JP5884640B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された従来技術では、図7(A)及び(B)に示すように、オットマン104はリンク機構を介してシートバックフレーム121と連結されており、シートバックが後方に倒し込まれる動き(シートバックフレーム121の下方が前方に移動する動き)に連動してオットマン104を展開位置まで押し上げるように構成されている。
図7(A)及び(B)に示すように、固定体であるベースフレーム151には、支持部151A、151Cが設けられている。
シートバックフレーム121は支持部151A回りに回動可能に支持されており、シートバックが図7(A)に示す通常使用位置から図7(B)に示す安楽姿勢へと傾倒されると、シートバックフレーム121は支持部151A回りに回動し、支持部131Aに支持されているスライドフレーム131を前方へ移動させる。
スライドフレーム131は、一方端が支持部131Aを介してシートバックフレーム121に支持されており、他方端が支持部131Dを介して第1リンク部材141に支持されている。
第1リンク部材141は、一方端が支持部151Cを介してベースフレーム151に支持されており、他方端が支持部141Aを介して第2リンク部材142の一方端を支持しており、一方端と他方端の中間の位置にスライドフレーム131を支持する支持部131Dが設けられている。
第2リンク部材142は、一方端が支持部141Aを介して第1リンク部材141の他方端に支持されており、他方端が支持部142Aを介してオットマンフレーム143を支持している。
オットマンフレーム143については、ベースフレーム151に固定された固定アーム152の支持部152Cに、オットマンフレーム143の一方端が支持されており、オットマンフレーム143の中間位置が支持部142Aを介して第2リンク部材142の他方端に支持されている。
他方で、セダン系の車両のリアシートの場合は、シートバック後方に車両の構造部材があるため、通常着座時の乗員の居住空間を維持しつつ安楽姿勢を提供するため、シートクッションを前方にスライドさせながらシートバックを倒す構造が一般的である。
これらの場合、シートクッションを前方に移動させてオットマンを展開させる事が必要である。
特許文献1に記載された従来技術では、シートバックの傾倒角度に応じてオットマン104を展開位置に移動させているが、シートクッション103は前後方向の位置が固定されており前後方向に移動しない。シートバックを傾倒させることなくシートクッションを前方に移動させることが可能な車両用シートに、特許文献1に記載の作動機構をそのまま適用した場合、シートバックを傾倒させた際はオットマンを展開させることができるが、シートバックを傾倒させることなくシートクッションを前方に移動させた際はオットマンを展開させることができない。
シートクッションの前方への移動によってオットマンを展開させるには、図7(A)及び(B)に示す特許文献1の作動機構において、シートクッション103を前後方向に移動可能となるように構成し、スライドフレーム131の一方端の支持部131Aの接続先を、シートバックフレーム121からシートクッション103に変更すればよい。しかし、支持部131Aの接続先をシートクッション103に変更した場合、シートクッション103が前方に移動しても、オットマン104が展開される位置は前方に移動しないので、展開したオットマン104と前方に移動したシートクッション103とが干渉してしまう。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、シートクッションの前方への移動によってオットマンを展開することが可能であり、且つ展開したオットマンと前方に移動したシートクッションとの干渉を防止することができる車両用シートを提供することを課題とする。
まず、本実施の形態に記載の発明は、シートクッションの前部に足載せとなるオットマンが収納展開可能に配設された車両用シートにおいて、前記シートクッションは前後方向に移動可能であり、当該シートクッションの前後方向の位置を通常使用位置となる後方寄りの位置から安楽姿勢となる前方側に移動させた位置へと姿勢変化させることにより前記オットマンを収納位置から展開位置へと移動させるとともに前記シートクッションの前後方向の位置を前記安楽姿勢から前記通常使用位置へと戻すことにより前記オットマンを前記展開位置から前記収納位置へと移動させる伝達機構を有し、前記伝達機構は、ベースフレームと、スライドフレームと、第1リンク部材と、第2リンク部材と、にて構成されている。
前記ベースフレームは、前記シートクッションの前後方向に配設され、前記スライドフレームは、前記シートクッションの前後方向の移動量に応じて前記ベースフレームに対して前後方向にスライドするように配設され、前記シートクッションの前方への移動量を徐々に大きくしていくと徐々に前方へとスライドする。
また、前記第1リンク部材は、一方端の側が前記ベースフレームに対して回動可能に支持され、他方端の側が第2リンク部材の一方端に対して回動可能に支持され、一方端と他方端の間の任意の位置が前記スライドフレームに対して回動可能に支持され、前記第2リンク部材は、一方端が前記第1リンク部材の他方端に対して回動可能に支持され、他方端が前記オットマンに対して回動可能に支持されている。
そして、前記オットマンは、前記スライドフレームに対して回動可能となるように前記スライドフレームの前端に吊持されている。
これにより、非常にシンプルな構成にて、シートクッションの前方への移動によってオットマンを展開することが可能である。また、シートクッションの前方への移動によって前方にスライドするスライドフレームの前端にオットマンを吊持しているので、オットマンを前方に移動させながら展開することが可能であり、展開したオットマンと前方に移動したシートクッションとの干渉を適切に防止することができる。
前記ベースフレームは、前記シートクッションの前後方向に配設され、前記スライドフレームは、前記シートクッションの前後方向の移動量に応じて前記ベースフレームに対して前後方向にスライドするように配設され、前記シートクッションの前方への移動量を徐々に大きくしていくと徐々に前方へとスライドする。
また、前記第1リンク部材は、一方端の側が前記ベースフレームに対して回動可能に支持され、他方端の側が第2リンク部材の一方端に対して回動可能に支持され、一方端と他方端の間の任意の位置が前記スライドフレームに対して回動可能に支持され、前記第2リンク部材は、一方端が前記第1リンク部材の他方端に対して回動可能に支持され、他方端が前記オットマンに対して回動可能に支持されている。
また、前記オットマンは、前記スライドフレームに対して回動可能となるように前記スライドフレームの前端に吊持されている。
そして、前記第1リンク部材における前記スライドフレームに対して回動可能に支持されている個所は、当該第1リンク部材の長手方向に形成された長孔を介して支持されている。
この長孔により、前方に移動するスライドフレームに支持される支持部の位置を、より適切な位置へと案内することが可能である。
これにより、非常にシンプルな構成にて、第1リンク部材の可動範囲をより広くして、より水平に近い角度までオットマンを展開することが可能となる。
前記ベースフレームは、前記シートクッションの前後方向に配設され、前記スライドフレームは、前記シートクッションの前後方向の移動量に応じて前記ベースフレームに対して前後方向にスライドするように配設され、前記シートクッションの前方への移動量を徐々に大きくしていくと徐々に前方へとスライドする。
また、前記第1リンク部材は、一方端の側が前記ベースフレームに対して回動可能に支持され、他方端の側が第2リンク部材の一方端に対して回動可能に支持され、一方端と他方端の間の任意の位置が前記スライドフレームに対して回動可能に支持され、前記第2リンク部材は、一方端が前記第1リンク部材の他方端に対して回動可能に支持され、他方端が前記オットマンに対して回動可能に支持されている。
また、前記オットマンは、前記スライドフレームに対して回動可能となるように前記スライドフレームの前端に吊持されている。
そして、前記第1リンク部材における前記ベースフレームに対して回動可能に支持されている一方端の側は、当該第1リンク部材の長手方向に形成された長孔を介して支持されている。
この長孔により、前方に移動するスライドフレームに支持されている第1リンク部材を、ベースフレームに支持された状態を維持しながら、前方にスライドさせることが可能である。
これにより、非常にシンプルな構成にて、第1リンク部材の可動範囲をより広くして、より水平に近い角度までオットマンを展開することが可能となる。
●[車両用シート1の構造(図1)]
車両用シート1は、乗員が腰を下ろすシートクッション3、乗員が背中を凭せ掛けるシートバック2、乗員が頭を凭せ掛けるヘッドレスト6、乗員の足載せとなるオットマン4等にて構成されて、車両の2列目または3列目に配設された、いわゆる1人掛け用のキャプテンシートである。
車両用シート1の左右両側部には、車両のフロア上から立壁状に起立するシートベース5が設けられており、車両用シート1は、シートベース5に連結されて支持されている。また、シートベース5の上面には、ひじ掛け5Aが設けられている。そしてシートクッション3は、前後方向にスライド可能となるように構成されている。
また、図1において、実線にて示す外観は、シートクッション3の前後方向の位置を通常使用位置となる後方寄りの位置にした状態を示しており、2点鎖線にて示す外観は、シートクッション3の前後方向の位置を安楽姿勢となる前方側に移動させた位置へと姿勢変化させた状態を示している。
なお安楽姿勢は、後方寄りの通常使用位置から最も前方側へ移動させた位置までの範囲内において、いずれの前方側の位置も安楽姿勢に含む。
また、シートクッション3の前方側への移動に連動してオットマン4を自動的に展開する動作をキャンセルさせるキャンセル手段5Sについては説明を省略する。
本発明の車両用シート1は、シートクッション3の前後方向の位置を通常使用位置から安楽姿勢へと前方に移動させた場合に、オットマン4を収納位置から展開位置へと自動的に移動させる伝達機構を有している。以下、この伝達機構の詳細構造の第1の実施の形態と第2の実施の形態について、順に説明する。
なお、図2〜図6に示す第1及び第2の実施の形態では、スライドフレーム31(シートクッション3)の前後方向の移動に連動してシートバック2のシートバックフレーム21の傾倒角度が変化する構造を例にして説明するが、シートクッション3の前後方向の移動とシートバック2の傾倒角度を連動させることなく、シートクッション3のスライドフレーム31を単独で前後方向に移動させることが可能な構造としてもよい。
また収納位置とは、図1の実線にて示すように、オットマン4の前端が下方に向かうようにシートクッション3の前端に吊持された状態の位置を指す。
また展開位置とは、図1の2点鎖線にて示すように、収納位置のオットマンに対してオットマン4の前端が上方に向かって移動した状態の位置を指し、収納位置を越えて最も上方に移動した位置までの範囲内において、いずれの位置も展開位置に含む。
次に図2〜図4を用いて、第1の実施の形態の伝達機構の詳細について説明する。
なお、第1の実施の形態の伝達機構と第2の実施の形態の伝達機構では、第1リンク部材の長孔の位置が異なる。
第1の実施の形態における第1リンク部材41の長孔41Bの位置は、図2〜図4に示すように、スライドフレーム31に設けられた支持部31Dに支持される位置である。
また第2の実施の形態における第1リンク部材44の長孔44Bの位置は、図5及び図6に示すように、ベースフレーム51に設けられた支持部51Cに支持される位置である。
なお図2はシートクッション3の前後方向の位置が通常使用位置であり、オットマン4が収納位置(P1)にある状態を示している。また図3はシートクッション3の前後方向の位置を前方に移動させて安楽姿勢へと姿勢変化(中間位置へ移動)させた状態を示しており、オットマン4が展開位置(中間展開位置(P2))にある状態を示している。また図4はシートクッション3の前後方向の位置を最も前方に移動させた安楽姿勢まで姿勢変化させた状態を示しており、オットマン4が最大展開位置(P3)にある状態を示している。
ベース5Bは、シートベース5の一部であり、シートクッション3の前後方向の位置を変化させても移動しない固定部である。
ベースフレーム51は、ベース5Bに固定され、シートクッション3の前後方向に配設されており、シートクッション3の前後方向の位置が変化しても移動しない固定部である。またベースフレーム51には、支持部51A、支持部51Cが設けられている。またベースフレーム51には、スライドフレーム31に設けられた支持部31Bに係合する長孔51Bが設けられている。なお長孔51Bは、前方に向かって徐々に上方に向かうように形成されている。
シートバック2の骨格部であるシートバックフレーム21は、支持部51A回りに回動可能となるように支持され、下端部は支持部31Aにてスライドフレーム31に支持されている。そしてシートバックフレーム21は、シートクッション3が前方に移動してスライドフレーム31が前方に移動すると支持部31Aにて支持されている下端部が前方に移動し、後方へと傾倒される。
スライドフレーム31の一方端は、支持部31Aにてシートバックフレーム21の下端部を回動可能となるように支持している。
スライドフレーム31の長手方向の中間位置には支持部31Bが設けられている。そして支持部31Bは、ベースフレーム51に設けられた長孔51Bに係合されている。
スライドフレーム31の他方端には支持部31Cが設けられており、支持部31Cにはオットマンフレーム43の一方端が回動可能となるように支持されている。
また、スライドフレーム31の他方端の側には、下方に延びる延出部31Eが形成されており、当該延出部31Eに支持部31Dが設けられている。支持部31Dは支持部31Cに対してやや後方となる位置、且つ下方となる位置に設けられており、支持部31Dは第1リンク部材41の長孔41Bに係合されている。
また第1リンク部材41の他方端には支持部41Aが設けられており、支持部41Aには第2リンク部材42の一方端が回動可能となるように支持されている。
また第1リンク部材41における長手方向の中間位置には、長手方向に沿って長孔41Bが形成されており、当該長孔41Bにはスライドフレーム31に設けられた支持部31Dが係合されている。このように、第1リンク部材41におけるスライドフレーム31に対して回動可能に支持されている個所(支持部31Dにて支持されている個所)は、第1リンク部材41の長手方向に形成された長孔41Bを介して支持されている。
また第2リンク部材42の他方端には支持部42Aが設けられており、支持部42Aにはオットマンフレーム43の長手方向の中間部が回動可能となるように支持されている。
オットマンフレーム43の長手方向の中間部は、第2リンク部材42の他方端に設けられた支持部42A回りに回動可能となるように支持されている。
またオットマンフレーム43の一方端は、スライドフレーム31の他方端(前端)に設けられた支持部31C回りに回動可能となるように支持されている。
またオットマンフレーム43の前端には、オットマンフレーム43の長手方向に沿って前後方向にスライド可能なスライド部材43Aが取り付けられている。そしてオットマン4の表皮の前端及びパッドの前端は、スライド部材43Aに固定されている。オットマン4を収納位置から展開位置へと移動させると、パッドが圧縮されて表皮に「しわ」が発生する場合があるが、オットマン4が展開位置へと移動した場合、スライド部材43Aの前方へのスライドにより、オットマン4の前端の表皮及びパッドが前方にスライドするので、パッドの圧縮及び表皮の「しわ」の発生を防止することができる。
そして通常使用位置からシートクッション3の前後方向の位置を徐々に前方に移動させて安楽姿勢へと姿勢変化させていくと、図3の例に示すように、オットマン4が徐々に前方へ移動する(図3の例では収納位置に対して距離L1分、前方へ移動)とともに支持部31Cを支点として先端が上方へ向かって移動(展開)していく。
そしてシートクッション3の前後方向の位置を最も前方に移動させた安楽姿勢まで姿勢変化させると、図4の例に示すように、オットマン4が最も前方に移動する(図4の例では収納位置に対して距離L2分、前方へ移動)とともに支持部31Cを支点として先端が更に上方へ向かって移動(展開)し、最大展開位置(P3)となる。そして最大展開位置(P3)では、オットマン4が水平に近い角度まで展開される。
次に図5及び図6を用いて、第2の実施の形態の伝達機構について説明する。
第2の実施の形態の伝達機構における第1リンク部材44の長孔44Bの位置は、第1の実施の形態の伝達機構における第1リンク部材41の長孔41Bの位置と異なる。
以下、この相違点について主に説明する。
伝達機構は、ベースフレーム51、スライドフレーム31、第1リンク部材44、第2リンク部材42、オットマンフレーム43にて構成されている。なお、この伝達機構は、左右一対で設けられている。
なお、ベースフレーム51、スライドフレーム31、第2リンク部材42、オットマンフレーム43の構成については、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
また第1リンク部材44の他方端には支持部44Aが設けられており、支持部44Aには第2リンク部材42の一方端が回動可能となるように支持されている。
また第1リンク部材44における長手方向の中間位置は、スライドフレーム31に設けられた支持部31D回りに回動可能となるように支持されている。このように、第1リンク部材44におけるベースフレーム51に対して回動可能に支持されている一方端の側(支持部51Cにて支持されている一方端の側)は、第1リンク部材44の長手方向に形成された長孔44Bを介して支持されている。
そしてシートクッション3の前後方向の位置を最も前方に移動させた安楽姿勢まで姿勢変化させると、図6の例に示すように、オットマン4が最も前方に移動する(図6の例では収納位置に対して距離L3分、前方へ移動)とともに支持部31Cを支点として先端が更に上方へ向かって移動(展開)し、最大展開位置(P3)となる。そして最大展開位置(P3)では、オットマン4が水平に近い角度まで展開される。
また、スライドフレーム31の前方へのスライドにより、オットマン4をより前方に展開することを実現している。これにより、よりシンプルな機構にて、収納位置におけるオットマン4の下端を床面に干渉させることなくより前方にオットマン4を展開可能であり、より快適な足載せを乗員に提供することができる。
また、第1の実施の形態では第1リンク部材41に長孔41Bが形成されており、第2の実施の形態では第1リンク部材44に長孔44Bが形成されている。この長孔41B、44Bにより、第1リンク部材41、44の可動範囲をより大きくすることが可能であり、よりシンプルな機構にて、オットマン4をより水平に近い角度まで展開可能であり、より快適な足載せを乗員に提供することができる。
本発明の車両用シートは、列車、船舶、航空機等、種々の乗物のシート(乗物用シート)に適用することが可能である。
2 シートバック
3 シートクッション
4 オットマン
5 シートベース
6 ヘッドレスト
21 シートバックフレーム
31 スライドフレーム
31A、31B、31C、31D 支持部
31E 延出部
41、44 第1リンク部材
41A、42A、44A 支持部
41B、44B 長孔
42 第2リンク部材
43 オットマンフレーム
43A スライド部材
51 ベースフレーム
51A、51C 支持部
51B 長孔
P1 収納位置
P2 (中間)展開位置
P3 (最大)展開位置
Claims (2)
- シートクッションの前部に足載せとなるオットマンが収納展開可能に配設された車両用シートにおいて、
前記シートクッションは前後方向に移動可能であり、当該シートクッションの前後方向の位置を通常使用位置となる後方寄りの位置から安楽姿勢となる前方側に移動させた位置へと姿勢変化させることにより前記オットマンを収納位置から展開位置へと移動させるとともに前記シートクッションの前後方向の位置を前記安楽姿勢から前記通常使用位置へと戻すことにより前記オットマンを前記展開位置から前記収納位置へと移動させる伝達機構を有し、
前記伝達機構は、ベースフレームと、スライドフレームと、第1リンク部材と、第2リンク部材と、にて構成されており、
前記ベースフレームは、前記シートクッションの前後方向に配設され、
前記スライドフレームは、前記シートクッションの前後方向の移動量に応じて前記ベースフレームに対して前後方向にスライドするように配設され、前記シートクッションの前方への移動量を徐々に大きくしていくと徐々に前方へとスライドし、
前記第1リンク部材は、一方端の側が前記ベースフレームに対して回動可能に支持され、他方端の側が第2リンク部材の一方端に対して回動可能に支持され、一方端と他方端の間の任意の位置が前記スライドフレームに対して回動可能に支持され、
前記第2リンク部材は、一方端が前記第1リンク部材の他方端に対して回動可能に支持され、他方端が前記オットマンに対して回動可能に支持され、
前記オットマンは、前記スライドフレームに対して回動可能となるように前記スライドフレームの前端に吊持されており、
前記第1リンク部材における前記スライドフレームに対して回動可能に支持されている個所は、当該第1リンク部材の長手方向に形成された長孔を介して支持されている、
車両用シート。 - シートクッションの前部に足載せとなるオットマンが収納展開可能に配設された車両用シートにおいて、
前記シートクッションは前後方向に移動可能であり、当該シートクッションの前後方向の位置を通常使用位置となる後方寄りの位置から安楽姿勢となる前方側に移動させた位置へと姿勢変化させることにより前記オットマンを収納位置から展開位置へと移動させるとともに前記シートクッションの前後方向の位置を前記安楽姿勢から前記通常使用位置へと戻すことにより前記オットマンを前記展開位置から前記収納位置へと移動させる伝達機構を有し、
前記伝達機構は、ベースフレームと、スライドフレームと、第1リンク部材と、第2リンク部材と、にて構成されており、
前記ベースフレームは、前記シートクッションの前後方向に配設され、
前記スライドフレームは、前記シートクッションの前後方向の移動量に応じて前記ベースフレームに対して前後方向にスライドするように配設され、前記シートクッションの前方への移動量を徐々に大きくしていくと徐々に前方へとスライドし、
前記第1リンク部材は、一方端の側が前記ベースフレームに対して回動可能に支持され、他方端の側が第2リンク部材の一方端に対して回動可能に支持され、一方端と他方端の間の任意の位置が前記スライドフレームに対して回動可能に支持され、
前記第2リンク部材は、一方端が前記第1リンク部材の他方端に対して回動可能に支持され、他方端が前記オットマンに対して回動可能に支持され、
前記オットマンは、前記スライドフレームに対して回動可能となるように前記スライドフレームの前端に吊持されており、
前記第1リンク部材における前記ベースフレームに対して回動可能に支持されている一方端の側は、当該第1リンク部材の長手方向に形成された長孔を介して支持されている、
車両用シート。
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