及び取り外し時には大きな力を要し、作業し難い。これに対し、本実施の形態1では、ヘアピン部の挿入方向と直交する方向に撓む片持ち梁状の係止片50でヘアピン部を係止するようにしたので、係止片50のフック部52の稼動範囲が広く脱着性が向上し、従来よりも小さい力で作業ができ、組立性を改善することができる。
なお、本実施の形態1の熱交換器10は風路外側12に3列、風路内側11に1列の構成を示したが、スペースが許す限り、列の数を増やすことも可能である。
なお、以上の説明では、内側補助熱交換器31A、31Bを、溝63に設けたガタ抑制リブ63aによる支持部63A〜63Eで支持することにより熱交換器固定板40に取り付けるようにしたが、内側補助熱交換器31A、31Bの熱交換器固定板40への取り付けは以下のようにしてもよい。すなわち、内側補助熱交換器31A、31Bの両側から熱交換器固定板40で挟み込んだり、内側補助熱交換器31A、31Bを熱交換器固定板40にネジで固定したり、風路外側12の主熱交換器20、背面熱交換器21に別部品で連結したりしてもよい。その時の風路内側11の内側補助熱交換器31A、31Bのガタは、ガタ抑制リブ63a(図9参照)により抑えることができる。
また、以上の説明では、熱交換器10の左側面が熱交換器固定板40で固定され、右側面がネジ留め等で背面筐体1に固定されていると説明したが、熱交換器10の左側面がネジ留め等で背面筐体1に固定され、右側面が熱交換器固定板40で固定されるようにしてもよい。また、以上の説明では、熱交換器固定板40を熱交換器10の一方の側面部のみに取り付けているが、他方の側面部にも取り付けてもよい。少なくとも一方の側面部に熱交換器固定板40が取り付けてあれば本発明の適用とする。
1 背面筐体、2 前面筐体、3 筐体、3A 吸込口、3B 吹出口、4 意匠パネル、5 風向上下変更板、6 送風機、7 フィルター、8 ドレンパン、10 熱交換器、10a 放熱フィン、10b 伝熱管、10ba ヘアピン部、11 風路内側、12 風路外側、13 風路内外境界線、20 主熱交換器、20A〜20L ヘアピン部、20a 端面、21 背面熱交換器、21a 端面、21A〜21F ヘアピン部、22A〜22C ヘアピン部、23A〜23C ヘアピン部、24A、24B ヘアピン部、30 補助熱交換器、30A〜30C 外側補助熱交換器、31A、31B 内側補助熱交換器、40 熱交換器固定板、40a 板状基部、40b 内周面、40c 貫通穴、40d 壁部、40e 板状基部における挿入穴の形成面の表面、41A〜41L 挿入穴、42A〜42F 挿入穴、43A〜43C 挿入穴、44A〜44C 挿入穴、45A、45B 挿入穴、50 係止片、50A〜50C 係止片、51 基部、52 フック部、52a 傾斜面、52b フラット面、52c フック部の熱交換器側の端面の一部、52d フック部において傾斜面と反対側の面、60 第1露受けリブ、61 第2露受けリブ、62 第3露受けリブ、63 溝、63A〜63E 支持部、63a ガタ抑制リブ、64 溝、70A、70B 露回収路。

Claims (7)

  1. 放熱フィンと伝熱管とを有する熱交換器の側面部を空気調和機の筐体に固定する熱交換器固定板であって、
    前記熱交換器の前記側面部に裏面が対向する板状基部と、
    前記板状基部に形成され、前記熱交換器の主熱交換器の伝熱管のヘアピン部が挿入される挿入穴と、
    前記板状基部の裏面に前記主熱交換器の側面形状に沿うように延びて形成され、前記熱交換器を通過する空気の下流である風路内側に配置される内側補助熱交換器の各ヘアピン部がまとめて挿入される一つの溝とを有し、
    前記溝は、前記板状基部の裏面において前記主熱交換器と前記内側補助熱交換器との間に立設された第1露受けリブと、その更に内側に立設された第2露受けリブと、前記ヘアピン部の挿入方向端部となる前記板状基部とにより形成され、前記ヘアピン部の挿入方向端部が閉塞されていると共に、前記溝により露回収路が形成されている
    ことを特徴とする熱交換器固定板。
  2. 前記溝内には、前記内側補助熱交換器の各ヘアピン部を支持する各支持部が形成されており、前記各支持部は前記各ヘアピン部のガタを抑制するガタ抑制リブを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の熱交換器固定板。
  3. 前記板状基部の表面に立設された壁部には、可撓性を有し、前記挿入穴の内周形状の一部に沿うように形成された片持ち梁状の係止片が設けられ、前記係止片の先端部の前記熱交換器側には前記挿入穴の内側に向けて突出するフック部が設けられており、
    前記係止片は、前記挿入穴に前記ヘアピン部が挿入される際、その挿入する際の力で撓み、前記ヘアピン部が前記フック部を乗り越えると、前記係止片の形状が元に戻ることにより前記フック部が前記ヘアピン部に係止するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の熱交換器固定板。
  4. 前記係止片は、撓んだ際に前記挿入穴の内周面に当接して撓み量が規制されるように、前記フック部の前記熱交換器側の端面の一部が前記板状基部における前記挿入穴の形成面の表面と面一に構成されている
    ことを特徴とする請求項記載の熱交換器固定板。
  5. 前記係止片の前記フック部の前記熱交換器側の端面には、前記挿入穴の内側に向かうにしたがって前記熱交換器のヘアピン部の挿入方向に向けて傾斜する傾斜面が設けられている
    ことを特徴とする請求項又は請求項記載の熱交換器固定板。
  6. 前記係止片の前記フック部の前記熱交換器側と反対側の端面は、前記挿入方向に直交するフラット面を有し、前記挿入穴に前記ヘアピン部が挿入されて前記フック部を乗り越えた前記熱交換器のヘアピン部は、前記フラット面に係止される
    ことを特徴とする請求項記載の熱交換器固定板。
  7. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載の熱交換器固定板を用いたことを特徴とする空気調和機。
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