JP6021625B2 - 多層構造体の製造方法 - Google Patents
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Description
さらに、製造工程を複雑化させるアンカーコート層の形成の代わりに、PVA系樹脂を含有する塗工液中に水性アンカー剤を配合した塗工液が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
一方、疎水性樹脂基材の表面は親水化処理によって酸化され、多数のカルボキシル基が生成する。
本発明の効果であるPVA系樹脂層と疎水性樹脂基材との良好な接着性は、かかるPVA系樹脂末端のメチロール基と親水化処理された基材表面のカルボキシル基の反応によるものと推測される。
以下、本発明について詳細に説明する。
以下、各順に説明する。
まず、本発明で用いられる疎水性樹脂基材について説明する。
本発明の疎水性樹脂基材に用いられる疎水性樹脂としては、疎水性の合成樹脂であれば特に制限はないが、通常、23℃、50%RHの雰囲気下で測定された水の接触角が60度を超えるものが用いられ、特に70〜100度のものが好ましく用いられる。かかる水の接触角が大きすぎるものは、後述する表面の親水化処理を行ったとしても水との接触角を60度以下にすることが困難になる傾向があり、逆に小さすぎるものは、疎水性が不足するために水分のバリア性が不十分となる傾向がある。
その具体例としては、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、アイオノマー樹脂等のポリオレフィン系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の芳香族ポリエステル系樹脂;ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペート等の脂肪族ポリエステル系樹脂;ナイロン−6、ナイロン6,6、メタキシリレンジアミン−アジピン酸縮重合物等のポリアミド系樹脂;ポリメタクリレート、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル等のスチレン系樹脂;トリ酢酸セルロース、ジ酢酸セルロースなどのセルロース系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン等のハロゲン含有樹脂;ポリカーボネート樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、液晶ポリマー等のエンジニアリングプラスチック;等を挙げることができる。
かかる親水化処理によって基材表面の水の接触角は低下し、かかる低下率としては、通常10%以上、特に15〜80%、殊に20〜60%の範囲が好ましく用いられる。
なお、かかる低下率は、式:{(処理前の接触角−処理後の接触角)}/処理前の接触角}×100、により求めることができる。
本発明では、特に本発明の効果が効率的に得られることから、コロナ処理が好ましく
用いられる。
かかるコロナ処理の条件は、対象とする基材によって適宜調整する必要があるが、通常は20〜200W・min/m2であり、特に30〜100W・min/m2、殊に40〜60W・min/m2の範囲が好ましく用いられる。かかる条件が強すぎると、基材の各種機械強度が低下したり、透明性が損なわれる場合があり、弱すぎると本発明の効果が十分に得られない場合がある。
次に、本発明で用いられるPVA系樹脂について説明する。
PVA系樹脂は、ビニルエステル系単量体を共重合して得られるポリビニルエステル系樹脂をケン化して得られる、ビニルアルコール構造単位を主体とする樹脂であり、ケン化度相当のビニルアルコール構造単位とビニルエステル構造単位から構成される。
上記ビニルエステル系モノマーとしては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バレリン酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル、バーサチック酸ビニル等が挙げられるが、経済的に酢酸ビニルが好ましく用いられる。
かかる平均重合度が大きすぎると基材フィルムとの接着強度が不足する傾向があり、小さすぎると、PVA系樹脂層の強度が不足する傾向がある。
かかるケン化度が低すぎると、水溶性が低下するため、良好な水性塗工液を得ることが困難になる。また、本発明の水性塗工液による塗膜に、高度な酸素ガスバリア性を要求する場合には、ケン化度が99モル%以上のものを用いることが好ましい。
かかる変性PVA系樹脂中の変性種、すなわち共重合体中の各種単量体に由来する構成単位、あるいは後反応によって導入された官能基の含有量は、変性種によって特性が大きくことなるため一概には言えないが、通常、1〜20モル%であり、特に2〜10モル%の範囲が好ましく用いられる。
なお、一般式(1)におけるR1、R2、及びR3はそれぞれ独立して水素原子または有機基を示し、Xは単結合または結合鎖を示し、R4、R5、及びR6はそれぞれ独立して水素原子または有機基を示すものである。
中でも、共重合反応性および工業的な取扱い性に優れるという点から、(i)の方法において、一般式(2)で表わされる化合物として3,4−ジアシロキシ−1−ブテンを用いることが好ましく、特に3,4−ジアセトキシ−1−ブテンが好ましく用いられる。
本発明で用いられる水性塗工液は、上述のPVA系樹脂を主体成分とするものである。
かかる水性塗工液中のPVA系樹脂の濃度は、通常、0.1〜30重量%であり、特に1〜20重量%、殊に5〜15重量%の範囲のものが好ましく用いられる。
かかる濃度が高すぎると、基材に塗工した際に生じた気泡が抜けにくくなったり、塗工時の作業性が低下したり、均一な塗工層を得ることが難しくなる傾向がある。逆に、水性塗工液の濃度が低すぎると、乾燥に長時間を要したり、所望の厚さの塗工層を得ることが困難になり、複数回の塗工を余儀なくされる場合がある。
かくして得られた水性塗工液を、上述の疎水性樹脂基材の表面に塗工、乾燥することによってPVA系樹脂層が形成される。
乾燥温度としては、通常は50〜200℃の範囲が用いられるが、本発明においては、PVA系樹脂の末端メチロール基と、基材表面のカルボキシル基との反応を促進させる観点から、特に80℃以上、殊に100℃以上の条件が好ましく用いられる。
また、乾燥時間については、乾燥温度やPVA系樹脂層の厚さにより、揮発分が所定量以下になるように適宜調節されるものであるが、通常は0.1〜120分であり、特に0.5〜60分の範囲で行われる。
さらに、本発明で得られた多層構造体におけるPVA系樹脂層の上、あるいはPVA系樹脂層上に積層した熱可塑性樹脂層の表面に、金属や無機成分による蒸着層を設けることも好ましい実施態様である。
尚、例中、「部」、「%」とあるのは、断りのない限り重量基準を意味する。
〔PVA系樹脂(A1)の製造〕
還流冷却器、滴下漏斗、攪拌機を備えた反応容器に、酢酸ビニル68.5部(初期仕込率40%)、メタノール20.5部、3,4−ジアセトキシ−1−ブテン11.0部(初期仕込率40%)を仕込み、アゾビスイソブチロニトリルを0.255モル%(対仕込み酢酸ビニル)投入し、攪拌しながら窒素気流下で温度を上昇させ、重合を開始した。反応中に酢酸ビニルと3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを10時間等速滴下の条件で仕込み、酢酸ビニルの重合率が92%となった時点で、m−ジニトロベンゼンを添加して重合を終了し、続いて、メタノール蒸気を吹き込む方法により未反応の酢酸ビニルモノマーを系外に除去し共重合体のメタノール溶液とした。
〔PVA系樹脂(A2)の製造〕
還流冷却器、滴下漏斗、攪拌機を備えた反応容器に、酢酸ビニル68.5部(初期仕込率10%)、メタノール27.4部、3,4−ジアセトキシ−1−ブテン4.1部(初期仕込率10%)を仕込み、アゾビスイソブチロニトリルを0.204モル%(対仕込み酢酸ビニル)投入し、攪拌しながら窒素気流下で温度を上昇させ、重合を開始した。反応中に酢酸ビニルと3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを10時間等速滴下の条件で仕込み、酢酸ビニルの重合率が95%となった時点で、m−ジニトロベンゼンを添加して重合を終了し、続いて、メタノール蒸気を吹き込む方法により未反応の酢酸ビニルモノマーを系外に除去し共重合体のメタノール溶液とした。
〔PVA系樹脂(A3)の製造〕
還流冷却器、滴下漏斗、攪拌機を備えた反応容器に、酢酸ビニル68.5部(初期仕込率50%)、メタノール20.5部、3,4−ジアセトキシ−1−ブテン11.0部(初期仕込率50%)を仕込み、アゾビスイソブチロニトリルを0.175モル%(対仕込み酢酸ビニル)投入し、攪拌しながら窒素気流下で温度を上昇させ、重合を開始した。反応中に酢酸ビニルと3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを8時間等速滴下の条件で仕込み、酢酸ビニルの重合率が90%となった時点で、m−ジニトロベンゼンを添加して重合を終了し、続いて、メタノール蒸気を吹き込む方法により未反応の酢酸ビニルモノマーを系外に除去し共重合体のメタノール溶液とした。
〔基材の親水化処理〕
PETフィルム(フタムラ化学社製「太閤ポリエステルフィルム」、厚さ38μm、水との接触角74度(23℃、50%RH))の表面にコロナ処理(40W・min/m2)による親水化処理を施した。
親水化処理後の水との接触角は57度(23℃、50%RH)であった。
製造例1で得られたPVA系樹脂(A1)の10%水溶液を、親水化処理を施したPETフィルム表面に、バーコーターを用い、乾燥後の厚さが3μmとなるように塗工し、100℃に設定した熱風乾燥機内で10分間乾燥し、多層構造体を得た。
セロハンテープ(積水社製「No.252」、幅15mm)を6cmの長さに切り取り、ガスバリア層に貼り付け、かかるテープを端から1cmはがし、その部分をもってフィルム面に対し約90°の角度で勢いよく引き剥がした。この操作を10回繰り返した後の状態を目視観察し、下記の基準にて接着性を評価した。結果を表1に示す。
○:全くガスバリア層が剥離しなかった。
△:ガスバリア層が剥離した回数が1〜2回。
×:ガスバリア層が剥離した回数が3回以上。
実施例1において、PVA系樹脂(A1)に代えて製造例2で得られたPVA系樹脂(A2)を用いた以外は実施例1と同様に多層構造体を作製し、同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、PVA系樹脂(A1)に代えて未変性PVA(重合度350、ケン化度99モル%)を用いた以外は実施例1と同様に多層構造体を作製し、同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例3において、水性塗工液を塗工した後の乾燥温度を120℃とした以外は実施例3と同様に多層構造体を作製し、同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、基材としてコロナ処理による親水化処理を施さないPETフィルムフタムラ化学社製「太閤ポリエステルフィルム」、厚さ38μm、水との接触角74度(23℃、50%RH))を用いた以外は実施例1と同様に多層構造体を作製し、同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、PVA系樹脂(A1)に代えて製造例3で得られたPVA系樹脂(A3)を用いた以外は実施例1と同様に多層構造体を作製し、同様に評価した。結果を表1に示す。
Claims (5)
- 疎水性樹脂基材に隣接してポリビニルアルコール系樹脂層を有する多層構造体の製造方法であって、疎水性樹脂基材の表面を親水化処理して水との接触角を60度以下にした後、平均重合度が200〜400のポリビニルアルコール系樹脂を主体成分とする水性塗工液を塗工、乾燥することを特徴とする多層構造体の製造方法。
- 疎水性樹脂がポリエステル系樹脂である請求項1記載の多層構造体の製造方法。
- 疎水性樹脂基材表面の親水化処理がコロナ処理である請求項1または2記載の多層構造体の製造方法。
- ポリビニルアルコール系樹脂を主体成分とする水性塗工液を塗工した後の乾燥温度が100℃以上である請求項1〜4いずれか記載の多層構造体の製造方法。
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