JP5773643B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
特許文献2には、前端部および後端部の両側部に固定手段を設け、一方の対角線に位置する固定手段にループ部材を設け、他方の対角線に位置する固定手段にフック部材を設けた使い捨ておむつが記載されている。
特許文献3には、後胴周り域の両側部内面にループ部材を取付け、前胴周り域の両側部内面にZ字形に畳まれた支持部材を設け、支持部材の先端部内面にフック部材を取付け、ループ部材とフック部材とを係合し連結される使い捨ておむつが記載されている。
特許文献1〜3に記載された使い捨ておむつは、着用者がズボンを脱ぐことなく装着、交換を行えることから着用者、又は介護者の負担を軽減するものである。
着用者の前側を覆う前身頃と後側を覆う後身頃を有する外装シートと、
該外装シートの肌当接面に吸収体を含む内装体を備え、
該外装シートの前身頃と後身頃が係合かつ分離可能な連結手段により連結されることにより、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成される使い捨ておむつにおいて、
前記後身頃は、側部が着用者の上半身方向へ延出する帯状部を有し、
前記連結手段は、
前記前身頃の側部の衣服当接面に設けた第1係合部材と、
前記前身頃の側部の肌当接面に設けた第2係合部材と、
前記後身頃の側部の衣服当接面に設けた第3係合部材と、
前記後身頃の帯状部の衣服当接面に設けた第4係合部材とからなり、
前記後身頃の帯状部を前記前身頃の衣服当接面へ折り返した後、折り返した該帯状部の先端側を前記前身頃の肌当接面へさらに折り返した状態で、
前記第1係合部材と前記帯状部の基部側の第4係合部材が係合し、前記第2係合部材と前記第3係合部材が係合するとともに、前記第2係合部材と前記帯状部の先端側の第4係合部材が係合することを特徴とする使い捨ておむつが提供される。
前記請求項1記載の発明によれば、前記前身頃と後身頃を前記第2係合部材と第3係合部材で係合するだけでなく、前記第1係合部材と第4係合部材でも係合するため、係合がより強固となり、係合した後は係合が容易に外れないという効果がある。
特に、前身頃と後身頃の係合部分のうち、外れやすい上半身側の端部および下半身側の端部の係合部分を前記帯状部で覆うことができるため、係合が外れにくくなるという効果がある。
また、前記のとおり、着用者の大腿部近傍で行う前身頃と後身頃の係合作業の際、前身頃と後身頃の伸縮応力の影響で、使い捨ておむつの前身頃と後身頃が係合しにくいという問題がある。前記請求項1記載の発明によれば、当該係合作業の際に、前記後身頃から延出した帯状部を着用者が手に持ち、着用者の上半身前側へ向けて引っ張ることにより、後身頃に設けた第3係合部材を着用者の前側へ移動させることができるため、係合がしやすくなるという効果がある。
また、前記請求項1記載の発明によれば、前記後身頃の帯状部を折り返した状態で、該帯状部の先端が使い捨ておむつの肌当接面に位置し、使い捨ておむつの衣服当接面には該帯状部の先端が現れない。
従って、使い捨ておむつの着用時に発生する使い捨ておむつと衣服の摩擦力により、該帯状部の先端の係合が使い捨ておむつから外れることを防ぐことができるという効果がある。また、該帯状部の先端が衣服当接面に現れた場合と比べて、使い捨ておむつの外見を綺麗に見せることができるという効果がある。
前記帯状部の折り返しにおいて、折り返し地点を跨ぐように前記係合部材を設けない請求項1記載の使い捨ておむつが提供される。
前記請求項2記載の発明によれば、前記帯状部の折り返し地点を跨ぐように前記係合部材を設けていないため、前記帯状部の折り返しが容易になるという効果がある。
前記帯状部の折り返しにおいて、前記後身頃の帯状部を前記前身頃の衣服当接面へ折り返す折り返し地点を前記帯状部の基部とした請求項1または2記載の使い捨ておむつが提供される。
前記帯状部の折り返しにおいて、前記後身頃の帯状部を前記前身頃の衣服当接面へ折り返す折り返し地点を前記帯状部の基部以外に設けた場合、折り返した状態で、帯状部の一部が使い捨ておむつの係合部の上半身側の端部から突出した状態になる。当該帯状部の突出は、使い捨ておむつの着用者の脇腹部に当たるため、着用者が不快感を覚える。
また、前身頃と後身頃の係合部分のうち、外れやすい上半身側の端部の係合部分を前記帯状部で密閉できないため、係合が外れやすくなる。
前記請求項3記載の発明によれば、前記帯状部の突出を防ぐことができ、着用者の不快感を防止するという効果がある。また、前身頃と後身頃の係合部を外れにくくすることができるという効果がある。
図1〜図9に示すように、本発明の第1実施形態の使い捨ておむつ1は、前身頃F及び後身頃Bを有する外装シート20と、この外装シート20の内面に固定され一体化された内装体10とを有しており、内装体10は液透過性表面シート11と液不透過性裏面側シート12との間に吸収体13が介在されてなるものである。製造に際しては、外装シート20の内面(上面)に対して内装体10の裏面がホットメルト接着剤Gなどの接合手段によって固定された後に、内装体10および外装シート20が前身頃F及び後身頃Bの境界である上下方向中央で折り畳まれ、その両側部が相互に係合かつ分離可能な連結手段によって連結されることによって、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成された使い捨ておむつ1となる。
なお、第1実施形態とは異なり、第1,2係合部材40,41にフック部材を、第3,4係合部材42,43にループ部材を取付けてもよい。
上記の例では、第1係合部材40、第2係合部材41、第3係合部材42、第4係合部材43を、前身頃Fおよび後身頃Bの側部の縁や、帯状部65の縁と略平行に設けているが、これに限られるものではなく、当該縁と所定の角度をもって斜めに配置するなどしてもよい。
さらに、上記の例では、第1係合部材40、第2係合部材41、第3係合部材42、第4係合部材43をそれぞれ1つずつ設けているが、これに限られるものではなく、第1係合部材40、第2係合部材41、第3係合部材42、第4係合部材43をそれぞれ複数個設けても良い。例えば、図2では、帯状部65の衣服当接面に、上下方向の長さが長い長方形の第4係合部材43を1つだけ設けられているが、当該第4係合部材43の上下方向の長さをもう少し短くした形状の第4係合部材43を上下方向に複数個並べて設けても良い。
また、図1および図2では、帯状部65の上下方向の長さが、連結側部22の上下方向の長さと同じである例を示したが、本発明はこれに限られない。具体的には、帯状部65の上下方向の長さを連結側部22の上下方向の長さよりも短くしてもよい。
図3〜図6に示すように、外装シート20は、上層不織布20Aと下層不織布20Bからなる2層構造の不織布シートとされている。上層不織布20Aと下層不織布20Bとの間及び下層不織布20Bをウエスト開口縁で内面側に折り返してなる折り返し部分20Cの不織布の間には各種弾性部材がそれぞれ配置され伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部に夫々脚部開口を形成するために形成された凹状の脚回りライン29により、全体として擬似砂時計形状をなしている。
図1、図2に示すように、外装シート20の前身頃Fの両側部の連結側部21には、前身頃Fの衣服当接面の両側部に、当該側部の縁と略平行に上下方向へ延びるループ部材からなる第1係合部材40が取付けられ、前身頃Fの肌当接面の両側部に、当該側部の縁と略平行に上下方向へ延びるループ部材からなる第2係合部材41が取付けられている。
また、外装シート20の上層不織布20Aと第2係合部材41、外装シート20の下層不織布20Bと第1係合部材40との剥がれを防止するため、第1係合部材40、第2係合部材41が取付けられる外装シート20の連結側部21には、ウエスト部弾性部材24,24…、腰回り弾性部材25、25…、腹側湾曲弾性部材28,28…を配設しないのが好適である。
なお、第1係合部材40、第2係合部材41は、公知の接着剤、サーマルまたはウルトラソニックボンドにより外装シート20の上層不織布20A、下層不織布20Bにそれぞれ固着されている。
さらに、前記後身頃Bの側部は、着用者の上半身方向へ延出する帯状部65を有し、当該帯状部65の衣服当接面には第4係合部材43が取付けられる。当該第4係合部材43は、当該帯状部65の縁と略平行に上下方向に延びるフック部材からなる。
さらに、外装シート20の上層不織布20Aと第3係合部材42、帯状部65と第4係合部材43との剥がれを防止するため、第3係合部材42が取り付けられる外装シート20の連結側部22、帯状部65には、ウエスト部弾性部材24,24…、腰回り弾性部材25、25…、腹側湾曲弾性部材28,28…を配設しないのが好適である。
また、第3係合部材42、第4係合部材43は、公知の接着剤、サーマルまたはウルトラソニックボンドにより支持部材45の内外面に固着されている。
帯状部65は、好適には40〜100g/m2の不織布が用いられる。
また、帯状部65は、上層不織布20Aと下層不織布20Bからなるように構成しても良い。この場合、帯状部65と第4係合部材43を固着する箇所では、上層不織布20Aと下層不織布20Bの間にウエスト部弾性部材24や腰回り弾性部材25を設けないほうがより好適である。ウエスト部弾性部材24や腰回り弾性部材25を設けると、その弾性作用により不織布と第三係合部材42に撓みが生じ、固着が上手くいかなくなるからである。固着しない箇所については、ウエスト部弾性部材24や腰回り弾性部材25を設けるほうがより好適である。当該弾性作用により、使い捨ておむつ1のフィット性が向上するためである。
その他の帯状部65の例としては、幅方向に伸縮する伸縮性不織布が用いられる。当該伸縮性不織布は、不織布の間に弾性部材を配置したものや、伸縮フィルムを配置したものがある。当該弾性作用により、使い捨ておむつ1のフィット性が向上するという効果を得ることができる。この場合においても、帯状部65と第4係合部材43を固着する箇所は、伸縮性を有さない別部材とするほうが好ましい。
係合強度が60N以下の場合には、着用者の歩行、着座等にともなう太股からの力により第1係合部材40と第4係合部4材3との係合が外れる恐れがあるからである。
係合強度が48以下の場合には、着用者の歩行、着座等にともなうウエスト部からの力により第2係合部材41と第3係合部材42との係合が外れる恐れがあるからである。
外装シート20の前身頃Fと後身頃Bとが連結した状態で、使い捨ておむつ1を股間部に引上げた後、第1係合部材40と第4係合部材43との係合位置を調整し足回りにフィットさせる。
図9は、使い捨ておむつ1の装着後の図面である。図9のT−Tの位置は、図14から図19の断面図の切断部分の位置を表している。図9は、第1実施形態の使い捨ておむつ1を装着した場合であるが、図15および図16の説明の際は、第2実施形態の使い捨ておむつ1を装着した場合であると仮定し、図17から図19の説明の際は、第3実施形態の使い捨ておむつ1を装着した場合であると仮定して、T−Tの位置を捉えるものとする。
図14は、図9のT−Tの位置の断面図である。装着後は、外れやすい前身頃Fの上半身側端部の係合部分を帯状部65で覆うような形となる。
本発明は、これに限定されることはなく、まず、前身頃Fの両側部に設けた第2係合部材41と後身頃Bの両側部に設けた第3係合部材42の片側の係合を行った後、前身頃Fの両側部に設けた第1係合部材40と後身頃Bの両側部に設けた第4係合部材43の前記片側の係合を行う。その後、前身頃Fの両側部に設けた第2係合部材41と後身頃Bの両側部に設けた第3係合部材42の他方の側の係合を行った後、前身頃Fの両側部に設けた第1係合部材40と後身頃Bの両側部に設けた第4係合部材43の他方の側の係合を行うようにしてもよい。
また、外形シート20の前身頃Fまたは後身頃Bの側縁に着用者の手が触れたり、着衣がこすれた場合にあっても、第1係合部材40と第4係合部材43又は第2係合部材41と第3係合部材42のいずれか一方の連結は確実に維持することができる。
前記本発明によれば、前記帯状部65の突出を防ぐことができ、着用者の不快感を防止するという効果がある。また、前身頃Fと後身頃Bの係合部を外れにくくすることができるという効果がある。
特徴的には、腰回り弾性部材25…を有する縦方向範囲33と湾曲弾性部材26…、28…を有する縦方向範囲31とが一部(又は全部でも良い)重複しており、且つこの重複範囲30内に腰回り弾性部材25…が複数本(例えば5〜10本程度)含まれるとともに、そのうちの少なくとも一部の腰回り弾性部材25…の相互間隔d1が他の腰回り弾性部材25…の相互間隔d2よりも広くなっている。また、重複範囲30外においても、湾曲弾性部材26…、28…を有する縦方向範囲31とウエスト部弾性部材24を有する縦方向範囲との間の中間範囲32に、腰回り弾性部材25…が複数本(例えば10〜16本程度)設けられている。
内装体10は、不織布などからなる液透過性表面シート11と、ポリエチレン等からなる液不透過性裏面側シート12との間に、吸収体13を介在させた構造を有しており、表面シート11を透過した排泄液を吸収保持するものである。
図1、図3に示すように、外装シート20の肌当接面上に取り付けられた内装体10の前後端部をカバーし、且つ内装体10の前後縁からの漏れを防ぐために、前後押えシート50,60が設けられている。図示形態について更に詳細に説明すると、前押えシート50は、前身頃F内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の前端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在しており、後押えシート60は、後身頃B内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の後端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在している。前後押えシート50,60の股下側縁部に幅方向の全体にわたり(中央部のみでも良い)若干の非接着部分を設けると、接着剤が食み出ないだけでなく、この部分を表面シートから若干浮かせて防漏壁として機能させることができる。
外装シート20を構成する不織布のうち、少なくとも最も外側に位置する不織布20Bとして、捻れ度が3.8gf・cm/cm以下のものが好適である。外装シート20を構成する不織布全て、つまり最も外側に位置しない他の不織布20A、50,60についても最外側不織布20Bと同様の不織布を採用するのが望ましい(以下同じ。)。このように、捻れ度が十分に低い不織布を用いると、使い捨ておむつ全体としてのしなやかさが顕著に増加し、その結果、ゴワゴワした装着感や、肌との擦れによりかゆみやかぶれ等の肌トラブルが軽減し、脱ぎ着し易くなる等の利点がもたらされる。捻れ度が十分に低くないとしなやかさの改善効果は発現しない。このような捻れ度は、例えば原料繊維の種類の選択、繊度を細くする、繊維長を短くする、目付けや厚みを減らす等により達成することができる。
次に、第3係合部材42、第4係合部材43を別の配置で設ける第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一部材には同一符号を付し重複した説明は省略する。
図10,図11に示すように、後身頃Bの両側部から下半身方向に向かって延出した第二帯状部66を設ける。当該帯状部の衣服当接面には、第二帯状部66の縁と略平行に第4係合部材43が設けられる。
第2実施形態の帯状部65の上下方向の長さと第二帯状部66の上下方向の長さを加えた長さは、第1実施形態の帯状部65の上下方向の長さと同じ、もしくはそれよりも短くするのが好ましい。第1実施形態の帯状部65の上下方向の長さよりも短くしても、外れやすい上半身側の端部の係合部分を帯状部65で覆い、かつ、外れやすい下半身側の端部の係合部分を第二帯状部66で覆うことができるためである。
そのようにして、外装シート20の前身頃Fと後身頃Bとが連結した状態で、使い捨ておむつ1を股間部に引上げた後、第1係合部材40と第4係合部材43との係合位置を調整し足回りにフィットさせる。
次に、第3係合部材42、第4係合部材43を別の配置で設ける第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一部材には同一符号を付し重複した説明は省略する。
図12,図13に示すように、第3係合部材42を設ける後身頃Bの両側部の上下方向の長さは、第1実施形態や第2実施形態のそれよりも短い。具体的には、第3係合部材42を設ける後身頃Bの両側部の上下方向の長さは、前身頃Fの連結側部21の長さよりも短い。
また、帯状部65の上下方向の長さは、第1実施形態のそれよりも長い。具体的には、帯状部65の上下方向の長さは、前身頃Fの連結側部21の長さよりも長い。
1つの帯状部65には折り返し部64が2つ設けられる。1つの折り返し部64は、帯状部65の基部に設けられる。
もう1つの折り返し部64は、帯状部65の中間に設けられる。より詳細には、帯状部65の基部に設けた折り返し部64と、帯状部65の中間に設けた折り返し部64の間の距離は、前身頃Fの連結側部21の上下方向の長さと同じ、もしくはそれ以上である。
また、後身頃Bの両側部に第3係合部材42を設ける。
そのようにして、外装シート20の前身頃Fと後身頃Bとが連結した状態で、使い捨ておむつ1を股間部に引上げた後、第1係合部材40と第4係合部材43との係合位置を調整し足回りにフィットさせる。
また、前記後身頃Bの帯状部65を折り返した状態で、該帯状部65の先端が使い捨ておむつ1の肌当接面に位置し、使い捨ておむつ1の衣服当接面には該帯状部65の先端が現れない。
従って、使い捨ておむつ1の着用時に発生する使い捨ておむつ1と衣服の摩擦力により、該帯状部65の先端の係合が使い捨ておむつ1から外れることを防ぐことができるという効果がある。また、該帯状部65の先端が衣服当接面に現れた場合と比べて、使い捨ておむつ1の外見を綺麗に見せることができるという効果がある。
10 内装体
11 液透過性表面シート
12 液不透過性裏面側シート
13 吸収体
14 包装シート
15 ギャザー不織布
20 外装シート
21 連結側部
22 連結側部
24 ウエスト部弾性部材
25 腰回り弾性部材
26 背側湾曲弾性部材
28 腹側湾曲弾性部材
40 第1係合部材
41 第2係合部材
42 第3係合部材
43 第4係合部材
49 スリット(ミシン目)
50 前押えシート
60 後押えシート
64 折り返し部
65 帯状部
66 第二帯状部
F 前身頃
B 後身頃
Claims (3)
- 着用者の前側を覆う前身頃と後側を覆う後身頃を有する外装シートと、
該外装シートの肌当接面に吸収体を含む内装体を備え、
該外装シートの前身頃と後身頃が係合かつ分離可能な連結手段により連結されることにより、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成される使い捨ておむつにおいて、
前記後身頃は、側部が着用者の上半身方向へ延出する帯状部を有し、
前記連結手段は、
前記前身頃の側部の衣服当接面に設けた第1係合部材と、
前記前身頃の側部の肌当接面に設けた第2係合部材と、
前記後身頃の側部の衣服当接面に設けた第3係合部材と、
前記後身頃の帯状部の衣服当接面に設けた第4係合部材とからなり、
前記後身頃の帯状部を前記前身頃の衣服当接面へ折り返した後、折り返した該帯状部の先端側を前記前身頃の肌当接面へさらに折り返した状態で、
前記第1係合部材と前記帯状部の基部側の第4係合部材が係合し、前記第2係合部材と前記第3係合部材が係合するとともに、前記第2係合部材と前記帯状部の先端側の第4係合部材が係合することを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記帯状部の折り返しにおいて、折り返し地点を跨ぐように前記係合部材を設けない請求項1記載の使い捨ておむつ。
- 前記帯状部の折り返しにおいて、前記後身頃の帯状部を前記前身頃の衣服当接面へ折り返す折り返し地点を前記帯状部の基部とした請求項1または2記載の使い捨ておむつ。
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