JP5888879B2 - 駆動装置、及び停止位置検出方法 - Google Patents
駆動装置、及び停止位置検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5888879B2 JP5888879B2 JP2011124249A JP2011124249A JP5888879B2 JP 5888879 B2 JP5888879 B2 JP 5888879B2 JP 2011124249 A JP2011124249 A JP 2011124249A JP 2011124249 A JP2011124249 A JP 2011124249A JP 5888879 B2 JP5888879 B2 JP 5888879B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- energization
- rotor
- coil
- energization pattern
- current value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/28—Arrangements for controlling current
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P23/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
- H02P23/24—Controlling the direction, e.g. clockwise or counterclockwise
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
- H02P6/16—Circuit arrangements for detecting position
- H02P6/18—Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
- H02P6/182—Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
そこで、各相のコイルに電圧を順に印加し、その際に各相のコイルに流れる電流の立ち上がり時間の差に基づいて、ロータの停止位置を検出する技術が検討されている(例えば、特許文献1)。
また、本発明は、上記の発明において、前記目標電流値は、前記コイルが磁気飽和したときに流れる電流値であることを特徴とする。
ブラシレスモータ1が有するロータの位置を検出するセンサを有しないセンサレスタイプのモータである。また、ブラシレスモータ1は、永久磁石を有するロータとステータとを備えている。ステータには3相(U、V、W)に対応するコイルU、V、Wが周方向に順に巻装されている。各相のコイルU、V、Wそれぞれは、一端がモータ端子を介して駆動装置2に接続され、他端が互いに接続されている。
この場合は、等価中性点の電位は、電源電圧の1/2を中心にした略三角波になる。
コンパレータ17A〜17Cは、誘起電圧のアナログ信号が等価中性点電位より高いときはローレベルの信号を出力し、誘起電圧のアナログ信号が等価中性点電位より低いときはハイレベルの信号を出力するパルス信号を発生させる。各コンパレータ17A〜17Cでは電気角120°の分解能のパルス信号が作成される。これら信号は、それぞれがローパスフィルタ回路18A〜18Cを経て制御装置11に入力される。
インバータ回路13が有する各スイッチング素子40UH〜40WLは、例えば、FET(Field effect Transistor;電界効果トランジスタ)、あるいはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor;絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などと、還流ダイオードとが並列に接続された構成を有している。
また、インバータ回路13と電源装置20との間には、シャント抵抗13Bが設けられている。電流検出回路38は、シャント抵抗13Aの高電位側の電位に基づいてブラシレスモータ1に入力される電流を検出することに替えて、シャント抵抗13Bの低電位側の電位に基づいてブラシレスモータ1に入力される電流を検出するようにしてもよい。
制御装置11は、励磁切替タイミング演算部22、モード選択部40、通電パターン決定部26、励磁信号出力部27、上述したPWMデューティ出力部28、過電流保護部32と、電流印加時間計測部29と、ロータ停止位置推定部31と、過電流フラグセット部41を有している。制御装置11は、CPU(中央演算装置)やメモリなどから構成されるようにしてもよい。
また、励磁切替タイミング演算部22は、ロータの位置の時間変化に基づいて、ロータの回転速度を算出し、算出した回転速度に応じて通電パターンを切り替えるタイミングを算出する。励磁切替タイミング演算部22は、算出したタイミングを示すタイミング信号を、通電パターン決定部26とモード選択部40とに出力する。
引込励磁モード26Bは、停止位置検出モード26Aによる制御において検出されたロータの停止位置に基づいて、当該停止位置にロータを引き込む通電パターンに対応するパルス幅変調信号を出力させる制御を励磁信号出力部27及びPWMデューティ出力部28に行わせる。
始動励磁モード26Cは、引込励磁モード26Bによる制御において引き込んだロータの位置に応じた通電パターンを決定し、決定した通電パターンに対応するパルス幅変調信号を出力させる制御を励磁信号出力部27及びPWMデューティ出力部28に行わせる。
フリーラン制御モード26Dは、始動励磁モード26Cによる通電の後にブラシレスモータ1をフリーランさせる制御を励磁信号出力部27及びPWMデューティ出力部28に行わせる。このとき、励磁切替タイミング演算部22はロータの位置を検出する。
ブレーキ停止モード26Fは、各コイルU、V、Wのうち予め定められた2つのコイルに対して、一定の時間、過電流とならない程度の低く予め定められたデューティ比でブラシレスモータ1に印加する制御を、励磁信号出力部27及びPWMデューティ出力部28に行わせる。この制御により、ロータを予め定めた位置に引き込んで回転を停止させる。あるいは、ブレーキ停止モード26Fは、インバータ回路13が有するスイッチング素子40UL、40VL、40WLをオンにして、各コイルU、V、Wの一端を接地電位としてロータを停止させる。
停止モード26Gは、全相それぞれのコイルU、V、Wへの通電をオフにさせる制御を励磁信号出力部27及びPWMデューティ出力部28に行わせる。
PWMデューティ出力部28は、回転速度指令信号と、通電パターン決定部26から出力される信号とに基づいて、単位時間当たりの通電比率(デューティ比)を決定し、決定した通電比率を示す信号をHi側プリドライバ37Aに出力する。
Hi側プリドライバ37Aは、通電パターン決定部26が選択する通電パターンであって、PWMデューティ出力部28が決定したデューティ比の通電パターンで高電位側のスイッチング素子40UH、40VH、40WHのオンとオフとを切り替える信号を生成し、生成した信号をインバータ回路13に出力する。Lo側プリドライバ37Bは、低電位側のスイッチング素子40UL、40VL、40WLのオンとオフとを切り替える信号を生成し、生成した信号をインバータ回路13に出力する。Hi側プリドライバ37Aは、インバータ回路13に流れる電流値が目標電流値に達し、PWMデューティ出力部28から入力される信号がローレベルになると、インバータ回路13が有する各スイッチング素子40UH、40VL、40WLをオフにする。
過電流保護部32は、電流検出回路38から入力される電流検出信号に基づいて、ブラシレスモータ1に目標電流値以上の電流が流れることを防ぐ制御を行う。また、過電流保護部32は、停止位置検出モード32Aと、過電流検出モード32Bとを有している。停止位置検出モード32Aは、通電パターン決定部26において停止位置検出モード26Aが選択されている際に選択され、各通電パターン#1〜#6を用いた通電において、コイルに流れる相電流が目標電流値に達したか否かを示す信号を電流印加時間計測部29に出力する。過電流検出モード32Bは、通電パターン決定部26において、定常励磁モード26Eが選択されている際に選択され、電流検出信号が入力されると、過電流フラグセット部41にオン状態を示す値をセットする。
図4は、駆動装置2がモータの駆動を開始する際に行う始動処理を示すフローチャートである。この始動処理は、定時時間の割り込み処理として実行される。
モード選択部40は、過電流フラグセット部41にオン状態を示す値がセットされ、かつ回転速度指令信号が入力されているオン状態であるか否かを判定し(ステップS101)、それぞれがオン状態である場合(ステップS101:YES)、通電パターン決定部26に停止モード26Gを選択させる(ステップSS102)。このとき、PWMデューティ出力部28は、PWMのディーティ比を0%に設定する。そして、制御装置11は、始動処理を終了させる。
ここで、誘起電圧信号に基づいてロータの位置を検出できるか否かの判定は、励磁切替タイミング演算部22がロータの位置を連続して予め定められた回数に亘って検出したか否かによって行われる。例えば、励磁切替タイミング演算部22が4回連続してロータの位置を検出できたら定常励磁状態であるとする。
このとき、停止位置検出モード26Aは、予め定められたデューティ比をパルス幅変調信号のデューティ比として用いる。このデューティ比は、電源装置20が安定して供給できる電流値を示す最大電流値と、ブラシレスモータ1において磁気飽和した際に流れる電流である磁気飽和電流値とに基づいて定められる。具体的には、次式(1)を満たすデューティ比が用いられる。
ただし、0<(デューティ比)≦1
通電パターン#1は、U相のコイルUからV相のコイルVに電流を流す。U相がN極磁化され、V相がS極磁化される。
通電パターン#2は、U相からW相のコイルWに電流を流す。U相がN極磁化され、W相がS極磁化される。
通電パターン#3は、V相からW相に電流を流す。V相がN極磁化され、W相がS極磁化される。
通電パターン#4は、V相からU相に電流を流す。V相がN極磁化され、U相がS極磁化される。
通電パターン#5は、W相からU相に電流を流す。W相がN極磁化され、U相がS極磁化される。
通電パターン#6は、W相からV相に電流を流す。W相がN極磁化され、V相がS極磁化される。
例えば、通電パターン#1では、U相からV相への通電を行い、その後に回生期間を設ける。すなわち、デューティ比が式(1)を満たすデューティ比のPWM信号をスイッチング素子40UHとスイッチング素子40VLとに入力し、コイルUをN極磁化し、コイルVをS極磁化する。このとき、コイルUからコイルVに電流が流れ、これに応じた電流がシャント抵抗13Aに流れる。シャント抵抗13Aに流れる電流は、電源装置20を通してブラシレスモータ1に印加される相電流であり、時間の経過とともに徐々に増加する。
更に、それと同時に、制御装置11は、電流検出信号の立ち下がりエッジを検出したら、割り込み処理を実施して通電パターン#1の通電を終了させる(ソフトウェアリミット)。これにより、ブラシレスモータ1に流れる電流がゼロになる。ソフトウェアリミットの発生が遅れるので、ハードウェアリミットを併用して、素早く電流をゼロにする。
上述の特性により、制御装置11は、ロータ停止位置推定部31が電流印加時間計測部29の記憶部29Aに記憶されている通電時間T1〜T6を比較し、通電時間T1〜T6のうち最小の通電時間に対応する通電パターンを選択し、選択した通電パターンに対応する位置にロータが停止していると推定する。
ロータ停止位置が推定された後に実施される通電パターン決定部26の始動励磁モード26Cは、6通りの通電時間のうち最小になる通電パターンから回転方向に120°位相を進ませた通電パターンを始動時の通電パターンとして選択する。
通電パターン決定部26の停止位置検出モード26Aは、過電流保護部32に停止位置検出モード32Aを選択させ(ステップS121)、変数nに「1」を代入する(ステップS122)。停止位置検出モード26Aは、通電パターン#nでブラシレスモータ1に通電させる制御を励磁信号出力部27及びPWMデューティ出力部28に行わせる(ステップS123)。このとき、電流印加時間計測部29のカウンタ29Bは、カウントを開始する。
停止位置検出モード26Aは、カウンタ29Bのカウント値(通電時間)が閾値時間以上であるか否かを判定し(ステップS124)、カウント値が閾値時間以上である場合(ステップS124:YES)、現在の通電パターン#nに対応する位置をロータの停止位置とし(ステップS129)、停止位置検出処理を終了する。
一方、相電流が目標電流値以上である場合(ステップS125:YES)、カウンタ29Bが、通電パターン#nに対応する通電時間Tnを記憶部29Aに記憶させる(ステップS126)。停止位置検出モード26Aは、通電パターン#nに対応する通電時間Tnが記憶部29Aに記憶されると、変数nの値を「1」増加させ(ステップS127)、変数nが「7」より大きくなるまでステップS123からステップS127までの処理を繰り返して行う。
停止位置検出モード26Aは、上述のステップS123からステップS127までの処理を繰り返して6回を行ったら、すなわち通電時間T1〜T6を計測したら、ロータ停止位置推定部31が推定した位置をロータの停止位置とし(ステップS128)、停止位置検出処理を終了する。
ステップS108の始動励磁処理では、始動励磁モード26Cが、停止位置検出モード26Aが検出したロータの停止位置に対して、最大のトルクを発生させる通電パターンを選択し、当該通電パターンに対応する信号を励磁信号出力部27に出力させる。このとき、励磁信号出力部27には、予め定められた初期通電時間Ts1の間、選択した通電パターンに対応する信号を出力させる。
通電パターン決定部26のフリーラン制御モード26Dは、フリーランに対応する通電パターンとして、各相のコイルU、V、Wの通電をオフにする通電パターンに対応する信号を出力する制御を励磁信号出力部27及びPWMデューティ出力部28に行わせる(ステップS141)。
始動励磁処理においてロータに加えられたトルクにより、慣性でロータがフリーランしている間に発生する誘起電圧から、励磁切替タイミング演算部22がロータの位置の検出を実行する(ステップS142)。
励磁切替タイミング演算部22は、ロータの位置を検出できた回数が予め定められた所定の回数に達したか否かを判定し(ステップS143)、検出できた回数が所定の回数に達した場合(ステップS143:YES)、通電パターン決定部26に定常励磁モード26Eを選択させ、誘起電圧によるセンサレスセンサレス駆動(定常励磁処理)を実行させる(ステップS144)。
所定の時間が経過した場合(ステップS145:YES)、励磁切替タイミング演算部22は、通電パターン決定部26にブレーキ停止モード26Fを選択させて、ブレーキ通電を行わせる(ステップS146)。
ステップS113のブレーキ停止処理では、ブレーキ停止モード26Fが、インバータ回路13の各スイッチング素子に対して、ロータを停止させるパターンにスイッチを切替え、予め定められた一定時間が経過するまで、当該パターンを維持する。ここで、一定時間は、ブラシレスモータ1のロータが停止するまでに要する時間を予め測定し、当該測定結果に基づいて定められる。
これにより、モータの駆動を開始する際のロータが停止している位置の検出において、電源装置20にかかる負荷を一定以下にすることができ、電源装置20の安定性を維持することができる。その結果、電源装置20が供給する電力の電圧が一時的に低下したりすることを抑制することができる。また、電源装置20が他の機器に対して電力を供給している場合、ブラシレスモータ1の駆動を開始する際に他の機器に対して影響を与えることを抑制することができる。
これにより、停止位置検出処理に要する時間を短縮することができるとともに、電流値が閾値時間内に目標電流値に達しない場合においても、ロータが停止している位置を推定し、ブラシレスモータ1の駆動を開始させることができる。また、電源装置20が蓄電池などの場合に劣化しているときや、インバータ回路13及びブラシレスモータ1と電源装置20とを接続する配線の配線抵抗が高い場合などで、電流値が閾値時間内に目標電流値に達しない場合においても、ロータが停止している位置を推定し、ブラシレスモータ1の駆動を開始させることができる。
また、各通電パターンに応じた通電をする際のデューティ比が100%未満になる場合、通電時間が長くなる。そのため、各コイルが磁気飽和に達する前に通電によって生じるトルクがブラシレスモータ1の負荷より大きくなるときがある。このようなときは、通電パターン#1〜#6に応じた通電を繰り返して行っても、ロータの位置を検出することができない。しかし、本実施形態における駆動装置2では、閾値時間以上の通電を行った場合、通電に応じてロータの位置を推定し、ブラシレスモータ1の駆動を開始させることができる。
Claims (4)
- 複数のコイルが巻装されたステータとロータとを備えるモータに電源装置から電力を供給させて前記モータを駆動させる駆動装置であって、
前記コイルごとに設けられたスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子のオンとオフとを切り替えて前記コイルに通電するインバータ部と、
前記コイルに流す電流の向きを示す複数の通電パターンから1つずつ選択し、選択した通電パターンに基づいて前記スイッチング素子のオンとオフとを、予め定められた目標電流値に対する前記電源装置が供給できる最大電流値の比以上であるデューティ比で切り替えて前記コイルに通電させるとともに、前記選択した通電パターンを用いて前記コイルに通電を開始してから経過した時間が、予め定めた時間以上になった場合、前記選択した通電パターンに応じた位置を前記ロータが停止している位置とする通電パターン決定部と、
前記通電パターンごとに、前記コイルに流れる電流の電流値が前記目標電流値に達するまでの時間である通電時間を計測する電流印加時間計測部と、
前記電流印加時間計測部が計測した前記通電パターンごとの通電時間に基づいて、前記ロータが停止している位置を推定するロータ停止位置推定部と
を備えていることを特徴する駆動装置。 - 停止状態の前記モータに対する前記通電パターン決定部による通電の指令は、前記ロータが回転しない程度の時間である
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。 - 前記目標電流値は、前記コイルが磁気飽和したときに流れる電流値である
ことを特徴とする請求項1また請求項2のいずれかに記載の駆動装置。 - 複数のコイルが巻装されたステータとロータとを備えるモータに電源装置から電力を供給させて前記モータを駆動させ、前記コイルごとに設けられたスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子のオンとオフとを切り替えて前記コイルに通電するインバータ部を備える駆動装置における停止位置検出方法であって、
前記コイルに流す電流の向きを示す複数の通電パターンから1つずつ選択し、選択した通電パターンに基づいて前記スイッチング素子のオンとオフとを、予め定められた目標電流値に対する前記電源装置が供給できる最大電流値の比以上であるデューティ比で切り替えて前記コイルに通電させる通電ステップと、
前記通電パターンごとに、前記コイルに流れる電流の電流値が前記目標電流値に達するまでの時間である通電時間を計測する電流印加時間計測ステップと、
前記電流印加時間計測ステップにおいて計測した前記通電パターンごとの通電時間に基づいて前記ロータが停止している位置を推定し、前記選択した通電パターンを用いて前記コイルに通電を開始してから経過した時間が予め定めた時間以上である場合、前記選択した通電パターンに応じた位置を前記ロータが停止している位置とするロータ停止位置推定ステップと、
を有することを特徴とする停止位置検出方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011124249A JP5888879B2 (ja) | 2011-06-02 | 2011-06-02 | 駆動装置、及び停止位置検出方法 |
US13/486,610 US9093931B2 (en) | 2011-06-02 | 2012-06-01 | Driving apparatus and stop position detection method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011124249A JP5888879B2 (ja) | 2011-06-02 | 2011-06-02 | 駆動装置、及び停止位置検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012253893A JP2012253893A (ja) | 2012-12-20 |
JP5888879B2 true JP5888879B2 (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=47526153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011124249A Expired - Fee Related JP5888879B2 (ja) | 2011-06-02 | 2011-06-02 | 駆動装置、及び停止位置検出方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9093931B2 (ja) |
JP (1) | JP5888879B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5347032B2 (ja) * | 2009-10-26 | 2013-11-20 | 日産自動車株式会社 | スイッチング素子の駆動回路および電力変換装置 |
JP5634963B2 (ja) * | 2011-09-01 | 2014-12-03 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 同期電動機の駆動システム及び同期電動機 |
US9787212B2 (en) * | 2014-05-05 | 2017-10-10 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Motor drive with silicon carbide MOSFET switches |
JP6569210B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2019-09-04 | 株式会社リコー | 位相検出装置及び方法、モータ駆動制御装置、モータ装置及びシート搬送装置 |
JP6234399B2 (ja) * | 2015-03-26 | 2017-11-22 | ミネベアミツミ株式会社 | モータ駆動制御装置 |
JP6538477B2 (ja) * | 2015-08-18 | 2019-07-03 | 日本電産サーボ株式会社 | モータユニット |
CN109072854B (zh) * | 2016-02-11 | 2021-12-14 | 塞德马克机电私人有限公司 | 起动内燃发动机的方法和系统 |
US10116244B2 (en) | 2016-06-17 | 2018-10-30 | Semiconductor Components Industries, Llc | Motor driving circuit and method providing smooth recovery from transient power loss |
JP6899319B2 (ja) * | 2017-12-20 | 2021-07-07 | ミネベアミツミ株式会社 | モータ駆動制御装置及びモータの制御方法 |
JP6936171B2 (ja) * | 2018-02-28 | 2021-09-15 | サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 | モータ制御装置 |
JP6950598B2 (ja) * | 2018-03-15 | 2021-10-13 | トヨタ自動車株式会社 | モータ制御装置、モータ制御プログラム及びモータ制御方法 |
JP2020048300A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 株式会社東芝 | 制御装置、制御システム、及び制御方法 |
JP7296733B2 (ja) * | 2019-01-22 | 2023-06-23 | キヤノン株式会社 | モータ制御装置及び画像形成装置 |
JP7173887B2 (ja) * | 2019-02-01 | 2022-11-16 | ミネベアミツミ株式会社 | 半導体装置、モータ駆動制御装置、およびモータユニット |
US11234360B2 (en) | 2019-02-01 | 2022-02-01 | Cnh Industrial Canada, Ltd. | Drive and sensing system for agricultural agitator |
JP7227028B2 (ja) * | 2019-02-14 | 2023-02-21 | ミネベアミツミ株式会社 | モータ駆動制御装置及びモータの駆動制御方法 |
JP7341817B2 (ja) | 2019-09-20 | 2023-09-11 | 株式会社マキタ | 電動作業機 |
JP7433113B2 (ja) | 2020-03-30 | 2024-02-19 | ミネベアミツミ株式会社 | モータ制御装置、モータシステム及びモータ制御方法 |
US11258395B2 (en) * | 2020-04-09 | 2022-02-22 | Microchip Technology Incorporated | Near constant delay comparator for closed-loop system |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6483270B1 (en) * | 1998-07-16 | 2002-11-19 | Seiko Epson Corporation | Method and device for controlling position sensorless motor |
WO2006107040A1 (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-12 | Mitsuba Corporation | ブラシレスモータの制御装置及び制御方法並びにモータシステム |
JP2008092784A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-04-17 | Mitsuba Corp | ブラシレスモータの駆動装置及びブラシレスモータの始動方法並びにブラシレスモータのロータ停止位置検出方法 |
US7893638B2 (en) * | 2006-11-30 | 2011-02-22 | Denso Corporation | Apparatus and method for driving rotary machine |
JP5198017B2 (ja) * | 2007-09-11 | 2013-05-15 | 株式会社ミツバ | ブラシレスモータの制御装置及びブラシレスモータのロータ停止位置の検出方法 |
JP2010088267A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Mitsuba Corp | ブラシレスモータの制御装置及び制御方法 |
JP5163679B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2013-03-13 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
DE102011007848A1 (de) * | 2011-04-21 | 2012-10-25 | Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. | Reduktion von akustischen Rückkopplungen durch vibrationstechnische Verkürzung des Hörgeräts |
-
2011
- 2011-06-02 JP JP2011124249A patent/JP5888879B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-06-01 US US13/486,610 patent/US9093931B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9093931B2 (en) | 2015-07-28 |
JP2012253893A (ja) | 2012-12-20 |
US20130043817A1 (en) | 2013-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5888879B2 (ja) | 駆動装置、及び停止位置検出方法 | |
CN101127502B (zh) | 无刷电机的驱动装置和无刷电机的启动方法及无刷电机的转子停止位置检测方法 | |
JP5198017B2 (ja) | ブラシレスモータの制御装置及びブラシレスモータのロータ停止位置の検出方法 | |
JP6132749B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置及びブラシレスモータの始動方法 | |
JP5668947B2 (ja) | モータ駆動制御装置、モータ駆動制御方法及びそれを用いたモータ | |
JP5173209B2 (ja) | 並列に接続された複数のブラシレスモータの駆動装置及び並列に接続された複数のブラシレスモータの始動方法並びに並列に接続された複数のブラシレスモータのロータ停止位置検出方法 | |
JP2010193707A (ja) | ブラシレスdcモータを駆動するための方法 | |
JP2011125079A (ja) | ブラシレスモータの駆動装置、及びブラシレスモータの始動方法 | |
JP5923437B2 (ja) | 同期電動機駆動システム | |
JP5665063B2 (ja) | モータ駆動制御装置、モータ駆動制御方法及びそれを用いたモータ | |
JP5683618B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置及び制御方法、ブラシレスファンモータの駆動装置及び制御方法 | |
JP6173107B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置、及び駆動方法 | |
JP2014110755A (ja) | モータ駆動制御装置、モータ駆動制御方法及びそれを用いたモータ | |
JP5745955B2 (ja) | 駆動装置、及び駆動方法 | |
CN112747662B (zh) | 电动机的磁场位置检测方法 | |
JP6282338B2 (ja) | 電力変換装置及び電力変換方法 | |
JP5634541B2 (ja) | ブラシレスファンモータの駆動装置及びブラシレスファンモータの制御方法 | |
JP5756542B2 (ja) | ブラシレスモータの制御装置及び制御方法 | |
JP5330728B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
JP5326948B2 (ja) | インバータ制御装置と電動圧縮機および電気機器 | |
JP2011125120A (ja) | ブラシレスモータの駆動装置、及びブラシレスモータのロータ停止位置検出方法 | |
JP6343235B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置、及び駆動方法 | |
JP2010259184A (ja) | インバータ制御装置と電動圧縮機および家庭用電気機器 | |
JP6646070B2 (ja) | 電気式自動車用補助アセンブリおよび自動車用補助アセンブリの整流のための方法 | |
JP7536499B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置及びブラシレスモータの駆動方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150904 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5888879 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |