[go: up one dir, main page]

JP5933843B2 - 個別コード繰出装置 - Google Patents

個別コード繰出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5933843B2
JP5933843B2 JP2015531357A JP2015531357A JP5933843B2 JP 5933843 B2 JP5933843 B2 JP 5933843B2 JP 2015531357 A JP2015531357 A JP 2015531357A JP 2015531357 A JP2015531357 A JP 2015531357A JP 5933843 B2 JP5933843 B2 JP 5933843B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer member
cord
window
fluid flow
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015531357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015531269A (ja
Inventor
エバン、ジョセフ、デュリング
ケビン、チャールズ、ストロング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2015531269A publication Critical patent/JP2015531269A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5933843B2 publication Critical patent/JP5933843B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/06Arrangements for feeding or delivering work of other than sheet, web, or filamentary form
    • B26D7/0658Arrangements for feeding or delivering work of other than sheet, web, or filamentary form using fluid, e.g. hydraulic, acting directly on the work
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/2082Apparatus or processes of manufacturing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/34Means for withdrawing tampons, e.g. withdrawal strings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/202With product handling means
    • Y10T83/2066By fluid current

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

本開示は、個別コードを移送部材に繰り出すことを可能にする装置に関し、特に、供給路内の流体の流れを用いて、個別コードを移送部材に繰り出すことを可能にする装置に関する。
タンポンには一般に、それを膣腔から引き抜くのを容易にするためのコードが取り付けられている。通常は製造過程で、連続的な一本のコードが複数のプレジットに縫い付けられており、当該複数のプレジットはコードによって繋がっている。連続的な一本のコードで繋がった複数のプレジットは、コンベア上に間を空けて載置される場合がある。2つのプレジット間のコードの量は、プレジットに縫い付けられていないコードの量を含み得るが、それは、引き抜き用コードの掴むことが可能な部分の量に当たる。続いてコードが、別の工程でプレジット同士の間で切断されるが、コードの一部分は切断位置の前側にあるプレジットに付着し、コードの一部分は切断位置の後ろ側のプレジットに付着した状態になっている。典型的な工程では、コートをプレジットの長手方向の全長にわたって縫い付けるようになっている。これは、余分な縫い糸とコードを使って、不要な縫い合わせをすることになる。この工程はまた、コンベアがプレジット同士の間に所望の長さのコードを残すようにプレジットを間を空けて配置しなければならないため、効率性を悪化させることにもなる。
典型的な工程では、理想的にはコードの切断はいずれのプレジットをも切断せずに行われる。しかしながら、コードの切断時に1つ以上のプレジットが部分的に切断されてしまうことがしばしば起こる。これにより、製品としての基準に満たないため廃棄される、規定外のプレジットができることになる。
それゆえに、供給路を通じて移送部材に個別コード繰出装置を提供することが望まれる。当該移送部材は個別コードを基体へと移動することが可能である。これにより、1つの基体あたりに必要となる縫い付けの量を減らしたり、又はそうした縫い付けを全く不要としたりすることが可能となる一方で、基体の生産速度を上げることも可能である。
提供されるのは、個別コード繰出装置であって、流体の流れを含む供給路と、展開されたコードの供給物と、1つ以上の窓部を含む第1面を有する移送部材と、個別コードを形成するために前記展開されたコードの供給物を切断することが可能な切断器具を有する切断装置と、を備える装置である。前記窓部と整列し且つ前記窓部の通路を横切ることが可能な運搬体を、前記移送部材は収容する。前記流体の流れは、前記展開されたコードの供給物を前記移送部材の第1面に方向づける。前記移送部材の第1面は、前記切断装置と隣接する。
また提供されるのは、個別コードを基体に繰り出すための装置であって、計量されたコードの供給器と流体接続される供給路を有する装置である。前記供給路は、受容室と、流体の流れと、切断装置と、展開されたコードの供給物と、移送部材と、を含む。前記移送部材は、複数の等間隔で設けた窓部と、前記切断装置と接する第1面と、前記受容室と接する第2面と、を含む。前記窓部と整列し、前記窓部の通路を横切ることが可能な運搬体を、前記移送部材は収容する。移送部材の窓部は、前記流体の流れの中の前記展開されたコードの供給物を受容する。前記切断装置は、個別コードを形成するために、前記展開されたコードの供給物を切断することが可能な切断器具を備える。前記移送部材は、前記個別コードとともに前記窓部を基体に移動する。クランプが前記個別コードを前記窓部に保持する。
本明細書の末尾には、本発明の主題を具体的に特定すると共に個別に請求する「特許請求の範囲」が添付されているが、本発明は以下の説明を付属の図面と共に参照することで更に容易に理解されると考えられる。
装置の簡略化されたフローチャートである。 装置の斜視図である。 2Aの装置の側面からの斜視図である。 図2Aの3−3線に沿った、装置の一部の断面図である。 図2Aの3−3線に沿った、装置の一部の断面図である。 図2Aの3−3線に沿った、装置の一部の断面図である。 移送部材の斜視図である。 図4Aの移送部材の一部を拡大した図である。 運搬体システムを示す図である。 運搬体システムを示す図である。 運搬体システムを示す図である。 運搬体システムを示す図である。 切断装置の斜視図である。 図6Aの6−6線に沿った、前記切断装置の断面図である。 図2Aの7−7線に沿った前記受容室の断面図である。 図2Bの8−8線に沿った計量システムの断面図である。 平らに伸ばした、圧縮されていない状態のプレジットを例示した図である。 コンベアと前記装置の模式図である。
以下の諸定義は、本開示を理解するのに有益であろう。
本明細書において、「圧縮された」という用語は、膣内に挿入可能な形状を有する、一般に細長い形状の吸収性部材を得るために、押圧すること、絞り合わせること、又はその他のやり方で、大きさ、形状、及び体積を操作すること、を指す。
本明細書において、「横方向」(CD)という用語は、機械方向に平行ではなく、普通は垂直な方向を指す。
本明細書において、「流体の流れ」という用語は、媒体の流れを指す。媒体が採る経路が流体の流路を定義する。
本明細書において、「機械方向」(MD)という用語は、プロセスを貫流する材料の方向を指す。加えて、材料の相対的配置及び動きは、プロセスの上流からプロセスの下流へと、プロセス全体で機械方向に流れるものとして記述され得る。
本明細書において用いられる場合、「負」圧という用語は、大気圧未満の圧力を指す。
本明細書において、「プレジット」及び「タンポンプレジット」という用語は、以下に説明するように圧縮してタンポンに成形される前の、吸収性材料の構造物を指す。プレジットは、山形をしていてもよい。
タンポンプレジットは、タンポン「半加工品」又は「ソフト巻」と呼ばれる場合があり、また、「プレジット」という用語が、そのような用語も含むように意図されている。
本明細書において、「正」圧という用語は、大気圧よりも高い圧力を指す。
本明細書において、「基体」という用語は、任意の3次元形状で、第1面と、第1面に対向する第2面とを作る材料又は複数の材料の組み合わせに関連するものである。基体は、例えば、プレジット、板、シート状のガラス、シート状の材料等のような、シート形状であってよい。基体は、例えば、セルロース系材料、繊維質の材料、金属、ガラス、ケイ酸塩系材料、熱可塑性プラスチック、及び熱硬化性プラスチックが含まれる。基体は、紙、板紙、厚紙、成形セルロースなどのセルロース、又はこれらの任意の組み合わせ、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアクリロニトリル、ポリアクリルアミド、ポリアミド、ナイロン、ポリイミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ乳酸、ポリヒドロキシアルカノエート、エチレンビニルアセテート、ポリウレタン、シリコーン、これらの誘導体、これらのコポリマー、これらの混合物、又は任意のプラスチック材料であり得る。
基体は、非吸収性又は吸収性とすることができ、例えば、天然繊維、合成繊維、又は天然繊維及び合成繊維のブレンドを含む、繊維性不織布材料などの任意の好適な材料を含むことができる。好適な合成繊維は、ポリエステル、ポリオレフィン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアクリル、酢酸セルロース、ポリヒドロキシアルカノエート、脂肪族エステル重縮合物、バイコンポーネント繊維、及び/又はそれらの混合物を含むことができる。天然繊維は、例えば、レーヨン、及び非合成であると一般的に既知であるもの、並びに綿などの天然由来のものを含むことができる。繊維は、例えば、円形、三葉、多葉、デルタ、中空、リボン形状、及び/又は任意の他の好適な形状、あるいはこれらの混合物などの、任意の好適な断面形状を有することができる。約1〜約30マイクロメートルなど、約10マイクロメートル〜約25マイクロメートルなどの、例えば、約0.5〜約50マイクロメートルなどの任意の好適な直径を有する繊維を使用することができる。繊維直径は、任意の好適な手段を使用して測定されてもよい。しかしながら、非円形繊維については、一般的に直径は、非円形繊維と同じ断面積を備えている繊維の直径を参照して決定することができる。
本明細書において、「タンポン」という用語は、膣腔又はその他の体腔に、そこからの流体を吸収するために挿入される任意のタイプの吸収性部材を指す。通常、タンポンは、膣内に挿入可能な形状に圧縮されるか又は形成された一般的に細長い吸収性部材から作られる。
本明細書において、「膣腔」という用語は、ヒトの女性の体の外陰部内の内生殖器を指す。本明細書において、「膣腔」という用語は、膣の入口(膣の括約筋と呼ばれる時もある)と子宮頚部との間に位置する空間を指すように意図され、膣前庭床部を含む陰唇間の空間を含むようには意図されていない。外性器として見える部位については一般に、本明細書において用いられる「膣腔」には含まれない。
本明細書において、「体積」という用語は、繊維の体積及びプレジット内部の隙間空間を指す。体積は、プレジットの長さと幅と厚みを乗算して求められる。
本開示は、移送部材に、供給路内の流体の流れを用いて個別コード繰出装置に関する。ひとたび繰り出されると、移送部材の窓部が流体の流れから外れるように動き、個別コードを基体に繰り出すことができる。移送部材は、第1面と第2面との間の運搬体を含む。運搬体は、移送部材内の窓部の通路を横切ることが可能になっている。運搬体は、基体の第1面を通って動くこと、基体の第1面及び第2面を通って動くこと、基体の複数の面を通って動くこと、又は基体の中に突入することができる。運搬体は、個別コードの一部を、基体の第2面上を含む、基体の任意の層に残すことができる。装置は、個別コードのそれぞれが1つの基体に対して繰り出されるように、基体を繰り出すコンベアとタイミングを合わされていてよい。
1つの例示的構成においては、計量されたコードの供給器が、展開されたコードの供給物を供給路へ前進させることができる。供給路は、計量されたコードの供給器に流体接続され、且つ、移送部材と、移送管と、切断装置と、を含む。移送部材は、第1面と、第2面と、移送部材の第1面の窓部と、を含む。供給路は、展開されたコードの供給物を運ぶことが可能な流体の流れを包含する。流体の流れは、正圧、負圧、又はそれらの組み合わせによって作り出されることができる。流体の流れは、切断装置に隣接する移送部材に、展開されたコードの供給物を繰り出すように方向づけられている。そのような1つの例示的構成においては、ひとたび展開されたコードの供給物が移送部材の窓部に入ると、切断装置が所定の量のコードを切断するように構成されていてよい。展開されたコードの供給物を切断することで、個別コードが作られる。個別コードの少なくとも一部分は、移送部材の窓部内にある。
1つの例示的構成においては、計量されたコードの供給器が、展開されたコードの供給物を供給路へ前進させる。供給路は、計量されたコードの供給器に流体接続され、且つ、移送部材と、移送管と、切断装置と、を含む。移送部材は、第1面と、第2面と、窓部と、を有し、当該窓部は、移送部材を貫通して、第1面と第2面とを接続する。移送部材は、窓部と整列する運搬体を収容する。運搬体は、窓部の通路を横切ることが可能になっている。供給路は、展開されたコードの供給物を運ぶことが可能な流体の流れを包含する。流体の流れは、正圧、負圧、又はそれらの組み合わせによって作り出されることができる。流体の流れは、切断装置に隣接する移送部材の第1面に、展開されたコードの供給物を繰り出すように方向づけられている。そのような1つの例示的構成においては、移送部材の第2面に隣接する受容室内の真空源からの負圧によって、流体の流れが作り出される。ひとたび展開されたコードの供給物が移送部材の窓部に入ると、切断装置が所定の量のコードを切断するように構成されていてよい。展開されたコードの供給物を切断することで、個別コードが作られる。個別コードの少なくとも一部分は、移送部材の窓部内にある。
1つの例示的構成においては、計量されたコードの供給器が、展開されたコードの供給物を供給路へ前進させる。供給路は、計量されたコードの供給器に流体接続され、且つ、移送部材と、移送管と、切断装置と、を含む。移送部材は、第1面と、第2面と、窓部と、を有し、当該窓部は、移送部材を貫通して、第1面と第2面とを接続する。移送部材は、窓部と整列する運搬体を収容する。運搬体は、窓部の通路を横切ることが可能になっている。供給路は、展開されたコードの供給物を運ぶことが可能な流体の流れを包含する。移送部材の第2面に隣接する受容室内の真空源からの負圧によって、流体の流れが作り出される。流体の流れは、切断装置に隣接する移送部材の第1面に、計量されたコードの供給物を繰り出すように方向づけられている。展開されたコードの供給物は、移送部材の窓部に入る。個別コードを形成するために、切断装置が展開されたコードの供給物を切断するのと同時に、又はそれより前に、接触可能体によって、展開されたコードの供給物が移送部材の第1面に接触させられる。移送部材の窓部は、個別コードを運びながら、流体の流れから外れるように動く。
受容室の第2端部壁は、出口及びトンネルを有してよい。受容室の出口は、個別コードを偏向させ、その結果、コードは移送部材の第2面上に押しつけられる。個別コードの第2端部は、移送部材の第1面に、接触可能体によって従うようになっている。
受容室出口から出た後、移送部材は、基体と接触する。移送部材の運搬体は、窓部の通路を横切る方向に動く。運搬体は、基体の第1面及び第2面を横切る。運搬体は、個別コードの一部分を、基体の第2面上に残してもよい。
移送部材、切断装置、及び計量システムが協調して動作して、個別コードを移送部材のそれぞれの窓部に繰り出すことができる。移送部材、切断装置、及び計量システムが協調して動作して、任意の長さの個別コードを繰り出すことができる。あるいは、移送部材、切断装置、及び計量システムが協調して動作して、個別コードを所定の速度で繰り出すように設定することができる。例えば、個別コードを、任意の所望のパターンの窓部、例えば、1つおきの窓部に繰り出すように設定することができる。あるいは、移送部材、切断装置、及び計量システムは、それぞれ個別の単位として制御されて、1つまたは2つのユニットの速度を、他のユニットの速度を一定に保ちつつ上下することで、個別コードを繰り出すように制御されてもよい。
コードを繰り出すためのシステムは、コードの供給物と計量システムとを備えていてよい。計量システムは、展開されたコードの供給物の一端部を供給路に方向づける。計量システムは、コードを、例えば、エプロンロール又はオメガロールのようなシステムにフィードするのに好適な任意の計量システムを備えていてよい。計量システムは、コードを供給路に方向づけるために協調して動作する2つのロールを備えていてもよい。計量システムは、展開されたコードの供給物の、切断装置に対して繰り出される長さを制御する。計量システムは、個別コードの位置を制御するための整相器として用いられてもよい。当該装置においては、コードは、例えば、始紡糸又は色の変化のような識別できる特徴を有している。
装置は、切断装置に接続された移送部材を備える。切断装置は移送管に接続されている。移送管は、コードを繰り出すためのシステムに接続されている。移送部材、切断装置、及び移送管が、コードを繰り出すためのシステムから展開されたコードの供給物を供給するための供給路を形成する。移送部材は、運搬体システムを収容する。
供給路は、移送部材に向けて方向づけられた流体の流れを作り出す圧力源を包含してもよい。流体の流れは、コードを運ぶことができる。流体の流れは、コードを運ぶことができる、例えば空気のような任意の媒体を含んでいてよい。流体の流れは、流体の動きを生成する1つ以上の圧力源によって作り出されることができる。そのような圧力源の例としては、容積型ポンプ、ブロワー、羽根ポンプ、及びベンチュリ装置がある。
流体の流れは、正圧、負圧、及びそれらの組み合わせによって作り出すことができる。正圧は、移送管の入口で供給路に導入されてよい。計量システムが流体の流路の一部をなす場合には、正圧は、計量システムの前に導入されてよい。圧力の変化は、その圧力が流体の流れの方向に矛盾しない限りにおいて、供給路に沿った任意の点で導入されてよい。
負圧は、移送部材の第2面に隣接する受容室に接続された真空源により作り出すことができる。流体の流れの速度は、供給路内で必要とされるコードの速度より速くなければならない。必要とされるコードの速度は、個別コードの所望の長さによって決定される。必要とされる流体の流れの速度は、コードの材料、個別コードの所望の長さ、及び流体の流れのロス又は供給路内の制約によって異なる。流体の流れの速度は、供給されるコードにダメージを与えることができないようなものでなければならない。
負圧下においては、移送部材内の窓部によって、又は、1つの窓部をなす、穴と移送部材本体内の窓部との組み合わせによって、真空源とコードを繰り出すためのシステムとの間で、流体の流れの速度が供給路内のコードの速度を上回るように流体の流れの速度は維持され得る。負圧下においてのみであるが、真空度は少なくとも2.5kPa(10水柱インチ)であるべきである。
流体の流れの速度を維持するために、供給路は、屈曲部の数、制約、及び圧力の漏れを最小化すべきである。供給路内の屈曲部は、圧力の低下を招き、供給路の特定の部分での乱流を増加させ得るが、それにより流体の流れは減速することになる。同様に、供給路内のいかなる漏れも、流体の流れの減速につながるであろう。切断装置への開口部と移送部材との間、及び移送部材と受容室との間がシールされているように、適切な材料を選ぶことにより、漏れは排除できないまでも減らすことが可能である。相性の良い材料であれば、一定のシールを可能にしつつ、なおかつ、好ましくない摩擦を生成することなく、移送部材が流体の流れを二分することを可能にする。1つの非制限的構成においては、移送部材はステンレス鋼からなり、切断装置の開口部及び受容室の開口部はナイロンからなる。同様に、移送管と切断装置との間は、密封度の高いシールが施されているべきである。
理論に縛られずに言うと、流体の流れを用いることで、コードの供給物が、正圧又は負圧によって作り出される流体の流れに従って、移送部材の窓部へと動くことが可能になると思われる。これは、供給路内の窓部の位置に適応する流体の流れを考慮している。コードの供給物は、供給路内部で流体の流れにしたがって窓部に動く弾力性のあるコードを含む。理論に縛られずに言うと、弾力性のあるコードが流体の流れに従って動くのを可能にすれば、個別コードを生産する速度を速められると思われる。弾力性のあるコードが流体の流れに従って動くのを可能にすれば、移送部材内の窓部を動かしつつ、コードが移送部材内の窓部に入ることができるようになる。これにより、個別コードの移送部材へのスループットを上げることができる。
移送部材は、窓部1つに対して1つの運搬体を収容し、展開されたコードの供給物の1つの端部を受容することが可能で、展開されたコードの供給物を移動することが可能で、個別コードを移動することが可能で、且つ流体の流れの速度を抑制させない任意の接触可能体を含み得る。移送部材は、展開されたコードの供給物の第1端部を受容する1つ以上の窓部を、第1面に有する。1つ以上の窓部は、例えば、移送部材の第1面を移送部材の第2面に接続する窓部であってよく、又は展開されたコードの供給物の第1端部を制約しながら流体の流れを制約しない追加的な流体のチャンネルを有する空洞であってよい。移送部材は、1つの運搬体システムに対して1つの出口を有する。1つ以上の出口は、移送部材の外周に沿って位置する。1つ以上の出口は、断面積が0.5mm〜30mmである。1つの非制限的構成においては、1つ以上の窓部がそれぞれ、展開されたコードの供給物が、流体の流れの速度を減速させることなく移送部材の第2面を横切るのを妨げる障害物を包含し得る。
1つの非制限的実施形態においては、移送部材の外周は、基体を移送部材の外周に接触させ続ける手段を有していてよい。移送部材は、機械的手段、磁気的手段、空気、又はそれらの組み合わせにより、基体との接触を維持することが可能である。機械的手段は、例えばクランプ又はフックであってよい。空気は、例えば移送部材内の真空であってよく、且つ1つ以上の真空ポートが移送部材の周囲に沿って設けられていてよい。
1つの非制限的実施形態においては、移送部材は、ドラム形状であってよい。ドラムは外周部に沿って真空ポートを有し、且つポートを通じて脱気を行う真空源を有していてよい。真空源は、基体又はプレジットをドラムの外周部に保持することができるようになっていてよい。
移送部材は、各窓部に対して1つの運搬体を、移送部材の第1面と第2面との間に収容する。運搬体は、窓部の通路を横切る方向に、出口に向かって動くことができるようになっている。運搬体は、移送部材の外周を横切ることが可能であるか、又は移送部材の外周にわたって何かを動かすことが可能である。
運搬体は、移送部材の窓部の断面エリアと一致し、且つ流体の流れを妨げない小穴を有していてよい。運搬体は、1つ以上の直線的セグメント、1つの曲線部、1つの有限点、1つの鈍端部、及び/又は1つの切刃部を含み得る。運搬体は、1つ以上の尖った突起部。尖った突起部は、異なる長さでもよく、同じ長さでもよい。1以上の尖った突起部は、蝶番付きのゲートから成ってもよい。運搬体は、穴を有し且つ移送部材を通る流体の流れを妨げない装置を保持することが可能になっていてよい。装置は、ボタン、フック、ディスク、及び/又はそれらの組み合わせの形状をしていてよい。運搬体は針であってよい。コードは、運搬体によって、圧力、摩擦、及び/又は重力を介して保持されていてよい。コードは、運搬体によって、任意の周知の機械的手段を介して保持されていてよい。
運搬体は、基体の第1面を通って動くこと、基体の第1面及び第2面を通って動くこと、基体の複数の面を通って動くこと、又は基体の中に突入することができる。運搬体は、個別コードの一部を、基体の第2面上を含む、基体の任意の層に残すことができる。
1つの非制限的構成においては、移送部材は、移送部材の周囲に隣接しているリムに沿って等間隔で配置された複数の窓部を有するリング形状の一体の部材、それぞれのセグメントが1つの窓部を有する複数のセグメントの閉じた連鎖、又は1つの窓部と1つの穴とを有する部材、を含み得る。1つの非制限的構成においては、移送部材の第1面は切断装置に近く、且つ選択的に設けられる受容室からは遠い。1つの非制限的構成においては、移送部材の第2面は、選択的に設けられる受容室に近く、切断装置からは遠い。
あるいは、移送部材は、複数のセグメントの閉じた連鎖を含んでいてよく、それぞれのセグメントは、窓部と、セグメント内部に収容される運搬体と、を有する。閉じた連鎖は、互いに接続された、1つの共通な軸に接続された、又はそれらを組み合わせた、2つ以上のセグメントを含む。移送部材のセグメントは、流体の流れを介して、それぞれの対応する窓部を動かし、個別コードを受容し、受容したコードを基体に繰り出す。次に運搬体は、基体の第1面及び第2面を横切り、個別コードの一部分を基体の第2面上に残す。
セグメントは、第1面と、第2面と、前端部と、後端部と、第1面と第2面との間の距離により定義される幅と、高さと、長さと、を有する。セグメントの高さ及び長さは、セグメントの第1面上の第1面の面積を規定し、且つセグメントの第2面上の第2面の面積を規定する。第2面の高さは、第1面の高さと異なっていてよく、第1面の面積を、第2面の面積と異なる面積としてよい。それぞれのセグメントは、第1面と第2面との間に運搬体を有する。複数のセグメントは、例えばリングのような、剛性のある閉じた構造になるように接続されていてよく、又は、例えば閉じたサーペンタインチェーンのような、剛性のない閉じた構造になるように接続されていてもよい。2つ以上のセグメントが、1つのセグメントの前端部が他のセグメントの後端部に接続されるように接続されている。剛体においては、1つ以上のセグメントがセグメントの第1面のエリア及び第2面のエリアによって定義されるリムを含む。セグメントは、第1面と第2面とを接続する窓部を有する。
移送部材は、第1面と第2面との間の移送部材の幅から延びる突起を有していてもよい。突起はいずれの幅から延びてもよい。
窓部は、約4mm〜100mmであってよい。例えば50mm、40mm、30mm、20mm、及び10mmであってよい。
切断装置は、個別コードを形成するために、展開されたコードの供給物を切断することが可能な切断器具を備える。切断器具は、例えば、剛性のあるナイフ、レーザー、ロータリーナイフ、弾力性のあるナイフ、裁断機、又は刀身のようなものであってよい。1つの例示的構成においては、ナイフが回転軸に取り付けられているが、当該回転軸は、ナイフを供給路を通るように回転させる。例えば回転式アンビルのような押圧面が、ナイフに対向するように配置されていてよい。ナイフは押圧面に接触することが可能で、コードの供給物を切断する。
1つの非制限的構成においては、切断装置は、ナイフが供給路と移送部材とを横切る地点に繋がる3次元空間を有する。3次元空間は、断面積の増加を最小限にして流体の流れの速度を維持するような、供給路をナイフが横切る地点と移送部材に隣接する開口部との間の円滑な移行を可能にする。
開口部は、第1縁部と、第2縁部と、第1縁部を第2縁部に接続する上部壁と、第1縁部を第2縁部に接続する下部壁と、により形成される。
開口部の長さが、移送部材の窓部のピッチに窓部の幅1つ分を加えた長さより大きい場合には、第1の個別コードの終端が第2のコードのための窓部に入ってしまい、及び/又は第2のコードの始端が第1の個別コードのための窓部に入ってしまう場合がある。
切断装置は、ナイフが供給路を横切って回転する時のための、代替的な流体の流路を有していてよい。代替的な流体の流路は、展開されたコードの供給物が採る流体の流路をナイフが二分する際に、流体の流れが存在するように確保する。代替的な流体の流路は、ナイフのための回転軸とナイフのためのケースとの間の隙間によって形成されてもよい。展開されたコードの供給物用の流体の流路を、ナイフが二分しない場合には、この代替的な流体の流路がナイフによりブロックされている。
移送部材が1つ以上のセグメントを含むか、又は剛性のあるリングである場合、切断装置の開口部は、隣接しているセグメント移送部材の第1面のエリア、又は剛性のあるリングのピッチよりも小さくてよく、且つ切断装置の開口部は、移送部材の窓部の動きの線に沿って動く。切断装置の開口部の長さは、セグメントの長さよりも大きくなければならない。
あるいは、単一の窓部を有する移送部材本体が使われる場合、切断装置の開口部は、移送部材本体の第1面のエリアよりも小さくてよい。切断装置の開口部の長さは、穴の幅に穴と窓部との間の距離を加えたものよりも大きくなければならない。
移送管は、コードを繰り出すためのシステムの計量システムの近傍にあるか又はそれらに隣接している入口と、切断装置に直接接触している出口とを有していてよい。移送管は、例えばステンレス鋼及びポリカーボネートのような、必要量の負圧、正圧、又はそれらの組み合わせの下で管形状が維持できるような任意の材料からなっていてよい。
移送管は、例えば1mm〜20mmの範囲の任意の好適な直径を有していてよい。例えば、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、又は15mmであってよい。移送管内での空気の速度のロスを減らすために、移送管の有する屈曲部の数は可能な限り少なくするべきである。
計量されたコードの供給器は、計量システム及びコードの供給物を含む。計量システムは、例えばオメガロール、エプロンロール、又は2つのロールで挟む装置のような任意の好適なフィード機構を含んでいてよい。計量システムは、コードの供給物が供給路に展開される速度を制御する。1つの例示的構成においては、計量システムはエプロンロール及び駆動ホイールを含む。
コードの供給物は、例えば、綿、セルロース、レーヨン、例えばポリエチレン若しくはポリプロピレンなどのポリオレフィン、ナイロン、絹、ポリテトラフルオロエチレン、ワックス、テフロン、又は任意の他の好適な材料を含む、任意の好適な材料からなることができる。
コードの供給物は、少なくともプレジットに取り付けられる位置にわたって、非吸収性のものであってよい。本明細書において、「非吸収性」という用語は、その内部に溜まった流体の大きな部分を保持しない構造物を指す。必要であれば、コード全体が非吸収性であってよい。コードの材料は、本質的に非可湿性の又は疎水性のものであってよく、又は、そのような属性を持つように処理されていてもよい。例えば、吸収性を減少させる又は喪失させるために、ワックスのコーティングがコードに施されていてもよい。コードは、非吸収性のものであることが望ましいが、必ずしも湿り気を吸い上げないものでなくてもよい。
コードの供給物は、任意の適した形成方法によって、並びに任意の適した形状、例えば1つ以上のコード、糸、指用カバー、リボン、装置の材料の延長部、又はこれらの組み合わせにおいて形成されてもよい。
コードの供給物は、識別できる特徴部分とある長さの普通のコードとが交互に現れるようになっていてよい。1本の個別コードは、1つの識別できる特徴部分と、普通のコードがそれの1本分以上の長さとからなっていてよい。
個別コードは、任意の好適な長さであってよい。例えば、10mm〜500mm、20mm〜400mm、20mm〜300mm、200mm以下、150mm以下、又は100mm以下であってよく。100mm以下では、例えば、90mm、80mm、70mm、60mm、50mm、40mm、30mm、20mm、10mm、9mm、8mm、7mm、6mm、5mm、4mm、3mm、2mm、又は1mmであってよい。
コードの供給物は、例えば、円すい形、糸巻き形、円筒形、又はボビン形のような任意の3次元形状に巻回されていてよいが、コードがそのような形状の外側の表面を形成する。コードの供給物は、1つの接触可能な形状の、2つの固定された端部の周りに巻回されていてよい。あるいは、コードの供給物は、自ら自身の上に乗るように層を成していてもよい。
1つの非制限的構成においては、展開されたコードの供給物は、1つ以上の物理的制約物、1つ以上の非接触の制約物、又はそれらの組み合わせによって、移送部材に接触させられる。理論に縛られずに言うと、展開されたコードの供給物を移送部材に接触させると、個別コードが、展開されたコードの供給物から分離された後も、引き続き流体の流れに従って動き続けるのを防ぐことで、個別コードをより良く制御することができる、と思われる。個別コードを移送部材に接触させることで、移送部材が、個別コードを流体の流れから外して基体へと運ぶことを可能にする。物理的又は接触不可能な制約のタイプは、移送部材によってカバーされ得る距離を決定することができる。
1つの非制限的構成においては、物理的制約は、展開されたコードの供給物又は個別コードと移送部材との間に摩擦を生じさせることが可能な接触可能体を含む。接触可能体は、例えば、ばねで付勢されるホイール又は柔軟な材料からなるホイールのような、任意の好適な形状であって良い。
接触可能体は移送部材の第1面上に配置されていてよく、切断装置の開口部の第2縁部と直接隣接した切断装置内に収容されていてよい。接触可能体は、個別コードを移送部材の第1面に接触させるニップ部を形成する。1つの例示的構成においては、接触可能体は、ばねで付勢されるホイールを含む。ばねで付勢されるホイールは、移送部材の速度で回転し、個別コードを移送部材の第1面に押し付ける。
接触可能体は、切断装置の外部にあり且つ切断装置の開口部の第2縁部と直接隣接した、移送部材の第1面上に配置されていてよい。1つの非制限的構成においては、個別コードが基体に届くまで、個別コードを移送部材の第1面に押し付けた状態に維持するために、複数の接触可能体が用いられる場合がある。
1つの非制限的構成においては、展開されたコードの供給物を移送部材に接触させるために1つ以上の追加的圧力源を含む、接触不可能な制約が用いられる場合があり、展開されたコードの供給物又は個別コードと移送部材との間の摩擦を生み出す。1つの例示的構成においては、接触不可能な制約は、移送部材内部の真空源を含み、それにより、第1面に対して、第2面に対して、又は移送部材の窓部内に真空を創り出す。
1つの非制限的構成においては、移送部材は、展開されたコードの供給物又は個別コードを、移送部材の窓部内側で、移送部材の外側でその第1面に沿って、移送部材の外側でその第2面に沿って、又はそれらの組み合わせで、掴むように構成されている1つ以上の能動的クランプ具を備えていてよい。能動的クランプ具はばねで付勢されていてよい。能動的クランプ具は、個別コードの一部分を、移送部材の1つの面に接触させてもよい。能動的クランプ具は、コードを2つの面の間に挟んでもよい。窓部内部の能動的クランプ具は、個別コードが基体に届くと、個別コードを放すように縮退してもよい。
装置は受容室を備えていてもよい。受容室は、任意の好適な3次元空間を含んでいてよく、当該3次元空間は、当該3次元空間に通じる少なくとも2つの開口部を有する。1つの非制限的構成においては、受容室は1つの開口部を有し、当該開口部は、第1端部壁、第2端部壁、第1端部壁と第2端部壁とを接続する下部壁、及び、第1端部壁と第2端部壁とを接続する上部壁を備える。受容室は、テーパ形状であってよい。
真空化する場合には、受容室は、受容室を密閉する後部壁と、真空源に通じる開口部とを有する。真空源に通じる開口部は、受容室のどこに配置されてもよい。受容室の開口部は、第1端部壁と、第2端部壁と、下部壁と、上部壁とにより形成されている。受容室の開口部は、移送部材を通る連続的な一本の流体の流れを可能にするエリアとなるべきである。開口部が、連続的な一本の流体の流れを可能とできない場合には、流体の流れはパルス状になり得る。
あるいは、真空化される場合には、受容室に通じる開口部が、第1端部壁と第2端部壁とを有する円弧形状のスロットを有する開口部からなり、且つその半径がリング形状の移送部材のリム上の複数の開口部の中心を通る半径と同心であり且つ等しい限り、受容室は任意の3次元形状を有していてよい。円弧形状のスロットは、その長さが、移送部材上の複数の窓部の1ピッチに窓部1つ分の幅を加えた長さ、又は当該1ピッチから当該幅を引いた長さと等しくてよい。
第2端部壁は、移送部材に隣接する出口を有していてよい。出口は、その断面積が0.5mm〜30mmであってよい。出口は、受容室から出ようとする個別コードを移送部材の第2面のリムに接触させることで、挟んでよい。
トンネルが、上記出口で受容室に接続してよい。あるいは、トンネルは、上記出口で受容室と一体になってもよい。一体のトンネルは、受容室開口部に接続し、移送部材と接触する別体のピースであってよく、また、第2端部壁の出口にトンネルを有する受容室へ通じる開口部として機能する。トンネルは、例えば1mm〜40mmのような、任意の好適な長さを有することができる。
受容室は真空源を有していてよい。真空源は、約2.5kPa(10水柱インチ)〜約20kPa(80水柱インチ)の圧力に減圧してよい。例えば、当該減圧された圧力は、7.5kPa(30水柱インチ)、8.7kPa(35水柱インチ)、10kPa(40水柱インチ)、11kPa(45水柱インチ)、12kPa(50水柱インチ)、14kPa(55水柱インチ)、15kPa(60水柱インチ)、16kPa(65水柱インチ)、17kPa(70水柱インチ)、又は19kPa(75水柱インチ)であってよい。
基体は、プレジットであってよい。プレジットは、レーヨン、綿、又は両材料を組み合わせたものであってよい。これらの材料については、人の体内において用いることが好適であるという検証記録がある。吸収性材料内に用いられるレーヨンは、通常、生体内での使用を意図された、使い捨ての吸収性物品に用いられる任意の好適なタイプのものであってよい。そのような好ましいタイプのレーヨンには、ギャラクシーレーヨン(GALAXY Rayon)(三葉のレーヨン構造体)が含まれ、当該レーヨンは、6140レーヨン(6140 Rayon)として、英国のハリーウォール(Hollywall)の、アコーディスファイバー社(Acordis Fibers Ltd.)から入手できる。また、アコーディスファイバー社から入手できる、サリルLレーヨン(SARILLE L Rayon)(丸い繊維のレーヨン)もまた好適である。任意の好適な綿材料が、吸収性材料に用いられてよい。好適な綿材料には、長繊維の綿と、短繊維の綿と、コットンリンターと、T繊維の綿と、けば立てた細長い条片と、綿コーマーと、が含まれる。綿は、グリセリン仕上げ、又はその他の好適な仕上げを施した、洗浄漂白済脱脂綿であってよい。
プレジットは、第1端部、中央区間部、及び第2端部を、その長手方向の軸線に沿って有していてよい。第1端部はまた、引き抜き用コードが取り付けられていてよい引き抜き側端部に対応していてよい。第2端部はまた、挿入側端部に対応していてよい。プレジットは、吸収性のある繊維材料からなる吸収層を有していてよい。
プレジットは、任意の好適な形状及び大きさであり、任意の好適な材料からなり、又は膣内に挿入可能な形状膣内に挿入可能な形状を有するタンポンに圧縮されるか又は形成されるための、任意の好適な構造を有していてよい。プレジットは、一般に正方形若しくは長方形、又は、台形、三角形、半球形、山形、又は砂時計のようにくびれた形のような他の形状をとってもよい。
プレジットは一体の又は別個の層からなる積層構造体であってよい。吸収性材料は、レーヨン繊維100%、又は綿繊維100%であってよい。吸収性材料は、レーヨン繊維と綿繊維とを、任意の好適な混合率で混合したものからなっていてよい。吸収性材料は、約25%、約30%、又は約40%より多くのレーヨン繊維を含んでいてよく、吸収性材料の残りの部分を綿繊維を含むものとしてよい。吸収性材料は、約50%より多くのレーヨン繊維を含んでいてよく、吸収性材料の残りの部分を綿繊維を含むものとしてよい。吸収性材料は、約60%、約70%、約75%、約80%、又は約90%より多くのレーヨン繊維を含んでいてよく、吸収性材料の残りの部分を綿繊維を含むものとしてよい。1つの層状構成においては、各層はそれぞれ、基本的に100%の同一の材料からなっていてよい。例えば、外側層は100%レーヨンで、中間層は100%綿というようになっていてよい。スーパープラス吸収型タンポンは、約100%のレーヨン繊維からなるプレジットから作られていてよい。スーパー吸収型又は通常吸収型タンポンは、約25%の綿繊維と約75%のレーヨン繊維とからなるプレジットから作られていてよい。ジュニア吸収型タンポンは、約50%の綿と約50%のレーヨン繊維とからなるプレジットから作られていてよい。
プレジットは、レーヨン(三葉型及び従来型のレーヨン繊維を含む)、綿、又は、一般にエアフェルトと呼ばれる、細かく粉砕したウッドパルプのような、吸収性物品に広く用いられる、広範な種類の液体を吸収できる材料、から製作されていてよい。他の好適な吸収性材料の例としては、クレープセルロースの詰め綿、コフォームを含むメルトブローポリマー、化学的に硬化、修飾、又は架橋されたセルロース繊維、けん縮ポリエステル繊維などの合成繊維、ピートモス、発泡材、ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ、又は任意の同等の材料若しくは材料の組み合わせ、あるいはこれらの混合物が挙げられるが、それらに限られない。
典型的な吸収性材料には、綿、レーヨンを折り畳んだティッシュ、織物材料、不織布、合成及び天然繊維、又は薄布が含まれ得る。プレジット及びその任意の構成要素は、単一の材料からなっていてよく、又は複数の材料を組み合わせたものからなっていてもよい。また、超吸収性ポリマー又は吸収性ゲル、及び開放セル型発泡材料のような超吸収性材料が、タンポンに組み込まれていてもよい。
吸収層用の吸収性繊維材料の例としては、綿、レーヨン、及び合成繊維、のような親水性の繊維があげられる。不織布又は織布であれ、単一の繊維からなる又は複数の栓位からなる布、好ましくはその重量が、150g/m〜1,500g/mであり、且つ厚みが実質的に0.1mm〜0.9mmである布が、他の吸収性繊維材料の上に重ねられ、その厚みが1.0mm〜15mm、及び好ましくはその厚みが2.0mm〜10mmである吸収層を形成し、それが上記の吸収層として用いられる。
繊維の織布及び不織布は、合成繊維のシートのようなベース上に、カードウェビング、エアレイイング法、ウェットレイド法等により形成され得る。疎水性の繊維又は親水性の属性を有する疎水性の繊維が、親水性の繊維を有する吸収層に含まれていてよい。加えて、高い吸水性を有するポリマーのような吸水性を有する化合物が、吸収層に含まれていてよい。
液体浸透性を有する表面材料は、メッシュ処理が施された、疎水性の繊維により形成される不織布又はメッシュフィルムからなる。表面材料に用いる不織布のタイプは、特に限定されない。例としては、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、及びサーマルボンド不織布があげられる。
不織布をなす疎水性の繊維は特に限定されないが、例としては、ポリエステルの繊維、ポリプロピレン、及びポリエチレンがあげられる。不織布の重量は、8g/m〜40g/mである。
通常、圧縮前、プレジットの大きさは、長さが約30又は40mm〜約60、70、80、90又は100mmで、幅が約40又は50mm〜約70、75、80、85、又は90mmであってよい。全体的ベースとなる重量の典型的な範囲としては、約150、200、又は250gsm〜約600、800、1000又は1100gsmであってよい。
コンベアは、プレジットのような基体をコンベア上に配置するインフィードを備えていてもよい。コンベア及びインフィードは、個別コードの配置に基づいて、複数のプレジットをそれぞれから離して置くように調整されていてよい。コンベアは、プレジットを移送部材にフィードしてよい。コンベアは、流体の流れの前又は後で、プレジットを移送部材にフィードしてよい。それぞれ1つの個別コードに対して1つのプレジットが与えられるようにするために、個別コードの数と、プレジットの数を合わせるように、コンベアのタイミングが調整されていてよい。上記の工程はドラム上で実行され、1つのプレジットが運搬体の開口部上の移送部材上に配置される可能性が高い。
1つの非制限的実施形態においては、コンベアはプレジットを移送部材の外周に繰り出すことが可能である。移送部材は、真空を用いて、プレジットを外周に接触させた状態で維持するとよい。プレジットと運搬体システムの周囲の出口とが整列されているのを維持するために真空を用いることができる。
1本の個別コードを1つの基体に繰り出すために、計量システム、移送部材、切断装置、及びコンベアが協調して動作するようにすることができる。複数の個別コードを1つの基体に繰り出すために、計量システム、移送部材、切断装置、及びコンベアが協調して動作するようにすることができる。1つの非制限的構成においては、基体上の個別コードの位置を制御するために、計量システム、移送部材、切断装置、及びコンベアの位相が調整されてよい。計量システム、切断装置、移送部材、及びコンベアの位相を調製することで、個別コードをプレジットに、プレジットの所定の位置から許容範囲内の誤差で取り付けることができるようになる。
本開示は個別コードをプレジットに繰り出すための装置を論じているが、本明細書において開示される方法及び装置を、個別コードが取り付けられる任意の形態の基体にコードを繰り出すために用いてもよいということは理解されるべきである。
図1は、装置100の簡略化したフローチャートを示す。装置100は、計量されたコードの供給器200及び供給路300を備える。計量されたコードの供給器200は、コードの供給物210及び計量システム220を含む。供給路300は、切断装置500及び移送部材400を備える。移送部材400は、運搬体システム470を備える。装置100は、受容室700をさらに備える。図1に示されるように、圧力源205が、計量されたコードの供給器200と供給路300との間、受容室700の後、又はその両方の位置に配置されていてよい。移送部材400は、供給路300から外れるように動く。
図2A及び2Bは、装置100の1つの例示的構成を示す。装置100は、切断装置500に接続された移送部材400を備える。切断装置500は、移送管600に接続されている。移送管600は、計量システム220に接続されている。受容室700は、移送部材400に隣接する。
移送部材400は、移送部材の第1面420を移送部材の第2面430に接続する、窓部410の形状の複数のオリフィス412を有する。第1面420と第2面430との間の距離は、移送部材400の幅425と等しくてよい。窓部410は、移送部材400のリム440内に位置している。移送部材の窓部410は等間隔に配置されている。移送部材400は、移送部材のリムに沿って等間隔に間を空けて配置された、複数の真空ポートを有する。真空ポート414は、基体を動かすのを助けるために、基体と係合すると良い。移送部材400は、運搬体システムが外周を横切るのを可能にする、外周に沿った開口部416をさらに有する。移送部材は、それぞれの運搬体システムに対して1つの出口416を有する。
移送管600は、計量システム220に接続された1つの入口610と、切断装置500の入口575に直接的に接触している1つの出口620(図2Aには図示せず)を有する。移送管600の入口610は、部分的に大気に開放されていてよい。展開されたコードの供給物230は、移送管600に入口610から入る。
図3A〜3Cは、図2Aの3−3線で切り開いて得られる、複数の段階の進行を示した断面図である。図3A〜3Cは、切断装置500、移送部材400、及び受容室700を示す。移送部材400は、第1面420と、第2面430と、リム440内に等間隔で設けた窓部410の形状のオリフィス412と、を有する。移送部材400は、1つ以上の運搬体システム470を備える。切断装置500は、第1縁部520と、第2縁部530と、第1縁部520を第2縁部530に接続する下部壁525と、第1縁部520を第2縁部530に接続する上部壁(不図示)と、からなる開口部540を有する。切断装置500は、展開されたコードの供給物230の一部分を切断し、個別コード900を作るように構成されているナイフ510を備える。ナイフ510は、ナイフ510の回転軸550とナイフ510用ケース560との間の隙間によって形成される代替的な流体の流路555に沿って回転する。ナイフ510は回転軸550の周りに回転させられて、押圧面515に接触する間に、展開されたコードの供給物230の流体の流れ310を二分する。代替的流体の流路555は、ナイフ510が展開されたコードの供給物230を二分している間、流体の流れ310を維持する。切断装置500への開口部540は、移送部材400の第1面420に直接接触している。
受容室700は、第1端部壁720と、第2端部壁730と、第1端部壁720を第2端部壁730に接続する下部壁725と、第1端部壁720を第2端部壁730に接続する上部壁(不図示)と、を備える。1つの受容室は、移送部材400の第2面430と直接接触している1つの開口部740を有する。受容室700の第2端部壁730は、移送部材400に隣接する出口750を有する。受容室700は、出口750及びトンネル755を有してよい。
図3A〜3Cは、個別コード900をいかにして作り、繰り出すかを描いた3枚のスナップ図を示す。図3A〜3Cに示すように、1本の個別コード900が流体の流れ310を通じて機械方向に動くにつれて、移送部材400の1つの窓部410が、当該個別コード900を受容する。図3A〜3Cに示すように、移送部材は運搬体システム470を収容する。図3A〜3Cに示すように、切断装置500の第2端部壁530は、接触可能体565を備えていてもよい。移送部材400は能動的クランプ具を備えていてもよい。
個別コード900は、あらかじめ定められた長さである。個別コード900は、第1端部910及び第2端部920を有する。
図3Aに示すように、移送部材の1つの窓部410が流体の流れ310に入る一方で、移送部材の別の窓部410が、1本の個別コード900とともに、流体の流れ310から出る。入ってくる方の移送部材の窓部410は、流体の流れ310を維持し、展開されたコードの供給物230用の経路を創出する。
図3Bに示すように、ナイフ510が展開されたコードの供給物230を切断するのと同時に、接触可能体565は、展開されたコードの供給物230を移送部材400から偏向させる。展開されたコードの供給物230の第1端部910は、移送部材の窓部410を横切り、受容室700に入る。移送部材の窓部410は、切断装置500と受容室700との間を、流体の流れ310を通って動く。ナイフ510は、流体の流れ310を二分し、展開されたコードの供給物230は、切断装置500の代替的流体の流路555に従って動いてよい。
図3Cに示すように、個別コード900は、第1端部910及び第2端部920を有する。移送部材の窓部410は、接触可能体565と、移送部材400の第1面420と、に直接接触している、1本の個別コード900とともに、流体の流れ310から出始めた。1つの窓部410が、流体の流れ310に入った。展開されたコードの供給物230が、流体の流れ310に従って窓部410に向かって動く一方で、ナイフ510用の回転軸550と、ナイフ510用のケース560との間の隙間によって形成された代替的な流体の流路555に従ってナイフ510は回転する。図3A〜3Cは、複数の等間隔で設けた窓部を有してよい1つの移送部材の1部分を図示しているということ、あるいは、第1のセグメントが、移送部材の最後のセグメントの後に、再度システムに導入されるように、閉じた連鎖状に接続された複数の窓部を有する複数のセグメントを図示しているということを、当業者は理解するであろう。
図4A及び4Bは、移送部材400の例示的図を示す。図4A及び4Bに示すように、移送部材400は、移送部材のリム440の第1面420を通って、移送部材のリム440の第2面430に至る、窓部410の形状の複数の窓部412を有する。第1面420と第2面430との間の距離は、移送部材400の幅425と等しくなっていてもよい。移送部材400は、中心軸線450の周りを回転する。
図4Aは、複数のセグメント405を有する移送部材400を示す。それぞれのセグメント405は、窓部410の形の1つの窓部412を有する。移送部材400は、移送部材のリム440を中心軸線450と接続している1つ以上のスポーク470を備える。閉じた連鎖415は、リング形状であってよい。あるいは、閉じた連鎖415は、サーペンタイン形状(不図示)であってもよいということは理解されるであろう。
図4Bは、図4Aに図示された移送部材のセグメント405を拡大した斜視図を示す。セグメント405は、第1面420と、第2面430と、前端部422と、後端部424と、第1面420から第2面430への距離により定義される幅425と、高さ426と、長さ428と、を有する。セグメント405は、第1面420を第2面430と接続している、窓部410の形の窓部412を有する。
図5A〜5Dは、運搬体システム470、又は運搬体の例を図示している。図5A及び5Bに示すように、運搬体は、移送部材の窓部の断面エリアと一致し、流体の流れを妨げない小穴472を有していてよい。運搬体システム470は、1つ以上の直線的セグメントと、1つの曲線部、有限点、鈍端部、及び/又は切刃部を含んでいてよい。図5C及び5Dに示すように、運搬体システム470は、1つ以上の尖った突起部474を有していてもよい。尖った突起部474は、異なる長さでもよく、同じ長さでもよい。1以上の尖った突起部474は、蝶番付きのゲートから成ってもよい。運搬体は、穴を有し且つ移送部材を通る流体の流れを妨げない装置476を保持することが可能になっていてよい。装置476は、ボタン、フック、ディスク、及び/又はそれらの組み合わせの形状をしていてよい。運搬体470は、針であってもよい。
図6A及び6Bは、切断装置500の、1つの例示的構成を示す。図6Aは、切断装置500の斜視図である。図6Bは、切断装置500の図6Aの6−6線に沿った断面図である。図6A及び6Bの切断装置500は、ハウジング505内の回転軸550を備える。ハウジング505は、入口575と、切断装置500に通じる開口部540とを有する。切断装置500に通じる開口部540は、下部壁525と上部壁535とによって接続されている、第1縁部520(図6Bには不図示)と第2縁部530とを有する。
図6Bは、切断装置500の、図6Aの6−6線に沿った断面図である。切断装置500は、ナイフ510がその周りを回転する回転軸550を備える。切断装置500は、押圧面515をさらに備える。切断装置500に通じる開口部540は、その全表面積に関して、受容室に通じる開口部と一致する。
図7は、1つの例示的受容室700の、図2Aの7−7線に沿った断面図を示す。受容室700は、流体の流れ310を作り出す開口部740及び真空源を有する。開口部は、第2端部壁730と、第1端部壁(不図示)を第2端部壁730に接続する上部壁735と、第1端部壁(図中には不図示)を第2端部壁730に接続する下部壁725と、を有する。受容室700の第2端部壁730は、出口750を有する。受容室700と一体のトンネル760は、第2端部壁730を超えて延びる。
図8は、計量システム220の側部立面図を示す。計量システム220は、エプロンロールであってよい。エプロンロールは、駆動ホイール222と、ベルト224と、ラップホイール226と、アイドラーホイール228と、を備える。
図9は、平らに伸ばした、圧縮されていない状態のタンポンプレジット1000を例示的に示す。吸収性材料1010は、タンポンプレジット1000を形成することができる。タンポンプレジット1000は、挿入側端部1020と、引き抜き側端部1030、第1長手方向縁部1040と、第2長手方向縁部1050と、を有する。タンポンプレジット1000を圧縮することで、圧縮された吸収性部材を形成することができる。プレジット1000は、上包1060と、追加的選択的に設けられる第2上包1070と、を有することができる。
図10は、潜在的な工程1100を模式的に図示したものである。当該模式的図は、コンベア1110と、プレジット1000をコンベア1110上に載置することが可能なコンベアインフィード1120と、コードの供給物210及び計量システム220を含む計量されたコードの供給器200と、切断装置500と、移送部材400と、受容室700と、を図示している。図10に示すように、コンベアインフィード1120は、プレジット1000をコンベア1110上に載置する。プレジット1000は、機械方向(MD)に、コンベア1110上を、移送部材400に向かって動く。移送部材400は、プレジット1110を、移送部材400の外周に接触した状態に維持する。移送部材400は、展開されたコードの供給物230を受容する。次に展開されたコードの供給物230は切断されて、引き抜き用コード900が作られる。運搬体システム(不図示)は、引き抜き用コード900をプレジット1110に接触させる。展開されたコードの供給物230の第1端部は、基体1000に取り付けられる。それぞれのプレジット1000は、1本の引き抜き用コード900を受容する。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
任意の相互参照又は関連特許若しくは関連出願を包含する本明細書に引用される全ての文献は、明確に除外ないしは別の方法で限定されない限り、その全てを本明細書中に参照により組み込まれる。いずれの文献の引用も、こうした文献が本願で開示又は特許請求される全ての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他の全ての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、用語の任意の意味又は定義の範囲が、参考として組み込まれた文書中の同様の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (14)

  1. 個別コードを基体に繰り出すための個別コード繰出装置であって、
    流体の流れを含む供給路と、展開されたコードの供給物と、前記供給路の流体の流れによって運ばれた前記展開されたコードの供給物が入ることが可能な1つ以上の窓部を有する第1面を有する移送部材と、個別コードを形成するために、前記窓部に入った前記展開されたコードの供給物を切断することが可能な切断器具を含む切断装置と、を備え、
    前記移送部材は、前記窓部と整列し前記窓部の通路を横切る方向に動くことが可能な運搬体であって、前記個別コードの一部を前記基体に残すように構成された1つ以上の運搬体を収容し、
    前記流体の流れは、前記展開されたコードの供給物を前記移送部材の第1面に方向づけ、
    前記移送部材の第1面は、前記切断装置に隣接する、装置。
  2. 前記移送部材は、前記個別コードを前記窓部に保持する1つ以上の能動的クランプ具を有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記移送部材は、閉じた連鎖を形成する複数のセグメントを含み、各セグメントは、窓部を有する、請求項1及び2のいずれか1項に記載の装置。
  4. 前記運搬体は、前記移送部材の窓部の断面エリアと一致する小穴を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記運搬体は、前記窓部の一部となる穴を有する装置であって、前記移送部材を通る流体の流れを妨げない装置を保持することが可能である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記能動的クランプ具は、前記窓部の内部に位置している、請求項2〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記切断装置は、代替的な流体の流路を有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 当該装置は、計量システムとコードの供給物とを含む計量されたコードの供給器を備え、
    前記計量システムは、前記コードの供給物が前記供給路に展開される速度を制御する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記計量システムは、前記移送部材及び前記切断装置と協働して、1つの個別コードを前記移送部材の各窓部に繰り出すように構成されている、請求項8に記載の装置。
  10. 前記基体は、プレジットである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記切断装置は、代替的な流体の流路を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 前記移送部材の前記窓部は、4mm〜100mmである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記切断装置は、押圧面を有し、前記切断器具は、前記押圧面と接触する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記運搬体は、前記基体の第1面及び第2面を横切る、請求項1〜13のいずれか1項に記載の装置。
JP2015531357A 2013-06-27 2014-06-26 個別コード繰出装置 Expired - Fee Related JP5933843B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361840216P 2013-06-27 2013-06-27
US61/840,216 2013-06-27
PCT/US2014/044212 WO2014210237A1 (en) 2013-06-27 2014-06-26 Discrete cord delivery apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015531269A JP2015531269A (ja) 2015-11-02
JP5933843B2 true JP5933843B2 (ja) 2016-06-15

Family

ID=51213001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015531357A Expired - Fee Related JP5933843B2 (ja) 2013-06-27 2014-06-26 個別コード繰出装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9782908B2 (ja)
EP (1) EP2861195B1 (ja)
JP (1) JP5933843B2 (ja)
CA (1) CA2915497A1 (ja)
ES (1) ES2597328T3 (ja)
WO (1) WO2014210237A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014193923A1 (en) * 2013-05-31 2014-12-04 The Procter & Gamble Company Method of delivering a discrete cord to a transfer member
US10064761B2 (en) * 2013-05-31 2018-09-04 The Procter & Gamble Company Method of delivering a discrete cord to a transfer member
US9770372B2 (en) * 2013-06-18 2017-09-26 The Procter & Gamble Company Discrete cord delivery apparatus
CN109069307B (zh) * 2015-12-31 2021-08-06 强生有限公司 绕紧棉塞材料的方法
US10218642B2 (en) 2017-03-27 2019-02-26 Mellanox Technologies Tlv Ltd. Switch arbitration based on distinct-flow counts

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3607520A (en) * 1969-11-26 1971-09-21 Kimberly Clark Co Tampon manufacture
US4048884A (en) * 1975-12-15 1977-09-20 The Archilithic Company Fiber shear system
JPS5915280B2 (ja) * 1977-06-01 1984-04-09 三菱重工業株式会社 複数のライン上に設置された回転機器の同調装置
US4655111A (en) * 1985-08-12 1987-04-07 Cemen Tech, Inc. Fiber cutting device
IT220672Z2 (it) * 1990-11-13 1993-10-11 Itw Fastex Italia Spa Dispositivo di collegamento a scatto, a tenuta di fluido, per tubazioni
US5450777A (en) * 1991-12-03 1995-09-19 Nordson Corporation Method and apparatus for processing chopped fibers from continuous tows
JP3908391B2 (ja) * 1998-07-30 2007-04-25 ユニ・チャーム株式会社 タンポンの製造方法及び製造装置
US6182332B1 (en) * 1999-07-30 2001-02-06 Owens Corning Composites Sprl Method of forming discrete length fibers
US6654992B2 (en) * 2001-12-28 2003-12-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of applying string to tampon pledgets
US7011033B2 (en) * 2003-06-30 2006-03-14 The Procter & Gamble Company Method and apparatus for cord attachment
JP4134052B2 (ja) * 2005-01-19 2008-08-13 株式会社 ハリーズ 生理用タンポンの製造方法及び製造装置
JP4949690B2 (ja) 2006-02-01 2012-06-13 ユニ・チャーム株式会社 シート状構造体の製造システム及び製造方法
JP4949691B2 (ja) * 2006-02-01 2012-06-13 ユニ・チャーム株式会社 シート状構造体の製造システム及び製造方法
PT2429471E (pt) * 2009-05-12 2014-10-07 Intervet Int Bv Método e equipamento para fixar um fio a um tampão

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015531269A (ja) 2015-11-02
ES2597328T3 (es) 2017-01-17
CA2915497A1 (en) 2014-12-31
US9782908B2 (en) 2017-10-10
EP2861195A1 (en) 2015-04-22
US20150000490A1 (en) 2015-01-01
WO2014210237A1 (en) 2014-12-31
EP2861195B1 (en) 2016-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5933843B2 (ja) 個別コード繰出装置
JP5967074B2 (ja) 高柔軟性吸収性積層体およびその製造方法
EP1110521B1 (en) Method for manufacturing particle deposited body
EP2478881B1 (en) Absorptive article
US20080044616A1 (en) Absorbing Material
US10098794B2 (en) Discrete cord delivery apparatus
BRPI0006737B1 (pt) aparelho, método e sistema para abertura por jato de ar de uma corda de filamentos ou estopa têxtil ("tow")
US20150374558A1 (en) Method of cutting a thread between two substrates
JP5917776B2 (ja) 引抜用コードを基体に繰り出すための方法
CN113966210B (zh) 用于女性卫生的棉塞
JP2007202751A (ja) シート状構造体の製造システム及び製造方法
JP6189528B2 (ja) 引抜用コードを移送部材に繰り出すための方法
US10064761B2 (en) Method of delivering a discrete cord to a transfer member
EP3013297B1 (en) Method of cutting a thread between two substrates

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5933843

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees