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JP5949737B2 - 車両用ファーサイドエアバッグ装置 - Google Patents

車両用ファーサイドエアバッグ装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両用シートのシートバックにおける車幅方向中央側の側部に搭載される車両用ファーサイドエアバッグ装置に関する。
下記特許文献1には、車両用シートのシートバックにおける車幅方向中央側の側部に搭載されるエアバッグ装置(ファーサイドエアバッグ装置)が記載されている。このファーサイドエアバッグ装置では、エアバッグ袋体が、膨張部位と少なくとも1個の非膨張部位とを有しており、シートバックフレームに結合されたテザーが非膨張部位に形成された開口に通されてエアバッグ袋体の前端に接続されている。このテザーによって、側面衝突時におけるエアバッグ袋体の展開軌跡を制御すると共に、乗員に対して有効な拘束をもたらすようにしている。
特開2012−051557号公報
しかしながら、上記のテザーによってはエアバッグ袋体に対して車幅方向の反力を十分に付与することが困難であるため、側面衝突が生じた側とは反対側の乗員が車幅方向中央側へ慣性移動することを抑制する観点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、側面衝突時における乗員の車幅方向中央側への慣性移動を抑制することに寄与することができる車両用ファーサイドエアバッグ装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置は、車両用シートのシートバックにおける車幅方向中央側の側部内に設けられ、起動することによりガスを発生させるインフレータと、前記側部内でシートバックフレームに固定され、前記ガスが内部に供給されることにより、乗員拘束部が前記側部の車両前方側へ膨張展開すると共に、後方延長部が前記固定された部位よりも車両後方側へ膨張展開するエアバッグと、前記エアバッグを前バッグ部と後バッグ部とに仕切ると共に、前記後バッグ部内に収容された前記インフレータからのガスを前記前バッグ部内に供給するための連通口が形成された前後仕切りテザーと、を備え、前記後方延長部は、前記後バッグ部に設けられている。
請求項1に記載の発明では、例えば車両の側面衝突が検知されると、インフレータが起動され、インフレータから発生するガスがエアバッグ内に供給される。それにより、エアバッグの乗員拘束部がシートバックの車幅方向中央側の側部の車両前方側へ膨張展開すると共に、エアバッグの後方延長部がシートバックフレームへのエアバッグの固定部位よりも車両後方側へ膨張展開する。ここで、側面衝突の衝撃によって車幅方向中央側へ慣性移動しようとする乗員からの荷重が上記乗員拘束部に加えられた際には、エアバッグがシートバックフレームへの固定部位を支点として垂直軸回りに回転しようとする。その結果、後方延長部が車幅方向外側(シート幅方向中央側)へ変位しようとする。これにより、後方延長部がシートバックの構成部材(例えば、シートバックフレームの後部)から車幅方向中央側への反力を受けることになり、エアバッグの上記回転が抑制されると共に、乗員拘束部の車幅方向中央側の変位が抑制される。その結果、乗員拘束部からの反力を乗員に対して良好に付与することが可能になるので、乗員の車幅方向中央側への慣性移動を抑制することに寄与することができる。
また、エアバッグの後バッグ部内に収容されたインフレータが起動すると、後バッグ部内に発生するガスが、前後仕切りテザーに形成された連通口を通って前バッグ部内に供給される。これにより、インフレータが収容された後バッグ部が、前バッグ部よりも早期かつ高圧に膨張展開する。この後バッグ部には、後方延長部が設けられている。このため、乗員からの荷重が乗員拘束部に加えられた際には、高圧の後方延長部がシートバックの構成部材からより大きな反力を受けることにより、乗員拘束部の車幅方向中央側への変位を効果的に抑制することができる。その結果、乗員の車幅方向中央側への慣性移動を抑制することに一層寄与することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置は、請求項1において、前記後方延長部は、前記シートバックの背面よりも車両後方側へ膨張展開するように形成されている。
請求項2に記載の発明では、乗員からの荷重が乗員拘束部に加えられて、後方延長部がシート幅方向中央側へ変位しようとした際には、後方延長部をシートバックフレームの後部のみならず、シートバックボード等と干渉させることができる。それにより、後方延長部が車幅方向中央側へのより大きな反力を受けることになるので、乗員拘束部の車幅方向中央側の変位を効果的に抑制することができる。その結果、乗員の車幅方向中央側への慣性移動を抑制することに一層寄与することができる。
請求項に記載の発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置は、請求項1又は請求項2において、前記乗員拘束部は、前記前バッグ部によって乗員の胸部及び腹部の前部並びに頭部を拘束し、前記後バッグ部によって乗員の胸部及び腹部の後部並びに肩部を拘束するように形成されている。
請求項に記載の発明では、乗員の胸部及び腹部の後部並びに肩部を拘束する後バッグ部が、乗員の胸部及び腹部の前部並びに頭部を拘束する前バッグ部よりも早期かつ高圧に膨張展開する。それにより、膨張展開する低圧の前バッグ部を、高圧の後バッグ部によって支持することができる。その結果、前バッグ部が膨張展開時に大きく揺動しないようにすることができるので、前バッグ部による頭部の拘束を安定させることに寄与することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項において、前記連通口は、前記エアバッグが膨張展開した状態で前記後バッグ部内の上部と前記前バッグ部内の上部とを上下方向に相互に連通させた上側連通口と、前記後バッグ部内の下部と前記前バッグ部内の下部とを前後方向に相互に連通させた下側連通口とを含んで構成されている。
以上説明したように、本発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置では、側面衝突時における乗員の車幅方向中央側への慣性移動を抑制することに寄与することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置が搭載された車両用シートの側面図であり、エアバッグが膨張展開した状態の図である。 図1のF2−F2線に沿った切断面を縮小して示す断面図である。 車幅方向中央側へ慣性移動しようとする乗員からの荷重がエアバッグの乗員拘束部に入力された状態を示す図2に対応した断面図である。 エアバッグの折り畳み方を説明するための図であり、(A)は折り畳み前のエアバッグを示す側面図であり、(B)は、前バッグ部の上部が折り畳まれた状態を示す側面図であり、(C)は、後方延長部が折り畳まれた状態を示す側面図であり、(D)は、エアバッグの折り畳みが完了した状態を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態を示し、上記の車両用ファーサイドエアバッグ装置が左右の車両用シートにそれぞれ搭載されて構成された車両用乗員保護装置を示す図2に対応した断面図である。 図5に示される車両用乗員保護装置の変形例を示す平断面図である。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図4を用いて、本発明の第1実施形態に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置10について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の外側をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(構成)
図1〜図3に示されるように、本実施形態に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置10は、所謂ファーサイドエアバッグ装置であり、車両用シート12のシートバック14におけるトンネル側サイド部14A(車幅方向中央側の側部)に搭載されている。上記の車両用シート12は、例えば右ハンドル車の運転席とされている。この車両用シート12のシートバック14は、シートクッション16の後端部に傾倒可能に連結されており、シートバック14の上端部にはヘッドレスト18が連結されている。また、シートバック14の背面には、樹脂製のシートバックボード17が取り付けられている。このシートバックボード17は、シートバック14の骨格であるシートバックフレーム15に直接又は図示しないブラケットを介して固定されており、シートバック14の背面の意匠面を形成している。
なお、本実施形態では、車両用シート12の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向は、車両の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向と一致している。また、図1では、車両用シート12には実際の乗員の代わりに、衝突試験用のダミーPが着座している。このダミーPは、例えばWorldSID(国際統一側面衝突ダミー:World Side Impact Dummy)のAM50(米国人成人男性の50パーセンタイル)である。このダミーPは、衝突試験法で定められた標準的な着座姿勢で着座しており、車両用シート12は、当該着座姿勢に対応した基準設定位置に位置している。以下、説明を分かり易くするために、ダミーPを「乗員P」と称する。
車両用ファーサイドエアバッグ装置10は、車両の側面衝突時において、主に衝突側とは反対側の乗員を保護するための装置であり、トンネル側サイド部14Aに配設されたエアバッグ20(ファーサイドエアバッグ:袋体)を備えている。このエアバッグ20の内部には、前後仕切りテザー24(仕切布:仕切部材)と、インフレータ26(ガス発生装置)と、整流布28(インナチューブ:整流部材)とが配設されている。以下、車両用ファーサイドエアバッグ装置10の各構成要素について説明する。
エアバッグ20は、インフレータ26等と共にモジュール化され、折り畳まれた状態でトンネル側サイド部14A内に配設(収納)されている。このエアバッグ20は、インフレータ26から発生するガスの圧力によって乗員Pの車幅方向中央側(トンネル側サイド部14Aの前方側)へ膨張展開する(図1〜図3図示状態)。なお、以下の説明に記載するエアバッグ20の前後左右上下の方向は、特に断りのない限り、エアバッグ20が膨張展開した状態での方向を示すものであり、シートバック14の前後左右上下の方向と略一致している。
このエアバッグ20は、例えばナイロン系又はポリエステル系の布材を切り出して形成された2枚の基布が重ね合わされて外周縁部を縫製されることにより略L字形の袋状に形成されている。このエアバッグ20は、車両上下方向を長手とする長尺状に膨張展開する乗員拘束部20Aを備えている。この乗員拘束部20Aは、図1に示されるように、乗員Pの頭部Hから腹部Bまでを拘束可能とされている。この乗員拘束部20Aの後端部の下部からは、後方延長部20Bが延出されている。この後方延長部20Bは、上記2枚の基布によって構成されており、乗員拘束部20Aと一体に設けられている。
なお、エアバッグ20の製造方法は、上記に限らず、適宜変更することができる。例えば1枚の基布が二つ折りにされて外周縁部を縫製されることにより袋状のエアバッグ20が製造される構成にしてもよい。また例えば、乗員拘束部20Aと後方延長部20Bとを別々の基布により製造し、縫製等の手段によって両者を一体的に結合する構成にしてもよい。
上記のエアバッグ20の内部は、前後仕切りテザー24によって前後2つのチャンバ34、36に仕切られている(区画されている)。この前後仕切りテザー24は、エアバッグ20の基布と同様の布材が長尺帯状に切り出されて形成されてものであり、一方の長辺縁部がエアバッグ20の一方の基布に縫製され、他方の長辺縁部がエアバッグ20の他方の基布に縫製されている。
この前後仕切りテザー24によって乗員拘束部20Aが、乗員Pの胸部C及び腹部Bの前部並びに頭部Hを拘束するための前バッグ部30と、胸部C及び腹部Bの後部並びに肩部Sを拘束するための後バッグ部32とに仕切られている。前バッグ部30の内部は、前チャンバ34とされており、後バッグ部32の内部は、後チャンバ36とされている。そして、この後バッグ部32の後部が後方延長部20Bとされている。つまり、乗員拘束部20Aは、前バッグ部30及び後バッグ部32の前部によって構成されている。また、後方延長部20Bは、後バッグ部32が車両後方側へ延長されたものであり、後バッグ部32に一体に設けられている(後バッグ部32の後部によって構成されている)。なお、後方延長部20Bが、後バッグ部32とは別体に形成され、縫製等の手段によって後バッグ部32に一体的に取り付けられる構成にしてもよい。
上記の前後仕切りテザー24は、エアバッグ20の後端における上下方向中間部からシートバック14の前方側へ延びる横延部24Aと、エアバッグ20の下端における前後方向中間部からシートバック14の上方側へ延びる縦延部24Bとを備えている。更に、この前後仕切りテザー24は、横延部24Aの前端と縦延部24Bの上端との間に設けられた円弧状部24Cを備えている。この円弧状部24Cは、側面視でシートバック14の前方側が凸となる円弧状を成し、縦延部24Bよりもシートバック14の前方側へ突出するように設定されている。
上記の横延部24Aの前端部には、後バッグ部32内の上部と前バッグ部30内の上部とをエアバッグ20の上下方向に相互に連通させた上側連通口38(インナーベントホール)が形成されている。また、上記縦延部24Bの上下方向中間部には、後バッグ部32内の下部と前バッグ部30内の下部とをエアバッグ20の前後方向に相互に連通させた下側連通口40(インナーベントホール)が形成されている。
上記構成のエアバッグ20が折り畳まれる際には、図4(A)に示される平面展開状態(平らに広げた状態)から、図4(B)に示されるように、先ず乗員拘束部20Aの上部が、乗員拘束部20Aの上下方向中央部付近へ向けて折り畳まれる。次いで、図4(C)に示されるように、後方延長部20Bが乗員拘束部20Aとの接続部付近へ向けて折り畳まれる。次いで、図4(D)に示されるように、乗員拘束部20Aの下部が、折り畳まれた乗員拘束部20Aの上部とともに、後方延長部20Bとの接続部付近へ向けて折り畳まれる。これにより、エアバッグ20の折り畳みが完了する。折り畳まれたエアバッグ20は、エアバッグ20の膨張圧によって容易に破断するラップ材(図示省略)によって包まれる構成になっている。なお、上記の折り畳みには、例えば、ロール折り、蛇腹折り又はそれらを組み合わせた所定の折り畳み方が採用される。また、エアバッグ20の各部を折り畳む順番や折り畳み方は、上記に限らず適宜変更することができる。
一方、インフレータ26は、図1に示されるように、所謂シリンダータイプのインフレータであり、円筒状に形成されている。このインフレータ26は、整流布28と共に上記後バッグ部32内の前後方向中間部に収容されている。この整流布28は、エアバッグ20の基布と同様の布材が筒状に縫製されたものであり、内側にインフレータ26を収容している。この整流布28には、車両上方側へ開口した上端開口28Aが上端部に形成され、車両下方側へ開口した下端開口28Bが下端部に形成されると共に、車両後方側へ開口した中間開口28Cが上下方向中間部に形成されている。インフレータ26及び整流布28は、各々の軸線方向がシートバック14の高さ方向に沿う姿勢で後バッグ部32内に配設されている。
インフレータ26の外周部からは、車幅方向外側へ向けて上下一対のスタッドボルト27(図2及び図3参照)が突出している。これらのスタッドボルト27は、エアバッグ20の基布、整流布28の基布、及びシートバック14の骨格であるシートバックフレーム15のサイドフレーム15Aを貫通しており、先端側にナット29が螺合している。これにより、エアバッグ20及び整流布28がインフレータ26を介してシートバックフレーム15のサイドフレーム15Aに締結固定されている。このエアバッグ20において、インフレータ26よりも車両後方側へ膨張展開する部分が後方延長部20Bとされている。
このインフレータ26には、図1に示されるように、車両に搭載されたECU42(制御装置)が電気的に接続されている。このECU42には、車両の側面衝突を検知する側突センサ44が電気的に接続されている。これらのECU42及び側突センサ44は、車両用ファーサイドエアバッグ装置10の構成部材である。
ECU42は、側突センサ44からの信号に基づいて車両の側面衝突(の不可避)を検知した際に、インフレータ26を起動させる構成とされている。詳細には、車両用ファーサイドエアバッグ装置10が、右ハンドルの車両の運転席である車両用シート12に搭載されているため、車両の助手席側の側部(左側部)に対して他車両が衝突したことをECU42が検知した際に、インフレータ26が起動される。なお、ECU42に側面衝突を予知(予測)するプリクラッシュセンサが電気的に接続されている場合には、プリクラッシュセンサからの信号に基づいてECU42が側面衝突を予知した際にインフレータ26が起動される構成にしてもよい。
インフレータ26が起動されると、インフレータ26の上端部及び下端部のうちの一方に設けられたガス噴出部からガスが放射状に噴出される。ガス噴出部から噴出されるガスは、整流布28の上端開口28A及び下端開口28Bから後バッグ部32内の上部及び下部に供給される(図1の矢印G1、G2参照)。また、ガス噴出部から噴出されるガスは、整流布28の中間開口28Cから車両後方側へ噴出され、後バッグ部32内の後部すなわち後方延長部20B内に供給される(図1の矢印G3参照)。さらに、後バッグ部32内の上部及び下部に供給されたガスは、前後仕切りテザー24に形成された上側連通口38及び下側連通口40を通って前バッグ部30内に供給される(図1の矢印G4、G5参照)。これにより、エアバッグ20の乗員拘束部20Aがトンネル側サイド部14Aの前方側(すなわち乗員Pに対して車幅方向中央側)へ膨張展開すると共に、後方延長部20Bがインフレータ26よりも車両後方側へ膨張展開する。
この膨張展開の際には、トンネル側サイド部14Aに配設されたシート表皮46及び図示しないシートバックパッドがエアバッグ20の膨張圧を受けて破断される。そして、図2に示されるように、シート表皮46のサイド表皮48がシートバックパッドの一部と共に車両後方側へ展開する構成になっている。
また、この膨張展開の際には、インフレータ26から噴出されたガスが後バッグ部32内に供給された後に、上下の連通口38、40を通って前バッグ部30内に供給されるため、後バッグ部32の内圧が前バッグ部30の内圧よりも高くなる。つまり、本実施形態では、後バッグ部32内にインフレータ26が設けられること、及び、前後仕切りテザー24に上下の連通口38、40が形成されることにより、後バッグ部32の内圧を前バッグ部30の内圧よりも高くする内圧調整手段が構成されている。
エアバッグ20が膨張展開した状態では、乗員Pの胸部C及び腹部Bの後部並びに肩部Sが後バッグ部32によって拘束され、胸部C及び腹部Bの前部並びに頭部Hが前バッグ部30によって拘束される。この状態では、前後仕切りテザー24の縦延部24Bが、乗員Pの胸部C及び腹部Bの前後方向中間部に対して車幅方向中央側から対向する。また、前後仕切りテザー24の円弧状部24Cが縦延部24Bよりもシートバック14の前方側へ突出することにより、後バッグ部32の上部に設けられた肩拘束部32Aが後バッグ部32の下部よりもシートバック14の前方側へ突出する。
また、本実施形態では、エアバッグ20の後方延長部20Bは、シートバック14の背面よりも車両後方側へ膨張展開する。具体的には、この後方延長部20Bは、シートバックボード17に対して車幅方向中央側でシートバックボード17よりも車両後方側へ突出する。この状態では、後方延長部20Bの車幅方向外側面が、サイドフレーム15Aの後部側における車幅方向中央側の面及びシートバックボード17の車幅方向中央側の端部と対向するようになっている。
(作用及び効果)
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両用ファーサイドエアバッグ装置10では、ECU42が側突センサ44からの信号に基づいて側面衝突を検知すると、当該ECU42によってインフレータ26が起動される。すると、該インフレータ26が収容されたエアバッグ20の後バッグ部32内にガスが噴出され、前後仕切りテザー24に形成された上下の連通口38、40を通って後バッグ部32内のガスが前バッグ部30内に供給される。これにより、エアバッグ20の乗員拘束部20Aがシートバック14のトンネル側サイド部14Aの車両前方側へ膨張展開すると共に、後方延長部20Bがサイドフレーム15Aへのエアバッグ20の固定部位(インフレータ26が位置する部位)よりも車両後方側へ膨張展開する。
ここで、側面衝突の衝撃によって車幅方向中央側へ慣性移動しようとする乗員Pからの荷重F1が乗員拘束部20Aに加えられた際には、エアバッグ20がサイドフレーム15Aへの固定部位に位置するインフレータ26を支点として垂直軸回りに回転しようとする(図3の矢印T参照)。その結果、後方延長部20Bが車幅方向外側(シート幅方向中央側)へ変位しようとする。これにより、後方延長部20Bがシートバック14の構成部材(サイドフレーム15Aの後部等)から車幅方向中央側への反力F2を受けることになる。それにより、エアバッグ20の上記回転が抑制されると共に、乗員拘束部20Aの車幅方向中央側の変位が抑制される。その結果、乗員拘束部20Aからの反力を乗員Pに対して良好に付与することが可能になるので、乗員Pの車幅方向中央側への慣性移動(倒れ込み)を抑制することに寄与することができる。
しかも、本実施形態では、後方延長部20Bがシートバック14の背面(シートバックボード17)よりも車両後方側へ膨張展開する。このため、乗員Pからの荷重F1が乗員拘束部20Aに加えられて、後方延長部20Bがシート幅方向中央側へ変位しようとした際には、後方延長部20Bをサイドフレーム15Aの後部のみならず、シートバックボード17等と干渉させることができる。それにより、後方延長部20Bが車幅方向中央側へのより大きな反力F2を受けることになるので、乗員拘束部20Aの車幅方向中央側の変位を効果的に抑制することができる。その結果、乗員Pの車幅方向中央側への慣性移動を抑制することに一層寄与することができる。
また、本実施形態では、上記のようにエアバッグ20の後バッグ部32内に収容されたインフレータ26が起動すると、後バッグ部32内に発生するガスが、前後仕切りテザー24に形成された上下の連通口38、40を通って前バッグ部30内に供給される。これにより、インフレータ26が収容された後バッグ部32が、前バッグ部30よりも早期かつ高圧に膨張展開する。この後バッグ部32には、後方延長部20Bが設けられている。このため、乗員Pからの荷重F1が乗員拘束部20Aに加えられた際には、高圧の後方延長部20Bがシートバック14の構成部材(サイドフレーム15A及びシートバックボード17等)からより大きな反力F2を受ける。それにより、乗員拘束部20Aの車幅方向中央側への変位を効果的に抑制することができるので、乗員Pの車幅方向中央側への慣性移動を抑制することに一層寄与することができる。
また、本実施形態では、乗員Pの胸部C及び腹部Bの後部並びに肩部Sを拘束する後バッグ部32が、乗員Pの胸部C及び腹部Bの前部並びに頭部Hを拘束する前バッグ部30よりも早期かつ高圧に膨張展開する。それにより、膨張展開する低圧で大容量の前バッグ部30を、高圧の後バッグ部32によって支持することができる。その結果、前バッグ部30が膨張展開時に大きく揺動しないようにすることができるので、前バッグ部30による頭部Hの拘束を安定させることに寄与することができる。
さらに、本実施形態では、インフレータ26から噴出されるガスは、前後仕切りテザー24の上側連通口38及び下側連通口40を通って後バッグ部32内の上部及び下部から前バッグ部30の上部及び下部へと供給(分配)される。しかも、上側連通口38は、後バッグ部32内の上部と前バッグ部30内の上部とをエアバッグ20の上下方向に連通させており、下側連通口40は、後バッグ部32内の下部と前バッグ部30内の下部とをエアバッグ20の前後方向に連通させている。これにより、下側連通口40を通って前バッグ部30内の下部へと供給されるガスが、上側連通口38を通って前バッグ部30内の上部へと供給されるガスに対して不用意に干渉しないようにすることができる。その結果、前バッグ部30の上部(すなわち乗員Pの頭部Hを拘束するための部位)の展開挙動を安定させる効果に一層寄与することができる。
また、本実施形態では、後バッグ部32の上部に設けられた肩拘束部32Aが、後バッグ部32の下部(すなわち乗員Pの胸部C及び腹部Bの後部を拘束するための部位)よりもシートバック14の前方側へ突出する。これにより、高圧の後バッグ部32における肩部Sの拘束面積を広く確保することができるので、肩部Sの拘束性能向上に寄与することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1の実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1実施形態と同符号を付与し、その説明を省略する。
<第2の実施形態>
図5には、本発明の第2の実施形態が示されている。この実施形態では、前記第1実施形態に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置10が、左右の車両用シート12L、12R(ここでは運転席および助手席)にそれぞれ搭載されている。これにより、車両用乗員保護装置50が構成されている。なお、図5では、一部の符号を省略すると共に、サイド表皮48の図示を省略している。
この実施形態では、左右の車両用シート12L、12Rに搭載された車両用ファーサイドエアバッグ装置10の各インフレータ26が、それぞれECU42(図5では図示省略)に電気的に接続されている。ECU42は、側突センサ44からの信号に基づいて車両の側面衝突を検知した際には、左右のインフレータ26を両方起動させる。それにより、左右のエアバッグ20が膨張展開すると、左右のエアバッグ20が互いに当接または近接して対向する構成になっている。
この実施形態では、側面衝突の衝突側とは反対側(ファー側)の乗員Pがファー側のエアバッグ20に突入した際に、衝突側(ニア側)のエアバッグ20によって、ファー側のエアバッグ20に反力を付与することができる。それにより、乗員Pが車幅方向中央側への慣性移動を抑制することに一層良好に寄与することができる。しかも、このエアバッグ20では、後バッグ部32が前バッグ部30よりも高圧になるため、左右の後バッグ部32同士が干渉し合うことにより、より大きな反力を得ることができる。また、左右の車両用シート12L、12Rのシートスライド位置が前後にずれていることにより、左右のエアバッグ20が前後にずれている場合(図5に点線で示されるエアバッグ20参照)でも、上記の反力効果を得ることができる。
なお、左右の車両用シート12L、12Rにそれぞれ搭載された車両用ファーサイドエアバッグ装置10において、ECU42が、ニア側のインフレータ26をファー側のインフレータ26よりも遅れて着火させる(ディレイ着火する)構成にしてもよい。それにより、ファー側のエアバッグ20がニア側のエアバッグ20から受ける反力を増大させることができる。また、図6に示される変形例60のように、エアバッグ20が後方延長部20Bや前後仕切りテザー24を備えていない構成においても、ニア側のエアバッグ20によって、ファー側のエアバッグ20に反力を付与することができるので、上記の反力効果が得られる。
<実施形態の補足説明>
前記各実施形態では、エアバッグ20が前後仕切りテザー24によって前バッグ部30と後バッグ部32とに仕切られた構成にしたが、本発明はこれに限らず、前後仕切りテザー24が省略された構成にしてもよい。その場合、前後仕切りテザー24(仕切布)の代わりに、厚み規制用のテザーをエアバッグ20の前後方向中間部に設定し、エアバッグ20の車幅方向の膨張幅を規制することが好ましい。
また、前記各実施形態では、エアバッグ20が乗員Pの頭部Hから腹部までを拘束可能な大きさに形成された構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。エアバッグ20の下端部に乗員Pの腰部Lを拘束する腰拘束部を設ける構成(エアバッグ20が頭部Hから腰部Lまでを拘束可能な大きさに形成された構成)にしてもよい。
また、本発明における前後仕切りテザーの構成は、前記各実施形態における前後仕切りテザー24の構成に限らず、肩拘束部32Aの前面の形状、肩拘束部の幅寸法、連通口の位置及び数などは、適宜変更することができる。
また、前記各実施形態では、エアバッグ20の後方延長部20Bがシートバック14の背面よりも車両後方側へ膨張展開する構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。後方延長部は、エアバッグのシートバックフレームへの固定部位よりも車両後方側へ膨張展開するものであればよい。
また、前記各実施形態では、エアバッグ20がインフレータ26を介してシートバックフレーム15のサイドフレーム15Aに固定された構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、インフレータが装着されたディフューザを介してエアバッグがシートバックフレームに固定される構成にしてもよい。その場合、エアバッグにおいてディフューザが位置する部位が、シートバックフレームへのエアバッグの固定部位とされる。
また、前記各実施形態では、車両用ファーサイドエアバッグ装置10が車両の1列目のシート(運転席や助手席)に搭載された構成にしたが、これに限るものではない。本発明の車両用ファーサイドエアバッグ装置は、車両の2列目のシートや、3列目のシートに対しても適用することができる。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは勿論である。
10 車両用ファーサイドエアバッグ装置
12 車両用シート
12L、12R 車両用シート
14 シートバック
14A トンネル側サイド部(車幅方向中央側の側部)
15 シートバックフレーム
20 エアバッグ
20A 乗員拘束部
20B 後方延長部
24 前後仕切りテザー
26 インフレータ
30 前バッグ部
32 後バッグ部
38 上側連通口
40 下側連通口

Claims (4)

  1. 車両用シートのシートバックにおける車幅方向中央側の側部内に設けられ、起動することによりガスを発生させるインフレータと、
    前記側部内でシートバックフレームに固定され、前記ガスが内部に供給されることにより、乗員拘束部が前記側部の車両前方側へ膨張展開すると共に、後方延長部が前記固定された部位よりも車両後方側へ膨張展開するエアバッグと、
    前記エアバッグを前バッグ部と後バッグ部とに仕切ると共に、前記後バッグ部内に収容された前記インフレータからのガスを前記前バッグ部内に供給するための連通口が形成された前後仕切りテザーと、
    を備え、
    前記後方延長部は、前記後バッグ部に設けられている車両用ファーサイドエアバッグ装置。
  2. 前記後方延長部は、前記シートバックの背面よりも車両後方側へ膨張展開するように形成されている請求項1に記載の車両用ファーサイドエアバッグ装置。
  3. 前記乗員拘束部は、前記前バッグ部によって乗員の胸部及び腹部の前部並びに頭部を拘束し、前記後バッグ部によって乗員の胸部及び腹部の後部並びに肩部を拘束するように形成されている請求項1又は請求項2に記載の車両用ファーサイドエアバッグ装置。
  4. 前記連通口は、前記エアバッグが膨張展開した状態で前記後バッグ部内の上部と前記前バッグ部内の上部とを上下方向に相互に連通させた上側連通口と、前記後バッグ部内の下部と前記前バッグ部内の下部とを前後方向に相互に連通させた下側連通口とを含んで構成されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用ファーサイドエアバッグ装置。
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