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JP6001341B2 - オーバーロックミシン - Google Patents

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JP6001341B2
JP6001341B2 JP2012133427A JP2012133427A JP6001341B2 JP 6001341 B2 JP6001341 B2 JP 6001341B2 JP 2012133427 A JP2012133427 A JP 2012133427A JP 2012133427 A JP2012133427 A JP 2012133427A JP 6001341 B2 JP6001341 B2 JP 6001341B2
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    • D05B1/00General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both
    • D05B1/08General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making multi-thread seams
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    • DTEXTILES; PAPER
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Description

本発明は、オーバーロックミシンに係り、特に縁かがりを行う布端縁を切断する上メスを有するオーバーロックミシンに関する。
例えば、オーバーロックミシンにおいては、ミシン主軸に連動して上下動する上メスにより、布端縁を切断しながら当該布端縁に縁かがり縫いを施している。
そして、この上メスを使用しない場合に、上メスを針板の下方で停止させることで、上メスが布縁切断位置から退避し、針板上での布扱いを容易にしたオーバーロックミシンが知られている(例えば特許文献1参照)。このミシンにおいては、上メスに対して常に針板の下方へと付勢する付勢手段が設けられていて、上メスを停止させるべくミシン主軸との動力伝達を遮断すると、付勢手段の付勢力によって上メスが針板の下方へ退避されるようになっている。
特許第4383842号公報
ところで、特許文献1に記載のミシンは、ミシンの主軸2から上メス部13までの動力伝達に多数のリンク部材(例えばロッド4、第1クランク5、第2クランク6、メス揺動腕7、上メスリンク8等)が設けられているだけでなく、上メス部13を退避させるための部材(例えば第1平行リンク9、第2平行リンク10、引っ張りばね19等)や、動力伝達を解除するための部材(例えば、メス切替レバー16、切替え連結板23、復帰レバー部24等)が設けられているため、部品点数、設置スペースが大きくなる問題があった。また、上メスを作動させない縫い目形成時には切り離し機構が、ミシン主軸2に連結されているロッド4から離れた位置に存在しているため、無駄に稼働するリンクが多く、ミシン主軸2側の負荷が大きくなってしまい、耐久性に影響を及ぼすおそれもある。
本発明の課題は、従来よりも簡素な構成で上メスを確実に針板の下方へ待避させるとともに、退避時にミシン主軸と上メスとの連動を遮断した状態で、ミシン主軸に連動する部材を抑制することで、耐久性に対する影響を抑制することである。
請求項1記載の発明に係るオーバーロックミシンは、
針板よりも下方である退避位置又は前記退避位置よりも上方である駆動位置に移動自在とするとともに、前記駆動位置において前記針板上の縫製物上方から上下動して縫製物を切断可能とした上メスと、
前記駆動位置の前記上メスを上下動させる上メス駆動部と、
前記上メス駆動部と前記上メスとが連動している連動状態又は前記上メス駆動部と前記上メスとの連動が解除されている解除状態を切り替える連動切替部と、
前記上メスの配置位置を、前記駆動位置又は前記退避位置に切り替える上メス位置切替部と、
前記上メス位置切替部によって前記上メスの配置位置が駆動位置とされる場合には前記連動切替部を前記連動状態とし、前記上メス位置切替部によって前記上メスの配置位置が退避位置とされる場合には前記連動切替部を前記解除状態とするように、前記連動切替部及び前記上メス位置切替部を同時に駆動させる操作部とを備え、
前記操作部は、
回転自在な軸体と、
前記連動切替部に係合した状態で前記軸体とともに回転し、前記連動切替部を動作させる第一リンク部と、
前記軸体とともに回転し、前記上メス位置切替部に係合して当該上メス位置切替部を動作させるカム部とを備え、
前記上メス駆動部は、
ミシン主軸とともに回転する偏心カムが一端部に設けられるとともに他端部に切欠を有し、前記ミシン主軸の回転に伴う前記偏心カムの回転によって揺動するロッドと、
前記ロッドの前記切欠に対して係合自在な係合部を有し、前記係合部が前記切欠に係合している状態では前記ロッドの揺動に追従して揺動し、前記上メスを駆動させる第二リンク部と、
前記上メス位置切替部は、
当該上メス位置切替部に前記カム部が係合すると前記上メスを前記駆動位置から前記退避位置に移動させるように、前記第二リンク部を移動させ、前記カム部が係合しなくなると前記上メスを前記退避位置から前記駆動位置に移動させるように、前記第二リンク部を移動させ、
前記連動切替部は、
前記第一リンク部によって駆動すると、前記上メス位置切替部によって前記上メスの配置位置が前記退避位置とされる場合には、前記切欠を前記係合部から離脱して前記解除状態とし、前記上メス位置切替部によって前記上メスの配置位置が前記駆動位置とされる場合には、前記切欠を前記係合部に係合させ前記連動状態とするように、前記ロッドを移動させることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のオーバーロックミシンにおいて、
前記連動切替部における前記ロッドに当接する部分には、回転自在なローラが設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のオーバーロックミシンにおいて、
前記ロッドに対して、前記切欠と前記係合部とが密着する方向に付勢力を付与する付勢手段が設けられていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、上メス位置切替部によって上メスの配置位置が駆動位置とされる場合には連動切替部を連動状態とし、上メス位置切替部によって上メスの配置位置が退避位置とされる場合には連動切替部を解除状態としているので、上メスが針板の下方に待避した状態では、ミシン主軸と上メスとの連動が遮断されることになる。
この解除状態においては、上メス駆動部におけるロッドの切欠が、第二リンク部の係合部から離脱し、非係合な状態となるため、ミシン主軸に連動して動作するのはロッドだけとなる。このように解除状態でミシン主軸に連動する部材がロッドのみであれば、耐久性に対する影響を抑制することができる。
そして、ミシン主軸から上メスまで動力伝達する部材は、ロッドと第二リンク部だけであるため、部品点数の抑制化及び省スペース化を図ることが可能である。
請求項2記載の発明によれば、連動切替部におけるロッドに当接する部分に回転自在なローラが設けられているので、解除状態にミシン主軸に連動してロッドが揺動したとしても、その揺動による摩擦をローラによって逃がすことができる。
請求項3記載の発明によれば、ロッドに対して切欠と係合部とが密着する方向に付勢力を付与する付勢手段が設けられているので、切欠と係合部とが係合している際には付勢手段の付勢力によって係合を強固なものにすることができ、ミシン主軸から上メスまでの動力伝達をより確実にすることができる。
本実施形態に係るミシンの要部構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るミシンの要部構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るミシンの要部構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るミシンの要部構成を示す正面図である。 本実施形態に係るミシンの要部構成を示す一側面図である。 本実施形態に係るミシンの要部構成を示す他側面図である。 本実施形態に係る操作部のピン部が上メス位置切替部に当接していない状態を示す側面図である。 本実施形態に係る操作部のピン部が上メス位置切替部に当接し、押し上げている状態を示す側面図である。 本実施形態に係る連動切替部の概略構成を示す側面図である。 本実施形態に係るロッドの切欠と、第二リンク部の係合部とが係合している連動状態を拡大して示す正面図である。 本実施形態に係るロッドの切欠と、第二リンク部の係合部とが係合していない解除状態を拡大して示す正面図である。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図3は、本実施形態に係るオーバーロックミシン(以下、ミシンと称す。)の要部構成をそれぞれ異なる方向から見た斜視図である。また、図4はミシンの要部構成を示す正面図であり、図5は一側面図、図6は他側面図である。
なお、ミシン主軸101に対して平行な方向をX方向、水平面でX方向に直交する方向をY方向、垂直面でX方向に直交する方向をZ方向とする。
図1〜図6に示すように、ミシン100には、下メス1と、針板3(図7参照)よりも下方である退避位置又は退避位置よりも上方である駆動位置に移動自在とするとともに、駆動位置において針板3上の縫製物上方から上下動して縫製物を切断可能とした上メス2と、上メス2を上下動させる上メス駆動部4と、上メス駆動部4と上メス2とが連動している連動状態又は上メス駆動部4と上メス2との連動が解除されている解除状態を切り替える連動切替部5と、上メス2の配置位置を、駆動位置又は退避位置に切り替える上メス位置切替部6と、上メス位置切替部6によって上メス2の配置位置が駆動位置とされる場合には連動切替部5を連動状態とし、上メス位置切替部6によって上メス2の配置位置が退避位置とされる場合には連動切替部5を解除状態とするように、連動切替部5及び上メス位置切替部6を同時に駆動させる操作部7と、これらを支持するため所定の間隔を空けた一対のフレーム8,9とが備えられている。
下メス1は、針板3の上面から突出しないように、針板3に対して近接してフレーム8に固定されている。
上メス2は、上メスホルダ21によって固定されている。上メスホルダ21は、フレーム8に支持された上メスガイド22によって昇降自在に保持されている。上メスガイド22には、上メスホルダ21を上下方向(Z方向)に案内するため、上下方向に湾曲して延在した長孔221が形成されている。長孔221の長さは、上メス2が駆動位置から退避位置まで移動可能な長さに設定されている。
操作部7は、X方向に平行に延在するように配置され、回転自在にフレーム8,9に支持された軸体71と、軸体71に取り付けられたカム部73と、カム部73から所定の間隔を開けて軸体71に取り付けられた第一リンク部72とを備えている。
軸体71の一端部には、当該軸体71を回転させるためのハンドル部711が取り付けられている。このハンドル部711は、人力で操作されてもよいし、機械的に操作されてもよい。
カム部73は、軸体71とともに回転し、上メス位置切替部6に係合して当該上メス位置切替部6を動作させるようになっている。カム部73には、軸体71に平行に突出したピン部74と、カム部73に対して所定方向の付勢力を付与するコイルバネ75が設けられている。
第一リンク部72は、連動切替部5に係合した状態で軸体71とともに回転し、連動切替部5を動作させるようになっている。
上メス駆動部4は、ミシン主軸101に連動して揺動するロッド41と、ロッド41の揺動に追従して揺動し、上メス2を駆動させる第二リンク部42とを備えている。
ロッド41の一端部には、ミシン主軸101とともに回転する偏心カム411が設けられている。このため、ミシン主軸101の回転に伴う偏心カム411の回転によって、ロッド41全体が揺動することになる。
また、ロッド41の他端部の下部には、上方に向かって凹んだ切欠412が形成されている。
また、ロッド41には、当該ロッド41に対して切欠412と係合部425(後述)とが密着する方向に付勢力を付与する付勢手段としてのバネ43がミシン機枠(図示省略)との間で張架されている。
第二リンク部42は、X方向に平行な回転軸421と、回転軸421から下方に向かって延在する基部422と、回転軸421から上メスホルダ21まで延在し、当該上メスホルダ21に連結されたアーム部423とを備えている。
基部422には、ロッド41の切欠412に対して係合自在な係合部425が取り付けられている。この係合部425は、X方向に平行に延在した円柱形状に形成されている。係合部425が切欠412に係合している状態では、バネ43によって両者の係合が強固なものとなっている。この状態でロッド41が揺動すると、回転軸421を中心にして第二リンク部42がロッド41の揺動に追従して揺動する。揺動時においては、アーム部423に連結された上メスホルダ21が上メスガイド22によって案内されながら昇降するため、上メス2が下メス1に対して上下方向に摺動する。この摺動による上メス2と下メス1との協働によって、布縁が切断されるようになっている。
上メス位置切替部6は、回転軸421からアーム部423とは反対側に延在するように、第二リンク部42に一体的に形成されている。上メス位置切替部6には、操作部7のカム部73が所定位置まで回転すると、ピン部74が係合するようになっている。
図7は、操作部7のピン部74が上メス位置切替部6に当接していない状態を示している。この状態では、上メス2が針板3よりも上方にある駆動位置に配置されている。そして、軸体71及びカム部73が矢印A方向に回転するように操作部7のハンドル部711が操作されると、当該回転に伴ってピン部74が上メス位置切替部6に係合する。この係合後、さらに軸体71及びカム部73が矢印A方向に回転すると、図8に示すように、ピン部74が上メス位置切替部6を押し上げる。上メス位置切替部6が押し上げられると、第二リンク部42が回転軸421を中心に矢印C方向に回転する。この回転によって、第二リンク部42のアーム部423が上メス2を駆動位置から退避位置まで移動させる。この際、カム部73に対してはコイルバネ75によって付勢力が付与されているので、上メス位置切替部6が下方へと移動してしまうことが規制されている。
また、軸体71及びカム部73が矢印B方向に回転するように操作部7のハンドル部711が操作されると、当該回転に伴ってピン部74が上メス位置切替部6から離れ係合しなくなる。この際、コイルバネ75の矢印A方向の付勢力は解除されている。これにより、上メス位置切替部6が下降するため、第二リンク部42も回転軸421を中心に矢印D方向に回転する。この回転によって、第二リンク部42のアーム部423が上メス2を退避位置から駆動位置まで移動させる。
図9は、連動切替部5の概略構成を示す側面図である。図9に示すように、連動切替部5は、フレーム9に対して上下方向にスライドする板状部材51と、板状部材51に一体的に取り付けられ、板状部材51のスライド動作に応じてロッド41に係合自在なローラ52(後述)とを備えている。
板状部材51の上部には、第一リンク部72が係合している。また、板状部材51の下部には、上下方向の移動を規制するための長孔53が形成されていて、この長孔53に、フレーム9に設けられたピン部91が係合されている。
図10は、ロッド41の切欠412と、第二リンク部42の係合部425とが係合している連動状態を拡大して示す正面図である。図10に示すように、連動状態においては、ロッド41からローラ52が離れた位置に板状部材51が配置されている。
そして、軸体71及び第一リンク部72が矢印A方向に回転するように操作部7のハンドル部711が操作されると、第一リンク部72の回転に伴って板状部材51が上昇する。この上昇によって、図11に示すようにローラ52が上昇してロッド41を移動させて、切欠412が係合部425から離脱し解除状態となる。
解除状態から、軸体71及びカム部73が矢印B方向に回転するように操作部7のハンドル部711が操作されると、第一リンク部72の回転に伴って板状部材51が下降する。この下降によって、図10に示すようにローラ52が下降してロッド41を移動させて、切欠412が係合部425に係合し連動状態となる。
ここで、上メス2が退避位置にある場合は、ロッド41の揺動が上メス2まで伝達されては支障を招くので、上メス駆動部4と上メス2との連動を解除する解除状態にしなければならない。他方、上メス2が駆動位置にある場合は、ロッド41の揺動が上メス2まで伝達されなければならないので、上メス駆動部4と上メス2とを連動する連動状態にしなければならない。これらの関係が満たされるように、連動切替部5を動作させる第一リンク部72と、上メス位置切替部6を動作させるカム部73との軸体71に対する位置関係は設定されている。
次に、本実施形態のミシン100の作用について説明する。
まず、布縁の切断時においては、上メス2は駆動位置に配置されていて、上メス駆動部4と上メス2との連動状態となっている。
その後、上メス2の使用が不要となると、作業者は軸体71、第一リンク部72及びカム部73が矢印A方向に回転するように操作部7のハンドル部711を操作して、上メス2を退避位置に移動させるとともに、上メス駆動部4と上メス2とを解除状態とする。
再度、上メス2の使用が必要となると、作業者は軸体71、第一リンク部72及びカム部73が矢印B方向に回転するように操作部7のハンドル部711を操作して、上メス2を駆動位置に移動させるとともに、上メス駆動部4と上メス2とを連動状態とする。
以上のように、本実施形態によれば、上メス位置切替部6によって上メス2の配置位置が駆動位置とされる場合には連動切替部5を連動状態とし、上メス位置切替部6によって上メス2の配置位置が退避位置とされる場合には連動切替部5を解除状態としているので、上メス2が針板3の下方に待避した状態では、ミシン主軸101と上メス2との連動が遮断されることになる。
この解除状態においては、上メス駆動部4におけるロッド41の切欠412が、第二リンク部42の係合部425から離脱し、非係合な状態となるため、ミシン主軸101に連動して動作するのはロッド41だけとなる。このように解除状態でミシン主軸101に連動する部材がロッド41のみであれば、従来よりも耐久性に対する影響を抑制することができる。
そして、ミシン主軸101から上メス2まで動力伝達する部材は、ロッド41と第二リンク部42だけであるため、部品点数の抑制化及び省スペース化を図ることが可能である。
また、連動切替部5におけるロッド41に当接する部分に回転自在なローラ52が設けられているので、解除状態にミシン主軸101に連動してロッド41が揺動したとしても、その揺動による摩擦をローラ52によって逃がすことができる。
また、ロッド41の揺動方向に交差する方向に切欠412が形成されているため、連動切替部5による解除状態から連動状態にする場合に、切欠412と係合部425とが操作当初に係合しなくてもロッド41の揺動により係合部425が切欠412に進入し連動状態となることができる。
また、ロッド41に対して切欠412と係合部425とが密着する方向に付勢力を付与するバネ43が設けられているので、切欠412と係合部425とが係合している際にはバネ43の付勢力によって両者の係合を強固なものにすることができ、ミシン主軸101から上メス2までの動力伝達をより確実にすることができる。
なお、本発明は上記第一実施形態に限らず適宜変更可能である。
例えば、かがり幅調整のために上メス2及び下メス3のX方向に移動自在な機構を有するミシンに対しても、本発明の構成は適用可能である。
1 下メス
2 上メス
3 針板
4 ロッド
5 連動切替部
6 上メス位置切替部
7 操作部
8 フレーム
9 フレーム
21 上メスホルダ
22 上メスガイド
23 連結板
24 復帰レバー部
41 ロッド
42 第二リンク部
43 バネ(付勢手段)
51 板状部材
52 ローラ
53 長孔
71 軸体
72 第一リンク部
73 カム部
74 ピン部
75 コイルバネ
91 ピン部
100 ミシン(オーバーロックミシン)
101 ミシン主軸
221 長孔
411 偏心カム
412 切欠
421 回転軸
422 基部
423 アーム部
425 係合部
711 ハンドル部

Claims (3)

  1. 針板よりも下方である退避位置又は前記退避位置よりも上方である駆動位置に移動自在とするとともに、前記駆動位置において前記針板上の縫製物上方から上下動して縫製物を切断可能とした上メスと、
    前記駆動位置の前記上メスを上下動させる上メス駆動部と、
    前記上メス駆動部と前記上メスとが連動している連動状態又は前記上メス駆動部と前記上メスとの連動が解除されている解除状態を切り替える連動切替部と、
    前記上メスの配置位置を、前記駆動位置又は前記退避位置に切り替える上メス位置切替部と、
    前記上メス位置切替部によって前記上メスの配置位置が駆動位置とされる場合には前記連動切替部を前記連動状態とし、前記上メス位置切替部によって前記上メスの配置位置が退避位置とされる場合には前記連動切替部を前記解除状態とするように、前記連動切替部及び前記上メス位置切替部を同時に駆動させる操作部とを備え、
    前記操作部は、
    回転自在な軸体と、
    前記連動切替部に係合した状態で前記軸体とともに回転し、前記連動切替部を動作させる第一リンク部と、
    前記軸体とともに回転し、前記上メス位置切替部に係合して当該上メス位置切替部を動作させるカム部とを備え、
    前記上メス駆動部は、
    ミシン主軸とともに回転する偏心カムが一端部に設けられるとともに他端部に切欠を有し、前記ミシン主軸の回転に伴う前記偏心カムの回転によって揺動するロッドと、
    前記ロッドの前記切欠に対して係合自在な係合部を有し、前記係合部が前記切欠に係合している状態では前記ロッドの揺動に追従して揺動し、前記上メスを駆動させる第二リンク部と、
    前記上メス位置切替部は、
    当該上メス位置切替部に前記カム部が係合すると前記上メスを前記駆動位置から前記退避位置に移動させるように、前記第二リンク部を移動させ、前記カム部が係合しなくなると前記上メスを前記退避位置から前記駆動位置に移動させるように、前記第二リンク部を移動させ、
    前記連動切替部は、
    前記第一リンク部によって駆動すると、前記上メス位置切替部によって前記上メスの配置位置が前記退避位置とされる場合には、前記切欠を前記係合部から離脱して前記解除状態とし、前記上メス位置切替部によって前記上メスの配置位置が前記駆動位置とされる場合には、前記切欠を前記係合部に係合させ前記連動状態とするように、前記ロッドを移動させることを特徴とするオーバーロックミシン。
  2. 請求項1記載のオーバーロックミシンにおいて、
    前記連動切替部における前記ロッドに当接する部分には、回転自在なローラが設けられていることを特徴とするオーバーロックミシン。
  3. 請求項1又は2記載のオーバーロックミシンにおいて、
    前記ロッドに対して、前記切欠と前記係合部とが密着する方向に付勢力を付与する付勢手段が設けられていることを特徴とするオーバーロックミシン。
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