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JP5983398B2 - 撮像装置 - Google Patents

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JP5983398B2
JP5983398B2 JP2012287284A JP2012287284A JP5983398B2 JP 5983398 B2 JP5983398 B2 JP 5983398B2 JP 2012287284 A JP2012287284 A JP 2012287284A JP 2012287284 A JP2012287284 A JP 2012287284A JP 5983398 B2 JP5983398 B2 JP 5983398B2
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Description

本発明は撮像装置に関し、特に内部の熱を放熱する放熱部を備えた撮像装置に関するものである。
撮像装置の内部の回路や部品の発熱により温度が上昇するのを防止するため、放熱部を備えた撮像装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2012−169875号公報
特許文献1に記載のビデオカメラは、ビデオカメラの発熱体である基板5、基板6からの熱を、筐体の左右側面のサイドパネルにそれぞれ伝熱し、左右のサイドパネルから放熱を行っている。
ここで、ビデオカメラの主要な発熱部の例として、信号処理を行うASIC(Application Specific Integrated Circuit)やDSP(Digital Signal Processor)などの画像処理部と、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーなどの撮像素子が挙げられる。一般に、画像処理部は発熱量が多いという特徴を備えている。また撮像素子は発熱量はさほど多くないものの、素子としての最高許容温度が低く、過度の温度上昇により性能や寿命が劣化する恐れがあるという特徴を備えている。
しかしながら特許文献1に記載のビデオカメラは、左右対称のサイドパネルを使用しており、発熱体の特徴に応じてサイドパネルの大きさや配置を変えることは行っていない。すなわち、冷却に関してこのような発熱部の特徴を考慮していない。そのため、発熱部の特徴に応じて適切に放熱を行うことが困難であるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、撮像装置の発熱部の特徴に応じて適切に放熱を行うことのできる技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は以下の装置を提供するものである。
1) 第1の発熱源(104)と、第1の発熱源よりも最高許容温度の高い第2の発熱源(102)とを有し、撮像を行う撮像部(10)と、撮像部を覆う透明性を備えたカバー(70)と、撮像部をチルト方向に駆動するチルト駆動部(40)と、撮像部をパン方向に駆動するパン駆動部(50)と、撮像部の、撮像方向およびチルト駆動部の回転軸に直交する方向の一方の面に設けられ、露出する部分の外形がチルト駆動部の回転軸とパン駆動部の回転軸との交点を中心とした略球面である第1の放熱部(302)と、撮像部の、撮像方向およびチルト駆動部の回転軸に直交する方向の他方の面に設けられ、露出する部分の外形がチルト駆動部の回転軸とパン駆動部の回転軸との交点を中心とした略球面である第2の放熱部(301)と、撮像方向を前方向としたとき、撮像部の後面に設けられ、露出する部分の外形がチルト駆動部の回転軸とパン駆動部の回転軸との交点を中心とした略球面である第3の放熱部(303)と、第1の放熱部と第3の放熱部とに第1の発熱源の熱を伝熱する第1の伝熱部(110)と、第2の放熱部に、第2の発熱源の熱を伝熱する第2の伝熱部(108)と、第1の放熱部材および第3の放熱部材と、第2の放熱部材との間の伝熱を抑止する断熱部(112)と、を備えることを特徴とする撮像装置。
本発明の撮像装置によれば、撮像装置の発熱部の特徴に応じて適切に放熱を行うことができる。
本発明の撮像装置の一実施形態であるドーム型カメラの外観図である。 ドーム型カメラに用いるカメラモジュールの構成図である。 カメラモジュールとフロントプレートとリアプレートの構成を示す斜視図である。 カメラモジュールとフロントブラケットとリアブラケットの構成を示す斜視図である。 カメラモジュールと上側ヒートシンクとの構成を示す斜視図である。 カメラモジュールと下側ヒートシンクと後側ヒートシンクとの構成を示す斜視図である。 カメラモジュールの放熱の流れを示す側面図である。 ドーム型カメラの構成を示す断面図である。 ドーム型カメラのダクトカバーとファンブラケットの構成を示す斜視図である。 ドーム型カメラの内部の空気の流れを示す断面図である。
以下、本発明の撮像装置の一実施形態であるドーム型カメラを、図を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。また既に説明したものと同一部分ならびに同一事項には同一符号、番号を付し、重複する説明は省略する。
<構成>
本実施形態のドーム型カメラ1は、図1に示すように、筐体部60と、透明または半透明のドームカバー70とを備え、ドームカバー70の内部にカメラモジュール10を備えている。ドーム型カメラ1は、実際に天井に取り付ける際は、図1に示す状態とは天地逆にして取り付けるが、説明の都合上、以降も図1の向きで説明する。カメラモジュール10は図2に示すように、光学画像を取得するレンズ101と、レンズ101で取得した光学画像を光電変換して画像信号を生成するCMOSイメージセンサー104と、CMOSイメージセンサー104で生成した画像信号に対して画像処理を行うDSP102と、DSP102を搭載したDSP基板103と、DSP102の熱を伝える伝熱部材105と、CMOSイメージセンサー104を搭載したCMOS基板106と、CMOS基板106の熱を伝える伝熱部材107と、カメラモジュール10を保護するカバー108とを備えている。伝熱部材105は一方の面がDSP102に接し、他方の面がカバー108に接しているので、DSP102の熱が伝熱部材105を介してカバー108へと伝熱される。
伝熱部材107は一方の面がCMOS基板106に接し、他方の面が後述のリアプレート110に接しているので、CMOSイメージセンサー104の熱がCMOS基板106と伝熱材107を介してリアプレート110に伝熱される。
撮像方向、すなわちレンズ101を備えた方向をカメラモジュール10の前方としたとき、カバー108には、図3に示すように前方にフロントプレート109が取り付けられている。またカバー108の後方の左右の2箇所で、たとえばPET(Polyethylene terephthalate)などの樹脂製の熱伝導率の低い断熱シート112をはさんでリアプレート110がカバー108に取り付けられている。断熱シート112により、リアプレート110とカバー108との間の伝熱が抑制されている。リアプレート110は、カメラモジュール10の図3における下方向に突出する突出部110aを左右の2箇所に備えている。リアプレート110の後面には、光軸111を中心とした同心円上に2箇所のネジ穴110bが設けられている。リアプレート110にはまた、光軸111を中心とした円形の凸部110cが設けられている。
図4a)はカメラモジュール10を斜め後方からみた斜視図、図4b)はカメラモジュール10を斜め前方からみた斜視図である。いずれも、カメラモジュール10に、フロントプレート109、リアプレート110、フロントブラケット201、リアブラケット203を取り付けた状態を示している。
フロントプレート109の前面には、図4b)に示すように光軸111を中心とした同心円上に円形の凸部109a、109b、109cが設けられている。そしてカメラモジュール10の前面および右側面を覆うように、L字型の形状のフロントブラケット201が取り付けられている。フロントブラケット201には、凸部109a、109b、109cに対応し、光軸111を中心とした円弧状の長穴201a、201b、201cが孔設されている。長穴201a、201b、201cは、凸部109a、109b、109cと嵌合する。これにより、フロントブラケット201は、光軸111を中心に回動可能となっている。フロントブラケット201にはまた、カメラモジュール10をチルト方向に回転させるための軸であるチルト回転軸202が設けられている。なお、フロントブラケット201とフロントプレート109とを、段付のねじ205で結合し、外れ防止としてもよい。
また、図4a)に示すように、カメラモジュール10の後面および左側面を覆うように、L字型の形状のリアブラケット203が取り付けられている。リアブラケット203には、リアプレート110の凸部110cに嵌合する丸穴203aが設けられている。リアブラケット203にはまた、図示しないが、リアプレート110に設けられたネジ穴110bに対応し、光軸111を中心とした円弧状の2つの長穴が設けられている。そしてこの2つの長穴を通しネジ穴110bにネジ204a、204bを締結して、リアブラケット203を固定する。凸部110cと丸穴203aとが嵌合するので、ネジ204a、204bを緩めるとリアブラケット203は光軸111を中心に回動可能となっている。また、リアブラケット203の図4a)、図4b)で裏側となる部分には、後述のチルト駆動モーター401が取り付けられる。フロントブラケット201とリアブラケット203とは前述のようにいずれもL字形の形状であり、2箇所で互いをネジ止めしてカメラモジュール10を覆う四角形状を構成する。
そして、図5における上方向をカメラモジュールの上方向としたとき、図5に示すように、カバー108の上面部分に、図示しないねじで上側ヒートシンク301を固定する。また、図6に示すように、リアプレート110の、カメラモジュール10の下面に突出する2箇所の突出部110aに下側ヒートシンク302をねじで固定する。さらに、図示しない断熱シートをはさんでカメラモジュール10に下側ヒートシンク302をねじで固定する。また、カメラモジュール10の後面にあるリアブラケット203に、後側ヒートシンク303をねじで固定する。後側ヒートシンク303と、上側ヒートシンク301と、下側ヒートシンク302との間にはそれぞれ間隙があり、互いに伝熱しないよう構成されている。
上側ヒートシンク301と下側ヒートシンク302と後側ヒートシンク303との外形は、それぞれ後述するカメラモジュール10のパン、チルトの回転中心を中心とした略球状となるよう構成されている。
前述のように、カメラモジュール10のDSP102の熱が、伝熱材105を介してカバー108の上面に伝熱されている、CMOSイメージセンサー104の熱はCMOS基板106と伝熱材107とリアプレート110を介して、リアプレート110に固定されたリアブラケット203に伝熱されている。
したがって図7の側面図に示すように、DSP102の熱は矢印Aのように、カメラモジュール10の上方でカバー108を介して上側ヒートシンク301に伝熱され、外部へ放熱される。また、CMOSイメージセンサー104の熱は矢印Bのように、カメラモジュール10の後方でリアブラケット203から後側ヒートシンク303へ伝熱され外部に放熱されるとともに、矢印Cのようにカメラモジュール10の下方でリアプレート110の突出部110aから下側ヒートシンク302へ伝熱され、下側ヒートシンク302からも外部に放熱される。
また、断熱シート112によって、カバー108とリアプレート110との間の伝熱が抑制されているので、上側ヒートシンク301と、下側ヒートシンク302と後側ヒートシンク303との間の伝熱が、抑制されている。
また、図8のドーム型カメラ1の構成図に示すように、筐体部60は円筒状の筐体外周部60aと、その上面の筐体上面部60bとを備えており、さらに筐体ベース606が筐体部60の底面に取り付けられている。ドーム型カメラ1を天井に取り付けるときは、筐体ベース606を天井に取り付け、その後に筐体ベース606をベース部60に嵌合させることにより、ドーム型カメラ1を着脱可能に天井に取り付けることができる。筐体上面部60bには、パン駆動モーター50が取り付けられている。そして、パン駆動モーター50の上面には、パン・チルト駆動部40が取り付けられており、パン・チルト駆動部40は、パン駆動モーター50によってパン方向に回転駆動される。パン・チルト駆動部40は、チルト駆動モーター401を備えており、チルト駆動モーター401がリアブラケット203を保持し、パン・チルト駆動部40がチルト回転軸202を保持することにより、カメラモジュール10がパン・チルト駆動部40に保持されている。なおチルト駆動モーター401は、図8でカメラモジュール10の裏側となる位置にあるので、図中では破線で示している。
パン駆動モーター50がパン・チルト駆動部40を回転させることにより、カメラモジュール10はパン方向に回転し、パン方向に撮像方向を変更することができる。また、チルト駆動モーター401がカメラモジュール10を回転させることにより、チルト方向に撮像方向を変更することができる。
一方、筐体部60の底部にある筐体ベース606には、ファンブラケット602とダクトカバー601とが取り付けられている。図9a)は、ファンブラケット602を筐体ベース606に取り付けた状態を示している。ファンブラケット602には、ドーム型カメラ1の内部の空気を循環させるためのファン605が取り付けられている。
そして、図9b)は、図9a)に示す、ファンブラケット602を取り付けた筐体ベース606の上部に、さらにダクトカバー601を取り付けた状態を示している。図9b)に示すように、ダクトカバー601には、筐体上面部60bを貫通してファン605により送り出された空気をドームカバー70の内部へ放出するための送風ダクト603と、ドームカバー70の内部から空気を吸入する上側吸入ダクト604a(604a1、604a2、604a3、604a4)とが設けられている。
送風ダクト603と上側吸入ダクト604aとは、ドームカバー70の内周に沿って設けられている。また送風ダクト603と上側吸入ダクト604aの少なくとも何れか一方は、ドームカバー70の内周に沿った複数のダクトで構成されている。本実施形態では、上側吸入ダクト604aが、ドームカバー70の内周に沿った複数(4つ)のダクトで構成されている。
送風ダクト603は、ダクトカバー601をファンブラケット602に重ね合わせたときにファン605の直上となる位置に設けられている。ファンブラケット602にはまた、上側吸入ダクト604aに対応する位置に吸入溝604bが設けられ、上側吸入ダクト604aと一体となって吸入ダクト604を構成している。このようにダクトカバー601とファンブラケット602とを取り付けた筐体ベース606を、筐体部60の底部に取り付ける。
筐体部60にはまた、図示しないが、カメラモジュール10と信号をやり取りするスリップリングや、カメラモジュール10を制御したり電源を供給したりするための回路基板などが設けられている。
<ドーム型カメラ10の放熱>
図10の図中の矢印は空気の流れを示す。図10に示すように、送風ダクト603からドームカバー70の内部に放出された空気は、ドームカバー70の内壁に沿って図10の上方向に送られてドームカバー70の頭頂部に達する。そしてドームカバー70の内壁に沿って図10の下方向に送られて、吸入ダクト604に吸入される。また図9に示すように、上側吸入ダクト604aがドームカバー70の内周に沿って複数設けられているので、送風ダクト603からドームカバー70の内部に放出された空気はドームカバー70の内周に沿ってさらに周方向に広がり、吸入ダクト604に吸入されることとなる。これにより、ドームカバー70の内部を広く空気が循環する。
吸入ダクト604に吸入された空気は、ダクトカバー601とファンブラケット602との間をとおって再びファン605に送られる。
したがって、ファン605による空気の循環は、ドームカバー70の内部と、ダクトカバー601とファンブラケット602で囲まれた空間との間で循環し、外気と混じることがない。そのため、外部の埃を吸入することがなく、撮像をさまたげない。また、ドーム型カメラ1を天井などに取り付けられると、ドームカバー70の頭頂部(球状の先端)が最も低い位置となり、温度が低くなるが、その部分の空気を循環させることができるので、効率的に放熱を行うことができる。
ドームカバー70の内部を循環する空気は、ドームカバー70の内面に沿って流れるので、略球状の上側ヒートシンク301、下側ヒートシンク302、後側ヒートシンク303にあたる。これにより、それぞれのヒートシンクが冷却される。DSP102の熱は上側ヒートシンク301から放熱される。CMOSイメージセンサー104の熱は後側ヒートシンク303と下側ヒートシンク302との両方から放熱される。このように、CMOSイメージセンサー104の熱は2つのヒートシンクから放熱されるため、DSP102よりも広い表面積のヒートシンクで放熱が行われ、CMOSイメージセンサー104の放熱を十分行うことができる。また、CMOSイメージセンサー104の放熱に用いるヒートシンクとDSP102の放熱に用いるヒートシンクとを別の部材とし、さらに相互の熱伝導を抑止している。これにより、DSP102の放熱により上側ヒートシンク301の温度が上昇しても、CMOSイメージセンサー104の放熱を妨げることがない。
また、ヒートシンクが筐体上面部60bの近傍に位置するとヒートシンクに当たる空気の流量が減る恐れがあるが、本実施形態ではCMOSイメージセンサー104の放熱はカメラモジュール10の後側と下側との2箇所で行っている。そのためチルト方向に回転を行って、一方のヒートシンクが空気の流れの悪い筐体上面部60bの近傍に位置しても、他方のヒートシンクは空気の流れのよい位置となる。このようにチルトの角度にかかわらず、CMOSイメージセンサー104の放熱を十分行うことができる。このように構成することにより、CMOSイメージセンサー104の温度をDSP102よりも下げることができる。
また、それぞれのヒートシンクの外形は、カメラモジュール10のパン、チルトの回転中心を中心とした略球状となっている。そのため、カメラモジュール10がパン、チルトを行って撮像方向を変更しても、放熱の状態が大きく変わることがなく、安定して放熱を行うことができる。
<ローテーション調整>
フロントブラケット201およびリアブラケット203は、前述のように、後方から2本のネジ204でリアプレート110に取り付けられている。そのため、この2本のネジ204を緩めることにより、カメラモジュール10の光軸111を中心として、フロントブラケット201およびリアブラケット203に対してカメラモジュール10を回転させることができる。
ドーム型カメラ1のパン・チルト駆動部40などの部品精度や組立精度により、カメラモジュール10が光軸を中心にして回転する方向に傾き、その結果撮像した画像が傾く場合がある。本実施形態のドーム型カメラ1は、リアブラケット203を固定するねじ204を緩めることにより、カメラモジュール10を回転させ、撮像した画像の傾きを補正することができる。また、ねじをレンズ101の反対側の、カメラモジュール10の後方から操作することができるので、撮像の邪魔にならず、撮像した画像をみながら、調整を行うことができる。
なお、本実施形態では、最高許容温度が異なる複数の発熱部を冷却する例を示したが、特徴が異なる発熱部であってもよい。たとえば発熱量が大きく異なる複数の発熱部を備える場合や、一方の発熱部の発熱量が大きく変動する場合にも、本発明を適用することができる。
1 ドーム型カメラ
10 カメラモジュール
101 レンズ
102 DSP
103 DSP基板
104 CMOSイメージセンサー
105 伝熱部材
106 CMOS基板
107 伝熱部材
108 カバー
109 フロントプレート
110 リアプレート
111 光軸
112 断熱シート
201 フロントブラケット
202 チルト回転軸
203 リアブラケット
204 ネジ
205 段付ネジ
301 上側ヒートシンク
302 下側ヒートシンク
303 後側ヒートシンク
40 パン・チルト駆動部
401 チルト駆動モーター
50 パン駆動モーター
60 筐体部
60a 筐体外周部
60b 筐体上面部
601 ダクトカバー
602 ファンブラケット
603 送風ダクト
604 吸入ダクト
605 ファン
606 筐体ベース
70 ドームカバー

Claims (3)

  1. 第1の発熱源と、前記第1の発熱源よりも最高許容温度の高い第2の発熱源とを有し、撮像を行う撮像部と、
    前記撮像部を覆う透明性を備えたカバーと、
    前記撮像部をチルト方向に駆動するチルト駆動部と、
    前記撮像部をパン方向に駆動するパン駆動部と、
    前記撮像部の、撮像方向および前記チルト駆動部の回転軸に直交する方向の一方の面に設けられ、露出する部分の外形が前記チルト駆動部の回転軸と前記パン駆動部の回転軸との交点を中心とした略球面である第1の放熱部と、
    前記撮像部の、撮像方向および前記チルト駆動部の回転軸に直交する方向の他方の面に設けられ、露出する部分の外形が前記チルト駆動部の回転軸と前記パン駆動部の回転軸との交点を中心とした略球面である第2の放熱部と、
    前記撮像方向を前方向としたとき、前記撮像部の後面に設けられ、露出する部分の外形が前記チルト駆動部の回転軸と前記パン駆動部の回転軸との交点を中心とした略球面である第3の放熱部と、
    前記第1の放熱部と前記第3の放熱部とに前記第1の発熱源の熱を伝熱する第1の伝熱部と、
    前記第2の放熱部に、前記第2の発熱源の熱を伝熱する第2の伝熱部と、
    前記第1の放熱部および前記第3の放熱部と、前記第2の放熱部との間の伝熱を抑止する断熱部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記カバーは略半球状であり、
    前記撮像装置はさらに
    前記カバーの内周に沿って送風を行う送風部と
    前記カバーの内周に沿って前記送風部で送風した空気を放出する放出ダクトと、
    前記カバーの内周に沿って前記放出ダクトから放出された空気を吸入する吸入ダクトと
    を備え、
    前記送風部と前記放出ダクトと前記吸入ダクトとは、前記送風部によって送風された空気が前記撮像装置の内部で循環するよう構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像装置は
    前記撮像部を保持するとともに前記撮像部をチルト方向に回転させるためのチルト回転軸を有する保持部をさらに備え、
    前記撮像部は前記保持部に対し、前記撮像部の光軸を中心とした回転方向の取付位置を調整可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
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