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JP5885783B2 - 不織布 - Google Patents

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Description

本発明は、不織布に関するものであり、より具体的には使い捨てオムツのトップシートに使用する不織布に関する。
特許文献1には、シート状の不織布を平面視した側の第一面側に突出する第一突出部と、第一面とは反対側の第二面側に突出する第二突出部とを有し、第一突出部及び第二突出部は、不織布の平面視において第一方向と第二方向との2つの方向に向け複数交互に広がった不織布であって、第一突出部の頂部における第一面側の繊維密度が、その第二面側の繊維密度よりも低い不織布が開示されている。
特開2012−144835号公報
しかしながら、特許文献1において開示されている発明に係る不織布では、不織布上に液体が注液されたときに、突出部同士の間に形成された空間の内部に一度捕集した液体においても、不織布が傾けられるような場合では、当該不織布の滑らかな断面波型形状により、液体が流れてしまうおそれがある。特に、このような不織布を使い捨てオムツのトップシートに使用するときに、着用者が動き回るような場合では、不織布状に注液される液体が、例えば月齢の低い乳児の軟便等である高粘度排泄物等のような比較的粘度の高い液体であったとしても、不織布上を流れ易いと、不織布及び不織布の下に位置する吸収体に吸収される前に使い捨てオムツから漏れ出るおそれがある。
したがって、本発明の目的は、不織布上に液体が注液されたときに、不織布上で液体が流れにくく、それにより液体を効率的に吸収かつ浸透させることのできる不織布を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、
略平面状に拡がる基部と、前記基部から突出する複数の凸部とを備えた不織布であって、
それぞれの前記凸部が、前記基部側を基端として前記基部から前記不織布の厚さ方向に起立して周面を形成する周面部と、前記周面部の前記基端とは反対側に位置する前記周面部の先端側に形成される頂部とを備えており、
前記周面部は、前記周面の少なくとも一部に、前記周面から前記周面の外方側に突出する突出部を備えている、
不織布を提供することができる。
本発明に係る不織布によれば、凸部の周面部が、周面から前記周面の外方側に突出する突出部を備えていることにより、不織布上に液体が注液されたときに、不織布が傾けられるような場合において、突出部が液体の流れをせき止めることができる。その結果、不織布上で液体が流れにくくなり、それにより液体を効率的に吸収及び浸透させることができる。
本発明の実施形態に係る不織布の平面図。 図1のII−II線端面図。 図1の不織布における凸部の繊維密度の分布を説明するための図。 図2の凸部の頂部の部分拡大写真。 本発明の変形実施形態に係る不織布の凸部の平面図。 図5AのVB−VB線端面図。 本発明の実施形態に係る不織布を製造するための製造設備の概要を示す概略図。 図6のVII部拡大図。 比較例に係る不織布の平面写真。 図8の不織布の断面を示す拡大俯瞰写真。
(実施形態)
図1〜4を参照しつつ、本発明の実施形態に係る不織布1について説明する。
実施形態に係る不織布1は、長手方向Lo及び横断方向Trにより画定される不織布1の平面上で拡がっており、図1に表れている第一の面FFとその反対側に位置する第二の面FSとを有する。
図1及び図2に示すように、不織布1は、略平面状に拡がる基部10と、基部10から不織布1の厚さ方向Thに、本実施形態では第一の面FFの側に突出する複数の凸部12とを備えている。それぞれの凸部12は、基部10側を基端12EBとして基部10から不織布1の厚さ方向Thに起立して周面12SPを形成する周面部12Sと、周面部12Sの基端12EBとは反対側に位置する周面部12Sの先端12ET側に形成される頂部12Tとを備えている。図2に示すように、頂部12Tは略平坦である。
実施形態に係る不織布では、凸部12は全体的に略円筒形状であり、それぞれの凸部12の周面部12Sは、周面12SPの周回りの全体にわたって、周面部12Sの先端12ETにおいて周面12SPから周面12SPの外方側DOに突出する突出部12Pを備えている。なお、本実施形態では、突出部12Pは、周面部12Sの周面12SPから周面12SPの外方側DOに0.5〜3.0mmほど突出している。
本実施形態では、周面部12Sは、基端12EBから先端12ETに向かって若干縮径して先細っており、突出部12Pにおいて拡径している。つまり、周面部12Sにおいて、突出部12Pは、周面12SPの周回りの全体にわたって、周面12SPの最も内方側DIに位置する部分である最内部分12PIよりも周面12SPの外方側、かつ最内部分12PIよりも不織布1の厚さ方向Thの頂部12T側に位置している。
なお、本発明において、それぞれの凸部12において、「周面12SPの外方側DO」とは、周面12SPの或る部分(例えば、図2において参照記号12SPPで表された部分)を基準として、長手方向Lo及び横断方向Trにより画定される不織布1が拡がる平面方向のうちの、凸部12から、より具体的には周面12SPによって包囲されている領域から離れる方向をいう。これと反対に「周面12SPの内方側DI」とは、同様に周面12SPの或る部分12SPPを基準として、不織布1の平面上における凸部12に、より具体的には周面12SPによって包囲されている領域に向かう方向をいう。
また、本実施形態では上述のように、凸部12は外観上、略円筒形状をしている。別の実施形態では、凸部12の形状は、例えば、円錐状、円錐台状の形状、あるいは、楕円や多角形の柱状、錐状、錐台状の形状等である。さらに別の実施形態では凸部12は半球形状である。
また、本実施形態に係る不織布1では、図3に示すように、それぞれの凸部12において、突出部12Pは、頂部12Tよりも繊維密度が高い。なお、図3は、1つの凸部12に注目して説明するものであり、「×」印の密度(数)の大小によって、頂部12Tを形成する繊維の繊維密度の分布を表している。
本発明では、「繊維密度」を測定するにあたっては、不織布1の切断面において、1mmあたりに繊維が切断された箇所FCの数を指標とする。具体的には、走査電子顕微鏡(例えば、KEYENCE社製「リアルサーフェスビュー顕微鏡 VE−7800」)を用いて、倍率を50〜100倍程度に調整して、一定面積(例えば、2.0mm程度)の切断面を観察し、その上で繊維が切断された箇所FC(図4参照)を数える。観察する切断面は、第一の面FFから第二の面FSにわたって厚さ方向Thの全体を含む。次いで、切断箇所の数を1mmあたりの数に置き換えて、その数を「繊維密度」の指標とする。
なお、本発明では突出部12P及び頂部12Tの「繊維密度」は、これら突出部12P及び頂部12Tの平均的な繊維密度をいう。例えば、これら突出部12P及び頂部12Tの複数箇所の繊維密度を計測して、その平均値を算出することによって繊維密度を測定することができる。
また、図1に示すように、本実施形態に係る不織布1では、凸部12が、不織布1の平面方向のうちの、第一の方向D1及び第二の方向D2のそれぞれに沿って直線的に配設されている。ここで、第一の方向D1は横断方向Trと同じ方向であり、第二の方向D2は第一の方向D1から60°傾けられた方向である。また、本実施形態に係る不織布1では、第一の方向D1及び第二の方向D2に凸部12を等間隔に配置することによって、基部10及び凸部12を均等に配置させている。
本実施形態において不織布1に使用される繊維は、芯鞘構造の繊維であって、その素材は、鞘が高密度ポリエチレン(HDPE)であり、芯がポリエチレンテレフタラート(PET)である。
不織布1に使用する繊維には、天然繊維、再生繊維(レーヨンや、アセテート等)、熱可塑性樹脂繊維(ポリエチレンや、ポリプロピレン、ポリブチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、アイオノマー樹脂等のポリオレフィンや、ポリエチレンテレフタラートや、ポリブチレンテレフタラート、ポリトリメチレンテレフタラート、ポリ乳酸等のポリエステル、ナイロン等のポリアミド等)又はこれらの表面修飾体等が挙げられるが、これらのうちでは、熱可塑性樹脂繊維又はその表面修飾体であることが好ましい。また、これら繊維は、芯鞘型繊維や、サイド・バイ・サイド型繊維、島/海型繊維等の複合繊維や、中空タイプの繊維、扁平や、Y型、C型等の異型繊維、潜在捲縮又は顕在捲縮の立体捲縮繊維、水流や、熱、エンボス加工等の物理的負荷により分割する分割繊維等であってもよい。なお、これらの繊維は、親水性繊維であってもよいし、疎水性繊維であってもよい。ただし、疎水性繊維を使用する場合には、親水性油剤を繊維に別途塗布する等の加工が必要となる。
これより、本実施形態に係る不織布1の作用効果について説明する。
本実施形態に係る不織布1では、第一の面FF上、すなわち凸部12が基部10から突出している面上に、液体が注液されたときに、不織布が傾けられているような場合では、不織布が傾けられた方向に液体が流れることになる。このときに、液体が基部10から周面部12Sを伝って頂部12Tまで達する過程で、周面部12Sに形成されている突出部12Pが、周面部12Sから周面12SPの外方側DOに突出しているので、液体の流れを妨げる防波堤のような役割をする。したがって、こうした突出部12Pにより、傾けられた方向に流れる液体が凸部12の周面部12Sを伝って頂部12Tまで流れ難くなる。その結果、例えば、本実施形態に係る不織布1を第一の面FFが表面側になるように使い捨てオムツのトップシートに使用すると、着用者が動き回るような場合においても、例えば月齢の低い乳児の軟便等である高粘度排泄物等である、不織布1上に排泄された体液が、不織布1の第一の面FF上に留まり、使い捨てオムツから漏れ出ることを抑制することができる。
また、本実施形態に係る不織布1のように、頂部12Tの縁部12TEの繊維密度が高いと、縁部12TEの剛性が高くなり、それにより、凸部12に外力が付与された場合においても、凸部12の形状を維持することができる。よって、例えば、不織布1を販売するために包装するときに、凸部12に外力が付与されて不織布1の形状が崩れることを抑制することができる。その結果、不織布1が包装され、当該包装が開封された後も保形性に優れるという作用効果を奏することができ好ましい。そして、その優れた保形性により、周面部12Sに形成されている突出部12Pも潰れることなく、周面12SPの外方側に突出する形状を維持することができる。それにより、不織布1が包装され当該包装が開封された後であっても、不織布1に注液された液体が傾けられた方向に液体が流れ難くなるという上述の不織布1の作用効果を奏することができる。さらに、本実施形態に係る不織布1は、包装し開封した後も製造時の不織布1の凸部12の形状を保つことができることから外観上も好ましい。
また、本実施形態に係る不織布では上述のように、前記不織布1の平面方向のうちの、第一の方向D1及び第二の方向D2に凸部12が等間隔に配置されている。それにより、例えば、不織布1を使い捨てオムツのトップシートとして、第一の面FFが表面側になるように使用するときに、どの方向に対しても体液の流れを抑制する効果を奏することができる。
本実施形態では上述のように、それぞれの凸部12の周面部12Sは、突出部12Pを周面12SPの周回りの全体にわたって備えているが、本発明はこの態様限定されない。本発明では、それぞれの凸部12の周面部12Sは、周面12SPの少なくとも一部に、突出部12Pを備えていればよい。一例を示すと、図5A及び図5Bに示す本発明の変形実施形態に係る不織布1では、それぞれの凸部12の周面部12Sは、周面12SPの一部のみに、具体的には横断方向Tr側のみに突出部12Pを備えている。これにより、周面部12Sが突出部12Pを備えていない不織布1の部分では、突出部12Pが周面12SPの外方側DOに張り出していない分、不織布1の平面視において基部10が露出する面積が増加するので、不織布1の第一の面FFに注液された液体が基部10により到達し易くなる。その結果、この変形実施形態に係る不織布1を第一の面FFが表面側になるように使い捨てオムツのトップシートに使用するような場合では、不織布1の第一の面FF側に排泄された体液は、基部10を浸透してその下に位置する吸収体等に迅速に吸収され易くなる。その上で、それぞれの凸部12の周面部12Sが突出部12Pを周面12SPの一部に備えていることによって、突出部12Pが形成されている部分において液体の流れを抑制できる。よって、液体が基部10に到達し易くなる効果と、液体の流れを抑制できる効果とを同時に奏することができるので好ましい。
なお、周面部12Sが周面12SPのいずれの箇所に突出部12Pを備えると好ましいかについては、不織布1の使用条件等によって異なるが、上記効果を考慮しつつ突出部12Pを適宜設けることができる。
本実施形態では、突出部12Pは、不織布1の厚さ方向Th位置に関して、周面部12Sの先端12ETの位置に形成されている。このように不織布1を形成すると、より多くの液体が不織布1に注液されたときであっても、基部10と突出部12Pとの間隔が大きいので、より多くの液体をせき止めることができるので好ましい。しかしながら、突出部12Pは、液体の流れを抑制するという作用効果を奏することに変わりないので、凸部12の周面部12Sのどの不織布1の厚さ方向Th位置に形成されていてもよい。
また上述のように、本実施形態では、突出部12Pは、周面部12Sの周面12SPから周面12SPの外方側に0.5〜3.0mmほど突出している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。突出部12Pが、周面12SPからさらに突出すると、液体の流れを抑制できる効果をさらに高いレベルで奏することができる一方で、突出しすぎると液体が基部10に到達し難くなる。したがって、突出部12Pの周面部12Sの周面12SPからの突出の程度は、例えば実験等により、液体が基部10に到達し易くなる効果と、液体の流れを抑制できる効果とを鑑みて決定することができる。
また、本実施形態では、それぞれの凸部12において、突出部12Pは頂部12Tよりも繊維密度が高いが、本発明はこの態様に限定されてない。つまり、それぞれの凸部12において、突出部12Pは、頂部12Tよりも繊維密度が低くてもよく、突出部12P及び頂部12Tは繊維密度が同じであってもよい。
また、本実施形態に係る不織布1では上述のように、凸部12が、第一の方向D1と第一の方向D1から60°傾けられた第二の方向D2のそれぞれに沿って直線的に配設されている。別の実施形態では、第二の方向D2は第一の方向D1から60°以外の角度に傾けられている。さらに別の実施形態では、凸部12は、1方向にのみ沿って直線的に配設されている。その他の実施形態では、凸部12はそれぞれ、任意の位置に配設されている。
また、本実施形態に係る不織布1では上述のように、凸部12を等間隔に配置することによって、基部10及び凸部12を均等に配置させている。別の実施形態では、凸部12同士の間隔は一定ではない。
(不織布の製造方法)
上記の実施形態に係る不織布1の製造方法を説明する。図6は、本発明の実施形態に係る不織布1を製造するための製造設備3の概要を示す概略図であり、図7は図6のVII部拡大図である。製造設備3は、繊維F1を開繊しかつ目付けを調整するカード機20と、不織布1の形状になるように繊維F2を賦形するサクションドラム22及びエアジェットノズル26と、繊維F3に賦形された形状を定着させるように繊維F3を熱処理する熱処理機28を備える。なお、図6において、後述する繊維F1〜F3及び不織布1は矢印MDの方向に搬送され、この搬送方向MDは不織布1の長手方向Loと一致する。
不織布1の製造方法を簡単に述べると、まず、繊維F1をカード機20で開繊しかつ目付けを調整し、開繊後の繊維F2をサクションドラム22に供給する。次いで、パターンプレート24が設けられているサクションドラム22の外周面において繊維F2を吸付けて移動させつつエアジェットノズル26によって温風を吹き付けて、上記実施形態に係る不織布1の形状になるように繊維F2を賦形する。そして、賦形後の繊維F3を熱処理機28内において熱処理して、以前の工程で賦形された繊維F3の形状を定着させることによって、不織布1が完成する。
不織布1の製造方法を詳述する。不織布1の製造方法では、まず、開繊された繊維F1をカード機20に供給する。カード機20では、繊維F1がさらに開繊され、繊維F1の目付け(坪量)が所望の値に調節される。
カード機20を通過した繊維F2は、サクションドラム22に供給される。サクションドラム22の内部は中空に形成されており、サクションドラム22の内部は、ブロワ等の吸引手段によって空気が吸引されることにより負圧になっている。サクションドラム22の外周面には多数の吸引孔22tが設けられており、外気を吸引することができる。なお、サクションドラム22の吸引孔の径は、繊維F2をサクションドラム22内部に吸引しないように小さく設定されている。
サクションドラム22の外周面は、その全周にわたってパターンプレート24によって覆われており、具体的には、繊維F2はパターンプレート24上に供給される。この製造方法では、パターンプレート24は、不織布1の凸部12の形状と相補的な形状の貫通孔24tが凸部12の分布をもって設けられている開孔プレートである。
この製造方法では、サクションドラム22及びパターンプレート24は、サクションドラム22の外表面と、パターンプレート24との内周面との間に一定間隔の隙間Sが形成されるように、これらサクションドラム22及びパターンプレート24の幅方向の両端部において、ボルト等によって固定されている。
これにより、パターンプレート24の貫通孔24tにおいて露出しているサクションドラム22の吸引孔22tが、パターンプレート24上に供給された繊維F2を吸付ける。なお、実施形態の不織布1では、第一の面FFにおける基部10と凸部12の頂部12Tとの不織布1の厚さ方向Thの位置の差は、パターンプレート24の厚さと隙間Sのサクションドラム22の径方向寸法との和にほぼ等しい。
なお、この製造方法では、サクションドラム22は、その外周面において、上流のベルトコンベアUBから繊維F2が受け渡される地点SSから、下流のベルトコンベアDBに繊維F2を受け渡す地点SEまでの領域ASで繊維F2を吸付けるようにされており、その他の領域ANでは吸付けないように構成されている。サクションドラム22による吸付け作用の効率を向上させるためである。
サクションドラム22の外周面に吸い付けられた繊維F2は、エアジェットノズル26によって温風が吹付けられる。ここで、エアジェットノズル26は、幅方向に均一な幅で所定の量の温風を一定量均一に噴出する機構を有するものである。これら吹き出し口の幅や、吹出口から繊維F2までの距離などを調節することによって、温風が、繊維F2から形成される積層体の全幅にわたって略均等に吹付けられるようにされている。こうしたサクションドラム22及びエアジェットノズル26による吸付け作用及び吹付け作用によって、上記実施形態に係る不織布1の形状になるように繊維F2を賦形することができる。
エアジェットノズル26から吹付けられる温風の温度は、繊維F2の融点よりも高いが、完成後において不織布1が過剰に固くなってしまうことを避けるために、高くなりすぎないように調整されている。また、この温風の風速は、繊維F2を所望の形状に賦形するように決定される。概して、エアジェットノズル26からの温風の温度及び風速は、使用する繊維の素材や目付け、完成後の不織布1の形状等により異なってくるが、例えば実験等により最適な温度及び風速を決定することが好ましい。例えば、エアジェットノズル26から吹付けられる温風の温度は80℃〜400[℃]であり、その風速は10〜200[m/sec]であると好ましい。この製造方法では、エアジェットノズル26から吹付けられる温風の温度は180[℃]であり、その風速は44.4[m/sec]である。なお、この段階で、繊維F2に対してその融点よりも高い温度の温風を吹付けることによって、繊維F2を賦形しつつ、賦形した形状をある程度定着させることができる。
なお、本実施形態に係る製造設備3では、サクションドラム22及びパターンプレート24を向く繊維F2から形成される積層体の面が、不織布1の第一の面FFになり、エアジェットノズル26を向く当該積層体の面が、不織布1の第二の面FSになる。
繊維F2は、エアジェットノズル26により吹付けられると、吹き飛ばされてその周囲に移動する。しかしながら、パターンプレート24の貫通孔24tを形成する側壁24wと、サクションドラム22の外周面とが隣接する位置に形成される隅部Co(図7)は、エアジェットノズル26からの温風が届きづらく、隅部Coから繊維F2が移動しにくい。一方で、隅部Coの周囲からエアジェットノズル26からの温風により繊維F2が吹き飛ばされて隅部Coに移動してくる。その結果、隅部Coにおける繊維の量が多くなり、隅部Coは、不織布1では、突出部12Pに相当する位置であることから、上述の実施形態に係る不織布1のように、突出部12Pは、頂部12Tよりも繊維密度が高くなる。
さらに、この製造方法では、図7に示すように、サクションドラム22の外周面とパターンプレート24の内周面との間に隙間Sが形成されているので、隅部Coに隣接する隙間S部分に繊維F2が入り込む。その結果、上述の実施形態に係る不織布1のように、凸部12の周面部12Sに突出部12Pが形成される。
最終的に、パターンプレート24の貫通孔24tの形状や、エアジェットノズル26から吹付けられる温風の温度や風速等によって、凸部12の形状が決定される。
図6に示すように、上記吸付け及び吹付け作用によって賦形された繊維F3は次いで、熱処理機28に移送される。繊維F3は、熱処理機28内において熱処理され、前段階で賦形された形状が定着する。熱処理機28では、繊維F3が繊維の融点に対して比較的低温かつ低速の温風で長時間をかけて熱処理されることによって、以前の工程で賦形された繊維F3の形状を定着させると共に不織布1に柔軟性を持たせることを可能にする。概して、熱処理機28内の温風の温度及び風速や熱処理の時間等は、使用する繊維の素材や目付け等により異なってくるが、例えば実験等により最適な温度及び風速を決定することが好ましい。
熱処理機28による繊維F3の熱処理が終了すると、不織布1が完成する。完成した不織布1は、所望のサイズに切断して使用される。
本実施例では、異なる条件が設定された実施例及び比較例に係る不織布を用いて、模擬軟便流れ試験を行った。模擬軟便流れ試験は、傾けられた不織布の表面に滴下された模擬軟便が一定の距離を流れるのに要する時間を測定する試験である。
これより、実施例及び比較例に係る不織布の構成について説明する。
(実施例)
実施例に係る不織布は、上述の実施形態に係る不織布であって、第一の方向及び第二の方向に隣接する凸部をそれぞれ約12.0mmの間隔で設けた。凸部の基部からの突出高さ(基部の第二の面から凸部の第一の面までの厚さ方向の距離)は約1.9mmであり、凸部の平面視円形形状の直径は約10.4mmである。
(比較例)
比較例に係る不織布は、実施例とは異なるパターンプレートを用いて作成されており、図8及び図9に示すように、凸部が特許文献1に記載の発明に係る不織布の突出部のように断面波型形状に形成されている点で、実施例に係る不織布と異なる。比較例に係る不織布では、凸部を、実施例に係る不織布と同様に、第一の方向及び第一の方向から約60°傾けられている第二の方向に沿って直線的に配設した。第一の方向及び第二の方向に隣接する凸部はそれぞれ約8.1mmの間隔で設けられており、凸部の突出高さは約2.8mmであり、凸部の平面視円形形状の直径は約5.8mmである。
次に、本実施例で行われた試験の試験方法について説明する。模擬軟便流れ試験では、実施例及び比較例に係る不織布について試験をするにあたってまず、サンプルを作製した。サンプルを作製するにあたってまず、ベビー用紙おむつ(ムーニー「エアフィット」(登録商標)、ユニ・チャーム社製、Sサイズ)の表面材(トップシート等)を取り除いて吸収体を露出させた。次いで、露出した吸収体上に実施例及び比較例に係る不織布を不織布の第二の面側、つまり不織布の基部側で貼り合わせた。こうして作製された複合体を、模擬軟便流れ試験のサンプルとした。
そして、上述のように作製されたサンプルを45°の傾斜角度がついた試験用架台上に載置固定し、粘度2.4Pa・sの模擬軟便を20cc/15secで、凸部の中央部に滴下した。次いで、滴下した模擬軟便が滴下位置から傾けた方向に、200mm及び300mm流れた時間を計測した。試験では、製造時の搬送方向(MD)及び搬送方向に直交する交差方向(CD)に傾けたときの両方の試験を行った。
なお、本実施例で使用された模擬軟便は下記組成から構成される粘度の高い液体である(単位は質量%)。
イオン交換水:77.0
塩化ナトリウム(NaCl):1.0
グリセリン:12.0
カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩(NaCMC):1.9
トリトン−X:0.05
色素(赤色102号):0.05
粉末セルロース:8.0
以下に表1を示す。表1には、実施例及び比較例に係る不織布の目付け及び厚み、製造時に適用されたエアジェットノズルからの温風の温度及び風速、及び模擬軟便流れ試験結果を示す。なお、表1の「厚み」は、3gf/cm2の圧力下で3回測定された厚みの平均値であり、実施例1〜3に係る不織布では、凸部での厚みが測定された。
表1の模擬軟便流れ試験の結果に示されるように、比較例に係る不織布が、凸部の基部からの突出高さが実施例よりも高く、模擬軟便が凸部を伝って流れ難い構成になっているにも関わらず、上述のように実施例の模擬軟便流れ時間は、どの測定条件においても比較例のものよりも長い。つまり、これらの測定結果は、実施例に係る不織布は、比較例に係る不織布と比較して、不織布上に滴下された模擬軟便が不織布を傾けた方向に流れ難いことを示している。これらの測定結果により、凸部の周囲に設けられた突出部が、基部から周面部を伝って頂部に向かって流れる液体の流れを妨げる防波堤のような役割をすることによって、液体の流れを抑制することが実証された。
本明細書、図面及び特許請求の範囲の記載から当業者によって理解できるような全ての特徴は、本明細書において、これらの特徴が特定の他の特徴に関連してのみ組み合わされて説明されたとしても、それらの特徴が明確に除外されない限り、又は技術的な態様が不可能な若しくは意味のない組み合わせにならない限りにおいて、独立して、またさらに、ここで開示された他の1又は複数の特徴と任意に組み合わせて、結合することができるものとする。
本発明は、以下のように規定される。
(1) 略平面状に拡がる基部と、前記基部から突出する複数の凸部とを備えた不織布であって、
それぞれの前記凸部が、前記基部側を基端として前記基部から前記不織布の厚さ方向に起立して周面を形成する周面部と、前記周面部の前記基端とは反対側に位置する前記周面部の先端側に形成される頂部とを備えており、
前記周面部は、前記周面の少なくとも一部に、前記周面から前記周面の外方側に突出する突出部を備えている、
不織布。
(2) それぞれの前記凸部の前記周面部は、前記突出部を前記周面の一部のみに備えている、
(1)に記載の不織布。
(3) それぞれの前記凸部において、前記突出部は、前記周面部の前記先端に設けられている、
(1)又は(2)に記載の不織布。
(4) 前記突出部は、前記頂部よりも繊維密度が高い、
(3)に記載の不織布。
(5) 前記凸部が、前記不織布の平面方向のうちの、第一の方向及び前記第一の方向と異なる第二の方向に沿って配設されている、
(1)〜(4)のいずれか1つに記載の不織布。
(6) 前記凸部は、前記第一の方向及び前記第二の方向に等間隔に設けられている、
(5)に記載の不織布。
1 不織布
10 基部
12 凸部
12EB 基端
12ET 先端
12P 突出部
12S 周面部
12SP 周面
12T 頂部
DO 周面の外方側
Th 不織布の厚さ方向

Claims (4)

  1. 略平面状に拡がる基部と、前記基部から突出する複数の凸部とを備えた不織布であって、
    それぞれの前記凸部が、前記基部側を基端として前記基部から前記不織布の厚さ方向に起立して周面を形成する周面部と、前記周面部の前記基端とは反対側に位置する前記周面部の先端側に形成される頂部とを備えており、
    前記周面部は、前記周面の少なくとも一部に、前記周面から前記周面の外方側に突出する突出部を備えており
    それぞれの前記凸部において、前記突出部は、前記周面部の前記先端に設けられており、
    前記突出部は、前記頂部よりも繊維密度が高い、
    不織布。
  2. それぞれの前記凸部の前記周面部は、前記突出部を前記周面の一部のみに備えている、
    請求項1に記載の不織布。
  3. 前記凸部が、前記不織布の平面方向のうちの、第一の方向及び前記第一の方向と異なる第二の方向に沿って配設されている、
    請求項1又は2に記載の不織布。
  4. 前記凸部は、前記第一の方向及び前記第二の方向に等間隔に設けられている、
    請求項に記載の不織布。
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