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JP5885341B2 - 石積壁補強構造及び石積壁補強方法 - Google Patents

石積壁補強構造及び石積壁補強方法 Download PDF

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JP5885341B2 JP2012095303A JP2012095303A JP5885341B2 JP 5885341 B2 JP5885341 B2 JP 5885341B2 JP 2012095303 A JP2012095303 A JP 2012095303A JP 2012095303 A JP2012095303 A JP 2012095303A JP 5885341 B2 JP5885341 B2 JP 5885341B2
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Description

本発明は、既設の石積壁に対する石積壁補強構造及び石積壁補強方法に関する。
従来、図18に示すように、傾斜地Lの前面に石積みブロック101を積み上げた石積壁100において、上部に延設される上部コンクリート盤102と、脚部に延設される脚部コンクリート盤103と、上下端がコンクリート盤102,103に固定される抑え板104と、上部コンクリート盤102に傾斜地Lに到達するまで垂設された複数の控え杭105と、抑え板104を控え杭105に固定するアンカー106と、脚部コンクリート盤103に傾斜地Lに到達するまで垂設された複数の基礎杭107と、抑え板104で固定される金網又はジオグリッドからなる網材108と、を備える石積壁100の補強構造が開示されている(特許文献1参照)。
特許第4190360号公報
しかしながら、特許文献1に記載の石積壁100に対する補強構造では、例えば、線路脇に施工する場合、夜間に線路を閉鎖して施工しなければならず、単位時間あたりの施工可能面積が小さいため、コスト高になってしまう。
また、石積壁100に対する補強構造では、抑え板104及び網材108の剛性によって石積壁100を補強しているので、地震が発生して抑え板104及び網材108の剛性を超える負荷が生じた場合には、図19に示すように、積み上げた石積みブロック101が傾斜地Lの前方に拡がりながら崩れてしまう。例えば、線路脇に石積壁100が施工されている場合には、長時間の復旧作業が必要となってしまう。
本発明の目的は、このような問題点を解決するためになされたものであり、施工が簡単で、単位時間あたりの施工可能面積も大きく、低コストでありながら、石積みブロックが崩れた時でも傾斜地の前方への拡がりを低減することが可能な石積壁補強構造及び石積壁補強方法を提供することである。
本発明の一実施形態にかかる石積壁補強構造は、傾斜地の前面に石積みブロックを積み上げた石積壁の補強構造において、前記石積みブロックの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材と、前記伸縮部材を前記傾斜地に定着させる定着部材と、を備え、前記伸縮部材は、帯状シートからなり、縦方向にわたって設置される第1伸縮シートと、横方向にわたって設置される第2伸縮シートと、を有し、前記第1伸縮シートと前記第2伸縮シートとは、それぞれ前記石積みブロックの一部を覆うように交差して設置されることを特徴とする。
また、前記定着部材は、前記伸縮部材の上方を定着させる第1定着部材と、前記伸縮部材の下方を定着させる第2定着部材と、を有することを特徴とする。
また、前記第1定着部材は、前記傾斜地の上部傾斜部分で前記伸縮部材を定着させ、前記第2定着部材は、前記傾斜地の下部傾斜部分で前記伸縮部材を定着させることを特徴とする。
また、前記伸縮部材を貫通した状態で前記石積みブロックに打ち込まれる打込ピンを有することを特徴とする。
また、前記打込ピンは、前記傾斜地の上部の前記石積みブロックよりも前記傾斜地の下部の前記石積みブロックに多く打ち込まれることを特徴とする。
さらに、本発明にかかる石積壁補強方法は、傾斜地の前面に石積みブロックを積み上げ
た石積壁の補強方法において、帯状シートからなり、縦方向にわたって設置される第1伸縮シートと、横方向にわたって設置される第2伸縮シートと、を有する伸縮部材に対して、前記第1伸縮シートと前記第2伸縮シートを、それぞれ前記石積みブロックの一部を覆うように交差して前記石積みブロックの前方に設置する工程と、前記伸縮部材を前記傾斜地に定着部材によって定着させる工程と、を有することを特徴とする。
また、前記伸縮部材を前記傾斜地に定着部材によって定着させる工程は、第1定着部材によって前記伸縮部材の上方を定着させる工程と、第2定着部材によって前記伸縮部材の下方を定着させる工程と、含むことを特徴とする。
また、前記伸縮部材を貫通した状態で打込ピンを前記石積みブロックに打ち込む工程を有することを特徴とする。
本発明にかかる石積壁補強構造によると、傾斜地の前面に石積みブロックを積み上げた石積壁の補強構造において、前記石積みブロックの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材と、前記伸縮部材を前記傾斜地に定着させる定着部材と、を備え、前記伸縮部材は、帯状シートからなり、縦方向にわたって設置される第1伸縮シートと、横方向にわたって設置される第2伸縮シートと、を有し、前記第1伸縮シートと前記第2伸縮シートとは、それぞれ前記石積みブロックの一部を覆うように交差して設置されるので、施工が簡単で、単位時間あたりの施工可能面積も大きく、低コストでありながら、石積みブロックが崩れた時でも傾斜地の前方への拡がりを低減することが可能となる。また、石積みブロックが崩れた場合により強固に抑えることが可能となる。
また、前記定着部材は、前記伸縮部材の上方を定着させる第1定着部材と、前記伸縮部材の下方を定着させる第2定着部材と、を有するので、伸縮部材を強固に定着させることが可能となる。
また、前記第1定着部材は、前記傾斜地の上部傾斜部分で前記伸縮部材を定着させ、前記第2定着部材は、前記傾斜地の下部傾斜部分で前記伸縮部材を定着させるので、第1定着部材及び第2定着部材を傾斜地に設置することとなり、傾斜地の上方及び下方の設置面積が必要なくなる。
また、前記伸縮部材を貫通した状態で前記石積みブロックに打ち込まれる打込ピンを有するので、より簡易に伸縮部材を設置することが可能となる。
また、前記打込ピンは、前記傾斜地の上部の前記石積みブロックよりも前記傾斜地の下部の前記石積みブロックに多く打ち込まれるので、伸縮部材が簡易且つ強固に設置される。
また、前記伸縮部材は、帯状シートからなり、縦方向にわたって設置される第1伸縮シートと、横方向にわたって設置される第2伸縮シートと、を有し、前記第1伸縮シートと第2伸縮シートとは、それぞれ前記石積みブロックの一部を覆うように交差して設置されるので、石積みブロックが崩れた場合により強固に抑えることが可能となる。
第1実施形態の石積壁補強構造の断面図である。 第1実施形態の石積壁補強構造の正面図である。 第1実施形態の石積みブロックが崩れた状態を示す図である。 第2実施形態の石積壁補強構造の断面図である。 第2実施形態の石積壁補強構造の正面図である。 第3実施形態の石積壁補強構造の断面図である。 第3実施形態の石積壁補強構造の正面図である。 第4実施形態の石積壁補強構造の断面図である。 第4実施形態の石積壁補強構造の正面図である。 第5実施形態の石積壁補強構造の断面図である。 第5実施形態の石積壁補強構造の正面図である。 第5実施形態の他の例の石積壁補強構造の正面図である。 第6実施形態の石積壁補強構造の断面図である。 第6実施形態の石積壁補強構造の正面図である。 第6実施形態の他の例の石積壁補強構造の正面図である。 第7実施形態の石積壁補強構造の断面図である。 第7実施形態の石積壁補強構造の斜視図である。 従来の技術を示す図である。 従来の技術を示す図である。
本実施形態の石積壁補強構造について、以下説明する。
図1は、第1実施形態の石積壁補強構造の断面図である。また、図2は、第1実施形態の石積壁補強構造の正面図である。さらに、図3は、第1実施形態の石積みブロックが崩れた状態を示す図である。
第1実施形態の石積壁補強構造1は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、石積みブロック2aの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材3と、伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる第1定着部材4と、伸縮部材3を傾斜地Lの下方地Lbに定着させる第2定着部材5と、頭部を伸縮部材3の前面に残し、伸縮部材3を貫通した状態で石積みブロック2aに打ち込まれる打込ピン6と、を有する。
伸縮部材3は、帯状のメッシュからなり、一例としてポリプロピレン等の伸縮性のある樹脂材料を用いることが好ましい。伸縮部材3は、上方を第1定着部材4、下方を第2定着部材5によって定着され、上下方向にわたって設置される第1伸縮シート3aと、打込ピン6によって定着され、左右方向にわたって設置される第2伸縮シート3bと、を有する。
したがって、図2に示すように、正面から見ると、第1伸縮シート3aは縦方向に延び、第2伸縮シート3bは横方向に延びて、それぞれ石積みブロック2aの一部を覆うように交差して設置される。なお、第1実施形態では、第1伸縮シート3aの上に一部が重なるように第2伸縮シート3bを設置しているが、第2伸縮シート3bの上に一部が重なるように第1伸縮シート3aを設置してもよい。
このように、伸縮部材3を帯状シートから形成し、縦方向にわたって設置される第1伸縮シート3aと、横方向にわたって設置される第2伸縮シート3bと、を有し、第1伸縮シート3aと第2伸縮シート3bとをそれぞれ石積みブロック2aの一部を覆うように交差して設置するので、石積みブロック2aが崩れた場合により強固に抑えることが可能となる。
第1定着部材4は、上部に第1ねじ部4a1を有する第1定着杭4aと、第1定着杭4aを図示しない孔に貫通させた状態で支持する鉄等からなる第1板部材4bと、第1定着杭4aの第1ねじ部4a1に螺合する第1ナット4cと、を有する。
第2定着部材5は、上部に第2ねじ部5a1を有する第2定着杭5aと、第2定着杭5aを図示しない孔に貫通させた状態で支持する鉄等からなる第2板部材5bと、第2定着杭5aの第2ねじ部5a1に螺合する第2ナット5cと、を有する。
打込ピン6は、第1定着杭4a及び第2定着杭5aよりも軽量で短小な杭であって、より簡易に打ち込むことができるものである。上部は、釘や画鋲のようにフランジ状に形成することが好ましい。なお、打込ピン6は、1つの石積みブロック2aに少なくとも1つ打ち込むことが好ましい。
第1実施形態の石積壁補強構造1のように補強するための石積壁補強方法は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、伸縮性を有する伸縮部材3を石積みブロック2aの前方に設置する工程と、第1定着部材4によって伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる工程と、第2定着部材5によって伸縮部材3を傾斜地Lの下方地Lbに定着させる工程と、頭部を伸縮部材3の前面に残し、伸縮部材3を貫通した状態で石積みブロック2aに打込ピン6を打ち込む工程と、を有する。
具体的には、伸縮部材3を設置する工程は、第1伸縮シート3aを第1定着部材4及び第2定着部材5によって定着する工程と、第2伸縮シート3bを打込ピン6によって石積みブロック2aに定着する工程と、を有する。第1伸縮シート3aは、第2伸縮シート3bよりも先に設置することが好ましいが、第2伸縮シート3bを第1伸縮シート3aよりも先に設置してもよい。
また、第1定着部材4を設置する工程は、第1板部材4bを傾斜地Lの上方地Laに設置する工程と、第1定着杭4aを第1板部材4b及び第1伸縮シート3aに貫通させ傾斜地Lに差し込む工程と、第1定着杭4aの第1ねじ部4a1に第1ナット4cを螺合する工程と、を有する。
また、第2定着部材5を設置する工程は、第2板部材5bを傾斜地Lの下方地Lbに設置する工程と、第2定着杭5aを第2板部材5bに貫通させ傾斜地Lに差し込む工程と、第2定着杭5aの第2ねじ部5a1に第2ナット5cを螺合する工程と、を有する。
このように、第1実施形態の石積壁補強構造1を用いることで、施工が簡単で、単位時間あたりの施工可能面積も大きく、低コストでの施工が可能となる。また、図3に示すように、石積みブロック2aが崩れたとしても、伸縮部材3と石積みブロック2aとが離れることなく、伸縮部材3によって石積みブロック2aの落下を抑えることができ、傾斜地の前方への拡がりを低減することが可能となる。
なお、第1実施形態の伸縮部材3は、1枚のシートで形成してもよい。
図4は、第2実施形態の石積壁補強構造の断面図である。また、図5は、第2実施形態の石積壁補強構造の正面図である。
第2実施形態の石積壁補強構造1は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、石積みブロック2aの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材3と、伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる第1定着部材4と、伸縮部材3を傾斜地Lの下方地Lbに定着させる第2定着部材5と、を有する。
伸縮部材3は、1枚のシート状のメッシュからなり、一例としてポリプロピレン等の伸縮性のある樹脂材料を用いることが好ましい。伸縮部材3は、上方を複数の第1定着部材4、下方を複数の第2定着部材5によって定着される。したがって、図5に示すように、正面から見ると、伸縮部材3は、石積みブロック2aを覆うように設置される。
伸縮部材3を1枚のシート状のメッシュによって形成するので、より簡単に設置することが可能となる。
第1定着部材4及び第2定着部材5は、第1実施形態と同様である。
第1実施形態の石積壁補強構造1のように補強するための石積壁補強方法は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、伸縮性を有する伸縮部材3を石積みブロック2aの前方に設置する工程と、第1定着部材4によって伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる工程と、第2定着部材5によって伸縮部材3を傾斜地Lの下方地Lbに定着させる工程と、を有する。
また、第1定着部材4及び第2定着部材5を設置する工程は、第1実施形態と同様である。
このように、第1実施形態の石積壁補強構造1を用いることで、施工がさらに簡単で、単位時間あたりの施工可能面積も大きく、低コストでの施工が可能となる。また、図3に示した第1実施形態と同様に、石積みブロック2aが崩れたとしても、伸縮部材3が石積みブロック2aの落下を抑えることができ、傾斜地の前方への拡がりを低減することが可能となる。
なお、第1定着杭4a及び第2定着杭5aよりも軽量で短小な杭であって、頭部を伸縮部材3の前面に残し、伸縮部材3を貫通した状態で石積みブロック2aに打ち込まれる打込ピン6を用いてもよい。
図6は、第3実施形態の石積壁補強構造の断面図である。また、図7は、第3実施形態の石積壁補強構造の正面図である。
第3実施形態の石積壁補強構造1は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、石積みブロック2aの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材3と、伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる第1定着部材4と、頭部を伸縮部材3の前面に残し、伸縮部材3を貫通した状態で石積みブロック2aに打ち込まれる打込ピン6と、を有する。
伸縮部材3は、帯状のメッシュからなり、一例としてポリプロピレン等の伸縮性のある樹脂材料を用いることが好ましい。伸縮部材3は、上方を第1定着部材4、下方を打込ピン6によって定着され、上下方向にわたって設置される第1伸縮シート3aと、打込ピン6によって定着され、左右方向にわたって設置される第2伸縮シート3bと、を有する。したがって、図7に示すように、正面から見ると、第1伸縮シート3aは縦方向に延び、第2伸縮シート3bは横方向に延びて、それぞれ石積みブロック2aの一部を覆うように交差して設置される。なお、第1実施形態では、第1伸縮シート3aの上に一部が重なるように第2伸縮シート3bを設置しているが、第2伸縮シート3bの上に一部が重なるように第1伸縮シート3aを設置してもよい。
第1定着部材4は、上部に第1ねじ部4a1を有する第1定着杭4aと、第1定着杭4aを図示しない孔に貫通させた状態で支持する鉄等からなる第1板部材4bと、第1定着杭4aの第1ねじ部4a1に螺合する第1ナット4cと、を有する。
打込ピン6は、第1定着杭4a及び第2定着杭5aよりも軽量で短小な杭であって、より簡易に打ち込むことができるものである。上部は、釘や画鋲のようにフランジ状に形成することが好ましい。なお、打込ピン6は、1つの石積みブロック2aに少なくとも1つ打ち込むことが好ましい。また、打込ピン6は、側方及び下方の石積みブロック2aに多く打ち込む構成とすることが好ましい。特に、最側方及び最下方の石積みブロック2aに最も多く打ち込む構成とすることが好ましい。
このように、打込ピン6を側方や下方の石積みブロック2aに多く打ち込む構成とすることで、伸縮部材3としての第1伸縮シート3a及び第2伸縮シート3bが強固に設置される。
第3実施形態の石積壁補強構造1のように補強するための石積壁補強方法は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、伸縮性を有する伸縮部材3を石積みブロック2aの前方に設置する工程と、第1定着部材4によって伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる工程と、頭部を伸縮部材3の前面に残し、伸縮部材3を貫通した状態で石積みブロック2aに打込ピン6を打ち込む工程と、を有する。
具体的には、伸縮部材3を設置する工程は、第1伸縮シート3aを第1定着部材4によって定着する工程と、第2伸縮シート3bを打込ピン6によって石積みブロック2aに定着する工程と、を有する。なお、第1伸縮シート3aは、第2伸縮シート3bよりも先に設置することが好ましいが、第2伸縮シート3bを第1伸縮シート3aよりも先に設置してもよい。
また、第1定着部材4を設置する工程は、第1実施形態と同様である。
このように、第3実施形態の石積壁補強構造1を用いることで、下方の石積みブロック2aに多くの打込ピン6を打ち込む構成とするので、第2定着部材5を設置する必要がなく、傾斜地Lの前下方の設置面積を小さくすることが可能となり、さらに施工が簡単で、単位時間あたりの施工可能面積も大きく、低コストでの施工が可能となる。また、図3に示した第1実施形態と同様に、石積壁補強構造1が崩れたとしても、伸縮部材3が石積みブロック2aの落下を抑えることができ、傾斜地の前方への拡がりを低減することが可能となる。
なお、第3実施形態の伸縮部材3は、1枚のシートで形成してもよい。
図8は、第4実施形態の石積壁補強構造の断面図である。また、図9は、第4実施形態の石積壁補強構造の正面図である。
第4実施形態の石積壁補強構造1は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、石積みブロック2aの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材3と、伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる第1定着部材4と、伸縮部材3を傾斜地Lの下方地Lbに定着させる第2定着部材5と、頭部を伸縮部材3の前面に残し、伸縮部材3を貫通した状態で隣接する石積みブロック2aの隙間に打ち込まれる打込杭7と、を有する。
伸縮部材3、第1定着部材4、及び第2定着部材5は、第1実施形態と同様に設置される。
打込杭7は、第1定着杭4a及び第2定着杭5aよりも軽量で短小な杭であって、より簡易に石積みブロック2aの隙間に打ち込むことができるものである。上部は、釘や画鋲のようにフランジ状に形成することが好ましい。
第4実施形態の石積壁補強構造1のように補強するための石積壁補強方法は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、伸縮性を有する伸縮部材3を石積みブロック2aの前方に設置する工程と、第1定着部材4によって伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる工程と、第2定着部材5によって伸縮部材3を傾斜地Lの下方地Lbに定着させる工程と、頭部を伸縮部材3の前面に残し、伸縮部材3を貫通した状態で石積みブロック2aに打込杭7を打ち込む工程と、を有する。
具体的には、伸縮部材3を設置する工程は、第1伸縮シート3aを第1定着部材4及び第2定着部材5によって定着する工程と、第2伸縮シート3bを打込杭7によって石積みブロック2aに定着する工程と、を有する。第1伸縮シート3aは、第2伸縮シート3bよりも先に設置することが好ましいが、第2伸縮シート3bを第1伸縮シート3aよりも先に設置してもよい。
また、第1定着部材4及び第2定着部材5を設置する工程は、第1実施形態と同様である。
このように、第4実施形態の石積壁補強構造1を用いることで、施工が簡単で、単位時間あたりの施工可能面積も大きく、低コストでの施工が可能となる。また、図3に示した第1実施形態と同様に、石積みブロック2aが崩れたとしても、伸縮部材3が石積みブロック2aの落下を抑えることができ、傾斜地の前方への拡がりを低減することが可能となる。
図10は、第5実施形態の石積壁補強構造の断面図である。また、図11は、第5実施形態の石積壁補強構造の正面図である。さらに、図12は、第5実施形態の他の例の石積壁補強構造の正面図である。
第5実施形態の石積壁補強構造1は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、石積みブロック2aの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材3と、伸縮部材3を傾斜地Lの上部傾斜部分に定着させる第1定着部材4と、伸縮部材3を傾斜地Lの下部傾斜部分に定着させる第2定着部材5と、を有する。
伸縮部材3は、1枚のシート状のメッシュからなり、一例としてポリプロピレン等の伸縮性のある樹脂材料を用いることが好ましい。伸縮部材3は、上方を複数の第1定着部材4、下方を複数の第2定着部材5によって定着される。したがって、図11に示すように、正面から見ると、伸縮部材3は、石積みブロック2aを覆うように設置される。
第1定着部材4は、上部に第1ねじ部4a1を有する第1定着杭4aと、第1定着杭4aを図示しない孔に貫通させた状態で支持する鉄等からなる第1板部材4bと、第1定着杭4aの第1ねじ部4a1に螺合する第1ナット4cと、を有する。
第2定着部材5は、上部に第2ねじ部5a1を有する第2定着杭5aと、第2定着杭5aを図示しない孔に貫通させた状態で支持する鉄等からなる第2板部材5bと、第2定着杭5aの第2ねじ部5a1に螺合する第2ナット5cと、を有する。
第5実施形態の石積壁補強構造1のように補強するための石積壁補強方法は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、伸縮性を有する伸縮部材3を石積みブロック2aの前方に設置する工程と、第1定着部材4によって伸縮部材3を傾斜地Lの上部傾斜部分に定着させる工程と、第2定着部材5によって伸縮部材3を傾斜地Lの下部傾斜部分に定着させる工程と、を有する。
具体的には、伸縮部材3を設置する工程は、伸縮部材3を第1定着部材4及び第2定着部材5によって定着する工程を有する。
また、第1定着部材4を設置する工程は、第1板部材4bを傾斜地Lの上部に設置する工程と、第1定着杭4aを第1板部材4b及び伸縮部材3に貫通させ傾斜地Lの石積みブロック2aに差し込む工程と、第1定着杭4aの第1ねじ部4a1に第1ナット4cを螺合する工程と、を有する。
また、第2定着部材5を設置する工程は、第2板部材5bを傾斜地Lの下部に設置する工程と、第2定着杭5aを第2板部材5b及び伸縮部材3に貫通させ傾斜地Lの下部の石積みブロック2aに差し込む工程と、第2定着杭5aの第2ねじ部5a1に第2ナット5cを螺合する工程と、を有する。
このように、第5実施形態の石積壁補強構造1を用いることで、第1定着部材4及び第2定着部材5を傾斜地Lに設置することとなり、傾斜地Lの上方及び下方の設置面積が必要なくなる。したがって、施工が簡単で、単位時間あたりの施工可能面積も大きく、低コストでの施工が可能となる。また、図3に示した第1実施形態と同様に、石積みブロック2aが崩れたとしても、伸縮部材3が石積みブロック2aの落下を抑えることができ、傾斜地の前方への拡がりを低減することが可能となる。
なお、第5実施形態の伸縮部材3は、図12に示す他の例のように、帯状のシートで形成してもよい。この場合、伸縮部材3は、帯状のメッシュからなり、一例としてポリプロピレン等の伸縮性のある樹脂材料を用いることが好ましい。また、伸縮部材3は、上方を第1定着部材4、下方を第2定着部材5によって石積みブロック2aの上部及び下部にそれぞれ定着され、上下方向にわたって設置される第1伸縮シート3aと、左右方向にわたって設置される第2伸縮シート3bと、を有する。したがって、図12に示すように、正面から見ると、第1伸縮シート3aは縦方向に延び、第2伸縮シート3bは横方向に延びて、それぞれ石積みブロック2aの一部を覆うように交差して設置される。なお、伸縮部材3は、第1伸縮シート3aの上に一部が重なるように第2伸縮シート3bを設置してよいし、第2伸縮シート3bの上に一部が重なるように第1伸縮シート3aを設置してもよい。
図13は、第6実施形態の石積壁補強構造の断面図である。また、図14は、第6実施形態の石積壁補強構造の正面図である。さらに、図15は、第6実施形態の他の例の石積壁補強構造の正面図である。
第6実施形態の石積壁補強構造1は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、石積みブロック2aの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材3と、伸縮部材3を傾斜地Lの上部傾斜部分に定着させる第1定着部材4と、頭部を伸縮部材3の前面に残し、伸縮部材3を貫通した状態で石積みブロック2aに打ち込まれる打込ピン6と、を有する。
伸縮部材3は、1枚のシート状のメッシュからなり、一例としてポリプロピレン等の伸縮性のある樹脂材料を用いることが好ましい。伸縮部材3は、上方を第1定着部材4、下方を打込ピン6によって定着される。したがって、図14に示すように、正面から見ると、伸縮部材3は、石積みブロック2aを覆うように設置される。
第1定着部材4は、上部に第1ねじ部4a1を有する第1定着杭4aと、第1定着杭4aを図示しない孔に貫通させた状態で支持する鉄等からなる第1板部材4bと、第1定着杭4aの第1ねじ部4a1に螺合する第1ナット4cと、を有する。
打込ピン6は、第1定着杭4aよりも軽量で短小な杭であって、より簡易に打ち込むことができるものである。上部は、釘や画鋲のようにフランジ状に形成することが好ましい。なお、打込ピン6は、1つの石積みブロック2aに少なくとも1つ打ち込むことが好ましい。また、打込ピン6は、側方及び下方の石積みブロック2aに多く打ち込む構成とすることが好ましい。特に、最側方及び最下方の石積みブロック2aに最も多く打ち込む構成とすることが好ましい。
このように、打込ピン6を側方及び下方の石積みブロック2aに多く打ち込む構成とすることで、伸縮部材3としての第1伸縮シート3a及び第2伸縮シート3bが強固に設置される。
第6実施形態の石積壁補強構造1のように補強するための石積壁補強方法は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、伸縮性を有する伸縮部材3を石積みブロック2aの前方に設置する工程と、第1定着部材4によって伸縮部材3を傾斜地Lの上部傾斜部分に定着させる工程と、頭部を伸縮部材3の前面に残し、伸縮部材3を貫通した状態で石積みブロック2aに打込ピン6を打ち込む工程と、を有する。
また、第1定着部材4を設置する工程は、第5実施形態と同様である。
このように、第6実施形態の石積壁補強構造1を用いることで、下方の石積みブロック2aに多くの打込ピン6を打ち込む構成とするので、第2定着部材5を設置する必要がなく、傾斜地Lの前下方の設置面積を小さくすることが可能となり、さらに施工が簡単で、単位時間あたりの施工可能面積も大きく、低コストでの施工が可能となる。また、図3に示した第1実施形態と同様に、石積壁補強構造1が崩れたとしても、伸縮部材3が石積みブロック2aの落下を抑えることができ、傾斜地の前方への拡がりを低減することが可能となる。
なお、図15に示す他の例のように、伸縮部材3は、帯状のメッシュから形成してもよい。伸縮部材3は、一例としてポリプロピレン等の伸縮性のある樹脂材料を用いることが好ましい。また、伸縮部材3は、上方を第1定着部材4、下方を打込ピン6によって定着され、上下方向にわたって設置される第1伸縮シート3aと、打込ピン6によって定着され、左右方向にわたって設置される第2伸縮シート3bと、を有する。したがって、図15に示すように、正面から見ると、第1伸縮シート3aは縦方向に延び、第2伸縮シート3bは横方向に延びて、それぞれ石積みブロック2aの一部を覆うように交差して設置される。なお、第1伸縮シート3aの上に一部が重なるように第2伸縮シート3bを設置してもよいし、第2伸縮シート3bの上に一部が重なるように第1伸縮シート3aを設置してもよい。
伸縮部材3を設置する工程は、第1伸縮シート3aを第1定着部材4によって定着する工程と、第2伸縮シート3bを打込ピン6によって石積みブロック2aに定着する工程と、を有する。なお、第1伸縮シート3aは、第2伸縮シート3bよりも先に設置することが好ましいが、第2伸縮シート3bを第1伸縮シート3aよりも先に設置してもよい。
図16は、参考例の石積壁補強構造の断面図である。また、図17は、参考例の石積壁補強構造の斜視図である。
参考例の石積壁補強構造1は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、石積みブロック2aの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材3と、伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる第1定着部材4と、伸縮部材3を傾斜地Lの下方地Lbに定着させる第2定着部材5と、を有する。
伸縮部材3は、紐状、テープ状又はバンド状の部材からなり、一例としてポリプロピレン等の伸縮性のある樹脂材料を用いることが好ましい。伸縮部材3は、上方を第1定着部材4、下方を第2定着部材5によって定着され、上下右上がりに傾斜した方向に設置される第1伸縮紐13aと、上方を第1定着部材4、下方を第2定着部材5によって定着され、上下左上がりに傾斜した方向に設置される第2伸縮紐13bと、を有する。したがって、図17に示すように、正面斜め上から見ると、第1伸縮紐13aと第2伸縮紐13bとは、それぞれ石積みブロック2aの上を交差して設置される。
また、第1伸縮紐13a及び第2伸縮紐13bの端部は、それぞれ第1定着リング13c及び第2定着リング13dを有することが好ましい。第1定着リング13cは、第1定着部材4に引っかけられ、第2定着リング13dは、第2定着部材5に引っかけられる。
なお、第1伸縮紐13aと第2伸縮紐13bとは、石積みブロック2aの角度に沿ってそれぞれ設置されることが好ましい。特に、石積みブロック2aの斜めの1列に少なくとも1本の第1伸縮紐13a及び第2伸縮紐13bが対応するように設置されることが好ましい。
参考例の石積壁補強構造1のように補強するための石積壁補強方法は、傾斜地Lの前面に石積みブロック2aを積み上げた石積壁2において、伸縮性を有する伸縮部材3を石積みブロック2aの前方に設置する工程と、第1定着部材4によって伸縮部材3を傾斜地Lの上方地Laに定着させる工程と、第2定着部材5によって伸縮部材3を傾斜地Lの下方地Lbに定着させる工程と、を有する。
具体的には、伸縮部材3を設置する工程は、第1伸縮紐13aの第1定着リング13cを第1定着部材4に引っかけ、第1伸縮紐13aの第2定着リング13dを第2定着部材5に引っかける工程と、第2伸縮紐13bの第1定着リング13cを第1定着部材4に引っかけ、第2伸縮紐13bの第2定着リング13dを第2定着部材5に引っかける工程と、を有する。第1伸縮紐13a及び第2伸縮紐13bは、どちらを先に設置してもよい。
このように、参考例の石積壁補強構造1を用いることで、施工がさらに簡単で、単位時間あたりの施工可能面積も大きく、低コストでの施工が可能となる。また、図3に示すように、第1実施形態と同様に、石積みブロック2aが崩れたとしても、伸縮部材3が石積みブロック2aの落下を抑えることができ、傾斜地の前方への拡がりを低減することが可能となる。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…石積壁補強構造
2…石積みブロック
3…伸縮部材
4…第1定着部材
5…第2定着部材
6…打込ピン
7…打込杭

Claims (8)

  1. 傾斜地の前面に石積みブロックを積み上げた石積壁の補強構造において、
    前記石積みブロックの前方に設置され伸縮性を有する伸縮部材と、
    前記伸縮部材を前記傾斜地に定着させる定着部材と、
    を備え
    前記伸縮部材は、帯状シートからなり、
    縦方向にわたって設置される第1伸縮シートと、
    横方向にわたって設置される第2伸縮シートと、
    を有し、
    前記第1伸縮シートと前記第2伸縮シートとは、それぞれ前記石積みブロックの一部を覆うように交差して設置される
    ことを特徴とする石積壁補強構造。
  2. 前記定着部材は、
    前記伸縮部材の上方を定着させる第1定着部材と、
    前記伸縮部材の下方を定着させる第2定着部材と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の石積壁補強構造。
  3. 前記第1定着部材は、前記傾斜地の上部傾斜部分で前記伸縮部材を定着させ、
    前記第2定着部材は、前記傾斜地の下部傾斜部分で前記伸縮部材を定着させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の石積壁補強構造。
  4. 前記伸縮部材を貫通した状態で前記石積みブロックに打ち込まれる打込ピンを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の石積壁補強構造。
  5. 前記打込ピンは、前記傾斜地の上部の前記石積みブロックよりも前記傾斜地の下部の前記石積みブロックに多く打ち込まれる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の石積壁補強構造。
  6. 傾斜地の前面に石積みブロックを積み上げた石積壁の補強方法において、
    帯状シートからなり、
    縦方向にわたって設置される第1伸縮シートと、
    横方向にわたって設置される第2伸縮シートと、
    を有する伸縮部材に対して、
    前記第1伸縮シートと前記第2伸縮シートを、それぞれ前記石積みブロックの一部を覆うように交差して前記石積みブロックの前方に設置する工程と、
    前記伸縮部材を前記傾斜地に定着部材によって定着させる工程と、
    を有する
    ことを特徴とする石積壁補強方法。
  7. 前記伸縮部材を前記傾斜地に定着部材によって定着させる工程は、
    第1定着部材によって前記伸縮部材の上方を定着させる工程と、
    第2定着部材によって前記伸縮部材の下方を定着させる工程と、
    含む
    ことを特徴とする請求項に記載の石積壁補強方法。
  8. 前記伸縮部材を貫通した状態で打込ピンを前記石積みブロックに打ち込む工程を有することを特徴とする請求項又は請求項に記載の石積壁補強方法。
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