JP5791335B2 - オルガノポリシロキサン化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
このような方法で得られたシリコーン化合物を、パーソナルケアの分野で使用する場合には、反応終了後に脱溶媒工程を設ける必要がある。特に、パーソナルケアの分野では溶剤臭が好まれないので、極力残存する溶媒を除去しなければならず、そのためには減圧下高温で脱溶媒する必要がある。
本発明の課題は、オルガノポリシロキサン化合物をその分子量の低下を抑制して、安定な品質で製造できる製造方法を提供することにある。
オルガノポリシロキサンのセグメントの末端及び/又は側鎖に、下記一般式(1)で表される繰返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)のセグメントが結合してなるオルガノポリシロキサン化合物の製造方法であって、
(a)下記一般式(I)で表される環状イミノエーテル化合物を溶媒中で開環重合して、末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)溶液を調製する工程、
(b)分子鎖の末端及び/又は側鎖にアミノ基を有する変性オルガノポリシロキサンを溶媒と混合して、変性オルガノポリシロキサン溶液を調製する工程、
(c)前記工程(a)で得られた末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)溶液と前記工程(b)で得られた変性オルガノポリシロキサン溶液とを混合して、変性オルガノポリシロキサンが有するアミノ基と末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応させる工程、
(d)前記工程(c)で得られた反応物に、塩基性物質を添加する工程、及び
(e)前記工程(d)の添加後、100〜200℃の条件下で溶媒を除去する工程
を含む、オルガノポリシロキサン化合物の製造方法。
本発明の製造方法によって得られるオルガノポリシロキサン化合物は、オルガノポリシロキサンのセグメントの末端及び/又は側鎖に、下記一般式(1)で表される繰返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)のセグメントが結合してなる。
R1で表されるアラルキル基としては、炭素数7〜15のアラルキル基が好ましく、炭素数7〜14のアラルキル基がより好ましく、炭素数7〜10のアラルキル基が更に好ましい。具体例としては、ベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、トリチル基、ナフチルメチル基、アントリルメチル基等が挙げられる。なお、芳香環上には、低級アルキル基が導入されていてもよい。
R1で表されるアリール基としては、炭素数6〜14のアリール基が好ましく、炭素数6〜12のアリール基がより好ましく、炭素数6〜9のアリール基が更に好ましい。具体例としては、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフェニル基、アントリル基、フェナントリル基等が挙げられる。
これらの中でも、R1としては、炭素数1〜6の直鎖又は分岐状のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3の直鎖又は分岐状のアルキル基がより好ましく、エチル基が特に好ましい。
前記一般式(1)中、nは2が好ましい。
R2としては、炭素数1〜6の直鎖又は分岐状のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3の直鎖又は分岐状のアルキル基がより好ましく、メチル基が特に好ましい。また、R3及びR4が炭素数1〜22のアルキル基又はフェニル基を表す場合も炭素数1〜6の直鎖又は分岐状のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3の直鎖又は分岐状のアルキル基がより好ましく、メチル基が特に好ましい。
上記式(i)〜(vi)中、X-はアンモニウムイオンの対イオンを表し、具体例としては、エチル硫酸イオン、メチル硫酸イオン、塩素イオン、ヨウ素イオン、1/2硫酸イオン、p−トルエンスルホン酸イオン、過塩素酸イオン等が挙げられる。
連結率(%)=(1−未反応のアミノ基含有量(モル/g)/変性オルガノポリシロキサンセグメントが有する全アミノ基含有量(モル/g))×100 (1)
本願の発明の効果は、オルガノポリシロキサンセグメントの連結率が高いときにより顕著であり、この観点から連結率は、好ましくは80〜100%、より好ましくは90〜100%、より更に好ましくは95〜100%、特に好ましくは97〜100%である。
GPC測定の具体的測定条件の詳細は、実施例に示す。
r=MSi/MSiOX=MSi/(MSi+MOX)
(式中、MSi、MSiOXは前記と同じ意味を表し、MOXはポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの質量を表す。)
オルガノポリシロキサンセグメントの質量比(r)の平均値は、本発明に係るオルガノポリシロキサン化合物を重クロロホルム中に5質量%溶解させ、核磁気共鳴(1H−NMR)分析により、オルガノポリシロキサンセグメント中のアルキル基又はフェニル基と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント中のメチレン基との積分比より求めることができる。
本発明に係るオルガノポリシロキサン化合物の重量平均分子量(MWt)は、好ましくは500〜500000、より好ましくは30000〜150000、更に好ましくは50000〜120000である。このMWtは実施例に記載のGPC測定によって得ることができる。
本発明に係るオルガノポリシロキサン化合物は、分子鎖の末端及び/又は側鎖にアミノ基を有する変性オルガノポリシロキサンと、末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応させて製造される。
本発明の方法は、下記工程(a)〜(e)を含む。
(a)下記一般式(I)で表される環状イミノエーテル化合物を溶媒中で開環重合して、末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)溶液を調製する工程。
基を表し、nは2又は3を表す。)
(b)分子鎖の末端及び/又は側鎖にアミノ基を有する変性オルガノポリシロキサンを溶媒と混合して、変性オルガノポリシロキサン溶液を調製する工程。
(c)前記工程(a)で得られた末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)溶液と前記工程(b)で得られた変性オルガノポリシロキサン溶液とを混合して、変性オルガノポリシロキサンが有するアミノ基と末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応させる工程。
(d)前記工程(c)で得られた反応物に、塩基性物質を添加する工程。
(e)前記工程(d)の添加後、100〜200℃の条件下で溶媒を除去する工程。
工程(a)では、前記一般式(I)で表される環状イミノエーテル化合物を溶媒中で開環重合(リビング重合)して、末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)溶液を調製する。
前記一般式(I)におけるR1及びnは前記一般式(1)におけるR1及びnと同義であり、好ましい範囲も同様である。
環状イミノエーテル化合物の開環重合に用いる溶媒としては、非プロトン性極性溶媒が好ましい。具体的には、酢酸エチル、酢酸プロピル等の酢酸アルキル(C1〜3)エステル、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル等のジアルキル(C1〜3)エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の環状エーテル、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン溶媒、アセトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の溶媒を使用することができ、中でも酢酸アルキル(C1〜3)エステルが好適に使用される。
脱水時間を短縮する観点から、脱水温度は、好ましくは50℃以下、より好ましくは40℃以下、更に好ましくは35℃以下で行う。操作の効率性の観点から、脱水温度を5℃以上とすることが好ましい。
脱水剤は、環状イミノエーテル化合物溶液中に直接添加し撹拌後、脱水剤を除去してもよいが、操作性の観点から、脱水剤を充填したカラムに、上記環状イミノエーテル化合物溶液を通過させて脱水乾燥処理することが好ましい。また、環状イミノエーテル化合物溶液中の環状イミノエーテル化合物の濃度は、脱水時間を短縮する観点から、好ましくは10〜80質量%、より好ましくは20〜60質量%、更に好ましくは、25〜55質量%である。
重合温度は、好ましくは40〜150℃、より好ましくは60〜120℃、更に好ましくは70〜110℃、より更に好ましくは75〜100℃である。重合温度は、得られる重合体の分子量を制御する観点から、重合開始剤を添加した後に上記範囲にすることが好ましい。
重合時間は、重合温度等の反応条件により一様ではないが、通常1〜60時間であり、好ましくは2〜50時間であり、より好ましくは3〜30時間であり、更に好ましくは5〜15時間である。
工程(b)では、分子鎖の末端及び/又は側鎖にアミノ基を有する変性オルガノポリシロキサンを溶媒と混合して、変性オルガノポリシロキサン溶液を調製する。
前記の分子鎖の末端及び/又は側鎖にアミノ基を有する変性オルガノポリシロキサンは、特に限定されないが、好ましい具体例としては、下記一般式(II)で表される変性オルガノポリシロキサンである。
上記式(vii)〜(xi)のいずれかで表される置換基のうち、上記式(vii)又は(viii)で表される基が好ましい。
工程(c)では、前記工程(a)で得られた末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)溶液と前記工程(b)で得られた変性オルガノポリシロキサン溶液とを混合して、変性オルガノポリシロキサンが有するアミノ基と末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応させる。
末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)溶液と変性オルガノポリシロキサン溶液との反応温度は、好ましくは40〜150℃、より好ましくは60〜120℃、更に好ましくは70〜110℃、より更に好ましくは75〜100℃である。反応温度は、得られる生成物の分子量を制御する観点から、末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)と変性オルガノポリシロキサン溶液とを混合した後に上記温度範囲にすることが好ましい。
反応時間は重合温度等の反応条件により一様ではないが、通常1〜60時間であり、好ましくは3〜30時間であり、より好ましくは5〜15時間である。
工程(d)では、前記工程(c)で得られた反応物に、塩基性物質を添加する。
塩基性物質を添加することにより続く工程(e)において、高温条件下で溶媒を除去する際、目的物であるオルガノポリシロキサンの分子量が低下することが抑制される。
分子量低下抑制の観点からは、塩基性物質としては、無機塩基性物質であっても有機塩基性物質であってもよい。無機塩基性物質としては、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩等が挙げられ、アルカリ金属水酸化物が好ましく、その中でも水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等がより好ましい。有機塩基性物質としては、水酸基が置換していてもよい炭化水素基を有するアミンが挙げられる。
よって、前記製品中の溶媒への溶解性及び沸点の観点からは、ジメチルアミン、モノエタノールアミン、エチレンジアミン、N−メチルエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、メトキシプロピルアミン、アミノエチルエタノールアミン、AMP、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−1−ブタノール、DEA、ジエチレントリアミン、N−アセチルエタノールアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、3−ジメチルアミノプロピルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、トリエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジイソプロパノールアミンが好ましく、モノエタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、アミノエチルエタノールアミン、AMP、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−1−ブタノール、DEA、N−アセチルエタノールアミン、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミンがより好ましく、入手の容易さ及びコストの観点からは、AMP、DEAがより更に好ましい。
塩基性物質の使用量は、目的物の分子量低下を抑制する観点から、用いた重合開始剤に対して10〜500モル%が好ましく、10〜100モル%がより好ましく、10〜30モル%が更に好ましい。
工程(e)では、前記工程(d)の添加後、100〜200℃の条件下で溶媒を除去する。
目的物であるオルガノポリシロキサン化合物をパーソナルケアの分野で使用する場合には、溶剤臭が好まれないため、残存する溶媒を極力除去することが望ましい。反応液からの溶媒の除去は、好ましくは120〜170℃、より好ましくは140〜160℃の条件下で行うことができる。また、溶媒を効率よく除去する観点から、減圧下で行うことが好ましい。
残存溶媒濃度は、残存溶媒臭を取り除く観点からは3000mg/kg以下であることが好ましく、さらに好ましくは2000mg/kg以下、特に好ましくは1000mg/kg以下である。
溶媒除去は、得られる変性オルガノポリシロキサンの着色を抑制する観点から、窒素等の不活性ガス雰囲気下で行うことが好ましい。
以下の実施例及び比較例において、オルガノポリシロキサンセグメントの質量比の平均値は、本発明に係るオルガノポリシロキサン化合物を重クロロホルム中に5質量%溶解させ、下記測定装置を用いた核磁気共鳴(1H−NMR)分析により、オルガノポリシロキサンセグメント中のアルキル基又はフェニル基と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント中のメチレン基との積分比より求めた。
<測定装置>
装置名:
Varian Mercury 400BB(400MHz)、Varian社製
測定モード:
Relax. delay = 10 sec
Pulse = 45 degrees
Acquisition Time = 3.28 sec
Repetitions = 8 times
(分子量の測定)
末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)の数平均分子量、及びオルガノポリシロキサン化合物の重量平均分子量は、下記の条件でゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)より求めた。
カラム:K−804L(商品名、昭和電工(株)社製)を直列に2つ連結したものを用いた。
溶離液:1mmol/L ファーミンDM20(商品名、花王(株)製)/クロロホルム
流量:1.0mL/min
カラム温度:40℃
検出器:示差屈折率計
サンプル:5mg/mL,100μL
標準ポリスチレン換算
<側鎖一級アミノプロピル変性オルガノポリシロキサンのアセチル化>
冷却管を備えた丸底フラスコに、クロロホルム90gと側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン10gとを加え、均一に溶解した。次いで、無水酢酸を側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサンのアミノ基に対して当量加え、攪拌しながら還流下8時間アミノ基をアセチル化した。放冷後、減圧下溶媒を除去し、分子量測定用のサンプルとした。
溶液中の水分濃度は、下記装置を用いて測定した。
装置:カールフィッシャー水分測定装置(商品名:CA−06、三菱化学(株)製)
陰極側試薬:アクアミクロンCK(商品名、三菱化学(株)製)
陽極側試薬:アクアミクロンAU(商品名、三菱化学(株)製):アクアミクロンCM(商品名、三菱化学(株)製)=20:80(容量%)
試料3gを精秤し、メタノール/クロロホルム=50/50(容量/容量)溶媒50mLに溶解した。この溶液を、電位差滴定装置を用い0.1mol/L過塩素酸酢酸標準溶液で滴定した。同時に平行して空試験を行った。得られた値から、下記の計算式によりアミン価を計算した。
アミン価(モル/g)=(A−B)×f/(試料量(g)×10000)
A:試料の滴定に要した0.1mol/L過塩素酸酢酸標準溶液の使用量(mL)
B:空試験の滴定に要した0.1mol/L過塩素酸酢酸標準溶液の使用量(mL)
f:0.1mol/L過塩素酸酢酸標準溶液のファクター
本発明の方法で得られたオルガノポリシロキサン化合物の、極性溶媒への溶解性を、オルガノポリシロキサン化合物をエタノール中に、分散又は溶解し、得られた分散液又は溶液の光透過率(λ=650nm)を測定することで評価した。
具体的には、実施例で得られたオルガノポリシロキサン化合物(乾燥後)1.0gを精秤し、9.0gのエタノールに加えて分散又は溶解した。得られたオルガノポリシロキサン化合物の10質量%分散液又は溶液の、650nmにおける透過率を下記条件にて測定した。ここで透過率は高いほど、エタノールへの溶解性に優れることを意味する。
測定装置:紫外可視分光光度計(商品名:UV−2550、(株)島津製作所製)
セル:石英セル(光路長1cm)
測定波長:650nm
(工程a)
2−エチル−2−オキサゾリン59.0g(0.60モル)と酢酸エチル143.3gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ(商品名:ゼオラムA−4、東ソー(株)製)10.1gで15時間脱水を行い、水分濃度を100mg/kg以下にした。
上記の脱水2−エチル−2−オキサゾリンの酢酸エチル溶液に硫酸ジエチル11.56g(0.075モル)を加え、窒素雰囲気下8時間、80℃で加熱還流し、末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)を合成した。GPCにより測定した数平均分子量は900であった。
側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(商品名:KF−8003、信越シリコーン(株)製、重量平均分子量5万、アミン当量2000)150.0g(含有アミノ基:0.075モル)と酢酸エチル304.2gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ23gで15時間脱水を行い、水分濃度を100mg/kg以下にした。
前記工程aで得られた末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)溶液を30℃まで冷却後、上記の脱水した側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン溶液を一括して加え、10時間80℃で加熱還流し、その後冷却し、N−プロピオニルエチレンイミン−ジメチルシロキサン共重合体(本発明のオルガノポリシロキサン化合物)の酢酸エチル溶液(以下「溶液(1)」ともいう)660gを得た。一部を室温下で減圧濃縮しオルガノポリシロキサン化合物を淡黄色固体として得た。オルガノポリシロキサンセグメントの質量比の平均値は0.67、オルガノポリシロキサン化合物の重量平均分子量は8.5万であった。ここで、得られたオルガノポリシロキサン化合物について中和滴定を行った結果、アミノ基は残存していないことがわかった。
前記工程cで得られた溶液(1)50g(重合開始剤(硫酸ジエチル)0.0056モルを含む)に2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)120mg(0.0013モル(重合開始剤に対して23モル%))を加え均一にした後、平型ステンレスバットに入れ、150℃減圧下(10kPa)1時間乾燥を行った。得られた固体の重量平均分子量をGPCにより求めたところ8.5万であった。
実施例1の工程cで得られた溶液(1)50gを平型ステンレスバットに入れ、150℃減圧下1時間乾燥を行った。得られた固体の、重量平均分子量は6.6万であった。
(工程a)
2−エチル−2−オキサゾリン68.4g(0.69モル)と酢酸エチル164.0gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ(商品名:ゼオラムA−4、東ソー(株)製)11.6gで15時間脱水を行い、水分濃度を100mg/kg以下にした。
上記の脱水2−エチル−2−オキサゾリンの酢酸エチル溶液に硫酸ジエチル12.4g(0.080モル)を加え、窒素雰囲気下8時間、80℃で加熱還流し、末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)を合成した。GPCにより測定した数平均分子量は1000であった。
側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(商品名:KF−8003、信越シリコーン(株)製、重量平均分子量5万、アミン当量1870)150.0g(含有アミノ基:0.080モル)と酢酸エチル304.5gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ22.7gで15時間脱水を行い、水分濃度を100mg/kg以下にした。
前記工程aで得られた末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)溶液を30℃まで冷却後、上記の脱水した側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン溶液を一括して加え、10時間80℃で加熱還流し、その後冷却し、N−プロピオニルエチレンイミン−ジメチルシロキサン共重合体(本発明のオルガノポリシロキサン化合物)の酢酸エチル溶液(以下「溶液(2)」ともいう)695gを得た。一部を室温下で減圧濃縮しオルガノポリシロキサン化合物を淡黄色固体として得た。オルガノポリシロキサンセグメントの質量比の平均値は0.65、オルガノポリシロキサン化合物の重量平均分子量は5.0万であった。ここで、得られたオルガノポリシロキサン化合物について中和滴定を行った結果、アミノ基は残存していないことがわかった。
前記工程cで得られた溶液(2)30.0g(重合開始剤(硫酸ジエチル)0.0034モルを含む)にAMP31mg(0.00034モル(重合開始剤に対して10モル%))を加え均一にした後、平型ステンレスバットに入れ、150℃減圧下(10kPa)1時間乾燥を行った。得られた固体の重量平均分子量をGPCにより求めたところ3.8万であった。また透過率は98%であった。
AMPの添加量を表2に示すように変更したこと以外は、実施例2と同様にして操作を行った。乾燥後に得られた固体の重量平均分子量、及び透過率の測定結果を、表2にまとめて示す。
塩基性物質としてジエタノールアミン(DEA)を用い、添加量を表2に示すように変更したこと以外は、実施例2と同様にして操作を行った。乾燥後に得られた固体の重量平均分子量、及び透過率の測定結果を、表2にまとめて示す。
塩基性物質として20質量%水酸化カリウムエタノール溶液を用い、添加量を表2に示すように変更したこと以外は、実施例2と同様にして操作を行った。乾燥後に得られた固体の重量平均分子量、及び透過率の測定結果を、表2にまとめて示す。
塩基性物質の添加を行わなかったこと以外は、実施例2と同様にして操作を行った。乾燥後に得られた固体の重量平均分子量は2.3万であり、透過率は96%であった。結果を表2に示す。
Claims (2)
- オルガノポリシロキサンのセグメントの末端及び/又は側鎖に、下記一般式(1)で表される繰返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)のセグメントが結合してなるオルガノポリシロキサン化合物の製造方法であって、
(a)下記一般式(I)で表される環状イミノエーテル化合物を溶媒中で開環重合して、末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)溶液を調製する工程、
(b)分子鎖の末端及び/又は側鎖にアミノ基を有する変性オルガノポリシロキサンを溶媒と混合して、変性オルガノポリシロキサン溶液を調製する工程、
(c)前記工程(a)で得られた末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)溶液と前記工程(b)で得られた変性オルガノポリシロキサン溶液とを混合して、変性オルガノポリシロキサンが有するアミノ基と末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応させる工程、
(d)前記工程(c)で得られた反応物に、塩基性物質を添加する工程、及び
(e)前記工程(d)の添加後、100〜200℃の条件下で溶媒を除去する工程
を含む、オルガノポリシロキサン化合物の製造方法。
- 前記塩基性物質が、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノアルキルアミン、ジアルキルアミン、トリアルキルアミン、トリアルカノールアミン及び2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1に記載のオルガノポリシロキサン化合物の製造方法。
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