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JP5971982B2 - ノズルキャップ付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ノズルキャップ付き容器に関し、特に胴部を押圧することで内容液を吐出させる容器本体の口首部にノズルキャップが取り付けられたノズルキャップ付き容器に関する。
容器本体の胴部を押圧することで内容液を吐出させる容器として、スクイズ容器が一般的に知られている。スクイズ容器では、内容液が収容された、例えば可撓性を有する合成樹脂製のボトル形状の容器本体を傾倒させると共に、容器本体の口首部に取り付けられたノズルキャップのノズル部の先端吐出口を吐出箇所に向けた状態で、容器本体の胴部を押圧することにより、内部の圧力を高めて、内容液を先端吐出口から線状に連続吐出させることが可能である(例えば、特許文献1参照)。
また、スクイズ容器のノズルキャップは、ノズル部に、相当の長を有する吐出ガイド流路を備えている。この吐出ガイド流路を通過させて内容液を先端吐出口から吐出させることにより、内容液を、吐出ガイド流路の延長方向に方向付けさせながら、安定した状態で線状に連続吐出させることが可能である。
特開2008−24339
一方、容器本体の胴部を押圧することで内容液を吐出させるスクイズ容器では、容器本体の胴部が可撓性を有しているので、内容液を吐出させる際に、容器本体を傾倒させて収容された内容液が口首部に送られると、口首部の内側領域に送られて充填された内容液が、胴部を把持した手や指からの圧力を容器本体が受けることで、胴部を積極的に押圧していないスクイズ前の状態においても、不用意に且つ勢い良く、内容液がノズルキャップのノズル部の先端吐出口から吐出して、周囲のものを汚す場合がある。
特に、トイレ掃除用の液体洗剤が収容された容器本体が、例えば洋式便器の開口周縁部の内側張出し段差部に向けて、斜め下方から洗剤を吐出させ易い形状として、いわゆる首曲がりボトル形状を備えるスクイズ容器となっている場合には(図4(a)、(b)参照)、容器本体を傾倒させながらノズルキャップのノズル部の先端吐出口を、洋式便器の内側張出し段差差部に向けてゆく操作の途中で、内容液が、不用意に且つ勢い良く先端吐出口から吐出して、洋式便器の外側に飛び出すことがある。
本発明は、胴部を押圧することで内容液を吐出させる容器本体の口首部に取り付けられた、ノズルキャップのノズル部の先端吐出口から、胴部を積極的に押圧していないスクイズ前の状態で、内容液が、不用意に且つ勢い良く吐出するのを効果的に抑制できるノズルキャップ付き容器を提供することを目的とする。
本発明は、容器本体が首部を胴部の縦方向中心軸に対して片側に傾けた、首曲がりボトル形状を備えており、胴部を押圧することで内容液を吐出させる容器本体の口首部に、ノズルキャップが取り付けられたノズルキャップ付き容器であって、前記ノズルキャップのノズル部は、前記胴部を押圧した際に内容液を先端吐出口から線状に連続吐出させる吐出ガイド流路を備えており、且つ該吐出ガイド流路は、前記容器本体側から前記先端吐出口側に向けて流路の断面積を拡大させた、テーパー形状部分を有しているノズルキャップ付き容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のノズルキャップ付き容器によれば、胴部を押圧することで内容液を吐出させる容器本体の口首部に取り付けられた、ノズルキャップのノズル部の先端吐出口から、胴部を積極的に押圧していないスクイズ前の状態で、内容液が、不用意に且つ勢い良く吐出するのを効果的に抑制することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るノズルキャップ付き容器の正面図である。 ノズルキャップが取り付けられた容器本体の口首部の断面図である。 ノズルキャップの断面図である。 (a)、(b)は、ノズルキャップ付き容器を把持して、ノズル部の先端吐出口を洋式便器の内側張出し段差部に向けてゆく操作を説明する略示斜視図である。
本発明の好ましい一実施形態に係るノズルキャップ付き容器10は、図1に示すように、内容液として、例えばトイレ掃除用の液体洗剤を収容した合成樹脂製のボトル形状の容器本体11と、この容器本体11の口首部12に一体として取り付けられたノズルキャップ14とを含んで構成されている。また、本実施形態のノズルキャップ付き容器10は、スクイズ容器として機能する容器本体11の胴部13が、表裏一対の正面壁部13aを、互いに近接させる方向に弾性変形可能な可撓性を備えている。胴部13を把持して傾倒させた状態で、一対の正面壁部13aを挟み込むようにして押圧することで、容器本体11をスクイズ変形させつつ内部に圧力を加えることによって、ノズルキャップ14のノズル部15の先端吐出口15aから、内容液を吐出できるようになっている。さらに、本実施形態のノズルキャップ付き容器10は、例えば容器本体11を傾倒させながらノズルキャップ14のノズル部15の先端吐出口15aを吐出箇所に向けてゆく操作の途中の、胴部13を積極的に押圧していないスクイズ前の状態で、ノズル部15の先端吐出口15aから、内容液が不用意に且つ勢い良く吐出するのを効果的に抑制できるようにする機能を備える(図4(a)、(b)参照)。
そして、本実施形態のノズルキャップ付き容器10は、図1に示すように、容器本体11が首部13bを胴部13の縦方向中心軸Cに対して片側に傾けた、首曲がりボトル形状を備えており、胴部13を押圧することで内容液を吐出させる容器本体11の口首部12に、ノズルキャップ14が取り付けられた、スクイズ変形可能な容器であって、ノズルキャップ14のノズル部15は、図2及び図3に示すように、胴部13を押圧した際に内容液を先端吐出口15aから線状に連続吐出させる吐出ガイド流路16を備えており、且つ吐出ガイド流路16は、容器本体11側から先端吐出口15a側に向けて流路の断面積を拡大させた、テーパー形状部分16aを有している。
また、本実施形態では、容器本体11は、首部13bを胴部13の縦方向中心軸Cに対して片側に傾けて突出させた、首曲がりボトル形状を備えており、底部17から首部13bにかけて湾曲状の稜線部13eを形成するようになっており、且つ胴部13の縦方向中心軸Cに対して、首曲がり側、もしくは反首曲がり側を把持して使用することでボトル内の内容液が、湾曲状の稜線部13eの形状に沿って流動することによりノズル部15に勢いを持って接触するようになっている。
さらに、本実施形態では、吐出ガイド流路16は、好ましくは1〜10mmの内径を備えると共に、17〜60mmの流路長さを備えていて、当該吐出ガイド流路16に沿って内容液を案内しつつ吐出させるようになっている。
本実施形態では、容器本体11は、例えば高分子化合物等の合成樹脂からなるブロー成形品であって、スクイズ変形可能なボトル形状を有している。容器本体11は、図1に示すように、胴部13と、口首部12と、底部17とからなり、底部17を載置面に載置することで、立設させた状態で店頭に陳列したり、家庭内で保管したりすることができるようになっている。容器本体11の胴部13は、例えば長軸及び短軸を有する扁平な略楕円又は略長円の中空断面形状を有している。容器本体11の胴部13は、底部17とは反対側の上端部分において、その中心位置を胴部13の縦方向中心軸Cから長軸の一方の端部側に偏心させつつ、その中空断面形状を徐々に縮径させた、先絞りの形状の首部13bを有している。また容器本体11は、図4(a)、(b)に示すように、例えば洋式便器50の開口周縁部の内側張出し段差部51に向けて斜め下方からトイレ掃除用の液体洗剤を吐出させ易い形状として、いわゆる首曲がりボトル形状を備えている。
すなわち、本実施形態では、容器本体11は、図1に示すように、首部13bの先端に連続する口首部12を、胴部13の縦方向中心軸Cに対して側方に偏心させた位置から、この偏心させた方向とは反対側に傾けて突出させた、首曲がりボトル形状を備えている。また、本実施形態では、容器本体11は、上端部分の先絞り部となっている首部13bにおいて、当該首部13bを偏心させた一方の端部側の側面を、縦方向の断面が外側に凸の滑らかな湾曲面となった、湾曲凸面13cを介して口首部12の基端部に接合させた形状を備えていると共に、他方の端部側の側面を、縦方向の断面が内側に凹の滑らかな湾曲面となった、湾曲凹面13dを介して口首部12の基端部に接合させた形状を備えている。これによって、容器本体11は、斜めに傾いて突出する口首部12が下方に配置されるように当該容器本体11を傾倒させた際に、容器本体11に収容された内容液を、先絞り部となっている首部13bの湾曲凸面13cの稜線部13eの内側面を介して滑らかに且つスムーズに流下させると共に、ノズルキャップ14が取り付けられた口首部12に向けて、勢い良く送り出すことができるようになっている。
本実施形態では、ノズルキャップ14は、例えば高分子化合物等の合成樹脂からなる射出成形品であって、図2及び図3に示すように、円環状嵌込み係合部18と、該円環状嵌込み係合部18の内側壁部18aの下方に形成された液溜め凹部19と、該液溜め凹部19の底面壁部19aの中央部分から一体として立設して設けられたノズル部15とからなる。
円環状嵌込み係合部18は、内側壁部18aと天面壁部18bと外側壁部18cとからなる略コの字断面形状を備えている。外側壁部18cの下端部内周面には、係合凸リブ18dが設けられている。この係合凸リブ18dを、容器本体11の口首部12の先端部外周面に設けられた被係合凸リブ12aに係合することによって、口首部12の先端部を内側壁部18aと外側壁部18cとの間に挟み込むと共に、口首部12の先端面を天面壁部18bの下面に当接させた状態で、ノズルキャップ14が、容器本体11の口首部12に装着固定される。
液溜め凹部19は、円環状嵌込み係合部18の内側壁部18aの下方に連設する内筒壁部19bと、内筒壁部19bの下端部に連設する底面壁部19aとによって周囲を囲まれることで形成されている。液溜め凹部19には、例えば容器本体11を傾倒させると共にスクイズ変形させて、内容液をノズル部15の先端吐出口15aから所定量吐出させた後に、押圧を開放して正立状態に戻した際に、ノズル部15の外周面を伝って下方に液垂れした内容液が液溜めされる。これによって、ノズル部15の外周面を伝って液垂れした内容液が、口首部12の外周面に付着するのを効果的に回避することが可能になる。また液溜め凹部19の底面壁部19aに支持されて、ノズル部15が、内筒壁部19bから離間した状態で立設している。
ノズル部15は、内側に吐出ガイド流路16が形成された、縦長中空の円筒形状部分である。本実施形態では、ノズル部15は、液溜め凹部19を形成する底面壁部19aの中央部分から立設して、口首部12の先端開口面から相当程度の高さで突出した状態で設けられると共に、下端部分を底面壁部19aの下方まで延設させて、底面壁部19aを貫通させた状態で設けられている。これによって、ノズル部15の吐出ガイド流路16は、後端流入口16bを、容器本体11の内側領域である、口首部12の内側領域に配置した状態で設けられる。またノズルキャップ14は、容器本体11の口首部12に装着固定された状態では、これのノズル部15の吐出ガイド流路16の軸方向が、容器本体11の口首部12の軸方向と一致又は略一致するように容器本体11の口首部12に取り付けられている。
ノズル部15の吐出ガイド流路16の後端流入口16bが容器本体11(口首部12)の内側領域に配置されていることにより、ノズル部15の後端流入口16bにかかる内容液の圧力を低下させて液飛びが発生するのを防ぐことが可能になる。
また、本実施形態では、ノズルキャップ14のノズル部15は、17〜60mmの長さを備える。これによってノズル部15を縦方向に貫通して形成された吐出ガイド流路16もまた、17〜60mmの流路長さを備えると共に、吐出ガイド流路16は、1〜10mmの内径を有している。これらによって、容器本体11を傾倒させると共に胴部13を押圧して、内容液をノズル部15の先端吐出口15aから吐出させる際に、相当の長さの吐出ガイド流路16を通過させてから内容液を吐出させることにより、吐出方向を吐出ガイド流路16の延長方向に方向付けさせながら、内容液を安定した状態で線状に連続吐出させることが可能になる。
さらに、本実施形態では、ノズル部15を縦方向に貫通して形成された吐出ガイド流路16は、好ましくはその全長に亘って、容器本体11側から先端吐出口15a側に向けて流路の断面積を拡大させた、テーパー形状部分16aとなっている。
ここで、吐出ガイド流路16のテーパー形状部分16aは、吐出ガイド流路16の軸方向に対するテーパー角度が、0.5〜10°となっていることが好ましく、0.5〜5°となっていることがさらに好ましく、0.5〜1°となっていることが特に好ましい。吐出ガイド流路16のテーパー形状部分16aのテーパー角度が1〜10°となっていることにより、容器を傾けた際のノズルからの液飛びを効果的に防ぐことが可能になる。
また、本実施形態では、図2に示すように、ノズルキャップ付き容器10を使用していない時に、ノズルキャップ14のノズル部15を覆って着脱可能に装着される、蓋キャップ20が設けられている。蓋キャップ20は、略切頭円錐形状の蓋本体部21と、蓋本体部21の下端部から連続して下方に延設する、略円筒形状の装着スカート部22とからなる。蓋キャップ20は、例えば装着スカート部22の内側面に設けられた螺合突条22aを、容器本体11の口首部12の外周面に設けられた螺合突条12cに螺着することで、蓋本体部21の天面部内側面によってノズル部15の先端吐出口15aを閉塞した状態で、容器本体11の口首部12を覆って取り付けられる。また、蓋本体部21の天面部内側面から下方に突出して、インナーリング部21aが設けられている。容器本体11の口首部12を覆って蓋キャップ20が取り付けられた際に、インナーリング部21aが、ノズル部15の先端吐出口15aの内周縁部に沿って嵌め込まれることで、強固に止水した状態で先端吐出口15aを閉塞することが可能になる。さらに、蓋本体部21の中間部内側面から下方に突出して、当接リング部21bが設けられている。容器本体11の口首部12を覆って蓋キャップ20が取り付けられた際に、当接リング部21bの先端が、ノズルキャップ14の円環状嵌込み係合部18の天面壁部18bを挟んで口首部12の先端に当接する。これによって、装着スカート部20が口首部12に過度に螺着されて、インナーリング部20dや、ノズル部15の先端部が破損するのを、効果的に回避することが可能になる。
そして、上述の構成を備えるノズルキャップ付き容器10によれば、胴部13を押圧することで内容液を吐出させる容器本体11の口首部12に取り付けられた、ノズルキャップ14のノズル部15の先端吐出口15aから、胴部13を積極的に押圧していないスクイズ前の状態で、内容液が、不用意に且つ勢い良く吐出するのを効果的に抑制することが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、ノズル部15の内部に形成されて、胴部13を押圧した際に内容液を案内して先端吐出口15aから線状に連続吐出させる吐出ガイド流路16は、容器本体11側から先端吐出口15a側に向けて流路の断面積を拡大させた、テーパー形状部分16aを有している。したがって、本実施形態のノズルキャップ付き容器10によれば、内容液を案内して先端吐出口から線状に連続吐出させる吐出ガイド流路が、断面積に変化の無い直線状となっているものや、先端吐出口側に向けて流路の断面積を縮小させる先絞り形状となっているものと比較して、流路を通過する内容液の流速を、先端吐出口15aに近づくにつれて効果的に低減させてゆくことが可能になる。これによって、内容液を吐出させる際に、容器本体11を傾倒させて口首部12の内側領域に送られて充填された内容液が、胴部13を把持した手や指からの圧力を容器本体11が受けることで、胴部13を積極的に押圧していないスクイズ前の状態で、不用意に且つ勢い良く、内容液がノズル部15の先端吐出口15aから吐出して、周囲のものを汚すことになるのを、効果的に回避することが可能になる。
また特に、本実施形態では、容器本体11が、例えば洋式便器50の開口周縁部の内側張出し段差部51に向けて、斜め下方から洗剤を吐出させ易い形状として、いわゆる首曲がりボトル形状を備えるスクイズ容器となっており、斜めに傾いて突出する口首部12が下方に配置されるように当該容器本体11を傾倒させた際に、容器本体11に収容された内容液が、先絞り部13bの湾曲凸面13cの内側面を介して滑らかに且つスムーズに流下して、口首部12に向けて、勢い良く送り出されるようになっている。また、容器本体11は、首部13bを胴部13の縦方向中心軸Cに対して片側に傾けて突出させた、首曲がりボトル形状を備えており、底部17から首部13bにかけて湾曲状の稜線部13eを形成するようになっており、且つ胴部13の縦方向中心軸Cに対して、首曲がり側、もしくは反首曲がり側を把持して使用することでボトル内の内容液が、湾曲状の稜線部13eの形状に沿って流動することによりノズル部15に勢いを持って接触するようになっている(図4(a)、(b))。しかしながら、本実施形態によれば、ノズル部15の内部に形成された吐出ガイド流路16が、上述のような構成を備えているので、容器本体11を傾倒させながらノズルキャップ14のノズル部15の先端吐出口15aを、洋式便器50の内側張出し段差差部51に向けてゆく操作の途中で、内容液が、不用意に且つ勢い良く先端吐出口15aから吐出して、洋式便器50の外側に飛び出すのを効果的に回避することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、吐出ガイド流路は、その全長に亘って、容器本体側から先端吐出口側に向けて流路の断面積を拡大させた、テーパー形状部分となっている必要は必ずしも無く、相当の長さ領域に亘って、その一部にテーパー形状部分が形成されている場合でも同様の作用効果が奏される。また、容器本体は、首曲がりボトル形状を備えている必要は必ずしもない。容器本体に収容される内容液は、トイレ掃除用の液体洗剤の他、その他の液体洗剤や食用の液体等の、種々の内容液であっても良い。
10 ノズルキャップ付き容器
11 容器本体
12 口首部
13 胴部
13a 正面壁部
13b 首部(先絞り部)
13c 湾曲凸面
13d 湾曲凹面
13e 湾曲状の稜線部
14 ノズルキャップ
15 ノズル部
15a 先端吐出口
16 吐出ガイド流路
16a テーパー形状部分
16b 後端流入口
16c 先端流出口
17 底部
18 円環状嵌込み係合部
19 液溜め凹部
20 蓋キャップ
C 縦方向中心軸

Claims (4)

  1. 容器本体が首部を胴部の縦方向中心軸に対して片側に傾けた、首曲がりボトル形状を備えており、胴部を押圧することで内容液を吐出させる容器本体の口首部に、ノズルキャップが取り付けられたノズルキャップ付き容器であって、
    前記容器本体の前記胴部は、上端部分において、その中心位置を縦方向中心軸から側方に偏心させつつ、その中空断面形状を徐々に縮径させた、先絞りの形状の前記首部を有しており、
    前記容器本体は、前記首部の先端に連続する前記口首部を、前記胴部の縦方向中心軸に対して側方に偏心させた位置から、該偏心させた方向とは反対側に傾けて突出させており、
    前記容器本体は、上端部分の先絞り部となっている前記首部において、当該首部を偏心させた側方の側面を、縦方向の断面が外側に凸の湾曲面となった、湾曲凸面を介して前記口首部の基端部に接合させた形状を備えており、
    前記ノズルキャップのノズル部は、液溜め凹部の底面壁部の中央部分から立設して、前記口首部の先端開口面から突出した状態で設けられると共に、下端部分を前記底面壁部の下方まで延設させて設けられており、
    前記ノズルキャップのノズル部は、前記胴部を押圧した際に内容液を先端吐出口から線状に連続吐出させる吐出ガイド流路を備えており、
    且つ該吐出ガイド流路は、前記容器本体側から前記先端吐出口側に向けて流路の断面積を拡大させた、テーパー形状部分を有しており、後端流入口を前記容器本体の内側領域に配置して設けられているノズルキャップ付き容器。
  2. 前記容器本体は、首部を胴部の縦方向中心軸に対して片側に傾けて突出させた、首曲がりボトル形状を備えており、底部から首部にかけて湾曲状の稜線部を形成するようになっており、且つ前記胴部の縦方向中心軸に対して、首曲がり側、もしくは反首曲がり側を把持して使用することでボトル内の内容液が、湾曲状の稜線部の形状に沿って流動することによりノズル部に勢いを持って接触する請求項1記載のノズルキャップ付き容器。
  3. 前記吐出ガイド流路は、1〜10mmの内径を備えると共に、17〜60mmの流路長さを備えていて、当該吐出ガイド流路に沿って内容液を案内しつつ吐出させるようになっている請求項1又は2記載のノズルキャップ付き容器。
  4. 前記吐出ガイド流路の前記テーパー形状部分は、前記吐出ガイド流路の軸方向に対するテーパー角度が、0.5〜10°となっている請求項1〜3のいずれか1項記載のノズルキャップ付き容器。
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