JP5961818B2 - 配線基板 - Google Patents
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Description
コンデンサなどの電子部品の足を挿入し半田付けして電気回路を構成する配線基板が提供
されている。この配線基板は、電子機器に応じて様々な電気回路を構成するように製造さ
れる。少し大型の装置になると配線基板を複数設けてそれらの配線基板間を配線等により
つなげて電気回路を構成するようになる。
線が電力の供給を目的としたパワーラインのように大電流を扱うとなると、配線が太くな
るため配線を配線基板に接続するために一工夫必要になる。具体的には、端子台を配線基
板に設けて端子台に配線を接続することが行われる。
献1に示す方法では、電子部品の足を挿入する長孔形状のスルーホールを形成する内壁の
平坦部分を窪ませてスルーホール内に半田を充填して電子部品の足を半田接続している。
これにより、スルーホールに流入する半田とスルーホールの内壁との接触する面積が窪ん
だ分増え、半田の濡れ上がり性を向上しスルーホール一杯に半田を充填できるため、相応
の半田強度を得ることができる。
けする技術であり、このような技術を利用して端子台を半田付けする場合、足の半田付け
だけでは、電流が流れる経路の断面積が小さくなって発熱量が大きくなってしまう問題が
あった。
発熱を抑えることができる配線基板を提供することを目的とする。
可能な板部材から折り曲げ構成された端子台と、前記配線パターンとこの配線パターン上
に配置される前記端子台とを接続するための半田付部と、前記半田付部に設けられ前記足
が挿入されるスルーホールと、を備え、前記足を前記スルーホール内において半田接続す
る配線基板において、前記スルーホールには、該スルーホールを成す内壁を外側に切り欠
いた切欠溝が設けられ、前記端子台が配置された際に、前記端子台により前記スルーホー
ルが覆われるとともに、前記端子台の配置面には前記端子台と前記切欠溝とにより孔が形
成され、半田付けに際して、前記孔を介して供給される半田により、前記半田付部及び前
記端子台を半田接続することを特徴とする。
の足だけでなく半田付部から端子台、及び半田付部から半田を介して端子台へ電流が流れ
る経路ができる。このため、電流が流れる経路の断面積を増やすことができるので発熱を
抑えることができる。
溝により形成されることを特徴とする。
され、2つの前記切欠溝により前記端子台を挟んで2つの孔が形成されていることを特徴
とする。
板を提供することができる。
解斜視図である。図2は、端子台が取り付けられた配線基板の端子台部分の斜視図である
。図3は、配線基板の半田付部を示す図である。図3(a)は、後述するジャンパ線を取
り除いた図であり、図3(b)は、ジャンパ線を配置した図である。配線基板10は、配
線パターン11、スルーホール12、端子台13、半田付部14、切欠溝15、ジャンパ
線17(金属線)、及び電子部品(図示しない)を備えている。
成され、電子部品や端子台13等を配置して半田接続することにより、予め決められた電
気回路になるように配線パターン11が印刷されている。また、配線基板10にはスルー
ホール12周辺を除いて、配線パターン11の上からレジストが塗布され、スルーホール
12周辺は、配線パターン11がむき出しになった半田付部14を構成している。即ち、
スルーホール12は、配線パターン11内の半田付部14に設けられることになる。尚、
図1、図2において配線パターン11はレジストにより隠れることになるため点線で記し
ている。また、スルーホール12を形成する配線基盤10の内壁は、配線パターンと同じ
素材によりコーティングされている。
は、長方形状の板部材の両端を折り曲げて2つの側面34と上面33を形成した断面コ字
状の形状で構成されている。端子台13の両側面の下側には、夫々下方向(配線基板の方
向)に突起した足31が2つ設けられている。端子台13の上面には、ねじ孔32が設け
られ、例えば、U型の端子や、丸型端子などを有する配線を、ねじを利用してねじと端子
台とで挟み込んで固定することができる。図2では、丸型端子41を有する配線42を、
リングワッシャー43を介してねじ止めしている。
。スルーホール12は、各半田付部14に端子台13の側面34に設けられる足31に相
対向し、この足31が嵌る位置に夫々設けられている(同じ数設けられている)。
切り欠いた切欠溝15が設けられる。この切欠溝15は、長孔形状の長手方向を成す2か
所の内壁に夫々形成されている。
配置される。図3(a)に示すように、端子台13が配置された際には、端子台13の側
面34によりスルーホール12が覆われるとともに、端子台13の配線基板10への配置
面には端子台13と切欠溝15とにより孔Aが形成される。本実施形態では、端子台13
の足31は切欠溝15に挿入されておらず、端子台13の足31の幅は側面34の幅に同
じのため、正確には、スルーホール12、端子台13、及び切欠溝15により孔Aが形成
される(図3(a)の点線にて示す)。また、各スルーホール12には、2つの切欠溝A
により端子台13の側面34を挟んで2つの孔Aが形成されている。尚、図3の一点鎖線
は、半田付部14に配置される端子台13の側面34を示している。
置される(図3(b)参照)。また、このジャンパ線17は端子台13を挟んで2本配置
される。ジャンパ線17は半田付部14上に設けられたジャンパ線挿入孔18に両端を挿
入して固定される。
される面と反対側の裏面を溶融半田槽につけて半田付けが行われる。この半田付けにより
、スルーホール12及び切欠溝15に裏面側から半田16が充填される。また、裏面側か
ら充填された半田16は、孔Aから配線基板10の表面の半田付部14に供給される。そ
して、この半田16により端子台13、半田付部14、及びジャンパ線17は、互いに半
田接続される(図2参照)。
溶融半田16がジャンパ線17を伝って広がるため、より多くの半田16を裏面から表面
の半田付部14に供給することができる。
3に供給される。これにより、端子台13の両側から半田16を供給することができるの
で、ムラなく半田16を供給することができる。
、端子台13にムラなく半田16を供給することができる。また、ジャンパ線17は、端
子台13を挟んで2つ配置されているので、端子台13の両側からムラなく半田16が供
給される。
成を有しているため、表面への半田の供給が足りずに、人手による追い半田を行わなけれ
ばならない状況を回避もしくは縮小することができる。これにより、半田付けの工程を少
なくでき生産効率が向上する。
が設けられ、この半田付け部14に端子台13が配置されて半田付けが行われる。そして
、これより、スルーホール12を介して供給される半田16で半田付部14、端子台13
、及びジャンパ線17が一体に半田付される。すると、配線パターン11と端子台13と
が接続され、同様に端子台13が半田付けされた他の配線基板10と配線により端子台1
3同士を接続して1つの装置の電気回路を構成する。この配線基板10は、例えば昇圧回
路やインバータ回路などのパワーラインを有する系統連系装置やモータ駆動装置などに利
用することができる。
13の側へ供給されると共に、半田付部14、端子台13、及びジャンパ17線を一体に
半田付けすることができる。この際、孔Aをまたぐシャンパ線17が孔Aから半田を引き
上げるので実質的に半田付部14上に端子台13の上面33側に向かって端子台13に沿
って半田が盛られることにより、配線基板10に半田付けされる端子台13の半田付強度
が向上する。また、半田付部14から端子台13、及び半田付部14から半田16を介し
て端子台13へ電流が流れる経路ができる(この盛られた半田が足31を介さず端子台1
3に電流を送る経路になる)。このため、電流が流れる経路の断面積を増やすことができ
端子台13における発熱を抑えることができる。
13を半田接続している。これにより、配線基板10に取り付けられる端子台13の強度
が向上する。
により形成されている。これにより、スルーホール12の分端子台13に沿って半田が供
給される部分が増える。これにより、端子台13にムラなく半田を供給することができる
。
るためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱すること
なく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
5には端子台13の足31を挿入していなかったが、端子台13の側面34の厚さを厚く
し、前記足31が切欠溝15に挿入されるようにしても良い。このようにすることで、端
子台13の足31の面積を大きくすることができるので電流の流れる経路の断面積が増え
、端子台13の発熱をより抑制することができる。
形状や四角孔形状等他の形状を用いることもできる。
ペーストを配置した上で、端子台13を配置し、半田付けを行っても良い。これにより、
半田槽にて半田付けを行う際に、配置した半田ペーストが溶融し、半田槽から上がってく
る半田が溶融した半田ペーストによって引き上げられる。また、この半田ペースト自体も
端子台13と半田付部14との半田付けに利用されるため、より多くの半田をムラなく端
子台13に供給することができる。尚、半田ペーストを配置した上で半田槽により半田付
けを行う場合でも、半田ペーストを配置せずに半田槽により半田付けを行う場合でも十分
に半田付部14や端子台13に半田16が供給される場合はジャンパ線17を配置しなく
ても良い。
11 配線パターン
12 スルーホール
13 端子台
14 半田付部
15 貫通孔
16 半田
17 ジャンパ線(金属線)
18 ジャンパ線挿入孔
31 足
32 ねじ孔
33 端子台の上面
34 端子台の側面
A 孔
Claims (4)
- 配線パターンと、
足を有し半田付け可能な板部材から折り曲げ構成された端子台と、
前記配線パターンとこの配線パターン上に配置される前記端子台とを接続するための半
田付部と、
前記半田付部に設けられ前記足が挿入されるスルーホールと、を備え、前記足を前記ス
ルーホール内において半田接続する配線基板において、
前記スルーホールには、該スルーホールを成す内壁を外側に切り欠いた切欠溝が設けら
れ、
前記端子台が配置された際に、前記端子台により前記スルーホールが覆われるとともに
、前記端子台の配置面には前記端子台と前記切欠溝とにより孔が形成され、
半田により、前記半田付部及び前記端子台が半田接続されており、前記孔をまたぐ金属
線を備えることを特徴とする配線基板。 - 前記孔は、前記スルーホール、前記端子台、及び前記切欠溝により形成されることを特
徴とする請求項1に記載の配線基板。 - 前記切欠溝には前記足が挿入されることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
- 前記切欠溝は、前記スルーホールを成す内壁に2個所形成され、
2つの前記切欠溝により前記端子台を挟んで2つの孔が形成されていることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3の何れかに記載の配線基板。
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