JP4829753B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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さらにまた、収納ボックスの下方には、エンジンの周囲を囲うケース部材が設けられ、ケース部材とエンジンとの間に外気を通し、排出口から排出させるようにした。エンジンの排熱が収納ボックスへ流れることを防止できるので、窓部から進入する外気がエンジンの排熱空気の影響を受けることを回避することができる。
バッテリの底面に外気を通過させることができるので、バッテリの冷却効率を高めることが可能となる。
また、内蓋をバッテリの上方に設けることになり、小リブによってバッテリの上方に外気が通過するので、バッテリの冷却効率を一層高めることが可能となる。
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図であり、鞍乗り型車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11の後部にピボット軸12を含むリンク機構14を介して、車体フレーム11にパワーユニット15を揺動自在に取り付けた車両である。
ダウンフレーム22と、フロア下フレーム23と、左右のフレーム24L、24Rとからメインフレーム25が構成されている。
リヤスイングアームを兼ねるパワーユニット15の後端に後輪19を取り付け、パワーユニット15の後部及びフレーム24Lの間にリヤクッションユニット31を掛け渡す。
変速機ケース17に開口部35を設け、この開口部35にダクト36を接続し、このダクト36を用いて外の空気を変速機ケース17内へ供給することでベルト式無段変速機18を冷却するようにした。
吸気装置38は、エアクリーナ41と、このエアクリーナ41に接続した燃料供給装置42と、からなる。
排気装置39は、エンジン16に接続し後方に延ばした排気管43と、この排気管43に接続し後方に延ばした消音器44とからなる。
フロア下フレーム23から斜め後上方に左右のフレーム24L、24Rが延設され、これらのフレーム24L、24Rの間を掛け渡すクロスフレーム61が設けられ、このクロスフレーム61に収納ボックス45が取り付けられ、この収納ボックス45に乗員が跨って座るシート46が取り付けられている。
図中、65は収納ボックス45内に配置されるバッテリである。
車体フレーム11の一構成要素としてのクロスフレーム61に、上方へ開口する収納ボックス45を取り付け、この収納ボックス45の上方にその開口部45kを覆うインナカバー67を取り付け、このインナカバー67の上方に底板68とクッション材69とシートレザー71とを有し乗員が着座するシート46を取り付け、このシート46と収納ボックス45の間にシート46を開閉自在に支持するシートヒンジ72を介在させた。
シート46は、穴73の開いた底板68と、この底板68を被せるシートレザー71と、このシートレザー71と底板68との間に充填するクッション材69とで構成し、穴73からクッション材69を突出させるとともに、このクッション材69の突出部74でインナカバー67の凸部66を押さえるようにした。
なお、凸部66を省略してインナカバー67の上面を平らにすることは差し支えない。
なお、窓部79は、カウル部材(図1の符号64)でカバーされているので、雨などが窓部79から侵入することはない。
つまり、内蓋81は、収納ボックス45に略水平に配置される部材である。内蓋81によって仕切られる収納ボックス45の下半分を電装品収納室77とし、収納ボックス45の上半分を物入室76とした。
電装部品84にはバッテリ65とCDI(Capacitive Discharge Ignition)ユニット86と、フューズボックス87と、スタータ用ユニット88とが含まれ、電装品収納室77の底部77sから上方にリブ92・・・が立設され、このリブ92・・・の一部にバッテリ65などの電装部品84が載置されている。
なお、CDIユニット86とは、容量放電ユニットとも呼ばれ、大容量のコンデンサを有するものであり、コンデンサに充電後、エンジンの点火時期に合わせて放電する機器である。
バッテリ65の底面65sに、外気を通過させることができるので、バッテリ65の冷却効率を高めることが可能となる。
インナカバー67の周縁67mに凹部94を設け、収納ボックス45の周縁45mに凸部95を設け、インナカバー67を閉じたときに、凸部95に凹部94が係合するようにした。
なお、本実施例とは反対に、収納ボックス45の周縁45mに凹部を設け、インナカバー67の周縁67mに凸部を設けることは差し支えない。
シートヒンジ72は、収納ボックス45に付設し支持穴73、73を有するヒンジベース96と、このヒンジベース96の内側に配置しインナカバー67に付設したカバー支持部97・・・を有する内ヒンジ98と、ヒンジベース96の外側に配置しシート46に付設したシート支持部99、99を有する外ヒンジ101と、これらヒンジベース96、内ヒンジ98及び外ヒンジ101を共通して支持するヒンジ軸93と、からなる。
ヒンジベース96に取り付けたヒンジ軸93に対して、内ヒンジ98を回動可能に設けるとともに、外ヒンジ101を回動可能に設ける。
エンジン冷却機構100は、エンジン16のシリンダブロック37の周囲を囲うケース部材64を設け、このケース部材64の側方にこのケース部材64に外気を供給するファン104を設け、このファン104の側方に外気取入口105を有する外気取入部材106を設けてなる。
ファン104は、エンジン16のクランクシャフト108に連結されており、エンジン16が回転しているときに、ファン104によってケース部材64の内側に外気を取り込むようにした。
図中、111はケース部材64に外気取入部材106を固定するボルトである。
図2に戻って、収納ボックス45は、区画手段78によって物入室76と電装品収納室77とに区画されるとともに、この電装品収納室77には窓部79が設けられているので、物入室76に塵や埃などの異物が侵入することを防止できる。物入室76に異物の侵入がなくなるので、物入室76の内側を汚れないようにすることができる。
エンジン16の排熱は下側に出されるため、シート46側に流れることはなく、電装部品84の冷却効率を落とさない。
また、請求項1では、電装品収納室の底部から上方にリブを立設することなく、バッテリを底部に載置することは差し支えない。
さらに、請求項2では、内蓋の電装品収納室の側に設けられている小リブを省くことは差し支えない。
Claims (3)
- 車体フレーム(11)と、この車体フレーム(11)に支持されエンジン(16)の駆動力を後輪(19)に伝達するベルト式無段変速機(18)を内蔵する変速機ケース(17)と、前記車体フレーム(11)の上方に設けられ乗員が跨って座るシート(46)と、このシート(46)の下方に設けられ物を収納する収納ボックス(45)と、前記収納ボックス(45)と前記変速機ケース(17)の間を連結し外気を前記変速機ケース(17)に導くダクト(36)と、を備える鞍乗り型車両において、
前記収納ボックス(45)には、物を入れる物入室(76)と電装部品(84)を収納する電装品収納室(77)とに区画する区画手段(78)が設けられるとともに、前記電装品収納室(77)には、外気を取り入れる窓部(79)が設けられ、
前記収納ボックス(45)の下方には、前記エンジン(16)の周囲を囲うケース部材(64)が設けられ、このケース部材(64)の側方には、このケース部材(64)に外気を供給するファン(104)が設けられ、前記ケース部材(64)の下部には、排熱空気を排出する排出口(109)が設けられ、
このケース部材(64)と前記エンジン(16)との間に外気を通し、前記エンジン(16)により加熱された排熱空気を前記排出口(109)から排出させることを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記電装部品(84)にはバッテリ(65)が含まれ、前記電装品収納室(77)の底部から上方にリブ(92)が立設され、このリブ(92)に前記バッテリ(65)が載置されていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
- 前記区画手段(78)は、前記収納ボックス(45)を上下に区画するとともに、上部に物入室(76)、下部に電装部品収納室(77)を形成し、前記シート(46)を開放した状態で前記区画手段(78)は前記収納ボックス(45)に着脱可能に設けられている内蓋(81)であり、この内蓋(81)の前記電装品収納室(77)の側に小リブ(82)が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両。
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