JP5797319B2 - 車両のバッテリ保持装置 - Google Patents
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Description
(1)車体の側部に設けられ、車体に対して車幅方向外側にバッテリ(41)を傾斜可能に取り外せる構造を有する車両のバッテリ保持装置において、バッテリ(41)を収納するバッテリトレー(46)と、バッテリトレー(46)を載せる保持面(402a)を有するバッテリ保持部材(40)とを備え、前記バッテリ保持部材(40)の前記保持面(402a)が、車幅方向外側領域で車幅方向内側より下がった端部面を有し、前記端部面が、該端部面の一方から他方へ移行する傾斜面(402d)であり、前記バッテリ保持部材(40)に対する前記バッテリトレー(46)の出し入れ量を規制するため、前記バッテリトレー(46)にバッテリドレーン(462)を設け、前記バッテリ保持部材(40)の保持面(402a)には、前記バッテリドレーン(462)が貫通して前記バッテリトレー(46)の出し入れ方向に案内する長孔(407)が設けられている車両のバッテリ保持装置。
(2)前記バッテリドレーン(462)にはドレーンチューブ(57)が装着され、該ドレーンチューブ(57)が前記長孔(407)から脱出する量を規制する規制部材(58)をさらに有している車両のバッテリ保持装置。
(3)バッテリ保持部材(40)の保持面(402a)が車体に対して前下がり傾斜に設定されており、前記バッテリドレーン(462)は、前記バッテリトレー(46)の車体前側で下方に突出した筒形状であり、前記バッテリトレー(46)の底面には上げ底(464)が形成されている車両のバッテリ保持装置。
(4)前記規制部材(58)が、前記ドレーンチューブ(57)を前記バッテリドレーン(462)に締結するチューブクリップ(58)であって、該チューブクリップ(58)は、その外接円寸法が前記長孔(407)の幅より大きくなるように寸法が決定されている車両のバッテリ保持装置。
(5)前記バッテリ保持部材(40)がエアクリーナケース(40)であって、前記保持面(402a)が、該エアクリーナケース(40)の側部に形成される凹部(402)の底面である車両のバッテリ保持装置。
(6)前記凹部(402)の上方の一部には、前記エアクリーナケース(40)とカバーとの間に配置されるエアクリーナエレメントを保持するセパレータの端部を支持するためのリブ(408)が突出している車両のバッテリ保持装置。
(7)前記凹部(402)の端部面に設けられる傾斜面(402d)の傾斜終端部のうち、前記頂部側とは反対側の終端部(402e)が、前記バッテリトレー(46)幅方向中央から車体の内側寄りに位置されている車両のバッテリ保持装置。
(8)前記バッテリトレー(46)は、車体前壁面、車体後壁面、車体左壁面、および車体右壁面の4面からなる周囲壁(461)を有し、車体前壁面と車体左壁とが交差する第1隅(461a)、車体前壁面と車体右壁面とが交差する第2隅(461b)、車体左壁面と車体後壁面とが交差する第3隅(461c)、および車体右壁面と車体後壁面とが交差する第4隅(461d)が、これらの順番に高さが低くなっている車両のバッテリ保持装置。
位置(A)において、バッテリバンド42を前記取り付け手順とは逆の手順でエアクリーナケース40から取り外す。バッテリバンド42を取り外すと、バッテリトレー46は車幅方向外側(左側)に動かすことができる。位置(B)ではバッテリトレー46が長孔407の中央付近まで動かされている。位置(C)ではバッテリトレー46がさらに車幅方向外側(車体左側)に動かされて突部467の大部分が凹部402の外へはみ出しており、ドレーンチューブ57は長孔407の長さ方向端部(車体左側端部)に位置している。
図13の拡大図を参照して、突部467は車幅方向内側に向かってバッテリ41寄りに徐々に高さが低くなる傾斜面467aを有しており、位置(B)では凹部402の端部角402cが傾斜面467aと突部467の頂部との境にあり、ここからさらにバッテリトレー46を引き出すと、その引き出し量に応じて傾斜面467aと端部角402cとの接触位置が変化するので、傾斜面467aの傾斜に応じてバッテリトレー46は車幅方向外側に傾斜する。位置(C)では、バッテリトレー46がエアクリーナケース40から所定の最大量引き出されて凹部402の端部角402cが傾斜面467aの終端部に当接しており、バッテリトレー46は車幅方向外側に傾斜している。この位置(C)では、ドレーンチューブ57は長孔407の最も外側寄り(車両左側寄り)に位置しており、チューブクリップ58が凹部402の底部壁の下面に当接して、これ以上のバッテリトレー46の傾斜を規制している。
バッテリ41を車両に積み込む場合は、図13、図14を参照して示した手順と逆の手順を実行すればよい。
このように、バッテリ41を自動二輪車1に積み下ろしする際、バッテリトレー46を長孔408の長さとドレーンチューブ57の外径とで決まるストローク分だけ引き出して車幅方向外側に傾斜させることができる。そして、傾斜角度はバッテリトレー46の底部突部467の傾斜面467aとチューブクリップ58とで規制できる。したがって、バッテリ41の積み下ろしに際し、ユーザは、バッテリバンド42の取り付け取り外し操作と、バッテリトレー46の引き出しや差し込み操作をするだけで、バッテリ41の積み下ろしに適した姿勢をとることができる。
Claims (8)
- 車体の側部に設けられ、車体に対して車幅方向外側にバッテリ(41)を傾斜可能に取り外せる構造を有する車両のバッテリ保持装置において、
バッテリ(41)を収納するバッテリトレー(46)と、
バッテリトレー(46)を載せる保持面(402a)を有するバッテリ保持部材(40)とを備え、
前記バッテリ保持部材(40)の前記保持面(402a)が、車幅方向外側領域で車幅方向内側より下がった端部面を有し、
前記端部面が、該端部面の一方から他方へ移行する傾斜面(402d)であり、
前記バッテリ保持部材(40)に対する前記バッテリトレー(46)の出し入れ量を規制するため、前記バッテリトレー(46)にバッテリドレーン(462)を設け、前記バッテリ保持部材(40)の保持面(402a)には、前記バッテリドレーン(462)が貫通して前記バッテリトレー(46)の出し入れ方向に案内する長孔(407)が設けられていることを特徴とする車両のバッテリ保持装置。 - 前記バッテリドレーン(462)にはドレーンチューブ(57)が装着され、該ドレーンチューブ(57)が前記長孔(407)から脱出する量を規制する規制部材(58)をさらに有していることを特徴とする請求項1に記載の車両のバッテリ保持装置。
- バッテリ保持部材(40)の保持面(402a)が車体に対して前下がり傾斜に設定されており、
前記バッテリドレーン(462)は、前記バッテリトレー(46)の車体前側で下方に突出した筒形状であり、前記バッテリトレー(46)の底面には上げ底(464)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のバッテリ保持装置。 - 前記規制部材(58)が、前記ドレーンチューブ(57)を前記バッテリドレーン(462)に締結するチューブクリップ(58)であって、該チューブクリップ(58)は、その外接円寸法が前記長孔(407)の幅より大きくなるように寸法が決定されていることを特徴とする請求項2に記載の車両のバッテリ保持装置。
- 前記バッテリ保持部材(40)がエアクリーナケース(40)であって、前記保持面(402a)が、該エアクリーナケース(40)の側部に形成される凹部(402)の底面であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両のバッテリ保持装置。
- 前記凹部(402)の上方の一部には、前記エアクリーナケース(40)とカバーとの間に配置されるエアクリーナエレメントを保持するセパレータの端部を支持するためのリブ(408)が突出していることを特徴とする請求項5に記載の車両のバッテリ保持装置。
- 前記凹部(402)の端部面に設けられる傾斜面(402d)の傾斜終端部のうち、車幅方向内側の終端部(402e)が、前記バッテリトレー(46)幅方向中央から車体の外側寄りに位置されていることを特徴とする請求項6に記載の車両のバッテリ保持装置。
- 前記バッテリトレー(46)は、車体前壁面、車体後壁面、車体左壁面、および車体右壁面の4面からなる周囲壁(461)を有し、車体前壁面と車体左壁面とが交差する第1隅(461a)、車体前壁面と車体右壁面とが交差する第2隅(461b)、車体左壁面と車体後壁面とが交差する第3隅(461c)、および車体右壁面と車体後壁面とが交差する第4隅(461d)が、これらの順番に高さが低くなっていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の車両のバッテリ保持装置。
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JP2014224406A JP5797319B2 (ja) | 2014-11-04 | 2014-11-04 | 車両のバッテリ保持装置 |
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JP2014224406A Active JP5797319B2 (ja) | 2014-11-04 | 2014-11-04 | 車両のバッテリ保持装置 |
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