JP5846291B2 - 生体認証装置、生体認証方法、および生体認証プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、生体認証装置、生体認証方法、および生体認証プログラムに関する。
生体認証において生体を撮影する方法として、透過光を用いる方法、反射光を用いる方法などがあげられる。静脈などのように皮下に位置する生体を撮影する場合、反射光のうち、手のひらの内部で拡散して戻る拡散光を用いる。この場合、皮膚で反射する表面反射光はノイズとなる。したがって、表面反射光が拡散光と重畳すると、生体の検出が困難となる。
表面反射を除去する撮影方式として以下のような従来技術が知られている。特許文献1では、偏光フィルタを用いて表面反射を除去している。特許文献2では、複数の照明のオンオフを制御することで、表面反射成分を除去している。
NON-UNIFORM ILLUMINATION CORRECTION IN TRANSMISSION ELECTRON MICROSCOPY
しかしながら、特許文献1の技術では、偏光フィルタが高価であるという問題がある。特に近赤外の波長に対応している偏光フィルタは少なく、より高価となる。また、偏光フィルタを通して自照明を出射する必要があるため、一般には出射光量が半分未満に低下する問題がある。特許文献2の技術では、装置の大きさが一定以上必要である。つまり、表面反射の入射角に差を付ける必要がある為、生体認証装置を小型化する際には障害となる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、装置サイズおよびコストを抑制しつつ認証精度を向上させることができる、生体認証装置、生体認証方法、および生体認証プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、明細書開示の生体認証装置は、登録特徴データを保存する保存部と、ユーザの生体画像を取得する生体センサと、前記生体画像の表面反射度を取得する表面反射度取得部と、前記生体画像から照合用特徴データを抽出する特徴抽出部と、前記照合用特徴データと前記登録特徴データとの類似度に基づいて照合を行う認証処理部と、備え、前記認証処理部は、前記類似度に、前記生体画像の領域に関連付けられた補正係数および前記表面反射度を反映させる。
上記課題を解決するために、明細書開示の生体認証方法は、生体センサを用いて取得された生体画像の表面反射度を取得し、前記生体画像から照合用特徴データを抽出し、前記照合用特徴データと登録特徴データとの類似度に基づいて照合を行う際に、前記類似度に、前記生体画像の領域に関連付けられた補正係数および前記表面反射度を反映させる。
上記課題を解決するために、明細書開示の生体認証プログラムは、コンピュータに、生体センサを用いて取得された生体画像の表面反射度を取得する表面反射度取得するステップと、前記生体画像から照合用特徴データを抽出するステップと、前記照合用特徴データと登録特徴データとの類似度に基づいて照合を行う際に、前記類似度に、前記生体画像の領域に関連付けられた補正係数および前記表面反射度を反映させるステップと、を実行させる。
明細書開示の生体認証装置、生体認証方法、および生体認証プログラムによれば、装置サイズおよびコストを抑制しつつ認証精度を向上させることができる。
実施例の説明に先立って、反射光を用いた生体認証について説明する。一例として、静脈認証について説明する。静脈認証では、近赤外線の照明を使って皮下の静脈を撮影することによって認証する方式を採用している。図1を参照して、皮膚に照射された光は、拡散光および表面反射光の2種類の反射成分に分離する。
拡散光は、皮下まで透過して拡散しながら通ってきた光である。つまり、拡散光は、皮下に入った光が散乱を繰り返しながら最終的に皮膚表面に到達して出力されたものである。拡散光は、皮下の静脈の情報を含んでおり、静脈認証において有効な反射光として用いられる。
表面反射光は、空気の屈折率と皮膚の屈折率との違いによって、空気と皮膚との境界面で一定の割合で発生する反射光である。表面反射光の反射方向および強度は、光の入射角度および屈折率(空気および生体の屈折率)によって決まる(スネルの法則/フレネルの法則)。被写体の表面が平らな場合には、表面反射光は、入射角(θ1)と等しい反射角(θ2)方向にのみ得られる。しかしながら、生体のように表面が平らではない被写体の場合、表面反射光はある程度広がった範囲に観測される。表面反射光は、静脈画像にとっては不要なノイズである。
表面反射の反射角は、被写体に対する入射角度に依存する。したがって、手のひらのように凹凸が存在する被写体の場合、光の当たりかたに依存して、表面反射が多く発生する領域(以下、表面反射領域)が発生する場合がある。表面反射領域は、被写体の距離、位置、角度などに依存して決定されるため、図2(a)〜図2(c)のように、手のひらの様々な領域で発生し得る。図2(a)〜図2(c)の例では、網掛けの部分が表面反射領域である。表面反射領域においては、鮮明な静脈画像を撮影することが困難である。表面の模様(皺、傷など)が静脈に重なるためである。この場合、認証精度が低下するおそれがある。
表面反射を除去する撮影方式として、以下のような技術を用いることができる。例えば、偏光フィルタを用いて表面反射を除去することが考えられる。偏光フィルタは、光をP波とS派とに分離するフィルタである。この偏光フィルタを用いることによって、P波とS波との反射率の違いを利用して表面反射を除去することができる。しかしながら、偏光フィルタは高価であるという問題がある。特に近赤外の波長に対応している品は少なく、より高価となる。また、偏光フィルタを通して自照明を出射する必要がある為、一般には出射光量が半分未満に低下するという問題も生じ得る。
また、表面反射の反射方向は光の入射角に応じて決まるため、複数の照明を設けた場合に照明の位置に応じて表面反射の発生位置が変わる。そこで、複数照明のオンおよびオフを個別に制御しながら画像を撮影することによって、表面反射成分を除去した画像を生成することができる。しかしながら、この方法を利用すると、装置が大型化してしまう。つまり、図3を参照して、表面反射の入射角に差を付けるために光源を複数箇所に配置すると、一定のスペースが必要になるのである。
以下の実施例においては、図面を参照しつつ、装置サイズおよびコストを抑制しつつ認証精度を向上させることができる、生体認証装置、生体認証方法、および生体認証プログラムについて説明する。
図4(a)は、実施例1に係る生体認証装置100のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図4(a)を参照して、生体認証装置100は、CPU101、RAM102、記憶装置103、生体センサ104、表示装置105などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。
CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。
記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置103は、生体認証プログラムを記憶している。表示装置105は、生体認証装置100による各処理の結果などを表示するための装置である。表示装置105は、例えば、液晶ディスプレイなどである。
生体センサ104は、反射光を利用してユーザの生体画像を取得するセンサであり、ユーザの指、手のひら等の静脈情報を取得する。一例として、生体センサ104は、人体への透過性が高い近赤外線を用いて手のひらの皮下の静脈を撮影する撮影装置である。生体センサ104には、たとえばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラなどが備わっている。また、近赤外線を含む光を照射する照明などが設けられていてもよい。また、生体センサ104は、生体センサ104と生体との距離、該生体の傾きを取得するための距離センサを備えていてもよい。本実施例においては、生体センサ104は、一例として手のひらの画像を撮影することによって、静脈情報を取得する。
図4(b)は、生体センサ104の一例を説明するための斜視図である。図4(b)を参照して、生体センサ104は、撮影装置106、光照射部107、および距離センサ108を備える。撮影装置106は、静脈画像を取得できるものであれば特に限定されるものではない。光照射部107は、近赤外線を含む光を照射できるものであれば特に限定されるものではない。また、光照射部107は、複数設けられていてもよい。図4(b)の例では、撮影装置106を囲むように、4つの光照射部107が配置されている。距離センサ108は、被写体との距離を取得できるものであれば特に限定されるものではない。また、距離センサ108は、複数設けられていてもよい。図4(b)の例では、距離センサ108は、各光照射部107の間に配置されている。
続いて、生体認証装置100の各処理について説明する。生体認証装置100の記憶装置103に記憶されている生体認証プログラムは、実行可能にRAM102に展開される。CPU101は、RAM102に展開された生体認証プログラムを実行する。それにより、生体認証装置100による各処理が実行される。
図5は、生体認証プログラムの実行によって実現される各機能のブロック図である。図5を参照して、生体認証プログラムの実行によって、全体制御部10、撮影部20、特徴抽出部30、信頼度処理部40、表面反射度取得部50、認証処理部60、および登録処理部70が実現される。登録データベース80は、記憶装置103に記憶されている。
全体制御部10は、撮影部20、特徴抽出部30、信頼度処理部40、表面反射度取得部50、認証処理部60、および登録処理部70を制御する。撮影部20は、全体制御部10の指示に従って、生体センサ104から生体画像として手のひらの画像を取得する。生体センサ104がUSBなどで接続されている場合には、特徴データの漏えいを防止するために、撮影部20は、生体センサ104から生体画像を暗号化した状態で受け取り、当該画像を復号してもよい。
特徴抽出部30は、撮影部20が取得した生体画像から特徴データを抽出する。特徴データとは、生体特徴を表すデータのことであり、本実施例においては手のひら静脈パターンである。信頼度処理部40は、生体の領域の信頼度を設定する処理、生体の領域の信頼度を更新する処理などを行う。表面反射度取得部50は、生体センサ104が取得した手のひら画像の表面反射成分を検出し、表面反射度(表面反射が存在すると考えられる度合い)を算出する。認証処理部60は、全体制御部10の指示に従って、認証処理を行う。
登録処理部70は、登録処理の際に、特徴抽出部30が抽出した特徴データおよび信頼度処理部40が設定する信頼度を、登録データベース80に登録データとして登録する。以下、登録データベース80に登録された特徴データを登録特徴データと称する。認証処理においては、認証処理部60は、特徴抽出部30が抽出した照合用特徴データと登録データベース80に登録された登録特徴データとを照合する。その際に、認証処理部60は、登録特徴データの信頼度および表面反射度取得部50が取得した表面反射度を用いる。以下、登録処理および認証処理の詳細について説明する。
(登録処理)
図6は、登録処理の際に実行されるフローチャートの一例である。以下、図6を参照しつつ、登録処理の一例について説明する。まず、撮影部20は、生体センサ104が撮影した手のひら画像IRを取得する(ステップS1)。画像取得の際には、被写体に撮影条件が設定されていてもよい。具体的には、被写体までの距離、位置、傾きなどが所定の範囲内に入っている場合にのみ、画像を取得してもよい。なお、被写体までの距離は、距離センサ108を用いることによって測定することができる。被写体の位置は、取得された画像を用いて測定することができる。被写体の傾きは、複数の距離センサ108を用いることによって測定することができる。
図6は、登録処理の際に実行されるフローチャートの一例である。以下、図6を参照しつつ、登録処理の一例について説明する。まず、撮影部20は、生体センサ104が撮影した手のひら画像IRを取得する(ステップS1)。画像取得の際には、被写体に撮影条件が設定されていてもよい。具体的には、被写体までの距離、位置、傾きなどが所定の範囲内に入っている場合にのみ、画像を取得してもよい。なお、被写体までの距離は、距離センサ108を用いることによって測定することができる。被写体の位置は、取得された画像を用いて測定することができる。被写体の傾きは、複数の距離センサ108を用いることによって測定することができる。
撮影部20は、生体センサ104が取得した手のひら画像IRから手のひら領域を検出する。具体的には、撮影部20は、撮影した手のひら画像IRの輝度値に対して所定のしきい値で2値化することによって手のひら領域を切り出す。この際、照明の不均一を改善する為に輝度値の正規化処理を加えてもよい。正規化処理を実施することによって、複数の異なった画像における表面反射領域の重なりを簡単にチェックできるようになる。
次に、撮影部20は、手のひら領域の特徴データFRを抽出する(ステップS2)。次に、撮影部20は、検出された手のひら領域を分割することによって得られる複数の小領域Bi(i=1、2…N)に対応させて、特徴データFRを分割する(ステップS3)。図7(a)は、分割によって得られた複数の小領域Biを説明するための図である。小領域Biに対応する特徴データを、特徴データFRiと称する。すなわち、小領域B1に特徴データFR1が対応し、小領域B2に特徴データFR2が対応する。
次に、信頼度処理部40は、小領域Biに関連付けて、信頼度Vi(「i」は小領域Biの「i」に対応する)を設定する(ステップS4)。信頼度とは、小領域Biに関連付けられた補正係数であり、本実施例においては、各小領域Biの認証における信頼性の高低を表す指標である。したがって、信頼度処理部40は、補正係数処理部として機能する。具体的には、信頼度Viは各小領域の認証における信頼度を表す係数(0〜1)であり、信頼度Viが大きいほど小領域Biの信頼度が高いことを意味する。例えば、手のひら静脈認証の場合、静脈の分布形状等に依存して認証精度が相対的に高い領域、低い領域が存在する。登録処理の際には、各信頼度Viは同じ値(例えば「1」)であってもよく、小領域ごとに異なる値に設定されていてもよい。また、登録処理の際には信頼度を設定せずに、初回の認証処理における類似度を信頼度の推測値として用いてもよい。本実施例においては、登録処理の際に信頼度を設定する例について説明する。
登録処理部70は、小領域Biに特徴データFRiおよび信頼度Viを関連付けて、登録データベース80に登録データとして登録する(ステップS5)。図7(b)に、登録データの一例を表す。「ID」は、登録ユーザを一意に現すための情報である。ステップS5の実行後、図6のフローチャートが終了する。
(認証処理)
図8は、認証処理の際に実行されるフローチャートの一例である。認証処理は、例えば、PC起動時のBIOS認証、OSのログオン認証などの際に実施される。まず、撮影部20は、生体センサ104が撮影した認証用の照合画像IMを取得する(ステップS11)。次に、撮影部20は、照合画像IMから認証用の特徴データFMを抽出する(ステップS12)。
図8は、認証処理の際に実行されるフローチャートの一例である。認証処理は、例えば、PC起動時のBIOS認証、OSのログオン認証などの際に実施される。まず、撮影部20は、生体センサ104が撮影した認証用の照合画像IMを取得する(ステップS11)。次に、撮影部20は、照合画像IMから認証用の特徴データFMを抽出する(ステップS12)。
次に、撮影部20は、特徴データFMを、小領域Biに対応させて分割する(ステップS13)。次に、認証処理部60は、各小領域Biごとに、照合用特徴データFMiと、登録データベースに登録されている登録特徴データFRiとの類似度Siを算出する(ステップS14)。なお、類似度の算出には、画像間の相関係数、L1ノルムなどを用いることができる。また、相違度は、類似度と逆の性質を有するという点で、類似度と同じ概念に含まれる。
次に、表面反射度取得部50は、照合画像IMにおいて、小領域Biごとに表面反射度Tiを取得する(ステップS15)。表面反射度とは、表面反射がどの程度存在するかを表す指標である。表面反射が生じている領域では、輝度値が高くなる。また、表面反射が生じている領域では、表面の皺などの影響で高周波成分が多く含まれる。そこで、少なくともいずれか一方の要素を検出することによって、表面反射度を取得してもよい。
例えば、表面反射度取得部50は、下記式(1)に従って、表面反射度の指標を取得する。下記式(1)において、「Ii」は小領域Biの平均輝度値であり、「Fi」は小領域Biに含まれる高周波成分の割合であり、「α0」および「α1」は係数である。次に、表面反射度取得部50は、下記式(1)で算出された指標を下記式(2)に従って正規化することによって、表面反射度Tiを取得する。下記式(2)によれば、表面反射度Tiが0〜1の値に正規化される。なお、表面反射度Tiは表面反射の影響を表す係数であることから、値が小さいほど認証に望ましい領域であることを意味する。
なお、表面反射度Tiは、手のひら全体の輝度値を補間することによって求めてもよい。この方式では、手のひら全体の輝度値をスプライン曲線等のなだらかな形状にフィッティングし、フィッティングカーブから外れている領域を表面反射が高い領域であると判断してもよい。フィッティングの手法は特に限定されないが、例えば非特許文献1に記載の手法を用いてもよい。具体的には、小領域Biに注目した際に、下記式(3)に従って、小領域Biの中心位置の輝度値Giと、フィッティングで得られる同座標における輝度値Hiとの差分を表面反射度の指標として算出してもよい。この指標から、上記式(2)に従って表面反射度Tiを取得することができる。なお、(Gi−Hi)がマイナスであれば、表面反射度Ti=0.0としてもよい。
次に、認証処理部60は、信頼度Viおよび表面反射度Tiを用いて類似度Siを補正する(ステップS16)。認証処理部60は、信頼度が低いほど類似度を低下させ、表面反射度が高いほど類似度を低下させる。また、認証処理部60は、信頼度が高いほど類似度を増大させ、表面反射度が低いほど類似度を増大させる。すなわち、補正された類似度は、小領域の信頼度および表面反射の影響の両方を反映させた値である。したがって、単純に小領域間の類似度を比較する方式に比べ、認証精度が向上する効果が得られる。一例として、認証処理部60は、下記式(4)に従って類似度Siを補正することによって、類似度Si´を算出する。
次に、認証処理部60は、補正類似度Si´を用いて本人判定を行う。例えば、認証処理部60は、各登録ユーザに対して、補正類似度Si´のメディアン値を最終的な類似度STotal=Med(S i )として求め、類似度STotalがしきい値よりも大きいか否かを判定する(ステップS17)。Med()は、メディアン値(中央値)を与える関数である。このように小領域単位で照合することによって、手のひら全体では一致しないような場合でも正しく認証することができる。また、各領域の類似度のメディアン値を取得することによって、類似度が高すぎるブロックや類似度が低すぎるブロックの影響を抑制しつつ、安定した認証を実現できる。なお、上記の例ではメディアン値を用いているが、他の統計量を指標として用いてもよい。
ステップS17において「Yes」と判定される登録ユーザが存在する場合、認証処理部60は、被認証ユーザを当該登録ユーザ本人であると判定する(ステップS18)。ステップS17において「No」と判定された場合、認証処理部60は、登録ユーザの中に被認証ユーザが存在しない(他人である)と判定する(ステップS19)。
ステップS18の実行後、信頼度処理部40は、認証結果に基づいて信頼度Viを更新する(ステップS20)。例えば、信頼度処理部40は、類似度Siが高いほど信頼度Viが高くなるように信頼度Viを更新する。具体邸には、信頼度処理部40は、下記式(5)に従って信頼度の指標を算出する。αは、類似度Siの値を0.0〜1.0の範囲に正規化する為の係数である。つまり、類似度Siは、計算方式によってさまざまな範囲の値を取る可能性がある。例えば、相関係数を用いる場合には0.0〜1.0の範囲の値になるが、距離を用いる方式ではもっと大きな値を取る場合がある。これらを統一的に扱う為の正規化係数がαである。下記式(5)の指標は、該当ブロックの類似度が高い程、高い値を有する。つまり、本人として認証OKであった際に類似度が高い領域は信頼度が高いと考えられる。また、下記式(5)の指標は、該当認証処理における信頼度である。信頼度処理部40は、この値を用いて小領域Biの信頼度Viを下記式(6)に従って、更新された信頼度Vi´を算出する。
なお、上記式(6)において、wは更新ウェイト(0.0〜1.0)である。したがって、上記式(6)によれば、現在の信頼度Viを基に、更新の速さを決めるウェイトwを用いて信頼度Viが徐々に更新される。この更新ウェイトwの設定に、下記式(7)のように表面反射度Tiを用いてもよい。下記式(7)において、w0は、更新の全体スピードを表す定数である。更新ウェイトwに表面反射度Tiを反映させることにより、表面反射が大きい領域の更新のウェイトが下がる効果がある。逆に表面反射度Tiが小さい場合には、該当小領域Biの類似度Siは信頼できるため、更新ウェイトwを高めることができる。結果として、信頼度Viの更新の精度を向上させることができる。
ステップS20の実行後およびステップS19の実行後、図7のフローチャートは終了する。
本実施例によれば、登録特徴データと照合用特徴データとの類似度に、生体画像の各領域に関連付けられた補正係数および表面反射度の両方を反映させることができる。この場合、大きいサイズの機器、高価な機器などを用いなくても認証精度を向上させることができる。すなわち、装置サイズおよびコストを抑制しつつ認証精度を向上させることができる。例えば、いずれか一方しか反映させない場合、表面反射は少ないが、認証として重要性・信頼性が低い領域の照合結果に基づいて本人判定がなされる場合がある。または、認証における信頼度が高い領域であっても、表面反射が多く存在する場合に誤認証がなされる場合がある。これに対して、本実施例によれば、登録特徴データと照合用特徴データとの類似度に、生体画像の各領域に関連付けられた補正係数および表面反射度の両方を反映させることによって、認証精度を向上させることができる。ここで、信頼度Viは各ユーザに対して固有の値である一方、表面反射度Tiは認証処理の際に取得される値である。この両者の組合せによって認証精度が向上する効果がある。
また、領域の信頼度Viは個人ごとに異なる為、認証結果を用いてViを更新することによって認証精度が向上する。特に表面反射度Tiは、該当する認証処理における該当領域の品質を表す指標であることから、表面反射度Tiを更新のスピードに利用することによって、認証精度が向上する。
(変形例)
上記の例では、登録処理の際には表面反射度を取得していなかったが、それに限られない。例えば、登録処理の際に表面反射度を取得し、当該表面反射度と登録特徴データに関連付けておいてもよい。登録処理の際に取得される表面反射度を、各小領域Biに対応させて表面反射度Ti´とする。登録処理部70は、この表面反射度Ti´を登録データに含めてもよい。以下、この場合の登録処理について説明する。
上記の例では、登録処理の際には表面反射度を取得していなかったが、それに限られない。例えば、登録処理の際に表面反射度を取得し、当該表面反射度と登録特徴データに関連付けておいてもよい。登録処理の際に取得される表面反射度を、各小領域Biに対応させて表面反射度Ti´とする。登録処理部70は、この表面反射度Ti´を登録データに含めてもよい。以下、この場合の登録処理について説明する。
図9(a)は、本変形例に係る登録処理の際に実行されるフローチャートの一例である。以下、図9(a)を参照しつつ、本変形例に係る登録処理の一例について説明する。まず、撮影部20は、生体センサ104が撮影した手のひら画像IRを取得する(ステップS31)。次に、撮影部20は、生体センサ104が取得した手のひら画像IRから手のひら領域を検出する。次に、撮影部20は、手のひら領域の特徴データFRを抽出する(ステップS32)。次に、撮影部20は、検出された手のひら領域を分割することによって得られる複数の小領域Biに対応させて、特徴データFRiを取得する(ステップS33)。
次に、表面反射度取得部50は、手のひら画像IRにおいて、小領域Biごとに表面反射度Ti´を算出する(ステップS34)。次に、登録処理部70は、小領域Biに特徴データFRiおよび表面反射度Ti´を関連付けて、登録データベース0に登録データとして登録する(ステップS35)。図9(b)に、登録データの一例を表す。ステップS35の実行後、図9(a)のフローチャートが終了する。本変形例においては、登録処理の際に信頼度Viが設定されていないため、初回の認証処理の類似度を信頼度として用いてもよい。また、本変形例において、登録処理の際に信頼度Viを設定し、登録データに含めてもよい。
表面反射度Ti´が登録データに含まれる場合、認証処理部60は、表面反射度Ti´、信頼度Viおよび表面反射度Tiを用いて類似度Siを補正してもよい。例えば、認証処理部60は、下記式(8)に従って類似度Siを補正することによって類似度Si´を算出してもよい。下記式(8)によれば、信頼度が低いほど類似度を低下させ、表面反射度が高いほど類似度を低下させることができ、信頼度が高いほど類似度を増大させ、表面反射度が低いほど類似度を増大させることができる。
なお、上記各例においては、登録処理の際の生体センサと認証処理の際の生体センサとが同一のものとしているが、異なっていてもよい。例えば、照合用のセンサとしてノートPCなどの可搬型の端末に備わるセンサを用い、登録用のセンサとして据え置きの高精度センサを用いてもよい。なお、この場合には登録センサ側に表面反射を低減させる技術が搭載されているケースがありえる。この場合においては、登録用の生体画像における表面反射の影響を抑制できるため、登録データに表面反射度が含まれていなくても、高精度の認証が実現できる。
なお、上記各例は、1:N認証を対象にしているが、1:1認証を対象にしてもよい。1:N認証とは、N人の登録されたユーザから該当するユーザを特定する認証方式である。1:1認証とは、事前にIDカードなどを使って自分が誰であるかを明示した上で認証を行う方式である。したがって、1人の登録されたユーザと、被認証ユーザが一致するか否かを判定する認証方式である。
上記各例においては、被写体として手のひらを用いているが、指などの他の被写体を撮影することによって、当該被写体の皮下の静脈パターンを生体情報として抽出してもよい。また、上記実施例においては生体として静脈パターンを用いているが、表面反射成分がノイズとして現れる生体であれば、上記各例を適用することができる。例えば、顔、虹彩などを生体情報として用いてもよい。
また、上記各例においては、生体の領域を複数の小領域に分割しているが、1つの領域の認証処理に対して上記各例を適用してもよい。
生体認証装置100の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を生体認証装置100に供給し、CPU101が当該プログラムを実行してもよい。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、ブルーレイ又はSDカードなどがある。また、上記各実施例においては、CPUによるプログラムの実行によって各機能が実現されていたが、それに限られない。例えば、専用の回路などを用いて各機能を実現してもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 全体制御部
20 撮影部
30 特徴抽出部
40 信頼度処理部
50 表面反射度取得部
60 認証処理部
70 登録処理部
80 登録データベース
100 生体認証装置
104 生体センサ
20 撮影部
30 特徴抽出部
40 信頼度処理部
50 表面反射度取得部
60 認証処理部
70 登録処理部
80 登録データベース
100 生体認証装置
104 生体センサ
Claims (7)
- 登録特徴データを保存する保存部と、
ユーザの生体画像を取得する生体センサと、
前記生体画像の表面反射度を取得する表面反射度取得部と、
前記生体画像から照合用特徴データを抽出する特徴抽出部と、
前記照合用特徴データと前記登録特徴データとの類似度に基づいて照合を行う認証処理部と、備え、
前記認証処理部は、前記類似度に、前記生体画像の領域に関連付けられた補正係数および前記表面反射度を反映させることを特徴とする生体認証装置。 - 前記認証処理部は、前記生体画像に含まれる複数の領域のそれぞれについて前記類似度を求めることを特徴とする請求項1記載の生体認証装置。
- 前記認証処理部の認証結果に基づいて、前記補正係数を更新する補正係数処理部を備えることを特徴とする請求項1または2記載の生体認証装置。
- 前記補正係数処理部は、前記表面反射度を前記補正係数の更新のウェイトとして用いることを特徴とする請求項3記載の生体認証装置。
- 前記保存部は、前記登録特徴データの基となる生体画像の表面反射度を保存し、
前記認証処理部は、前記登録特徴データと前記照合用特徴データとの類似度に、前記保存部に保存された表面反射度を反映させることを特徴とする請求項1〜4のいずか一項に記載の生体認証装置。 - 生体センサを用いて取得された生体画像の表面反射度を取得し、
前記生体画像から照合用特徴データを抽出し、
前記照合用特徴データと登録特徴データとの類似度に基づいて照合を行う際に、前記類似度に、前記生体画像の領域に関連付けられた補正係数および前記表面反射度を反映させることを特徴とする生体認証方法。 - コンピュータに、
生体センサを用いて取得された生体画像の表面反射度を取得するステップと、
前記生体画像から照合用特徴データを抽出するステップと、
前記照合用特徴データと登録特徴データとの類似度に基づいて照合を行う際に、前記類似度に、前記生体画像の領域に関連付けられた補正係数および前記表面反射度を反映させるステップと、を実行させることを特徴とする生体認証プログラム
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