JP5981362B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
消耗品が使用し尽くされてしまうことを防ぐ従来の技術として、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1に記載された技術は、消耗品であるトナーが所定の残量になった後に、印刷に必要となるトナー使用量をトナー残量に合わせるようにトナーのセーブ率を変更する。
そこで、本発明の目的は、品質を保ちながら、使用者の期待が満たされる前に消耗品が使用し尽くされてしまうことを防止することにある。
本発明の第2の態様に係る画像形成装置は、現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成実行部と、前記現像剤の使用量を算出する現像剤量管理部と、前記画像形成実行部により前記画像が形成された前記媒体の枚数である画像形成枚数の累積値を算出する画像形成枚数管理部と、前記現像剤の総量を用いて、前記画像の形成が期待される前記媒体の総枚数であるトータル期待画像形成枚数の入力を受け付ける入力部と、前記現像剤量管理部により算出された前記現像剤の使用量が増加するにつれて増加し、かつ、前記現像剤量管理部により算出された前記現像剤の使用量が前記現像剤の総量となったときに、前記トータル期待画像形成枚数と一致するように、前記現像剤の使用量において、前記画像が形成されていなければならない前記媒体の枚数である期待画像形成枚数を算出する期待画像形成枚数管理部と、前記期待画像形成枚数管理部により算出された期待画像形成枚数と、前記画像形成枚数管理部により算出された画像形成枚数の累積値との間のずれ率を算出するずれ率管理部と、を備え、前記画像形成実行部は、前記ずれ率管理部により算出されたずれ率が予め定められた第1の値以上となった場合には、前記現像剤の使用を節約することを特徴とする。
(構成の説明)
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置であるプリンタ100の構成を概略的に示すブロック図である。図示するように、プリンタ100は、コントローラ101と、パネル管理部102と、操作パネル103と、印刷データ受信部104と、印刷管理部110とを備える。なお、図1の括弧内の符号は、実施の形態3における構成を示している。
パネル管理部102は、入出力部としての操作パネル103を制御して、この操作パネル103に必要な画面を表示して、使用者から入力された指示を受け取る。例えば、パネル管理部102は、使用者から入力された、プリンタ100の設定を受け取り、この設定をプリンタ100に反映させる。
操作パネル103は、使用者がプリンタ100に対して設定を行うとき等に使用されるパネルであり、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部と、数値キー等の入力部とを備える。
印刷データ受信部104は、現像剤を用いて形成する画像を示す画像形成データとしての印刷データを受信するデータ受信部である。
印刷Dutyは、用紙の印刷可能領域に対して、実際に印刷される画像のデータ量を示す値であり、一般的なテキスト印刷の場合、印刷Duty値は、5%程度である。この場合に、トナー残量(ドットカウント値)は以下のように算出される。
解像度600dpiは、dot/mmに換算すると、23.6dot/mmとなる。A4サイズの用紙は、210mm×297mmであるため、印刷可能領域を用紙全面とした場合に、主走査方向1ラインには約5000dot(≒210×23.6)、副走査方向1ラインには約7000dot(≒297×23.6)のドットが存在する。従って、印刷Duty値5%時のA4サイズ用紙の片面印刷で、約175万ドットカウント(≒5000×7000×0.005)のトナーを消費する。このため、トナー残量の初期値は、約175億ドットカウント(=175万ドット×10,000枚)であり、この値を本実施の形態におけるトナー残量(ドットカウント値)の上限100%として扱う。
また、トナー総量として、補充又は交換されたトナーの全量で画像形成可能な総ドット数である期待トナー総ドット数が使用される。ここでは、期待トナー総ドット数として、トナー残量の初期値である175億ドットカウントが使用される。
期待トナー総ドット数算出部111cは、トナー総量として使用される期待トナー総ドット数(期待現像剤総ドット数)を算出する期待現像剤総ドット数算出部である。期待トナー総ドット数は、トナー収容部116a(図7参照)の交換又はトナー収容部116aへのトナーの補充によって、新品のトナーが充填されたときに期待される印刷ドット数であり、ここでは上述のように、175億ドットカウントを算出する。
期待トナー総ドット数記憶部111dは、期待トナー総ドット数算出部111cにより算出された期待トナー総ドット数を記憶する期待現像剤総ドット数記憶部である。
印刷ドット数算出部112bは、ラスタライズ処理部112aで生成された画像データにおいて、印刷に必要なドット数である印刷ドット数(画像形成ドット数)を算出する画像形成ドット数算出部である。印刷ドット数は、画像データにおいてどれだけのトナー量(ドットカウント値)を使用するのかを表した値である。
印刷ドット数記憶部112cは、印刷ドット数算出部112bで算出された印刷ドット数を記憶する画像形成ドット数記憶部である。
ずれ率記憶部113bは、ずれ率算出部113aで算出されたずれ率を記憶する。
トナーセーブフラグ記憶部114bは、トナーセーブが行われているか否かを示すトナーセーブフラグ(現像剤セーブフラグ)を記憶する現像剤セーブフラグ記憶部である。
トナーセーブ率記憶部114cは、トナーセーブを行う際に、どれだけトナーをセーブするのかを決めた値であるトナーセーブ率(現像剤セーブ率)を記憶する現像剤セーブ記憶部である。本実施の形態では、トナーセーブ率は、10%とする。
間引き済み印刷ドット数記憶部115bは、印刷ドット数間引き処理部115aで算出された間引き済み印刷ドット数を記憶する間引き済み画像形成ドット数記憶部である。
画像形成ユニット116bは、印刷画像データに基づいて、トナー像を生成し、それを媒体に転写する。
給紙トレイ116cは、印刷用の媒体を格納する。
給紙ローラ116dは、給紙トレイ116cに格納されている媒体を1枚ずつ分離して搬送するローラである。
搬送経路116eは、媒体を搬送するための経路である。
レジストローラ116fは、搬送されてきた媒体を搬送ベルト116gへ送るローラである。
搬送ベルト116gは、搬送されてきた媒体を載せて、画像形成ユニット116b及び定着器116hへ送る。
定着器116hは、画像形成ユニット116bで媒体に転写されたトナーに高熱及び高圧を加えて、それを溶かし、媒体に定着させる。
トナー残量算出部118aは、トナー残量を算出する現像剤残量算出部である。例えば、トナー残量算出部118aは、トナー残量を示すドットカウント値(トナー残量で印刷することのできるドット数)から、印刷されたドット数を差し引くことにより、トナー残量を算出する。ここで、トナー残量の初期値は、トナー収容部116aが交換された際、又は、トナー収容部116aにトナーが補充された際に印刷することのできるドット数であり、上述のように、約175億ドットカウントである。なお、トナー残量算出部118aは、トナーセーブが行われた場合には、間引き済み印刷ドット数記憶部115bに記憶されている間引き済み印刷ドット数をトナー残量から減算する。一方、トナー残量算出部118aは、トナーセーブが行われなかった場合には、印刷データ解析部112の印刷ドット数記憶部112cに記憶されている印刷ドット数をトナー残量から減算する。
トナー残量記憶部118bは、トナー残量算出部118aで算出されたトナー残量を記憶する現像剤残量記憶部である。
図9は、換算表の一例を示す概略図である。図9に示されているように、換算表105は、用紙サイズ欄105aと、A4換算時の枚数欄105bとを備える。
用紙サイズ欄105aは、印刷実行部116が印刷を行う各種用紙のサイズを格納する。
A4換算時の枚数欄105bは、用紙サイズ欄105aで特定される用紙のサイズ1枚を印刷した場合に、A4の用紙に換算して何枚印刷したことになるかを示す値(枚数)を記憶する。
以上のような換算表105を使用することにより、換算処理部119aは、印刷実行部116が印刷を行った用紙の枚数を、A4サイズの用紙に換算して、算出することができる。
印刷枚数記憶部119dは、印刷枚数加算部119cにより算出された印刷枚数の累積値を記憶する画像形成枚数記憶部である。
図10は、トナー交換時に、トータル期待印刷枚数を設定する処理を示すフローチャートである。
操作パネル103が、使用者(管理者)から管理メニューに入る操作を受けると、パネル管理部102は、例えば、図11(A)に示されているような管理者メニュー画面106を操作パネル103に表示させる(S10)。
管理者メニュー画面106は、プリンタ100のセットアップ等を行うためのメニューを表示し、使用者は表示されたメニューからセットアップ等を行うメニューを選択する。ここで、管理者メニュー画面106には、使用者が期待するトナー消費量でプリンタ100を動作(印刷)させるために必要な、トナー交換によるトータル期待印刷枚数設定メニュー106aが含まれる。
トナー交換によるトータル期待印刷枚数設定画面107は、使用者が所望するトータル期待印刷枚数をプリンタ100に設定(保存)するための画面である。トナー交換によるトータル期待印刷枚数設定画面107は、値入力領域107aと、OK入力領域であるOKボタン107bと、Cancel入力領域であるCancelボタン107cとを備える。
値入力領域107aは、操作パネル103が、使用者からトータル期待印刷枚数の入力を受ける領域である。
OKボタン107bは、操作パネル103が、使用者から値入力領域107aに入力されたトータル期待印刷枚数の確定の指示入力を受ける領域である。OKボタン107bが入力されると、パネル管理部102は、値入力領域107aに入力されたトータル期待印刷枚数の値を、期待印刷枚数管理部111のトータル期待印刷枚数記憶部111bに記憶させる。
Cancelボタン107cは、操作パネル103が、使用者から値入力領域107aに入力されたトータル期待印刷枚数をキャンセルする指示入力を受ける領域である。例えば、Cancelボタン107cが押された場合には、パネル管理部102は、値入力領域107aに入力されたトータル期待印刷枚数の値を消去させる。
トナー残量管理部118は、送られてきた期待トナー総ドット数で、トナー残量記憶部118bに記憶されているトナー残量をリセットする(S14)。本実施の形態では、トナー残量の初期値は、175億ドットである。
そして、コントローラ101は、トナー寿命になっているか否かを判断し(S31)、トナー寿命になっている場合(ステップS31:Yes)には、処理はステップS32に進み、トナー寿命になっていない場合(ステップS31:No)には、処理はステップS20に戻る。
まず、期待印刷枚数管理部111の期待印刷枚数算出部111aは、印刷後処理部117のトナー残量記憶部118bに記憶されているトナー残量(ドットカウント値)を取得する(S40)。また、期待印刷枚数算出部111aは、トータル期待印刷枚数記憶部111bからトータル期待印刷枚数を取得し、さらに、期待トナー総ドット数記憶部111dからトナー総量としての期待トナー総ドット数を取得する。
トナーセーブ管理部114のトナーセーブ判断部114aは、ずれ率管理部113において算出されたずれ率を判定する(S50)。ずれ率が0%以下である場合には、処理はステップS51に進み、ずれ率が10%以上である場合には、ステップS52に進み、ずれ率が0%よりも大きく10%よりも小さい場合には、フローを終了する。
ステップS52では、トナーセーブ判断部114aは、トナーセーブを開始する必要があるため、トナーセーブフラグを「ON」にする。
図15に示されているように、トナー残量が50%(87.5億ドット)である場合、上記(1)式により、トナー残量に対する期待印刷枚数は、5,000枚となる。ここで、印刷枚数の累積値が4,500枚であるとすると、これらの間のずれ率は、10%となる。このため、トナー残量が50%となった時点で、トナーセーブが開始される。
また、トナー残量が40%(78.8億ドット)である場合、上記(1)式により、トナー残量に対する期待印刷枚数は、6,000枚となる。ここで、印刷枚数の累積値が6,000枚であるとすると、これらの間のずれ率は0%となる。このため、トナー残量が40%となった時点で、トナーセーブが終了する。
さらに、トナー残量が20%(39.4億ドット)である場合、上記(1)式により、トナー残量に対する期待印刷枚数は、8,000枚となる。ここで、印刷枚数の累積値が7,200枚であるとすると、これらの間のずれ率は10%となるため、再びトナーセーブが開始される。
図16に示されているように、交換時(トナー残量100%時)に0%であったずれ率は、印刷を行う毎に増加して、トナー残量50%時に10パーセントとなり、トナーセーブフラグが「ON」にされる。この時にトナーセーブが開始され、トナーセーブは、ずれ率が0%となるトナー残量40%時まで続く。トナー残量40%時にずれ率が0%となると、トナーセーブフラグは「OFF」にされる。そして、ずれ率は、印刷を続けることで増加し、トナー残量20%時に、再び10%になる。この時にトナーセーブが再び開始され、トナーセーブフラグは「ON」にされる。
このような場合には、印刷後処理部117は、トナー残量管理部118の代わりに、トナー使用量を初期値「0」から累積的に加算していくトナー使用量管理部(現像剤使用量管理部)を備えればよい。トナー使用量管理部は、トナーセーブが行われなかった場合には印刷ドット数を加算し、トナーセーブが行われた場合には間引き済み印刷ドット数を、トナー使用量に加算していけばよい。この場合、トナー残量算出部118aの代わりにトナー使用量算出部(現像剤使用量算出部)、トナー残量記憶部118bの代わりにトナー使用量記憶部がトナー使用量管理部に備えられていればよい。
トナー残量管理部118及びトナー使用量管理部は、現像剤の残量であるトナー残量又は現像剤の使用量であるトナー使用量を示すトナー量(現像剤量)を算出して、それを記憶するトナー量管理部(現像剤量管理部)と言い換えることができる。
そして、トナー量がトナー使用量を示す場合には、上述したトナー残量に対する期待印刷枚数は、トナー使用量に対する期待印刷枚数となる。さらに、トナー残量に対する期待印刷枚数及びトナー使用量に対する期待印刷枚数は、トナー量に対する期待印刷枚数となる。
(構成の説明)
図17は、実施の形態2に係る画像形成装置であるプリンタ200の構成を概略的に示すブロック図である。図示するように、プリンタ200は、コントローラ101と、パネル管理部102と、操作パネル103と、印刷データ受信部104と、印刷管理部210とを備える。実施の形態2に係るプリンタ200は、印刷管理部210において、実施の形態1に係るプリンタ100と異なっている。
トナー交換回数加算部218bは、トナー収容部116aの交換又はトナーの補充の回数を示すトナー交換回数(現像剤交換回数)を算出する現像剤交換回数加算部である。例えば、トナー交換回数加算部218bは、トナー交換回数の初期値を「0」として、トナー収容部116aの交換又はトナーの補充毎にカウントアップすることで、トナー交換回数を算出する。
トナー交換回数記憶部218cは、トナー交換回数加算部218bで算出されたトナー交換回数を記憶する現像剤交換回数記憶部である。
集計印刷枚数記憶部218eは、トナー収容部116aの交換時又はトナーの補充時までに、プリンタ200で印刷された印刷枚数の集計値である集計印刷枚数(集計画像形成枚数)を記憶する集計画像形成枚数記憶部である。なお、集計印刷枚数の初期値は「0」であり、トナー収容部116aの交換又はトナーの補充毎に、集計印刷枚数加算部218dにより、印刷枚数の累積値が加算される。
新トータル期待印刷枚数記憶部218gは、新トータル期待印刷枚数算出部218fにより算出された、トナー交換1回当たりの印刷枚数を記憶する新トータル記載画像形成枚数記憶部である。
トータル期待印刷枚数リセット部218hは、期待印刷枚数管理部111のトータル期待印刷枚数記憶部111bに記憶されているトータル期待印刷枚数を、新トータル期待印刷枚数記憶部218gに記憶されているトナー交換1回当たりの印刷枚数(新トータル期待印刷枚数)で置き換えることで、トータル期待印刷枚数を更新するトータル期待画像形成枚数リセット部である。
図19は、実施の形態2において、トナー収容部116aの交換又はトナーの補充が行われた際の処理を示すフローチャートである。
(構成の説明)
図20は、実施の形態3における情報処理装置としてのPC330の構成を概略的に示すブロック図である。図示するように、PC330は、制御部331と、記憶部332と、入力部333と、インタフェース部(以下、I/F部という)334とを備える。
入力部333は、使用者からの指示の入力を受け付ける。例えば、本実施の形態においては、入力部333は、印刷品質重視設定の「ON」又は「OFF」の入力を受け付ける。
I/F部334は、プリンタ300と接続するためのインタフェースである。
ここで、印刷データ受信部104は、PC330から印刷ジョブ340を受信する。
図23は、実施の形態3に係るプリンタ300のメインフローを示すフローチャートである。図23に示されているフローチャートおいて、図12に示されているフローチャートと同じ処理を行うステップには、図12と同じ符号が付されている。
言い換えると、印刷品質重視設定340aが「ON」の場合には、印刷画像作成部115の画像作成部115cは、印刷データ解析部112の印刷ドット数記憶部112cに記憶されている印刷ドット数を変更せずに、印刷データ解析部112のラスタライズ処理部112aで生成された画像データから、印刷画像データを作成する(S26)。
一方、印刷品質重視設定340aが「OFF」の場合には、印刷画像作成部115の画像作成部115cは、間引き済み印刷ドット数記憶部115bに記憶されている間引き済み印刷ドット数を用いて、印刷データ解析部112のラスタライズ処理部112aで生成された画像データから、印刷画像データを作成する(S27)。
Claims (10)
- 現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成実行部と、
前記現像剤の残量を算出する現像剤量管理部と、
前記画像形成実行部により前記画像が形成された前記媒体の枚数である画像形成枚数の累積値を算出する画像形成枚数管理部と、
前記現像剤の総量を用いて、前記画像の形成が期待される前記媒体の総枚数であるトータル期待画像形成枚数の入力を受け付ける入力部と、
前記現像剤量管理部により算出された前記現像剤の残量が減少するにつれて増加し、かつ、前記現像剤量管理部により算出された前記現像剤の残量が「0」となったときに、前記トータル期待画像形成枚数と一致するように、前記現像剤の残量において、前記画像が形成されていなければならない前記媒体の枚数である期待画像形成枚数を算出する期待画像形成枚数管理部と、
前記期待画像形成枚数管理部により算出された期待画像形成枚数と、前記画像形成枚数管理部により算出された画像形成枚数の累積値との間のずれ率を算出するずれ率管理部と、を備え、
前記画像形成実行部は、前記ずれ率管理部により算出されたずれ率が予め定められた第1の値以上となった場合には、前記現像剤の使用を節約すること
を特徴とする画像形成装置。 - 現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成実行部と、
前記現像剤の使用量を算出する現像剤量管理部と、
前記画像形成実行部により前記画像が形成された前記媒体の枚数である画像形成枚数の累積値を算出する画像形成枚数管理部と、
前記現像剤の総量を用いて、前記画像の形成が期待される前記媒体の総枚数であるトータル期待画像形成枚数の入力を受け付ける入力部と、
前記現像剤量管理部により算出された前記現像剤の使用量が増加するにつれて増加し、かつ、前記現像剤量管理部により算出された前記現像剤の使用量が前記現像剤の総量となったときに、前記トータル期待画像形成枚数と一致するように、前記現像剤の使用量において、前記画像が形成されていなければならない前記媒体の枚数である期待画像形成枚数を算出する期待画像形成枚数管理部と、
前記期待画像形成枚数管理部により算出された期待画像形成枚数と、前記画像形成枚数管理部により算出された画像形成枚数の累積値との間のずれ率を算出するずれ率管理部と、を備え、
前記画像形成実行部は、前記ずれ率管理部により算出されたずれ率が予め定められた第1の値以上となった場合には、前記現像剤の使用を節約すること
を特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成実行部は、前記ずれ率管理部により算出されたずれ率が予め定められた第2の値以下となるまで、前記節約を継続すること
を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記第2の値は、前記第1の値よりも小さい値であること
を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記ずれ率管理部により算出されたずれ率が、前記第1の値以上であるか、又は、前記第2の値以下であるかを判断して、現像剤セーブを行うか否かを判断する現像剤セーブ管理部をさらに備え、
前記現像剤セーブ管理部は、
前記ずれ率管理部により算出されたずれ率が前記第1の値以上となった場合には、前記現像剤セーブを行うと判断し、
前記現像剤セーブを行うと判断した場合には、前記ずれ率管理部により算出されたずれ率が前記第2の値以下となるまで、前記現像剤セーブを行うとの判断を継続し、
前記現像剤セーブを行うとの判断を継続中に、前記ずれ率管理部により算出されたずれ率が前記第2の値以下となった場合には、前記現像剤セーブを行わないと判断し、
前記画像形成実行部は、前記現像剤セーブ管理部が前記現像剤セーブを行うと判断した場合に、前記節約を行うこと
を特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。 - 前記媒体に前記現像剤を付着させるドットを示す形成画像データを作成する形成画像作成部をさらに備え、
前記画像形成実行部は、前記形成画像作成部により作成された形成画像データに基づいて、前記媒体に前記現像剤を付着するように構成されており、
前記ずれ率管理部により算出されたずれ率が前記第1の値以上となった場合には、前記形成画像作成部は、前記現像剤を付着させるドットを間引いた間引き済み形成画像データを作成し、前記画像形成実行部は、前記間引き済み画像形成データに基づいて、前記現像剤を前記媒体に付着することで前記節約を行うこと
を特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成実行部は、前記現像剤を用いて形成する前記画像を特定する前記画像形成データに、予め定められた指示が含まれている場合には、前記節約を行わないこと
を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記現像剤収容部の交換又は前記現像剤収容部に前記現像剤が補充されたことを検出する現像剤交換検出部と、
前記現像剤交換検出部により、前記交換又は前記補充が検知されるまでの前記画像形成枚数の累積値に基づいて、新トータル期待画像形成枚数を算出し、前記トータル期待画像形成枚数を当該新トータル期待画像形成枚数で置き換えることで、前記トータル期待画像形成枚数を更新する現像剤交換管理部と、をさらに備えること
を特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成実行過程と、
前記現像剤の残量を算出する現像剤量管理過程と、
前記画像形成実行過程で前記画像が形成された前記媒体の枚数である画像形成枚数の累積値を算出する画像形成枚数管理過程と、
前記現像剤の総量を用いて、前記画像の形成が期待される前記媒体の総枚数であるトータル期待画像形成枚数の入力を受け付ける入力過程と、
前記現像剤量管理過程で算出された前記現像剤の残量が減少するにつれて増加し、かつ、前記現像剤量管理過程で算出された前記現像剤の残量が「0」となったときに、前記トータル期待画像形成枚数と一致するように、前記現像剤の残量において、前記画像が形成されていなければならない前記媒体の枚数である期待画像形成枚数を算出する期待画像形成枚数管理過程と、
前記期待画像形成枚数管理過程で算出された期待画像形成枚数と、前記画像形成枚数管理過程で算出された画像形成枚数の累積値との間のずれ率を算出するずれ率管理過程と、を備え、
前記画像形成実行過程は、前記ずれ率管理過程で算出されたずれ率が予め定められた第1の値以上となった場合には、前記現像剤の使用を節約すること
を特徴とする画像形成方法。 - 現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成実行過程と、
前記現像剤の使用量を算出する現像剤量管理過程と、
前記画像形成実行過程で前記画像が形成された前記媒体の枚数である画像形成枚数の累積値を算出する画像形成枚数管理過程と、
前記現像剤の総量を用いて、前記画像の形成が期待される前記媒体の総枚数であるトータル期待画像形成枚数の入力を受け付ける入力過程と、
前記現像剤量管理過程で算出された前記現像剤の使用量が増加するにつれて増加し、かつ、前記現像剤量管理過程により算出された前記現像剤の使用量が前記現像剤の総量となったときに、前記トータル期待画像形成枚数と一致するように、前記現像剤の使用量において、前記画像が形成されていなければならない前記媒体の枚数である期待画像形成枚数を算出する期待画像形成枚数管理過程と、
前記期待画像形成枚数管理過程で算出された期待画像形成枚数と、前記画像形成枚数管理過程で算出された画像形成枚数の累積値との間のずれ率を算出するずれ率管理過程と、を備え、
前記画像形成実行過程は、前記ずれ率管理過程で算出されたずれ率が予め定められた第1の値以上となった場合には、前記現像剤の使用を節約すること
を特徴とする画像形成方法。
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