JP5790377B2 - 車両用灯具 - Google Patents
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Description
(1)本発明の車両用灯具は、ヒートシンクと、このヒートシンクの一方の面をほぼ被うように配置されるリフレクタと、前記ヒートシンクの前記リフレクタと対向する面の一部に光照射面を前記リフレクタ面に向けて配置される発光素子とを備え、前記発光素子の前記光照射面からの光を前記リフレクタに反射させて出射させる車両用灯具であって、前記車両用灯具が車両に取り付けられる場合に、前記ヒートシンクはリフレクタよりも上方に配置され、前記ヒートシンクの前記リフレクタと対向する面のうち、車両幅方向の外側から少なくとも前記発光素子の配置個所の近傍にかけて、車両幅方向の外側が高くなるように車両の幅方向の水平面に対して傾斜部を有することを特徴とする。
(2)本発明の車両用灯具は、(1)の構成において、前記車両用灯具が車両に取り付けられた場合に、前記ヒートシンクの前記リフレクタと対向する面は、車両幅方向の外側から車両幅方向の内側にかけて、車両幅方向の外側が高くなるように車両の幅方向の水平面に対して傾斜部を有することを特徴とする。
(3)本発明の車両用灯具は、(1)、(2)のいずれかの構成において、前記車両用灯具が車両に取り付けられた場合に、前記ヒートシンクの前記発光素子が配置される近傍面は、前記車両の幅方向の水平面とほぼ面一になるように形成されていることを特徴とする。
(4)本発明の車両用灯具は、(1)の構成において、前記ヒートシンクの前記発光素子が配置された面と反対側の面に複数の並設された放熱フィンが形成され、これら放熱フィンは、前記車両用灯具が車両に取り付けられた場合に、車両幅方向に延在されて形成されていることを特徴とする。
(実施態様1)
図2は、本発明の車両用灯具の実施態様1の概略を示す断面図である。図2において、x、y、z方向は、車両用灯具10を車両に取り付けた場合において、それぞれ、車両の前方方向、幅方向、高さ方向に一致させて示している。
また、このように構成された車両用灯具によれば、熱がヒートシンク22とリフレクタ23によって構成される空間部に籠もり、発光ダイオード21付近の温度が上昇し、発光ダイオード21の照射効率が低下してしまう現象を回避することができるようになる。
上述した実施態様1では、ヒートシンク22の平板状部材22Aに形成される傾斜部22Sは、車両1の幅方向(図中y方向)に亘ってほぼ全域(発光ダイオード21が配置される近傍面22Hを除いて)に形成したものである。しかし、これに限定されることはなく、たとえば、図1と対応づけて描いた図5に示すように、ヒートシンク22の平板状部材22Aに形成される傾斜部22Sは、車両1の幅方向の外側(図中右側)から発光ダイオード21が配置される近傍面22Hにかけて形成するようにしてもよい。すなわち、ヒートシンク22の平板状部材22Aの下面において、発光ダイオード21が配置される近傍面22Hから車両1の幅方向の内側(図中左側)にかけては、車両1の幅方向の水平面(図中xy面)とほぼ平行になるようにしたものである。このように構成した場合であっても、傾斜部22Sを有する側の平板状部材22Aからの熱が、図中矢印α’に示すように、該傾斜部22Sによって形成される対流によって車両1の幅方向の外側に移動する際に、その移動に引っ張られて、傾斜部22Sを有さない側の平板状部材22Aからの熱も、図中矢印βに示すにように、車両の幅方向の外側に移動できるようになり、ヒートシンク22の充分な放熱効果を図ることができるようになる。
上述した実施態様1では、ヒートシンク22に設けられる放熱フィン22Bは、図4に示したように、平板状部材22Aの上面において、車両1の幅方向(図中y方向)に並設され、車両の前後方向(図中x方向)に延在するように形成したものである。しかし、これに限定されることはなく、図4に対応づけて描いた図6に示すように、車両1の前後方向(図中x方向)に並設され、車両1の幅方向(図中y方向)に延在するように形成するようにしてもよい。このように構成した場合、平板状部材22Aの上面から放熱フィン22B等を介して放熱される熱は、各放熱フィン22Bにガイドされ、平板状部材22Aの下面における上述した対流の方向と同様に、車両1の幅方向の外側に導かれるようになることから、ヒートシンク22の充分な放熱効果を図ることができるようになる。
上述した実施態様では、ヒートシンク22の平板状部材22Aに形成する傾斜部22Sは、該平板状部材22Aを車両1の水平面に対して傾けて構成することによって、形成するようにしたものである。しかし、これに限定されることはなく、平板状部材22Aの厚さを変化させることによって前記傾斜部22Sを形成するようにしてもよいことはもちろんである。たとえば、図7は、図1(a)に対応づけて描いた図であり、平板状部材22Aの車両1の幅方向の外側の端部の板厚tを車両1の幅方向の外側の端部の板厚Tよりも小さく設定することにより、平板状部材22Aの発光ダイオード21が配置される側の面において、図1(a)に示した傾斜部22Sと同様の機能を有する傾斜部22S’を形成するようにしたものである。また、図8は、図5(a)に対応づけて描いた図であり、ヒートシンク22の平板状部材22Aの板厚は、車両1の幅方向の内側(図中左側)から発光ダイオード21の配置個所の近傍まではほぼ等しくTとしたものであるが、発光ダイオード21の配置個所の近傍から車両1の幅方向の外側(図中右側)へかけて徐々に薄くし最終的にt(<T)とするようにしたものである。
実施態様1に示した発光ダイオード21は、車両用灯具10を車両に取り付けた場合に、その光照射領域21Aが車両1の幅方向の水平面(図中xy面)とほぼ面一になるようにヒートシンク22に配置させたものである。しかし、これに限定されることはなく、発光ダイオード21を、平板状部材22Aと同様に、その光照射領域21Aが車両1の幅方向の水平面(図中xy面)に対して傾斜してヒートシンク22に配置させるようにしてもよいことはもちろんである。この場合、リフレクタ23の光反射面の設計を変更することにより、発光ダイオード21からの光を所定の配光状態で前面レンズ11側へ出射させることができるようになる。
上述した実施態様では、いずれも、図3に示した車両1にあって、右側の前照灯10Rを例に挙げて示したものである。しかし、これに限定されることはなく、左側の前照灯10Lにおいても適用できることはもちろんである。この場合、ヒートシンク22の平板状部材22Aに形成する傾斜部22S、22S’の傾きは、上述した場合と反対となり、結果として、車両1の幅方向の外側が高くなるように車両1の幅方向の水平面(図中xy面)に対して傾斜部22S、22S’を有するようになる。また、本発明は、これら前照灯に限定されることはなく、テールランプ等の他のランプにも適用できる。
なお、上述した実施態様では、いずれも、ヒートシンク22はリフレクタ23よりも上方に配置させるようにしたものである。しかし、本発明は、ヒートシンク22をリフレクタ23の後方に配置させる構成の場合にも適用できる。この場合、ヒートシンク22は、発光ダイオード21を搭載させる光源搭載用部材がたとえば一体に延在して構成されるが、この明細書においては、該光源搭載用部材もヒートシンクとして把握する。
Claims (3)
- ヒートシンクと、このヒートシンクの一方の面をほぼ被うように配置されるリフレクタと、前記ヒートシンクの前記リフレクタと対向する面の一部に光照射面を前記リフレクタに向けて配置される発光素子とを備え、前記発光素子の前記光照射面からの光を前記リフレクタに反射させて出射させる車両用灯具であって、
前記車両用灯具が車両に取り付けられる場合に、前記ヒートシンクはリフレクタよりも上方に配置され、
前記ヒートシンクの前記リフレクタと対向する面のうち、車両幅方向の外側から少なくとも前記発光素子の配置個所の近傍にかけて、車両幅方向の外側が高くなるように車両の幅方向の水平面に対して傾斜部を有し、前記ヒートシンクの前記発光素子が配置される近傍面は、前記車両の幅方向の水平面とほぼ面一になるように形成されていることを特徴とする車両用灯具。 - 前記車両用灯具が車両に取り付けられた場合に、前記ヒートシンクの前記リフレクタと対向する面は、車両幅方向の外側から車両幅方向の内側にかけて、車両幅方向の外側が高くなるように車両の幅方向の水平面に対して傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
- 前記ヒートシンクの前記発光素子が配置された面と反対側の面に複数の並設された放熱フィンが形成され、これら放熱フィンは、前記車両用灯具が車両に取り付けられた場合に、車両幅方向に延在されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
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