JP6025469B2 - 耐震天井構造 - Google Patents
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Description
野縁104の下面には、天井板材がビス止めされている。複数の天井板材で天井面が形成されており、天井面の周縁部には、回り縁(図示せず)が設けられている。
水平材111を備える天井構造110では、上部構造体113から水平材111に至るブレース114が配設されている。図9では、水平材111と天井下地112との間にもブレース114が配設されている。なお、図9の符号115は、吊りボルトである。
ところが、吊りボルト115や水平材111の断面を大きくすると、材料費が高くなるとともに、天井構造110の重量が増加して施工性が低下する。
吊りボルト121の断面を大きくすると、天井構造120の重量が増加して施工時に手間がかかるとともに、費用が増加することになる。
そのため、安易に一部の部材の断面を大きくすることは好ましくない。
また、圧縮柱が、一部の圧縮力を受け持つため、吊りボルトに作用する圧縮力を低減させる効果も得られる。
また、圧縮柱が、一部の圧縮力を受け持つため、吊りボルトに作用する圧縮力を低減させる効果も得られる。
第一の実施形態の耐震天井構造1は、図1に示すように、天井下地2と、第一吊りボルト3と、第二吊りボルト4,4と、圧縮柱5と、水平材6とを備えている。
野縁受け材23は、野縁22と交差する向きに配設されている。つまり、天井下地2は、野縁22と野縁受け材23により、格子状の下地材が形成されている。
なお、野縁受け材23と吊りボルト3,4との固定方法は限定されるものではない。
本実施形態の第一吊りボルト3は、その下端に固定された取付部材31を介して、野縁受け材23を保持している。
圧縮柱5は、図2に示すように、第一吊りボルト3の挿通が可能な角パイプにより構成されている。なお、圧縮柱5の断面形状は限定されるものではなく、円形パイプであってもよいし、断面視コ字状の形材等であってもよい。
本実施形態では、第一吊りボルト3を挟んで対向するように2本(一対)の第二吊りボルト4,4が配設されている。
第二の実施形態の耐震天井構造1は、図3に示すように、天井下地2と、第一吊りボルト3と、第二吊りボルト4,4と、圧縮柱5と、水平材6と、ブレース8,8とを備えている。
本実施形態の第一吊りボルト3および第二吊りボルト4の詳細は、第一の実施形態の第一吊りボルト3および第二吊りボルト4と同様なため、詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態の圧縮柱5の詳細は、第一の実施形態の圧縮柱5と同様なため、詳細な説明は省略する。
なお、水平材6は、圧縮柱5に溶接接合されており、対向する2本の第二吊りボルト4,4とも溶接接合されている。
ブレース8は、1本の第一吊りボルトに対して、2本配設されている。2本(一対)のブレース8,8は、第一吊りボルトを挟んで逆ハ字状に対向するように配設されている。
本実施形態では、ブレース8の下端部が、第一吊りボルト3の下端近傍において野縁受け材23に固定されている。なお、ブレース8と野縁受け材23との固定方法は限定されるものではないが、本実施形態では、ビス止めにより行っている。
取付金具81は、く字状に加工された板材であって、その両端部には第二吊りボルト4へ係合するフック状の溝が形成されている。取付金具81は、ブレース8の上端部に固定された羽子板ボルト82を介して、ブレース8に固定されている。
また、圧縮柱5が、一部の圧縮力を受け持つため、第一吊りボルト3に作用する圧縮力を低減させる効果も得られる。
この他の第二の実施形態に係る耐震天井構造1の作用効果は、第一の実施形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
第三の実施形態の耐震天井構造1は、図5に示すように、天井下地2と、第一吊りボルト3と、第二吊りボルト4,4と、圧縮柱5と、水平材6と、斜め補強材9,9とを備えている。
本実施形態の第一吊りボルト3および第二吊りボルト4の詳細は、第一の実施形態の第一吊りボルト3および第二吊りボルト4と同様なため、詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態の圧縮柱5の詳細は、第一の実施形態の圧縮柱5と同様なため、詳細な説明は省略する。
斜め補強材9は、1本の第一吊りボルト3に対して2本配設されている。2本(一対)の斜め補強材9,9は、第一吊りボルト3を挟んでV字状に対向するように配設されている。
なお、斜め補強材9と第二吊りボルト4との固定方法は限定されるものではない。また、斜め補強材9の上端部は、必ずしも第二吊りボルト4の上端部に固定されている必要はなく、例えば、上部構造体7に直接固定されていてもよい。
また、圧縮柱5が、一部の圧縮力を受け持つため、第一吊りボルト3に作用する圧縮力を低減させる効果も得られる。
この他の第三の実施形態に係る耐震天井構造1の作用効果は、第一の実施形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
第四の実施形態の耐震天井構造1は、図6に示すように、天井下地2と、第一吊りボルト3と、第二吊りボルト4,4と、圧縮柱5と、水平材6と、ブレース8,8と、斜め補強材9,9とを備えている。
本実施形態の天井下地2の詳細は、第一の実施形態の天井下地2と同様なため、詳細な説明は省略する。
本実施形態の第一吊りボルト3および第二吊りボルト4の詳細は、第一の実施形態の第一吊りボルト3および第二吊りボルト4と同様なため、詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態の圧縮柱5の詳細は、第一の実施形態の圧縮柱5と同様なため、詳細な説明は省略する。
斜め補強材9は、1本の第一吊りボルト3に対して2本配設されている。2本(一対)の斜め補強材9,9は、第一吊りボルト3を挟んでV字状に対向するように配設されている。
なお、斜め補強材9の詳細は、第三の実施形態で示した斜め補強材9と同様なため、詳細な説明は省略する。
また、圧縮柱5が、一部の圧縮力を受け持つため、第一吊りボルト3に作用する圧縮力を低減させる効果も得られる。
この他の第四の実施形態に係る耐震天井構造1の作用効果は、第一の実施形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
第五の実施形態の耐震天井構造1は、図7に示すように、天井下地2と、第一吊りボルト3と、第二吊りボルト4,4と、圧縮柱5と、水平材6と、斜め補強材9,9とを備えている。
圧縮柱5は、第一吊りボルト3の挿通が可能な角パイプにより構成されている。
圧縮柱5は、両端に固定板51が配設されていて、第一吊りボルト3の両端部においてナット52を締め付けることにより、第一吊りボルト3に固定されている。
また、圧縮柱5が、一部の圧縮力を受け持つため、第一吊りボルト3に作用する圧縮力を低減させる効果も得られる。
この他の第五の実施形態に係る耐震天井構造1の作用効果は、第一の実施形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
また、ブレースの固定方法および固定箇所は限定されるものではない。
2 天井下地
3 第一吊りボルト(吊りボルト)
5 圧縮柱
6 水平材
8 ブレース
Claims (2)
- 上部構造体に垂設された状態で天井下地を吊持する第一吊りボルトおよび一対の第二吊りボルトと、
前記第一吊りボルトを挿通する圧縮柱と、
前記上部構造体と前記天井下地との間において前記圧縮柱に接続する水平材と、を備える耐震天井構造であって、
前記一対の第二吊りボルトは、前記第一吊りボルトを挟んで対向しており、
前記水平材は、前記圧縮柱および前記一対の第二吊りボルトに接合されていることを特徴とする、耐震天井構造。 - 上部構造体に垂設された状態で天井下地を吊持する第一吊りボルトおよび一対の第二吊りボルトと、
前記第一吊りボルトの下端近傍において前記天井下地に取り付けられたブレースと、
前記第一吊りボルトを挿通する圧縮柱と、
前記上部構造体と前記天井下地との間において前記圧縮柱に接続する水平材と、を備える耐震天井構造であって、
前記一対の第二吊りボルトは、前記第一吊りボルトを挟んで対向しており、
前記水平材は、前記圧縮柱および前記一対の第二吊りボルトに接合されていることを特徴とする、耐震天井構造。
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