JP6007373B1 - 頭髪乾燥装置 - Google Patents
頭髪乾燥装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6007373B1 JP6007373B1 JP2015105269A JP2015105269A JP6007373B1 JP 6007373 B1 JP6007373 B1 JP 6007373B1 JP 2015105269 A JP2015105269 A JP 2015105269A JP 2015105269 A JP2015105269 A JP 2015105269A JP 6007373 B1 JP6007373 B1 JP 6007373B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind
- hair
- outlet
- air
- blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims abstract description 80
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 59
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims abstract description 43
- 210000003128 head Anatomy 0.000 abstract description 19
- 210000004761 scalp Anatomy 0.000 abstract description 10
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 21
- 229910001120 nichrome Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003699 hair surface Effects 0.000 description 2
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 102000004169 proteins and genes Human genes 0.000 description 2
- 108090000623 proteins and genes Proteins 0.000 description 2
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 2
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000004925 denaturation Methods 0.000 description 1
- 230000036425 denaturation Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010981 drying operation Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000003020 moisturizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Abstract
【課題】温風を当てる領域の頭髪を、手指やブラシなどで移動・拡散させることなく、頭皮近傍部の頭髪も、表面の頭髪と略均等に乾燥させることができる頭髪乾燥装置を提供する。【解決手段】本体部11と、本体部11に対して可動するように配置され、頭部の局所に、集約された第1の風を吹き出す第1の吹き出し口14と、第1の風を送風する第1送風機構26と、本体部11の開口部として形成され、前記局所よりも広範囲に第2の風を送風する第2送風機構32と、を備える頭髪乾燥装置10によって達成される。【選択図】図1
Description
本発明は、頭髪乾燥装置に関する。
一般に、頭髪は濡れると柔らかくなる。これは頭髪が適度な水分を保つための水素結 合が、付着した水分により切り離されたことによるものであり、この水素結合が切り離されると、頭髪表面を覆っているキューティクルと呼ばれる硬いタンパク質の組織が緩む。そのため、濡れた状態の頭髪の緩んだ組織からは、頭髪内部の潤い成分などが頭髪外部へ流出するとされている。また、濡れた状態の頭皮は細菌が繁殖し易いため、タオルで付着した水分を拭き取ったり、ヘアドライヤーなどで早急に乾燥させたりすることが好ましい。
また、ヘアドライヤーで頭髪を乾燥させる場合、手指やブラシなどで頭髪を梳かさずに温風を特定の領域に当て続けると、同領域の表面の頭髪のみが乾燥され、同領域の内部、すなわち、頭皮近傍部の頭髪は乾燥されにくい。また、同領域の表面の頭髪は水分を過剰に失い、適度な水分結合状態が維持できなくなってダメージヘア状態(熱によるタンパク変性)となる。
そのため、頭髪の乾燥作業は、一方の手でヘアドライヤーを保持して、所定の領域に温風を当てるとともに、他方の手指や、他方の手に保持したブラシなどによって同領域の頭髪を梳かしたり、かき分けたり、すなわち、移動及び拡散させ、これを頭部全体の頭髪が乾燥するまで、温風を当てる領域を移動させながら繰り返すことが一般的である。このような、ヘアドライヤーを使用する際の、熱によるダメージを軽減させて、かつ、頭皮近傍部の頭髪も乾燥させる作業は両手で行う必要があるため、ヘアドライヤーを手で保持することなく頭髪を乾燥させる方法や、手で保持する必要がないヘアドライヤーが提案されている。
例えば、特許文献1には、有底筒状のケースに対向する壁材に上下方向に延びる、少なくとも1組の凹状欠部を設けたヘアドライヤーの置台が開示されている。
また、特許文献2には、化粧鏡や照明用光源と一体化され、関節部を有するとともにその基端部が化粧鏡の近傍位置に保持されかつその先端部が空間を自在に移動可能かつ任意位置で係止可能な自在腕と、この自在腕の先端に設けられたヘアドライヤーが開示されている。
特許文献1のヘアドライヤーの置台は、ヘアドライヤーの未使用時には同ヘアドライヤーを収納することができるだけでなく、ヘアドライヤーの使用時は、同ヘアドライヤーを同置台にセットすることにより、頭髪を乾燥させる際にヘアドライヤーを手で保持する必要がない。
また、特許文献2のヘアドライヤーも、ヘアドライヤー本体が関接部を有する自在腕に支持されているため、乾燥させたい領域の頭髪の近傍にヘアドライヤーを移動させ、その位置で係止させれば、ヘアドライヤーを手で保持する必要がない。
しかしながら、ヘアドライヤーを手で保持する必要がない特許文献1及び2の形態においても、頭部表面の頭髪だけでなく、頭皮近傍部の頭髪を乾燥させるためには、温風を当てる領域の頭髪を、手指やブラシなどで移動・拡散させる必要がある。このように、頭髪をヘアドライヤーなどの温風を当てて乾燥させる場合、温風を当てる領域において、同領域表面の頭髪が水分を過剰に失い、ダメージヘア状態になることを防止するためには、同領域の頭髪を何らかの方法で移動・拡散させて、同領域内部の頭皮近傍部の頭髪も、表面の頭髪と略均などに乾燥させる必要がある。この点において、ヘアドライヤーを使用する頭髪の乾燥作業には、まだ改善の余地があった。
本発明は、上記したような改善を目的としたもので、具体的には、温風を当てる領域の頭髪を、手指やブラシなどで移動・拡散させることなく、頭皮近傍部の頭髪も、表面の頭髪と略均等に乾燥させることができる頭髪乾燥装置を提供することを目的としている。
本発明の上記目的は、使用者の頭部と対向する位置に固定、又は、簡易的に配置される本体部と、前記本体部に対して可動するように配置され、前記頭部の局所に、集約された第1の風を吹き出す第1の吹き出し口と、前記第1の風を送風する第1送風機構と、前記第1の吹き出し口からの、前記第1の風を吹き出す方向を、左右方向及び上下方向のいずれか一方向に切り替え可能な方向切替機構と、前記第1の吹き出し口からの、前記第1の風を吹き出す位置を、前記一方向に直交する方向に移動可能な位置移動機構と、前記本体部の開口部として形成され、前記局所よりも広範囲に、頭髪を乾燥させる第2の風を吹き出す第2の吹き出し口と、前記第2の風を送風する第2送風機構と、を備えた頭髪乾燥装置によって達成される。
また本発明に係る頭髪乾燥装置は、前記方向切替機構は、前記一方向に回転自在に固定された前記第1の吹き出し口の先端を、前記一方向に直交する方向に、前記一方向に振幅する波状に開口させたスリットから突出させるように構成され、
前記位置移動機構により、前記第1の吹き出し口を前記スリットに沿って、前記一方向に直交する方向に移動させることにより、
前記第1の吹き出し口を前記一方向に首振り動作させると共に、前記第1の風を吹き出す位置を、前記一方向に直交する方向に移動させることが好ましい。
前記位置移動機構により、前記第1の吹き出し口を前記スリットに沿って、前記一方向に直交する方向に移動させることにより、
前記第1の吹き出し口を前記一方向に首振り動作させると共に、前記第1の風を吹き出す位置を、前記一方向に直交する方向に移動させることが好ましい。
本発明に係る頭髪乾燥装置は、第2の風の温度を、第1の風の温度よりも高くすることができても良いし、第1の風の流速を、第2の風の流速よりも早くすることができても良い。
さらに、本発明に係る頭髪乾燥装置は、第1の風を送風する第1送風機構が、本体部から分離させた状態で、ヘアドライヤーとして使用可能に構成されることが好ましい。
本発明に係る頭髪乾燥装置は、使用者の頭部と対向する位置に固定、又は、簡易的に配置される本体部と、前記本体部に対して可動するように配置され、前記頭部の局所に、集約された第1の風を吹き出す第1の吹き出し口と、前記第1の風を送風する第1送風機構と、前記第1の吹き出し口からの、前記第1の風を吹き出す方向を、左右方向及び上下方向のいずれか一方向に切り替え可能な方向切替機構と、前記第1の吹き出し口からの、前記第1の風を吹き出す位置を、前記一方向に直交する方向に移動可能な位置移動機構と、前記本体部の開口部として形成され、前記局所よりも広範囲に、頭髪を乾燥させる第2の風を吹き出す第2の吹き出し口と、前記第2の風を送風する第2送風機構と、を備える構成としたので、温風を当てる領域の頭髪を、手指やブラシなどで移動・拡散させることなく、頭皮近傍部の頭髪も、表面の頭髪と略均等に乾燥させることができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、図において、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。
(第1の実施の形態)
(第1の実施の形態)
図1〜図10を参照しながら、第1の実施の形態について説明する。図1〜図4に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る頭髪乾燥装置10は、本体部11の正面に、第1の吹き出し口14及び第2の吹き出し口18が配置されている。
第1の吹き出し口14は、本体部11の正面の略中央部に、本体部11に対して可動するように配置され、使用者の頭部の局所に、集約された第1の風を吹き出す。第1の風は第1送風機構25から送風される。
第2の吹き出し口18は、本体部11の正面の右側端部に、上下方向に延びる開口部として形成され、使用者の頭部の局所よりも広範囲に第2の風を吹き出す。第2の風は第2送風機構32から送風される。
第1の吹き出し口14は、方向切替機構38により、第1の風を吹き出す方向を左右に切り替えることができる。また、第1の吹き出し口14は、位置移動機構34により、第1の風を吹き出す位置を上下方向に移動することができる。第1の吹き出し口14は、これら方向切替機構38及び位置移動機構34により本体部11に対して可動するように配置され、第1の風を吹き出す方向を左右に切り替えながら、第1の風を吹き出す位置を上下に移動させることにより、集約された第1の風を、頭部の広範囲に到達させて、頭髪を移動・拡散させることができる。
次に、図5〜図9を参照しながら頭髪乾燥装置10の詳細な構造について説明する。
図5に示すように、頭髪乾燥装置10の内部は、上下方向に配置された仕切り48により、第1の空間S1及び第2の空間S2が形成されている。
図5に示すように、頭髪乾燥装置10の内部は、上下方向に配置された仕切り48により、第1の空間S1及び第2の空間S2が形成されている。
第1の空間S1には、第1の吹き出し口14の可動に係る、方向切替機構38と位置移動機構34とが収納されている。これら方向切替機構38と位置移動機構34とを図8に示す。
位置移動機構34は、図示しない駆動源とラックアンドピニオン機構などの運動変換機構との組み合わせにより、第1の吹き出し口14を上下方向に移動させることができる。
位置移動機構34は、図示しない駆動源とラックアンドピニオン機構などの運動変換機構との組み合わせにより、第1の吹き出し口14を上下方向に移動させることができる。
方向切替機構38は、第1の吹き出し口14の方向を左右に切り替えることができる。
本実施の形態における方向切替機構38は、位置移動機構34に対して、左右方向に回転自在に固定された第1の吹き出し口14の先端を、上下方向の波状に開口させたスリットから突出させている。この状態で、位置移動機構34により第1の吹き出し口14を上下方向に移動させると、突出させたその先端が、波状に開口させたスリットに沿って上下方向に移動されため、第1の吹き出し口14の方向が左右に切り替えられ、首振り動作をさせることができる。第1の吹き出し口14の本体部11からの突出部分に、図中に示すような第1の吹き出し口ノズルカバー12を配置させると見栄えがよい。
この第1の吹き出し口14の左右の首振り動作により、図4に示す、第1の風を吹き出す方向D1を、図8に示すように、第1の吹き出し口14を上下方向(UL間)に移動させる間に、方向D1aから方向D1bの範囲で変化させることができる。また、第1の吹き出し口14の上下方向の移動動作に支障が生じない範囲で、方向切替機構38のスリットの開口形状を変えることにより、第1の吹き出し口14のこの首振り動作のパターンを変更することも可能である。
本実施の形態における方向切替機構38は、位置移動機構34に対して、左右方向に回転自在に固定された第1の吹き出し口14の先端を、上下方向の波状に開口させたスリットから突出させている。この状態で、位置移動機構34により第1の吹き出し口14を上下方向に移動させると、突出させたその先端が、波状に開口させたスリットに沿って上下方向に移動されため、第1の吹き出し口14の方向が左右に切り替えられ、首振り動作をさせることができる。第1の吹き出し口14の本体部11からの突出部分に、図中に示すような第1の吹き出し口ノズルカバー12を配置させると見栄えがよい。
この第1の吹き出し口14の左右の首振り動作により、図4に示す、第1の風を吹き出す方向D1を、図8に示すように、第1の吹き出し口14を上下方向(UL間)に移動させる間に、方向D1aから方向D1bの範囲で変化させることができる。また、第1の吹き出し口14の上下方向の移動動作に支障が生じない範囲で、方向切替機構38のスリットの開口形状を変えることにより、第1の吹き出し口14のこの首振り動作のパターンを変更することも可能である。
第1の吹き出し口14は、第2の空間S2に配置された、第1の風に係る第1の風ファン30及び第1の風モータ44により送風される室温風を吹き出すように構成されている。第1送風機構25を構成する、これら、第1の風ファン30及び第1の風モータ44は、同じく第2の空間S2に配置され、本体部11の上面の第1の風吸入口16側(上方)を大径になるように構成された流路46aに内蔵されている。第1の風ファン30及び第1の風モータ44により、第1の風吸入口16から吸入された室温風は、小径に絞られた流路46aの下方から、仕切り48を貫通する流路46b、蛇腹36及び流路46aを経由して第1の吹き出し口14から吹き出される。この室温風を送風する流路46bと46cとが、蛇腹36を介して接続されているので、第1の吹き出し口14が上下方向に移動しても、第1の風ファン30から送風される室温風を吹き出すことができる。
なお、本実施の形態においては、位置移動機構34による第1の吹き出し口14の上下方向の移動を活用して、第1の吹き出し口14の方向を左右に切り替える形態としたが、方向切替機構38が、専用の駆動源とカムなどの運動変換機構との組み合わせを備え、任意に第1の吹き出し口14の方向を左右に切り替える形態であってもよい。
また、本実施の形態においては、位置移動機構34及び方向切替機構38の両方を備え、第1の吹き出し口14の方向及び位置の両方を変更可能な形態としたが、方向及び位置の一方のみを変更できる形態であってもよい。
また、本実施の形態においては、位置移動機構34及び方向切替機構38の両方を備え、第1の吹き出し口14の方向及び位置の両方を変更可能な形態としたが、方向及び位置の一方のみを変更できる形態であってもよい。
第2の空間S2には、第1の風に係る、第1の風ファン30及び第1の風モータ44が内蔵された流路46aの他に、図5、図6及び図9に示すように、第2の風に係るシロッコファンモータ22、シロッコファン24、第2の風ヒータ28、イオン発生体40、及び制御部26が収納されている。
シロッコファン24は、上下方向に延びる回転軸回りに回転する円柱状のファンであって、本体部11の正面から見た左側面に配置される第2の風吸入口20の側に配置されている。
シロッコファン24の下方にはシロッコファンモータ22が配置され、同モータによりシロッコファン24を回転させると、第2の風吸入口20から吸入した空気を、第2の空間S2を流路として第2の吹き出し口18に送風できる。これら、シロッコファン24及びシロッコファンモータ22により、第2送風機構32を構成するものとする。
シロッコファン24は、上下方向に延びる回転軸回りに回転する円柱状のファンであって、本体部11の正面から見た左側面に配置される第2の風吸入口20の側に配置されている。
シロッコファン24の下方にはシロッコファンモータ22が配置され、同モータによりシロッコファン24を回転させると、第2の風吸入口20から吸入した空気を、第2の空間S2を流路として第2の吹き出し口18に送風できる。これら、シロッコファン24及びシロッコファンモータ22により、第2送風機構32を構成するものとする。
第2の風ヒータ28は、円柱状に巻かれたニクロム線により構成されており、シロッコファン24と第2の吹き出し口18との間、すなわち、シロッコファン24の送風方向下流に配置されている。この構成により、シロッコファン24によって送出風された空気を第2の風ヒータ28により任意の温度に加熱させて、第2の風を任意の温度の温風として吹き出すことができる。
イオン発生体40(図5参照)は、第2の空間S2の第2の吹き出し口18近傍に配置されている。イオン発生体40はマイナスイオンを任意で発生させることができ、第2吹き出し口から吹き出す温風にマイナスイオンを含有させることができる。マイナスイオンは、温風により加熱される頭髪のダメージヘア状態を軽減する作用があるとされ、近年のヘアドライヤーの上位機種にその発生機能が採用されることが多い。
制御部26は、第2の風ヒータ28の下方に配置されており、図示しない操作スイッチなどから使用者が選択した風量、風速、送風温度、イオン発生要否などの情報に基づき、第1の吹き出し口及び第1の風に係る、方向切替機構38と位置移動機構34、及び第1の風モータ44、並びに、第2の風に係る、シロッコファンモータ22、第2の風ヒータ28及びイオン発生体40を制御する。
次に、頭髪乾燥装置10の動作について説明する。
使用者が図示しない操作スイッチなどを操作すると、シロッコファンモータ22によりシロッコファン24が回転し、第2の風吸入口20から第2の空間S2に空気が吸入され、下流に送風される。また、第2の風ヒータ28が作動しニクロム線が発熱し、シロッコファン24から送風される空気を選択された温度になるように加熱する。また、イオン発生体40が作動するように選択されていれば、イオン発生体40から第2の空間S2にマイナスイオンが発生される。
従って、第2の風吸入口20から吸入された空気は、イオン発生体40から発生させたマイナスイオンを含有するとともに、選択された温度の温風となって第2の吹き出し口18から吹き出される。
頭髪乾燥装置10の本体部11の正面の右側端部に、上下方向に延びる開口部として形成される第2の吹き出し口18から、頭髪乾燥装置10の正面に対向する使用者の頭部(方向D2)に向かって吹き出される、このようなマイナスイオンを含有する選択された温度の温風である第2の風は、使用者の頭髪を乾燥させるために好適である。
使用者が図示しない操作スイッチなどを操作すると、シロッコファンモータ22によりシロッコファン24が回転し、第2の風吸入口20から第2の空間S2に空気が吸入され、下流に送風される。また、第2の風ヒータ28が作動しニクロム線が発熱し、シロッコファン24から送風される空気を選択された温度になるように加熱する。また、イオン発生体40が作動するように選択されていれば、イオン発生体40から第2の空間S2にマイナスイオンが発生される。
従って、第2の風吸入口20から吸入された空気は、イオン発生体40から発生させたマイナスイオンを含有するとともに、選択された温度の温風となって第2の吹き出し口18から吹き出される。
頭髪乾燥装置10の本体部11の正面の右側端部に、上下方向に延びる開口部として形成される第2の吹き出し口18から、頭髪乾燥装置10の正面に対向する使用者の頭部(方向D2)に向かって吹き出される、このようなマイナスイオンを含有する選択された温度の温風である第2の風は、使用者の頭髪を乾燥させるために好適である。
一方、第1の風モータ44により第1の風ファン30が回転し、第1の風吸入口16からも空気が流路46aに吸入される。吸入された空気は、流路46b、蛇腹36及び流路46cを介して、第1の吹き出し口14から吹き出される。
その際、第1の吹き出し口14は、位置移動機構34及び方向切替機構38により、第1の風を吹き出す方向を左右に切り替えながら(方向D1a〜D1b)、第1の風を吹き出す位置を上下方向(UL間)に移動させる。
このように、第1の吹き出し口14から、使用者の頭部の局所に向かって吹き出される、集約された室温風である第1の風は、頭髪を移動・拡散させるために好適であり、第1の風を吹き出す方向を左右に切り替えながら、第1の風を吹き出す位置を上下に移動させることにより、集約された第1の風を、頭部の広範囲に到達させて、頭髪を移動・拡散させることができる。
その際、第1の吹き出し口14は、位置移動機構34及び方向切替機構38により、第1の風を吹き出す方向を左右に切り替えながら(方向D1a〜D1b)、第1の風を吹き出す位置を上下方向(UL間)に移動させる。
このように、第1の吹き出し口14から、使用者の頭部の局所に向かって吹き出される、集約された室温風である第1の風は、頭髪を移動・拡散させるために好適であり、第1の風を吹き出す方向を左右に切り替えながら、第1の風を吹き出す位置を上下に移動させることにより、集約された第1の風を、頭部の広範囲に到達させて、頭髪を移動・拡散させることができる。
このように、頭髪乾燥装置10によれば、第1の吹き出し口14から使用者の頭部の局所に集約された第1の風を吹き出させて頭髪を移動・拡散させながら、第2の吹き出し口18から使用者の頭部の局所よりも広範囲に第2の風を吹き出させて頭髪を乾燥させる。そのため、従来のように、手指やブラシなどで頭髪を梳かしたり、かき分けたりすることなく、頭皮近傍部の頭髪も、表面の頭髪と略均などに乾燥させることができる。
なお、頭髪乾燥装置10による頭髪の乾燥作業において、両手が自由に使えることによって、歯を磨くなど他の作業ができるが、そのような他の作業に気をとられて、必要以上に頭髪が乾燥されないように、予め設定された運転継続時間が経過するとアラーム音を発生するアラーム発生部を設けてもよい。
なお、頭髪乾燥装置10による頭髪の乾燥作業において、両手が自由に使えることによって、歯を磨くなど他の作業ができるが、そのような他の作業に気をとられて、必要以上に頭髪が乾燥されないように、予め設定された運転継続時間が経過するとアラーム音を発生するアラーム発生部を設けてもよい。
本実施の形態においては、第1の風は、頭髪を移動・拡散させることが目的であるため、必ずしも温風やイオン含有風である必要はないが、後述する第2の実施の形態のように、第1の風を温風やイオン含有風にすることができる機能を配置させてもよい。また、第1の風の目的を鑑みれば、第1の風の送風に係る第1送風機能は、第2の風の送風に係る第2送風機能に対して、大風量の送風は必要ないが、送風流速を高くすることができることが好ましい。
第2の風は、頭髪を乾燥させることが目的であるため、第1の風に対して、温風で且つその温度が調整可能であることは必須であり、送風流速を高速にする必要はないが、大風量が送風可能である構成が好ましい。さらに、イオン含有風であることは必須ではないが、そうであることが好ましい。ここで、本願発明の頭髪乾燥装置は、手で保持しながら使用することを想定していないため、従来の手で保持するヘアドライヤーに対して、装置の大きさや重量についての制約が少ない。そのため、第1の風や第1の吹き出し口に係る構成の収納を鑑みたとしても、第2の風を温風やイオン含有風や大風量とするための構成の大きさや重量を大きくしてもよく、あるいは、無理に小型、軽量にする必要がない。
第2の風は、頭髪を乾燥させることが目的であるため、第1の風に対して、温風で且つその温度が調整可能であることは必須であり、送風流速を高速にする必要はないが、大風量が送風可能である構成が好ましい。さらに、イオン含有風であることは必須ではないが、そうであることが好ましい。ここで、本願発明の頭髪乾燥装置は、手で保持しながら使用することを想定していないため、従来の手で保持するヘアドライヤーに対して、装置の大きさや重量についての制約が少ない。そのため、第1の風や第1の吹き出し口に係る構成の収納を鑑みたとしても、第2の風を温風やイオン含有風や大風量とするための構成の大きさや重量を大きくしてもよく、あるいは、無理に小型、軽量にする必要がない。
一方、本実施の形態においては、頭髪乾燥装置10を使用者の頭部と対向する位置に配置させて使用することが好ましい。一例として、図10に示すように、更衣室など、頭髪を乾燥させる必要のある空間の壁面に配置させて使用してもよい。この際、頭髪乾燥装置10を壁面に固定してもよいし、頭髪を乾燥させる際にその空間の壁面に簡易的に配置させてもよい。また、図示はしていないが、頭髪乾燥装置10を卓上に自立可能に構成したり、自立スタンドに配置させたりして、使用者の頭部に対向させるのに好適な位置や場所に配置させることができれば、その配置形態に制約はない。そのためにも、第2の吹き出し口18に配置されるルーバー42を、頭髪乾燥装置10の配置形態に応じて、第2の風を頭髪乾燥装置10の上方や下方に向けて少し斜めに吹き出すように傾けて形成させたり、吹き出す方向を上下方向に手動で若干調整可能に構成されたりすることが好ましい。また、第2の吹き出し口18に配置されるルーバー42により、第2の風の吹き出し方向を、左右方向に調整したり、自動で方向を切り替えたりする構成にしても本発明の目的は達成できる。
(第2の実施の形態)
(第2の実施の形態)
続いて、図11〜図15を参照しながら、第2の実施の形態に係る頭髪乾燥装置50について説明する。第1の実施の形態と共通する部分については、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図11に示すように、頭髪乾燥装置50の外観は、第1の実施の形態の頭髪乾燥装置10と実質的に同一である。頭髪乾燥装置50と頭髪乾燥装置10との相違点は、第1の風の第1送風機構(第1の実施の形態における第1の風ファン30及び第1の風モータ44)が、頭髪乾燥装置50の本体部10から分離させた状態でヘアドライヤー51として使用できる点である。
本実施の形態における、頭髪乾燥装置50の第1送風機構であるヘアドライヤー51は、図13及び図14に示すように、第1の風ファン66、第1の風モータ68、ヘアドライヤーヒータ52、及びバッテリー54が配置されている。
第1の風ファン66は、第1の風モータ68によって回転され、第1の風吸入口53から空気を吸入し、ヘアドライヤー吹き出し口62から、頭髪乾燥装置50に装着させた状態(図14参照)においては、第2の空間S2内において接続される流路46aへ送風できる。ヘアドライヤー吹き出し口62の先端には、分離させた状態で、通常のヘアドライヤーとして使用するためのアタッチメントヘッドノズル60が取り付け可能である(図13参照)。アタッチメントヘッドノズル60は、ノズル形状の異なる複数種類を用意させ、用途に合わせて吹き出す風の範囲や風速を変更できることが好ましい。
第1の風ファン66は、第1の風モータ68によって回転され、第1の風吸入口53から空気を吸入し、ヘアドライヤー吹き出し口62から、頭髪乾燥装置50に装着させた状態(図14参照)においては、第2の空間S2内において接続される流路46aへ送風できる。ヘアドライヤー吹き出し口62の先端には、分離させた状態で、通常のヘアドライヤーとして使用するためのアタッチメントヘッドノズル60が取り付け可能である(図13参照)。アタッチメントヘッドノズル60は、ノズル形状の異なる複数種類を用意させ、用途に合わせて吹き出す風の範囲や風速を変更できることが好ましい。
ヘアドライヤーヒータ52も、第1の実施の形態の第2の風ヒータ28と同様に、円柱状に巻かれたニクロム線により構成されている。ヘアドライヤーヒータ52は、第1の風ファン66の送風方向下流に配置され、流路46aへ加熱させた空気を送風できる。すなわち、第1の実施の形態と異なり、第1の風を温風とすることが可能である。
バッテリー54は、ヘアドライヤー51を頭髪乾燥装置50から分離させた状態で、通常のヘアドライヤーとして使用する際に、第1の風ファン66を回転させる第1の風モータ68及びヘアドライヤーヒータ52の電源となる。バッテリー54は、ヘアドライヤー51の取手部分に内蔵されている。バッテリー54は、端子(不図示)を介して頭髪乾燥装置50への図示しない電源供給部から、ヘアドライヤー51を頭髪乾燥装置50に装着させた状態で充電される。 当然ながら、ヘアドライヤー51を頭髪乾燥装置50に装着させて第1の風の送風機構として機能させている間は、第1の風モータ68及びヘアドライヤーヒータ52の電源は、頭髪乾燥装置50への図示しない電源供給部から直接供給される。
なお、バッテリーは、交換可能に構成されていてもよい。
なお、バッテリーは、交換可能に構成されていてもよい。
また、本実施の形態においては、ヘアドライヤー51が、頭髪乾燥装置50から分離させた状態において、内蔵されるバッテリー54から電源供給される形態としたが、ヘアドライヤー51にバッテリー54を内蔵させず、頭髪乾燥装置50から、専用の電源コード等を介して電源供給される形態や、ヘアドライヤー51が備える専用の電源コード等を、頭髪を乾燥させる場所の電源(コンセント)に接続させる形態であってもよい。
ヘアドライヤー51が内蔵されるバッテリー54から電源供給される形態においては、電源コード等の収納を考慮する必要がなく、頭髪のスタイリング時に、電源コードが邪魔になることがない。一方、ヘアドライヤー51にバッテリー54を内蔵せず、外部から電源供給される形態においては、ヘアドライヤー51を軽量化できるとともに、バッテリーの充電容量の制約を受けずに、頭髪のスタイリングを行うことができる。ヘアドライヤー51にバッテリー54を内蔵させるか否かは、頭髪乾燥装置50の使用環境や設置制約等を鑑みて、適宜選択されればよい。
ヘアドライヤー51が内蔵されるバッテリー54から電源供給される形態においては、電源コード等の収納を考慮する必要がなく、頭髪のスタイリング時に、電源コードが邪魔になることがない。一方、ヘアドライヤー51にバッテリー54を内蔵せず、外部から電源供給される形態においては、ヘアドライヤー51を軽量化できるとともに、バッテリーの充電容量の制約を受けずに、頭髪のスタイリングを行うことができる。ヘアドライヤー51にバッテリー54を内蔵させるか否かは、頭髪乾燥装置50の使用環境や設置制約等を鑑みて、適宜選択されればよい。
次に、頭髪乾燥装置50の動作について説明する。
ヘアドライヤー51を頭髪乾燥装置50に装着させた状態において、使用者が図示しない操作スイッチなどを操作すると、第2の吹き出し口18からマイナスイオンを含有する選択された温度の温風である第2の風が吹き出される点は、第1の実施の形態と同じため、説明を割愛する。
ヘアドライヤー51を頭髪乾燥装置50に装着させた状態において、使用者が図示しない操作スイッチなどを操作すると、第2の吹き出し口18からマイナスイオンを含有する選択された温度の温風である第2の風が吹き出される点は、第1の実施の形態と同じため、説明を割愛する。
一方、頭髪乾燥装置50に装着させたヘアドライヤー51には、第1の実施の形態における第1送風機構25として機能し、第1の風モータ68により第1の風ファン66が回転され、第1の風吸入口53から空気が吸入され、ヘアドライヤー吹き出し口62、流路46a、流路46b、蛇腹36、及び流路46cを介して、第1の吹き出し口14から吹き出される。
その際、第1の吹き出し口14は、位置移動機構34及び方向切替機構38により、第1の風を吹き出す方向を左右に切り替えながら、第1の風を吹き出す位置を上下方向に移動させる。
このように、可動吹き出し口14から、使用者の頭部の局所に向かって吹き出される、集約された温風である第1の風は、頭髪を移動・拡散させるために好適であることはいうまでもない。
その際、第1の吹き出し口14は、位置移動機構34及び方向切替機構38により、第1の風を吹き出す方向を左右に切り替えながら、第1の風を吹き出す位置を上下方向に移動させる。
このように、可動吹き出し口14から、使用者の頭部の局所に向かって吹き出される、集約された温風である第1の風は、頭髪を移動・拡散させるために好適であることはいうまでもない。
ヘアドライヤー51を分離させると、ヘアドライヤー吹き出し口62にアタッチメントヘッドノズル60を取り付けて、通常のヘアドライヤーと同様に温風や室温風を送風する
ことができる。また、図15に示すように、頭髪乾燥装置50の第2の吹き出し口18から吹き出されるマイナスイオンを含有する温風である第2の風で頭髪全体を乾燥させながら、手指やブラシとヘアドライヤー51を使用すれば、両手は塞がるものの、頭髪のスタイリングにのみ集中することも可能である。
(第3の実施の形態)
ことができる。また、図15に示すように、頭髪乾燥装置50の第2の吹き出し口18から吹き出されるマイナスイオンを含有する温風である第2の風で頭髪全体を乾燥させながら、手指やブラシとヘアドライヤー51を使用すれば、両手は塞がるものの、頭髪のスタイリングにのみ集中することも可能である。
(第3の実施の形態)
続いて、第3の実施の形態に係る頭髪乾燥装置について、図16を参照しながら説明する。第1の実施の形態と共通する部分については、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
本発明に係る頭髪乾燥装置70は、図16に示すように、正面に鏡76が配置された洗面台に内蔵される形態であってもよい。
第1の吹き出し口72を、鏡76の上側に配置させ、第1の風を方向D1に吹き出させる。
そして、第2の吹き出し口74を、鏡76の左右両側にそれぞれ配置させ、第2の風を方向D2に吹き出させれば、本発明の頭髪乾燥装置と同様の形態となる。
(第4の実施の形態)
第1の吹き出し口72を、鏡76の上側に配置させ、第1の風を方向D1に吹き出させる。
そして、第2の吹き出し口74を、鏡76の左右両側にそれぞれ配置させ、第2の風を方向D2に吹き出させれば、本発明の頭髪乾燥装置と同様の形態となる。
(第4の実施の形態)
続いて、第4の実施の形態に係る頭髪乾燥装置80について、図17を参照しながら説明する。第1の実施の形態と共通する部分については、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
本発明に係る頭髪乾燥装置は、図17に示すように、アーム82の先端に配置させる形態であってもよい。
使用者が両手を使用する必要がなく、使用者が移動せず、あるいは、移動させずとも、頭部に対する頭髪乾燥装置の位置を任意に変更できるため、病院などの要介護施設において、介護者の人数や負荷で、要介護者に付きっきりで頭髪を乾燥させてあげることができない場合の、要介護者の頭髪の乾燥作業の労力を低減させることができる。
使用者が両手を使用する必要がなく、使用者が移動せず、あるいは、移動させずとも、頭部に対する頭髪乾燥装置の位置を任意に変更できるため、病院などの要介護施設において、介護者の人数や負荷で、要介護者に付きっきりで頭髪を乾燥させてあげることができない場合の、要介護者の頭髪の乾燥作業の労力を低減させることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更などは全て本発明の適用範囲である。
例えば、第1の吹き出し口及び第2の吹き出し口の位置は任意でよい。図18に示す頭髪乾燥装置90のように、第1の吹き出し口92の下側に第2の吹き出し口94が設けられていてもよい。
また、第1及び第2の実施の形態においては、第1の吹き出し口の方向が左右に切り替えられ、位置が上下に移動されたが、この逆、すなわち、第1の吹き出し口の方向が上下に切り替えられ、位置が左右に移動される形態であってもよく、第1の吹き出し口の切り換え方向がと移動方向がともに同じ、すなわち、ともに上下方向であってり、左右方向であってもよい。
またさらに、本発明に係る頭髪乾燥装置は、人間の頭髪の乾燥に限定されるものではなく、ペットショップなどで、動物の毛を乾燥させるために用いてもよい。
例えば、第1の吹き出し口及び第2の吹き出し口の位置は任意でよい。図18に示す頭髪乾燥装置90のように、第1の吹き出し口92の下側に第2の吹き出し口94が設けられていてもよい。
また、第1及び第2の実施の形態においては、第1の吹き出し口の方向が左右に切り替えられ、位置が上下に移動されたが、この逆、すなわち、第1の吹き出し口の方向が上下に切り替えられ、位置が左右に移動される形態であってもよく、第1の吹き出し口の切り換え方向がと移動方向がともに同じ、すなわち、ともに上下方向であってり、左右方向であってもよい。
またさらに、本発明に係る頭髪乾燥装置は、人間の頭髪の乾燥に限定されるものではなく、ペットショップなどで、動物の毛を乾燥させるために用いてもよい。
10 頭髪乾燥装置(第1の実施の形態)
11 本体部
12 第1の吹き出し口ノズルカバー
14 第1の吹き出し口
16 第1の風吸入口
18 第2の吹き出し口
20 第2の風吸入口
22 シロッコファンモータ
24 シロッコファン
25 第1送風機構
26 制御装置
28 第2の風ヒータ
30 第1の風ファン
32 第2送風機構
34 位置移動機構
36 蛇腹
38 方向切替機構
40 イオン発生体
42 ルーバー
44 第1の風モータ
46 流路
48 仕切り
50 頭髪乾燥装置(第2の実施の形態)
51 ヘアドライヤー
52 ヘアドライヤーヒータ
53 第1の風吸入口
54 バッテリー
56 ヘアドライヤースイッチ
60 アタッチメントヘッドノズル
62 ヘアドライヤー吹き出し口
66 第1の風ファン
68 第1の風モータ
70 頭髪乾燥装置(第3の実施の形態)
72 第1の吹き出し口
74 第2の吹き出し口
76 鏡
80 頭髪乾燥装置(第4の実施の形態)
82 アーム
90 頭髪乾燥装置
92 第1の吹き出し口
94 第2の吹き出し口
S1 第1の空間
S2 第2の空間
11 本体部
12 第1の吹き出し口ノズルカバー
14 第1の吹き出し口
16 第1の風吸入口
18 第2の吹き出し口
20 第2の風吸入口
22 シロッコファンモータ
24 シロッコファン
25 第1送風機構
26 制御装置
28 第2の風ヒータ
30 第1の風ファン
32 第2送風機構
34 位置移動機構
36 蛇腹
38 方向切替機構
40 イオン発生体
42 ルーバー
44 第1の風モータ
46 流路
48 仕切り
50 頭髪乾燥装置(第2の実施の形態)
51 ヘアドライヤー
52 ヘアドライヤーヒータ
53 第1の風吸入口
54 バッテリー
56 ヘアドライヤースイッチ
60 アタッチメントヘッドノズル
62 ヘアドライヤー吹き出し口
66 第1の風ファン
68 第1の風モータ
70 頭髪乾燥装置(第3の実施の形態)
72 第1の吹き出し口
74 第2の吹き出し口
76 鏡
80 頭髪乾燥装置(第4の実施の形態)
82 アーム
90 頭髪乾燥装置
92 第1の吹き出し口
94 第2の吹き出し口
S1 第1の空間
S2 第2の空間
Claims (5)
- 使用者の頭部と対向する位置に固定、又は、簡易的に配置される本体部と、
前記本体部に対して可動するように配置され、前記頭部の局所に、集約された第1の風を吹き出す第1の吹き出し口と、
前記第1の風を送風する第1送風機構と、
前記第1の吹き出し口からの、前記第1の風を吹き出す方向を、左右方向及び上下方向のいずれか一方向に切り替え可能な方向切替機構と、
前記第1の吹き出し口からの、前記第1の風を吹き出す位置を、前記一方向に直交する方向に移動可能な位置移動機構と、
前記本体部の開口部として形成され、前記局所よりも広範囲に、頭髪を乾燥させる第2の風を吹き出す第2の吹き出し口と、
前記第2の風を送風する第2送風機構と、
を備えた頭髪乾燥装置。 - 前記方向切替機構は、前記一方向に回転自在に固定された前記第1の吹き出し口の先端を、前記一方向に直交する方向に、前記一方向に振幅する波状に開口させたスリットから突出させるように構成され、
前記位置移動機構により、前記第1の吹き出し口を前記スリットに沿って、前記一方向に直交する方向に移動させることにより、
前記第1の吹き出し口を前記一方向に首振り動作させると共に、前記第1の風を吹き出す位置を、前記一方向に直交する方向に移動させる、請求項1に記載の頭髪乾燥装置。 - 前記第2の風の温度を、前記第1の風の温度よりも高くすることができる、請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の頭髪乾燥装置。
- 前記第1の風の流速を、前記第2の風の流速よりも早くすることができる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の頭髪乾燥装置。
- 前記第1の風を送風する前記第1送風機構が、前記本体部から分離させた状態で、ヘアドライヤーとして使用可能に構成される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の頭髪乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015105269A JP6007373B1 (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | 頭髪乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015105269A JP6007373B1 (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | 頭髪乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6007373B1 true JP6007373B1 (ja) | 2016-10-12 |
JP2016214717A JP2016214717A (ja) | 2016-12-22 |
Family
ID=57123244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015105269A Active JP6007373B1 (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | 頭髪乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6007373B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102041771B1 (ko) * | 2018-07-02 | 2019-11-07 | 한국과학기술원 | 저소음 고음질 헤어드라이어 |
CN109077492B (zh) * | 2018-08-22 | 2020-12-04 | 泰州雪燕雨悦电子信息科技有限公司 | 一种全自动的化妆台 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55118685U (ja) * | 1979-02-15 | 1980-08-22 | ||
JPH028303U (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-19 | ||
JPH02189192A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-07-25 | Richard H Rubin | タンブルドライヤー |
JPH02252405A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 乾燥装置 |
JPH03907U (ja) * | 1989-05-25 | 1991-01-08 | ||
JPH0556811A (ja) * | 1991-06-15 | 1993-03-09 | Matsushita Electric Works Ltd | ヘアドライヤー |
JPH0739704U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-18 | 英雄 山本 | ヘアドライヤー |
JP2004176597A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Kazuhiko Mori | 送風機のエアー放出ノズル |
-
2015
- 2015-05-25 JP JP2015105269A patent/JP6007373B1/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55118685U (ja) * | 1979-02-15 | 1980-08-22 | ||
JPH028303U (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-19 | ||
JPH02189192A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-07-25 | Richard H Rubin | タンブルドライヤー |
JPH02252405A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 乾燥装置 |
JPH03907U (ja) * | 1989-05-25 | 1991-01-08 | ||
JPH0556811A (ja) * | 1991-06-15 | 1993-03-09 | Matsushita Electric Works Ltd | ヘアドライヤー |
JPH0739704U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-18 | 英雄 山本 | ヘアドライヤー |
JP2004176597A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Kazuhiko Mori | 送風機のエアー放出ノズル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016214717A (ja) | 2016-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3208115U (ja) | 保持器アームを備える加熱される巻き髪デバイス | |
US8302324B1 (en) | Oscillating hair dryer | |
US20100307019A1 (en) | Drying apparatus for pet | |
KR20140023272A (ko) | 이동가능한 분리기들을 가진 헤어 스타일링 도구 | |
JP6820534B2 (ja) | 加熱送風装置 | |
JP6007373B1 (ja) | 頭髪乾燥装置 | |
KR20170054771A (ko) | 헤어 드라이기 | |
KR20130104439A (ko) | 두피 및 모발 동시 건조가 가능한 헤어드라이어 어셈블리 및 이를 위한 브러시유닛 | |
KR20210001193A (ko) | 기능 모듈이 결합된 휴대용 선풍기 | |
JP2009136303A (ja) | ヘアドライヤー | |
KR20160108982A (ko) | 듀얼 드라이 헤드를 갖는 자동 헤어 드라이어 장치 | |
US20150184937A1 (en) | Portable container with fan | |
KR101721592B1 (ko) | 헤어드라이기용 노즐 | |
JP2019118729A (ja) | ヘアドライヤの取付具およびヘアケア装置 | |
JP3193804U (ja) | ヘアードライヤー | |
JP6982509B2 (ja) | ヘアードライヤー | |
CN208354866U (zh) | 一种多功能电吹风 | |
KR20140083523A (ko) | 스탠드 타입의 헤어 드라이어 | |
CN110881773A (zh) | 洗头帽及包含该洗头帽的自助洗头设备 | |
JP6440788B1 (ja) | 乾燥装置 | |
KR100838560B1 (ko) | 긴머리용 헤어드라이장치 | |
KR102085860B1 (ko) | 헤어드라이 빗 | |
KR200382263Y1 (ko) | 벽걸이용 헤어 드라이기 | |
JPH0719367Y2 (ja) | 洗面化粧台用送風装置 | |
KR200492836Y1 (ko) | 헤어드라이 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160719 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6007373 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |