JP5825177B2 - 多層レジストプロセス用無機膜形成組成物及びパターン形成方法 - Google Patents
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Description
[A]加水分解性基を有する金属化合物、加水分解性基を有する金属化合物の加水分解物及び加水分解性基を有する金属化合物の加水分解縮合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物、
[B]有機溶媒、並びに
[D]架橋促進剤
を含有する多層レジストプロセス用無機膜形成組成物であって、
[A]化合物が、第6族元素、第12族元素及び第13族元素からなる群より選択される少なくとも1種の金属元素(以下、「特定元素」とも称する)を含有し、かつ上記第6族元素、第12族元素及び第13族元素からなる群より選択される少なくとも1種の金属元素の含有割合が、[A]化合物に含まれる金属元素及び半金属元素の合計量に対し50モル%以上であることを特徴とする多層レジストプロセス用無機膜形成組成物である。
(1)当該組成物を用い、被加工基板の上側に無機膜を形成する工程、
(2)レジスト組成物を用い、上記無機膜上にレジスト膜を形成する工程、
(3)フォトマスクを介した放射線の照射により、上記レジスト膜を露光する工程、
(4)上記露光されたレジスト膜の現像により、レジストパターンを形成する工程、及び
(5)上記レジストパターンをマスクとした1又は複数回のドライエッチングにより、被加工基板にパターンを形成する工程
を有する。
(0)被加工基板上にレジスト下層膜を形成する工程、
をさらに有し、
上記工程(1)において、無機膜を上記レジスト下層膜上に形成することも好ましい。
[α]酸の作用により解離する酸解離性基を有する重合体(以下、「[α]重合体」とも称する)
を含有し、
上記工程(4)おける現像を有機溶媒現像液で行い、ネガ型のレジストパターンを形成することが好ましい。
(1)当該組成物を用い、被加工基板の上側に無機膜を形成する工程、
(2’)ナノインプリントリソグラフィー法により、上記無機膜上にレジストパターンを形成する工程、及び
(5)上記レジストパターンをマスクとした1又は複数回のドライエッチングにより、被加工基板にパターンを形成する工程
を有する。
(0)被加工基板上にレジスト下層膜を形成する工程、
をさらに有し、
上記工程(1)において、無機膜を上記レジスト下層膜上に形成することも好ましい。
本発明の多層レジストプロセス用無機膜形成組成物は、[A]化合物、[B]有機溶媒及び[D]架橋促進剤を含有する。また、好適成分として[C]水を含有することができる。さらに、当該組成物は本発明の効果を損なわない限り、その他の任意成分を含有してもよい。当該組成物は、無機膜上に形成するレジストパターンの形成性及びドライエッチング耐性に優れる無機膜を形成することができ、多層レジストプロセスに好適に用いることができる。以下、各成分について詳述する。
[A]化合物は、加水分解性基を有する金属化合物、加水分解性基を有する金属化合物の加水分解物及び加水分解性基を有する金属化合物の加水分解縮合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物である。[A]化合物は、第6族元素、第12族元素及び第13族元素からなる群より選択される少なくとも1種の金属元素を含有する。上記第6族元素、第12族元素及び第13族元素からなる群より選択される少なくとも1種の金属元素の含有割合は、[A]化合物に含まれる金属元素及び半金属元素の合計量に対し50モル%以上であり、70モル%以上が好ましく、90モル%以上がより好ましい。
Cr(クロム)、Mo(モリブデン)、W(タングステン)等の第6族元素;
Zn等の第12族元素;
Al(アルミニウム)、Ga(ガリウム)、In(インジウム)、Tl(タリウム)等の第13族元素が挙げられる。
上記金属アルコキシドは、アルコールが有するヒドロキシ基の水素原子を特定元素で置換した化合物であり、下記式(1)で表される。
上記金属カルボキシレートは、カルボン酸が有するカルボキシ基の水素原子を特定元素で置換した化合物であり、下記式(3)で表される。
上記金属錯体は、特定元素の原子へ加水分解性基が結合した化合物であり、例えば下記式(5)で表されるものが挙げられる。
本発明においては、[A]化合物及び[D]架橋促進剤を[B]有機溶媒へ溶解又は分散することにより、当該組成物が得られる。[B]有機溶媒としては、例えばアルコール系溶媒、ケトン系溶媒、アミド系溶媒、エーテル系溶媒、エステル系溶媒及びその混合溶媒等が挙げられる。これらの溶媒は、単独で使用してもよく2種以上を併用してもよい。
メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、iso−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−ペンタノール、iso−ペンタノール、2−メチルブタノール、sec−ペンタノール、tert−ペンタノール、3−メトキシブタノール、n−ヘキサノール、2−メチルペンタノール、sec−ヘキサノール、2−エチルブタノール、sec−ヘプタノール、3−ヘプタノール、n−オクタノール、2−エチルヘキサノール、sec−オクタノール、n−ノニルアルコール、2,6−ジメチル−4−ヘプタノール、n−デカノール、sec−ウンデシルアルコール、トリメチルノニルアルコール、sec−テトラデシルアルコール、sec−ヘプタデシルアルコール、フルフリルアルコール、フェノール、シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノール、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、ベンジルアルコール、ジアセトンアルコール等のモノアルコール系溶媒;
エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、2,4−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,5−ヘキサンジオール、2,4−ヘプタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール等の多価アルコール系溶媒;
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等の多価アルコールエーテル系溶媒等が挙げられる。
[D]架橋促進剤は、光又は熱によって酸又は塩基を発生する化合物である。当該組成物が[D]架橋促進剤を含有することで、無機膜と有機膜との間のエッチング選択比が向上する。[D]架橋促進剤としては、例えばオニウム塩化合物、N−スルホニルオキシイミド化合物等が挙げられる。[D]架橋促進剤としては、熱によって酸又は塩基を発生する熱架橋促進剤が好ましく、中でもオニウム塩化合物が好ましい。
当該組成物は好適成分として[C]水をさらに含有することが好ましい。当該組成物が、[C]水をさらに含有することで無機膜形成反応を促進することができる。[C]水としては、特に限定されず、例えば蒸留水、イオン交換水等が挙げられる。[C]水の含有量としては、当該組成物100質量部に対して、0.1質量部〜10質量部が好ましく、1質量部〜8質量部がより好ましい。
当該無機膜形成組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、界面活性剤等のその他の任意成分を含有できる。
界面活性剤は塗布性、ストリエーション等を改良する作用を示す成分である。界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンn−オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンn−ノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等のノニオン系界面活性剤の他、以下商品名として、KP341(信越化学工業製)、ポリフローNo.75、同No.95(以上、共栄社化学製)、エフトップEF301、同EF303、同EF352(以上、トーケムプロダクツ製)、メガファックF171、同F173(以上、大日本インキ化学工業製)、フロラードFC430、同FC431(以上、住友スリーエム製)、アサヒガードAG710、サーフロンS−382、同SC−101、同SC−102、同SC−103、同SC−104、同SC−105、同SC−106(以上、旭硝子製)等が挙げられる。
当該組成物は、例えば[B]有機溶媒中で[A]化合物、[C]水、[D]架橋促進剤、及びその他の任意成分等を所定の割合で混合することにより調製できる。当該組成物は通常、その使用に際して溶媒に溶解した後、例えば孔径0.2μm程度のフィルターでろ過することによって、調製される。
本発明のパターン形成方法(I)は、
(1)当該組成物を用い、被加工基板の上側に無機膜を形成する工程、
(2)レジスト組成物を用い、上記無機膜上にレジスト膜を形成する工程、
(3)フォトマスクを介した放射線の照射により、上記レジスト膜を露光する工程、
(4)上記露光されたレジスト膜の現像により、レジストパターンを形成する工程、及び
(5)上記レジストパターンをマスクとした1又は複数回のドライエッチングにより、被加工基板にパターンを形成する工程
を有する。
(0)被加工基板上にレジスト下層膜を形成する工程、
をさらに有し、
上記工程(1)において、無機膜を上記レジスト下層膜上に形成することが好ましい。
[α]酸の作用により解離する酸解離性基を有する重合体
を含有し、
上記工程(4)における現像を有機溶媒現像液で行い、ネガ型のレジストパターンを形成することが好ましい。
本工程では、当該組成物を用い、被加工基板の上側に無機膜を形成する。上記被加工基板としては、例えば酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、ポリシロキサン等の絶縁膜、並びに市販品であるブラックダイヤモンド(AMAT製)、シルク(ダウケミカル製)、LKD5109(JSR製)等の低誘電体絶縁膜で被覆したウェハ等の層間絶縁膜が挙げられる。また、この被加工基板としては、配線講(トレンチ)、プラグ溝(ビア)等のパターン化された基板を用いてもよい。上記無機膜の形成方法としては、被加工基板の表面に塗布することにより、当該組成物の塗膜を形成し、この塗膜を加熱処理、又は紫外光の照射及び加熱処理を行うことにより硬化させることで形成できる。当該組成物を塗布する方法としては、例えばスピンコート法、ロールコート法、ディップ法等が挙げられる。また、加熱温度しては、通常150℃〜500℃であり、好ましくは180℃〜350℃である。加熱時間としては、通常30秒〜1,200秒であり、好ましくは45秒〜600秒である。さらに、当該組成物塗布後に紫外光照射を行っても良い。無機膜の膜厚としては、通常5nm〜50nm程度である。
また、上記工程(1)の前に、被加工基板上にレジスト下層膜を形成する工程を有していてもよい。レジスト下層膜としては、例えばレジスト下層膜用組成物を用いて形成する有機膜、従来公知のCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成される炭素膜等が挙げられる。レジスト下層膜形成組成物としては、従来公知のものを使用でき、例えばNFC HM8005(JSR製)等が挙げられる。レジスト下層膜の形成方法としては、被加工基板上に塗布することにより、レジスト下層膜形成組成物の塗膜を形成し、この塗膜を加熱処理、又は紫外光の照射及び加熱処理を行うことにより硬化させることで形成できる。レジスト下層膜形成組成物を塗布する方法としては、例えばスピンコート法、ロールコート法、ディップ法等が挙げられる。また、加熱温度しては、通常150℃〜500℃であり、好ましくは180℃〜350℃である。加熱時間としては、通常30秒〜1,200秒であり、好ましくは45秒〜600秒である。レジスト下層膜の膜厚としては、通常50nm〜500nm程度である。
工程(2)〜(4)では、無機膜上にレジスト組成物を塗布し、露光、加熱及び現像し、レジストパターンを形成する。上記レジスト組成物としては、例えば酸発生剤を含有し、露光部がアルカリ水溶性現像液に対しては溶解性を示し、有機溶媒現像液に対しては難溶性を示す化学増幅型レジスト組成物、酸発生剤と架橋剤を有し、露光部がアルカリ水溶性現像液、有機溶媒現像液に難溶性となる化学増幅型レジスト組成物、アルカリ可溶性樹脂とキノンジアジド系感光剤とからなり、露光部がアルカリ水溶性現像液に対しては溶解性を示すレジスト組成物等が挙げられる。これらのレジスト組成物のうち、酸発生剤を含有し、露光部がアルカリ水溶性現像液に対しては溶解性を示し、有機溶媒現像液に対しては難溶性を示す化学増幅型レジスト組成物が好ましい。
メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノール等のモノアルコール系溶媒;
エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、2,4−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール等の多価アルコール系溶媒;
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコール部分エーテル系溶媒等が挙げられる。
ジプロピルエーテル、ジブチルエーテル等のジ脂肪族エーテル; ジフェニルエーテル、ジトリルエーテル等のジ芳香族エーテル;
アニソール、フェニルエチルエーテル等の芳香族−脂肪族エーテル等が挙げられる。
アセトン、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチル−n−ブチルケトン、ジエチルケトン、メチル−iso−ブチルケトン、メチルアミルケトン、エチル−n−ブチルケトン、メチル−n−ヘキシルケトン、ジ−iso−ブチルケトン、トリメチルノナノン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、シクロヘプタノン、シクロオクタノン、メチルシクロヘキサノン、2,4−ペンタンジオン、アセトニルアセトン、アセトフェノン等の脂肪族ケトン系溶媒;
アセトフェノン、プロピオフェノン、トリルメチルケトン等の脂肪族−芳香族ケトン系溶媒;
ベンゾフェノン、トリルフェニルケトン、ジトリルケトン等の芳香族ケトン系溶媒等が挙げられる。
N,N’−ジメチルイミダゾリジノン、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルプロピオンアミド、N−メチルピロリドン等が挙げられる。
酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸iso−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸iso−ブチル、酢酸sec−ブチル、酢酸n−ペンチル、酢酸sec−ペンチル、酢酸3−メトキシブチル、酢酸メチルペンチル、酢酸2−エチルブチル、酢酸2−エチルヘキシル、酢酸ベンジル、酢酸シクロヘキシル、酢酸メチルシクロヘキシル、酢酸n−ノニル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、酢酸メトキシトリグリコール、プロピオン酸エチル、プロピオン酸n−ブチル、プロピオン酸iso−アミル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸n−ブチル、乳酸n−アミル等のモノエステル系溶媒;
ジ酢酸グリコール、シュウ酸ジエチル、シュウ酸ジ−n−ブチル、マロン酸ジエチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル等のジエステル系溶媒;
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等の多価アルコールモノエーテルアセテート系溶媒;
γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン等のラクトン系溶媒;
ジエチルカーボネート、ジプロピルカーボネート、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等のカーボネート系溶媒等が挙げられる。
n−ペンタン、iso−ペンタン、n−ヘキサン、iso−ヘキサン、n−ヘプタン、iso−ヘプタン、2,2,4−トリメチルペンタン、n−オクタン、iso−オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒;
ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、エチルベンゼン、トリメチルベンゼン、メチルエチルベンゼン、n−プロピルベンゼン、iso−プロピルベンゼン、ジエチルベンゼン、iso−ブチルベンゼン、トリエチルベンゼン、ジ−iso−プロピルベンセン、n−アミルナフタレン等の芳香族炭化水素系溶媒等が挙げられる。
本工程では、上記レジストパターンをマスクとした1又は複数回のドライエッチングにより、被加工基板にパターンを形成する。なお、上記レジスト下層膜を形成している場合は、上記レジストパターンをマスクとして無機膜、レジスト下層膜及び被加工基板を順次ドライエッチングしてパターンを形成する。ドライエッチングは、公知のドライエッチング装置を用いて行うことができる。また、ドライエッチング時のソースガスとしては、被エッチング物の元素組成にもよるが、O2、CO、CO2等の酸素原子を含むガス、He、N2、Ar等の不活性ガス、Cl2、BCl3等の塩素系ガス、CHF3、CF4等のフッ素系ガス、H2、NH3のガス等を使用することができる。なお、これらのガスは混合して用いることもできる。
[α]酸の作用により解離する酸解離性基を有する重合体及び
[β]酸発生体
を含有し、
上記工程(4)における現像を有機溶媒現像液で行い、ネガ型のレジストパターンを形成することが好ましい。また、上記レジスト組成物は、[α]重合体以外の他の重合体を含有してもよい。
[α]重合体は、酸の作用により解離する酸解離性基を有する重合体である。[α]重合体は、酸の作用により解離する酸解離性基を有する重合体であれば、その具体的な構造は特に限定されるものではないが、例えば下記式(10)で表される酸解離性基を含む構造単位(I)を有することが好ましい。
[β]酸発生体は、露光により酸を発生し、その酸により[α]重合体中に存在する酸
解離性基を解離させる等により、[α]重合体の現像液に対する溶解度を変化させる。
合物、ハロゲン含有化合物、ジアゾケトン化合物等が挙げられる。
、ヨードニウム塩、ホスホニウム塩、ジアゾニウム塩、ピリジニウム塩等が挙げられる。
本発明のパターン形成方法(II)は、
(1)当該組成物を用い、被加工基板の上側に無機膜を形成する工程、
(2’)ナノインプリントリソグラフィー法により、上記無機膜上にレジストパターンを形成する工程、及び
(5)上記レジストパターンをマスクとした1又は複数回のドライエッチングにより、被加工基板にパターンを形成する工程
を有する。
(0)被加工基板上にレジスト下層膜を形成する工程、
をさらに有し、
上記工程(1)において、無機膜を上記レジスト下層膜上に形成することが好ましい。
工程(2’)は、ナノインプリントリソグラフィー法により、上記無機膜上にレジストパターンを形成する工程である。このレジストパターンは、例えば感放射線性の硬化性組成物を用いて形成することができる。具体的には工程(1)で無機膜が形成された基材上に感放射線性の硬化性組成物の塗布によりパターン形成層を形成する工程と、表面に反転パターンを有するモールドの表面を疎水化処理する工程と、疎水化処理した上記モールドの表面をパターン形成層に圧接する工程と、上記モールドを圧接した状態でパターン形成層を露光する工程と、上記モールドを、露光されたパターン形成層から剥離する工程とを含む方法である。
合成例、実施例及び比較例において用いた[A]化合物は以下のとおりである。
A−1:タングステン(V)エトキシド
A−2:ビス(2,4−ペンタンジオネート)亜鉛
A−3:アルミニウム(III)2,4−ペンタンジオネート
A−4:インジウム(III)2,4−ペンタンジオネート
A−5:テトラメトキシシラン
A−6:チルトリメトキシシラン
A−7:フェニルトリメトキシシラン
上記(A−1)30.00g及びプロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)60.00gを混合し、25℃で10分間攪拌した後、水10.00gを混合し、60℃まで昇温し、4時間加熱撹拌を行った。反応終了後、室温まで冷却し、プロピレングリコールモノメチルエーテルを30.00g添加し、低沸点物をエバポレーターにて除去して加水分解縮合物(A−8)の溶液を得た。(A−8)の溶液の固形分濃度は、焼成法により測定した結果、10.98%であった。
表1に示す種類、量の各成分を使用した以外は合成例1と同様に操作して、加水分解縮合物(A−9)〜(A−12)を合成した。
シュウ酸0.40gを水19.20gに加熱溶解させて、シュウ酸水溶液を調製した。上記(A−5)9.46g、(A−6)3.02g、(A−7)0.88g及びPGME67.04gを入れたフラスコに、冷却管と調製したシュウ酸水溶液を入れた滴下ロートとをセットした。次いで、オイルバスにて60℃に加熱した後、シュウ酸水溶液をゆっくり滴下し、60℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレーターにセットし、低沸点物をエバポレーターにて除去して加水分解縮合物(A−13)の溶液を得た。(A−13)の溶液の固形分濃度は、焼成法により測定した結果、11.90%であった。また、固形分の重量平均分子量(Mw)は2,900であった。
実施例及び比較例において用いた[B]有機溶媒及び[D]架橋促進剤は以下のとおりである。
B−1:プロピレングリコールモノメチルエーテル
B−2:プロピレングリコールモノエチルエーテル
D−1:ジフェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルホネート
D−2:1−(4−n−ブトキシナフタレン−1−イル)テトラヒドロチオフェニウムトリフルオロメタンスルホネート
D−3:酢酸テトラメチルアンモニウム
D−4:1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンp−トルエンスルホン酸塩
[A]化合物としての(A−8)17.34質量部を[B]有機溶媒としての(B−1)46.50質量部、(B−2)31.06質量部に溶解させた後、(C)5.00質量部、(D−2)0.10質量部を添加した後、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、多層レジストプロセス用無機膜形成組成物を調製した。
表2に示す種類、量の各成分を使用した以外は実施例1と同様に操作して、多層レジストプロセスの各無機膜形成組成物を調製した。なお、「−」は該当する成分を使用しなかったことを示す。
上記のように調製した多層レジストプロセスの各無機膜形成組成物について、以下のように各種物性を評価した。結果を表2にあわせて示す。
被加工基板としてのシリコンウェハ上に、レジスト下層膜形成組成物(NFC HM8005、JSR製)をスピンコーターによって塗布し、250℃のホットプレート上で60秒間乾燥させることにより、膜厚300nmのレジスト下層膜を形成した。形成したレジスト下層膜上に各無機膜形成組成物をスピンコーターによって塗布し、250℃のホットプレート上で60秒間焼成することにより膜厚20nmの無機膜を形成した。形成した無機膜上にレジスト組成物(ARX2014J、JSR製)を塗布し、90℃で60秒間乾燥させ膜厚100nmのレジスト膜を形成した。形成したレジスト膜上に液浸上層膜形成組成物(NFC TCX091−7、JSR製)を塗布し、90℃で60秒間乾燥させ膜厚30nmの液浸上層膜を形成した。その後、ArFエキシマレーザー照射装置(S610C、ニコン製)を用い、液浸法によって16mJ/cm2のレーザー照射量で露光処理した後、被加工基板を115℃で60秒間加熱した。次いで、2.38wt%テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液で30秒間現像処理し、シリコンウェハ上に残ったレジストと生じた溝の幅がそれぞれ50nmである、50nmのライン・アンド・スペースパターンのレジストパターンを形成した。形成したレジストパターンを走査型電子顕微鏡(日立ハイテク製)で観察し、50nmのライン・アンド・スペースのパターンにおいて、レジストパターンのボトム形状が裾広がり形状にならない場合をレジストパターン形成性が良好(A)と判断し、裾広がり形状になる場合をレジストパターン形成性が不良(B)と判断した。なお、形成したレジストパターンをマスクとして無機膜及び被加工基板に対し、ドライエッチンッグ装置(東京エレクトロン製、Telius SCCM)を用いて順次ドライエッチングすることでパターン転写を行った。
被加工基板としてのシリコンウェハ上に、レジスト下層膜形成組成物(NFC HM8005、JSR製)をスピンコーターによって塗布し、250℃のホットプレート上で60秒間乾燥させることにより、膜厚300nmのレジスト下層膜を形成した。形成したレジスト下層膜上に各無機膜形成組成物をスピンコーターによって塗布し、250℃のホットプレート上で60秒間焼成することにより膜厚20nmの無機膜を形成した。形成した無機膜上にレジスト組成物を塗布し、90℃で60秒間乾燥させ膜厚100nmのレジスト膜を形成した。形成したレジスト膜上に液浸上層膜形成組成物(NFC TCX091−7、JSR製)を塗布し、90℃で60秒間乾燥させ膜厚30nmの液浸上層膜を形成した。その後、ArFエキシマレーザー照射装置(S610C、ニコン製)を用い、液浸法によって16mJ/cm2のレーザー照射量で露光処理した後、被加工基板を115℃で60秒間加熱した。次いで、酢酸ブチルを現像液としてパドル現像(30秒間)し、MIBCでリンスした。2,000rpm、15秒間振り切りでスピンドライすることにより、40nmライン/80nmのライン・アンド・スペースパターンのレジストパターンを形成した。形成したレジストパターンを走査型電子顕微鏡(日立ハイテク製)で観察し、40nmのライン・アンド・スペースのパターンにおいて、レジストパターンのボトム形状が裾広がり形状にならない場合をレジストパターン形成性が良好(A)と判断し、裾広がり形状になる場合をレジストパターン形成性が不良(B)と判断した。なお、形成したレジストパターンをマスクとして無機膜及び被加工基板に対し、ドライエッチンッグ装置(東京エレクトロン製、Telius SCCM)を用いて順次ドライエッチングすることでパターン転写を行った。
被加工基板としてのシリコンウェハ上に、レジスト下層膜形成組成物(NFC HM8005、JSR製)をスピンコーターによって塗布し、250℃のホットプレート上で60秒間乾燥させることにより、膜厚300nmのレジスト下層膜を形成した。形成したレジスト下層膜上に各無機膜形成組成物をスピンコーターによって塗布し、250℃のホットプレート上で60秒間焼成することにより膜厚20nmの無機膜を形成した。形成した無機膜上にUV硬化性組成物を実験用基板の中心に約50μLスポットし、簡易インプリント装置(EUN−4200、エンジニアリングシステム社製)のワークステージに設置した。一方、離型剤(商品名「HD−1100Z」、ダイキン化成社製)を所定の方法であらかじめ塗布した石英テンプレート(NIM−PH350、NTT−ATN社製)を、シリコーンゴム(厚さ0.2mm)を接着層として、簡易インプリント装置の石英製露光ヘッドへ貼り付けた。次いで、簡易インプリント装置の圧力を0.2MPaとした後、露光ヘッドを下降し、テンプレートと実験基板とを、ナノインプリント用光硬化性組成物を介して密着させた後、UV露光を15秒間実施した。15秒後に露光ステージを上昇し、テンプレートを硬化した被形状転写層から剥離し、パターンを形成した。形成したレジストパターンを走査型電子顕微鏡(日立ハイテク製)で観察し、50nmのライン・アンド・スペースのパターンにおいて、レジストパターンに欠けがなく、矩形である場合をレジストパターン形成性が良好(A)と判断し、パターン損失がある場合をレジストパターン形成性が不良(B)と判断した。
上記エッチング装置を用いて、上記無機膜を2通りの方法でエッチングした。1つ目は、上記レジスト下層膜(NFC HM8005)を毎分200nmだけエッチングする条件でエッチングした。2つ目は、二酸化シリコン膜を毎分100nmだけエッチングする条件でエッチングした。いずれのエッチングにおいても、初期膜厚とエッチング後膜厚の差が5nm未満の場合を、エッチング選択比が良好(A)と判断し、差が5nm以上の場合を不良(B)と判断した。良好なエッチング選択性と判断された場合、上記各無機膜形成組成物はそれぞれの膜を加工する際のマスク膜として良好に機能する。
Claims (7)
- [A]加水分解性基を有する金属化合物、加水分解性基を有する金属化合物の加水分解物及び加水分解性基を有する金属化合物の加水分解縮合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物、
[B]有機溶媒、並びに
[D]架橋促進剤
を含有する多層レジストプロセス用無機膜形成組成物であって、
[A]化合物が、第6族元素、第12族元素及び第13族元素からなる群より選択される少なくとも1種の金属元素を含有し、かつ上記第6族元素、第12族元素及び第13族元素からなる群より選択される少なくとも1種の金属元素の含有割合が、[A]化合物に含まれる金属元素及び半金属元素の合計量に対し70モル%以上であることを特徴とする多層レジストプロセス用無機膜形成組成物。 - [C]水をさらに含有する請求項1に記載の多層レジストプロセス用無機膜形成組成物。
- (1)請求項1又は請求項2に記載の無機膜形成組成物を用い、被加工基板の上側に無機膜を形成する工程、
(2)レジスト組成物を用い、上記無機膜上にレジスト膜を形成する工程、
(3)フォトマスクを介した放射線の照射により、上記レジスト膜を露光する工程、
(4)上記露光されたレジスト膜の現像により、レジストパターンを形成する工程、及び
(5)上記レジストパターンをマスクとした1又は複数回のドライエッチングにより、被加工基板にパターンを形成する工程
を有するパターン形成方法。 - (0)被加工基板上にレジスト下層膜を形成する工程、
をさらに有し、
上記工程(1)において、無機膜を上記レジスト下層膜上に形成する請求項3に記載のパターン形成方法。 - 上記工程(2)におけるレジスト組成物が、
[α]酸の作用により解離する酸解離性基を有する重合体
を含有し、
上記工程(4)における現像を、有機溶媒現像液で行い、ネガ型のレジストパターンを形成する請求項3又は請求項4に記載のパターン形成方法。 - (1)請求項1又は請求項2に記載の無機膜形成組成物を用い、被加工基板の上側に無機膜を形成する工程、
(2’)ナノインプリントリソグラフィー法により、上記無機膜上にレジストパターンを形成する工程、及び
(5)上記レジストパターンをマスクとした1又は複数回のドライエッチングにより、被加工基板にパターンを形成する工程
を有するパターン形成方法。 - (0)被加工基板上にレジスト下層膜を形成する工程、
をさらに有し、
上記工程(1)において、無機膜を上記レジスト下層膜上に形成する請求項6に記載のパターン形成方法。
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