JP5947739B2 - 自動水栓 - Google Patents
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Description
前記給水路から前記吐水口に至る流路を開閉する開閉弁と、
この開閉弁の開弁状態・閉弁状態を切り換えるための使用者の操作を受け付ける吐止水操作手段と、
前記吐水領域に向けて光を投射する発光部、及び検知対象物による反射光を受光する受光部を含む対象物検知センサと、
この対象物検知センサが出力するセンサ信号を利用して前記吐水領域に検知対象物が存在するか否かを判定する対象物判定手段と、
前記吐止水操作手段の操作に応じて前記開閉弁の開閉制御を実行し、連続吐水状態と止水状態とを切り換える連続吐水制御手段と、
前記対象物判定手段による判定結果を利用して前記開閉弁の開閉制御を実行する自動吐水制御手段と、
水が溜められて水面が形成される溜水状態が前記吐水領域内で発生しているか否かを判定する溜水判定手段と、を備え、
前記連続吐水制御手段の制御により前記連続吐水状態から前記止水状態に切り換えられた場合、その切換制御が実行されてから前記溜水判定手段により前記溜水状態が発生していないと判定されるまでの溜水判定期間と、前記溜水状態が発生していないと判定された後の非判定期間とで、動作モードが相違しており、
前記溜水判定期間では、前記自動吐水制御手段の制御による誤吐水を阻止する誤吐水阻止モードで動作する自動水栓にある(請求項1)。
この場合には、前記溜水判定期間において前記開閉弁を閉弁状態に保持することにより吐水を規制(禁止)すれば、前記溜水状態の発生中の誤吐水を確実性高く回避できる。
前記誤吐水阻止モードは、前記対象物判定手段が実行する閾値処理について、前記検知対象物が存在すると判定され難い閾値が適用される動作モードである(請求項3)。
前記溜水判定手段は、前記水面検知センサによる前記水面の検知状態の継続中の期間、及び前記水面検知センサによる検知結果が検知状態から非検知状態に切り換わった後、所定時間が経過するまでの期間を、前記溜水状態の発生中と判定し、
前記水面検知センサによる検知結果が検知状態から非検知状態に切り換わった後、この非検知状態が前記所定時間を超えて維持されたときに前記溜水状態が発生していないと判定する(請求項4)。
この場合には、自動吐水により溜水したいとき、前記溜水状態の発生に起因する誤止水を未然に抑制できる。
(実施例1)
本例は、自動吐水機能を備えるキッチン用の自動水栓1に関する例である。この内容について、図1〜図16を参照して説明する。
図1の自動水栓1は、キッチンカウンター15に適用された水栓である。キッチンカウンタ−15には、凹状に窪むシンク151が設けられ、シンク151の最深部には排水口152が設けられている。自動水栓1の水栓金具16は、キッチンカウンター15の上面をなすカウンタートップ156に立設されている。
撮像制御手段311は、撮像動作が行われる動作期間と非動作期間が交互に現れる間欠動作が行われるようにラインセンサ261を制御する。撮像制御手段311は、前回の動作期間が終了してから所定のインターバル時間(本例では、0.3〜0.5秒程度。)が経過するまでラインセンサ261への電源供給を停止して非動作期間を設定し、インターバル時間が経過したときに電源供給を再開して動作期間を設定する。
自動水栓1に電源が投入されると、制御ユニット3は、図8のごとく、まず、タッチレスセンサ167に対する手動操作を判定する手動操作有無判定処理P10、手動操作による連続吐水状態であるか否かを判定する連続吐水状態判定処理P11を実行する。制御ユニット3は、手動操作(マニュアル装置)有りと判定したとき、以降のP12〜P14の処理に優先して手動操作に応じた吐止水制御処理P15を実行する。
図12は、溜水状態の検知機能を備え、溜水状態検知に応じて誤吐水阻止モードが設定される他の自動水栓の例である。この自動水栓でボウル等の容器に自動吐水に溜水しようとする場合、吐水領域に容器を差し入れることで自動吐水が開始される(同図中の丸囲み数字1の状態)。溜水が進むに伴ってその水面が上昇すると、溜水状態検知を契機として誤吐水阻止モードが設定される(同図中の丸囲み数字2の状態)。誤吐水阻止モードが設定された場合、検知対象物が検知されていても自動吐水が禁止されて、溜水を完了することなく吐水が終了されてしまう(同図中の丸囲み数字3の状態)。
本例では、検知センサ2と制御ユニット3とを別体で構成している。これに代えて、検知センサ2と制御ユニット3とを一体的に構成し、自動水栓1に収容することも良い。
なお、本例では、対象物判定のための閾値処理の対象となる数値的な指標として、反射光の入射位置を採用している。数値的な指標としては、反射光の強度など他の指標であっても良い。
Claims (5)
- 給水路から供給された水を吐水領域に向かって吐水する吐水口と、
前記給水路から前記吐水口に至る流路を開閉する開閉弁と、
この開閉弁の開弁状態・閉弁状態を切り換えるための使用者の操作を受け付ける吐止水操作手段と、
前記吐水領域に向けて光を投射する発光部、及び検知対象物による反射光を受光する受光部を含む対象物検知センサと、
この対象物検知センサが出力するセンサ信号を利用して前記吐水領域に検知対象物が存在するか否かを判定する対象物判定手段と、
前記吐止水操作手段の操作に応じて前記開閉弁の開閉制御を実行し、連続吐水状態と止水状態とを切り換える連続吐水制御手段と、
前記対象物判定手段による判定結果を利用して前記開閉弁の開閉制御を実行する自動吐水制御手段と、
水が溜められて水面が形成される溜水状態が前記吐水領域内で発生しているか否かを判定する溜水判定手段と、を備え、
前記連続吐水制御手段の制御により前記連続吐水状態から前記止水状態に切り換えられた場合、その切換制御が実行されてから前記溜水判定手段により前記溜水状態が発生していないと判定されるまでの溜水判定期間と、前記溜水状態が発生していないと判定された後の非判定期間とで、動作モードが相違しており、
前記溜水判定期間では、前記自動吐水制御手段の制御による誤吐水を阻止する誤吐水阻止モードで動作する自動水栓。 - 請求項1において、前記誤吐水阻止モードは、前記対象物判定手段によって検知対象物が存在していると判定された場合であっても前記開閉弁が閉弁状態に保持される動作モードである自動水栓。
- 請求項1において、前記対象物判定手段は、前記センサ信号が表す数値的な指標、あるいは前記センサ信号を利用して算出した数値的な指標に関する閾値処理によって検知対象物が存在するか否かを判定するように構成され、
前記誤吐水阻止モードは、前記対象物判定手段が実行する閾値処理について、前記検知対象物が存在すると判定され難い閾値が適用される動作モードである自動水栓。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、発光動作に応じて発生した反射光を受光することにより前記水面の有無を光学的に検知する水面検知センサを備え、
前記溜水判定手段は、前記水面検知センサによる前記水面の検知状態が継続している期間、及び前記水面検知センサによる検知結果が検知状態から非検知状態に切り換わった後、所定時間が経過するまでの期間を、前記溜水状態の発生中と判定する一方、
前記水面検知センサによる検知結果が検知状態から非検知状態に切り換わった後、この非検知状態が前記所定時間を超えて維持されたときに前記溜水状態が発生していないと判定するように構成されている自動水栓。 - 請求項1〜4のいずれか1項において、前記自動吐水制御手段は、前記対象物判定手段による判定結果に応じて前記開閉弁を開弁したとき、前記溜水判定手段による判定結果に関わらず、前記対象物判定手段により検知対象物が存在すると判定されている限り開弁状態を保持し、検知対象物が存在していないと判定されたときに閉弁状態に切り換えるように構成されている自動水栓。
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JP2013071812A JP5947739B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 自動水栓 |
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2013
- 2013-03-29 JP JP2013071812A patent/JP5947739B2/ja active Active
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