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JP5891493B2 - 表示パネルおよびその駆動方法、表示装置ならびに電子機器 - Google Patents

表示パネルおよびその駆動方法、表示装置ならびに電子機器 Download PDF

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Description

本技術は、例えば有機EL(Electro Luminescence)素子などの発光素子を画素ごとに備えた表示パネルに関する。また、本技術は、上記表示パネルを備えた表示装置および電子機器に関する。
近年、画像表示を行う表示装置の分野では、画素の発光素子として、流れる電流値に応じて発光輝度が変化する電流駆動型の発光素子、例えば有機EL素子を用いた表示装置が開発され、商品化が進められている。有機EL素子は、液晶素子などと異なり自発光素子である。そのため、有機EL素子を用いた表示装置(有機EL表示装置)では、光源(バックライト)が必要ないので、光源を必要とする液晶表示装置と比べて、薄型化、高輝度化することができる。
ところで、一般的に、有機EL素子の電流−電圧(I−V)特性は、時間の経過に従って劣化(経時劣化)する。有機EL素子を電流駆動する画素回路では、有機EL素子のI−V特性が経時変化すると、有機EL素子と、有機EL素子に直列に接続された駆動トランジスタとの分圧比が変化するので、駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧も変化する。その結果、駆動トランジスタに流れる電流値が変化するので、有機EL素子に流れる電流値も変化し、その電流値に応じて発光輝度も変化する。
また、駆動トランジスタの閾値電圧(Vth)や移動度(μ)が経時的に変化したり、製造プロセスのばらつきによってVthやμが画素回路ごとに異なったりする場合がある。駆動トランジスタのVthやμが画素回路ごとに異なる場合には、駆動トランジスタに流れる電流値が画素回路ごとにばらつくので、駆動トランジスタのゲートに同じ電圧を印加しても、有機EL素子の発光輝度がばらつき、画面の一様性(ユニフォーミティ)が損なわれる。
そこで、有機EL素子のI−V特性が経時変化したり、駆動トランジスタのVthやμが経時変化したりしても、それらの影響を受けることなく、有機EL素子の発光輝度を一定に保つようにするために、有機EL素子のI−V特性の変動に対する補償機能および駆動トランジスタのVthやμの変動に対する補正機能を組み込んだ表示装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−083272号公報
ところで、例えば、図9に示したような従来の駆動方法では、駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧を駆動トランジスタの閾値電圧に近づけるVth補正と、映像信号に応じた信号電圧を駆動トランジスタのゲートに書き込む信号書き込みとが、1H期間ごとに行われる。そのため、この駆動方法では、1H期間を短くし、1F当たりの走査期間を短くする(つまり、高速駆動化する)ことが難しかった。そのため、例えば、図10に示したように、Vth補正が共通の1H期間内に2ラインまとめて行われたのち、信号書き込みが次の1H期間内にラインごとに行われる。この駆動方法は、Vth補正が束ねられていることから、高速駆動に向いている。しかし、Vth補正が終わってから信号書き込みが始まるまでの待ち期間Δtがラインごとに異なる。そのため、同一階調の信号電圧がそれぞれのラインの駆動トランジスタのゲートに印加されたとしても、発光輝度がラインごとに異なってしまい、輝度ムラが生じるという問題があった。
本技術はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、Vth補正を複数ラインで束ねたことによる輝度ムラの発生を低減することの可能な表示パネルと、そのような表示パネルを備えた表示装置および電子機器を提供することにある。
本技術の表示パネルは、発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線とを備えている。複数の第1配線は、k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられており、各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルに接続されている。一方、複数の第2配線は、1ユニットごとに1本ずつ割り当てられており、各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルに接続されている。
本技術の表示装置は、表示パネルと、表示パネルを駆動する駆動回路とを備えている。この表示装置に設けられた表示パネルは、上記の表示パネルと同一の構成要素を有している。
本技術の電子機器は、上記の表示装置を備えている。
参考例に係る表示パネルの駆動方法は、上記の表示パネルにおいて、1ユニット内の全てのサブピクセルを、接続された第1配線ごとにグループに分けたときの駆動方法である。この駆動方法は、駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧を駆動トランジスタの閾値電圧に近づけるVth補正を、1ユニット内の全てのグループに対して同時期に行ったのち、信号電圧の書き込みを、1ユニット内の全てのグループに対してグループごとに行うステップを含んでいる。
本技術の表示パネル、表示装置、電子機器、および第1の表示パネルの駆動方法では、各画素の選択に用いられる各第1配線が、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルに接続されている。さらに、各画素への駆動電流の供給に用いられる各第2配線が、1ユニット内の全てのサブピクセルに接続されている。これにより、例えば、Vth補正を、1ユニット内の全てのグループに対して同時期に行ったのち、信号電圧の書き込みを、1ユニット内の全てのグループに対してグループごとに行うことができる。その結果、同一色の各サブピクセルにおいて、Vth補正が終わってからμ補正が始まるまでの期間(いわゆる、待ち時間)が一致するので、同一色のサブピクセルにおける待ち時間がラインごとに一致する。
参考例に係る表示パネルの駆動方法は、下記の表示パネルにおいて、複数の画素行を1ユニットとし、1ユニット内の全てのサブピクセルを、発光色を分類基準として複数のサブピクセルごとにグループに分けたときの駆動方法である。
ここで、この駆動方法が適用される表示パネルは、発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素を備えている。この表示パネルにおいて、各サブピクセルが、発光素子と、発光素子に直列に接続された駆動トランジスタと、映像信号に対応する信号電圧を駆動トランジスタのゲートに書き込む書込トランジスタとを含んでいる。そして、この駆動方法は、このような構成の表示パネルにおいて、駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧を駆動トランジスタの閾値電圧に近づけるVth補正を、1ユニット内の全てのグループに対して同時期に行ったのち、信号電圧の書き込みを、1ユニット内の全てのグループに対してグループごとに行うステップを含んでいる。
本技術の第2の表示パネルの駆動方法では、Vth補正が、1ユニット内の全てのグループに対して同時期に行われたのち、信号電圧の書き込みが、1ユニット内の全てのグループに対してグループごとに行われる。その結果、同一色の各サブピクセルにおいて、Vth補正が終わってからμ補正が始まるまでの期間(いわゆる、待ち時間)が一致するので、同一色のサブピクセルにおける待ち時間がラインごとに一致する。
本技術の表示パネル、表示装置および電子機器によれば、同一色のサブピクセルにおける待ち時間がラインごとに一致するようにしたので、Vth補正を複数ラインで束ねたことによる輝度ムラの発生を低減することができる。
本技術による一実施の形態に係る表示装置の概略構成図である。 図1の画素の回路構成の一例を表す図である。 図1の各画素のレイアウトの一例を表す図である。 図1の各画素のレイアウトの他の例を表す図である。 図3、図4のDTLの電圧の一例を表す図である。 図1の表示装置の動作の一例について説明するための波形図である。 図1の表示装置におけるVth補正と信号書込・μ補正の走査の一例について説明するための波形図である。 比較例に係る表示パネルにおける配線接続の一例を表す図である。 図8の表示パネルを備えた表示装置の動作の一例について説明するための波形図である。 図8の表示パネルを備えた表示装置の動作の他の例について説明するための波形図である。 図1の表示パネルの一変形例を表す図である。 図1の表示パネルの他の変形例を表す図である。 上記実施の形態の発光装置の適用例1の外観を表す斜視図である。 (A)は適用例2の表側から見た外観を表す斜視図であり、(B)は裏側から見た外観を表す斜視図である。 適用例3の外観を表す斜視図である。 適用例4の外観を表す斜視図である。 (A)は適用例5の開いた状態の正面図、(B)はその側面図、(C)は閉じた状態の正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は上面図、(G)は下面図である。
以下、発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.実施の形態(表示装置)
2.変形例(表示装置)
3.適用例(電子機器)
<1.実施の形態>
[構成]
図1は、本技術の一実施の形態に係る表示装置1の概略構成を表したものである。この表示装置1は、表示パネル10と、外部から入力された映像信号20Aおよび同期信号20Bに基づいて表示パネル10を駆動する駆動回路20とを備えている。駆動回路20は、例えば、タイミング生成回路21、映像信号処理回路22、信号線駆動回路23、走査線駆動回路24、および電源線駆動回路25を有している。
(表示パネル10)
表示パネル10は、複数の画素11が表示パネル10の表示領域10A全面に渡って2次元配置されたものである。表示パネル10は、駆動回路20によって各画素11がアクティブマトリクス駆動されることにより、外部から入力された映像信号20Aに基づく画像を表示するものである。
図2は、画素11の回路構成の一例を表したものである。各画素11は、例えば、画素回路12と、有機EL素子13とを有している。有機EL素子13は、例えば、アノード電極、有機層およびカソード電極が順に積層された構成を有している。画素回路12は、例えば、駆動トランジスタTr1、書込トランジスタTr2および保持容量Csによって構成されたものであり、2Tr1Cの回路構成となっている。書込トランジスタTr2は、駆動トランジスタTr1のゲートに、映像信号に対応した信号電圧の印加を制御するものである。具体的には、書込トランジスタTr2は、後述の信号線DTLの電圧をサンプリングするとともに駆動トランジスタTr1のゲートに書き込むものである。駆動トランジスタTr1は、有機EL素子13を駆動するものであり、有機EL素子13に直列に接続されている。駆動トランジスタTr1は、書込トランジスタTr2によって書き込まれた電圧の大きさに応じて有機EL素子13に流れる電流を制御するものである。保持容量Csは、駆動トランジスタTr1のゲート−ソース間に所定の電圧を保持するものである。なお、画素回路12は、上述の2Tr1Cの回路構成とは異なる回路構成となっていてもよい。
駆動トランジスタTr1および書込トランジスタTr2は、例えば、nチャネルMOS型の薄膜トランジスタ(TFT(Thin Film Transistor))により形成されている。なお、TFTの種類は特に限定されるものではなく、例えば、逆スタガー構造(いわゆるボトムゲート型)であってもよいし、スタガー構造(トップゲート型)であってもよい。また、駆動トランジスタTr1および書込トランジスタTr2は、pチャネルMOS型のTFTにより形成されていてもよい。
表示パネル10は、行方向に延在する複数の走査線WSL(第1配線)と、列方向に延在する複数の信号線DTL(第3配線)と、行方向に延在する複数の電源線DSL(第2配線)とを有している。走査線WSLは、各画素11の選択に用いられるものである。信号線DTLは、映像信号に応じた信号電圧の、各画素11への供給に用いられるものである。電源線DSLは、各画素11への駆動電流の供給に用いられるものである。各信号線DTLと各走査線WSLとの交差点近傍には、画素11が設けられている。各信号線DTLは、後述の信号線駆動回路23の出力端(図示せず)と、書込トランジスタTr2のソースまたはドレインとに接続されている。各走査線WSLは、後述の走査線駆動回路24の出力端(図示せず)と、書込トランジスタTr2のゲートに接続されている。各電源線DSLは、固定の電圧を出力する電源の出力端(図示せず)と、駆動トランジスタTr1のソースまたはドレインに接続されている。
書込トランジスタTr2のゲートは、走査線WSLに接続されている。書込トランジスタTr2のソースまたはドレインが信号線DTLに接続され、書込トランジスタTr2のソースおよびドレインのうち信号線DTLに未接続の端子が駆動トランジスタTr1のゲートに接続されている。駆動トランジスタTr1のソースまたはドレインが電源線DSLに接続され、駆動トランジスタTr1のソースおよびドレインのうち電源線DSLに未接続の端子が有機EL素子13のアノードに接続されている。保持容量Csの一端が駆動トランジスタTr1のゲートに接続され、保持容量Csの他端が駆動トランジスタTr1のソース(図2では有機EL素子13側の端子)に接続されている。つまり、保持容量Csは、駆動トランジスタTr1のゲート−ソース間に挿入されている。なお、有機EL素子13は、素子容量Coledを有している。
表示パネル10は、さらに、図2に示したように、有機EL素子13のカソードに接続されたグラウンド線GNDを有している。グラウンド線GNDは、グラウンド電位となっている外部回路(図示せず)と電気的に接続されるものである。グラウンド線GNDは、例えば、表示領域10A全体に渡って形成されたシート状の電極である。なお、グラウンド線GNDは、画素行または画素列に対応して短冊状に形成された帯状の電極であってもよい。表示パネル10は、さらに、例えば、表示領域10Aの周縁に、映像を表示しないフレーム領域を有している。フレーム領域は、例えば、遮光部材によって覆われている。
図3、図4は、各画素11のレイアウトの一例を表したものである。図3は、n行目(1≦n<N、Nは画素行の総数(偶数))およびn+1行目の画素行における各画素11のレイアウトの一例を表したものであり、図4は、n+2行目およびn+3行目の画素行における各画素11のレイアウトの一例を表したものである。各画素11のレイアウトは、n行目およびn+1行目の画素行と、n+2行目およびn+3行目の画素行とにおいて、共通となっている。なお、以下では、説明の重複を避ける趣旨で、n+2行目およびn+3行目の画素行における各画素11のレイアウトについての説明を省略する。
各画素11は、表示パネル10上の画面を構成する最小単位の点に対応するものである。表示パネル10は、カラー表示パネルとなっており、画素11は、例えば赤、緑または青などの単色の光を発するサブピクセルに相当する。本実施の形態では、発光色の互いに異なる3つの画素11によって表示画素14が構成されている。つまり、発光色の種類の数は3である。表示画素14に含まれる3つの画素11は、赤色光を発する画素11R、緑色光を発する画素11Gおよび青色光を発する画素11Bで構成されている。各表示画素14は、いわゆるストライプ配列となっている。すなわち、複数の画素11は、画素11R,11G,11Bの順で行方向に周期的に配置されており、かつ、同一発光色ごとに列方向に並んで配置されている。
複数の走査線WSLは、k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられている。1ユニットに含まれる画素行の数は2以上、発光色の種類の数以下である。具体的には、複数の走査線WSLは、2本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとに2本ずつ割り当てられている。従って、1ユニットに含まれる画素行の数は2であり、1ユニットに含まれる走査線WSLの数も2である。走査線WSLの総数は、画素行の総数と等しくなっており、N本となっている。なお、図3中のnは、1以上、N/2以下の正の整数であり、図3中のWSL(n)は、n番目の走査線WSLを意味している。各走査線WSLは、1ユニット内で同一発光色の複数の画素11に接続されている。具体的には、1ユニットに含まれる2本の走査線WSL(n),WSL(n+1)において、走査線WSL(n)は、1ユニットに含まれる複数の画素11Rおよび複数の画素11Bに接続されており、走査線WSL(n+1)は、1ユニットに含まれる複数の画素11Gに接続されている。また、各走査線WSLは、1ユニット内で同一発光色の全ての画素11に接続されている。具体的には、1ユニットに含まれる2本の走査線WSL(n),WSL(n+1)において、走査線WSL(n)は、1ユニット内の全ての画素11Rおよび全ての画素11Bに接続されており、走査線WSL(n+1)は、1ユニット内の全ての画素11Gに接続されている。
複数の電源線DSLは、1ユニットごとに1本ずつ割り当てられている。従って、1ユニットに含まれる電源線DSLの数は1である。電源線DSLの総数は、画素行の総数の半分に相当しており、J(=N/2)本となっている。なお、図3中のjは、1以上、N/2以下の正の整数であり、図3中のDSL(j)は、j番目の電源線DSLを意味している。各電源線DSLは、1ユニット内の全ての画素11に接続されている。具体的には、1ユニットに含まれる1本の電源線DSLは、1ユニットに含まれる全ての画素11(11R,11G,11B)に接続されている。
複数の信号線DTLは、各画素行において表示画素14ごとに2本ずつ割り当てられている。各画素行において表示画素14ごとに割り当てられた2本の信号線DTLにおいて、一方の信号線DTLは、走査線WSLが共有されていない2種類の発光色の画素11に接続されており、他方の信号線DTLは、残りの種類の発光色の画素11に接続されている。具体的には、まず、n行目およびn+1行目の画素行に含まれる複数の表示画素14のうち、列方向に互いに隣接する2つの表示画素14(つまり、1ユニット内で行が互いに異なり、かつ互いに隣接する2つの表示画素14)に着目する。これら2つの表示画素14のうちn行目の画素行に含まれる表示画素14には、2本の信号線DTL(m),DTL(m+2)が割り当てられている。なお、信号線DTLの本数は、1つの画素行に含まれる画素11の数と等しく、M(Mは4の倍数)本となっている。図3において、mは、1以上、M−4以下の正の整数であり、1以外の場合には(4の倍数+1)に相当する数である。従って、図3中のDTL(m)は、m番目の信号線DTLを意味している。
上記の2本の信号線DTL(m),DTL(m+2)において、一方の信号線DTL(m+2)は、走査線WSLが共有されていない2種類の発光色の画素11G,11Bに接続されており、他方の信号線DTL(m)は、残りの種類の発光色の画素11Rに接続されている。さらに、上記2つの表示画素14のうちn+1行目の画素行に含まれる表示画素14には、2本の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)が割り当てられている。その2本の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)において、一方の信号線DTL(m+1)は、走査線WSLが共有されていない2種類の発光色の画素11R,11Gに接続されており、他方の信号線DTL(m+3)は、残りの種類の発光色の画素11Bに接続されている。
つまり、1ユニット内で行が互いに異なり、かつ互いに隣接する2つの表示画素14において、一方の表示画素14に対しては偶数列目の2本の信号線DTL(m),DTL(m+2)が割り当てられ、他方の表示画素14に対しては奇数列目の2本の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)が割り当てられる。さらに、1ユニット内で行が互いに異なり、かつ互いに隣接する2つの表示画素14において、走査線WSLが共有される2種類の発光色の画素11の発光色の組み合わせが互いに異なる。これにより、信号線DTLの総数を最小限に抑えている。
(駆動回路20)
次に、駆動回路20について説明する。駆動回路20は、上述したように、例えば、タイミング生成回路21、映像信号処理回路22、信号線駆動回路23、走査線駆動回路24および電源線駆動回路25を有している。タイミング生成回路21は、駆動回路20内の各回路が連動して動作するように制御するものである。タイミング生成回路21は、例えば、外部から入力された同期信号20Bに応じて(同期して)、上述した各回路に対して制御信号21Aを出力するようになっている。
映像信号処理回路22は、例えば、外部から入力されたデジタルの映像信号20Aに対して所定の補正を行い、それにより得られた映像信号22Aを信号線駆動回路23に出力するものである。所定の補正としては、例えば、ガンマ補正や、オーバードライブ補正などが挙げられる。
信号線駆動回路23は、例えば、制御信号21Aの入力に応じて(同期して)、映像信号処理回路22から入力された映像信号22Aに対応するアナログの信号電圧を、各信号線DTLに印加するものである。信号線駆動回路23は、例えば、2種類の電圧(Vofs、Vsig)を出力可能となっている。具体的には、信号線駆動回路23は、走査線駆動回路24により選択された画素11へ、信号線DTLを介して2種類の電圧(Vofs、Vsig)を供給するようになっている。
図5は、ある1つのユニットにおいて列方向に互いに隣接する2つの表示画素14に接続された4本の信号線DTL(DTL(m)、DTL(m+1)、DTL(m+2)、DTL(m+3)に対して、走査線WSLの走査に応じて順次、印加される電圧V(n)、V(n+1)、V(n+2)、V(n+3)の一例を表したものである。信号線駆動回路23は、例えば、図5に示したように、走査線駆動回路24により同時に選択された複数の画素11のうち、n画素行に属する複数の画素11に対しては、偶数番目の信号線DTL(m),DTL(m+2)を介して、n画素行に対応する電圧Vsig(Vsig(n,m),Vsig(n,m+2))を供給するようになっている。さらに、信号線駆動回路23は、走査線駆動回路24により同時に選択された複数の画素11のうち、n+1画素行に属する複数の画素11に対しては、奇数番目の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)を介して、n+1画素行に対応する電圧Vsig(Vsig(n+1,m+1),Vsig(n+1,m+3))を供給するようになっている。つまり、信号線駆動回路23は、走査線WSL(n)が選択されたときに信号線DTL(DTL(m)〜DTL(m+3))に対して電圧V(n)を印加する際に、偶数番目の信号線DTL(m),DTL(m+2)に対してn画素行に対応する電圧Vsigを出力すると同時に、奇数番目の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)に対してn+1画素行に対応する電圧Vsigを出力するようになっている。
信号線駆動回路23は、走査線WSL(n+1)が選択されたときに信号線DTL(DTL(m)〜DTL(m+3))に対して電圧V(n+1)を印加する際に、偶数番目の信号線DTL(m),DTL(m+2)に対してn+1画素行に対応する電圧Vsig(Vsig(n+1,m),Vsig(n+1,m+2))を出力すると同時に、奇数番目の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)に対してn画素行に対応する電圧Vsig(Vsig(n,m+1),Vsig(n,m+3))を出力するようになっている。なお、信号線駆動回路23は、n+2画素行およびn+3画素行についても、n画素行およびn+1画素行と同様にして、電圧を印加するようになっている。
ここで、Vsigは、映像信号20Aに対応する電圧値となっている。Vofsは、映像信号20Aとは無関係の一定電圧である。Vsigの最小電圧はVofsよりも低い電圧値となっており、Vsigの最大電圧はVofsよりも高い電圧値となっている。
走査線駆動回路24は、例えば、制御信号21Aの入力に応じて(同期して)、複数の走査線WSLを所定の単位ごとに順次選択するものである。走査線駆動回路24は、例えば、2種類の電圧(Von、Voff)を出力可能となっている。具体的には、走査線駆動回路24は、駆動対象の画素11へ、走査線WSLを介して2種類の電圧(Von、Voff)を供給し、書込トランジスタTr2のオンオフ制御を行うようになっている。
ここで、Vonは、書込トランジスタTr2のオン電圧以上の値となっている。Vonは、後述の「Vth補正準備期間の後半部分」や、「Vth補正期間」、「信号書込・μ補正期間」などに走査線駆動回路24から出力される書込パルスの波高値である。Voffは、書込トランジスタTr2のオン電圧よりも低い値となっており、かつ、Vonよりも低い値となっている。Voffは、後述の「Vth補正準備期間の前半部分」や、「発光期間」などに走査線駆動回路24から出力される書込パルスの波高値である。
電源線駆動回路25は、例えば、制御信号21Aの入力に応じて(同期して)、複数の電源線DSLを所定の単位ごとに順次選択するものである。電源線駆動回路25は、例えば、2種類の電圧(Vcc、Vss)を出力可能となっている。具体的には、電源線駆動回路25は、走査線駆動回路24により選択された画素11を含む1ユニット全体(つまり1ユニットに含まれる全ての画素11)へ、電源線DSLを介して2種類の電圧(Vcc、Vss)を供給するようになっている。ここで、Vssは、有機EL素子13の閾値電圧Velと、有機EL素子13のカソード電圧Vcathとを足し合わせた電圧(Vel+Vcath)よりも低い電圧値である。Vccは、電圧(Vel+Vcath)以上の電圧値である。
[動作]
次に、本実施の形態の表示装置1の動作(消光から発光までの動作)について説明する。本実施の形態では、有機EL素子13のI−V特性が経時変化したり、駆動トランジスタTr1の閾値電圧や移動度が経時変化したりしても、それらの影響を受けることなく、有機EL素子13の発光輝度を一定に保つようにするために、有機EL素子13のI−V特性の変動に対する補償動作および駆動トランジスタTr1の閾値電圧や移動度の変動に対する補正動作を組み込んでいる。
図6は、表示装置1における各種波形の一例を表したものである。図6には、走査線WSL、電源線DSLおよび信号線DTLにおいて、時々刻々と2値の電圧変化が生じている様子が示されている。さらに、図6には、走査線WSL、電源線DSLおよび信号線DTLの電圧変化に応じて、駆動トランジスタTr1のゲート電圧Vgおよびソース電圧Vsが時々刻々と変化している様子が示されている。
(Vth補正準備期間)
まず、駆動回路20は、駆動トランジスタTr1のゲート−ソース間電圧Vgsを駆動トランジスタTr1の閾値電圧に近づけるVth補正の準備を行う。具体的には、走査線WSLの電圧がVoffとなっており、信号線DTLの電圧がVofsとなっており、電源線DSLの電圧がVccとなっている時(つまり有機EL素子13が発光している時)に、電源線駆動回路25は、制御信号21Aに応じて電源線DSLの電圧をVccからVssに下げる(T1)。すると、ソース電圧VsがVssまで下がり、有機EL素子13が消光する。このとき、保持容量Csを介したカップリングによりゲート電圧Vgも下がる。
次に、電源線DSLの電圧がVssとなっており、かつ信号線DTLの電圧がVofsとなっている間に、走査線駆動回路24は、制御信号21Aに応じて走査線WSLの電圧をVoffからVonに上げる(T2)。すると、ゲート電圧VgがVofsまで下がる。このとき、ゲート電圧Vgとソース電圧Vsとの電位差Vgsが駆動トランジスタTr2の閾値電圧よりも小さくなっていてもよいし、それと等しいか、またはそれよりも大きくなっていてもよい。
(Vth補正期間)
次に、駆動回路20は、Vthの補正を行う。具体的には、信号線DTLの電圧がVofsとなっており、かつ、走査線WSLの電圧がVonとなっている間に、電源線駆動回路25は、制御信号21Aに応じて電源線DSLの電圧をVssからVccに上げる(T3)。すると、駆動トランジスタTr1のドレイン−ソース間に電流Idsが流れ、ソース電圧Vsが上昇する。このとき、ソース電圧VsがVofs−Vthよりも低い場合(Vth補正がまだ完了していない場合)には、駆動トランジスタTr1がカットオフするまで(電位差VgsがVthになるまで)、駆動トランジスタTr1のドレイン−ソース間に電流Idsが流れる。これにより、ゲート電圧VgがVofsとなり、ソース電圧Vsが上昇し、その結果、保持容量CsがVthに充電され、電位差VgsがVthとなる。
その後、信号線駆動回路23は、制御信号21Aに応じて信号線DTLの電圧をVofsからVsigに切り替える前に、走査線駆動回路24が制御信号21Aに応じて走査線WSLの電圧をVonからVoffに下げる(T4)。すると、駆動トランジスタTr1のゲートがフローティングとなるので、電位差Vgsを信号線DTLの電圧の大きさに拘わらずVthのままで維持することができる。このように、電位差VgsをVthに設定することにより、駆動トランジスタTr1の閾値電圧Vthが画素回路12ごとにばらついた場合であっても、有機EL素子13の発光輝度がばらつくのをなくすることができる。
(Vth補正休止期間)
その後、Vth補正の休止期間中に、信号線駆動回路23は、信号線DTLの電圧をVofsからVsigに切り替える。
(信号書込・μ補正期間)
Vth補正休止期間が終了した後(つまりVth補正が完了した後)、駆動回路20は、映像信号20Aに応じた信号電圧の書き込みと、μ補正を行う。具体的には、信号線DTLの電圧がVsigとなっており、かつ電源線DSLの電圧がVccとなっている間に、走査線駆動回路24は、制御信号21Aに応じて走査線WSLの電圧をVoffからVonに上げ(T5)、駆動トランジスタTr1のゲートを信号線DTLに接続する。すると、駆動トランジスタTr1のゲート電圧Vgが信号線DTLの電圧Vsigとなる。このとき、有機EL素子13のアノード電圧はこの段階ではまだ有機EL素子13の閾値電圧Velよりも小さく、有機EL素子13はカットオフしている。そのため、電流Idsは有機EL素子13の素子容量Coledに流れ、素子容量Coledが充電されるので、ソース電圧VsがΔVsだけ上昇し、やがて電位差VgsがVsig+Vth−ΔVsとなる。このようにして、書き込みと同時にμ補正が行われる。ここで、駆動トランジスタTr1の移動度μが大きい程、ΔVsも大きくなるので、電位差Vgsを発光前にΔVだけ小さくすることにより、画素11ごとの移動度μのばらつきを取り除くことができる。
(発光)
最後に、走査線駆動回路24は、制御信号21Aに応じて走査線WSLの電圧をVonからVoffに下げる(T6)。すると、駆動トランジスタTr1のゲートがフローティングとなり、駆動トランジスタTr1のドレイン−ソース間に電流Idsが流れ、ソース電圧Vsが上昇する。その結果、有機EL素子13に閾値電圧Vel以上の電圧が印加され、有機EL素子13が所望の輝度で発光する。
次に、図5、図7を参照しつつ、本実施の形態の表示装置1におけるVth補正と信号書込み・μ補正の走査の一例について説明する。なお、図7は、ある連続した4つの画素行(n画素行、n+1画素行、n+2画素行、n+3画素行)におけるVth補正と信号書込み・μ補正の走査の一例を表したものである。
なお、以下では、1ユニット内の全ての画素11を、接続された走査線WSLごとにグループに分けたものとして、説明を行う。本実施の形態では、1ユニット内の全ての画素11Rおよび全ての画素11Bが1つのグループとなり、1ユニット内の全ての画素11Gが1つのグループとなる。そこで、以下では、走査線WSL(n)、WSL(n+1)が接続されたユニット内の全ての画素11Rおよび全ての画素11Bが第1のグループとなっており、そのユニット内の全ての画素11Gが第2のグループとなっているものとする。さらに、走査線WSL(n+2)、WSL(n+3)が接続されたユニット内の全ての画素11Rおよび全ての画素11Bが第3のグループとなっており、そのユニット内の全ての画素11Gが第4のグループとなっているものとする。
駆動回路20は、Vth補正を1ユニット内の全てのグループ(第1および第2のグループ)に対して同時期に行ったのち、信号電圧の書き込み(およびμ補正)を、そのユニット内の全てのグループ(第1および第2のグループ)に対して、グループごとに順番に行う。その後、駆動回路20は、Vth補正を次のユニット内の全てのグループ(第3および第4のグループ)に対して同時期に行ったのち、信号電圧の書き込み(およびμ補正)を、そのユニット内の全てのグループ(第3および第4のグループ)に対して、グループごとに順番に行う。このとき、駆動回路20は、1つのユニットに対して、1水平期間(1H)内でVth補正を行ったのち、次の1水平期間(1H)内で、信号電圧の書き込み(およびμ補正)を行う。つまり、駆動回路20は、1つのユニットに対して、2水平期間(2H)を連続して使って、Vth補正と、信号電圧の書き込み(およびμ補正)とを行う。
さらに、駆動回路20は、グループごとに信号書き込みを行う際に、そのグループに含まれる全ての画素11に対して信号書き込みを同時に行う。具体的には、駆動回路20は、走査線WSL(n)が選択されたときには、各信号線DTLに対して、上述の電圧V(n)を出力する。すなわち、駆動回路20は、走査線WSL(n)が選択されたときには、偶数番目の信号線DTL(DTL(m)、DTL(m+2))に対してn画素行目のVsig(Vsig(n,m),Vsig(n,m+2))を出力すると同時に、奇数番目の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)に対してn+1画素行に対応する電圧Vsig(Vsig(n+1,m+1),Vsig(n+1,m+3))を出力する。さらに、駆動回路20は、走査線WSL(n+1)が選択されたときには、偶数番目の信号線DTL(DTL(m)、DTL(m+2))に対してn+1画素行目のVsig(Vsig(n+1,m),Vsig(n+1,m+2))を出力すると同時に、奇数番目の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)に対してn画素行に対応する電圧Vsig(Vsig(n,m+1),Vsig(n,m+3))を出力する。
そのようにした結果、同一色の各画素11Rにおいて、Vth補正が終わってからμ補正が始まるまでの期間(いわゆる、待ち時間Δt1)が一致するので、複数の画素11Rにおける待ち時間Δt1が画素行ごとに一致する。なお、本実施の形態では、各画素11Bの待ち時間Δt2は、各画素11Rの待ち時間Δt1と等しい。そのため、同一色の各画素11Bにおいても、待ち時間Δt2が一致するので、複数の画素11Bにおける待ち時間Δt2が画素行ごとに一致する。さらに、同一色の各画素11Gにおいても、待ち時間Δt3が一致するので、複数の画素11Gにおける待ち時間Δt3が画素行ごとに一致する。なお、画素11R,11Bの待ち時間Δt1,Δt2と、画素11Gの待ち時間Δt3とが互いに異なるが、これは色再現性に若干影響するだけであり、色むらに影響することはない。
[効果]
次に、本実施の形態の表示装置1における効果について説明する。
図8は、従来から一般的に用いられる画素配列の一例を表したものである。従来では、表示画素14に含まれる各画素11R,11G,11Bが共通の走査線WSL(n)および電源線DSL(n)に接続されている。このような画素配列となっている場合に、例えば、図9に示したように、Vth補正および信号書き込みが1H期間ごとに行われるときには、1H期間を短くし、1F当たりの走査期間を短くする(つまり、高速駆動化する)ことが難しかった。そのため、例えば、図10に示したように、Vth補正が共通の1H期間内に2ラインまとめて行われたのち、信号書き込みが次の1H期間内にラインごとに行われる。この駆動方法は、Vth補正が束ねられていることから、高速駆動に向いている。しかし、Vth補正が終わってから信号書き込みが始まるまでの待ち期間Δtがラインごとに異なる。そのため、同一階調の信号電圧がそれぞれのラインの駆動トランジスタのゲートに印加されたとしても、発光輝度がラインごとに異なってしまい、輝度ムラが生じるという問題があった。
一方、本実施の形態では、各画素11の選択に用いられる各走査線WSLが、1ユニット内で同一発光色の複数の画素11に接続されている。さらに、各画素11への駆動電流の供給に用いられる各電源線DSLが、1ユニット内の全ての画素11に接続されている。これにより、上述したように、Vth補正を、1ユニット内の全てのグループに対して同時期に行ったのち、信号電圧の書き込みを、1ユニット内の全てのグループに対してグループごとに行うことができる。その結果、同一色の各画素11において、Vth補正が終わってからμ補正が始まるまでの待ち時間が一致するので、同一色の画素11における待ち時間がラインごとに一致する。従って、Vth補正を束ねたことによる輝度ムラの発生を低減することができる。
<2.変形例>
以下に、上記実施の形態の表示装置1の種々の変形例について説明する。なお、以下では、上記実施の形態の表示装置1と共通する構成要素に対しては、同一の符号が付与される。さらに、上記実施の形態の表示装置1と共通する構成要素についての説明は、適宜、省略されるものとする。
[変形例1]
上記実施の形態において、各画素のレイアウトが、例えば、図11に示したようになっていてもよい。図11では、各走査線WSL(WSL(n)〜WSL(n+3))が1ユニットに含まれる画素行の数と同一の本数の分枝(つまり、2本の分枝)を有している。各走査線WSL(WSL(n)〜WSL(n+3))において、各分枝は、当該表示パネル10内で互いに接続されている。分枝同士の接続点C1は、表示領域10A内にあってもよいし、表示領域10Aの周縁(フレーム領域)内にあってもよい。また、表示パネル10の法線方向から見たときに、同一ユニット内において、各走査線WSLは、他の走査線WSLと交差している。さらに、図11では、各電源線DSL(DSL(j)、DSL(j+1))についても、1ユニットに含まれる画素行の数と同一の本数の分枝(つまり、2本の分枝)を有している。各電源線DSL(DSL(j)、DSL(j+1))においても、各分枝は、当該表示パネル10内で互いに接続されている。分枝同士の接続点C2は、表示領域10A内にあってもよいし、表示領域10Aの周縁(フレーム領域)内にあってもよい。このように、各走査線WSLや各電源線DSLに分枝を設けることにより、各走査線WSLの間隔や、各電源線DSLの間隔を広くすることができる。その結果、配線レイアウトが容易となる。
[変形例2]
上記実施の形態では、表示画素14は、発光色の互いに異なる3種類の画素11R,11G,11Bで構成されていたが、発光色の互いに異なる4種類以上の画素11で構成されていてもよい。例えば、図12に示したように、表示画素14が、発光色の互いに異なる4種類の画素11R,11G,11B,11Wで構成されていてもよい。このとき、発光色の種類の数は4である。ここで、画素11Wは、白色光を発する画素であり、他の画素11R,11G,11Bと同様の構成となっている。なお、本変形例において、画素11Wの代わりに、黄色光を発する画素11Yが設けられていてもよい。各表示画素14は、いわゆるタイル状の配列となっている。すなわち、4種類の画素11R,11G,11B,11Wは、表示画素14内において、格子状に配置されている。
本変形例において、1画素行とは、表示画素14を基準として考えるものとする。複数の走査線WSLは、2本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとに2本ずつ割り当てられている。従って、1ユニットに含まれる走査線WSLの数は2である。走査線WSLの総数は、画素行の総数と等しくなっており、N本となっている。各走査線WSLは、1ユニット内で同一発光色の複数の画素11に接続されている。具体的には、1ユニットに含まれる2本の走査線WSL(n),WSL(n+1)において、走査線WSL(n)は、1ユニットに含まれる2種類の発光色の画素11R,11Gに接続されており、走査線WSL(n+1)は、1ユニットに含まれる2種類の発光色の画素11B,11Wに接続されている。また、各走査線WSLは、1ユニット内で同一発光色の全ての画素11に接続されている。具体的には、1ユニットに含まれる2本の走査線WSL(n),WSL(n+1)において、走査線WSL(n)は、1ユニット内の全ての画素11Rおよび全ての画素11Gに接続されており、走査線WSL(n+1)は、1ユニット内の全ての画素11Bおよび全ての画素11Wに接続されている。
複数の電源線DSLは、1ユニットごとに1本ずつ割り当てられている。従って、1ユニットに含まれる電源線DSLの数は1である。電源線DSLの総数は、画素行の総数の半分に相当しており、J(=N/2)本となっている。各電源線DSLは、1ユニット内の全ての画素11に接続されている。具体的には、1ユニットに含まれる1本の電源線DSLは、1ユニットに含まれる全ての画素11(11R,11G,11B,11W)に接続されている。
複数の信号線DTLは、各画素行において表示画素14ごとに2本ずつ割り当てられている。各画素行において表示画素14ごとに割り当てられた2本の信号線DTLにおいて、一方の信号線DTLは、走査線WSLが共有されていない2種類の発光色の画素11に接続されており、他方の信号線DTLも、走査線WSLが共有されていない2種類の発光色の画素11に接続されている。具体的には、まず、n行目およびn+1行目の画素行に含まれる複数の表示画素14のうち、列方向に互いに隣接する2つの表示画素14(つまり、1ユニット内で行が互いに異なり、かつ互いに隣接する2つの表示画素14)に着目する。これら2つの表示画素14のうちn行目の画素行に含まれる表示画素14には、2本の信号線DTL(m),DTL(m+2)が割り当てられている。なお、信号線DTLの本数は、1つの画素行に含まれる画素11の数と等しく、M(Mは4の倍数)本となっている。
上記の2本の信号線DTL(m),DTL(m+2)において、一方の信号線DTL(m)は、走査線WSLが共有されていない2種類の発光色の画素11R,11Gに接続されており、他方の信号線DTL(m+2)は、走査線WSLが共有されていない2種類の発光色の画素11B,11Wに接続されている。さらに、上記2つの表示画素14のうちn+1行目の画素行に含まれる表示画素14には、2本の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)が割り当てられている。その2本の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)において、一方の信号線DTL(m+1)は、走査線WSLが共有されていない2種類の発光色の画素11R,11Gに接続されており、他方の信号線DTL(m+3)は、走査線WSLが共有されていない2種類の発光色の画素11B,11Wに接続されている。
つまり、1ユニット内で行が互いに異なり、かつ互いに隣接する2つの表示画素14において、一方の表示画素14に対しては偶数列目の2本の信号線DTL(m),DTL(m+2)が割り当てられ、他方の表示画素14に対しては奇数列目の2本の信号線DTL(m+1),DTL(m+3)が割り当てられる。さらに、1ユニット内で行が互いに異なり、かつ互いに隣接する2つの表示画素14において、走査線WSLが共有される2種類の発光色の画素11の発光色の組み合わせが互いに等しい。これにより、信号線DTLの総数を最小限に抑えている。
ところで、本変形例では、駆動回路20は、上記実施の形態と同様の駆動を行うようになっている。その結果、同一色の各画素11において、Vth補正が終わってからμ補正が始まるまでの待ち時間が一致するので、同一色の複数の画素11における待ち時間が画素行ごとに一致する。
次に、本変形例に係る表示装置1における効果について説明する。本変形例では、上記実施の形態と同様、各画素11の選択に用いられる各走査線WSLが、1ユニット内で同一発光色の複数の画素11に接続されている。さらに、各画素11への駆動電流の供給に用いられる各電源線DSLが、1ユニット内の全ての画素11に接続されている。これにより、Vth補正を、1ユニット内の全てのグループに対して同時期に行ったのち、信号電圧の書き込みを、1ユニット内の全てのグループに対してグループごとに行うことができる。その結果、同一色の各画素11において、Vth補正が終わってからμ補正が始まるまでの待ち時間が一致するので、同一色の画素11における待ち時間がラインごとに一致する。従って、Vth補正を束ねたことによる輝度ムラの発生を低減することができる。
<3.適用例>
以下、上記実施の形態で説明した表示装置1の適用例について説明する。上記実施の形態の表示装置1は、テレビジョン装置、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置あるいはビデオカメラなど、外部から入力された映像信号あるいは内部で生成した映像信号を、画像あるいは映像として表示するあらゆる分野の電子機器の表示装置に適用することが可能である。
(適用例1)
図13は、上記実施の形態の表示装置1が適用されるテレビジョン装置の外観を表したものである。このテレビジョン装置は、例えば、フロントパネル310およびフィルターガラス320を含む映像表示画面部300を有しており、この映像表示画面部300は、上記実施の形態に係る表示装置1により構成されている。
(適用例2)
図14は、上記実施の形態の表示装置1が適用されるデジタルカメラの外観を表したものである。このデジタルカメラは、例えば、フラッシュ用の発光部410、表示部420、メニュースイッチ430およびシャッターボタン440を有しており、その表示部420は、上記実施の形態に係る表示装置1により構成されている。
(適用例3)
図15は、上記実施の形態の表示装置1が適用されるノート型パーソナルコンピュータの外観を表したものである。このノート型パーソナルコンピュータは、例えば、本体510,文字等の入力操作のためのキーボード520および画像を表示する表示部530を有しており、その表示部530は、上記実施の形態に係る表示装置1により構成されている。
(適用例4)
図16は、上記実施の形態の表示装置1が適用されるビデオカメラの外観を表したものである。このビデオカメラは、例えば、本体部610,この本体部610の前方側面に設けられた被写体撮影用のレンズ620,撮影時のスタート/ストップスイッチ630および表示部640を有しており、その表示部640は、上記実施の形態に係る表示装置1により構成されている。
(適用例5)
図17は、上記実施の形態の表示装置1が適用される携帯電話機の外観を表したものである。この携帯電話機は、例えば、上側筐体710と下側筐体720とを連結部(ヒンジ部)730で連結したものであり、ディスプレイ740,サブディスプレイ750,ピクチャーライト760およびカメラ770を有している。そのディスプレイ740またはサブディスプレイ750は、上記実施の形態に係る表示装置1により構成されている。
以上、実施の形態および適用例を挙げて本技術を説明したが、本技術は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々変形が可能である。
例えば、上記実施の形態等では、アクティブマトリクス駆動のための画素回路12の構成は、上記各実施の形態で説明したものに限られず、必要に応じて容量素子やトランジスタを追加してもよい。その場合、画素回路12の変更に応じて、上述した信号線駆動回路23や、走査線駆動回路24、電源線駆動回路25などの他に、必要な駆動回路を追加してもよい。
また、例えば、本技術は以下のような構成を取ることができる。
(1)
発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
を備え、
各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルに接続され、
各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルに接続されている
表示パネル。
(2)
1ユニットに含まれる画素行の数は、2以上、発光色の種類の数以下であり、
各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の全てのサブピクセルに接続されている
(1)に記載の表示パネル。
(3)
1ユニットに含まれる画素行の数は2であり、
発光色の種類の数は3であり、
1ユニットに含まれる2本の第1配線のうちの一方の配線は、1ユニット内で2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
(2)に記載の表示パネル。
(4)
当該表示パネルは、各画素行において画素ごとに2本ずつ割り当てられ、かつ映像信号に応じた信号電圧の各画素への供給に用いられる複数の第3配線を備え、
各画素行において画素ごとに割り当てられた2本の第3配線のうちの一方の配線は、前記第1配線が共有されていない2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
(3)に記載の表示パネル。
(5)
1ユニットに含まれる画素行の数は2であり、
発光色の種類の数は4であり、
1ユニットに含まれる2本の第1配線のうちの一方の配線は、1ユニット内で2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
(2)に記載の表示パネル。
(6)
当該表示パネルは、画素ごとに2本ずつ割り当てられ、かつ映像信号に応じた信号電圧の各画素への供給に用いられる複数の第3配線を備え、
画素ごとに割り当てられた2本の第3配線のうちの一方の配線は、前記第1配線が共有されていない2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
(5)に記載の表示パネル。
(7)
各第1配線は、1ユニットに含まれる画素行の数と同一の本数の分枝を有し、
各第1配線において、各分枝は、当該表示パネル内で互いに接続されている
(1)ないし(6)のいずれか1つに記載の表示パネル。
(8)
当該表示パネルの法線方向から見たときに、同一ユニット内において、各第1配線は、他の第1配線と交差している
(1)ないし(7)のいずれか1つに記載の表示パネル。
(9)
各サブピクセルは、発光素子と、前記発光素子を駆動する駆動回路と、映像信号に対応する信号電圧を前記駆動回路に書き込む書込回路とを含み、
前記駆動回路は、前記発光素子に直列に接続された駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧を保持する保持容量とを含み、
前記書込回路は、前記駆動トランジスタのゲートに接続された書込トランジスタを含み、
各第1配線は、前記書込トランジスタのゲートに接続され、
各第2配線は、前記駆動トランジスタのソースまたはドレインに接続されている
(1)ないし(7)のいずれか1つに記載の表示パネル。
(10)
表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備え、
前記表示パネルは、
発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
を有し、
各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルと、前記駆動回路とに接続されている
表示装置。
(11)
各サブピクセルは、発光素子と、前記発光素子に直列に接続された駆動トランジスタと、映像信号に対応する信号電圧を前記駆動トランジスタのゲートに書き込む書込トランジスタとを含み、
各第1配線は、前記書込トランジスタのゲートに接続され、
各第2配線は、前記駆動トランジスタのソースまたはドレインに接続されている
(10)に記載の表示装置。
(12)
1ユニット内の全てのサブピクセルを、接続された第1配線ごとにグループに分けたとすると、
前記駆動回路は、前記駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧を前記駆動トランジスタの閾値電圧に近づけるVth補正を、1ユニット内の全てのグループに対して同時期に行ったのち、前記信号電圧の書き込みを、1ユニット内の全てのグループに対して、グループごとに行うようになっている
(11)に記載の表示装置。
(13)
表示装置を備え、
前記表示装置は、
表示パネルと、
前記表示パネルを駆動する駆動回路と
を有し、
前記表示パネルは、
発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
を有し、
各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルと、前記駆動回路とに接続されている
電子機器。
(14)
発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
を備え、
各第1配線が、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルに接続され、
各第2配線が、1ユニット内の全てのサブピクセルに接続され、
各サブピクセルが、発光素子と、前記発光素子に直列に接続された駆動トランジスタと、映像信号に対応する信号電圧を前記駆動トランジスタのゲートに書き込む書込トランジスタとを含み、
各第1配線が、前記書込トランジスタのゲートに接続され、
各第2配線が、前記駆動トランジスタのソースまたはドレインに接続されている
表示パネルにおいて、
1ユニット内の全てのサブピクセルを、接続された第1配線ごとにグループに分けたとすると、
前記駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧を前記駆動トランジスタの閾値電圧に近づけるVth補正を、1ユニット内の全てのグループに対して同時期に行ったのち、前記信号電圧の書き込みを、1ユニット内の全てのグループに対してグループごとに行うステップを含む
表示パネルの駆動方法。
(15)
発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素を備え、
各サブピクセルが、発光素子と、前記発光素子に直列に接続された駆動トランジスタと、映像信号に対応する信号電圧を前記駆動トランジスタのゲートに書き込む書込トランジスタとを含む
表示パネルにおいて、
複数の画素行を1ユニットとし、1ユニット内の全てのサブピクセルを、発光色を分類基準として複数のサブピクセルごとにグループに分けたとすると、
前記駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧を前記駆動トランジスタの閾値電圧に近づけるVth補正を、1ユニット内の全てのグループに対して同時期に行ったのち、前記信号電圧の書き込みを、1ユニット内の全てのグループに対してグループごとに行うステップを含む
表示パネルの駆動方法。
1…表示装置、10…表示パネル、10A…表示領域、11…画素、12…画素回路、13…有機EL素子、14…表示画素、20…駆動回路、20A…映像信号、20B…同期信号、21…タイミング生成回路、21A…制御信号、22…映像信号処理回路、22A…映像信号、23…信号線駆動回路、24…走査線駆動回路、25…電源線駆動回路、300…映像表示画面部、310…フロントパネル、320…フィルターガラス、410…発光部、420,530,640…表示部、430…メニュースイッチ、440…シャッターボタン、510…本体、520…キーボード、610…本体部、620…レンズ、630…スタート/ストップスイッチ、710…上側筐体、720…下側筐体、730…連結部、740…ディスプレイ、750…サブディスプレイ、760…ピクチャーライト、770…カメラ、C1,C2…接続点、Cs…保持容量、DTL…信号線、DSL…電源線、GND…グラウンド線、Ids…電流、Tr1…駆動トランジスタ、Tr2…書込トランジスタ、Vcc,Vofs,Von,Vsig,Vss…電圧、Vg…ゲート電圧、Vgs…ゲート−ソース間電圧、Voled…有機EL素子の電圧、Vs…ソース電圧、Vth…閾値電圧、WSL…走査線、Δt,Δt1,Δt2,Δt3…待ち時間。

Claims (15)

  1. 発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を備え、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルに接続され、
    各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルに接続されており、
    1ユニットに含まれる画素行の数kは、2以上、発光色の種類の数以下であり、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の全てのサブピクセルに接続されている
    1ユニットに含まれる画素行の数kは2であり、
    発光色の種類の数は3であり、
    1ユニットに含まれる2本の第1配線のうちの一方の配線は、1ユニット内で2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
    表示パネル。
  2. 当該表示パネルは、各画素行において画素ごとに2本ずつ割り当てられ、かつ映像信号に応じた信号電圧の各画素への供給に用いられる複数の第3配線を備え、
    画素ごとに割り当てられた2本の第3配線のうちの一方の配線は、前記第1配線が共有されていない2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
    請求項に記載の表示パネル。
  3. 発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を備え、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルに接続され、
    各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルに接続されており、
    1ユニットに含まれる画素行の数kは、2以上、発光色の種類の数以下であり、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の全てのサブピクセルに接続されている
    1ユニットに含まれる画素行の数kは2であり、
    発光色の種類の数は4であり、
    1ユニットに含まれる2本の第1配線のうちの一方の配線は、1ユニット内で2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
    表示パネル
  4. 当該表示パネルは、画素ごとに2本ずつ割り当てられ、かつ映像信号に応じた信号電圧の各画素への供給に用いられる複数の第3配線を備え、
    各画素行において画素ごとに割り当てられた2本の第3配線のうちの一方の配線は、前記第1配線が共有されていない2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
    請求項に記載の表示パネル。
  5. 発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を備え、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルに接続され、
    各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルに接続されており、
    各第1配線は、1ユニットに含まれる画素行の数kと同一の本数の分枝を有し、
    各第1配線において、各分枝は、当該表示パネル内で互いに接続されている
    表示パネル
  6. 発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を備え、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルに接続され、
    各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルに接続されており、
    当該表示パネルの法線方向から見たときに、同一ユニット内において、各第1配線は、他の第1配線と交差している
    表示パネル
  7. 各サブピクセルは、発光素子と、前記発光素子を駆動する駆動回路と、映像信号に対応する信号電圧を前記駆動回路に書き込む書込回路とを含み、
    前記駆動回路は、前記発光素子に直列に接続された駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧を保持する保持容量とを含み、
    前記書込回路は、前記駆動トランジスタのゲートに接続された書込トランジスタを含み、
    各第1配線は、前記書込トランジスタのゲートに接続され、
    各第2配線は、前記駆動トランジスタのソースまたはドレインに接続されている
    請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の表示パネル。
  8. 表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備え、
    前記表示パネルは、
    発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を有し、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
    各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルと、前記駆動回路とに接続されており、
    1ユニットに含まれる画素行の数kは、2以上、発光色の種類の数以下であり、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の全てのサブピクセルに接続されている
    1ユニットに含まれる画素行の数kは2であり、
    発光色の種類の数は3であり、
    1ユニットに含まれる2本の第1配線のうちの一方の配線は、1ユニット内で2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
    表示装置。
  9. 表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備え、
    前記表示パネルは、
    発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を有し、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
    各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルと、前記駆動回路とに接続されており、
    1ユニットに含まれる画素行の数kは、2以上、発光色の種類の数以下であり、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の全てのサブピクセルに接続されている
    1ユニットに含まれる画素行の数kは2であり、
    発光色の種類の数は4であり、
    1ユニットに含まれる2本の第1配線のうちの一方の配線は、1ユニット内で2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
    表示装置
  10. 表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備え、
    前記表示パネルは、
    発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を有し、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
    各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルと、前記駆動回路とに接続されており、
    各第1配線は、1ユニットに含まれる画素行の数kと同一の本数の分枝を有し、
    各第1配線において、各分枝は、当該表示パネル内で互いに接続されている
    表示装置
  11. 表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備え、
    前記表示パネルは、
    発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を有し、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
    各第2配線は、1ユニット内の全てのサブピクセルと、前記駆動回路とに接続されており、
    当該表示パネルの法線方向から見たときに、同一ユニット内において、各第1配線は、他の第1配線と交差している
    表示装置
  12. 表示装置を備え、
    前記表示装置は、
    表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを有し、
    前記表示パネルは、
    発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を有し、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
    1ユニットに含まれる画素行の数kは、2以上、発光色の種類の数以下であり、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の全てのサブピクセルに接続されており、
    1ユニットに含まれる画素行の数kは2であり、
    発光色の種類の数は3であり、
    1ユニットに含まれる2本の第1配線のうちの一方の配線は、1ユニット内で2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
    電子機器
  13. 表示装置を備え、
    前記表示装置は、
    表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを有し、
    前記表示パネルは、
    発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を有し、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
    1ユニットに含まれる画素行の数kは、2以上、発光色の種類の数以下であり、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の全てのサブピクセルに接続されており、
    1ユニットに含まれる画素行の数kは2であり、
    発光色の種類の数は4であり、
    1ユニットに含まれる2本の第1配線のうちの一方の配線は、1ユニット内で2種類の発光色のサブピクセルに接続されている
    電子機器
  14. 表示装置を備え、
    前記表示装置は、
    表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを有し、
    前記表示パネルは、
    発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を有し、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
    各第1配線は、1ユニットに含まれる画素行の数kと同一の本数の分枝を有し、
    各第1配線において、各分枝は、当該表示パネル内で互いに接続されている
    電子機器。
  15. 表示装置を備え、
    前記表示装置は、
    表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路とを備え、
    前記表示パネルは、
    発光色の互いに異なる複数のサブピクセルを含む複数の画素と、
    k(k≧2)本の画素行を1ユニットとしたときに1ユニットごとにk本ずつ割り当てられ、かつ各画素の選択に用いられる複数の第1配線と、
    1ユニットごとに1本ずつ割り当てられ、かつ各画素への駆動電流の供給に用いられる複数の第2配線と
    を有し、
    各第1配線は、1ユニット内で同一発光色の複数のサブピクセルと、前記駆動回路とに接続され、
    当該表示パネルの法線方向から見たときに、同一ユニット内において、各第1配線は、他の第1配線と交差している
    電子機器
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