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JP5936360B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道車両に搭載される車両用空気調和装置に関するものである。
従来の車両用空気調和装置は、天井形、床下形、セパレート形などさまざまな搭載方式があり、空気の吹出し方にも集中式や拡散式などさまざまな方式がある。
また、車両用空気調和装置は、室外熱交換器、室外送風機、圧縮機等を含む室外機と、室内熱交換器、室内送風機等を含む室内機と、から構成されている。そして、室外機に搭載されている圧縮機などの要素機器と室内機に搭載されている要素機器とが配管接続され、冷媒を循環させることで冷凍サイクルを形成している。このような車両用空気調和装置は、室外機では室外送風機により吸い込んだ外気を用いて室外熱交換器を冷却し、熱交換した外気を再び外に吐き出し、室内機では室内送風機を稼動させ、車内の空気および車外の空気を室内熱交換器で熱交換させ、熱交換した空気を室内に吐き出すようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−38264号公報(第3−4頁、第1図)
特許文献1に記載されているような従来の車両用空気調和装置は、室外熱交換器の冷却には室外送風機によって車外から取り込まれた外気を利用するため、以下のような問題点があった。
(あ)空気調和装置の稼動時には、室外送風機による振動、騒音が生じる。
(い)車両の高速走行時には、走行風の影響により吸い込みの抵抗が増大するため、十分な風量を確保するには大型の室外送風機を搭載する必要がある。
(う)近年の車両用空気調和装置には、小型化、軽量化が求められており、大型の送風機はその要請に適さず、さらにはコストやランニングコストの面においても好ましくない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、小型化や軽量化の要請に応え、稼動時における振動や騒音を抑制し、車両の走行時における十分な風量を確保することができる車両用空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明に係る車両用空気調和装置は、室外機を備え、前記室外機に取り込む空気の風路が形成されている車両に設置される車両用空気調和装置であって、前記室外機は、前記風路と連通する筐体と、前記筐体の底部から前記風路に一部を突出させて対向配置された2つの室外熱交換器と、前記筐体の内部に設置され、前記室外熱交換器に空気を供給する室外送風機と、を備え、前記2つの室外熱交換器は、前記車両の走行方向に対して前後に分けて、各室外熱交換器の上端及び下端の両端部のうち、前記車両に接続される方の上端同士の幅が、他方の下端同士の幅よりも広くなるように傾斜配置され、前記風路の導入角度が15〜35°であるものである。
本発明に係る車両用空気調和装置によれば、車両の走行により得られる走行風を有効に利用することができるので、室外送風機の騒音、振動を抑えることができ、また室外送風機の小型化、軽量化が可能になる。
本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置の高速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置の高速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置の低速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置の低速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置の停車時における風流れを説明するための概略縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置の停車時における風流れを説明するための概略斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用空気調和装置の高速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用空気調和装置の高速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用空気調和装置の停車時における風流れを説明するための概略縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る車両用空気調和装置の高速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る車両用空気調和装置の高速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る車両用空気調和装置の高速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。 本発明の実施の形態4に係る車両用空気調和装置の高速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。 本発明の実施の形態1〜4に係る車両用空気調和装置の構造を決定するパラメータを示した概略縦断面図である。 本発明の実施の形態1〜4に係る車両用空気調和装置の風路の高さと得られる風量との関係を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1〜4に係る車両用空気調和装置の風路の導入角度と得られる風量との関係を説明するための説明図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置100の高速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。図2は、車両用空気調和装置100の高速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。図1及び図2に基づいて、車両用空気調和装置100の高速走行時における風流れについて説明する。なお、図1及び図2を含め、以下の各図面は、模式的に描かれたものであって、本発明はそれらの図面に描かれた形態に限定されるものではない。また、図1及び図2を含め、以下の図面においては、各構成部材同士の大きさの関係を限定するものではなく、実際のものとは異なる場合がある。
(車両用空気調和装置100の概略構成)
図1に示すように、車両用空気調和装置100は、室外機3と、図示しない室内機と、これらを接続する接続手段とから構成されており、室外機3に取り込む空気の風路20が形成されている車両50に設置される。室外機3は、たとえば図2に示すように車両50の床下に設置されている。室内機は、たとえば車両50の天井裏や床下等、空調対象空間となる客室に空調空気を供給できる場所に設置されている。接続手段は、冷媒配管や冷媒配管の開閉を行うバルブなどで構成されている。
室外機3は、筐体3aと、筐体3aの底部の開口部から一部が斜めに突出するように対向配置された二つの室外熱交換器5、6と、筐体3aの内部に設置され、室外熱交換器5、6に外気を供給する室外送風機4と、を有している。
室外熱交換器5、6は、図2に示す風路入口10側と風路出口11側に一つずつ配置されている。室外熱交換器5、6は、車両50の走行方向に対して前後に分けられ、それぞれの下端が近接し、上端が離れるように傾斜されている。つまり、室外熱交換器5、6は、それぞれの下端同士の幅が上端同士の幅よりも狭くなるように傾斜配置されている。図2では、室外熱交換器5が風路入口10側に、室外熱交換器6が風路出口11に、それぞれ配置されている。室外熱交換器5、6は、例えば室外送風機4よって取り込まれた空気や後述する走行風との間で熱交換を行う複数枚のフィン(放熱板)と、該フィンを貫通し、内部を冷媒が通過する伝熱管とによって構成されている。
室外機3には、図示しない圧縮機が搭載されており、室外熱交換器5、6と配管接続されている。また、室外機3あるいは図示省略の室内機のいずれかには、減圧手段が搭載されており、圧縮機、室外熱交換器5、6と配管接続されている。さらに、図示省略の室内機には、室内熱交換器が搭載されており、圧縮機、室外熱交換器5、6、減圧手段と配管接続されている。すなわち、車両用空気調和装置100は、圧縮機、室外熱交換器5、6、減圧手段、及び、室内熱交換器が要素機器として配管接続されて構成される冷凍サイクルを備えている。
車両50は、窓部16を有する車両側壁15を備えている。車両側壁15の室外機3の設置場所に対応する位置には、室外送風機4によって導入された空気を排出する排出口14が設けられている。また、車両50の室外機3の設置場所に対応する底部には、凹部が形成されており、この凹部が風路20として作用する。つまり、風路20は、室外機3の底面の下方に形成されている。なお、室外熱交換器5、6は、凹部を介して外部に露出するように設置されている。
風路20は、紙面左側から室外熱交換器5に向かって上昇するように傾斜している傾斜壁面7aと、紙面右側から室外熱交換器6に向かって上昇するように傾斜している傾斜壁面7bと、を上部壁面として有している。そして、傾斜壁面7aと傾斜壁面7bとの間の上部壁面7c位置に筐体3aが設置されている。なお、筐体3aの底部を上部壁面7cの上面に載置してもよく、上部壁面7cを設けずに筐体3aの底部が上部壁面7cを構成するようにしてもよく、筐体3aの底部を設けずに上部壁面7cが筐体3aの底部を構成するようにしてもよい。つまり、いずれの場合であっても、筐体3aと風路20とが連通された状態であればよい。ただし、実施の形態1では、室外機3の底部が開口されている状態を例に説明している。
車両50が進行方向1に進む場合、風路20には、風路入口10から風路出口11に向かって直進する走行風2Aのうちの一部が、風路入口10から傾斜壁面7aに沿って流れ、室外熱交換器5、6を介して傾斜壁面7bに沿って風路出口11に向かって流れる走行風2Bとして発生する。なお、走行風2A、2Bを図1及び図2では白抜き矢印で表している。また、車両用空気調和装置100が搭載されている車両50の進行方向を黒塗り矢印で表している(以下、進行方向1と称する)。
(高速走行時)
図1および図2において、車両用空気調和装置100は、車両50の高速走行時において、室外熱交換器5、6に走行風2Bを導き、熱交換を行っている。すなわち、車両用空気調和装置100は、車両50が進行方向1に高速で進行する場合、車両50の前方から取り込んだ走行風2Bによって、筐体3aの底部に斜めに設置された室外熱交換器5、6において熱交換させて室外熱交換器5、6を冷却する。
風路入口10から取り込まれた走行風2Bは、傾斜壁面7aに沿って流れ、風路入口10側の室外熱交換器5を通過、熱交換し、さらに風路出口11側の室外熱交換器6を通過、熱交換し、傾斜壁面7bに沿って流れ、風路出口11から車両50の後方へ排出される。このように、車両50の高速走行時においては、室外送風機4を稼動せず、走行風2A、2Bのみを利用して室外熱交換器5、6を冷却する。
なお、車両50が高速で走行すると、車両側壁15にも車両50の走行速度と同速度の風が流れることになり、車両側壁15に設けた排出口14ではその風によって大きな圧力損失が生じている。そのため、室外熱交換器5、6で熱交換された走行風2Bは、排出口14からほとんど排出されることはなく、風路出口11から略全量が排出される。
ここで「高速走行」とは、室外送風機4が停止しているとき、室外熱交換器5、6において所定の熱交換が実行される程度に、走行風2Bを室外熱交換器5、6内に流入させることができる速さの走行を意味している。例えば、180km/hr以上を高速走行時、180km/hr未満を低速走行時として室外送風機4を停止、稼動させる。ただし、この定義は一定ではなく、構造や条件によって変わることに留意が必要である。そして、低速走行から高速走行への移行の判断要領を特に限定するものではなく、例えば実際に走行している車両50の走行する速さから判断しても、あるいは、走行風2Bの室外熱交換器5、6への流入速度、温度や圧力等に基づいて判断してもよい。
また、車両50の進行方向が、図1に示す進行方向1と逆になった場合、走行風2A、2Bの流れは逆になり、走行風2Bは、風路出口11から流入し、風路出口11側の室外熱交換器6を通過、熱交換し、風路入口10側の室外熱交換器5を通過、熱交換し、風路入口10から排出されることになる。
(低速走行時)
図3は、車両用空気調和装置100の低速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。図4は、車両用空気調和装置100の低速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。図3及び図4に基づいて、車両用空気調和装置100の低速走行時における風流れについて説明する。
図3および図4において、車両用空気調和装置100は、車両50の低速走行時において、高速走行時とは異なり十分な走行風2Aを得られないため、室外送風機4を稼動させ、風路入口10から取り込まれる走行風2Bと共に、外気8を強制的に風路入口10から取り込む。走行風2B及び外気8によって、筐体3aの底部に斜めに設置された室外熱交換器5、6において熱交換させて室外熱交換器5、6を冷却する。なお、図3及び図4では、走行風2A、走行風2B及び外気8のいずれも白抜き矢印で示している。
風路入口10から取り込まれた走行風2Bおよび外気8は、傾斜壁面7aに沿って流れ、風路入口10側の室外熱交換器5を通過、熱交換し、室外送風機4により室外機3内、つまり筐体3a内に取り込まれ、車両側壁15に設けられた排出口14から排出されるものと、室外熱交換器5と風路出口11側の室外熱交換器6を通過、熱交換し、傾斜壁面7bに沿って流れ、風路出口11から車両50の後方へ排出されるものとに分かれる。このように、車両50の低速走行時においては、室外送風機4を稼動し、走行風2A、2Bだけでなく外気8を利用して室外熱交換器5、6を冷却する。
(停車時)
図5は、車両用空気調和装置100の停車時における風流れを説明するための概略縦断面図である。図6は、車両用空気調和装置100の停車時における風流れを説明するための概略斜視図である。図5及び図6に基づいて、車両用空気調和装置100の停車時における風流れについて説明する。
図5および図6において、車両用空気調和装置100は、車両50の停車時においては走行風を得られないため、室外送風機4を稼動させ、風路入口10と風路出口11の双方から外気8を取り込む。取り込まれた外気8によって、筐体3aの底部に斜めに設置された室外熱交換器5、6において熱交換させて室外熱交換器5、6を冷却する。なお、図5および図6では、外気8を白抜き矢印で示している。
風路入口10および風路出口11から取り込まれた外気8は、傾斜壁面7aおよび傾斜壁面7bに沿って流れ、室外熱交換器5、6を通過、熱交換し、室外送風機4により室外機3内、つまり筐体3a内に取り込まれ、車両側壁15に設けられた排出口14から排出される。このように、車両50の停車時においては、室外送風機4を稼動し、外気8のみを利用して室外熱交換器5、6を冷却する。
(車両用空気調和装置100の奏する効果)
車両用空気調和装置100は、高速走行時には室外送風機4を稼動しないため、騒音や振動を抑えることができる。また、車両用空気調和装置100は、走行風2A、2Bを利用するため室外送風機4の小型化、軽量化が可能になる。室外送風機4の小型化、軽量化が可能になれば、筐体3aの小型化、軽量化にもつながる。さらに、車両用空気調和装置100は、室外送風機4の稼動が停車時または低速走行時に限られるため、消費電力の低減にもつながる。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る車両用空気調和装置100Aの高速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。図8は、車両用空気調和装置100Aの高速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。図9は、車両用空気調和装置100Aの停車時における風流れを説明するための概略縦断面図である。図7〜図9に基づいて、車両用空気調和装置100Aについて説明する。なお、実施の形態2では実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(車両用空気調和装置100Aの概略構成)
図7〜図9に示すように、車両用空気調和装置100Aの基本的な構成は、実施の形態1に係る車両用空気調和装置100と同様である。車両用空気調和装置100Aは、室外熱交換器5、6と地面との間に風路板9が設置されている点で、実施の形態1に係る車両用空気調和装置100と相違している。車両用空気調和装置100Aのそれ以外の構成については、実施の形態1に係る車両用空気調和装置100と同様である。
風路板9は、平板状に構成されており、地面と平行で車両50の底面と略同じ高さで、室外熱交換器5、6の下方となる位置に設置されている。風路板9を設置することにより、室外熱交換器5、6を飛び石等から保護し、さらに、走行風2Bを効率よく室外熱交換器5、6に導くことができるようになっている。風路板9は、たとえば図8に示すように、平板部の両側面(車両50の進行方向と平行な側面)を、車両50の風路20を形成している側面の一部に装着して設置すればよい。なお、風路板9の構成材料を特に限定するものではなく、たとえば金属、樹脂、木材等で構成することができる。また、風路板9の平面部の面積の大きさを特に限定するものではなく、車両50の底部に形成されている凹部の開口面積、風路入口10および風路出口11での圧損、室外熱交換器5、6の大きさなどを考慮して決定するとよい。
(高速走行時)
図7および図8において、車両用空気調和装置100Aは、車両50の高速走行時において、室外熱交換器5、6に走行風2Bを導き、熱交換を行っている。すなわち、車両用空気調和装置100Aは、車両50が進行方向1に高速で進行する場合、車両50の前方から取り込んだ走行風2Bによって、筐体3aの底部に斜めに設置された室外熱交換器5、6において熱交換させて室外熱交換器5、6を冷却する。
風路入口10から取り込まれた走行風2Bは、傾斜壁面7aに沿って流れ、風路入口10側の室外熱交換器5を通過、熱交換し、さらに風路出口11側の室外熱交換器6を通過、熱交換し、傾斜壁面7bに沿って流れ、風路出口11から車両50の後方へ排出される(図7〜図9に示す白抜き矢印)。風路20内の室外熱交換器5、6側では風路板9に沿って走行風2Bが流れるため、風路出口11より前方で風路20外に走行風2Bが逃げることはない。これにより、十分な風量が室外熱交換器5、6に供給される。このように、車両50の高速走行時においては、室外送風機4を稼動せず、走行風2A、2Bのみを利用して室外熱交換器5、6を冷却する。
(低速走行時)
車両用空気調和装置100Aの低速走行時における風流れは、実施の形態1に係る車両用空気調和装置100と同様である。
(停車時)
図9において、車両用空気調和装置100Aは、車両50の停車時においては走行風を得られないため、室外送風機4を稼動させ、風路入口10と風路出口11の双方から外気8を取り込む。取り込まれた外気8によって、筐体3aの底部に斜めに設置された室外熱交換器5、6において熱交換させて室外熱交換器5、6を冷却する。つまり、風路入口10および風路出口11から取り込まれた外気8は、傾斜壁面7aおよび傾斜壁面7bに沿って流れ、室外熱交換器5、6を通過、熱交換し、室外送風機4により室外機3内、つまり筐体3a内に取り込まれ、車両側壁15に設けられた排出口14から排出される。このように、車両50の停車時においては、室外送風機4を稼動し、外気8のみを利用して室外熱交換器5、6を冷却する。
(車両用空気調和装置100Aの奏する効果)
車両用空気調和装置100Aは、実施の形態1に係る車両用空気調和装置100と同様の効果を奏するとともに、風路板9を設けたことにより走行中に地面からの飛び石等から室外熱交換器5、6を保護することができ、補修費用が抑えられるという効果を奏する。また、車両用空気調和装置100Aは、風路板9を設けたことにより、室外熱交換器5、6に導かれた走行風2Bが、風路入口10から風路出口11に至り排出されるまで風路20外に逃げることはない。つまり、車両用空気調和装置100Aでは、走行風2Bのロスを低減でき、室外熱交換器5、6の熱交換効率を向上できる。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3に係る車両用空気調和装置100Bの高速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。図11は、車両用空気調和装置100Bの高速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。図10および図11に基づいて、車両用空気調和装置100Bについて説明する。なお、実施の形態3では実施の形態1および2と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(車両用空気調和装置100Bの概略構成)
図10および図11に示すように、車両用空気調和装置100Bの基本的な構成は、実施の形態2に係る車両用空気調和装置100Aと同様である。なお、車両用空気調和装置100Bが風路板9Bを設置している点では、実施の形態2に係る車両用空気調和装置100Aと同様であるが、風路板9Bの構成が風路板9と相違している。車両用空気調和装置100Bのそれ以外の構成については、実施の形態1および2に係る車両用空気調和装置と同様である。
風路板9Bは、平板部と風向ガイド13とで構成されており、平板部が地面と平行で車両50の底面と略同じ高さで、室外熱交換器5、6の下方となる位置に設置されている。風向ガイド13は、風路板9Bの平板部の風路入口10側と風路出口11側のそれぞれに地面に対して垂直に設けられ、風路20内の室外熱交換器5、6側に走行風2Bを取り込みやすくする機能を有している。
風向ガイド13を設けた風路板9Bを設置することにより、室外熱交換器5、6を飛び石等から保護し、さらに、走行風2Bを効率よく室外熱交換器5、6に導くことができるだけでなく、風路板9Bの底面側を流れる走行風2Aを、くぼみの中の流れを表す矢印12のように流し、風路出口11手前で剥離させ、熱交換した走行風2Bが風路出口11から排出しやすくできる。
風路板9Bは、たとえば図11に示すように、平板部の両側面(車両50の進行方向と平行な側面)を、車両50の風路20を形成している側面の一部に装着して設置すればよい。なお、風路板9Bの構成材料を特に限定するものではなく、たとえば金属、樹脂、木材等で構成することができる。また、風路板9Bの平面部の面積の大きさを特に限定するものではなく、車両50の底部に形成されている凹部の開口面積、風路入口10および風路出口11での圧損、室外熱交換器5、6の大きさなどを考慮して決定するとよい。
風向ガイド13の高さは、例えば100mm程度を目安とするとよい。ただし、構造、条件等により得られる風量等も変化するため、風向ガイド13の高さを適宜設定する必要がある。つまり、風向ガイド13の高さは、矢印12のような流れが形成されるような長さに設定されていればよい。
(高速走行時)
図10および図11において、車両用空気調和装置100Bは、車両50の高速走行時において、室外熱交換器5、6に走行風2Bを導き、熱交換を行っている。すなわち、車両用空気調和装置100Bは、車両50が進行方向1に高速で進行する場合、車両50の前方から取り込んだ走行風2Bによって、筐体3aの底部に斜めに設置された室外熱交換器5、6において熱交換させて室外熱交換器5、6を冷却する。
風路入口10から取り込まれた走行風2Aは、風路入口10側に設けた風向ガイド13に衝突し、その一部が走行風2Bとして傾斜壁面7aに沿って流れ、風路入口10側の室外熱交換器5を通過、熱交換し、さらに風路出口11側の室外熱交換器6を通過、熱交換し、傾斜壁面7bに沿って流れ、風路出口11から車両50の後方へ排出される(図10および図11に示す白抜き矢印)。このとき、風路出口11側に設けた風向ガイド13により風路板9Bの底面側を流れる走行風2Aは、くぼみの中の流れを表す矢印12のような流れとなって風路出口11手前で剥離するため、室外熱交換器6を通過した走行風2Bが排出しやすい。
風路20内の室外熱交換器5、6側では風路板9Bに沿って走行風2Bが流れるため、風路出口11より前方で風路20外に走行風2Bが逃げることはない。これにより、十分な風量が室外熱交換器5、6に供給される。このように、車両50の高速走行時においては、室外送風機4を稼動せず、走行風2A、2Bのみを利用して室外熱交換器5、6を冷却する。
(低速走行時)
車両用空気調和装置100Bの低速走行時における風流れは、実施の形態1に係る車両用空気調和装置100と同様である。
(停車時)
車両用空気調和装置100Bの停車時における風流れは、実施の形態2に係る車両用空気調和装置100Aと同様である。
(車両用空気調和装置100Bの奏する効果)
車両用空気調和装置100Bは、実施の形態1および2に係る車両用空気調和装置と同様の効果を奏するとともに、風路板9Bを設けたことにより走行風2Bを室外熱交換器5、6に導きやすく、さらに風路出口11から排出しやすくなり、得られる風量が増す。つまり、車両用空気調和装置100Bでは、実施の形態2に係る車両用空気調和装置100Aに比べて、走行風2Bのロスを更に低減でき、室外熱交換器5、6の熱交換効率を更に向上できる。
実施の形態4.
図12は、本発明の実施の形態4に係る車両用空気調和装置100Cの高速走行時における風流れを説明するための概略縦断面図である。図13は、車両用空気調和装置100Cの高速走行時における風流れを説明するための概略斜視図である。図12および図13に基づいて、車両用空気調和装置100Cについて説明する。なお、実施の形態4では実施の形態1〜3と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(車両用空気調和装置100Cの概略構成)
図12および図13に示すように、車両用空気調和装置100Cの基本的な構成は、実施の形態3に係る車両用空気調和装置100Bと同様である。なお、車両用空気調和装置100Cが風路板9Cを設置している点では、実施の形態3に係る車両用空気調和装置100Bと同様であるが、風路板9Cの構成が風路板9Bと相違している。車両用空気調和装置100Cのそれ以外の構成については、実施の形態3に係る車両用空気調和装置100Bと同様である。
風路板9Cは、平板部と風向ガイド13Cとで構成されており、平板部が地面と平行で車両50の底面と略同じ高さで、室外熱交換器5、6の下方となる位置に設置されている。風向ガイド13Cは、実施の形態3で説明した風向ガイド13とは異なり、風路板9Cの平板部の風路入口10側と風路出口11側のそれぞれに地面に対して斜めとなるように設けられ、風路20内の室外熱交換器5、6側に走行風2Bをより滑らかに取り込みやすくする機能を有している。
風向ガイド13Cを設けた風路板9Cを設置することにより、室外熱交換器5、6を飛び石等から保護し、さらに、走行風2Bを効率よく室外熱交換器5、6に導くことができるだけでなく、風路板9Cの底面側を流れる走行風2Aを、くぼみの中の流れを表す矢印12のように流し、風路出口11手前で剥離させ、熱交換した走行風2Bが風路出口11から排出しやすくできる。
風路板9Cは、たとえば図13に示すように、平板部の両側面(車両50の進行方向と平行な側面)を、車両50の風路20を形成している側面の一部に装着して設置すればよい。なお、風路板9Cの構成材料を特に限定するものではなく、たとえば金属、樹脂、木材等で構成することができる。また、風路板9Cの平面部の面積の大きさを特に限定するものではなく、車両50の底部に形成されている凹部の開口面積、風路入口10および風路出口11での圧損、室外熱交換器5、6の大きさなどを考慮して決定するとよい。
風向ガイド13Cの傾斜角度は、例えば傾斜壁面7a、7bと略平行となるようにするとよい。また、風向ガイド13Cの走行風2Bの流れ方向の長さは、例えば100mm程度を目安とするとよい。ただし、構造、条件等により得られる風量等も変化するため、風向ガイド13Cの傾斜角度および走行風2Bの流れ方向の長さを適宜設定する必要がある。つまり、風向ガイド13Cの傾斜角度および走行風2Bの流れ方向の長さは、矢印12のような流れが形成されるような長さに設定されていればよい。
(高速走行時)
車両用空気調和装置100Cの低速走行時における風流れは、実施の形態3に係る車両用空気調和装置100Bと同様である。
(低速走行時)
車両用空気調和装置100Cの低速走行時における風流れは、実施の形態3に係る車両用空気調和装置100Bと同様である。
(停車時)
車両用空気調和装置100Cの停車時における風流れは、実施の形態3に係る車両用空気調和装置100Bと同様である。
(車両用空気調和装置100Cの奏する効果)
車両用空気調和装置100Cは、実施の形態1〜3に係る車両用空気調和装置と同様の効果を奏するとともに、傾斜させた風向ガイド13Cを備えた風路板9Cを設けたことにより走行風2Bをより滑らかに室外熱交換器5、6に導きやすくできる。つまり、車両用空気調和装置100Cでは、実施の形態3に係る車両用空気調和装置100Bに比べて、騒音をより低減することが可能になる。
[実施の形態1〜4に係る車両用空気調和装置の風路構造について]
図14は、本発明の実施の形態1〜4に係る車両用空気調和装置の構造を決定するパラメータを示した概略縦断面図である。図15は、実施の形態1〜4に係る車両用空気調和装置の風路20の高さと得られる風量との関係を説明するための説明図である。図16は、実施の形態1〜4に係る車両用空気調和装置の風路20の導入角度と得られる風量との関係を説明するための説明図である。図14〜図16に基づいて、実施の形態1〜4に係る車両用空気調和装置の風路構造について説明する。なお、ここでは、便宜的に実施の形態1に係る車両用空気調和装置100を代表として説明する。
図14には、車両用空気調和装置100の風路20の高さがパラメータhとして、風路20の導入角度(つまり、傾斜壁面7aの傾斜角度)がパラメータθとして、それぞれ示されている。図15および図16には、パラメータh、パラメータθの得られる風量に関するシミュレーション結果が示されている。なお、図15では、横軸がパラメータh[mm]を、縦軸が風量を、それぞれ示している。また、図16では、横軸がパラメータθ[°]を、縦軸が風量を、それぞれ示している。
図15および図16から、パラメータhが100〜400mm、パラメータθが15〜35°のときに十分な風量が得られることが分かる。この結果に基づいて、風路20を設計すればよいが、上述したように最適なパラメータは構造や条件によって変化するため、適宜設定する必要がある。
1 進行方向、2A 走行風、2B 走行風、3 室外機、3a 筐体、4 室外送風機、5 室外熱交換器、6 室外熱交換器、7a 傾斜壁面、7b 傾斜壁面、7c 上部壁面、8 外気、9 風路板、9B 風路板、9C 風路板、10 風路入口、11 風路出口、12 矢印、13 風向ガイド、13C 風向ガイド、14 排出口、15 車両側壁、16 窓部、20 風路、50 車両、100 車両用空気調和装置、100A 車両用空気調和装置、100B 車両用空気調和装置、100C 車両用空気調和装置。

Claims (7)

  1. 室外機を備え、前記室外機に取り込む空気の風路が形成されている車両に設置される車両用空気調和装置であって、
    前記室外機は、
    前記風路と連通する筐体と、
    前記筐体の底部から前記風路に一部を突出させて対向配置された2つの室外熱交換器と、
    前記筐体の内部に設置され、前記室外熱交換器に空気を供給する室外送風機と、
    を備え、
    前記2つの室外熱交換器は、
    前記車両の走行方向に対して前後に分けて、各室外熱交換器の上端及び下端の両端部のうち、前記車両に接続される方の上端同士の幅が、他方の下端同士の幅よりも広くなるように傾斜配置され
    前記風路の導入角度が15〜35°である
    ことを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 前記風路は、
    前記車両の底部に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  3. 前記風路の上部壁面を風路入口および風路出口から前記室外熱交換器に向かって上昇するように傾斜させている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空気調和装置。
  4. 前記車両が所定速度以上の高速で走行している間、
    前記室外送風機を停止状態にして、前記車両の走行により得られる走行風を前記風路に導いて前記室外熱交換器を通過させ、
    前記車両が所定速度未満の低速で走行している間、
    前記室外送風機を稼動させ、前記車両の走行により得られる走行風とともに前記室外送風機により得られる外気を前記風路に導いて前記室外熱交換器を通過させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用空気調和装置。
  5. 前記車両が停止している間、
    前記室外送風機を稼動させることによって、前記室外送風機により得られる外気を前記風路の前後方向から導いて前記室外熱交換器を通過させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用空気調和装置。
  6. 平板部を有する風路板を、地面と平行で前記車両の底部と略同じ高さで、前記2つの室外熱交換器の下部辺に接触する位置に設置した
    ことを特徴とする請求項2、及び請求項2に従属する請求項3〜5のいずれか一項に記載の車両用空気調和装置。
  7. 前記風路板の走行方向の前後に風向ガイドを設けた
    ことを特徴とする請求項6に記載の車両用空気調和装置。
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