JP5895494B2 - Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置 - Google Patents
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Description
この伝動中に変速を行い得るようにするため、プライマリプーリおよびセカンダリプーリをそれぞれ、プーリV溝を形成する一方の固定シーブに対し他方の可動シーブが個々に軸線方向へストロークし得るように構成する。
そこで特許文献1に記載されているような、ロックアップ式チェーンベルトをVベルトとして用いることにより、伝動効率を高めたVベルト式無段変速機が提案されている。
かくして、この可動歯が無終端チェーンベルトの内周歯溝に噛み合い損なったとき、無終端チェーンベルトの内周により径方向内方へ後退され得ることとなり、
プーリV溝底面の歯が無終端チェーンベルトと干渉したときも、この無終端チェーンベルトを損傷させることのがなくて、耐久性を向上させることができる。
その変速制御を終始一般的なVベルト式無段変速機と同様に、その実変速比が、アクセル開度および車速から求めた目標変速比に追従するよう行うだけだと、以下のような問題を生ずる。
このベルトと歯との間におけるラチェット状態は、一時的にフリクションの増大を招き、燃費が悪化するという問題を生ずるだけでなく、Vベルト式無段変速機のベルト伝動部が耐久性を低下されるという問題をも生ずる。
先ず、本発明の前提となるVベルト式無段変速機を説明するに、これは、
プーリ間にVベルトを掛け渡して動力源からの回転を無段変速下に伝達可能であり、少なくとも一のプーリに対するベルト巻き掛け半径が小さくなる特定プーリ回転比領域で、Vベルトが、該一のプーリのV溝底壁に設けた歯に係合し、上記ベルト巻き掛け半径が大きくなる他のプーリ回転比領域で、Vベルトが上記の歯から外脱するようにしたものである。
このベルト係脱許可手段は、上記動力源およびVベルト式無段変速機を含むパワートレーンの運転操作、および/または、該運転操作を行う人からの指令に基づき、上記Vベルトの係合、外脱を安定的に希望しているか否かを判定し、該Vベルトの係合、外脱が安定的に希望されていると判定するとき、該Vベルトの係合、外脱を許可するものである。
Vベルトが歯と係合し始める変速比近辺での変速比変化を繰り返す運転状態では、Vベルトの係合、外脱が安定的に希望されていないと判定して、現在のVベルト外脱状態、ベルト係合状態を維持すべく、Vベルトの係合、外脱を許可しないこととなる。
このラチェット状態による一時的なフリクションの増大を回避することができ、これに伴う燃費の悪化に関した前記の問題を生ずることがないほか、ラチェット状態によりVベルト式無段変速機のベルト伝動部がその耐久性を低下されるという前記の問題も回避することができる。
<実施例の構成>
図1は、本発明の一実施例になるベルト係脱許可判定装置を具えたVベルト式無段変速機搭載車のパワートレーンを、その制御系と共に略示するもので、1は、Vベルト式無段変速機を示す。
このVベルト式無段変速機1はプライマリプーリ2およびセカンダリプーリ3を、両者のプーリV溝が軸直角面内に整列するよう配して具え、これらプーリ2,3のV溝に無終端Vベルト4を掛け渡して概ね構成する。
前後進切り換え機構7は更に、ダブルピニオン遊星歯車組7aのサンギヤおよびキャリア間を直結する前進クラッチ7b、およびリングギヤを固定する後進ブレーキ7cをそれぞれ具える。
この状態から、前進クラッチ7bを締結する時、エンジン5からトルクコンバータ6を経由した入力回転をそのまま前進回転としてプライマリプーリ2に伝達することができ、
後進ブレーキ7cを締結する時、エンジン5からトルクコンバータ6を経由した入力回転を逆転減速下に後進回転としてプライマリプーリ2へ伝達することができる。
これによりVベルト4を対向シーブ2a,2b間および3a,3b間に挟圧して、プライマリプーリ2およびセカンダリプーリ3間での前記動力伝達を可能にする。
そして各リンクピン12の両端面は、プライマリプーリ2およびセカンダリプーリ3のプーリV溝側壁を提供する対向シーブ2a,2bおよび3a,3bの内側面と面接触するよう傾斜させる。
無終端Vベルト4は、プライマリプーリ2に対する巻き掛け径を増大されると共に、セカンダリプーリ3に対する巻き掛け径を小さくされ、無段変速機1は図1に示す最ロー変速比選択状態から、図2,3に示す最ハイ変速比選択状態に向け無段変速下にアップシフト可能である。
無終端Vベルト4は、プライマリプーリ2に対する巻き掛け径を小さくされると共に、セカンダリプーリ3に対する巻き掛け径を増大され、無段変速機1は図2,3に示す最ハイ変速比選択状態から図1に示す最ロー変速比選択状態に向け無段変速下にダウンシフト可能である。
これら可動歯14は、セカンダリプーリ中心ボス部13の外周面に嵌着した円筒状の可動歯ホルダー15に対し制限範囲内で径方向進退可能に嵌合し、バネ手段16により、図2,3に示すごとく可動歯ホルダー15から径方向外方へ突出した進出限界位置に弾支する。
可動歯14と可動歯噛合溝11bとの噛み合いにより、最ハイ変速比選択状態でセカンダリプーリ3に対するVベルト4のスリップを抑制し、無段変速機1の伝動効率を向上させ得るようになす。
Vベルト式無段変速機1の変速制御に際しては、後述のごとくに制御するライン圧を元圧とし、目標変速比に対応して発生させたセカンダリプーリ圧Psecと、ライン圧をそのまま使用するプライマリプーリ圧Ppriとの間における差圧により両プーリ2,3のV溝幅を変更して、これらプーリ2,3に対するVベルト4の巻き付き半径を連続的に変化させることで目標変速比を実現することができる。
この変速制御油圧回路21は変速機コントローラ22からの信号に応答して当該制御を行うものとする。
この変速制御油圧回路21は、エンジン駆動されるオイルポンプ31を具え、これから油路32への作動油を媒体として、これをプレッシャレギュレータ弁33により所定のライン圧PLに調圧する。
油路32のライン圧PLは、一方でそのままプライマリプーリ圧Ppriとしてプライマリプーリ室2cに供給し、他方で変速制御弁35により調圧された後セカンダリプーリ圧Psecとしてセカンダリプーリ室3cに供給する。
なおプレッシャレギュレータ弁33は、ソレノイド33aへの駆動デューティーによりライン圧PLを、エンジンコントローラ30からの変速機入力トルク情報に対応した圧力以上になるよう制御するものとする。
ステップモータ37は、基準位置から目標変速比に対応したステップ数Stepだけ進んだ操作位置にされ、かかるステップモータ37の操作により変速リンク36が可動シーブ3bとの連結部を支点にして揺動することにより、変速制御弁35を中立位置35aから増圧位置35bまたは減圧位置35cとなす。
セカンダリプーリ圧Psecの上記増減圧により、これと、プライマリプーリ圧Ppriとの差圧が変化すると、セカンダリプーリ圧Psecの増圧時はVベルト式無段変速機1がロー側変速比へダウンシフトされ、セカンダリプーリ圧Psecの減圧時はVベルト式無段変速機1がハイ側変速比へアップシフトされ、これらによりVベルト式無段変速機1を目標変速比に向けての変速させることができる。
これにより、目標変速比が達成される時に変速制御弁35が中立位置35aに戻され、セカンダリプーリ圧Psecの保圧によりVベルト式無段変速機1を目標変速比に保つことができる。
Vベルト式無段変速機1がP(駐車)レンジやN(停車)レンジのような非走行レンジにされていれば、前進クラッチ7bおよび後進ブレーキ7cへ締結油圧を供給せず、これら前進クラッチ7bおよび後進ブレーキ7cの解放によりVベルト式無段変速機1を動力伝達が行われない中立状態にする。
Vベルト式無段変速機1がRレンジのような後進走行レンジにされていれば、後進ブレーキ7cのみに締結油圧を供給して、その締結によりVベルト式無段変速機1を後進回転伝動状態となるようにする。
図5の目標変速比演算部42では、上記演算部41からの目標プライマリプーリ回転数DNpriをセカンダリプーリ回転数Nsecで除算して、目標プライマリプーリ回転数DNpriを実現するための目標変速比Dip(=DNpri/Nsec)を求める。
図4のステップモータ37は、この変速指令(ステップ数Step)に応動して前記の変速作用により、Vベルト式無段変速機1をそのプーリ回転比が目標変速比Dipに一致するよう変速させる。
本実施例においては、図2,3に示す最ハイ変速比選択状態で、Vベルト4の内周に設けた溝11bがセカンダリプーリ3の可動歯14に噛み合って係合し、セカンダリプーリ3に対するVベルト4のスリップが抑制されることで、無段変速機1の伝動効率を向上させることができる。
図8におけるUN LU状態(アンロックアップ状態)は、Vベルト4が可動歯14に触れることのない状態(ロー側変速比選択状態)であり、
LU状態(ロックアップ状態)は、Vベルト4が可動歯14と完全に噛み合った係合状態(最ハイ変速比選択状態)であり、
LU IN状態(ロックアップ・イン状態)は、Vベルト4が可動歯14にラチェットしながら係合を進行している移行状態(UN LU状態から LU状態への過渡状態)であり、
LU OUT状態(ロックアップ・アウト状態)は、Vベルト4が可動歯14からラチェットしながら外脱を進行している移行状態(LU状態から UN LU状態への過渡状態)である。
ベルト係脱状態Xは、プライマリプーリ回転数Npriとセカンダリプーリ回転数Nsecとの比(変速比)ip(=Npri/Nsec)を、前記したVベルト4および可動歯14間のラチェットが開始されるラチェット開始変速比と比較した結果から知ることができる。
なおステップS12およびステップS13において、ベルト係脱状態XがUN LU状態およびLU状態の何れでもないと判定するとき、ベルト係脱状態Xは過渡状態(LU IN状態またはLU OUT状態)である。
次のステップS15において、この読み込み履歴データを基に目標変速比Dipが最ハイ変速比付近で安定していたか否かをチェックする。
なお、ここで言う「最ハイ変速比付近で安定していた」とは例えば、目標変速比Dipが所定時間ΔT1に亘って継続的に、最ハイ変速比付近の係合判定用設定変速比Lip未満(Lipよりもハイ側変速比)であった状態を指すものとする。
運転者がVベルト4を可動歯14に係合させる変速比を安定的に希望していて、暫くはVベルト4を可動歯14から外脱させる変速比へのダウンシフトを希望することはないことから、
ステップS16において、Vベルト4がLU IN状態を経てLU状態となる変速を許可する。
従ってステップS16は、本発明におけるベルト係脱許可手段に相当する。
運転者がVベルト4を可動歯14に係合させる変速比を安定的に希望しておらず、Vベルト4を可動歯14に係合させても、近々Vベルト4を可動歯14から再外脱させる変速比へのダウンシフトを希望する可能性があることから、
Vベルト4が可動歯14に係合してLU状態になる変速を許可することなく、制御をステップS17に進め、このステップS17において、目標変速比Dipの下限値としてUN LU時下限変速比Dip_Limを設定し、このように下限設定した目標変速比Dipを変速制御に資する。
ステップS17での目標変速比Dipの下限設定により、LU状態への移行が許可されないUN LU状態では、変速制御に用いる目標変速比Dipが下限変速比Dip_Limよりも小さなハイ側変速比になることがなく、これに基づく変速制御の結果である実変速比は、Vベルト4を可動歯14に接触させることのない変速比となり、Vベルト4が可動歯14に対しラチェット状態になるのを防止することができる。
従ってステップS17は、本発明における変速比下限設定手段に相当する。
次のステップS19において、この読み込み履歴データを基に目標変速比Dipが最ハイ変速比付近に安定しなくなったか否かをチェックする。
なお、ここで言う「最ハイ変速比付近に安定しなくなった」とは例えば、目標変速比Dipが所定時間ΔT2に亘って継続的に、最ハイ変速比付近の外脱判定用設定変速比Lip´以上(Lip´を含むこれよりロー側の変速比)であった状態を指すものとする。
運転者がVベルト4を可動歯14に係合させる変速比を安定的に希望しておらず、暫くはVベルト4を可動歯14に係合させる変速比へのアップシフトを希望することがないことから、
ステップS20において、Vベルト4がLU OUT状態を経てUN LU状態となる変速を許可する。
従ってステップS20は、本発明におけるベルト係脱許可手段に相当する。
運転者がVベルト4を可動歯14から外脱させる変速比を安定的に希望しておらず、Vベルト4を可動歯14から外脱させても、近々Vベルト4を可動歯14に再係合させる変速比へのアップシフトを希望する可能性があることから、
Vベルト4が可動歯14から外脱してUN LU状態になる変速を許可することなく、制御をステップS21に進め、このステップS21において、目標変速比Dipを所定のベルト係合保証変速比Dip_LUに上書きして変速制御に資する。
ステップS21での目標変速比Dipのベルト係合保証変速比Dip_LUへの上書きによって、UN LU状態への移行が許可されないLU状態では、目標変速比Dipがベルト係合保証変速比Dip_LUに置換されて変速制御に供されることから、Vベルト4が可動歯14に対しラチェット状態になることなく、完全に噛み合った係合状態にしておくことができる。
従ってステップS21は、本発明におけるベルト係合保証変速比設定手段に相当する。
ステップS14〜ステップS16によるベルト係合の許可判定結果、または、ステップS18〜ステップS20によるベルト外脱の許可判定結果に呼応した、LU状態への過渡状態(LU IN状態)またはUN LU状態への過渡状態(LU OUT状態)であって、図7のベルト係脱許可判定が不要であるから、制御をそのまま終了する。
上記した実施例の作用・効果を、図9に示す動作タイムチャートにより以下に説明する。
図9は、運転者がアクセル開度APOを図示のごとくに変化させ、その結果、車速VSPおよびプライマリプーリ回転数Npriが図示のごとくに時系列変化した時における変速マップ上の目標変速比Dip、およびこれに基づく変速制御結果である実変速比ipの変化状況をそれぞれ破線および実線で示す。
この判定瞬時t2に至ったら、運転者がVベルト4を可動歯14に係合させる変速比を安定的に希望していて、暫くはVベルト4を可動歯14から外脱させる変速比へのダウンシフトを希望することがないため、Vベルト4がLU IN状態を経てLU状態となる変速(Vベルト4の係合)を許可する(ステップS16)。
なお、この間における実変速比ipの時間変化勾配や変化態様は任意に設定することができ、本発明の要旨に関係がないから、その説明をここでは省略した。
LU状態を持たないVベルト式無段変速機の最ハイ変速比は、Vベルトがプライマリプーリおよびセカンダリプーリの双方に対しスリップすることを念頭においた最ハイ変速比であるのに対し、
本実施例のようにLU状態を持つVベルト式無段変速機の場合、最ハイ変速比においてVベルトがセカンダリプーリに対しLU状態となってスリップしないことから、セカンダリプーリの回転数Nsecがその分高くなり、プライマリプーリの回転数Npriを当該セカンダリ回転数Nsecで除算して求める最ハイ変速比が、LU状態を持たないVベルト式無段変速機の最ハイ変速比よりも小さく(ハイ側に)なるためである。
なお、LU状態となった結果の変速比はベルト係合保証変速比Dip_LUとまったく同じになるとは限らず、プーリストッパ位置などのバラツキにより、例えばDip_LU直前の少しロー側にとどまるようなことがあることを付言する。
実変速比ipが所定の時間変化勾配や所定の変化態様で目標変速比Dipに向け増大するようダウンシフトされることとなる(LU OUT状態)。
なお、この間における実変速比ipの時間変化勾配や変化態様は任意に設定することができ、本発明の要旨に関係ないからその説明をここでは省略した。
ステップS21で目標変速比Dipをベルト係合保証変速比Dip_LUに上書きして変速制御に資するため、この変速制御により得られる実変速比ipは、図9の瞬時t3〜t4間におけるごとくベルト係合保証変速比Dip_LUに維持されることとなり、LU状態なのにVベルト4が可動歯14に対しラチェット状態になる弊害を回避することができる。
エンジン5およびVベルト式無段変速機1からなるパワートレーンの運転操作(図示例では運転操作の結果である目標変速比Dip)に基づき、可動歯14に対するVベルト4の係合、外脱を安定的に希望しているか否かを判定し(ステップS15およびステップS19)、その判定結果に応じ、Vベルト4の係合、外脱が安定的に希望されていると判定するに至った時はじめて、Vベルト4の係合、外脱を許可するため(ステップS16およびステップS20)、
Vベルト4が可動歯14と係合し始める変速比近辺での変速比変化を繰り返す運転状態では、Vベルト4の係合、外脱が安定的に希望されていないと判定して、現在のVベルト外脱状態(UN LU状態)、ベルト係合状態(LU状態)を維持すべく、Vベルト4の係合、外脱を許可しないこととなる(ステップS16およびステップS21)。
このラチェット状態による一時的なフリクションの増大を回避することができ、これに伴う燃費の悪化に関した問題を生ずることがないほか、ラチェット状態によりVベルト式無段変速機1のベルト伝動部がその耐久性を低下されるという問題も回避することができる。
なお、ステップS15における「係合判定用設定変速比Lip」について前記では、最ハイ変速比付近の変速比とのみ説明したが、この「係合判定用設定変速比Lip」は、図10に示すA,B,Cの3領域における変速比に設定することができる。
Vベルト4が可動歯14に係合する最ハイ変速比への移行タイミングを遅らせて、駆動力低下を防止することができ、動力性能を重視したベルト係脱許可判定とすることができる。
Vベルト4が可動歯14に係合した後、Vベルト4を再び可動歯14から外脱させて行う加速時の外脱応答遅れを少なくすることができ、加速応答のパフォーマンスを向上させることができ、加速応答を重視したベルト係脱許可判定とすることができる。
Vベルト4が可動歯14に係合する最ハイ変速比への移行タイミングを早めて、セカンダリプーリ3に対するVベルト4のスリップ防止効果を高めることができ、燃費性能を重視したベルト係脱許可判定とすることができる。
また、ステップS19における「外脱判定用設定変速比Lip´」についても前記では、最ハイ変速比付近の変速比とのみ説明したが、この「外脱判定用設定変速比Lip´」は、図11に示すD,E,Fの3領域における変速比に設定することができる。
Vベルト4が可動歯14から外脱してロー側変速比へ移行するタイミングを早めることとなり、駆動力低下を防止することができ、動力性能を重視したベルト係脱許可判定とすることができる。
Vベルト4が可動歯14から外脱してロー側変速比へ移行するタイミングを遅くすることとなり、Vベルト4が可動歯14に係合している時間を長くして、セカンダリプーリ3に対するVベルト4のスリップ防止効果を高め、燃費性能を重視したベルト係脱許可判定とすることができる。
Vベルト4が可動歯14から外脱してロー側変速比へ移行するタイミングを更に遅らせることとなり、Vベルト4が可動歯14に係合している時間を更に長くして、更に燃費性能を重視したベルト係脱許可判定とすることができる。
なお上記実施例では、図7のステップS15およびステップS19でのベルト係脱許可判定に際し、図5,9につき前述したようにして得られる変速マップ上の目標変速比Dipを用いたが、この代わりに、実変速比ip(=Npri/Nsec)を用いてもよい。
Vベルト式無段変速機1がマニュアル(M)レンジを具える場合において、当該Mレンジで最高速段をベルト係脱指令手段として利用し、運転者がMレンジで最高速段を手動選択したとき、Vベルト4の外脱から係合への移行を許可し、最高速段から低速段への手動変速指令時に、Vベルト4の係合から外脱への移行を許可するようにしてもよい。
最ロー側変速比でVベルト4が可動歯14に係合する場合においても本発明の着想は同様に適用可能であり、この適用によっても同様な作用効果を達成することができる。
2 プライマリプーリ
3 セカンダリプーリ
4 Vベルト
5 エンジン(動力源)
6 ロックアップトルクコンバータ
7 前後進切り換え機構
8 出力軸
9 終減速歯車組
10 ディファレンシャルギヤ装置
11 リンク板
12 リンクピン
13 セカンダリプーリ中心ボス部
14 可動歯
15 可動歯ホルダー
21 変速制御油圧回路
22 変速機コントローラ
23 プライマリプーリ回転センサ
24 セカンダリプーリ回転センサ
25 セカンダリプーリ圧センサ
26 プライマリプーリ圧センサ
27 アクセル開度センサ
28 インヒビタスイッチ
29 エンジン回転センサ
30 エンジンコントローラ
31 オイルポンプ
33 プレッシャレギュレータ弁
35 変速制御弁
36 変速リンク
37 ステップモータ(変速アクチュエータ)
Claims (16)
- プーリ間にVベルトを掛け渡して動力源からの回転を無段変速下に伝達可能であり、少なくとも一のプーリに対するベルト巻き掛け半径が小さくなる特定プーリ回転比領域で、Vベルトが、該一のプーリのV溝底壁に設けた歯に係合し、前記ベルト巻き掛け半径が大きくなる他のプーリ回転比領域で、Vベルトが前記歯から外脱するようにしたVベルト式無段変速機において、
前記動力源およびVベルト式無段変速機を含むパワートレーンの運転操作、および/または、該運転操作を行う人からの指令に基づき、前記Vベルトの係合、外脱を安定的に希望しているか否かを判定し、該Vベルトの係合、外脱が安定的に希望されていると判定するとき、該Vベルトの係合、外脱を許可するベルト係脱許可手段を具備してなることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項1に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記ベルト係脱許可手段は、前記パワートレーンの運転操作として、該運転操作の結果であるVベルト式無段変速機の目標変速比および/または実変速比を用いるものであることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項2に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記ベルト係脱許可手段は、前記目標変速比および/または実変速比が、前記特定プーリ回転比領域の変速比を含む、該特定プーリ回転比領域近辺に設定した係合判定用設定変速比未満の変速比に安定してとどまっているとき、前記Vベルトの外脱から係合への移行を許可するものであることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項3に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記ベルト係脱許可手段は、前記目標変速比および/または実変速比が前記係合判定用設定変速比未満の変速比である状態が所定時間継続したとき、前記Vベルトの外脱から係合への移行を許可するものであることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項3または4に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記ベルト係脱許可手段が前記Vベルトの外脱から係合への移行を許可するまでの間、前記目標変速比を、前記Vベルトの係合が行われることのないよう下限設定する変速比下限設定手段を設けたことを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項3〜5のいずれか1項に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記係合判定用設定変速比は、前記Vベルトが完全に係合する変速比であることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項3〜5のいずれか1項に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記係合判定用設定変速比は、前記Vベルトの係合が開始され、進行している間における変速比であることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項3〜5のいずれか1項に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記係合判定用設定変速比は、前記Vベルトが外脱されている変速比であることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項2〜8のいずれか1項に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記ベルト係脱許可手段は、前記目標変速比および/または実変速比が、前記特定プーリ回転比領域の変速比を含む、該特定プーリ回転比領域近辺に設定した外脱判定用設定変速比以上の変速比に安定してとどまっているとき、前記Vベルトの係合から外脱への移行を許可するものであることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項9に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記ベルト係脱許可手段は、前記目標変速比および/または実変速比が前記外脱判定用設定変速比以上の変速比である状態が所定時間継続したとき、前記Vベルトの係合から外脱への移行を許可するものであることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項9または10に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記ベルト係脱許可手段が前記Vベルトの係合から外脱への移行を許可するまでの間、前記目標変速比を、前記Vベルトの係合が保たれるような変速比に設定するベルト係合保証変速比設定手段を設けたことを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項9〜11のいずれか1項に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記外脱判定用設定変速比は、前記Vベルトの外脱が開始され、進行している間における変速比であることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項9〜11のいずれか1項に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記外脱判定用設定変速比は、前記Vベルトが丁度外脱したときの変速比近辺の変速比であって、該Vベルトを係合させることのない変速比であることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項9〜11のいずれか1項に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記外脱判定用設定変速比は、前記Vベルトが丁度外脱したときの変速比近辺の変速比よりも更にベルト外脱方向の変速比であることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - 請求項1〜14のいずれか1項に記載された、Vベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置において、
前記ベルト係脱許可手段は、前記運転操作を行う人からの指令として、Vベルト式無段変速機に設定したベルト係脱指令手段からの手動指令を用い、該手動指令がベルト係合指令であるとき、前記Vベルトの外脱から係合への移行を許可し、該手動指令がベルト外脱指令であるとき、前記Vベルトの係合から外脱への移行を許可するものであることを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定装置。 - プーリ間にVベルトを掛け渡して動力源からの回転を無段変速下に伝達可能であり、少なくとも一のプーリに対するベルト巻き掛け半径が小さくなる特定プーリ回転比領域で、Vベルトが、該一のプーリのV溝底壁に設けた歯に係合し、前記ベルト巻き掛け半径が大きくなる他のプーリ回転比領域で、Vベルトが前記歯から外脱するようにしたVベルト式無段変速機におけるVベルトの係脱を許可判定するに際し、
前記動力源およびVベルト式無段変速機を含むパワートレーンの運転操作、および/または、該運転操作を行う人からの指令を読み込み、
これら運転操作および/または指令から、前記Vベルトの係合、外脱が安定的に希望されているのを判定し、
この判定がなされたとき、前記Vベルトの係合、外脱を許可することを特徴とするVベルト式無段変速機のベルト係脱許可判定方法。
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