JP5921061B2 - ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 - Google Patents
ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5921061B2 JP5921061B2 JP2010221730A JP2010221730A JP5921061B2 JP 5921061 B2 JP5921061 B2 JP 5921061B2 JP 2010221730 A JP2010221730 A JP 2010221730A JP 2010221730 A JP2010221730 A JP 2010221730A JP 5921061 B2 JP5921061 B2 JP 5921061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas barrier
- layer
- film
- barrier film
- packaging bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
1.第1の透明ガスバリア性フィルムと、該第1の透明ガスバリア性フィルム上に積層された接着性樹脂層と、該接着性樹脂層上に積層された第2の透明ガスバリア性フィルムとを有する積層体であって、該接着性樹脂層がエポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤により形成される硬化物であることを特徴とするガスバリア性フィルム積層体。
2.前記第1の透明ガスバリア性フィルム及び前記第2の透明ガスバリア性フィルムのうちの少なくとも一方が、基材層と、該基材層上にプラズマ化学気相成長法により形成された炭素含有酸化ケイ素蒸着層とを有する蒸着フィルムであることを特徴とするガスバリア性フィルム積層体。
3.前記蒸着フィルムが、さらに、前記炭素含有酸化ケイ素蒸着層上に設けられたガスバリア性塗布膜を有し、該ガスバリア性塗布膜は、一般式R1 nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1〜8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも1種以上のアルコキシドと、ポリビニルアルコール系樹脂及び/又はエチレン・ビニルアルコール共重合体とを含有し、さらに、ゾルゲル法によって重縮合して得られるガスバリア性組成物による膜であることを特徴とするガスバリア性フィルム積層体。
4.前記樹脂層の層厚が、2〜6μmであることを特徴とするガスバリア性フィルム積層体。
5.前記第2の透明ガスバリア性フィルム上に積層された熱融着層をさらに有することを特徴とするガスバリア性フィルム積層体。
6.前記熱融着層がポリオレフィン系樹脂からなることを特徴とするガスバリア性フィルム積層体。
7.上記ガスバリア性フィルム積層体を、熱融着層が最内層となるように製袋して得られることを特徴とする包装袋。
8.本発明に規定する測定方法において、包装袋を形成する積層体の端面からの水蒸気透過度が、30g/m2・day以下であることを特徴とする包装袋。
9.水分による表示モジュールの劣化を防ぐ表示モジュール封止用包装袋であることを特徴とする包装袋。
<1>本発明の包装袋を形成する積層体の層構成
本発明にかかる包装袋を形成する積層体としては、例えば、図1に示すように、第1及び第2の透明ガスバリア性フィルム1a、1b、接着性樹脂層2、並びに熱融着層3からなることを基本構造とする積層体を挙げることができる。
なお、本発明の透明ガスバリア性フィルムは、一層でもよいし二層以上の多層でもよく、必要に応じて適宜設定することができる。
本発明のガスバリア性フィルム積層体は、第1の透明ガスバリア性フィルムと、該第1の透明ガスバリア性フィルム上に積層された接着性樹脂層と、該接着性樹脂層上に積層された第2の透明ガスバリア性フィルムとを有する積層体であるが、該接着性樹脂層はエポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤により形成される硬化物からなることを特徴とする。
本発明の樹脂層は、第1の透明ガスバリア性フィルムと第2の透明ガスバリア性フィルムとを優れた接着力で接着し、また第2の透明ガスバリア性フィルムと熱融着層とを優れた接着力で接着し、さらに、端面から積層体内部への酸素及び水蒸気の透過を防止する役割を果たす。
本発明におけるエポキシ樹脂は、飽和または不飽和の脂肪族化合物や脂環式化合物、芳香族化合物、あるいは複素環式化合物のいずれであってよいが、高いガスバリア性を発揮するためには芳香環を分子内に含むエポキシ樹脂が好ましい。
本発明のエポキシ樹脂硬化剤は、脂肪族化合物、脂環式化合物、芳香族化合物または複素環式化合物のいずれであってもよく、ポリアミン類、フェノール類、酸無水物またはカルボン酸類などの一般に使用され得るエポキシ樹脂硬化剤を使用することができる。
フェノール類としてはカテコール、レゾルシノール、ヒドロキノンなどの多置換基モノマー、およびレゾール型フェノール樹脂などが挙げられる。
(A)ポリアミン
(B)ポリアミンとの反応によりアミド基部位を形成し、且つオリゴマーを形成し得る少なくとも1つのアシル基を有する多官能性化合物
(C)炭素数1〜8の一価カルボン酸および/またはその誘導体である。
そして、最も望ましくは、前記(A)ポリアミンが、メタキシリレンジアミンまたはパラキシリレンジアミンの場合である。
接着性樹脂層の形成方法としては、特に限定されないが、印刷やコーティング等による方法が挙げられる。
本発明の包装袋を形成する積層体を構成する透明ガスバリア性フィルムとしては、用途に応じて種々の透明ガスバリア性フィルムを使用することができるが、表示素子封止用包装袋として使用するためには、表面からの水蒸気透過度が0.1g/m2・day以下である透明フィルムを使用することが好ましい。
本発明において用いる透明ガスバリア性フィルムとして、例えば、基材層と、該基材層上に形成された炭素含有酸化ケイ素蒸着層とを有する蒸着フィルムを使用することが特に好ましい。
該蒸着フィルムは、優れた表面ガスバリア性及び透明性を示すだけでなく、基材層と炭素含有酸化ケイ素蒸着層との間の密接着性が高く、層間の界面に酸素及び水蒸気が比較的浸入しにくいため、良好な端面ガスバリア性を示す。
蒸着フィルムの基材層としては、化学的ないし物理的強度に優れ、炭素含有酸化ケイ素蒸着層を形成する条件等に耐え、それら炭素含有酸化ケイ素蒸着層の特性を損なうことなく良好に保持し得ることができるプラスチックフィルムを使用することができる。
使用することができる。
本発明の基材層の層厚は、2〜400μm、より好ましくは10〜200μmである。
本発明において好適な蒸着層は、上記の基材層及び接着性樹脂層との密接着性、透明性、並びに表面及び端面ガスバリア性の観点から、以下に説明するプラズマ化学気相成長法により形成された炭素含有酸化ケイ素蒸着層を適用することができる。
一方で、無機化合物層の厚さが5nm未満では、透明性は良いが、均一な層が得られにくく、またガスバリア性の機能を十分に果たすことが難しい。
本発明においては、上記炭素含有酸化ケイ素蒸着層上に、ガスバリア性塗布膜を設けてもよい。
上記炭素含有酸化ケイ素蒸着層上に、ガスバリア性塗布膜を設けることによって、一層優れた表面ガスバリア性が得られるだけでなく、上記接着性樹脂層との密接着性が高まり、さらに高い端面ガスバリア性が得られる。
該ガスバリア性組成物において用いるアルコキシドとしては、一般式R1 nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1〜8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも1種以上のアルコキシドを挙げることができる。
本発明において、一般式R1 nM(OR2)mで表されるアルコキシドとしては、金属原子Mとして、ケイ素、ジルコニウム、チタン、アルミニウムその他を使用することができる。また、本発明において、単独又は二種以上の異なる金属原子のアルコキシドを同一溶液中に混合して使うことができる。
また、上記の一般式R1 nM(OR2)mで表されるアルコキシドにおいて、R2で表される有機基の具体例としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基その他を挙げることができる。
尚、本発明において、同一分子中において、これらのアルキル基は同一であっても、異なってもよい。
本発明の積層体を構成する熱融着層は、オレフィン系熱融着樹脂組成物(オレフィン系ホットメルト樹脂組成物)からなる層であってもよいし、あるいは、熱融着性のフィルム(シーラントフィルム)からなる層であってもよい。
本発明において、ホットメルト樹脂組成物とは、ベースポリマー及び粘着付与剤を含み、熱溶融性と粘着性とを備えた樹脂組成物を意味し、ベースポリマーがオレフィン系樹脂であるものを、特にオレフィン系ホットメルト樹脂組成物と呼ぶ。
ホットメルト樹脂組成物からなる熱融着層は、透明ガスバリア性フィルム上に直接積層することができる。これによって、層厚を薄く設定できるため、端面からのガス透過度を低く抑えることができる。
本発明の熱融着性のフィルム(シーラントフィルム)は、常温では非粘着性であるが、熱により溶融させてから、同じく熱により溶融させた熱融着層と重ね合わせ、圧着し、冷却することによって、互いに接着する。ここで、常温とは、JIS Z 8703に基づき、5℃から35℃の範囲にある温度状態をいう。非粘着性とは、JIS Z 0237に準じて測定した180度ひきはがし法の試験で測定不能なものをいう。
本発明においては、第1の透明ガスバリア性フィルムと第2の透明ガスバリア性フィルムのガスバリア性塗布膜面同士を、上記接着性樹脂層でドライラミネートし、硬化反応させて積層し、さらにその一方の面に熱融着層を積層して本発明の包装袋を形成するガスバリア性フィルム積層体が得られる。
本発明のガスバリア性フィルム積層体は、貼り合わせ(積層)後の後処理として、電子線を照射して未硬化物等を処理し、バリア性をさらに向上することができる。
さらに、電子線源としては、特に制限はなく、例えばコックロフトワルトン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、あるいは直線型、ダイナミトロン型、高周波型などの各種電子線加速器を用いることができる。
本発明の包装袋は、上述の積層体を二つ折にするか、又は積層体2枚を用意し、そのシーラントフィルムの面を対向させて重ね合わせ、さらにその周辺端部を、例えば、側面シール型、二方シール型、三方シール型、四方シール型、封筒貼りシール型、合掌貼りシール型(ピローシール型)、ひだ付シール型、平底シール型、角底シール型、ガゼット型等のヒートシール形態によりヒートシールして、種々の形態の包装袋として製造することができる。
ことができる。
本発明の包装袋は、種々のパッケージ材料として使用することができるが、特に、ディスプレイの表示素子などの封止用包装袋として好適に使用することができる。
本発明のバリアフィルム積層体は、高い水蒸気バリア性を有するバリアフィルムを貼り合わせ、さらに、高温高湿環境下での使用に耐え得る性能を付与したものである。
次に本発明について、実施例を挙げて具体的に説明する。
(1)基材フィルムとして、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、これをプラズマ化学気相成長装置の送り出しロールに装着し、下記に示す条件で、上記の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのコロナ処理面に、厚さ10nmの炭素含有酸化珪素蒸着層を形成した。
蒸着用混合ガス反応ガス組成物の混合比
へキサメチルジシロキサン:酸素ガス:ヘリウム
=1:10:10(単位:slm)
真空度:6Pa
冷却・電極ドラム供給電力 :22Kw
ライン速度:100m/min
層厚4μm)を形成した。
(1)基材フィルムとして、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、これをプラズマ化学気相成長装置の送り出しロールに装着し、下記に示す条件で、上記の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのコロナ処理面に、厚さ10nmの炭素含有酸化珪素蒸着層を形成した。
蒸着用混合ガス反応ガス組成物の混合比
へキサメチルジシロキサン:酸素ガス:ヘリウム
=1:10:10(単位:slm)
真空度:6Pa
冷却・電極ドラム供給電力 :22Kw
ライン速度:100m/min
蒸着チャンバー内の真空度;2×10-4mbar
巻き取りチャンバー内の真空度;2×10-2mbar
電子ビーム電力;25kw
フィルムの搬送速度;600m/min
ne/cm以上向上させたプラズマ処理面を形成した。
(1)実施例1(4)で製造した第1の透明ガスバリア性フィルムを、ドライラミネート機の第1送り出しロールに装着し、そのガスバリア性塗布膜面に、三井化学製エポキシ樹脂接着剤タケラックA980を10倍当量に対しエポキシ樹脂硬化剤タケネートA19を1倍当量添加して調整した溶液を、グラビアロールコート法を用いて塗布し、乾燥させて、接着性樹脂層(層厚4μm)を形成した。
(1)実施例2(3)で製造した第1の透明ガスバリア性フィルムを、ドライラミネート機の第1送り出しロールに装着し、そのガスバリア性塗布膜面に、三井化学製エポキシ樹脂接着剤タケラックA980を10倍当量に対しエポキシ樹脂硬化剤タケネートA19を1倍当量添加して調整した溶液を、グラビアロールコート法を用いて塗布し、乾燥させて、接着性樹脂層(層厚4μm)を形成した。
(1)実施例1(4)で製造した第1の透明ガスバリア性フィルムを、ドライラミネート機の第1送り出しロールに装着し、そのガスバリア性塗布膜面に、2液硬化型ポリウレタン系接着剤(三井化学製、主剤タケラックA−515/硬化剤タケネートA−50)からなる溶液を、グラビアロールコート法を用いて塗布し、乾燥させて、接着性樹脂層(層厚4μm)を形成した 。
1)実施例2(3)で製造した第1の透明ガスバリア性フィルムを、ドライラミネート機の第1送り出しロールに装着し、そのガスバリア性塗布膜面に、2液硬化型ポリウレタン系接着剤(三井化学製、主剤タケラックA−515/硬化剤タケネートA−50)からなる溶液を、グラビアロールコート法を用いて塗布し、乾燥させて、接着性樹脂層(層厚4μm)を形成した。
形して、層厚30μmの熱融着層を形成し、本発明に係る積層体(総厚み58μm)を製造した。
(1)ポリイミドフィルム上にアルミ電極を施したフレキシブルプリント基板(厚さ100μm)と、ポリエチレンテレフタレートフィルム上にITO透明電極を施し、マイクロカプセルを均一に塗布した電子インクシート(厚さ100μm)とを用意した。フレキシブルプリント基板のアルミ電極を施した面と、電子インクシートのマイクロカプセルを塗布した面とが対向するように重ね合わせ、電気泳動表示素子を製造した。この表示素子は、アルミ電極に印加される電圧に応じて、マイクロカプセル内の黒色顔料片(マイナスに帯電)と白色顔料片(プラスに帯電)とが移動し、白黒の画像を形成できるように構成されている。
包装袋の表面及び端面から、酸素及び水蒸気が内部に浸入すると、マイクロカプセル内の白色顔料と黒色顔料の移動が妨げられ、コントラスト比が低下する。
結果を表2に示す。
(1)積層体2枚を、その熱融着層の面同士が対向するように重ね合わせ、3方をヒートシールし、塩化カルシウム10gを入れてから残り1辺をヒートシールして、内寸100mm×100mm、シール幅3mmの包装袋を製造する。
端面からの水蒸気透過度={(評価用袋の水蒸気透過量)−2×(0.01m2あたりの表面方向の水蒸気透過量)}/(評価用袋の端面の面積)
上記の方法に基づいて、実施例1〜4及び比較例1〜2で製造した包装袋を形成する各積層体について、端面からの水蒸気透過度を測定した。
結果を表3に示す。
実施例1〜4の包装袋を用いた封入表示デバイスは、200時間後もコントラスト比20以上であったが、比較例1〜2の包装袋を用いた封入表示デバイスでは、200時間後にはコントラスト比が大幅に低下した。
また、実施例1〜4及び比較例1〜2の包装袋を形成する積層体は、表面方向の水蒸気透過量については、ほぼ等しい値を示したが、包装袋の水蒸気透過量は、実施例1〜4の包装袋が、比較例1〜2の包装袋よりも小さい値を示した。
実施例1〜4の包装袋では、エポキシ樹脂硬化物層が、端面からの水蒸気の透過を防ぐため、端面からの水蒸気透過度は極めて低い値に抑えられた。
2. 接着性樹脂層
3. 熱融着層
4. 基材層
5. 炭素含有酸化ケイ素蒸着層
6. ガスバリア性塗布膜
7a、7b. 基板
8a、8b. 電極
9. 発光体
10a、10b. 積層体
Claims (7)
- 第1の透明ガスバリア性フィルムと、第1の透明ガスバリア性フィルム上に積層された接着性樹脂層と、接着性樹脂層上に積層された第2の透明ガスバリア性フィルムとを有する積層体であって、
前記接着性樹脂層が、エポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤により形成される硬化物であり、
エポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤の配合割合は、エポキシ樹脂中のエポキシ基の数に対するエポキシ樹脂硬化剤中の活性水素数の比が0.1〜3.0の範囲であり、
第1の透明ガスバリア性フィルム及び第2の透明ガスバリア性フィルムのうちの少なくとも一方が、基材層と、該基材層上にプラズマ化学気相成長法により形成された炭素含有酸化ケイ素蒸着層とを有する蒸着フィルムであり、その他方は、基材層と、該基材層上にプラズマ化学気相成長法により形成された炭素含有酸化ケイ素蒸着層を有する蒸着フィルムであり、
前記一方及び他方の蒸着フィルムの双方が、さらに、炭素含有酸化ケイ素蒸着層上に設けられたガスバリア性塗布膜を有し、ガスバリア性塗布膜は、一般式R1 nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1〜8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも1種以上のアルコキシドと、ポリビニルアルコール系樹脂及び/又はエチレン・ビニルアルコール共重合体とを含有し、さらに、ゾルゲル法によって重縮合して得られるガスバリア性組成物による膜であること
を特徴とする、ガスバリア性フィルム積層体。 - 前記接着性樹脂層の層厚が、2〜6μmであることを特徴とする、請求項1に記載のガスバリア性フィルム積層体。
- 前記第2の透明ガスバリア性フィルム上に積層された熱融着層をさらに有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のガスバリア性フィルム積層体。
- 前記熱融着層がポリオレフィン系樹脂からなることを特徴とする、請求項3に記載のガスバリア性フィルム積層体。
- 請求項3又は4に記載のガスバリア性フィルム積層体が、熱融着層が最内層となるように製袋されたことを特徴とする包装袋。
- 本発明に規定する測定方法において、包装袋を形成する積層体の端面からの水蒸気透過度が、30g/m2・day以下であることを特徴とする、請求項5に記載の包装袋。
- 水分による表示モジュールの劣化を防ぐ表示モジュール封止用包装袋であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010221730A JP5921061B2 (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010221730A JP5921061B2 (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012076288A JP2012076288A (ja) | 2012-04-19 |
JP5921061B2 true JP5921061B2 (ja) | 2016-05-24 |
Family
ID=46237097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010221730A Active JP5921061B2 (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5921061B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6398194B2 (ja) * | 2013-01-24 | 2018-10-03 | 東レ株式会社 | ガスバリア積層体およびそれを用いてなる太陽電池または表示体 |
JP6790345B2 (ja) * | 2015-10-27 | 2020-11-25 | 凸版印刷株式会社 | 波長変換シート |
JP2017185724A (ja) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリア性フィルム及び有機エレクトロルミネッセンスデバイス |
JP6772520B2 (ja) * | 2016-04-11 | 2020-10-21 | 凸版印刷株式会社 | 波長変換シート |
WO2017179513A1 (ja) | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 凸版印刷株式会社 | バリアフィルム積層体及びその製造方法、波長変換シート、バックライトユニット、並びにエレクトロルミネッセンス発光ユニット |
JP2018134844A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 三菱ケミカル株式会社 | バリアフィルム及びバリアフィルムを備えた半導体デバイス |
JP7000763B2 (ja) * | 2017-09-15 | 2022-01-19 | 凸版印刷株式会社 | バリアフィルム積層体 |
CN115175815A (zh) * | 2020-03-03 | 2022-10-11 | 凸版印刷株式会社 | 阻气层叠体及包装袋 |
CN116249656A (zh) * | 2020-09-11 | 2023-06-09 | 东洋制罐集团控股株式会社 | 包装用层叠体 |
JP7239069B2 (ja) * | 2020-12-22 | 2023-03-14 | Dic株式会社 | ガスバリア性積層体、包装材 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002179078A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 注出口付き袋 |
EP2080613B1 (en) * | 2006-11-16 | 2016-03-16 | Mitsubishi Plastics, Inc. | Gas barrier film laminate |
JP2008265855A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Dainippon Printing Co Ltd | レトルト処理用紙容器およびレトルト製品 |
JP2009006582A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Toppan Printing Co Ltd | ガスバリア性フィルム |
-
2010
- 2010-09-30 JP JP2010221730A patent/JP5921061B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012076288A (ja) | 2012-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5921061B2 (ja) | ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 | |
JP2012076291A (ja) | ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 | |
JP5516033B2 (ja) | 包装袋、及びそれを含む封入表示デバイス | |
TW201002527A (en) | Gas barrier laminated film for organic devices | |
JP5633282B2 (ja) | ガスバリア性フィルム積層体 | |
JP5516032B2 (ja) | ガスバリア性積層体 | |
JP2008143103A (ja) | ガスバリア性積層フィルム | |
JP5245507B2 (ja) | ガスバリア性積層フィルム | |
JP5659667B2 (ja) | ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 | |
JP5569129B2 (ja) | 包装袋、及びそれを含む封入表示デバイス | |
JP5728874B2 (ja) | ガスバリア性フィルム積層体 | |
JP2008155437A (ja) | ガスバリア性積層フィルム | |
JP2009248456A (ja) | チューブ用積層体およびラミネートチューブ | |
JP4967633B2 (ja) | 包装用積層フィルムおよび包装用積層フィルムの製造方法 | |
JP5659668B2 (ja) | ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 | |
JP5846246B2 (ja) | 耐湿熱性ガスバリアフィルム積層体、及び包装袋 | |
JP5672915B2 (ja) | 耐湿熱性ガスバリアフィルム積層体、及び包装袋 | |
JP4946412B2 (ja) | 液体紙容器 | |
JP2023077283A (ja) | バリア性基材、バリア性積層体及び包装容器 | |
JP5516029B2 (ja) | ガスバリア性積層体 | |
JP5516030B2 (ja) | ガスバリア性積層体、及びそれを含む封入表示デバイス | |
JP5672914B2 (ja) | 耐湿熱性ガスバリアフィルム積層体、及び包装袋 | |
JP2012076290A (ja) | ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 | |
JP5659669B2 (ja) | ガスバリア性フィルム積層体、及び包装袋 | |
JP2016155574A (ja) | 農薬用包装材料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130725 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140331 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140701 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150220 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20150227 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20150417 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160222 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20160222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160412 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5921061 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |