JP5843503B2 - 画像記録システムおよび画像記録方法 - Google Patents
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Description
(画像記録システムの概略構成)
図7は、本発明の実施の形態に係わる画像記録システムの概略構成を説明するブロック図である。図において、情報処理装置としてのホスト700は、例えばコンピュータであり、CPU701と、メモリ702と、キーボード等の入力部703と、外部記憶装置704を備える。さらに、ホスト700は、画像記録装置800との間の通信インターフェイス(以下プリンタI/Fという)705と、モニタ900との間の通信インターフェイス(以下ビデオI/Fという)706とを備える。CPU701は、メモリ702に格納されたプログラムに従い種々の処理を実行するものであり、特に、本実施形態に関わるカラーマッチング、画素色変換、ハーフトーン処理、パス分解等の画像処理を実行する。これらのプログラムは外部記憶装置704に記憶しておくか、或いは図示しない外部接続装置から供給される。また、ホスト700はビデオI/F706を介してモニタ900に種々の情報を出力すると共に、入力部703を通じて各種情報を入力する。また、ホスト700はプリンタI/F705を介して画像記録装置800と接続されており、画像処理を施した記録データを画像記録装置800に送信して記録を行わせると共に、画像記録装置800から各種情報を受け取る。
図1は、画像記録装置800の概略構成を説明する模式図である。本実施形態の画像記録装置800は、インクを用いて画像記録を行うインクジェットプリンタである。ヘッドカートリッジ101は、複数の吐出口からなる記録ヘッドとこの記録ヘッドへインクを供給するインクタンクを有し、また、記録ヘッドの各吐出口を駆動するための信号などを授受するためのコネクタが設けられている。ヘッドカートリッジ101はキャリッジ102に位置決めして交換可能に搭載されており、キャリッジ102には、前記コネクタを介してヘッドカートリッジ101に駆動信号等を伝達するためのコネクタホルダが設けられている。103はガイドシャフトである。キャリッジ102は、このガイドシャフト103に沿って往復移動可能となっている。具体的には、キャリッジ102は主走査モータ104を駆動源としてモータ・プーリ105、従動プーリ106およびタイミング・ベルト107等の駆動機構を介して駆動されるとともにその位置及び移動が制御される。尚、このキャリッジのガイドシャフト103に沿った移動を「主走査」といい、移動方向を「主走査方向」という。プリント用紙などの記録媒体108はオートシートフィーダ(以下ASFという)110に搭載されており、画像記録時には給紙モータ111の駆動によってギアを介してピックアップローラ112を回転させ、ASF110から一枚ずつ分離給紙される。更に記録媒体108は、搬送ローラ109の回転によりキャリッジ102上のヘッドカートリッジ101の吐出口面と対向する記録開始位置に搬送される。搬送ローラ109はラインフィーダ(LF)モータ113を駆動源としてギアを介して駆動される。記録媒体108が給紙されたかどうかの判定と給紙時の頭出し位置の確定は、ペーパエンドセンサ114を記録媒体108が通過した時点で行われる。キャリッジ102に搭載されたヘッドカートリッジ101は、吐出口面がキャリッジ102から下方へ突出して記録媒体108と平行になるように保持されている。
画像記録動作は、次のように行われる。まず、記録媒体108が所定の記録開始位置に搬送されると、キャリッジ102が記録媒体108上をガイドシャフト103に沿って移動し、その移動の際に記録ヘッドの吐出口よりインクが吐出される。そして、キャリッジ102がガイドシャフト103の一方端まで移動すると、搬送ローラ109が所定量だけ記録媒体108をキャリッジ102の走査方向に垂直な方向に搬送する。この記録媒体108の搬送を「紙送り」または「副走査」といい、この搬送方向を「紙送り方向」または「副走査方向」という。記録媒体108の所定量の搬送が終了すると、再度キャリッジ102はガイドシャフト103に沿って移動する。このように、記録ヘッドのキャリッジ102による走査と紙送りとを繰り返すことにより記録媒体108全体に画像が形成される。
図13は、ヘッドカートリッジ101の構成を説明する模式図である。図13(a)に示すように、ヘッドカートリッジ101は、インクを貯留するインクタンク1301と、このインクタンク1301から供給されるインクを吐出信号に応じて吐出させる記録ヘッド1302とから成る。ヘッドカートリッジ101は、例えば、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色独立のインクタンク1301を備え、図13(b)に示すように、それぞれが記録ヘッド1302に対して着脱自在となっている。インクの吐出口は、記録ヘッド1302の下部に位置している。図14は、記録ヘッド1302の吐出口面の一例を示す模式図である。この例では、K、Y、M、Cの各インク色に1つで計4つの記録ヘッドが主走査方向に並置されている。各記録ヘッドは、1列当たり128個の吐出口1401を配列した吐出口列を1色当たり2列、副走査方向にずらして主走査方向に設けてある。
図2は、本実施形態の画像記録システムの機能構成を示すブロック図である。本画像記録システムは、画像入力部201、解像度変換部202、カラーマッチング部203、画素色変換部204、ハーフトーン処理部205、パス分解部206および画像記録部207とによって、画像を記録媒体上に記録する。なお、画像入力部201、解像度変換部202、カラーマッチング部203、画素色変換部204、ハーフトーン処理部205、パス分解部206はホスト700で実現される。画像記録部207は、画像記録装置800で実現される。
図3は、本実施形態の画像記録システムの画像記録手順を示すフローチャートである。まず、ステップS301で記録対象の画像データを入力する。次にステップS302において、解像度変換を行う。解像度変換は、前記解像度変換部202が行う変換であり、ステップS301で入力した画像の解像度を画像記録装置800の印刷解像度に変換する。次にステップS303において、カラーマッチングを行う。カラーマッチングは、前記カラーマッチング部203が行う処理であり、設定された条件に好適な色再現の画像を記録するための画像記録装置に依存した色信号を計算する。次にステップS304において、画素色変換を行う。画素色変換は、前記画素色変換部204が行う処理であり、各インク重なり構造で記録される画素数の比率に関する画素色信号を計算する。インク重なり構造は、記録媒体上の各画素に記録可能な重なり構造であって、インクの組み合わせが等しい複数のインク重なり構造を含む。次にステップS305において、ハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理は、前記ハーフトーン処理部205が行う処理であり、ハーフトーン処理の結果、記録媒体上の各画素に記録されるインク重なり構造の種類を設定する。次にステップS306において、パス分解を行う。パス分解は、前記パス分解部206が行う処理であり、各インク各パスの吐出信号を生成する。最後にステップS307において、ステップS306で生成したインク吐出信号に基づいて各インクの吐出を行い、記録媒体上に画像を記録する。
図4は、本実施形態の画像記録システムで記録した記録物の所定の領域の色域と、他の画像記録システムで記録した記録物の所定の領域の色域との違いを説明する模式図である。図4は、CIEL*a*b*色空間におけるa*、b*平面の緑色領域であり、横軸がa*、縦軸がb*を示す。図4(a)は、記録順を制御しない画像記録システムにおける色域である。この場合、Cインクのドットの上にYインクのドットが重なって記録される構造である構造Aの画素と、Yインクのドットの上にCインクのドットが重なって記録される構造である構造Bの画素とが混在する。その結果、ほぼ全ての画素が構造Aで記録されたときの色を示すY/Cや、ほぼ全ての画素が構造Bで記録されたときの色を示すC/Yは色域外となり、再現できない。図4(b)は、インクの重なり構造が1種類しか選択できない画像記録システムにおける色域であり、異なるインクを常に同一の記録順で記録する場合に相当する。この例では、CインクのドットとYインクのドットが重なるときは、常にCインクのドットの上にYインクのドットが重なって記録される。この場合、Y/Cは再現できるが、C/Yや、ほぼ半分の画素が構造Aで記録され、残りの半分の画素が構造Bで記録されたときの色を示すGは色域外となり再現できない。図4(c)は、記録する色に応じて記録順を切り替える画像記録システムにおける色域である。すなわち、特許文献2に記載の技術を適用した場合の例である。この例では、CインクのドットとYインクのドットが重なるとき、領域Raの色は常にCインクのドットの上にYインクのドットが重なって記録され、領域Rbの色は、常にYインクのドットの上にCインクのドットが重なって記録される。この場合、Y/Cや、C/Yは再現できるが、Gは色域外となり再現できない。また、色域形状が凸凹を含む複雑な形状となるため、色域圧縮処理において階調反転が発生しやすい問題もある。図4(d)は、本実施形態の画像記録システムにおける色域である。本実施形態の画像記録システムによれば、インク重なり構造群の各インク重なり構造で記録される画素数の比率を連続的に変化するように制御するので、Y/C、C/Y、Gを全て再現することができる。また、色域形状が凸凹になることもない。
実施形態1ではインク重なり構造を複数回の主走査によって記録する例を説明したが、実施形態2では、記録ヘッドに同じインクを吐出するノズル列を複数配置することで、1回の主走査で記録する例を説明する。尚、記録ヘッドの構成とパス分解部以外の構成は実施形態1と同じであるため、説明を省略する。
図15は、本実施形態における記録ヘッドの吐出口面の一例を示す模式図である。本実施形態の記録ヘッドは、Kインク用、Mインク用に加えて、Yインク用とCインク用のヘッドを2個づつ備える。この計6つのヘッドが、主走査方向にY、C、M、K、C、Yの順で並置されている。このような記録ヘッドを用いることで、記録ヘッドが記録媒体の右側から左側に移動する往路と、記録媒体の左側から右側に移動する復路の両方において、1回の主走査で記録順の異なるインク重なり構造を記録することが可能となる。例えば、各ヘッドをY1、C1、M、K、C2、Y2とするとき、Cインクのドットの上にYインクのドットを重ねて記録する構造は、往路ではC1とY1で記録し、復路ではC2とY2で記録すればよい。また、Yインクのドットの上にCインクのドットを重ねて記録する構造は、往路でC2とY2で記録し、復路ではC1とY1で記録すればよい。
図16は、本実施形態におけるパスマスクの設定の一例を示す模式図である。図16(a)は、インク重なり構造の種類と色材の種類、および記録ヘッドの走査方向(往路/復路)に対応付けられたパスマスク番号であり、図16(b)は、各パスマスク番号に対応するパスマスクの例である。吐出信号に対応する2値画像の生成は、実施形態1と同じ方法で生成できる。本実施形態では、例えば、往路用の吐出信号と復路用の吐出信号を共に生成しておき、記録時に記録ヘッドの走査方向によって採用する吐出信号を選択するように構成する。
上述の実施形態では、記録順が異なるインク重なり構造を記録する例を説明したが、実施形態3では、記録順を考慮しない例を説明する。尚、画素色変換部、ハーフトーン処理部、パス分解部以外の構成は実施形態1と同じであるため、説明を省略する。
本実施形態の画素色変換部204は、画素色変換テーブル格納部209に格納された画素色変換テーブルを参照して前記色信号(R'',G'',B'')から画素色信号を計算して出力する。画素色信号は、記録媒体上の各画素に記録可能なインク重なり構造群の各々に関する多値色信号を成分とする色信号である。
本実施形態のハーフトーン処理部は、画素色信号の成分を除き実施形態1のハーフトーン処理部205と同じであり、誤差拡散法によって、記録媒体上の各画素のインク重なり構造の種類を設定して当該種類に対応する色信号を出力する。具体的には、着目画素の画素色信号に周辺画素からの誤差信号の和を加えた後、当該着目画素のインク重なり構造として、最も値の大きい成分の一つに対応するインク重なり構造を設定する。例えば、着目画素の画素色信号が (0,0,0.5,0,0,0.5,0,0)であり、周辺画素から拡散されてきた誤差信号の和が (0,0,1,0,0,0,0,0)の場合は以下のように処理される。
図19は、本実施形態におけるパスマスクの設定の一例を示す模式図である。図19(a)は、インク重なり構造の種類と色材の種類に対応付けられたパスマスク番号であり、図16(b)は、各パスマスク番号に対応するパスマスクの例である。各記録材の吐出信号に対応する2値画像は、実施形態1と同じ方法で生成できる。
上述の実施形態では、ハーフトーン処理に誤差拡散法を利用する例について説明した。誤差拡散法は、先に処理した画素からの誤差信号に基づいて後に処理する画素の信号を決定するため、複数の画素の処理を並行して実行することができず、処理に時間がかかる場合がある。実施形態4では、乱数発生器を利用することで、各画素の処理を並行して実行することが可能な構成の例を説明する。尚、ハーフトーン処理部以外の構成は、実施形態3と同じであるため、説明を省略する。
本実施形態のハーフトーン処理部は、乱数発生器を利用して記録媒体上の各画素のインク重なり構造の種類を設定し、当該種類に対応する色信号を出力する。
実施形態4では、ハーフトーン処理部に乱数発生器を利用する例について説明したが、本変形例では、ディザマトリクスを利用する例について説明する。尚、ハーフトーン処理部以外の構成は、実施形態4と同じであるため、説明を省略する。
本実施形態のハーフトーン処理部は、ディザマトリクスを利用して記録媒体上の各画素のインク重なり構造の種類を設定し、当該種類に対応する色信号を出力する。具体的には、図20のステップS2003で設定する変数V1の値に、乱数発生器で生成した値に替わって、対応するディザマトリクスの値を設定する。また、ステップS2002で閾値信号の算出に利用する定数Aには、ディザマトリクスの全セル数を利用する。例えば、ディザマトリクスのサイズが、縦256セル、横512セルの計131072セルであれば、前記定数Aには、131072を設定する。その他の処理手順は、実施例4と同じである。
(記録材の種類)
前記各実施形態では、インクのセットはCMYKの4色インクの構成を説明したが、濃度の低い淡インクやレッドインクなどの特色インク、透明なクリアインクなどを搭載した記録装置においても各実施形態で説明した技術を適用できる。また、同じ種類のインクで吐出量の異なる複数の記録ができる記録装置にも各実施形態で説明した技術を適用できる。いずれの場合もインク重なり構造群に、制御可能な記録要素(例えば、レッドインク、クリアインク、黒インクの吐出量小、黒インクの吐出量大等)で構成される重なり構造を設定すれば良い。
前記各実施形態では2段のインク重なりについて説明したが、3段以上であってもかまわない。例えば、Cインクのドットの上にYインクのドットを重ね、さらにその上にCインクのドットが重なるようなインク重なり構造を記録可能な画像記録装置にも適用できる。
解像度変換方法は、バイキュービック法に限らない。また、記録媒体上のドット配置に合わせた解像度に変換するのが好ましい。さらに、記録媒体上の異なる画素のドットは、できるだけ重ならず、かつ隙間の無いことが望ましい。図17は、本発明に好適な、画素配置の一例を示す模式図であり、記録媒体上の画素をより周密に配置する。図の1701が1画素を示す。このような画素配置を利用する場合は、解像度変換部において、入力画像データから図の各画素位置における色信号を補間計算すればよい。ハーフトーン処理は、同種のインク重なり構造の画素が所定の粒度で集中して記録されるようなドット集中型の処理を利用してもよい。このような処理は、例えば、あらかじめ各画素の画素色信号の成分に重み付けをした上で誤差拡散を行うことで実現できる。このような処理を利用することで、ドットの位置精度の低い画像記録装置において、色安定性や粒状性を改善できる。パスマスク設定や、パスマスクも前記各実施形態の構成に限らない。ハーフトーン処理と同様にドット集中型のパスマスクを利用すれば、ドットの位置精度の低い画像記録装置において粒状性を改善することができる。
前記実施形態1では4パス記録の構成を説明したが、主走査の回数は4回に限らない。2回や8回の主走査で記録する構成でもかまわない。また、本発明は、主走査を行わないフルラインタイプのインクジェットプリンタに対しても有効に適用できる。さらに、電子写真プリンタや、昇華型プリンタのような他の記録方式の画像記録装置にも適用できる。この場合、記録材としてインクの代わりにトナーやインクリボンなどが利用される。また、前記各実施形態では、発明の形態としてホストコンピュータと組み合わされた画像記録システムの例を説明したが、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用いられる画像記録装置の形態としても良い。また、ホストコンピュータで行われる各種の処理の機能が組み込まれた画像記録装置のみで本画像記録システムを構成してもよい。また、リーダ等と組み合わされた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態をとるもの等であってもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (13)
- 入力画像を構成する入力色信号を、少なくとも2つ以上の記録材を重ねて画素を形成する重なり構造であって前記重ねられた記録材の量が互いに等しく、重ね順が異なる重なり構造と、前記記録材が単独で画素を形成する構造とを複数含む重なり構造群を構成する信号に変換する変換手段と、
前記変換された信号に従って、記録媒体上に記録材を記録する記録手段と
を備えることを特徴とする画像記録システム。 - 前記変換手段は、記録順が逆順となる重なり構造を含む重なり構造群を構成する信号に前記入力色信号を変換することを特徴とする請求項1に記載の画像記録システム。
- 前記変換手段は、イエロ、シアン、マゼンタの3つの記録材から2つの記録材を選択する3種類の組み合わせ中の少なくとも1種類に関して、記録順が異なる重なり構造を含む重なり構造群を構成する信号に前記入力色信号を変換することを特徴とする請求項1に記載の画像記録システム。
- 前記変換手段は、前記重なり構造として、イエロの記録材の上にシアンの記録材が重なった構造と、シアンの記録材の上にイエロの記録材が重なった構造とを含む重なり構造群を構成する信号に前記入力色信号を変換することを特徴とする請求項1に記載の画像記録システム。
- 前記変換手段は、インクが記録されない紙の色を示す紙地構造を含む重なり構造群を構成する信号に前記入力色信号を変換することを特徴とする請求項1に記載の画像記録システム。
- 前記記録手段は、前記変換手段により変換された信号から記録媒体上の各画素の重なり構造を設定する設定手段を備え、
前記設定手段は、前記変換手段により変換された第一の信号と、周辺画素からの誤差信号とに基づき、重なり構造を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像記録システム。 - 前記設定手段は、前記変換手段により変換された第一の信号と、乱数発生器で生成した第二の信号とから、前記第一の信号を構成する重なり構造群の中で、前記第二の信号に対応する重なり構造を設定することを特徴とする請求項6に記載の画像記録システム。
- 前記設定手段は、前記変換手段により変換された第一の信号と、ディザマトリクスから取得した第二の信号とから、前記第一の信号を構成する重なり構造群の中で、前記第二の信号に対応する重なり構造を設定することを特徴とする請求項6に記載の画像記録システム。
- 前記重なり構造群を構成する信号は、前記記録媒体上に記録される前記各構造の画素数の比率を示すことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の画像記録システム。
- 記録材の種類の組み合わせが等しい複数の重なり構造を記録媒体上の各画素に記録可能な記録手段を有し、
前記組み合わせが等しく、重なり順の異なる2つの重なり構造を、第一の構造および第二の構造とする時、前記記録手段は、
入力画像を構成する色信号が当該色信号の色信号空間における第一の部分空間内の色信号である場合には、前記第一の構造で記録された画素数が前記第一の構造と異なる構造で記録された画素数の4倍以上となるように記録し、
入力画像を構成する色信号が前記第一の部分空間と異なる第二の部分空間内の色信号である場合には、前記第二の構造で記録された画素数が前記第二の構造と異なる構造で記録された画素数の4倍以上となるように記録し、
さらに、入力画像を構成する色信号が前記第一の部分空間と前記第二の部分空間のいずれとも異なる第三の部分空間内の色信号である場合には、前記第一の構造で記録された画素数と前記第二の構造で記録された画素数がほぼ等しく、当該画素数が前記第一の構造と前記第二の構造のいずれとも異なる構造で記録された画素数の4倍以上となるように記録し、
前記第一の部分空間と前記第二の部分空間とが近接し、前記第三の部分空間が前記第一の部分空間と前記第二の部分空間との間に位置することを特徴とする画像記録システム。 - 入力画像を構成する入力色信号を、少なくとも2つ以上の記録材を重ねて画素を形成する重なり構造であって前記重ねられた記録材の量が互いに等しく、重ね順が異なる重なり構造と、前記記録材が単独で画素を形成する構造とを複数含む重なり構造群を構成する信号に変換する変換工程と、
前記変換された信号に従って、記録媒体上に記録材を記録する記録工程と
を備えることを特徴とする画像記録方法。 - 記録材の種類の組み合わせが等しい複数の重なり構造を記録媒体上の各画素に記録可能な記録工程を有し、
前記組み合わせが等しく、重なり順の異なる2つの重なり構造を、第一の構造および第二の構造とする時、前記記録工程は、
入力画像を構成する色信号が当該色信号の色信号空間における第一の部分空間内の色信号である場合には、前記第一の構造で記録された画素数が前記第一の構造と異なる構造で記録された画素数の4倍以上となるように記録し、
入力画像を構成する色信号が前記第一の部分空間と異なる第二の部分空間内の色信号である場合には、前記第二の構造で記録された画素数が前記第二の構造と異なる構造で記録された画素数の4倍以上となるように記録し、
さらに、入力画像を構成する色信号が前記第一の部分空間と前記第二の部分空間のいずれとも異なる第三の部分空間内の色信号である場合には、前記第一の構造で記録された画素数と前記第二の構造で記録された画素数がほぼ等しく、当該画素数が前記第一の構造と前記第二の構造のいずれとも異なる構造で記録された画素数の4倍以上となるように記録し、
前記第一の部分空間と前記第二の部分空間とが近接し、前記第三の部分空間が前記第一の部分空間と前記第二の部分空間との間に位置することを特徴とする画像記録方法。 - 請求項11または請求項12に記載の画像記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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