JP5801639B2 - 電子素子搭載用基板 - Google Patents
電子素子搭載用基板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5801639B2 JP5801639B2 JP2011165564A JP2011165564A JP5801639B2 JP 5801639 B2 JP5801639 B2 JP 5801639B2 JP 2011165564 A JP2011165564 A JP 2011165564A JP 2011165564 A JP2011165564 A JP 2011165564A JP 5801639 B2 JP5801639 B2 JP 5801639B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- circuit layer
- electronic element
- protruding portion
- insulating substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
前記アルミニウム回路層は、側面の周方向の少なくとも一部に、絶縁基板との接合面が外方に延長されたせり出し部を有することを特徴とする電子素子搭載用基板。
前記アルミニウム回路層およびアルミニウム層の少なくとも一方は、その側面の周方向の少なくとも一部に、絶縁基板との接合面が外方に延長されたせり出し部を有することを特徴とする電子素子搭載用基板。
アルミニウム板をアルミニウム回路層の平面形状に打ち抜く際にバリを発生させ、発生させたバリを曲げてせり出し部を形成することを特徴とするアルミニウム回路層の製造方法。
アルミニウム板をアルミニウム層の平面形状に打ち抜く際にバリを発生させ、発生させたバリを曲げてせり出し部を形成することを特徴とするアルミニウム層の製造方法。
前記アルミニウム回路層(12)は、側面(12a)の絶縁基板側の全周に外方に突出するせり出し部(20)を有している。前記せり出し部(20)は縦断面三角形であって、絶縁基板側の面(21a)は絶縁基板(11)に平行で絶縁基板(11)にろう付される面であり、電子素子側の面(21b)は前記絶縁基板側の面(21a)と鋭角をなす面である。前記せり出し部(20)によってアルミニウム回路層(12)の側面(12a)の周りに空間(22)が形成される。
側面の全周にせり出し部を有するアルミニウム回路層を用いた。実施例1で用いたアルミニウム回路層(12)は、絶縁基板側の面(21a)と電子素子側の面(21b)とが鋭角に形成され、かつ先端部が尖ったせり出し部(20)を有している(図1参照)。実施例2で用いたアルミニウム回路層(35)は電子素子側の面(31b)が曲面で形成されたせり出し部(30)を有している(図3参照)を用いた。実施例3で用いたアルミニウム回路層(36)は、絶縁基板側の面(33a)と電子素子側の面(33b)とが鋭角をなし、先端部(33c)が絶縁基板側の面(33a)から直角に立ち上がったせり出し部(32)を有している(図4参照)を用いた。
図5に示すように、4つの角部にせり出し部(41)を有するアルミニウム回路層(40)を用いた。せり出し部(41)の縦断面形状は実施例1と同じである。
図6に示すように、4つの辺部にせり出し部(43)を有するアルミニウム回路層(42)を用いた。せり出し部(43)の縦断面形状は実施例1と同じである。
図8に示すように、せり出し部のないアルミニウム回路層(100)を用いた。
実施例1〜5および比較例の仮組物を7×10−4Paの真空中で600℃×20分で真空ろう付した。
冷熱サイクル試験(125℃⇔−40℃)を2000サイクル行い、絶縁基板(11)(AlN)とアルミニウム回路層(Al)の接合界面の接合面積を超音波探傷機により測定し、剥離のあった部分の面積割合を測定して評価した。AlNに割れが発生もしくはAlN/Al接合界面での剥離が接合面積に対して5%以上剥離したものを△、3%以上5%未満のものを○、3%未満のものを◎とした。
2…放熱装置
11…絶縁基板
12、35、36、40、42…アルミニウム回路層
12a…側面
13…応力緩和材(アルミニウム層)
14、15、17…ろう材箔
18…電子素子
16…ヒートシンク
20、30、32、41、43…せり出し部
21a、31a、33a…絶縁基板側の面
21b、31b、33b…電子素子側の面
25…バリ
L…せり出し部の突出長さ
T…せり出し部の厚み
Claims (10)
- 絶縁基板の一方の面に電子素子を搭載するアルミニウム回路層がろう付された電子素子搭載用基板であって、
前記アルミニウム回路層は、側面の周方向の少なくとも一部に、絶縁基板との接合面が外方に延長されたせり出し部を有することを特徴とする電子素子搭載用基板。 - 絶縁基板の一方の面に電子素子を搭載するアルミニウム回路層がろう付され、他方の面にアルミニウム層がろう付された電子素子搭載用基板であって、
前記アルミニウム回路層およびアルミニウム層の少なくとも一方は、その側面の周方向の少なくとも一部に、絶縁基板との接合面が外方に延長されたせり出し部を有することを特徴とする電子素子搭載用基板。 - 前記せり出し部のアルミニウム回路層の側面からの突出長さ(L)が20μm以上である請求項1または2に記載の電子素子搭載用基板。
- 前記せり出し部の絶縁基板側の面と電子素子側の面とが鋭角をなす請求項1〜3のいずれかに記載の電子素子搭載用基板。
- 前記せり出し部の電子素子側の面が曲面である請求項1〜3のいずれかに記載の電子素子搭載用基板。
- 前記せり出し部がアルミニウム回路層の角部に形成されている請求項1〜5のいずれかに記載の電子素子搭載用基板。
- 前記せり出し部がアルミニウム回路層の辺部に形成されている請求項1〜6のいずれかに記載の電子素子搭載用基板。
- 請求項1または請求項2に記載の電子素子搭載基板に用いるアルミニウム回路層の製造方法であって、
アルミニウム板をアルミニウム回路層の平面形状に打ち抜く際にバリを発生させ、発生させたバリを曲げてせり出し部を形成することを特徴とするアルミニウム回路層の製造方法。 - 請求項2に記載の電子素子搭載基板に用いるアルミニウム層の製造方法であって、
アルミニウム板をアルミニウム層の平面形状に打ち抜く際にバリを発生させ、発生させたバリを曲げてせり出し部を形成することを特徴とするアルミニウム層の製造方法。 - 請求項2に記載の電子素子搭載用基板のアルミニウム層が応力緩和材であり、この応力緩和材にヒートシンクが接合されていることを特徴とする放熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011165564A JP5801639B2 (ja) | 2011-07-28 | 2011-07-28 | 電子素子搭載用基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011165564A JP5801639B2 (ja) | 2011-07-28 | 2011-07-28 | 電子素子搭載用基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013030609A JP2013030609A (ja) | 2013-02-07 |
JP5801639B2 true JP5801639B2 (ja) | 2015-10-28 |
Family
ID=47787378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011165564A Expired - Fee Related JP5801639B2 (ja) | 2011-07-28 | 2011-07-28 | 電子素子搭載用基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5801639B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9496214B2 (en) * | 2013-05-22 | 2016-11-15 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North American, Inc. | Power electronics devices having thermal stress reduction elements |
JP6264150B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2018-01-24 | 三菱マテリアル株式会社 | パワーモジュール用基板及びヒートシンク付パワーモジュール用基板 |
JP6619178B2 (ja) * | 2015-08-21 | 2019-12-11 | 昭和電工株式会社 | アルミニウムと炭素粒子との複合体及び絶縁基板 |
JP6619277B2 (ja) * | 2016-03-28 | 2019-12-11 | 京セラ株式会社 | 放熱用部材およびこれを用いたモジュール |
JP7002993B2 (ja) * | 2018-05-10 | 2022-01-20 | 株式会社 日立パワーデバイス | パワー半導体モジュール |
WO2020208698A1 (ja) * | 2019-04-09 | 2020-10-15 | 日本碍子株式会社 | 接合基板及び接合基板の製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004207431A (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
KR20110124372A (ko) * | 2004-04-05 | 2011-11-16 | 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 | Al/AlN 접합체, 전력 모듈용 기판 및 전력 모듈, 그리고 Al/AlN 접합체의 제조 방법 |
JP5552803B2 (ja) * | 2009-12-07 | 2014-07-16 | 三菱マテリアル株式会社 | パワーモジュール用基板の製造方法 |
-
2011
- 2011-07-28 JP JP2011165564A patent/JP5801639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013030609A (ja) | 2013-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5801639B2 (ja) | 電子素子搭載用基板 | |
JP5892281B2 (ja) | ヒートシンク付きパワーモジュール用基板及びパワーモジュール | |
JP6079505B2 (ja) | 接合体及びパワーモジュール用基板 | |
JP6638282B2 (ja) | 冷却器付き発光モジュールおよび冷却器付き発光モジュールの製造方法 | |
JP2017524248A (ja) | 冷却装置、冷却装置の製造方法及び電力回路 | |
JP5914968B2 (ja) | ヒートシンク付パワーモジュール用基板及びその製造方法 | |
JP4124040B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP6050140B2 (ja) | 絶縁基板 | |
JP5969235B2 (ja) | 熱交換器用アルミニウムクラッド材およびその製造方法 | |
JP6565735B2 (ja) | パワーモジュール用基板及びパワーモジュール並びにパワーモジュール用基板の製造方法 | |
JP5282075B2 (ja) | 放熱装置 | |
JP6572705B2 (ja) | 抵抗器の製造方法、抵抗器 | |
JP5854758B2 (ja) | 電子素子搭載用基板 | |
JP6118583B2 (ja) | 絶縁基板 | |
JP5671351B2 (ja) | 電子素子搭載用基板の製造方法 | |
JP6139331B2 (ja) | パワーモジュール | |
JP2003179189A (ja) | 薄型ヒートシンクおよびその実装構造 | |
JP6422726B2 (ja) | 回路基板付きヒートシンク及びその製造方法 | |
JP5960405B2 (ja) | 電子素子搭載用基板 | |
JP2017183533A (ja) | 回路基板付きヒートシンク及びその製造方法 | |
JP5913834B2 (ja) | 放熱装置用ろう材箔 | |
JP4656126B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5856838B2 (ja) | 放熱装置用ろう材箔 | |
JP4548317B2 (ja) | 絶縁回路基板及びこれを備えるパワーモジュール構造体 | |
JP6211408B2 (ja) | 放熱装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150827 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5801639 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |