JP5837911B2 - 車体構造 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に開示されている隔壁部は、積載物収納部内に位置する一対のスラットタワーの後壁部に架設されたスラットタワーバーと、上端部がスラットタワーバーに固定されるとともに下端部が積載物収納部のフロアパネルに固定された左右一対の縦バーと、一対の縦バーの間に設けられて両端部が一対の縦バーにそれぞれ固定された横バーとを備えている。
また、乗員室と積載物収納部との間に隔壁板が設けられることにより、衝突時に積載物収納部に積載された積載物が乗員室へ移動することを防止できる。
また、第1隔壁バーおよび第2隔壁バーは、異なる方向に延びる車体の骨格となる部材に固定されているため、車体のねじり剛性を更に高めることができる。
このような構成とすることにより、積載物収納部に積載される積載物が大きい場合や、積載物収納部の前部側に配置される場合でも、隔壁板と積載物とが干渉することを防止することができるため、積載物の大きさや配置にかかわらず、隔壁板を設けることができる。
このような構成とすることにより、隔壁板の剛性および強度を高めることができ、隔壁部の剛性および強度を更に高めることができる。
このような構成とすることにより、第1隔壁バーの剛性および強度を高めることができ、隔壁板の剛性および強度を更に高めることができる。
そして、衝突時には、積載物収納部の積載物の荷重は隔壁部の下部側に比べて上部側に多くかかるため、衝突時に積載物収納部に積載された積載物が乗員室へ移動することを確実に防止することができる。
また、乗員室と積載物収納部との間に隔壁板が設けられることにより、衝突時に積載物収納部に積載された積載物が乗員室へ移動することを防止できる。
なお、図面において、矢印FRは、車両1の前方を指すものとし、矢印UPは、車両1の上方を、矢印LHは、車両1の左側方をそれぞれ指すものとする。
ガセットプレート10は、縦フレーム9の下端の断面とほぼ相似のコ字状断面が上端部から下方に向かって末広がり状に拡大し、断面が拡大した下端が対応するリヤサイドフレーム4の上面に突き当てられるようになっている。なお、図3においては、ガセットプレート10は、図示都合上省略している。
本実施形態では、図3に示すように、縦フレーム9には、第1隔壁バー21を連結するためのボルトを挿通可能なボルト孔25が、上下方向に所定の間隔をあけて複数形成されていて、第1隔壁バー21の取付け高さに応じて使用するボルト孔25を選択可能に構成されている。
なお、複数のボルト孔25のうち、最下部のボルト孔25Aは、縦フレーム9とガセットプレート10(図1参照)とを連結するボルトが挿通されるように構成されていて、第1隔壁バー21を縦フレーム9に取り付けるためにこのボルト孔25Aを使用する場合は、第1隔壁バー21の連結部材24と縦フレーム9とガセットプレート10とが併せてボルト締結される。
また、図1に戻り、本実施形態では、第1隔壁バー21の上端部には、車両1の内装用のカーペットを取り付けるためのクリップが挿通可能なクリップ孔26が複数形成されている。
第2隔壁バー22は、積載物収納部3の底部(荷室フロアパネル7)近傍に配置されていて、第1隔壁バー21は、積載物収納部3の上下方向の略中間部に配置されている。
このとき、隔壁板23の車幅方向の両端部23cは、第1隔壁バー21および第2隔壁バー22の両端部21a,22a近傍に位置している。
また、本実施形態では、隔壁板23には、車幅方向および上下方向の略中央部に面外方向に貫通する孔部28が形成されている。図4に示すように、この孔部28は、積載物収納部3に積載される例えばIPU(インテリジェントパワーユニット)などの積載物29の前端部29aが挿通可能に構成されている。
床上クロスメンバ12は、一端が左右の各リヤサイドフレーム4の上壁4aに結合される断面略三角形状の一対のプレート部材12Aと、これらのプレート部材12Aの車幅方向内側の端部同士を連結する連結部材12Bと、を有している。
なお、本実施形態においては、床下クロスメンバ11と床上クロスメンバ12とが隔壁部8の下部領域の一部を構成している。
本実施形態による車体構造によれば、隔壁部8は、縦フレーム9に支持される第1隔壁バー21とリヤサイドフレーム4に支持される第2隔壁バー22との間に面状の隔壁板23が設けられる構成であることにより、隔壁部8の剛性および強度を高めることができる。これにより、車体の剛性および強度を高めることができ、特に、車体にねじり剛性を付与することができる。
また、乗員室2と積載物収納部3との間に隔壁板23が設けられることにより、衝突時に積載物収納部3に積載された積載物29が乗員室2へ移動することを防止できる。
また、本実施形態では、第1隔壁バー21は、車体前後方向を含む鉛直面における断面形状が矩形状の筒状部材であることにより、第1隔壁バー21の剛性および強度を高めることができ、隔壁板23の剛性および強度を確実に高めることができる。
そして、衝突時には、積載物収納部3に積載された積載物29の荷重は隔壁部8の下部側に比べて上部側に多くかかるため、衝突時に積載物収納部3に積載された積載物29が乗員室2へ移動することを確実に防止できる。
例えば、上記の実施形態では、第2隔壁バー22と床上クロスメンバ12とは、リヤサイドフレーム4の上壁4aに共締めされているが、それぞれ別々に固定されていてもよい。また、床上クロスメンバ12の形態は、上述した形態以外のものとしてもよい。
また、上記の実施形態では、隔壁板23の車幅方向の両端部23cにフランジ27が形成されているが、形成されていなくてもよい。また、フランジ27は、上述した形状以外の形状としてもよい。また、隔壁板23には、フランジ27以外の補強部材が設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、第1隔壁バー21は、断面形状が矩形状の筒状部材で構成され、第2隔壁バー22は、断面形状が円形の筒状部材で構成されているが、第1隔壁バー21および第2隔壁バー22は、これ以外の形状の部材で構成されていてもよい。
また、本実施形態では、縦フレーム9は、ガセットプレート10を介してリヤサイドフレーム4に固定されているが、下端部が直接リヤサイドフレーム4に固定されていてもよい。また、第2隔壁バー22は、第1隔壁バー21とともに、縦フレーム9に固定されていてもよい。
2 乗員室
3 積載物収納部
4 リヤサイドフレーム(サイドフレーム)
4a 上壁
5 リヤホイールハウス
6 客室フロアパネル(フロアパネル)
7 荷室フロアパネル(フロアパネル)
8 隔壁部
9 縦フレーム
10 ガセットプレート
11 床下クロスメンバ
12 床上クロスメンバ
21 第1隔壁バー
22 第2隔壁バー
23 隔壁板
23a 上端部
23b 下端部
27 フランジ
28 孔部
29 積載物
29a 前端部
Claims (4)
- 乗員室と積載物収納部との間に配置される隔壁部と、車幅方向両側に配置され車体前後方向に略沿って延びるサイドフレームと、を備える車体構造であって、
前記隔壁部は、車幅方向に略沿って延びて車幅方向の両端部が前記隔壁部の車幅方向の両端部に配置される部材にそれぞれ支持される第1隔壁バーと、
該第1隔壁バーの下側に設けられて車幅方向に略沿って延びて車幅方向の両端部が前記隔壁部の車幅方向の両端部に配置される部材にそれぞれ支持される第2隔壁バーと、
前記第1隔壁バーおよび前記第2隔壁バーの間に設けられて上端部が前記第1隔壁バーに固定されるとともに、下端部が前記第2隔壁バーに連結される隔壁板と、
前記サイドフレームの上方側で上下方向に略沿って延びる縦フレームと、
フロアパネルの上部側で車幅方向に略沿って延びる床上クロスメンバと、を有し、
前記第1隔壁バーの車幅方向の両端部は、それぞれ前記縦フレームに固定されるともに、
前記床上クロスメンバの車幅方向の両端部と、前記第2隔壁バーの車幅方向の両端部とは、前記サイドフレームの上壁に固定されていることを特徴とする車体構造。 - 前記隔壁板には、車体前後方向に貫通し、前記積載物収納部に収納された積載物の前端部が挿通可能な孔部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
- 前記隔壁板には、車幅方向両端部にフランジが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車体構造。
- 前記第1隔壁バーは、車体前後方向を含む鉛直面における断面形状が矩形状の筒状部材であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車体構造。
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