JP5945893B2 - 液晶材料の製造方法 - Google Patents
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Description
aは1、2又は3を表し、
A1及びA2はそれぞれ独立に(a) トランス−1,4−シクロへキシレン基(この基中に存在する1個のメチレン基又は隣接していない2個以上のメチレン基は−O−又は−S−に置き換えられてもよい)、
(b) 1,4−フェニレン基(この基中に存在する1個の−CH=又は隣接していない2個以上の−CH=は窒素原子に置き換えられてもよい)及び
(c) 1,4−ビシクロ(2.2.2)オクチレン基、ナフタレン−2,6−ジイル基、デカヒドロナフタレン−2,6−ジイル基及び1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイル基、並びにクロマン−2,6−ジイル基
からなる群より選ばれる基を表すが、上記の基(a)、基(b)又は基(c)に含まれる水素原子はそれぞれフッ素原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基又は塩素原子で置換されていても良く、A1が複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていても良く、
Z1は単結合、−CH2CH2−、−CH=CH−、−C≡C−、−CH2O−、−OCH2−、−CF2O−、−OCF2−、−COO−又は−OCO−を表すが、Z1が複数存在する場合、複数存在するZ1は同一であっても異なっていても良く、
Y1は水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数1〜6のアルコキシ基又は炭素数2〜6のアルケニルオキシ基を表す。)で表される化合物を、有機溶媒に溶解した後に、得られた溶液から結晶を析出させるか、又は得られた溶液をカラムクロマトグラフィーにより精製した後に結晶を析出させ、いずれかの方法により析出させた結晶を溶液からろ取し、その後、ろ取した結晶に含まれる再結晶に使用した溶媒を留去することによる、結晶状態の一般式(1)で表される化合物の製造方法であって、
一般式(1)で表される化合物の比抵抗値を、式(A−1)及び(A−2)で表される化合物
結晶状態として得られる一般式(1)で表される化合物の該比抵抗値の定義による比抵抗値が8.0×1011Ω・m以上であり、
析出させた結晶をろ過する際に結晶とともに存在する溶液中の溶媒が、非極性溶媒と極性溶媒の混合溶媒を含有する溶媒であり、
カラムクロマトグラフィーによる精製を行わずに得られた溶液から結晶を析出させる方法を経た場合には、製造において使用される非極性溶媒が以下の(i)の条件を満たし、極性溶媒が以下の(ii)の条件を満たし、
カラムクロマトグラフィーによる精製の後に結晶を析出させる方法を経た場合には、カラムクロマトグラフィーにより溶出された溶液中の溶媒を留去するかしないかに関わらず、カラムクロマトグラフィーによる精製の後に非極性溶媒を添加するときは、該非極性溶媒が以下の(i)の条件を満たし、極性溶媒を添加するときは、極性溶媒が以下の(ii)の条件を満たし、
(i)該非極性溶媒が、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.05ppb以下である炭化水素系溶媒から選択される単一又は混合溶媒であり、
(ii)該極性溶媒がリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が1.0ppb以下であるアルコール類溶媒、ケトン類溶媒、エステル類溶媒、エーテル類溶媒若しくはニトリル類溶媒から選択される単一又は混合溶媒である、
結晶状態の一般式(1)で表される化合物の製造方法、2.その際に行う再結晶方法、3.本願製造方法により得られた液晶化合物、4.本願製造方法により得られた液晶化合物を含有する液晶組成物、5.本願製造方法により得られた液晶化合物を含有する液晶組成物を使用した液晶表示素子を提供する。
(あ) 一般式(1)で表される化合物を有機溶媒に溶解する工程
(い) (あ)で得られた溶液をカラムクロマトグラフィーに注ぎ一般式(1)で表される化合物を精製剤に担持する工程
(う) カラムクロマトグラフィーに展開溶媒を流し一般式(1)で表される化合物を溶出させる工程
(え) (あ)で得られた溶液から結晶を析出させる工程
(お) (う)で得られた溶液から結晶を析出させる工程
(か) (う)で得られた溶液から溶媒を完全に留去した後、新たに有機溶媒に溶解し結晶を析出させる工程
(き) (う)で得られた溶液から溶媒を一部留去した後、結晶を析出させる工程
(く) (う)で得られた溶液から溶媒を一部留去した後、又は溶媒を留去せずに有機溶媒を添加し溶媒量を調整した後に結晶を析出させる工程
(け) (え)〜(く)のいずれかにより析出させた結晶をろ過する工程
(こ) (け)によって得られた結晶から再結晶に使用した溶媒を留去する工程
を組み合わせた一般式(1)で表される化合物の製造方法である。ただし、(い)及び(う)の工程は省略することが可能である。
(a)(あ)で使用する有機溶媒の成分として極性溶媒を使用する。
(b)(い)の操作時に極性溶媒を使用する。
(c)(う)の展開溶媒に極性溶媒を添加する。
(d)(え)〜(く)の工程前、工程中又は工程の直後に極性溶媒を添加する。
(e)(け)の工程の直前又は工程中に極性溶媒を添加する。
(f)精製前の一般式(1)で表される化合物に不純物として極性溶媒が含まれている。
・(あ)→(い)→(う)→極性溶媒添加→(お)→(け)→(こ)
・(あ)→(い)→(う)→(お)→極性溶媒添加→(け)→(こ)
・(あ)→(い)→(う)→極性溶媒添加→(き)→(け)→(こ)
・(あ)→(い)→(う)→(き)→極性溶媒添加→(け)→(こ)
・(あ)→(い)→(う)→(か)の工程中、結晶析出前に極性溶媒添加→(け)→(こ)
・(あ)→(い)→(う)→(か)→極性溶媒添加→(け)→(こ)
・(あ)→(い)→(う)→(く)の工程中、結晶析出前に極性溶媒添加→(け)→(こ)
・(あ)→(い)→(う)→(く)→極性溶媒添加→(け)→(こ)
・(あ)→極性溶媒添加→(え)→(け)→(こ)
・(あ)→(え)→極性溶媒添加→(け)→(こ)
・(あ)で得られた溶液に極性溶媒添加→(い)→(う)→(お)→(け)→(こ)
・(あ)→(い)→(う)の展開溶液に極性溶媒添加→(お)→(け)→(こ)
極性溶媒にはリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が1.0ppb以下であるアルコール類溶媒、ケトン類溶媒、エステル類溶媒、エーテル類溶媒若しくはニトリル類溶媒から選択される単一又は混合溶媒を使用すればよいが、その調製方法は問わない。使用しようとする溶媒の上記イオン濃度の総和が1.0ppbを超える場合には、例えばイオン交換樹脂、シリカゲル、アルミナ等の精製剤を単一又は組み合わせて処理することにより、1.0ppb以下とすることができる。
(実施例1) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(1)
式(A−1)及び(A−2)
この式(1−1)で表される化合物25gをヘキサン100mLに溶解し、10gのシリカゲル及び10gのアルミナを二層に充填したカラムクロマトグラフィー(直径3cm)に注ぎ、溶液表面が充填剤層と一致するまで流した。更に展開溶媒としてヘキサン100mLを加え、充填剤に吸着している化合物を溶出させた。得られた溶液約220mLにリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.20ppbであるエタノール4mLを加え、5℃で10分間撹拌して晶析させた後−18℃の冷凍庫内で16時間静置した。結晶分をろ取するため、フィルター付きのヌッチェに注いだ。フィルター上に得られた結晶の帯電電位を測定したところ、0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。得られた結晶をナスフラスコに移し、真空ポンプにより減圧し(266Pa)、ナスフラスコを回転させながら溶媒を留去した。この際、45℃の湯浴にフラスコを浸し、温度制御を行った。20時間後、式(1−1)で表される化合物22.5gを粉末状の結晶として得た。結晶中の残留溶媒量は60ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は2.0×1012Ω・mであった。
(比較例1)式(1−1)で表される化合物の再結晶(2)
実施例1において、カラムクロマトグラフィーの後に得られた溶液約220mLにエタノールを加えることなく結晶の晶析操作を行い、フィルター付きのヌッチェに注いだ。ろ取した結晶の帯電電位の絶対値は22.0kV以上であった。この帯電した結晶が導体との間にブラシ放電を発生した場合、ヘキサンの最小着火エネルギー(0.24mJ)と同等以上の放電エネルギーになると推定される。そのため、条件が重なると溶媒のヘキサンに引火する危険がある。また、ろ過の際に金属製の器具を使用した場合、接地の不備があると、静電誘導、電荷分離等により金属製の器具に不安定な電荷が発生し、着火性の火花放電を起こす可能性が考えられ、非常に危険である。
(実施例2) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(3)
実施例1において、エタノールの代わりにリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.13ppbであるアセトン4mLを使用し、同様に操作を行った。フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は22.4gであった。結晶中の残留溶媒量は58ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は2.4×1012Ω・mであった。
(実施例3) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(4)
実施例1において、カラムクロマトグラフィーの後に得られた溶液約220mLから溶媒を減圧下に留去して約150mLとした後にリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.20ppbであるエタノール4mLを加え、同様に操作を行った。フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は23.4gであり、収率の向上が見られた。結晶中の残留溶媒量は58ppmであり、純度は99.97%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は1.8×1012Ω・mであった。
(実施例4) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(5)
実施例1において、カラムクロマトグラフィーの後に得られた溶液約220mLにエタノールを加えることなく晶析操作を行い、結晶をろ取する直前にリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.20ppbであるエタノール4mLを加え、1分程度撹拌した後にフィルター付きのヌッチェに注ぎ、その後は同様の乾燥操作を行った。フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は22.4gであった。結晶中の残留溶媒量は62ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は2.0×1012Ω・mであった。
(実施例5) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(6)
実施例1において、カラムクロマトグラフィーの後に得られた溶液約220mLから溶媒を減圧下に留去し、得られた固体24.9gをリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.03ppbであるヘキサン50mLに加温溶解し、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.20ppbであるエタノール1mLを加え、晶析操作以降を同様に行った。フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は24.0gであり、収率の向上が見られた。結晶中の残留溶媒量は50ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は2.2×1012Ω・mであった。
(実施例6) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(7)
実施例5において、カラムクロマトグラフィーの際の式(1−1)で表される化合物の溶解にヘキサン/トルエン混合溶媒(体積比4/1)50mLを用い、展開溶媒にヘキサン/トルエン混合溶媒(体積比4/1)75mLを用いて以後同様の操作を行った。フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は23.8gであった。結晶中の残留溶媒量は65ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は1.8×1012Ω・mであった。
(比較例2) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(8)
市販の一級グレード品のヘキサンのイオン濃度を分析したところ、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和は0.20ppbであった。実施例5において、カラムクロマトグラフィー後に得られた溶液から溶媒を減圧下に留去し得られた固体24.9gをこのヘキサン50mLに加温溶解し、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.20ppbであるエタノール1mLを加え、晶析操作以降を同様に行った。得られた式(1−1)で表される化合物を液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は5.6×1011Ω・mであった。精製工程前と比較し比抵抗値の向上が十分ではなく、液晶表示素子用の液晶組成物材料としては使用することができなかった。
(比較例3) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(9)
市販の一級グレード品のアセトンのイオン濃度を分析したところ、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が1.35ppbであった。実施例5において、カラムクロマトグラフィー後に得られた溶液から溶媒を減圧下に留去し得られた固体24.9gをリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.03ppbであるヘキサン50mLに加温溶解し、一級グレード品のアセトン1mLを加え、晶析操作以降を同様に行った。得られた式(1−1)で表される化合物を液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は3.2×1011Ω・mであった。精製工程前と比較し比抵抗値の向上が十分ではなく、液晶表示素子用の液晶組成物材料としては使用することができなかった。
(実施例7) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(10)
実施例1において、カラムクロマトグラフィーの後に得られた溶液約220mLから溶媒を減圧下に留去し、得られた固体24.9gをリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.03ppbであるヘキサン50mLに加温溶解し、同様の晶析操作を行った。結晶をろ取する直前にリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.20ppbであるエタノール1mLを加え、1分程度撹拌した後にフィルター付きのヌッチェに注ぎ、その後は同様の乾燥操作を行った。フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は23.9gであった。結晶中の残留溶媒量は60ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は2.0×1012Ω・mであった。
(実施例8) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(11)
式(A−1)及び(A−2)
を各50%ずつ含む、比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に、式(1−1)
で表される化合物(純度99.90%)を20%添加した液晶組成物の比抵抗値は1.0×1011Ω・mであった。
この式(1−1)で表される化合物25gをリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.03ppbであるヘキサン50mLに加温溶解し、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.20ppbであるエタノール1mLを加え、5℃で10分間撹拌して晶析させた後−18℃の冷凍庫内で16時間静置した。結晶分をろ取するため、フィルター付きのヌッチェに注いだ。フィルター上に得られた結晶の帯電電位を測定したところ、0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。得られた結晶をナスフラスコに移し、真空ポンプにより減圧し(266Pa)、ナスフラスコを回転させながら溶媒を留去した。この際、45℃の湯浴にフラスコを浸し、温度制御を行った。20時間後、式(1−1)で表される化合物23.8gを粉末状の結晶として得た。結晶中の残留溶媒量は60ppmであり、純度は99.97%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は1.6×1012Ω・mであった。
(実施例9) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(12)
実施例8において、式(1−1)で表される化合物25gをリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.03ppbであるヘキサン50mLに加温溶解し、エタノールを加えることなく同様の晶析操作を行った。結晶をろ取する直前にリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.20ppbであるエタノール1mLを加え、1分程度撹拌した後にフィルター付きのヌッチェに注ぎ、その後は同様の乾燥操作を行った。フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は24.0gであった。結晶中の残留溶媒量は65ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は1.8×1012Ω・mであった。
(実施例10) 式(1−1)で表される化合物の再結晶(13)
実施例1において、カラムクロマトグラフィーの際の式(1−1)で表される化合物の溶解にヘキサン/エタノール混合溶媒(体積比50/1)100mLを用い、展開溶媒にヘキサン/エタノール混合溶媒(体積比50/1)100mLを用い、得られた溶液にエタノールを添加することなく晶析以降の操作を同様に行った。フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は22.3gであった。結晶中の残留溶媒量は58ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は1.4×1012Ω・mであった。
(実施例11)式(1−1)で表される化合物の再結晶(14)
実施例1において、結晶のろ取工程にPTFE製のろ布を取り付けた遠心ろ過器を使用し、他は同様の操作を行った。ろ布上に得られた結晶の帯電電位の絶対値は0.2kVであり、静電気の帯電はほとんど見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は22.5gであった。結晶中の残留溶媒量は55ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は1.4×1012Ω・mであった。
(実施例12)イオン交換樹脂による再結晶溶媒の処理
市販の一級グレード品のエタノールのイオン濃度を分析したところ、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が1.84ppbであった。ガラス製クロマトグラフ管に陽イオン交換樹脂及び陰イオン交換樹脂の混合物5gを充填し、一級グレード品のエタノール50mLを通液してイオン交換樹脂を洗浄した。その後、一級グレード品のエタノール100mLを通液して清浄なガラスフラスコに採取した。得られたエタノールを分析したところ、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和は0.15ppbであった。この得られたエタノールを使用し、実施例1記載の方法と同様の操作を行ったところ、フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は22.5gであった。結晶中の残留溶媒量は56ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は2.4×1012Ω・mであった。
(実施例13)シリカゲル及びアルミナによる溶媒の処理
市販の一級グレード品のヘキサンのイオン濃度を分析したところ、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和は0.20ppbであった。ガラス製クロマトグラフ管にシリカゲル及びアルミナをそれぞれ5g充填し、一級グレード品のヘキサン50mLを通液して洗浄した。その後、一級グレード品のヘキサン150mLを通液して清浄なガラスフラスコに採取した。得られたヘキサンを分析したところ、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和は0.03ppbであった。この得られたヘキサンを使用し、実施例1記載の方法と同様の操作を行ったところ、フィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。乾燥後に得られた式(1−1)で表される化合物は22.4gであった。結晶中の残留溶媒量は60ppmであり、純度は99.98%であった。得られた式(1−1)で表される化合物を比抵抗値が1.0×1013Ω・mである液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物の比抵抗値は2.2×1012Ω・mであった。
(実施例14)
実施例1において、式(1−1)で表される化合物の代わりに下表に示す化合物を用い、同様の操作を行った。何れの化合物も、ろ過操作時のフィルター上に得られた結晶の帯電電位は0.0kVであり、静電気の帯電は見られなかった。なお表中の比抵抗値は、それぞれの化合物を液晶組成物(M−1)に20%添加した液晶組成物のものである。
Claims (20)
- 一般式(1)
aは1、2又は3を表し、
A1及びA2はそれぞれ独立に(a) トランス−1,4−シクロへキシレン基(この基中に存在する1個のメチレン基又は隣接していない2個以上のメチレン基は−O−又は−S−に置き換えられてもよい)、
(b) 1,4−フェニレン基(この基中に存在する1個の−CH=又は隣接していない2個以上の−CH=は窒素原子に置き換えられてもよい)及び
(c) 1,4−ビシクロ(2.2.2)オクチレン基、ナフタレン−2,6−ジイル基、デカヒドロナフタレン−2,6−ジイル基及び1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイル基、並びにクロマン−2,6−ジイル基
からなる群より選ばれる基を表すが、上記の基(a)、基(b)又は基(c)に含まれる水素原子はそれぞれフッ素原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基又は塩素原子で置換されていても良く、A1が複数存在する場合、それらは同一であっても異なっていても良く、
Z1は単結合、−CH2CH2−、−CH=CH−、−C≡C−、−CH2O−、−OCH2−、−CF2O−、−OCF2−、−COO−又は−OCO−を表すが、Z1が複数存在する場合、複数存在するZ1は同一であっても異なっていても良く、
Y1は水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数1〜6のアルコキシ基又は炭素数2〜6のアルケニルオキシ基を表す。)で表される化合物を、有機溶媒に溶解した後に、得られた溶液から結晶を析出させるか、又は得られた溶液をカラムクロマトグラフィーにより精製した後に結晶を析出させ、いずれかの方法により析出させた結晶を溶液からろ取し、その後、ろ取した結晶に含まれる再結晶に使用した溶媒を留去することによる、結晶状態の一般式(1)で表される化合物の製造方法であって、
一般式(1)で表される化合物の比抵抗値を、式(A−1)及び(A−2)で表される化合物
結晶状態として得られる一般式(1)で表される化合物の該比抵抗値の定義による比抵抗値が8.0×1011Ω・m以上であり、
析出させた結晶をろ過する際に結晶とともに存在する溶液中の溶媒が、非極性溶媒と極性溶媒の混合溶媒を含有する溶媒であり、
カラムクロマトグラフィーによる精製を行わずに得られた溶液から結晶を析出させる方法を経た場合には、製造において使用される非極性溶媒が以下の(i)の条件を満たし、極性溶媒が以下の(ii)の条件を満たし、
カラムクロマトグラフィーによる精製の後に結晶を析出させる方法を経た場合には、カラムクロマトグラフィーにより溶出された溶液中の溶媒を留去するかしないかに関わらず、カラムクロマトグラフィーによる精製の後に非極性溶媒を添加するときは、該非極性溶媒が以下の(i)の条件を満たし、極性溶媒を添加するときは、極性溶媒が以下の(ii)の条件を満たし、
(i)該非極性溶媒が、リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.05ppb以下である炭化水素系溶媒を用い、該炭化水素系溶剤はへキサン並びにその構造異性体、ヘプタン並びにその構造異性体、オクタン並びにその構造異性体、石油エーテルから選択される単一又は混合溶媒であり、
(ii)該極性溶媒がリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が1.0ppb以下であるメタノール、エタノール、アセトン又は2−ブタノンから選択される単一又は混合溶媒であり、
前記非極性溶媒として炭化水素系溶媒を用い、該炭化水素系溶剤はへキサン並びにその構造異性体、ヘプタン並びにその構造異性体、オクタン並びにその構造異性体、石油エーテルから選択される単一又は混合溶媒を用い、
前記極性溶媒として、メタノール、エタノール、アセトン又は2−ブタノンから選択される単一又は混合溶媒を用い、
結晶をろ取する直前までに使用する溶媒のうち、前記炭化水素系溶媒の割合が90体積%以上である、
結晶状態の一般式(1)で表される化合物の製造方法。 - 一般式(1)において、Y1がフッ素原子を表す請求項1又は2記載の製造方法。
- 一般式(1)において、R1がメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基又はペンチル基であり、Z1が単結合、−CH2CH2−、−CF2O−又は−OCF2−を表す請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(1)においてR1及びY1がそれぞれ独立的にメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ビニル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペントキシ基、3−ブテニルオキシ基又は4−ペンテニルオキシ基を表し、Z1が単結合、−CH2CH2−、−CH2O−、−OCH2−、−CF2O−又は−OCF2−を表す請求項1又は5記載の製造方法。
- 再結晶の結晶の析出時の溶媒の使用量を、1gの一般式(1)であらわされる化合物に対して0.5mL〜100mLとなるよう、
リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.05ppb以下である炭化水素系溶媒を用い、該炭化水素系溶剤はへキサン並びにその構造異性体、ヘプタン並びにその構造異性体、オクタン並びにその構造異性体、石油エーテルから選択される単一又は混合溶媒、
及び/又はリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が1.0ppb以下であるメタノール、エタノール、アセトン又は2−ブタノンから選択される単一又は混合溶媒、
を加える請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法。 - 請求項1記載の極性溶媒を結晶の析出後であって、ろ取前に添加する請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項1記載の極性溶媒をカラムクロマトグラフィーによる精製の後であって、結晶析出の前に添加する請求項1〜9のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項1記載の極性溶媒をカラムクロマトグラフィーによる精製の際に使用する展開溶媒に添加する請求項1〜10のずれかに記載の製造方法。
- メタノール、エタノール、アセトン又は2−ブタノンから選択される単一又は混合溶媒をカラムクロマトグラフィーによる精製の前に添加する請求項1〜11のいずれかに記載の製造方法。
- カラムクロマトグラフィーによる精製後に得られた溶液をそのまま結晶の析出工程で使用する請求項1〜7、9〜12のいずれかに記載の製造方法。
- カラムクロマトグラフィーによる精製後に得られた溶液から溶媒の一部を留去した後に結晶の析出工程を行う請求項1〜12のいずれかに記載の製造方法。
- カラムクロマトグラフィーによる精製後に得られた溶液から溶媒を留去した後に、
リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.05ppb以下である炭化水素系溶媒を用い、該炭化水素系溶剤はへキサン並びにその構造異性体、ヘプタン並びにその構造異性体、オクタン並びにその構造異性体、石油エーテルから選択される単一又は混合溶媒、
及びリチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が1.0ppb以下であるメタノール、エタノール、アセトン又は2−ブタノンから選択される単一又は混合溶媒
を加え、溶解した後に結晶の析出工程を行う請求項1〜12のいずれかに記載の製造方法。 - 結晶の析出工程の直前において、(1)リチウムイオン、ナトリウムイオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの濃度の総和が0.05ppb以下である炭化水素系溶媒を用い、該炭化水素系溶剤はへキサン並びにその構造異性体、ヘプタン並びにその構造異性体、オクタン並びにその構造異性体、石油エーテルから選択される単一又は混合溶媒を添加して、溶液量を調節する請求項1〜15のいずれかに記載の製造方法。
- 精製に使用する溶媒のうち少なくとも一種類がイオン交換樹脂で処理した溶媒である請求項1〜16のいずれかに記載の製造方法。
- 精製に使用する溶媒のうち少なくとも一種類がカラムクロマトグラフィーで処理した溶媒である請求項1〜17のいずれかに記載の製造方法。
- カラムクロマトグラフィーによる精製時に充填剤としてシリカゲル、アルミナ又はそれらの混合物を使用する請求項1〜18のいずれかに記載の製造方法。
- 結晶状態として得られる一般式(1)で表される化合物の該比抵抗値が1.0×1012Ω・m以上を示す請求項1〜19のいずれかに記載の製造方法。
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