JP5846992B2 - 鞍乗型電動車両 - Google Patents
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Description
さらに、フロアにロック機構を設けることで、いたずらの防止が図られているが、ロック機構がフロアに設けられることから、ロック機構の開錠の際に作業者は屈む必要があるため、操作性の向上が求められる。
また、バッテリ収納部が蓋部材によって閉じられた際に、バッテリの給電コネクタと受電コネクタとが接続されるとともに、バッテリの被固定部がロック部に固定されるので、コネクタ接続を効率的に行うことができるとともに、バッテリの安定性及びいたずらの防止効果を簡易に確保できる。
請求項2に記載の発明によれば、既存のロック部材を用いて、容易にバッテリのロック機構を構成できる。
請求項3に記載の発明によれば、比較的車体上側に位置する解除操作部によって、バッテリの開錠操作を行うことができるので、操作性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、比較的車体上側に位置する解除操作部によって、バッテリの開錠操作を行うことができるので、操作性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、バッテリ収納部を防水できる。
請求項6に記載の発明によれば、蓋部材としてのフロアを薄く形成した場合における剛性を確保でき、空間に収容されるリブに沿って空気を流すことで、バッテリを効果的に冷却することもできる。
請求項7に記載の発明によれば、バッテリの位置決め後に、給電コネクタと受電コネクタとの接続を行うことができるので、コネクタ接続における位置決めがなされており、コネクタを効果的に接続できる。
請求項8に記載の発明によれば、バッテリの収納時の位置決めができ、バッテリの収納の作業性をより向上できる。
請求項9に記載の発明によれば、真上にバッテリを引き抜こうとするよりも小さい力で、バッテリを収納位置から取り外すことができ、持ちやすい位置(立ち位置)までバッテリを引き上げてからバッテリを持つことができるので、バッテリの脱着の作業性をより向上できる。
ここで、バッテリ35のケース35Bの上面には、フロアパネル40の開放部41内に配置されてフロアFを構成するとともに、バッテリ収納部36の開口36Aを閉じる蓋部材45が一体化されている。
そして、位置決めアーム85は、図示省略する付勢手段によって上方に向けて付勢されており、係止凸部88の先端が当接腕86の先端の回転軌跡上に位置する状態において保持されている。また、位置決めアーム85には、上記ワイヤ68が接続され、ワイヤ68が引っ張られることで、位置決めアーム85は下方に向けて揺動可能とされている。そして、位置決めアーム85がワイヤ68によって下方に向けて揺動された際には、係止凸部88の先端が当接腕86の先端の回転軌跡から離間するようになっている。
そして、この状態では、当接腕86が下方に揺動されて、下方に移動したストライカ66の下方に位置するとともに、係止腕87が、ガイド溝部83内に進入したストライカ66の下部の上方に揺動し、ガイド溝部83と上下方向で重なる状態になり、ストライカ66がラッチ67によって係止される状態になる。
一方、ラッチ67のストライカ66の係止状態を解除する場合には、図9(B)の矢印に示すように、ワイヤ68によって、位置決めアーム85を下方に向けて揺動させることで、係止凸部88の先端を当接腕86の先端の回転軌跡から離間させる。この場合、係止凸部88が当接腕86の先端から離間することにより、付勢手段によって、当接腕86が上方に揺動し、係止腕87がガイド溝部83と上下方向で重ならない位置に復帰する。これにより、ストライカ66をガイド溝部83から上方に抜くことが許容される。
同図のラインLa,Lbから明らかなように、本実施形態では、ストライカ66が上方から初めて当接腕86に当接した状態では、給電コネクタ55の各端子(57〜59)は、受電コネクタ56の各嵌合孔(60〜62)に挿入されていない。そして、図9(B)に示すように、ストライカ66がラッチ67によって係止された状態では、給電コネクタ55の各端子は、受電コネクタ56の嵌合孔に挿入されている。
すなわち、本実施形態においては、ラッチ67が、その当接腕86がストライカ66の下方に位置するとともに、その係止腕87がストライカ66から逃げた位置に位置する状態と、その当接腕86が、下方に揺動されて、下方に移動したストライカ66の下方に位置するとともに、その係止腕87が、ストライカ66の上方に揺動し、ストライカ66を係止する状態と、に移行可能に構成され、ストライカ66がラッチ67に上方から当接し、ラッチ67がストライカ66を係止する操作に移行した後に、給電コネクタ55と受電コネクタ56とが接続状態となるように構成されている。
また、バッテリ収納部36が蓋部材45によって閉じられた際に、バッテリ35の給電コネクタ55と受電コネクタ56とが接続されるとともに、バッテリ35のストライカ66がラッチ67に固定されるので、コネクタ接続を効率的に行うことができるとともに、バッテリ35の安定性及びいたずらの防止効果を簡易に確保できる。
このような構成では、回動ボックス90を回動操作することで、バッテリ35を車体側から取り外し易い位置に配置することができるので、作業性を良好なものにできる。具体的には、真上にバッテリ35を引き抜こうとするよりも、てこの原理によって小さい力で、バッテリ35を収納位置から取り外すことができ、持ちやすい位置(立ち位置)までバッテリ35を引き上げてからバッテリ35を持つことができるので、バッテリ35の脱着の作業性をより向上できる。
6 ヘッドパイプ
11 ステアリングシャフト
22 シート
25 サイドカバー(シート支持部)
27 収納ボックス
30 シートキー
31 メインキー
35 バッテリ
36 バッテリ収納部
36A 開口
45 蓋部材
46 リブ
49 シール部材
50 把持部
51 収納凹部
55 給電コネクタ
56 受電コネクタ
66 ストライカ(被固定部)
67 ラッチ(ロック部)
75 被ガイド部
76 ガイド部
F フロア
Claims (9)
- シート(22)に着座した運転者が足を載せるフロア(F)を備え、該フロア(F)の下方に、上方に向けて開放する開口(36A)を有するバッテリ収納部(36)が設けられ、該バッテリ収納部(36)に上方からバッテリ(35)が脱着可能に収納される鞍乗型電動車両において、
前記バッテリ(35)の上面の少なくとも一部には、前記フロア(F)を構成する前記バッテリ収納部(36)の蓋部材(45)が一体化され、
前記バッテリ(35)の下面には、給電コネクタ(55)と被固定部(66)とが設けられ、
前記バッテリ収納部(36)には、前記給電コネクタ(55)と接続する受電コネクタ(56)と、前記被固定部(66)を固定するロック部(67)と、が設けられ、
前記バッテリ収納部(36)が前記蓋部材(45)によって閉じられた際に、前記給電コネクタ(55)と前記受電コネクタ(56)とが接続されるとともに、前記被固定部(66)が前記ロック部(67)に固定されることを特徴とする鞍乗型電動車両。 - 前記被固定部(66)はストライカ(66)で、前記ロック部(67)はラッチ(67)であり、
前記ストライカ(66)は、U字状に形成され、該U字状の底部を下方に突出させるように前記バッテリ(35)の下面に設けられ、
前記ラッチ(67)は、前記ストライカ(66)に係脱するフック部材であり、前記バッテリ収納部(36)の底面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型電動車両。 - 前記バッテリ(35)の前記被固定部(66)と、前記バッテリ収納部(36)の前記ロック部(67)と、の固定状態を解除する解除操作部が備えられ、
ステアリングシャフト(11)を回動可能に支持する車体上部に位置するヘッドパイプ(6)には、当該鞍乗型電動車両を始動状態に切り替えるメインキー(31)が設けられ、前記メインキー(31)の操作により、前記解除操作部が前記被固定部(66)と前記ロック部(67)との固定状態を解除することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型電動車両。 - 前記バッテリ(35)の前記被固定部(66)と、前記バッテリ収納部(36)の前記ロック部(67)と、の固定状態を解除する解除操作部が備えられ、
前記シート(22)の下方に配置された収納ボックス(27)の蓋部材として機能する前記シート(22)を、下方から支持するシート支持部(25)に前記シート(22)の開放を許容するシートキー(30)が設けられ、
前記シートキー(30)の操作により、前記解除操作部が前記被固定部(66)と前記ロック部(67)との固定状態を解除することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型電動車両。 - 前記蓋部材(45)は、前記バッテリ(35)の外形よりも大きく形成され、その外周側の部位が、前記バッテリ収納部(36)の開口(36A)の周縁部と上下方向で重なるように形成され、
前記蓋部材(45)の外周側の部位と、前記開口(36A)の周縁部との間に、シール部材(49)が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。 - 前記蓋部材(45)の下面には、前記バッテリ(35)に向かって突出するリブ(46)が形成され、
前記蓋部材(45)の下面と前記バッテリ(35)の上面との間に、前記リブ(46)を収納する空間が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。 - 前記ストライカ(66)が前記ラッチ(67)に上方から当接し、前記ラッチ(67)が前記ストライカ(66)を係止する操作に移行した後に、前記給電コネクタ(55)と前記受電コネクタ(56)とが接続状態となるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型電動車両。
- 前記バッテリ(35)の側面には、この側面から突出する被ガイド部(75)が設けられ、
前記バッテリ収納部(36)の側壁には、前記被ガイド部(75)に係合して前記バッテリ(35)を下方に向けて案内するガイド部(76)が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。 - 前記蓋部材(45)には、作業者が把持可能な把持部(50)が設けられ、
該把持部(50)は、前記蓋部材(45)の面方向に沿う状態から該面方向に直交する方向に沿う状態にかけて回動可能に前記蓋部材(45)に支持され、
前記蓋部材(45)には、前記把持部(50)が前記蓋部材(45)の面方向に沿う状態で該把持部(50)を収納する収納凹部(51)が形成され、
前記把持部(50)は、前記蓋部材(45)の面方向に直交する方向に沿う状態で、前記蓋部材(45)の上面から突出するように構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
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