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JP5877196B2 - カテーテル組立体 - Google Patents

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JP5877196B2
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Description

本発明は、カテーテル組立体に関する。
患者に対し輸液を行う際等には、輸液ラインと接続されるカテーテル組立体を患者の血管に穿刺し、留置してこれを行う。
このようなカテーテル組立体は、中空のカテーテルと、カテーテルの基端に固着されたカテーテルハブと、カテーテル内に挿入され、先端に鋭利な針先を有する針と、針の基端に固着された針ハブとで構成されている(例えば特許文献1参照)。また、カテーテルハブには、弁体(止血弁)と、当該弁体の開閉操作を行う操作部材(プッシャ)とが収納されている。
カテーテルハブに収納された弁体は、血管を確保したカテーテルを介してカテーテルハブ内の流路に流入する血液の漏出を防止する機能を有している。特に、特許文献1のカテーテル組立体では、弁体がその外周面に形成された溝部を有しており、この溝部を介して、流路に流入する血液と弁体との間に閉じ込められた空気を逃がすことができる。これにより、流路に気泡が残存するのが防止され、血液の流入が確実に行われる。
特開2002−263197号公報
しかしながら、特許文献1のカテーテル組立体の弁体やかかるカテーテル組立体は、流路に流入する血液と弁体との間に閉じ込められた空気を逃がすことはできるが、溝部を介して流路に流入した血液までもが弁体の基端側へ侵入してしまうことがあった。
溝部から弁体の基端側へ侵入した血液は、輸液セットやシリンジ等が接続されて薬液の投与が終わった後も弁体と操作部材の間に残留し、細菌の増殖源や血栓形成となる可能性があった。
本発明は前記状況に鑑みてなされたものであり、血管穿刺の際に弁体と操作部材の間に血液が侵入し難いカテーテル組立体を提供することを課題とする。
前記課題を解決した本発明は、中空のカテーテルと、前記カテーテルの基端部に固着され、その内部に前記カテーテル内と連通する流路を有するカテーテルハブと、前記カテーテル内に挿通される針と、前記針の基端部に固着され、前記カテーテルハブの基端側と接続可能な針ハブと、を備えるカテーテル組立体において、前記流路を塞ぐように配置され、開閉可能な開閉部を有する弁体と、筒状体をなし、その一方の開口部が前記開閉部に挿入されて前記カテーテルハブの基端側と先端側とを連通するように設けられた操作部材と、前記弁体が設けられた前記カテーテルハブの内周部または前記弁体の周縁部に設けられた、前記カテーテルハブの基端側と先端側とを連通させる連通部と、を有し、前記弁体と前記操作部材の間に、前記連通部を塞ぐように設けられ、気体は通過させ、且つ液体を通過させない筒状体のシール部材(液体不透過性)を設けたことを特徴としている。
本発明に係るカテーテル組立体は、弁体と操作部材の間にこのようなシール部材を設けているので、血液等の液体が弁体を超えて基端側に至った場合であっても、これがシール部材と操作部材の間、つまり、弁体と密着して設けられたシール部材の基端側に侵入するのを妨げることができる。
本発明においては、前記シール部材が多孔質体であるのが好ましい。
多孔質体は、気体を通過させることはできるが液体は通過させ難い。従って、このようなシール部材とすれば、血液等の液体が弁体の基端側に至った場合であっても、これがシール部材と操作部材の間に血液が侵入するのを妨げることができる。
本発明においては、前記シール部材は、筒状体の成型品を有し、当該成型品が前記弁体と密着する一の端面から他の端面にかけて貫通させた孔部および外周面に形成された外周溝部のうちの少なくとも一方が形成され、前記他の端面に疎水性フィルターを設けるのが好ましい。また、形成された前記孔部および前記外周溝部の少なくとも一部に水膨潤性ポリマーがコーティングされているのが好ましい。
疎水性フィルターは、気体は通過させるが液体を通過させない。従って、シール部材の他の端面に疎水性フィルターを設ければ、血液等の液体が孔部および外周溝部のうちの少なくとも一方を通じて弁体の基端側に至った場合であっても、これがシール部材に設けた疎水性フィルターを越えて基端側に血液が侵入するのを防ぐことができる。
また、後記するように水膨潤性ポリマーは、水や血液等の液体を吸収して膨潤するので、より確実にシール部材に設けた疎水性フィルターを越えて基端側に血液が侵入するのを防ぐことができる。
本発明においては、前記シール部材は、筒状体の成型品を有し、当該成型品が前記弁体と密着する一の端面から他の端面にかけて貫通させた孔部および外周面に形成された外周溝部のうちの少なくとも一方が形成され、形成された前記孔部内および前記外周溝部内の少なくとも一部に水膨潤性ポリマーがコーティングされているのが好ましい。
水膨潤性ポリマーは、水や血液等の液体を吸収して膨潤する。従って、シール部材に形成した孔部内および外周溝部の少なくとも一部に水膨潤性ポリマーをコーティングすれば、孔部や外周溝部を通じて気体を通過させることができる。そして、血液等の液体が弁体を超えて基端側に侵入した場合には、水膨潤性ポリマーと接触してこれが膨潤するため、孔部や外周溝部が塞がる。従って、血液等の液体がシール部材と操作部材の間に侵入するのを防ぐことができる。
本発明によれば、弁体と密着して設けたシール部材と操作部材の間に血液が侵入し難いカテーテル組立体を提供することができる。
一実施形態に係るカテーテル組立体の分解斜視図である。 一実施形態に係るカテーテル組立体の縦断面図である。 穿刺針を抜去した一実施形態に係るカテーテル組立体の縦断面図である。 コネクタを接続した一実施形態に係るカテーテル組立体の縦断面図である。 図3のA−A線における留置用カテーテルの横断面図であり、連通部が8つ設けられた様子を示した図である。 シール部材の他の態様を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 シール部材の更なる他の態様を示す斜視図である。
以下、適宜図面を参照して本発明に係るカテーテル組立体の一実施形態について詳細に説明する。なお、以下では、説明の都合上、図1から図4の右側を「基端」、左側を「先端」という。なお、「先端」とは、血管穿刺側をいう。
図1に示すように、一実施形態に係るカテーテル組立体1は、留置用カテーテル11と穿刺針12で構成されている。かかるカテーテル組立体1には、留置用カテーテル11を保護するためのプロテクターPが取り付けられている。
かかる構成のカテーテル組立体1は、留置用カテーテル11と穿刺針12とを組み立てた組立状態(図1、図2に示す状態)と、留置用カテーテル11から穿刺針12を抜去した抜去状態(図3に示す状態)とを取り得る。カテーテル組立体1は、組立状態で生体表面を穿刺することができる。その後、抜去状態とすることにより、留置用カテーテル11を生体表面に留置することができる。生体表面に留置された留置用カテーテル11には、コネクタ20を接続することができる(図4参照)。
ここで、カテーテル組立体1について説明する前に、図4を参照してコネクタ20について説明する。
図4に示すように、コネクタ20は、筒状体をなし、留置用カテーテル11の基端部に接続される。コネクタ20の基端部には、図示しないチューブの先端部が接続されている。そして、このチューブの基端部には、輸液剤Qが充填された図示しないバッグが接続されている。留置用カテーテル11は、コネクタ20が接続された接続状態で、前記バッグから輸液剤Qが供給される(図4参照)。
なお、輸液剤Qの供給を確実に行うため、コネクタ20には、留置用カテーテル11の基端部の外周に設けられた係止部32に係合してこれを固定する図示しないロック機構を有しているのが好ましい。
また、留置用カテーテル11の基端部に接続されるコネクタ20の先端部は、その外径が、先端に向かって漸減したテーパ状をなしていてもよい。これにより、コネクタ20を接続する際に、留置用カテーテル11の基端部に容易に挿入できるようになる。また、輸液剤Qの供給後に留置用カテーテル11の基端部から容易に取り外すことができるようになる。つまり、留置用カテーテル11とコネクタ20の挿脱操作を容易に行うことができるようになる。
図1に戻って一実施形態に係るカテーテル組立体1の説明を続ける。
留置用カテーテル11は、中空のカテーテル2と、カテーテル2の基端部に固着され、その内部にカテーテル2内と連通する流路31を有するカテーテルハブ3で主に構成されている。また、カテーテルハブ3は、カテーテル2の血管への前進手技を容易にするために、外周面から突出したタブ36を有することが好ましい。
カテーテル2は、ある程度の可撓性を有する管であるのが好ましい。カテーテル2の構成材料は、樹脂材料、特に、軟質樹脂材料が好適である。具体的には、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)等のフッ素系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂またはこれらの混合物、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテルナイロン樹脂、前記オレフィン系樹脂とエチレン−酢酸ビニル共重合体との混合物等が挙げられる。
このようなカテーテル2は、その全部または一部が内部を視認できる視認性を有しているのが好ましい。すなわち、カテーテル2は、透明(無色透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成されているのが好ましい。これにより、カテーテル2が血管を確保した際、血液R(図4参照)がカテーテル2の内腔21を通って透明なカテーテルハブ3に流入する現象(フラッシュバック)を目視で確認することができる。
また、カテーテル2の構成材料中には、例えば、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸ビスマス、タングステン酸のようなX線造影剤を配合し、造影機能を持たせることもできる。
カテーテル2の基端部は、例えば、かしめ、融着(熱融着、高周波融着等)、接着剤による接着等の方法によって、カテーテルハブ3と液密に固着されている。なお、図2および図3は、かしめピン33によってカテーテル2とカテーテルハブ3を固着した様子を示している。かしめピン33は、先端側に円管部を有し、当該円管部から基端側に向けて直径が漸増するテーパ部を有している。かしめピン33は、言い換えれば、基端側から先端側に向けて直径が漸減している。そのため、基端側から輸液剤Qが流入されると、カテーテル2に向けてこれをスムーズに流出させることができる。かしめピン33は、円管部でカテーテル2とカテーテルハブ3をかしめるため、金属製または硬質の樹脂製とするのが好ましい。カテーテル2とカテーテルハブ3の固着が融着や接着剤によって行われる場合は、かしめピン33を用いないこともできる(図示せず)。また、この場合は、前記したテーパ部の替わりに、先端部の流路31の内径を先端方向に漸減したテーパ部とすることで、基端側から輸液剤Qが流入された場合に、カテーテル2に向けてこれをスムーズに流出させることができるようになる。
図2に示すように、カテーテルハブ3は、筒状体の部材で構成されており、その内腔部が流路31として機能する。この流路31は、カテーテル2の内腔21と連通している。
カテーテルハブ3の流路31の基端部は、その壁部311の内径が基端方向に向かって漸増したテーパ状をなしているのが好ましく、カテーテルハブ3の流路31の基端部のテーパとコネクタ20の先端部のテーパとは、互いに対応する形状(テーパ角度)で形成するのがより好ましい。このようにすれば、テーパ状をなすカテーテルハブ3の基端部にこれに対応するテーパ状のコネクタ20の先端部を容易に挿入して接続することができる。また、このように接続すれば、流路31の壁部311とコネクタ20の外周部とが密着し、より液密性が維持される。
また、流路31の途中には、先端側が基端側に対して縮径した段差部35が形成されているとよい。後述する弁体7の先端側の端面をこの段差部35に当接するように配置すれば安定してこれを固定することができる。
また、本実施形態においては、図1から図4に示すように、弁体7が流路31を塞ぐようにして配置されている。具体的には、図3に示すように、弁体7は有底筒状をなし、側壁の外周面が、カテーテルハブ3の内周面と接するように固定されている。弁体7の底部には開閉可能な開閉部71(図4参照)が設けられている。弁体7は、この開閉部71と後述する操作部材8とで弁機構6を構成している。
開閉部71は、底部の中央部分に、厚さ方向に貫通したスリット711(図3、図5参照)が形成されて構成されている。スリット711の形状は、操作部材8が挿脱できるように設けられていればよく、特に限定されない。例えば、底部を平面視した場合に、一文字状、十文字状、Y字状(ト字状)等とすることができる。このようにすれば、開閉部71は、操作部材8の挿脱が可能になるだけでなく、確実に自己閉塞性を有するようにすることができる。
かかる弁体7は、血流によって容易に開口しない程度の硬さを有している弾性材料で構成されているのが好ましい。弁体7を弾性材料で構成することにより、開閉部71の開閉をスムーズに行うことができる。弁体7を構成する弾性材料としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴムのような各種ゴム材料(特に加硫処理したもの)や、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、オレフィン系、スチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、あるいはそれらの混合物等の各種弾性材料が挙げられ、これらの弾性材料の中でも、特に、イソプレンゴムを用いるのが好ましい。弁体7の構成材料にイソプレンゴムを用いた場合には、圧縮永久歪みが小さく、製品の使用可能期間が長くなるという利点がある。
操作部材8は、筒状体をなし、その一方の(先端側の)開口部85(図4参照)が弁体7の開閉部71に挿入されてカテーテルハブ3の基端側と先端側とを連通するように設けられている。従って、弁機構6は、操作部材8を流路31の軸方向に沿って移動させて一方の開口部85を弁体7の開閉部71に挿脱させることによって流路31の遮断(図3参照)と開放(図4参照)を行う。
図3に示す弁機構6は、操作部材8全体が開閉部71よりも基端側にあるため、当該開閉部71が自己閉塞性によって閉じ、流路31が遮断されている。一方、図4に示す弁機構6は、操作部材8の先端側の開口部85が開閉部71を貫通して先端側に位置している。よって、操作部材8の内腔を介して流路31が開放されている。
図4に示すように、操作部材8の先端外周部には、その外径が拡径した、すなわち、その周方向に沿って突出した2つの先端拡径部81a、81bが形成されている。これらの先端拡径部81a、81bのうちの先端拡径部81bは、操作部材8が開閉部71を貫通して流路31が開放されているときに、弁体7の開閉部71に係合する係合部として機能する。先端拡径部81bが弁体7の開閉部71に係合することにより、操作部材8が不本意に基端方向に移動するのが防止され、流路31が開放された状態が確実に維持される。
また、先端拡径部81a、81bは、それぞれテーパ状をなしているのが好ましい。これにより、操作部材8が弁体7の開閉部71を貫通する際に、先端拡径部81a、81bがこの順に開閉部71を外方に向かって確実に押し広げることができ、その貫通が容易に行われる。そして、操作部材8の開閉部71を貫通した部分(先端拡径部81a、81b)が、当該開閉部71から突出する。
前記したように、操作部材8は筒状体で構成されている。そのため、操作部材8が移動する際、操作部材8の外周部、例えば、基端拡径部84(図4参照)が流路31の壁部311を摺動する。これにより、その移動が安定して行われる。
図4に示すように、基端拡径部84の内径は、コネクタ20の内径と同じか、それよりも大きくするのが好ましい。このようにすれば、コネクタ20をカテーテルハブ3の基端部に接続したときに、コネクタ20から操作部材8への輸液剤Qの流入を容易かつ確実に行わせることができる。
本実施形態においては、弁体7が設けられたカテーテルハブ3の内周部、または弁体7の周縁部に、カテーテルハブ3の基端側と先端側とを連通させる連通部9(図2〜5参照)が設けられている。
連通部9として具体的には、図5に示すように、カテーテルハブ3の流路31の途中、前記した段差部35から、カテーテルハブ3の軸方向に沿って一以上の内周溝部9aが形成されている。
かかる内周溝部9aは、カテーテル2および針4を生体表面に穿刺して当該針4を抜去した際、カテーテルハブ3内に気体が残留するのを防ぐために設けられるものである。すなわち、弁体7よりも先端側にある空気は、針4を抜去した際に、流路31内に流入してきた血液Rに押されて内周溝部9aを通過し、基端側に排出される。なお、内周溝部9aの形状は、前記した機能を発揮できればよく、特定の形状に限定されない。内周溝部9aの形状は、例えば、先端側から基端側にかけてカテーテル2の内周面に直線的に形成してもよく、波形に形成してもよく、螺旋を描くように形成してもよい。また、内周溝部9aの深さも前記した機能を発揮できればよく、特に限定されるものではないが、例えば、約5〜20μm等とすることができる。
そして、本発明においては、弁体7と操作部材8の間、つまり、弁体7の基端側に、連通部9を塞ぐようにしてシール部材10を設けている。シール部材10は、筒状体をなしており、気体は通過させ、且つ液体を通過させないシール性を有するために弁体7と密着させ、且つ内周溝部9aを塞ぐようにして設けられている。シール部材10は、弁体7との密着性を向上させるため、印籠結合とするのがよい。シール部材10は、融着や接着剤等の方法によってカテーテルハブ3の内周面に固着させることができる。弁体7は、シール部材10によって基端側の変位が抑制され、段差部35によって先端側の変位が抑制されている。従って、操作部材8を挿脱させても位置の変動が抑制されるため、弁体7の開閉動作をスムーズに行うことができる。
なお、弁体7の周縁部に連通部9を設ける場合は、弁体7の周縁部を貫く貫通孔であっても、弁体7の外周面に設けられた外周溝であってもよい。
シール部材10は、気体を通過させることはできるが液体は通過させ難いものを用いる。このようなシール部材10として、例えば、ポリエチレン製の焼結体等の多孔質体で形成したものを好適に用いることができる。多孔質体のシール部材10は製造も簡単で、精度よく製造できる点でも好適である。
ここで、シール部材10の他の態様としては、図6(a)および(b)に示すシール部材10’を例示することができる。シール部材10’は、樹脂材料で筒状体に成型した成型品10aと、この成型品10aの弁体7と密着する一の端面10a1から他の端面10a2にかけて、貫通させた孔部10bおよび外周面に形成された外周溝部(図6に図示せず)のうちの少なくとも一方を形成し、この他の端面10a2に疎水性フィルター10cを設けたものである。シール部材10’の孔部10bおよび外周溝部の少なくとも一部に水膨潤性ポリマーをコーティングすることもできる。これらにコーティングする水膨潤性ポリマーは、後記する水膨潤性ポリマー10eと同様のものを用いることができる。
疎水性フィルター10cとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン樹脂からなる厚さ0.03〜0.3mmの単層または多層シート等を用いることができる。
シール部材10の更なる他の態様としては、図7に示すシール部材10”を例示することができる。シール部材10”は、樹脂材料で筒状体に成型した成型品10aと、この成型品10aの弁体7と密着する一の端面10a1から他の端面10a2にかけて、貫通させた孔部(図7に図示せず)および外周面に形成された外周溝部10dのうちの少なくとも一方を形成し、この孔部内および外周溝部10d内の少なくとも一部に水膨潤性ポリマー10eがコーティングされたものである。
水膨潤性ポリマー10eとしては、例えば、ポリビニルピロリドン、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体、ジメチルアクリルアミド−グリシジルメタアクリレート共重合体などのアクリルアミド−アクリレート共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド、ポリスチレンスルホネート、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオシジド、ポリエチレンイミン等の水溶性合成高分子、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどの水溶性半剛性高分子、タンニン、リグニン、アルギン酸、アラビアゴム、グアーガム、トラガントガム、ゼラチン、カゼイン、コラーゲンなどの水溶性天然高分子等を挙げることができる。
成型品10aは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリブタジエン、ポリ塩化ビニル等の各種樹脂材料を用いることができる。
図1および図2に示すように、穿刺針12は、針4と針ハブ5で構成されている。
図2に示すように、針4は、その基端部が針ハブ5に固着されている。針4は、カテーテル組立体1を組み立てた状態では、カテーテル2、弁体7および操作部材8内に挿通され、カテーテル2の先端開口部22から針4の鋭利な針先41が突出するように構成されている。この針先41により、生体表面を穿刺するためである。また、この状態では、針ハブ5の先端部がカテーテルハブ3の基端部に挿入され、嵌合している。
針4の外周部には、針4の軸方向に沿って図示しない溝を設けてもよい。かかる溝は、血管に穿刺した際に、血液Rをカテーテル2の内腔21に導入する導入路として機能する。溝から導入された血液Rは、血液Rが針4とカテーテル2との隙間に流入する。これにより、血液Rのフラッシュバックを早期から確実に確認することができる。そして、血液Rは、カテーテル2の内腔21を通過し、カテーテルハブ3の流路31内に流入する。
このような針4の構成材料としては、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金のような金属材料が挙げられる。
針4の基端部に固着(固定)されている針ハブ5は、管状をなし、その基端開口部にエアフィルタ(図示せず)が設置されている。
前述したカテーテルハブ3、操作部材8、および針ハブ5は、それぞれ、透明(無色透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成され、内部の視認性が確保されているものが好ましい。これにより、カテーテル2が血管を確保した際、血液Rのフラッシュバックを目視で確認することができる。
カテーテルハブ3、操作部材8および針ハブ5の構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリブタジエン、ポリ塩化ビニル等の各種樹脂材料が挙げられる。
以上に説明した一実施形態に係るカテーテル組立体1は、次のようにして使用される。
まず、カテーテル2内に針4が挿通されている状態のカテーテル組立体1のプロテクターPを外す。次いで、カテーテルハブ3を把持し、患者の血管に針4を穿刺する。カテーテル2により血管が確保されると、血圧により血液Rがカテーテル2と針4の間を通って基端方向へ流入する。カテーテル2またはカテーテルハブ3は無色透明、着色透明または半透明の材料で形成されているため血液Rの流入が視認できる。流入した血液Rは、流路31の弁体7が位置するところまで到達する。この際、血液Rと弁体7との間に閉じ込められた空気は連通部9(内周溝部9a)を通り、シール部材10(10’、10”)を介してこれの基端側に排気される。血液Rの流入を視認した後、さらに、カテーテル組立体1を微小距離先端方向へ進める。具体的には、カテーテルハブ3の外周面に形成したタブ36に指を引掛けて、カテーテル2を血管内の所定位置に前進させる。
カテーテル2により血管が確保されたら、カテーテル2またはカテーテルハブ3を一方の手で固定し、他方の手で針ハブ5を把持して基端方向へ引っ張り、針4をカテーテル2から抜去する(図2、図3参照)。これにより、カテーテル組立体1は分解状態となる。このとき、留置用カテーテル11では、弁体7の開閉部71が閉じた状態となっているため、流路31内の血液Rが外部へ漏出するのが防止されている。また、カテーテルハブ3内には弁体7と密着して前記したシール部材10が設けられているので、針4を抜去した際にカテーテルハブ3内から血液Rが漏れるのを防ぐことができる。なお、抜去された穿刺針12は不要となるため、廃棄処分に供される。
次に、留置用カテーテル11のカテーテルハブ3を粘着テープ等により皮膚に固定する。そして、カテーテルハブ3にコネクタ20を接続する(図4参照)。この接続により、操作部材8は、コネクタ20に押圧されて先端方向に移動し、一方の開口部85が弁体7を貫通する。これにより、流路31が開放された状態となる。
次に、輸液剤Qの供給が開始される。これにより、コネクタ20内、操作部材8内を順に通過した輸液剤Qは、操作部材8の一方の開口部85から流出し、流路31全体が輸液剤Qで満たされる(プライミングされる)(図4参照)。
1 カテーテル組立体
11 留置用カテーテル
12 穿刺針
2 カテーテル
21 内腔
22 先端開口部
3 カテーテルハブ
31 流路
311 壁部
32 係止部
33 かしめピン
35 段差部
36 タブ
4 針
41 針先
5 針ハブ
6 弁機構
7 弁体
71 開閉部
711 スリット
8 操作部材
81a、81b 先端拡径部
84 基端拡径部
85 開口部
9 連通部
9a 内周溝部
10 シール部材
10a1、10a2 端面
10a 成型品
10b 孔部
10c 疎水性フィルター
10d 外周溝部
10e 水膨潤性ポリマー
20 コネクタ
P プロテクター

Claims (5)

  1. 中空のカテーテルと、
    前記カテーテルの基端部に固着され、その内部に前記カテーテル内と連通する流路を有するカテーテルハブと、
    前記カテーテル内に挿通される針と、
    前記針の基端部に固着され、前記カテーテルハブの基端側と接続可能な針ハブと、
    を備えるカテーテル組立体において、
    前記流路を塞ぐように配置され、開閉可能な開閉部を有する弁体と、
    筒状体をなし、その一方の開口部が前記開閉部に挿入されて前記カテーテルハブの基端側と先端側とを連通するように設けられた操作部材と、
    前記弁体が設けられた前記カテーテルハブの内周部または前記弁体の周縁部に設けられた、前記カテーテルハブの基端側と先端側とを連通させる連通部と、を有し、
    前記弁体と前記操作部材の間に、前記連通部を塞ぐように設けられ、気体は通過させ、且つ液体を通過させない筒状体のシール部材を設けた
    ことを特徴とするカテーテル組立体。
  2. 前記シール部材が多孔質体であることを特徴とする請求項1に記載のカテーテル組立体。
  3. 前記シール部材は、筒状体の成型品を有し、当該成型品が前記弁体と密着する一の端面から他の端面にかけて貫通させた孔部および外周面に形成された外周溝部のうちの少なくとも一方が形成され、
    前記他の端面に疎水性フィルターを設けたことを特徴とする請求項1に記載のカテーテル組立体。
  4. 形成された前記孔部および前記外周溝部の少なくとも一部に水膨潤性ポリマーがコーティングされていることを特徴とする請求項3に記載のカテーテル組立体。
  5. 前記シール部材は、筒状体の成型品を有し、当該成型品が前記弁体と密着する一の端面から他の端面にかけて貫通させた孔部および外周面に形成された外周溝部のうちの少なくとも一方が形成され、
    形成された前記孔部内および前記外周溝部内の少なくとも一部に水膨潤性ポリマーがコーティングされていることを特徴とする請求項1に記載のカテーテル組立体。
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