JP5967931B2 - エネルギー管理システム及びエネルギー管理方法 - Google Patents
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Description
第1事象〜第3事象は、エネルギー消費機器のエネルギー消費量を変動させ、ひいては建物全体におけるエネルギー消費量を変動させる事象として監視すべきものである。したがって、上記3つの事象の各々について、発生時刻及び内容を示すデータを取得し、当該データが示す事象情報を、建物におけるエネルギー消費量の変化傾向と関連付けながら表示することは、エネルギー管理上好適であり、この結果、より有効なエネルギー管理システムを構築することが可能になる。
上記の構成であれば、所定期間中のエネルギー消費機器の累積稼働時間を確認することが可能となり、例えば前回の累積稼働時間等と比較することにより、エネルギー消費機器の運転状況を見直す動機付け(気付き)を与えることが可能となる。
また、上記の構成により、所定期間中のエネルギー消費機器の累積稼働時間がより正確に算出されるようになる。具体的に説明すると、従来、所定期間中のエネルギー消費機器の累積稼働時間を算出するために、エネルギー消費機器の運転状況のチェックや消費電力測定等の処理を定期的に行い、当該処理の結果に基づいて、エネルギー消費機器のオンオフの切り替えがなされた時刻を特定していた。しかし、このような定期的な処理では、エネルギー消費機器のオンオフの切り替えがなされた時刻を正確に特定することができないため、正確に累積稼働時間を求めることが困難であった。これに対して、本実施形態では、エネルギー消費機器のオンオフの切り替え(すなわち、第1事象及び第2事象)が生じた時刻を正確に特定することができるため、上記の累積稼働時間についてもより正確に算出することが可能になる。
上記の構成により、所定期間中のエネルギー消費機器の累積稼働時間をより一層正確に算出されるようになる。
かかる構成であれば、所定期間中のエネルギー消費機器の累積稼働時間が機器別に算出されるので、ユーザは、エネルギー消費機器別に累積稼働時間を確認することが可能になり、省エネ行動を実践する上で、どのエネルギー消費機器の運転状態を調整すればよいのかを適切に決めることができるようになる。
上記の構成であれば、グラフ中、ユーザが拡大して確認しようとする範囲についてのみ、事象情報が表示されるようになるので、ユーザは、当該拡大範囲に対応する期間内で発生した事象に限定して、その内容を把握することになる。このような構成により、ユーザは、グラフ中、特に知りたい範囲(換言すると、拡大して見たい範囲)内に限って事象情報を確認することができるので、ユーザにとっての利便性が向上する。
上記の構成であれば、住宅における単位時間当たりの電力消費量(消費電力)を視覚化した際に、視覚化された消費電力に関する情報を、当該消費電力に変化をもたらす事象に関する情報とともに表示することが可能なシステム(すなわち、上述のHEMS)を構築することが可能となる。
先ず、本実施形態に係るエネルギー管理システム(以下、本システムS)について、図1を参照しながら全体概要を説明する。なお、図1中、システムの構成要素同士を結ぶ線のうち、実線で記載されたものは、電気配線を示しており、破線で記載されたものは、通信回線を示している。
そして、本システムSでは、住宅H内に構築されたネットワーク(以下、宅内ネットワークTN)を通じて、各電力消費機器を遠隔操作することが可能である。宅内ネットワークTNは、例えば、Ethernet(登録商標)ケーブルを用いた有線、あるいは、IEEE802.1xまたはBluetooth(登録商標)を用いた無線によるIPネットワークにより構成される。
以下、本システムSの構成要素の各々について説明する。
ホームサーバ10は、本システムSの中枢をなし、住宅Hにおける電力消費量(電力負荷)を管理する管理装置として機能する。具体的に説明すると、ホームサーバ10は、住宅Hに存する通信可能機器(ホームサーバ10と宅内ネットワークTNを介して通信可能な機器)と通信し、当該機器との間でデータや信号の送受信を行う。こうした通信を実行することにより、ホームサーバ10は、住宅Hにおける電力負荷状況を視覚化するために必要なデータを収集したり、視覚化した情報をユーザに提示したり、住宅Hに備えられた各電力消費機器の運転状態を制御したりすることが可能となる。
メインセンサ20は、本発明のセンサに相当し、例えば分電盤Dxに取り付けられており、住宅H全体での消費電力(換言すると、単位時間あたりの住宅H内の電力消費量)を測定するものである。本実施形態において、メインセンサ20は、スマートメータからなり、宅内ネットワークTNを通じてホームサーバ10と通信可能である。ただし、メインセンサ20については、スマートメータに限られず、住宅H全体での消費電力を測定し、ホームサーバ10と通信可能なものであれば制限なく利用可能である。
電力消費機器は、前述したように、ホームサーバ10と宅内ネットワークTNを介して通信し、ホームサーバ10の遠隔制御の対象となる機器である。具体的に説明すると、電力消費機器の運転状態を制御するための信号(制御信号)がホームサーバ10側で生成され、この制御信号が宅内ネットワークTNを通じてホームサーバ10から電力消費機器に向けて発信される。そして、制御信号を受信した電力消費機器では、制御信号に応じて運転状態が切り替わるようになる。換言すると、制御信号を受信した電力消費機器側では、運転状況が変化した事象、すなわちイベントが発生することになる。
情報端末30は、前述したように、ユーザが電力消費機器の遠隔操作を行ったり、視覚化された電力負荷状況を確認したりする際のインタフェースとして機能するものである。具体的に説明すると、情報端末30は、ブラウジング機能を有する端末であり、宅内ネットワークTNを通じてホームサーバ10と通信可能である。特に、本実施形態に係る情報端末30は、スマートフォンやPDA、ノートパソコン又は所定のアプリケーションソフトが搭載されたデジタルフォトフレーム等、携帯性を有する端末によって構成されている。
すなわち、ユーザが選択ボタンA1又はA2を押すと、情報端末30が、押された選択ボタンに対応する電力負荷管理画面を描画させるためのデータ(以下、電力負荷管理画面データ)の配信をホームサーバ10に対して要求する。ホームサーバ10は、情報端末30からのデータ送信要求を受け付けると、当該要求に応じて電力負荷管理画面データを生成し、生成したデータを、宅内ネットワークTNを通じて情報端末30に提供する。
次に、上述したユーティリティプログラムの実行により情報端末30のタッチパネル31に表示される電力負荷管理画面について説明する。
「負荷変動グラフ」を示す電力負荷管理画面(以下、負荷変動グラフ画面T2)は、図6に示すように、本日(詳しくは、負荷変動グラフ画面T2を描画させた時点が属する日)の電力負荷の経時変化をグラフ化して表示する画面である。ここで、電力負荷の経時変化は、住宅Hでの消費電力の経時変化であり、住宅Hでの消費電力は、前述したように、メインセンサ20によって測定される。したがって、負荷変動グラフ画面T2にて表示される負荷変動グラフは、メインセンサ20の測定結果の経時変化を示すグラフであり、当該経時変化を可視化した経時変化情報に相当する。
また、前述したように、本実施形態において負荷変動グラフの縦軸は、W単位で表された消費電力を示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、電力料金で換算した額で表された消費電力を示すこととしてもよい。
上記3種類のイベントは、電力消費機器の消費電力を変動させ、ひいては住宅H全体における電力消費量を変動させる事象として監視すべきものである。したがって、上記3つの事象の各々について、発生時刻及び内容を示すデータを取得し、当該データが示す事象情報を負荷変動グラフと関連付けながら表示することは、エネルギー管理上好適である。つまり、本実施形態に係るエネルギー管理システム(すなわち、本システムS)は、住宅Hでの消費電力を管理する上で監視すべき事象を適切に監視する合理的なシステムである。
なお、本実施形態では、図7に示すように、累積稼働時間と、当該累積稼働時間を電力料金に換算した金額が併せて表示される。
次に、既に説明したホームサーバ10及び情報端末30の各々の構成について、図10を参照しつつ、機能面から改めて説明する。
(1)ホームサーバ10の詳細構成
ホームサーバ10の詳細構成について説明すると、ホームサーバ10は、図10に示すように、測定データ取得部101と、機器制御部102と、イベント通知データ取得部103と、記憶部104と、稼働時間算出部105と、データ送信部106とを有している。以下、ホームサーバ10の各構成要素(具体的には、測定データ取得部101、機器制御部102、イベント通知データ取得部103、記憶部104、稼働時間算出部105、及びデータ送信部106)について説明する。
同様に、第2イベントデータは、第2イベント(電力消費機器の運転状態が非通常運転状態から通常運転状態に切り替わるイベント)の発生時刻、第2イベントが発生した電力消費機器、及び、第2イベントの内容を示すイベント通知データであり、第3イベントデータは、第3イベント(電力消費機器の運転管理値が変更されるイベント)の発生時刻、第3イベントが発生した電力消費機器、及び、第3イベントの内容を示すイベント通知データである。
今月中の累積稼働時間の算出手順について説明すると、稼働時間算出部105は、記憶部104に記憶されたイベント通知データのうち、今月中に取得された第1イベントデータ及び第2イベントデータを読み出し、読み出した第1イベントデータ及び第2イベントデータから、今月中における第1イベントの発生時刻及び第2イベントの発生時刻を特定する。すなわち、読み出した第1イベントデータ及び第2イベントデータを解析して、今月において、電力消費機器の運転状態が非通常運転状態から通常運転状態に切り替わった時刻、及び、通常運転状態から非通常運転状態に切り替わった時刻を特定する。
電力負荷管理画面データとして、負荷変動グラフ画面T2をタッチパネル31に描画させるためのデータを送信する場合、データ送信部106は、記憶部104に記憶されたデータの中から、本日中に取得された測定データを読み出す。そして、データ送信部106は、読み出した測定データを再構築し、当該データを情報端末30に向けて送信する。このデータを受信した情報端末30側では、タッチパネル31に負荷変動グラフ画面T2が描画され、同画面T2には、本日の負荷変動を示すグラフ(負荷変動グラフ)が表示されるようになる。
ただし、負荷変動グラフ中、ユーザが拡大して確認しようとする範囲についてのみイベント情報を表示する構成であれば、ユーザは、拡大表示される範囲に対応する期間中に発生したイベントに限定して、その内容を把握することができる。つまり、ユーザは、負荷変動グラフ中、特に知りたい範囲(換言すると、拡大して見たい範囲)に限定してイベント情報を確認することができるので、ユーザにとっての利便性が向上する。かかる点においては、本実施形態の方が好適である。
情報端末30の詳細構成について説明すると、情報端末30は、図10に示すように、要求送信部301と、データ受信部302と、情報表示部303と、操作受け付け部304とを有している。以下、情報端末30の各構成要素(具体的には、要求送信部301、データ受信部302、情報表示部303、及び操作受け付け部304)について説明する。
要求送信部301によるホームサーバ10への要求送信は、操作受け付け部304を構成するタッチパネル31がデータ送信要求操作や機器制御要求操作等のユーザ操作を受け付けたことをトリガーとしてなされる。
なお、前述したように、データ受信部302がホームサーバ10から受信してくるデータは、XML形式の電文データである。このため、情報表示部303が当該データに基づいて情報を表示する場合には、情報端末30の仕様に合致した形で行われ、例えば、情報端末30のスペックに応じて、テキスト形式で表示したり、動画を含めたグラフィカルな形式で表示したりすることになる。
本システムSでは、宅内ネットワークTNを介する通信を通じて、様々な処理が実行される。当該処理の中には、宅内ネットワークTNを通じてメインセンサ20から測定データを取得する測定データ取得処理と、イベントが発生した電力消費機器から送信されたイベント通知データを取得するイベント通知データ取得処理と、情報端末30のタッチパネル31に電力負荷管理画面を描画する電力負荷管理画面描画処理とがある。以下、測定データ取得処理、イベント通知データ取得処理及び電力負荷管理画面表示処理の各々について説明する。
測定データ取得処理は、ホームサーバ10(具体的には、上述の測定データ取得部101)とメインセンサ20との間で行われ、図11に示すように、メインセンサ20が住宅Hにおける消費電力を測定するところから始まる(S001)。本実施形態では、前述したように、メインセンサ20による消費電力の測定が所定間隔で常時行われる。そして、測定データについては、新たに取得される度(つまり、測定が実施される度)にメインセンサ20からホームサーバ10に向けて送信される(S002)。送信された測定データについては、宅内ネットワークTNを通じてホームサーバ10(具体的には、測定データ取得部101)により受信される(S003)。受信された測定データについては、ホームサーバ10の記憶部104に記憶される(S004)。
以上の手順は、所定間隔毎、つまり、消費電力の測定が実施される都度、繰り返される。
イベント情報取得処理は、ホームサーバ10(具体的には、イベント通知データ取得部103)と住宅H内の電力消費機器との間で行われ、図12に示すように、電力消費機器の運転状態が変化する事象、すなわち、イベントが発生するところから始まる(S011)。そして、イベントが発生した電力消費機器からイベント通知データが自動的に送信される(S012)。送信されたイベント通知データは、宅内ネットワークTNを通じてホームサーバ10(具体的には、イベント通知データ取得部103)により受信される(S013)。受信されたイベント通知データについては、ホームサーバ10の記憶部104に記憶される(S014)。ここで、本実施形態では、住宅H内に備えられた複数の電力消費機器の各機器別にイベント通知データを取得し、各機器別にイベント通知データを記憶部104に取得する。以上の手順は、イベントが発生する度に繰り返される。
電力負荷管理画面描画処理は、ホームサーバ10(具体的には、データ送信部106)と情報端末30との間で行われ、図13Aに示すように、情報端末30側でユーティリティプログラムが起動するところから始まる(S031)。このユーティリティプログラムの起動は、タッチパネル31にてユーティリティプログラムを起動させるためのユーザ操作(タッチパネル31上に表示されたアイコンをタッチする操作)をトリガーとしてなされる。
以降の手順については、選択された電力負荷管理画面の種類に応じて異なってくる(S034)。
また、本実施形態では、稼働時間算出部105による算出処理が実行される都度、上記の手順が繰り返されることとした。つまり、本実施形態では、毎回の算出処理において、今月中に取得された第1イベントデータ及び第2イベントデータを読み出して、今月中における第1イベント及び第2イベントの各々の発生時刻を特定し、第2イベントの発生時刻と、その直後に発生した第1イベントの発生時刻との時間差を求め、当該時間差を集計して今月中の累積稼働時間を算出することとした。ただし、これに限定されるものではなく、第2イベントデータを取得し、その後に第1イベントデータを取得した時点で上記の手順によりイベント発生時刻の時間差を求め、新たに算出した時間差を、前回算出した累積稼働時間に加算することによって累積稼働時間を求めることとしてもよい。
具体的に説明すると、図15に示すように、拡大操作の受け付けをトリガーとして、情報端末30の要求送信部301が、ホームサーバ10に対して拡大グラフ画面T21を描画させるためのデータの要求を送信する(S061,S062)。ホームサーバ10側で当該要求を受け付けると(S063)、データ送信部106が、記憶部104に記憶されたデータの中から、タッチパネル31上で拡大操作が行われた部位に対応する期間(すなわち、負荷変動グラフ中、拡大表示される部分に対応する期間)中に取得された測定データ及びイベント通知データを読み出す(S064)。データ送信部106は、読み出した測定データ及びイベント通知データを再構築した上で情報端末30に向けて送信する(S065)。
上記の実施形態では、主として、本発明のエネルギー管理システムの一例(すなわち、本システムS)について説明した。また、上記の実施形態の中では、本発明のエネルギー管理方法の一例についても説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、ホームサーバ10が定期的に電力消費機器と通信して、通信対象である電力消費機器の運転状態を検出し、今回の検出結果が前回の検出結果から変化した際に、当該変化をもたらしたイベントに関するデータをホームサーバ10自体が生成し、かかるデータをイベント通知データとして取得することとしてもよい。
あるいは、ホームサーバ10が電力消費機器に向けて制御信号を出力した際に、当該制御信号の出力先、出力時点及び当該制御信号の内容を示すデータをホームサーバ10自体が生成し、かかるデータをイベント通知データとして取得することとしてもよい。
反対に、情報端末30が管理装置及び表示器の双方の機能を有していることとしてもよい。すなわち、上記の実施形態においてホームサーバ10に備えられていた諸機能(住宅H内での電力負荷を見える化し、各電力消費機器の遠隔制御を行うための機能)が情報端末30側に搭載されており、電力負荷管理画面を表示させるための処理(具体的には、測定データ取得処理、イベント通知データ取得処理及び電力負荷管理画面描画処理)が情報端末30側で実行されることとしてもよい。
H 住宅
TN 宅内ネットワーク
Dx 分電盤
D1 エアコン
D2 照明
10 ホームサーバ
10a CPU
10b メモリ
10c 不揮発性記憶装置
10d 通信用インタフェース
10e バス
11 ディスプレイ
12 入力装置
20 メインセンサ
30 情報端末
30a CPU
30b メモリ
30c 不揮発性記憶装置
30d 通信用インタフェース
30e バス
31 タッチパネル
101 測定データ取得部
102 機器制御部
103 イベント通知データ取得部
104 記憶部
105 稼働時間算出部
106 データ送信部
201 OS
202 JVM
203 OSGiフレームワーク
204a,204b,204c 通信バンドル
301 要求送信部
302 データ受信部
303 情報表示部
304 操作受け付け部
T1 選択画面
T2 負荷変動グラフ画面
T21 拡大グラフ画面
T3 稼働時間表示画面
T4 機器制御画面
A1,A2,A3 選択ボタン
B1 運転ボタン
B2 停止ボタン
B3 運転管理値変更ボタン
Claims (9)
- エネルギー消費機器を備えた建物におけるエネルギー消費量を管理する管理装置と、
該管理装置から送信されるデータが示す情報を表示する表示器と、
前記建物におけるエネルギー消費量を測定するセンサと、を有するエネルギー管理システムであって、
前記管理装置は、
前記センサの測定結果を示す第1データを取得する第1取得部と、
前記エネルギー消費機器の運転状態が変化した事象の発生時刻及び該事象の内容を示す第2データを取得する第2取得部と、
前記第1取得部が取得した前記第1データと、前記第2取得部が取得した前記第2データとを記憶する記憶部と、
該記憶部に記憶された前記第1データ及び前記第2データを読み出すデータ読み出し部と、を備え、
前記表示器は、前記データ読み出し部が読み出したデータに基づいて、前記センサの測定結果の経時変化を可視化した経時変化情報、及び、前記事象の内容を表す事象情報の双方を同時に、かつ、前記事象情報を前記経時変化情報中、前記事象の発生時刻に対応する内容を表した部分に関連付けながら表示することを特徴とするエネルギー管理システム。 - 前記第2取得部は、前記第2データとして、
前記エネルギー消費機器の運転状態が通常運転状態から非通常運転状態に切り替わった第1事象の発生時刻及び該第1事象の内容を示す第1事象データと、
前記エネルギー消費機器の運転状態が非通常運転状態から通常運転状態に切り替わった第2事象の発生時刻及び該第2事象の内容を示す第2事象データと、
前記エネルギー消費機器の運転管理値が変更された第3事象の発生時刻及び該第3事象の内容を示す第3事象データと、を取得することを特徴とする請求項1に記載のエネルギー管理システム。 - 前記管理装置は、所定期間中の前記エネルギー消費機器の累積稼働時間を算出する算出部を有し、
該算出部は、前記所定期間中に取得された前記第1事象データ及び前記第2事象データから、前記所定期間中における前記第1事象の発生時刻及び前記第2事象の発生時刻を特定して、特定した前記第1事象の発生時刻及び前記第2事象の発生時刻に基づいて、前記所定期間中の前記エネルギー消費機器の前記累積稼働時間を算出し、
前記記憶部は、前記算出部が算出した前記所定期間中の前記エネルギー消費機器の前記累積稼働時間を示す算出結果データを記憶し、
前記データ読み出し部は、前記記憶部に記憶された前記算出結果データを読み出し、
前記表示器は、前記データ読み出し部が読み出した前記算出結果データに基づいて、前記算出部が算出した前記所定期間中の前記エネルギー消費機器の前記累積稼働時間を表示することを特徴とする請求項2に記載のエネルギー管理システム。 - 前記算出部は、前記所定期間中の前記エネルギー消費機器の前記累積稼働時間を算出するにあたり、前記所定期間中に取得された前記第1事象データ及び前記第2事象データから、前記所定期間中における前記第1事象の発生時刻及び前記第2事象の発生時刻を特定し、前記第1事象の発生時刻及び前記第2事象の発生時刻を特定する際、各発生時刻の年月日及び時分秒を特定することを特徴とする請求項3に記載のエネルギー管理システム。
- 前記エネルギー消費機器が前記建物に複数備えられており、
前記第2取得部は、前記第1事象データ、前記第2事象データ及び前記第3事象データを前記エネルギー消費機器別に取得し、
前記記憶部は、前記第1事象データ、前記第2事象データ及び前記第3事象データを前記エネルギー消費機器別に記憶し、
前記算出部は、前記所定期間中の前記エネルギー消費機器の前記累積稼働時間を前記エネルギー消費機器別に算出することを特徴とする請求項3又は4に記載のエネルギー管理システム。 - 前記経時変化情報は、前記センサの測定結果の経時変化を表すグラフであり、
前記表示器は、前記グラフ及び前記事象情報の双方を同時に、かつ、前記事象を前記グラフ上の前記事象の発生時刻に対応する箇所に関連付けながら表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエネルギー管理システム。 - 前記表示器に表示された前記グラフのうちの一部分を拡大表示させるために行われるユーザ操作を受け付ける受け付け部を有し、
前記表示器に前記グラフのみが表示された状態で前記受け付け部が前記ユーザ操作を受け付けると、前記グラフ中、前記ユーザ操作に応じて拡大表示される部分、及び当該拡大表示される部分に対応する期間中に発生した前記事象の内容を表す前記事象情報の双方を同時に、かつ、前記事象情報を前記拡大表示される部分上の前記事象の発生時刻に対応する箇所に関連付けながら表示することを特徴とする請求項6に記載のエネルギー管理システム。 - 前記管理装置は、前記建物としての住宅における電力消費量を管理し、前記住宅内に設けられた宅内ネットワークを通じて前記エネルギー消費機器としての電力消費機器と通信可能なホームサーバであり、
前記表示器は、前記宅内ネットワークを通じて前記ホームサーバと通信可能な情報端末であり、
前記センサは、前記住宅における単位時間あたりの電力消費量を測定した際の測定結果を示す前記第1データを、前記宅内ネットワークを通じて前記ホームサーバに向けて送信し、
前記第1取得部は、前記宅内ネットワークを通じて、前記センサから前記第1データを取得し、
前記第2取得部は、前記宅内ネットワークを通じて、前記事象が発生した前記電力消費機器から前記第2データを取得し、
前記データ読み出し部は、前記記憶部に記憶された前記第1データ及び前記第2データを読み出し、読み出したデータを、前記宅内ネットワークを通じて前記情報端末に向けて送信するデータ送信部であり、
前記情報端末は、前記宅内ネットワークを通じて前記データ送信部から受信した前記データに基づいて、前記グラフ及び前記事象情報の双方を同時に、かつ、前記事象情報を前記グラフ上の前記事象の発生時刻に対応する箇所に関連付けながら表示することを特徴とする請求項6又は7項に記載のエネルギー管理システム。 - エネルギー消費機器を備えた建物におけるエネルギー消費量を管理するエネルギー管理方法であって、
前記建物におけるエネルギー消費量を測定するセンサの測定結果を示す第1データを取得することと、
前記エネルギー消費機器の運転状態が変化した事象の発生時刻及び該事象の内容を示す第2データを取得することと、
取得した前記第1データ及び前記第2データを記憶部に記憶することと、
前記記憶部に記憶した前記第1データ及び前記第2データを読み出し、読み出したデータに基づいて、該データが示す情報を表示する表示器に、前記センサの測定結果の経時変化を可視化した経時変化情報、及び、前記事象の内容を表す事象情報の双方を同時に、かつ、前記事象情報を前記経時変化情報中、前記事象の発生時刻に対応する内容を表した部分に関連付けながら表示させることと、
を有することを特徴とするエネルギー管理方法。
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